「取引先の与信チェックに手間がかかって不安…」そんな悩みを抱えていませんか? エクセルや独自調査では属人化や情報遅れのリスクがつきものです。
今では、信用リスクの自動評価や通知機能を備えたクラウド型与信管理サービスが登場し、貸倒れリスクへの備えがしやすくなっています。
本記事では、主要サービスの特徴や料金、選び方を比較し、費用対効果や導入時の注意点まで解説します。
今すぐおすすめの与信管理を比較したい方は『おすすめの与信管理システム』をご覧ください。
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目次
与信管理システムとは?主な7つ機能を解説
与信管理システムとは、取引先の信用情報や与信限度額、債権残高を一元管理し、審査やモニタリングを効率化するクラウドサービスです。企業間取引では、信用力に応じた与信枠や支払い条件の調整が不可欠ですが、従来の手作業では限界がありました。
たとえば、信用調査レポートの収集・分析や、ネット・新聞での風評チェックなどに多くの時間がかかり、判断が属人的になるリスクも。結果として、対応遅れや営業機会の損失につながる恐れがあります。
与信管理システムの主な機能は以下のとおりです。
1.取引先情報の自動収集
財務データや支払遅延履歴、官報公告、SNS評判などを自動で収集。人手では見落としがちな最新情報もカバーし、海外企業のデータ取得に対応するサービスもあります。
2.一元管理と共有
収集データや取引履歴をまとめて管理し、部署間で情報を共有。過去の審査結果や実績も蓄積でき、属人化を防ぎます。
3.信用スコアリング
信用情報をもとにスコアや格付けを表示。「A〜Eランク」や「100点満点」など形式は様々で、AIや統計モデルにより客観的な判断が可能です。
4.与信限度額の自動算出
スコアや売上高などから取引金額の上限を自動で計算し、適切な枠設定をサポート。信用状態の変化に応じて限度額も自動更新されます。
5.モニタリング・アラート通知
信用情報を定期監視し、変化があればアラートやメールで通知。取引先の悪評や業績悪化の兆候を早期に把握できます。
6.反社チェック
取引先や役員が反社会的勢力と関係しないかを自動照合。ニュースやリスクワード検出により、法令順守と企業防衛を支援します。
7.債権保証サービス
一部システムでは売掛金の保証も可能。保証会社と連携し、未回収リスクに備えることができます。
以上のように、与信管理システムは、「信用調査機関の分析力」「情報管理データベースの網羅性」「リスクの早期警戒機能」を融合した存在とも言えます。
与信管理の方法や与信管理システムを導入するメリットとデメリット・注意点については『与信管理の方法は?基礎から規程作りの手順・注意点まで徹底解説【メリット・デメリットも紹介】』をご覧ください。
与信管理システムの主な3タイプ
与信管理システムは、用途や機能によって以下の3タイプに分類されます。
1.信用格付け(スコアリング)重視型
新規取引先の審査に特化し、高精度なスコアリングを提供。AIや統計モデルを活用し、倒産リスクなどを定量評価します。例:e-与信ナビ、SMART与信管理、CRD統合ツール、SCORE LINKなど
2.取引先管理・モニタリング重視型
既存取引先の一括管理と継続モニタリングに強み。取引先情報の変化を自動検知し、限度額の見直しにも対応。例:アラームボックス、Neuro Watcher、オービック、与信管理ソリューションなど
3.売掛保証付きタイプ
与信管理+保証機能をセットにしたタイプ。取引先が倒産した場合、一定額を保証会社が補償。例:URIHO、請求まるなげロボなど
以上3タイプに分けましたが、最近の主要サービスは1+2のハイブリッド型が多いです。つまり格付けもできるしモニタリングもできる、といったオールインワン型です。その上で、売掛保証を付けるか否かで別途サービスを利用したり、オプションを付けたりするイメージです。
自社の与信管理方針(攻め重視か守り重視か等)や取引先の属性によって、どのタイプを重視するか考えるとよいでしょう。
国内主要な与信管理システム比較一覧
ここからは国内の主要サービスを比較していきます。まずは代表的な製品の特徴や料金をざっと一覧でまとめました。
