DZ Security®|認証行為なしで本人を継続確認する、世界初のバックグラウンド認証®を核とした次世代認証セキュリティ | インタビュー掲載

最終更新日:2026年08月05日

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サービス画面

サービス概要

DZ Security®は、株式会社AnchorZが提供する、世界初のバックグラウンド認証®をコア技術とした次世代認証セキュリティの総称です。顔認証や声紋に加え、スマートフォンの使い方の癖・場所・時間など複数の認証要素を確率論的に重ね、デバイスやアプリの使用中に随時・適宜本人を認証し続けます。使用者本人が鍵になるため、なりすましや第三者の不正利用を防ぎ、ログインや本人登録の負担をなくします。

■DZ Security®の特徴
・ログイン操作なしで本人を継続確認するバックグラウンド認証®
・利用中に確率論的に本人を判定し続ける継続認証
・本人以外の利用を検知すると自動でロック
・コア技術DZ Intelligent ID®による唯一性識別子の自動生成

■こんな課題を解決
・セキュリティと利便性が両立できない
・eKYC・本人登録をサービスごとに何度も行う手間
・なりすまし・不正利用による情報漏洩リスク
・企業側の個人情報保持コストと偽装・流出リスク

■こんな企業におすすめ
・金融機関・自治体など高い本人確認精度が求められる組織
・複数サービス間で安全に本人認証を連携したい企業
・なりすまし受講・不正アクセスを防ぎたい企業
・認証の手間とコストを削減したい事業者

■DZ Securityを構成する主なサービス
・DZ Pass:スマートフォンで継続認証した本人とPCを紐づけ、ID・パスワード不要の自動ログイン/シングルサインオンを実現するPC情報漏洩対策ユーティリティ。動態検知で離席時に画面を自動ロック、覗き見も検知
・DZ Browser:事前登録したWebサービスへログイン操作なしで安全にアクセスできるバックグラウンド認証®専用WEBアプリ。リアルタイムフィッシングやセッションハッキング、証券口座の乗っ取り対策に有効
・DZ IAP®(DZ Intelligent Access Platform®):DZ Security対応サービス同士で本人情報を連携し、eKYCの再登録を不要にするプラットフォーム
・SDK Analyca/OEM版:自社サービスへバックグラウンド認証®技術を組み込むためのSDK
・手ぶらでおまかせスマホ認証:スマホひとつで完結する本人認証

料金プラン

DZ Security®

要お問い合わせ

ユーザー数
初期費用
  • DZ Pass:自動ログイン・シングルサインオン(SSO・一括管理・ADMS管理・クラウドSSO等のオプションあり)
  • DZ Browser:OEM版/ストア版(iOS・Android対応)
  • DZ IAP®:サービス間の本人情報連携プラットフォーム
  • SDK Analyca/OEM版:自社サービスへの認証技術組み込み
  • 各サービスとも個別カスタマイズ対応(個別相談)

導入実績・事例

  • 株式会社きらぼし銀行
  • 横浜市
  • 株式会社サンセイランディック

インタビュー

オフィスの様子
インタビュイー

インタビュイー:
株式会社AnchorZ 代表取締役CEO 徳山氏

DZ Security®とはどのようなサービスですか?

DZ Security®は、世界で初めての認証方式である「バックグラウンド認証®」を用いたソリューションの総称です。ひと言でいえば、DZ Security®=バックグラウンド認証®とお考えいただくのが分かりやすいと思います。

バックグラウンド認証®というのは、ユーザー様が普段から持ち歩いているスマートフォンをそのまま使って本人確認を続ける技術です。スマートフォンにはカメラやジャイロセンサー、重力センサー、Wi-Fi、Bluetooth、GPSなど、さまざまなセンサーが搭載されています。スマートフォンは常にご本人と一緒に移動していますので、FacebookやLINEを見たり、メールを送ったりといった日々の操作の中で、顔立ちや使い方の癖、生活パターン、生活環境といった「その人らしさ」をデータとしてスマートフォンの内部に蓄積していきます。

これらの蓄積された複数の要素をすべて合わせて本人を認証しますので、ご本人がスマートフォンを操作していることを、利用中ずっと継続して保証し続けることができます。これがバックグラウンド認証®という技術であり、その総称がDZ Securityです。

DZ Security®を開発された背景を教えてください

これは本当にシンプルな理由でして、認証という行為そのものをなくしたいという思いから始まりました。

たとえばワンタイムパスワードをお使いになるとき、「どのメールアドレスに届く設定にしたか」「どの携帯番号にSMSを飛ばす設定にしたか」を忘れてしまうことがあると思います。最近はご年配の方でもITに強い方が増えていますが、そもそもITに興味がない方や苦手な方もいらっしゃいますし、これから先は小さなお子様がスマートフォンを使う場面も出てきます。デジタル化がどんどん進んでいく一方で、必ずしもITが得意な人ばかりではありません。

そうなると、認証行為はどんどん複雑になっていき、セキュリティと利便性がどうしてもトレードオフの関係になってしまいます。私たちがやろうとしたのは、ご本人が使っていればIDやパスワードといった認証行為が一切なくなる、という世界を作ることでした。これがバックグラウンド認証®を考えた一番最初の動機です。

従来のログイン認証と比べた強みはどこにありますか?

