「IDaaSを比較したい」
「IDaaSとは何?どのサービスがおすすめ?」
IDaaSとは、ID管理と認証をクラウド上で統合できる仕組みで、複数のクラウドサービスをまとめて管理したい企業に広がっています。
クラウドサービスの利用が増えた近年では、ID管理や認証の分散はセキュリティや運用負荷の大きなリスクです。
そこで注目されているのが「CloudGate UNO」など、シングルサインオン(SSO)とアクセス制御を組み合わせて認証基盤を整理できるIDaaSサービスです。
セキュリティと運用効率の両立を図りたい企業にとって、IDaaSは有力な選択肢の一つです。
目次
IDaaSとは
IDaaS(Identity as a Service)は、企業が利用するシステムやクラウドサービスのID管理、認証機能をクラウド上で提供するサービスです。
IDaaSは複数のシステムやクラウドサービスに分散しがちなID情報を、一元的に管理できる認証基盤です。
従来はシステムごとにアカウント管理を行う必要があり、運用負荷やセキュリティリスクの増大が課題でした。
IDaaSはこれらのID管理をクラウド上でまとめて扱えるため、管理負担を抑えながら安全性を高められます。
IDaaSの仕組み
IDaaSはクラウド上でID管理と認証を統合する仕組みです。
具体的にはユーザーがIDaaSにログインすると、その認証情報をもとに連携している各サービスへアクセスできます。
たとえば、社員が1回ログインするだけで複数の業務ツールを利用できたり、人事情報と連携して入社時のアカウント発行や退職時のアクセス停止を自動化したりできます。
このように「認証の入口を1か所にまとめる構造」が、IDaaSの基本的な仕組みです。
IDaaSで何が変わるのか
IDaaSを導入するとログイン方法やアカウント管理のルールを統一できるため、日々の運用が整理されます。代表的な機能としてシングルサインオン(SSO)があり、複数のサービスに一度のログインでアクセスできるようになります。
ログインルールやアクセス管理が統一されるため、認証に関する負担が軽減される点は大きな変化です。
運用の安定性が高まり、中長期的に見ても管理方針を維持しやすくなります。
IDaaSの市場シェアが急拡大している背景
IDaaSの市場が急拡大している背景には、次の複数の要因があります。
こうした変化を背景に、IDaaSは認証基盤の中核として国内外で導入が進んでいます。
IDaaSを導入する5つのメリット
IDaaSの導入で受けられるメリットは次の5つです。
アカウント管理を一元化できる
前述したように、複数のシステムに分散していたアカウント管理を1つの基盤にまとめて管理可能です。
従来のようにアカウント管理が分散している環境では更新漏れや削除忘れが発生しやすく、セキュリティ事故のリスクがあります。
複数のクラウドサービスを利用している企業ほど、IDaaSの効果を実感できるでしょう。
セキュリティ統制を強化できる
認証ポリシーやアクセス制御を統一して適用できるため、組織全体のセキュリティ水準を高められます。
多要素認証やアクセス制限といった対策も一括で適用できるため、新しいシステムを追加する場合でも個別にセキュリティ設計を行う必要がありません。
運用の手間を抑えながら、継続的にセキュリティ統制を強化できます。
ID管理業務の工数を削減できる
アカウント発行や権限変更を自動化できるサービスが多く、ID管理業務の手間を大きく減らせます。
ユーザーの追加や権限変更、削除といった作業をシステムごとに行う必要があった従来の方法と違い、IDaaSではこれらの操作をまとめて実行可能です。
手作業による設定や確認の回数が減り、より効率的なID管理を実現できます。
なお、IDaaSだけでなく「オンプレ型/クラウド型のID管理ツール」も含めて比較検討したい場合は、「ID管理システム比較・おすすめ決定版」もあわせてご覧ください。
監査・コンプライアンス対応を効率化できる
認証ログやアカウント操作履歴を一元的に管理できるため、監査時に必要な証跡を追いやすくなります。
システムごとにログを確認する必要がある環境では、証跡の収集や整理に手間がかかりやすく、監査対応の負担が大きくなりがちでした。