| サービス名 | アラームボックス | e-与信ナビ | SMART与信管理サービス | Neuro Watcher | 与信管理ソリューション | CRD統合ツール | SCORE LINK | URIHO | Mamotte(まもって) | 請求まるなげロボ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 会社名 | アラームボックス株式会社 | リスクモンスター株式会社 | 三井物産クレジットコンサルティング株式会社 | AGS株式会社 | 株式会社 オービック | 一般社団法人 CRD協会 | TIS株式会社 | 株式会社ラクーンフィナンシャル | リコーリース株式会社 | 株式会社ROBOT PAYMENT |
| 初期費用 | 0円 | 入会金:30,000円(税抜) / 納品月のみ | 要問合せ | 0円(従量制) | 要問合せ | 入会金:300万円(3年間で分割の支払いも可能) | 要問合せ | 0円 | 0円 | 要問合せ |
| 料金プラン | パワープラン:スタンダードプラン(10,000円/月)、ミニマムプラン(3,000円/月) モニタリング:月額2,800円〜 ギャランティ:保証料率0.1%+10,000円/月(税抜) | ・システム利用料:20,000円(税抜) / 月 ・e-与信ナビ 取得料金:1件当たり1,200円(税抜) | 要問合せ | ・企業サーチ:無料 ・スコアリング信用格付:1,200円/件 ・企業ウォッチャー:1,200円/件 ・財務ウォッチャー:2,000円/件 ・コンプライアンスチェック:250円/件 | 要問合せ | 年会費:277万円 | 要問合せ | ・Aプラン:9,800円/月 ・Bプラン:29,800円/月 ・Cプラン:99,800円/月 | 19,800円/月 | 要問合せ |
| 無料トライアル(製品デモ) | ○ | ○ | 要問合せ | ○ | 要問合せ | 要問合せ | 要問合せ | 要問合せ | 要問合せ | 要問合せ |
| 主な機能 | ・取引開始前の情報収集・分析 ・取引中のリスクを自動で通知するモニタリング機能 ・売掛金の不払いを保証するギャランティ機能 | ・約540万社以上のデータベースから取引先の信用力を評価する「RM格付」 ・自社の状況と合わせて算出した適切な取引限度額を示す「RM与信限度額」 | ・MCC格付(三井物産が開発した統計的手法に基づく信用格付) ・適正与信金額 ・企業情報・財務データ・信用調書 ・モニタリング | ・与信管理ファイル ・企業情報照会 ・財務情報照会 ・簡易取材調査 | ・取引先情報の自動収集・一元管理 ・信用格付(スコアリング) ・与信限度額の管理 ・モニタリングとアラート機能 | ・スコアリング機能 ・中小企業経営診断機能(McSS) ・決算データ異常値判定機能(CRDアラート) | ・財務諸表入力機能 ・企業審査分析機能 ・決算書日本会計基準化サービス | ・売掛保証 ・与信審査 ・URIHO信号・アラート機能 | ・債権保証 ・与信管理のサポート ・倒産・支払遅延・夜逃げへの対応 | ・与信審査 ・請求書発行・送付 ・代金回収 ・入金消込 ・催促 |
| 導入企業 | 株式会社タスキプロス、株式会社オオバ、株式会社ピカパカ、株式会社日新 など | 伊藤忠食品株式会社、株式会社イノベーション、インフォコム株式会社、江崎グリコ株式会社 など | 東北電力株式会社、北海道電力株式会社 など | 鹿島建設株式会社、三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社、三菱重工エンジンシステム株式会社 など | 株式会社ローソン銀行 など | 非公開 | 株式会社みずほ銀行、株式会社八十二銀行 など | 株式会社LUXS、オリエンタルフーズ株式会社、不二オフセット株式会社 など | 要問合せ | ネオス株式会社、日鉄興和不動産株式会社、クラウズ・スパイス株式会社 など |
