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IVR(電話自動音声応答システム)おすすめ比較|導入事例・費用・機能を解説

「IVRを比較して、自社に合うおすすめツールを知りたい」

 「電話を自動音声応答システムに切り替えたい」

 IVR(電話自動音声応答システム)には複数のタイプが存在するため、自社にとっておすすめなツールの見極めには比較選定が欠かせません。

この記事ではIVR(電話自動音声応答システム)の基本からタイプ別の特徴、比較ポイント、導入手順などをわかりやすく解説します。

初めて導入を検討している企業でも、自社に合うツールをスムーズに選定できるようになる内容です。

先におすすめIVRを知りたい方は「おすすめのIVRツール・サービス比較6選」をご覧ください。

この記事のポイント
  • IVRの基本機能やタイプを理解できる
  • 比較ポイントや導入事例で自社に適したツールを判別できる
  • 手順と運用の流れ3ステップで、本番稼働に向けてのヒントが得られる
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本セクションにはプロモーションが含まれており、表示順は当社独自の基準や提携状況に基づいています。

IVR(電話自動音声応答システム)とは?

IVR(電話自動音声応答システム)とは、顧客からの着信に対して自動音声で案内や振り分けを行うシステムのことです。

従来の電話対応では、顧客からの問い合わせごとにスタッフが一次対応を行う必要があり、リソースの圧迫や対応漏れのリスクが避けられませんでした。

IVRは問い合わせ内容に応じて適切な部署やサービスへ誘導できるため、担当者を介さずスムーズな対応が可能となり、業務効率と顧客満足度の両立が実現できます。

IVRの仕組み

IVRの仕組みは、主に以下の3ステップで構成されます。

IVRの仕組み
  • 着信受付:顧客からの電話を自動で受信し、音声ガイダンスを再生
  • 選択・入力:顧客がメニューの中から該当する項目を選択
  • 振り分け・応対:入力内容に応じて、部署・担当者・自動案内へ接続

シンプルな流れによって企業は一次対応を自動化でき、顧客も迷うことなく目的の窓口にたどり着けるのが利点です。

IVRは問い合わせ件数の多い企業ほど効果が大きく、限られたリソースでも安定した対応体制を構築できます。

IVRの基本機能

基本機能をベースに自社の業務に合わせた設計を行えば、より柔軟で効率的な運用が可能です。

以下の表にある機能は、ほとんどのIVRサービスに標準で搭載されています。

機能名概要メリット
音声ガイダンス着信時に自動音声で案内を行う担当者を介さず顧客を適切な窓口へ誘導できる
プッシュボタン入力(DTMF)電話機の数字キーでメニューを選択できる顧客が直感的に操作できる
着信振り分け入力内容に応じて部署・担当者・自動案内に接続する一次対応を自動化し、混雑を軽減できる
シナリオ設定音声メニューの内容や分岐パターンを柔軟に設定する自社の業務に合わせた運用が可能
音声録音・ログ管理通話内容や操作ログを記録・管理する対応履歴の可視化・品質管理に役立つ
営業時間設定営業時間・休業日に応じたガイダンスを自動切り替え夜間・休日の問い合わせ対応を効率化できる

上記の機能を活用すれば、顧客を段階的に適切な窓口へ案内可能です。

基本機能を組み合わせるだけで、問い合わせ対応を自動化し、安定した運用へとつなげられます。

IVR(電話自動音声応答システム)についての詳細は『IVR(自動音声応答システム)とは?仕組み・メリット・料金を徹底解説』でも解説しています。

中小企業~大企業で導入が進んでいる理由

IVRが幅広い企業で導入されている背景には、人手不足の解消・対応業務の効率化・営業時間外の問い合わせ対応といった共通課題があります。

中小企業から大企業まで導入が広がっている理由は、多くの共通課題に対応するためです。

導入が進んでいる理由

【中小企業の場合】

  • 少人数に対応負荷が集中しやすく、担当者不在時の対応にも限界がある
  • IVRの活用で、限られた人員でも安定した対応体制を整えられる

【大企業の場合】

  • 大量の着信対応や複数拠点のフロー統一が課題となりやすい
  • IVRの自動振り分けによって処理効率を高められ、対応品質を均一化できる

IVRのタイプ

IVRには複数のタイプがあり、導入目的によって適した仕組みが異なります。

ここでは代表的なタイプと、それぞれの特徴を解説します。

標準IVR型(音声ガイダンス型)