ご説明するときに、「ログイン認証」と「継続認証」という二つの言葉を使わせていただいています。

ID・パスワードが初めて使われたのは70年ほど前ですが、それ以来ずっと、ユーザーを識別するには使い始める前にIDとパスワードを入力してもらう仕組みでした。パスワードが覚えられないから生体認証にしよう、顔にしよう、指紋にしようと進化してきましたが、いずれも「使い始める前に認証する」ログイン認証である点は変わりません。そして、ログイン認証でセキュリティを高めようとすると、どんどん複雑で分かりにくくなってしまいます。

一方で私たちのバックグラウンド認証®は、言い方を変えると継続認証です。使い始めるときには何もチェックをしませんが、アプリやサービスを使い始めてからフォアグランドで動くアプリやサービスの裏でずっと継続した認証を続けます。利用中もずっと本人性を担保し続ける、この点が一番の差別化ポイントです。

技術的な裏付けとしては、日本国内を含め、中国・アメリカを中心に合計32件の特許を有効として保有しています。また、世界的に権威のある認証アルゴリズムの学会で、バックグラウンド認証®のアルゴリズムが論文として採録されています。日本のベンチャーで論文採録された企業はおそらく当社が初めてで、そこは私達が今後、この技術を世界的なものにしていく際の大きな自信と自負になっている部分です。

どのような業種からの導入相談が多いですか?

私たちがターゲットとしていて、実際にお問い合わせが多いのは、やはり電子決済系や金融系です。ここが一番多いです。

ただ、金融系や決済系はセキュリティの強度の検証などについて当然気にされますので、最初から当社のようなベンチャーの技術をいきなり使うことは少なく、PoC(概念実証)から入るケースがほとんどです。一方で、実際に正規導入まで進んでいるのはオンラインチケット系が多いです。コンサートなどでダフ屋行為を防止したいというニーズがあり、この機能で防げるならまず使ってみよう、という形で正規導入につながるパターンが多いのが実態です。

導入の決め手になっている理由は何ですか?

セキュリティの強度はもちろん重要なのですが、実態としては「コストが非常に安い」という点が大きな決め手になっています。

これには明確な理由があります。精度の高い認証を行おうとすると、通常は認証サーバーが必要になります。1億人、2億人分の認証データを預かるとなれば、それだけで大規模なサーバーが要りますし、セキュリティアップデートを実施するコストや手間など、24時間365日交代で運用管理する人も必要になってきます。さらに、サーバーがダウンしてしまっては元も子もなくなりますので、同じサーバーをもう一台立てて冗長化も必須となります。こうして人と時間の運用管理が膨らんでいくので、認証サーバーが必須の認証システムではどうしても莫大な費用がかかってしまいます。

これに対して当社の認証は、本人とスマートフォンで1対1の認証を行うため、認証サーバーを一切使いません。ですので、コストを大幅に抑えることができます。今まで大きなコストがかかっていたものが、はるかに安く、しかもセキュリティもしっかりしているのであれば、そちらを使おうという流れになります。

認証を強化しても売上が伸びるわけではありませんし、多要素認証で手間が増えると「このサービスは面倒だからやめた」とユーザーが離れてしまうこともあります。手間もコストも抑えながら、スマートフォンを持っているだけで認証が済む。この点が導入の決め手になっています。

これまでの導入事例について教えてください

大きく二つご紹介します。

一つ目は、ある地方銀行様の事例です。それまでは情報漏洩対策としてシンクライアント環境をお使いだったのですが、シンクライアントは通信がないと使えず、通信が遅いとパソコンの動作も遅くなります。加えて3か月に一度、20個も30個ものパスワードを強制的に変更しなければならず、そのたびに覚え直しが発生していました。そのうえコストも高い環境だったのです。これを5,000ライセンスすべて当社の技術に切り替えていただいたところ、年間で数億円以上のコストダウンを実現できました。しかも、シンクライアントではなく通常のWindowsパソコンで作業できるので起動もアプリケーションも速く、スマートフォンを持ってパソコンに近づくだけで自動的にログインできますので、パスワードを覚え直す必要も発行し直す必要もなくなりました。