IDaaSでは認証基盤を横断して履歴を把握できるため、必要な情報を効率よく確認できます。
SaaS環境の拡張に耐えられる基盤を構築できる
認証基盤を共通化できるため、クラウドサービスが増えても運用の土台を維持できます。
システム構成が変化しやすいクラウド時代において、運用の軸を持てる点は大きな価値です。
将来的なDX推進や事業拡大を見据えた場合でも、認証基盤が整っていればIT環境の拡張に柔軟に対応できます。
IDaaSの選び方|比較検討時のチェック項目
IDaaS選定で押さえておきたい5つのチェックポイントを整理しました。
サービスごとに得意分野や対応範囲が異なるため、「有名だから」「価格が安いから」といった理由だけで選ぶべきではありません。
自社の利用環境と運用方針を先に整理したうえで、必要な機能とコスト、運用体制に合うかの確認が重要です。
自社の利用環境を整理する
まずは自社のIT環境を整理しましょう。
利用しているクラウドサービスの種類や数、オンプレミスシステムの有無、社内外からのアクセス形態によって、適したIDaaSの機能は変わります。
たとえばSaaS中心の環境であればクラウド連携の対応範囲が重要です。一方でオンプレミスや独自システムが残っている場合は、ディレクトリ連携やハイブリッド構成への対応力も確認すべきポイントです。
必要なセキュリティ水準を定める
自社に求められるセキュリティ水準を明確にします。
基本的な認証機能は多くのIDaaSで共通していますが、対応しているセキュリティ機能の範囲には違いがあります。
とくに多要素認証の方式や条件付きアクセスの有無、デバイス制御やIP制限への対応などはサービスごとに差が出やすいポイントです。取り扱う情報の重要度や利用環境によって、必要となる機能レベルも変わります。
ID管理の運用方法を決める
ID管理をどのような体制で運用するのかを決めましょう。
誰がアカウント発行や権限管理を担当するのか、どこまで自動化するのかによって、適したサービスや設定は変わります。
少人数のIT部門で運用する場合は、管理画面の使いやすさや自動化機能の充実度が重要です。部門ごとに管理を分担する場合は、権限委譲やロール管理の柔軟性も確認したいポイントです。
また、運用負荷を大きく左右するのがログイン体験の設計です。まずはSSOを軸に要件を整理したい方は、『シングルサインオン(SSO)おすすめ比較10選|メリット・費用・選び方ガイド』もあわせてご覧ください。
料金体系と将来コストを見積もる
料金体系はサービスごとに異なるため、初期費用だけでなく将来的なコストも含めて検討しましょう。
多くのIDaaSサービスはユーザー数に応じた課金モデルを採用しており、利用人数の増減によって費用が変動します。
基本プランに含まれる機能範囲や、上位機能の追加料金にも注意が必要です。
運用体制との整合性を確認する
導入を検討しているIDaaSサービスが、自社の運用体制に合っているかも確認すべき項目です。
どれだけ機能が充実していても、運用体制と合わなければ活用しきれません。
たとえば社内に専任のIT担当者が少ない場合は、設定の分かりやすさやサポート体制の充実度が重要ポイントです。
機能だけでなく、自社で扱えるかという視点も持って比較しましょう。
【比較表付き】おすすめIDaaSサービス6選一覧
ここからは代表的なIDaaSサービスを紹介します。
IDaaSは提供ベンダーによって強みや得意な導入規模が異なり、重視すべきポイントも変わります。
自社に合ったIDaaS選びの参考になれば幸いです。
| CloudGate UNO | GMOトラスト・ログイン | HENNGE One | IIJ IDサービス | Gluegent Gate | SeciossLink | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 提供会社 | 株式会社インターナショナルシステムリサーチ | GMOグローバルサイン株式会社 | HENNGE株式会社 | 株式会社インターネットイニシアティブ | サイオステクノロジー株式会社 | 株式会社セシオス |
| 初期費用 | 要問い合わせ | 無料 | 要問い合わせ | 無料 | 無料 | 要問い合わせ |