| 連携可否 | 外部システムと連携できる「アラームボックスAPI パワーサーチ」あり | 約550万社超の企業データベースを自動で自社システムに連携できる「リスモンAPIサービス」あり | 要問合せ | 要問合せ | CSV / API連携可 | 要問合せ | 紙 / PDF / EDINET / TDnet / TKC 会計 | 要問合せ | 要問合せ | CSV / API連携可 |
| 提供形態 | クラウド | クラウド | クラウド | クラウド | Webサービス | パッケージ型のPCソフト | ソフトウェア提供形態が中心 | Webサービス | オンプレミスとクラウドの2種類あり | Webサービス |
| 詳細情報 | 公式サイトをご覧ください | 公式サイトをご覧ください | 公式サイトをご覧ください | 公式サイトをご覧ください | 公式サイトをご覧ください | 公式サイトをご覧ください | 公式サイトをご覧ください | 公式サイトをご覧ください | 公式サイトをご覧ください | 公式サイトをご覧ください |
上記のように、それぞれ特徴や強みが異なることがわかります。
おすすめの与信管理システム一覧
それでは、表に挙げた各サービスについて個別にポイントを解説します。自社に合いそうなサービスがあれば、より詳しい資料を取り寄せて検討してみることをおすすめします。
1. アラームボックス – リアルタイムに“異変”を捉えるモニタリングサービス

アラームボックス(AlarmBox)は、SNS・ニュース・官報など多様な情報源から取引先に関するデータを自動収集し、信用に影響するネガティブ事象を迅速に検知するクラウド型サービスです。リアルタイム監視と強力なアラート機能により、企業与信の「早期警戒システム」として機能します。
料金は月額9,800円(20社までのビジネスプラン)からで、5社まで利用できるライトプラン(月2,800円)もあり、ローコストで与信管理を始めたい中小企業に最適です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | アラームボックス |
| 提供会社(運営会社) | アラームボックス株式会社 |
| 主な特徴・強み | ・取引開始前の情報収集・分析 ・取引中のリスクを自動で通知するモニタリング機能 ・売掛金の不払いを保証するギャランティ機能 |
| 対応業種/企業規模 | 中小企業向け |
| 導入実績/導入社数 | 株式会社タスキプロス、株式会社オオバ、株式会社ピカパカ、株式会社日新など/累計5,000社以上導入(2025年8月時点) |
| 初期費用 | 無料 |
| 月額費用 | パワープラン:スタンダードプラン(10,000円/月)、ミニマムプラン(3,000円/月) モニタリング:月額2,800円〜 ギャランティ:保証料率0.1%+10,000円/月(税抜) |
| 導入までの期間 | 要問合せ |
| サポート体制 | 公式サイトの問い合わせフォーム |
| 外部連携/API対応 | 外部システムと連携できる「アラームボックスAPI パワーサーチ」あり |
2. e-与信ナビ – 540万社データで格付け&限度額を自動提案

e-与信ナビは、リスクモンスターが提供する与信審査特化型クラウドサービスです。国内約540万社のデータベースを基に、取引先を検索するだけで財務情報や評点、過去5期以上の財務推移を閲覧可能。独自の「RM格付」は統計モデルで算出した信用等級、「RM与信限度額」は安全と考えられる取引上限を提示し、迅速な判断を支援します。
さらに、倒産時にお見舞金を支払う債権保証サービス(オプション)も用意。料金は月額22,000円+従量課金で、必要時に1件ずつ調査でき、中堅企業にも適したサービスです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | e-与信ナビ |
| 提供会社(運営会社) | リスクモンスター株式会社 |
| 主な特徴・強み | ・約540万社以上のデータベースから取引先の信用力を評価する「RM格付」 ・自社の状況と合わせて算出した適切な取引限度額を示す「RM与信限度額」 |
| 対応業種/企業規模 | 大企業、中小企業 |
| 導入実績/導入社数 | 伊藤忠食品株式会社、株式会社イノベーション、インフォコム株式会社、江崎グリコ株式会社など/累計7,498社導入(2024年3月末日時点) |