二つ目は、先ほど触れたダフ屋行為防止のオンラインチケットの事例です。ある人気アーティストのコンサートで使っていただいたのですが、人気ゆえに悪質な高額転売が横行しており、事務所の方々も非常に苦しんでいらっしゃいました。当社の技術を使った瞬間に転売が激減し、大変喜んでいただけました。これは夏と冬の全国ツアーで28万人規模で使っていただいた事例で、私たちとしても大きな実績だと考えています。

どのような企業に向いていますか?

DZ Security®=バックグラウンド認証®は、アプリのSDKとして配布させていただいています。ですので、少なくともアプリを使ったサービスをお持ちの企業様で、そのアプリにある程度の認証をつけたいけれど、あまりコストはかけられない、という企業様に向いています。

アプリ開発をご自身でされている企業様であれば、当社のSDKを組み込むのは非常に簡単です。認証が必要なアプリをお持ちで、SDKの組み込みくらいなら自社でできるという企業様であれば、ユーザーの利便性が格段に上がり、セキュリティもこれまでとは比べものにならないレベルになります。それでいてコストは抑えた形で認証サービスをお使いいただけますので、ぜひご利用いただきたいです。

料金体系はどのようになっていますか?

基本的には年間で1ライセンスいくら、という形で販売しています。オープンプライスではありますが、月額100円、年間で1,200円あたりが目安となります。ボリュームディスカウントがありますので、全体の利用量が増えるほど単価は安くなっていきます。最初のご相談の段階で、ある程度の目安の金額をお出しできる形になっています。

サポート体制について教えてください

バックグラウンド認証®のSDKについては、基本的にはアプリベンダー様がSDKを組み込まれ、そのアプリベンダー様がサポートを担当される形になります。当社は2次サポートを担当します。

ただ、私たちの強みは、すべて自前でゼロから開発している点です。自分たちで作った製品ですので、何かトラブルがあったとき、再現性のあるトラブルであれば直せない。わからないというような問題はありません。ですので、1次サポートを担っていただく企業様にも、安心してご販売いただけるのではないかと思います。

今後の展望を教えてください

将来的には非常にシンプルな普及方法として3〜4年後をめどに、バックグラウンド認証®のアルゴリズムを無料で配布しようと考えています。

イメージとしてはQRコードに近い配布方法です。今やQRコードは誰でも自由に使えるようになっていますが、私たちも将来はバックグラウンド認証®のアルゴリズムを誰でも使えるようにしたいと考えています。ではどこでビジネスをするのかというと、バックグラウンド認証®を使って決済された金額、たとえば10万円に対して0.5%の手数料をいただく、といった形です。認証を使って決済された、サービスを受けた、ソリューションが展開された、その回数や金額に応じて手数料を徴収するビジネスモデルへの転換を、3〜4年後をめどに考えています。もちろん、案件によって全てを無料するというわけではありません。当面は年間1ライセンスいくらという形でご提供していきます。

まとめ・編集部コメント

DZ Security®は、株式会社AnchorZが提供する、世界初の「バックグラウンド認証®」を核とした次世代の認証セキュリティです。スマートフォンに搭載された各種センサーから「その人らしさ」を継続的に読み取り、利用中ずっと本人であることを確認し続ける「継続認証」という新しい発想が最大の特徴です。使い始める前に一度だけ本人確認を行う従来の「ログイン認証」とは根本的に異なり、認証行為そのものをユーザーに意識させない点に独自性があります。

技術的にも海外で32件の特許を有効として保有し、認証アルゴリズムが学会の論文として採録されるなど、確かな裏付けを持っています。さらに、本人とスマートフォンで1対1の認証を行うため認証サーバーが不要となり、大幅なコスト削減を実現できる点も見逃せません。実際に、ある地方銀行では年間数億円以上のコストダウンを、人気アーティストの全国ツアーでは高額転売の激減を実現しています。

アプリを提供している企業がSDKを組み込むだけで、高いセキュリティと利便性を低コストで両立できる点は、多くの事業者にとって現実的な魅力といえます。セキュリティと利便性の両立に悩む金融機関やサービス事業者にとって、一度検討してみる価値のあるサービスです。

提供会社

株式会社AnchorZ 1110053 東京都 台東区 浅草橋3-22-9 第一野村ビル2階
代表者名
徳山 真旭
従業員規模
6〜20人
設立年月日
2009年04月01日

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