| 月額料金 | ・Standard Plus:ユーザー/400円 ・Enterprise Plus:ユーザー/500円 ・Smart Pack:ユーザー/600円 | ・SSOフリー:0円 ・SSOプロ:300円(30ユーザー〜) ・SSOフリー+SaaS管理:290円(30ユーザー〜) | ・Identity Edition:300円〜 ・Identity Edition Pro:500円〜 ・Ultra Suite Basic:800円〜 | ・SSO連携:105円/1ID ・SSO連携+多要素認証:210円/1ID | ・Business:100円(1ライセンス) ・Enterprise:500円(1ユーザー) ・Unlimited:1,000円(1ユーザー) | ・Standard:150円/1ユーザー ・Enterprise:500円/1ユーザー |
| 認証方式 | ・SSO:SAML 2.0/OpenID Connect/フォーム認証 ・認証方式:パスワード認証/多要素認証(MFA)/パスワードレス認証/FIDO2対応/デバイス証明書認証など | ・SSO:SAML認証/フォームベース認証 ・認証方式:Basic認証/パスキー認証(FIDO2)/プッシュ通知認証/ワンタイムパスワード | ・SSO:SAML 2.0/OpenID Connect ・認証方式:IP制限/端末証明書/ワンタイムパスワードなど | ・SSO:SAML 2.0/OpenID Connect ・認証方式:FIDO2認証/デバイス証明書認証/メールOTP/SmartKey認証など | ・SSO:SAML 2.0/OpenID Connect/代理認証 ・認証方式:ワンタイムパスワード/FIDO2認証/統合Windows認証(Kerberos)/アクセスキー認証(Cookie)など | ・SSO:SAML/OpenID Connect/OAuth/代理認証/リバースプロキシ ・認証方式:FIDO認証(パスキー)/証明書認証(クライアント証明書)/ワンタイムパスワード/ID・パスワード認証など |
| 無料デモ・無料トライアル | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
| 導入までの期間 | 申し込み後、3営業日程度で開通 | 即日導入可能 | 申込みから提供まで最短5営業日程度 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
| 詳細情報 | 公式資料をダウンロード | 公式サイトを見る | 公式サイトを見る | 公式サイトを見る | 公式サイトを見る | 公式サイトを見る |
| ロゴ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
CloudGate UNO(株式会社インターナショナルシステムリサーチ)

CloudGate UNOは、複数のクラウドサービスを一度のログインで利用できるSSOを軸に、認証とアクセス制限をまとめて運用できるIDaaSです。
管理者側ではサービスとユーザーの一元管理を前提に設計されています。同社のSSOは単にログインをまとめるだけでなく、アクセス制限と組み合わせて運用できる点がポイントです。
サービス単位でアクセス制御を設定できるため、利用するクラウドごとに適切なセキュリティポリシーを適用できる点も特徴です。
ゼロトラストの考え方を前提に、強固な認証とアクセス制限でクラウド内の情報を守ります。
- Standard Plus・Enterprise Plus・Smart Packなど複数プランが用意されており、利用規模や要件に応じて構成を選択できる
- SSOの連携サービス数が無制限なので、クラウド利用が増えてもID基盤を拡張しやすい
GMOトラスト・ログイン(GMOグローバルサイン株式会社)
GMOトラスト・ログインは、業務で利用するクラウドサービスや社内システムのID管理とシングルサインオンをまとめて提供するIDaaSです。
サーバー構築や大きなシステム改修を行わずに導入できます。クラウドサービスだけでなく、社内システムも含めて認証を集約可能。さらに操作性の面ではシンプルなUIを採用しており、ITリテラシーが高くないユーザーでも扱えます。