| 初期費用 | 入会金:30,000円(税抜) / 納品月のみ |
| 月額費用 | ・システム利用料:20,000円(税抜) / 月 ・e-与信ナビ 取得料金:1件当たり1,200円(税抜) |
| 導入までの期間 | 要問合せ |
| サポート体制 | 電話(平日9:00~18:00) |
| 外部連携/API対応 | 約550万社超の企業データベースを自動で自社システムに連携できる「リスモンAPIサービス」あり |
3. SMART – 三井物産のノウハウ凝縮、コンサル付き与信管理サービス

SMART与信管理サービス(SMART)は、三井物産グループのリスクマネジメントノウハウを結集したハイエンド型サービスです。特徴はツール提供に加え、実務経験豊富なコンサルタントが運用定着や与信体制構築まで伴走支援する点。独自の「MCC格付」は40年の実績を持ち、国内外企業を精度高く評価可能です。
海外取引には海外取引リスク管理ツール「CONOCER」を活用し、各国企業を統一基準で分析。与信申請ワークフローや限度額一元管理など大企業向け機能も充実し、社員研修も提供。海外展開や与信強化を目指す企業に最適です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | SMART与信管理サービス |
| 提供会社(運営会社) | 三井物産クレジットコンサルティング株式会社 |
| 主な特徴・強み | ・MCC格付(三井物産が開発した統計的手法に基づく信用格付) ・適正与信金額 ・企業情報・財務データ・信用調書 ・モニタリング |
| 対応業種/企業規模 | 大企業、中小企業 |
| 導入実績/導入社数 | 東北電力株式会社、北海道電力株式会社 など |
| 初期費用 | 要問合せ |
| 月額費用 | 要問合せ |
| 導入までの期間 | 契約の翌日~約1週間で利用可。ただし、入会審査に3日程度要する |
| サポート体制 | 専任コンサルタントによるサポートあり |
| 外部連携/API対応 | 要問合せ |
4. Neuro Watcher – 金融機関の知見を活かした与信管理クラウド

Neuro Watcher(ニューロウォッチャー)は、AGS株式会社が提供するクラウド型与信管理サービスで、東京商工リサーチの企業データと金融機関の融資審査ノウハウを組み合わせたAI分析が特長です。
取引先を登録すると予測年間倒産率や9段階の信用格付が表示され、変化時はメール通知で即時把握可能。情報不足時には割安で外部調査を依頼でき、AI分析とプロ調査を併用した精緻な評価が可能です。料金は入会金・基本料無料の完全従量課金制で、必要な機能だけ低コストで利用でき、小規模導入にも適しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | Neuro Watcher |
| 提供会社(運営会社) | AGS株式会社 |
| 主な特徴・強み | ・与信管理ファイル ・企業情報照会 ・財務情報照会 ・簡易取材調査 |
| 対応業種/企業規模 | 中小企業 |
| 導入実績/導入社数 | 鹿島建設株式会社、三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社、三菱重工エンジンシステム株式会社 など |
| 初期費用 | 無料(従量制) |
| 月額費用 | ・企業サーチ:無料 ・スコアリング信用格付:1,200円/件 ・企業ウォッチャー:1,200円/件 ・財務ウォッチャー:2,000円/件 ・コンプライアンスチェック:250円/件 |
| 導入までの期間 | 契約後最短1日で利用可 |
| サポート体制 | 公式サイトの問い合わせフォーム |
| 外部連携/API対応 | 要問合せ |
5. 与信管理ソリューション(オービック)– グループ全体を統合管理できる大型システム

オービックの与信管理ソリューションは、大企業グループ向けのパッケージ型システムで、柔軟なカスタマイズと他システム連携が可能です。財務諸表データを自動収集・分析し、定量評価と定性評価を組み合わせた信用格付を実施。帝国データバンクや東京商工リサーチなど、外部格付モデルと連携することも可能です。
グループ全体での与信枠管理やワークフロー承認による効率化にも対応。導入はプロジェクト型で費用・期間は要相談ですが、大規模かつ高度な与信管理を必要とする企業に最適です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | 与信管理ソリューション |
| 提供会社(運営会社) | 株式会社 オービック |
| 主な特徴・強み | ・取引先情報の自動収集・一元管理 ・信用格付(スコアリング) ・与信限度額の管理 ・モニタリングとアラート機能 |
| 対応業種/企業規模 | 製造業、流通業、サービス業、金融業/大企業グループ向け |
| 導入実績/導入社数 | 株式会社ローソン銀行 など |
| 初期費用 | 要問合せ |
| 月額費用 | 要問合せ |
| 導入までの期間 | 要問合せ |
| サポート体制 | 電話(平日9:00~17:30) |
| 外部連携/API対応 | CSV / API連携可 |
6. CRD統合ツール – 信用保証協会の知見を活用、中小企業診断に特化

CRD統合ツールは、CRD協会が提供する中小企業向け信用リスク評価ツールで、100万社超の財務データと統計モデルにより信用力を数値化します。
決算書を入力するだけで信用スコアやランクを算出し、同業比較レポートや粉飾兆候を検知する異常値判定も可能。信用保証協会の審査にも使われる信頼性の高いモデルで、「保証協会のお墨付きスコア」を利用できます。会員制で入会金300万円・年会費277万円と高額のため主に金融機関向けですが、中小企業との取引が多い商社や保証事業者にも適しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | CRD統合ツール |
| 提供会社(運営会社) | 一般社団法人 CRD協会 |
| 主な特徴・強み | ・スコアリング機能 ・中小企業経営診断機能(McSS) ・決算データ異常値判定機能(CRDアラート) |
| 対応業種/企業規模 | 中小企業向け |
| 導入実績/導入社数 | 非公開 |
| 初期費用 | 入会金:300万円(3年間で分割の支払いも可能) |
| 月額費用 | 年会費:277万円 |
| 導入までの期間 | 要問合せ |
| サポート体制 | 電話、公式サイトの問い合わせフォーム |
| 外部連携/API対応 | 要問合せ |
7. SCORE LINK – AIで財務データ入力を効率化、金融機関導入数No.1

SCORE LINK(スコアリンク)は、TIS西日本が提供する与信管理ソリューションで、AI OCR技術により紙やPDFの決算書・財務資料を自動読み取りし、格付や財務診断レポートを即時生成します。
手入力に比べ効率的かつ正確で、フォーマットが異なる資料も一元管理可能。収益性・安全性などの指標分析に加え、AIモデルによる格付や将来予測も提供します。金融機関での導入実績が多く、自己査定資料作成にも対応。大量の財務データ処理を省力化したい企業に最適で、費用は個別見積もりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | SCORE LINK |
| 提供会社(運営会社) | TIS株式会社 |
| 主な特徴・強み | ・財務諸表入力機能 ・企業審査分析機能 ・決算書日本会計基準化サービス |
| 対応業種/企業規模 | 金融機関の導入実績が豊富 |
| 導入実績/導入社数 | 株式会社みずほ銀行、株式会社八十二銀行 など |
| 初期費用 | 要問合せ |
| 月額費用 | 要問合せ |
| 導入までの期間 | 要問合せ |
| サポート体制 | 電話:9:00~12:00 13:00~17:00(土・日・祝日を除く)、問い合わせフォーム |
| 外部連携/API対応 | 紙 / PDF / EDINET / TDnet / TKC 会計 |
8. URIHO – 未払いリスクをゼロに近づける定額制の売掛保証サービス

URIHO(ウリホ)は、ラクーンフィナンシャルが提供する定額制売掛債権保証サービスで、売掛保証や与信審査などを行います。