基本プランは無料で提供されており、コストを抑えてIDaaSを導入したい企業でも検討しやすいサービスです。
| GMOトラスト・ログイン | |
|---|---|
| 提供会社(運営会社) | GMOグローバルサイン株式会社 |
| 主な特徴・強み | ・ID管理を核にSSOやSaaS管理を一体化した統合型サービス・多要素認証やアクセス制御によるセキュリティ向上と、アカウント管理の効率化を両立 |
| 対応企業規模 | 十数人規模〜大企業まで対応 |
| 導入実績 | 10,000社以上の導入実績 |
| 初期費用 | 無料 |
| 月額費用 | ・SSOフリー:0円・SSOプロ:300円(30ユーザー〜)・SSOフリー+SaaS管理:290円(30ユーザー〜)・SSOプロ+SaaS管理:500円(30ユーザー〜 |
| 導入までの期間 | 即日導入可能 |
| サポート体制 | メール/チャット/電話(プランにより異なる) |
| 外部連携 | ・8,500種類のテンプレート対応・SAML対応サービス、Webアプリ連携可能 |
HENNGE One(HENNGE株式会社)
HENNGE Oneは、複数のセキュリティ課題をまとめて扱えるよう設計されたクラウドセキュリティサービスです。
アクセス管理に加えて、メールの誤送信対策(一時保留や上長承認などの運用)を含む情報漏えい対策までカバーします。送信メールには、条件に応じた削除やBcc追加といったフィルターを組み合わせた運用が可能です。
添付ファイルの自動URL化による脱PPAPや大容量ファイル転送、エディションによってはメールアーカイブなどの機能も利用できます。
送受信メールのアーカイブ保管など、DLP領域の機能も備えています。
| HENNGE One | |
|---|---|
| 提供会社(運営会社) | HENNGE株式会社 |
| 主な特徴・強み | ・数千ユーザー規模での導入事例があり、大規模組織での利用を前提としたサービス・アクセス制御や認証強化など、認証基盤としての利用を想定した設計 |
| 対応企業規模 | 中堅企業〜大企業中心 |
| 導入実績 | 3,500社以上での導入実績 |
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 月額費用 | ・Identity Edition:300円〜・Identity Edition Pro:500円〜・Ultra Suite Basic:800円〜・Ultra Suite Pro:1,000円〜 |
| 導入までの期間 | 申込みから提供まで最短5営業日程度 |
| サポート体制 | ・導入前:テクニカルコンサルタントが最適な導入支援・導入後:定着に向けてサポートメンバーが運用を支援 |
| 外部連携 | ・Microsoft 365 など主要クラウドと連携・SSOによるクラウド連携前提サービス |
IIJ IDサービス(株式会社インターネットイニシアティブ)
IIJ IDサービスは、クラウド利用やハイブリッドワークで増えがちなID運用を整理し、ログインの手間と管理負荷を減らせる認証管理サービスです。
管理面ではActive Directoryのアカウント情報を自動同期でき、日々のID運用を回しやすい設計になっています。
利用者の状況に合わせて「社内/社外」など認証条件を切り替えるアクセス制御を用意し、働き方に合わせたルール設計が可能です。
画面は直感的なUIとマニュアルで運用を支援し、東西の複数データセンターでIIJが一元運用する体制も示されています。
| IIJ IDサービス | |
|---|---|
| 提供会社(運営会社) | 株式会社インターネットイニシアティブ |
| 主な特徴・強み | ・月額100円台から利用できる価格体系でコストを抑えて導入できる・SAMLやOpenID Connect対応サービスへのSSOと多要素認証をクラウド型で提供する設計 |
| 対応企業規模 | 中小企業~大企業 |
| 導入実績 | 清水建設株式会社/なないろ生命保険株式会社など |
| 初期費用 | 無料 |
| 月額費用 | ・SSO連携:105円/1ID・SSO連携+多要素認証:210円/1ID |
| 導入までの期間 | 要問い合わせ |