A〜Cの3プラン(1社上限50万円〜無制限)から選べ、例えばBプランなら月額29,800円で何社でも1社500万円まで保証申込可能。審査は最短即日、通過先は支払遅延時に90%を立替保証します。
加えて「URIHO信号」「URIHOアラート」で信用変化を3段階表示し、保証中も安心取引を支援。リスクを実質ゼロに近づけ、積極的な取引拡大を後押しします。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | URIHO |
| 提供会社(運営会社) | 株式会社ラクーンフィナンシャル |
| 主な特徴・強み | ・売掛保証 ・与信審査 ・URIHO信号・アラート機能 |
| 対応業種/企業規模 | 要問合せ |
| 導入実績/導入社数 | 株式会社LUXS、オリエンタルフーズ株式会社、不二オフセット株式会社 など |
| 初期費用 | 無料 |
| 月額費用 | ・Aプラン:9,800円/月 ・Bプラン:29,800円/月 ・Cプラン:99,800円/月 |
| 導入までの期間 | アカウント登録から取引開始まで5分で完了 |
| サポート体制 | 電話(平日9:00~18:00) |
| 外部連携/API対応 | 要問合せ |
9. Mamotte(まもって)– リコーリースの提供する債権保証サービス

Mamotte(まもって)は、リコーリースが提供する売掛金保証サービスで、取引先の未払いリスクから企業を守ります。
特徴は「10社まで○千万円」などのパッケージでまとめて保証できる点で、料率は0.1%〜数%。審査はWebで完結し、承認後は倒産などで回収不能になった場合に最大約90%を立替払いします。与信管理システムではないものの、スクリーニング後のリスク対策として有効で、大手提供による安心感も魅力です。貸倒防止を重視する企業に最適です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | Mamotte(まもって) |
| 提供会社(運営会社) | リコーリース株式会社 |
| 主な特徴・強み | ・債権保証 ・与信管理のサポート ・倒産・支払遅延・夜逃げへの対応 |
| 対応業種/企業規模 | 要問合せ |
| 導入実績/導入社数 | 要問合せ |
| 初期費用 | 無料 |
| 月額費用 | 19,800円/月 |
| 導入までの期間 | 要問合せ |
| サポート体制 | 電話(平日9:00~17:00) |
| 外部連携/API対応 | 要問合せ |
10. 請求まるなげロボ – 与信から請求・集金までアウトソース

請求まるなげロボは、ROBOT PAYMENTが提供する「請求業務まるごとアウトソース」サービスです。取引先への独自与信審査に加え、審査通過後は同社が立替払いを行い即時資金化を実現。請求書発行・送付、入金管理、督促まで代行し、未入金時も一定条件で肩代わりします。
与信管理・ファクタリング・請求管理を一体化できるため、自社で与信や回収業務を行いたくない中小企業やスタートアップに適しています。費用は発生しますが、人件費削減や回収リスク低減の効果が期待できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | 請求まるなげロボ |
| 提供会社(運営会社) | 株式会社ROBOT PAYMENT |
| 主な特徴・強み | ・与信審査 ・請求書発行・送付 ・代金回収 ・入金消込 ・催促 |
| 対応業種/企業規模 | 中小企業、スタートアップ向け |
| 導入実績/導入社数 | ネオス株式会社、日鉄興和不動産株式会社、クラウズ・スパイス株式会社 など |
| 初期費用 | 要問合せ |
| 月額費用 | 要問合せ |
| 導入までの期間 | 要問合せ |
| サポート体制 | 公式サイトの問い合わせフォーム |
| 外部連携/API対応 | CSV / API連携可 |
以上、主要なシステム・サービスを10種類紹介しました。自社の状況に照らし、「これは」というものがあればさらに深掘りしてみてください。
与信管理システムの選び方・比較ポイント
数あるサービスの中から最適解を選ぶには、いくつかチェックすべきポイントがあります。以下に主な比較軸を挙げますので、自社の条件と照らし合わせて検討しましょう。
データの信頼性・格付け精度
まず重視すべきは、システムが提供するデータや信用格付けの信頼性です。不正確な情報では与信判断が揺らぎます。以下のポイントを確認しましょう。
- データベース規模:企業数が多く定期更新されているか。e-与信ナビ(国内500万社以上)や、TSR・帝国データバンクのような大手調査会社のデータ利用は安心材料です。
- 分析モデルの質:格付けの根拠が明確か。AIや統計モデル、公的機関の実績(CRD協会など)があれば信頼度が高まります。
- 実績:金融機関や大手企業の導入例があれば、モデルの精度や実用性に裏付けがあります。
このように、「どの程度信頼できるデータで判断しているか」が選定の重要な基準です。
必要な機能の充実度
次に重要なのは、自社に必要な機能が備わっているかどうかです。まずは「must機能」と「want機能」を整理し、自社の課題に直結する機能があるか確認しましょう。
たとえば、新規先の審査が課題なら格付け機能、既存先の管理が必要ならモニタリング機能が必須です。海外取引やワークフロー対応など、用途に応じて機能を見極めましょう。
また、同じ機能でもサービスにより内容が異なります。SNSまで監視するサービスもあれば、財務指標だけのものも。機能比較表やデモ動画で違いを確認するのがおすすめです。
加えて、自社の会計・基幹システムと連携できるかも重要です。CSV対応は一般的ですが、API連携が可能ならより効率化が図れます。
つまり「何をシステムに任せたいのか」を明確にすることが、選定のカギです。
売掛保証サービスの有無
保証機能の有無も重要な選定ポイントです。与信管理システムはリスクの予防策ですが、保証を組み合わせれば万一の損失にも備えられます。
- 保証の有無とタイプ:URIHOのような保証特化型や、アラームボックスのように保証オプション付きのもの、CRD統合ツールのように保証がないタイプもあります。自社が「保証まで必要かどうか」を方針として明確にしましょう。
- 保証範囲とコスト:保証の対象や上限、条件を確認し、大口取引にも対応できるかを見極めます。広範囲に保証が効くほどコストは高くなるため、ニーズとのバランスが大切です。
「万一の備えが必要」か「費用対効果を重視するか」は、経営者のリスク許容度にもよります。社内の方針と合わせて検討しましょう。
コストと料金プラン適合度
費用面も重要な比較ポイントです。ただ安さだけでなく、自社の利用規模や期間に合う料金体系かを確認しましょう。
- 初期費用の有無:SaaS型は無料〜数十万円、オンプレ型は百万円超も。初期費用が高い場合は長期利用前提か、交渉余地も考慮を。
- 定額 or 従量課金:取引先が多ければ定額制、少なければ従量課金が効率的。与信取得は1社あたり1,500〜3,000円、債権保証は月1万円前後が目安です。
- 契約期間の柔軟性:年間契約割引や、短期での効果検証後に切り替えられるプランがあると安心です。
大切なのは費用対効果です。導入前にリスク軽減や効率化の効果を試算してみましょう。
海外取引への対応
海外取引がある企業は、システムが海外企業に対応しているかを確認しましょう。非対応の場合、調査が手間になります。
- 海外データ連携:ExperianやD&Bと提携し、海外レポートが取得できるサービス(例:Neuro WatcherやSMARTのCONOCER)は安心です。記載がない場合は非対応の可能性が高いです。
- 多言語対応:英語画面・レポートのみのケースもあるため、社内の対応力や翻訳機能の有無も確認を。
- 為替・国リスク情報:一部サービスでは、国ごとのリスクスコア提供もあり、海外取引が多い企業に有用です。
今は国内中心でも、将来の海外展開を見据えるなら、最初から対応サービスを選ぶのが賢明です。
使いやすさ・サポート体制
意外と見落としがちなのが、使いやすさとサポート品質です。
- UI/UX:直感的に操作でき、情報が見やすい画面かどうかは重要です。営業や経営層も見ることがあるため、誰にとっても分かりやすい設計が理想。事前にデモ画面で確認しましょう。