| サポート体制 | ・導入検証/導入支援(有償)・電話/メールサポート、IIJサポートセンターあり |
| 外部連携 | SAML/OpenID Connect準拠サービスと連携可能 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | IIJ IDサービス |
| 提供会社(運営会社) | 株式会社インターネットイニシアティブ |
| 主な特徴・強み | ・月額100円台から利用できる価格体系でコストを抑えて導入できる ・SAMLやOpenID Connect対応サービスへのSSOと多要素認証をクラウド型で提供する設計 |
| 対応企業規模 | 中小企業~大企業 |
| 導入実績 | 清水建設株式会社/なないろ生命保険株式会社など |
| 初期費用 | 無料 |
| 月額費用 | ・SSO連携:105円/1ID ・SSO連携+多要素認証:210円/1ID |
| 導入までの期間 | 要問い合わせ |
| サポート体制 | ・導入検証/導入支援(有償) ・電話/メールサポート、IIJサポートセンターあり |
| 外部連携 | SAML/OpenID Connect準拠サービスと連携可能 |
Gluegent Gate(サイオステクノロジー株式会社)
Gluegent Gateは認証機能だけでなく、IDライフサイクル管理まで含めて整理できるIDaaSです。
ユーザー情報や組織、権限といったID付帯データを統合管理し、クラウドとオンプレをまたぐアカウント管理の分散を抑えられます。
プロビジョニングやAPI連携を通じて外部システムとのデータ連携にも対応しており、既存環境を活かしたID統合基盤を構築しやすい構成です。
認証ポリシーやログ管理、パスワードポリシー設定などの監査機能も備えており、運用面の統制を取りながらID管理を進めたい企業に適しています。
| Gluegent Gate | |
|---|---|
| 提供会社(運営会社) | サイオステクノロジー株式会社 |
| 主な特徴・強み | ・多要素認証やアクセス制限をサービス単位で組み合わせて適用可能・ユーザー管理とSSO設定を一元化した設計 |
| 対応企業規模 | 中小企業〜大企業 |
| 導入実績 | 株式会社鶴見製作所/リカケンホールディングス株式会社など |
| 初期費用 | 無料 |
| 月額費用 | ・Business:100円(1ライセンス)・Enterprise:500円(1ユーザー)・Unlimited:1,000円(1ユーザー)・Medical:250円(1ユーザー) |
| 導入までの期間 | 要問い合わせ |
| サポート体制 | サポートサービス「クラウドコンシェルジュ」で情報公開・問い合わせ受付(受付時間9:00〜17:30) |
| 外部連携 | SSOでクラウドサービスや社内システムと連携可能 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | Gluegent Gate |
| 提供会社(運営会社) | サイオステクノロジー株式会社 |
| 主な特徴・強み | ・多要素認証やアクセス制限をサービス単位で組み合わせて適用可能 ・ユーザー管理とSSO設定を一元化した設計 |
| 対応企業規模 | 中小企業〜大企業 |
| 導入実績 | 株式会社鶴見製作所/リカケンホールディングス株式会社など |
| 初期費用 | 無料 |
| 月額費用 | ・Business:100円(1ライセンス) ・Enterprise:500円(1ユーザー) ・Unlimited:1,000円(1ユーザー) ・Medical:250円(1ユーザー) |
| 導入までの期間 | 要問い合わせ |
| サポート体制 | サポートサービス「クラウドコンシェルジュ」で情報公開・問い合わせ受付(受付時間9:00〜17:30) |
| 外部連携 | SSOでクラウドサービスや社内システムと連携可能 |
SeciossLink(株式会社セシオス)
SeciossLinkは、統合ID管理とシングルサインオンをまとめて提供するIDaaSです。クラウドサービスごとに分散しがちな認証情報を集約し、ID統制を意識したアクセス管理を行えます。