- サポート体制:導入支援や操作トレーニング、日本語での迅速対応があるか、担当者が付き丁寧にフォローしてくれるかで安心感が変わります。口コミや営業担当への確認も有効です。
- 継続開発・保守:定期的な機能改善や法令対応、アップデートの有無や費用体系も確認を。クラウド型は自動更新が基本ですが、オンプレは保守契約次第です。
導入しても使われなければ意味がないため、実際に使う担当者にもデモを見せて感想を聞きましょう。
以上、選定時に見るべきポイントを挙げました。自社の方針と重み付けを考えつつ、総合的に判断すると失敗が少ないです。自社の軸にフィットするサービスを選びましょう。
まとめ – 自社に合ったツールで信用リスクに万全を
与信管理システムの目的は、貸倒れを防ぎ、安心して取引を拡大することにあります。信用不安から解放され、平時・有事どちらにも対応できる体制づくりは、企業にとって重要なリスク対策です。
システムには「格付け型」「管理型」「保証対応型」があり、自社の課題に応じた選択が必要です。オールインワン型や、保証を別サービスで補完する構成も選べます。
比較時は、データの質・必要機能・コスト・サポート体制がチェックポイント。料金はサービスによって幅があるため、資料請求での情報収集が不可欠です。MCB FinTechカタログのような一括請求サイトを使えば、複数サービスを効率よく比較できます。
導入後は、社内での運用体制づくりも重要です。ルール整備や社員教育を通じて、システムの効果を最大化しましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1. 与信管理システムの主なサービス内容は何ですか?
A1. 与信管理システムは、取引先の信用力を評価・管理するためのツールです。企業情報や財務データの自動収集、信用スコアリング、与信限度額の自動計算、モニタリング、アラート通知、反社チェックなどを一括で行えます。取引前から取引後までの信用リスクを効率的に管理でき、審査業務の負担軽減や貸倒れリスクの低減に貢献します。
Q2. 与信管理システムでは、海外の取引先も管理できますか?
A2. 一部のサービスでは海外取引先の管理も可能です。例えば「SMART」や「Neuro Watcher」では、Experianなど海外データ提供元と連携し、海外企業の信用レポートを取得できます。海外取引が多い企業は、こうした対応サービスを選ぶと安心です。国内取引のみであれば、海外対応は必須ではありません。
Q3. 与信管理システムでは、反社チェック機能は含まれていますか?
A3. はい、多くの与信管理システムに反社チェック機能が搭載されています。たとえばアラームボックスは提携機関やネット情報をもとに自動チェックを行い、e-与信ナビでは「反社チェック・ヒートマップ」機能が利用可能です。反社データベースや過去記事検索により、手作業よりも効率的かつ確実に確認できます。
Q4. 与信管理システムでは、売掛保証サービスはありますか?
A4. 与信管理システムは基本的に信用評価や情報提供が中心で、売掛保証機能は通常含まれていません。ただし、「URIHO」やアラームボックスの「ギャランティ」など、保証を付けられるサービスもあります。与信管理でリスクを見極め、保証で万一の貸倒れに備えることで、より強固なリスク対策が可能になります。
Q5. 与信管理システムの料金相場はどのようになっていますか?
A5. 与信管理システムの料金は機能や利用件数により幅があります。目安として、与信情報の取得は1社あたり1,500〜3,000円、フル機能で月額3〜5万円、債権保証付きなら10万円前後のケースもあります。小規模利用なら月数千円〜1万円台のサービスも存在します。一方、大規模システムは年数百万円に及ぶことも。多くは「要問い合わせ」形式のため、資料請求や見積もりで自社に合う価格を確認しましょう。複数社を比較するのがおすすめです。
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ぜひ本記事で得た知識を踏まえ、自社に必要な機能を洗い出した上でMCB FinTechカタログを活用してみてください。
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