SSO連携ではSAMLやOpenID Connectなどの標準方式に対応し、代理認証やリバースプロキシ型の連携も用意されています。
既存Webアプリや社内システムも含めて認証基盤を整理しやすい構成です。
クラウドと社内システムが混在しており、SSOだけでなく認証の統制や運用ルールまでまとめて整えたい企業に向いています。
| SeciossLink | |
|---|---|
| 提供会社(運営会社) | 株式会社セシオス |
| 主な特徴・強み | ・MFAやアクセス制御を組み合わせたセキュアな認証基盤を構築できる・IDの作成・変更・削除といったライフサイクル管理を含めて一元管理可能 |
| 対応企業規模 | 中小企業~大企業 |
| 導入実績 | 国立大学法人 東北大学/株式会社リコーなど |
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 月額費用 | ・Standard:150円/1ユーザー・Enterprise:500円/1ユーザー |
| 導入までの期間 | 要問い合わせ |
| サポート体制 | 問い合わせフォーム・電話サポートあり(平日10:00〜18:00) |
| 外部連携 | ・Microsoft 365などのクラウドサービスとSSO連携・外部認証基盤(IdP)との連携 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | SeciossLink |
| 提供会社(運営会社) | 株式会社セシオス |
| 主な特徴・強み | ・MFAやアクセス制御を組み合わせたセキュアな認証基盤を構築できる ・IDの作成・変更・削除といったライフサイクル管理を含めて一元管理可能 |
| 対応企業規模 | 中小企業~大企業 |
| 導入実績 | 国立大学法人 東北大学/株式会社リコーなど |
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 月額費用 | ・Standard:150円/1ユーザー ・Enterprise:500円/1ユーザー |
| 導入までの期間 | 要問い合わせ |
| サポート体制 | 問い合わせフォーム・電話サポートあり(平日10:00〜18:00) |
| 外部連携 | ・Microsoft 365などのクラウドサービスとSSO連携 ・外部認証基盤(IdP)との連携 |
【業種別】IDaaSの導入事例
IDaaSは業種を問わず導入が進んでいますが、重視されるポイントは業界ごとに異なります。
ここからは実際の導入事例をもとに、業界ごとにIDaaSがどのような課題解決につながっているのかを見ていきましょう。
建設業界での導入事例
建設事業を展開する馬淵建設株式会社では、複数サービスで異なる認証方式を採用しており、パスワード管理の負担増大やセキュリティリスクが顕在化していました。
こうした背景から同社はSSO基盤としてCloudGate UNOを導入。パスキー認証によるパスワードレス化と、デバイス証明書による端末制御を組み合わせることで、認証の安全性と利便性の両立を図りました。
導入前は17〜20%ほどあったパスワード関連のヘルプデスク対応がほぼゼロとなり、キッティング作業や問い合わせ対応の負担も大幅に軽減。セキュリティ強化と運用効率化を実現しています。
導入したサービス:CloudGate UNO
出典元:馬淵建設株式会社様 |導入事例
IT・広告業界での導入事例
インターネット広告事業を展開する株式会社アドウェイズでは、多数のクラウドサービス利用によりID管理の煩雑化が課題でした。特にフォーム認証型サービスは自社の統合認証基盤では対応が難しく、仕様変更のたびに改修が必要となっていました。
同社はGMOトラスト・ログインを導入し、クラウドサービスへのSSO環境を構築。既存のID基盤と連携しながら認証の一元管理を実現しています。
クラウドサービスの認証管理を集中化できたことで、ログイン情報の管理負担が大幅に軽減。ユーザーにパスワードを共有せずに運用できるようになり、セキュリティ面の統制も強化されています。
導入したサービス:GMOトラスト・ログイン
製造業界での導入事例
OSPホールディングスでは生成AI活用を見据えたデータ活用基盤の整備を背景に、Microsoft 365の導入を推進していました。しかし複数のツールを併用していたために運用が複雑化し、問い合わせ先の分散や管理負担の増大が課題となっていました。
こうした背景から同社はMicrosoft 365導入とあわせてHENNGE Oneを採用。SSOやメールセキュリティ、デバイス証明書による端末制御などをワンパッケージで統合しました。
複数サービスに分散していたセキュリティ機能を一本化できたため、運用効率が向上。問い合わせ窓口や管理の一本化によりIT部門の負担軽減にもつながり、セキュリティと運用の強化を両立しています。
導入したサービス:HENNGE One
出典元:Microsoft 365 導入を機に、HENNGE OneとCMCを採用セキュリティ強化と運用効率化をワンパッケージで実現
物流業界での導入事例
ヤマトホールディングスでは、グループ各社で多種多様なSaaSの利用が進むなか、認証管理の分散によるセキュリティガバナンスのばらつきが課題でした。
そこで同社はSaaS用個人認証管理基盤としてIIJ IDサービスを導入。クラウド上で認証情報を一元管理し、SSOや多要素認証によってセキュリティと利便性の両立を図りました。
社内ポータルとSaaSを連携させたことでログイン回数が減少し、ユーザー利便性が向上。さらに人事マスタとの連携によりアカウント管理を自動化し、幽霊アカウント対策にもつながっています。
その後はグループ展開も進み、数千ユーザー規模でのID統制基盤として活用されています。
導入したサービス:IIJ IDサービス
無料プラン・無料トライアルの利用もおすすめ
IDaaSの導入前は、実際の操作感や連携のしやすさを確認するため、無料プランや無料トライアルを活用しての検証もおすすめです。
資料比較だけでは分かりにくい管理画面の使いやすさや、既存システムとの連携可否は、実際に触れば判断しやすくなります。
無料プランや無料トライアルを使えば、小規模な環境から検証を始めるのも可能です。特にSSO設定やアクセス制御などは、自社環境で試すことで運用イメージが具体化します。
気になるサービスがあれば、まずは無料プランや無料トライアルから検討しましょう。
IDaaSの比較でよくある質問
Q.IDaaSとIdPの違いは何ですか?
A.IDaaSはサービス形態で、IdPは機能(役割)です。
IdPは認証を担うコンポーネントを指し、オンプレでもクラウドでも存在します。一方IDaaSは、そのIdP機能をクラウドサービスとして提供する形態を指します。IDaaSの中にIdP機能が含まれているケースが一般的です。
Q.IDaaSには必ずSSO機能がありますか?
A.多くのIDaaSにSSOは標準搭載されていますが、範囲や方式は製品ごとに異なります。
SAMLやOpenID Connectに対応したSSOはほぼ標準機能ですが、非SAMLアプリへの対応(フォーム認証や代理認証など)は製品差があります。
Q.IDaaSを比較するときのポイントは?
A.比較時は「SSO対応範囲・認証方式・運用性」の3点を軸に整理すると判断しやすくなります。加えて料金体系やサポート体制も確認しておくと、自社に合うサービスを選びやすくなります。
Q.IDaaSのセキュリティが安全と言われる理由は?
A.認証の強化とアクセス統制をまとめて実装できるためです。
多要素認証やパスワードレス認証により不正ログインのリスクを下げられ、アクセス制御や監査ログで統制を取りやすくなります。認証を個別管理から統合管理に変えることで、運用面の抜け漏れを減らせる点も評価されています。
まとめ
IDaaSの比較を進める際は、自社に必要な機能や運用体制を整理したうえで検討しましょう。認証の利便性だけでなく、ID管理全体に影響する基盤として位置づけて考えるべきです。
最後に、この記事のポイントを整理します。
自社の目的と運用方針を明確にしたうえでIDaaSの比較を進めることが、導入後の定着につながります。
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マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト
松嶋真倫
監修者は記事の内容について監修しています。