標準IVRは、とくに普及が進んでいる基本的な自動音声応答システムです。

シンプルな構成で、顧客が電話をかけると音声ガイダンスが流れ、案内に従って番号をプッシュするだけで目的の窓口にたどり着けます。

問い合わせ内容を自動で分類し、担当部署へ振り分ける一次受付として幅広い業界で活用されています。

オペレーターの対応数を減らし、混雑を回避する仕組みとしても有効で、業務効率化との相性が非常に高いタイプです。

多くのIVRサービスに標準搭載されており、入口の仕組みとして定着しつつあります。

ビジュアルIVR型(視覚案内型)

ビジュアルIVRは、スマートフォンの画面上にメニューを表示し、タップ操作で案内を進めるタイプです。

音声ガイダンスだけでは説明しきれない複雑な選択肢も、視覚的に整理して提示できるのが大きな強みです。

画面上で選択肢を見ながら進められるため、「どこを押せばいいかわからない」といった状況が起きにくく、誤操作や離脱を防ぎやすくなります。

ECや通信、金融など顧客接点の多い業界を中心に導入が広がっており、近年は標準IVRと併用されるケースも増えています。

決済IVR型(用途別拡張)

決済IVRは、IVRの音声ガイダンスに決済機能を組み込み、顧客がオペレーターを介さずに料金を支払える仕組みです。

クレジットカード番号などの決済情報を音声入力またはプッシュ入力するだけで、その場で支払いが完了します。

電話を切らずに決済まで完結できるため顧客の手間が大幅に減り、対応時間の短縮が可能です。

通販・公共料金・チケット販売などを中心に導入が広がっており、近年ではセキュリティ基準に準拠した運用も進んでいます。

ハイブリッド型(複合利用)

ハイブリッド型は、標準IVR・ビジュアルIVR・決済IVRといった複数の仕組みを組み合わせ、案内から手続き完了までを一気通貫で対応できるタイプです。

音声ガイダンスで問い合わせ内容を分類し、ビジュアルIVRで詳細案内を行い、そのまま決済へと進めるといった運用ができます。

複雑な案内や多様な顧客ニーズにも柔軟に対応でき、顧客は一度の電話で必要な手続きを完結可能です。

近年ではECや金融、保険業界を中心に導入が進んでおり、IVRの新しい主流となりつつあります。

その他のIVR型

IVRにはこれまで挙げた型以外にも、近年注目されている派生・拡張技術があります。

その他のIVR型
  • ボイスボット型:AIによる音声認識で自動応答。IVRとの連携で高度な受付や案内を実現。
  • アウトバウンドIVR型:企業側から自動架電し、ガイダンスや入力案内を行う仕組み。督促や予約確認などに活用。
  • 音声認識IVR型:プッシュボタンではなく発話内容で分岐。標準IVRの発展型として導入が進む。

これらの技術を組み合わせれば、より幅広い業務やニーズに対応できる体制を構築できます。

IVRの費用相場

代表的なIVRの導入タイプ別に、相場感の目安を見ていきましょう。

導入規模や機能要件によって上下しますが、検討時の基準として活用できます。

導入タイプ初期費用目安月額料金目安
標準IVR型
(音声ガイダンス型)
15〜50万円1〜15万円
ビジュアルIVR型
(視覚案内型)
2〜60万円3〜20万円
決済IVR型
(用途別拡張)
30〜40万円3〜20万円
アウトバウンドIVR型
(自動架電)
20〜50万円5〜15万円
ボイスボット型50〜80万円10〜30万円
ハイブリッド型
(複合利用)
要見積もり要見積もり

IVRの費用レンジが大きい理由は、主に機能構成と料金体系の違いによるものです。

とくに通話料が「基本料金に含まれるか」「従量課金か」で、月額コストは大きく変動します。

導入を検討する際は、料金プランの内訳を細かく確認しましょう。

IVRの比較ポイント

IVRの比較ポイントとして、とくに重要な項目は次の5つです。

比較ポイント
  • 導入目的に合った機能があるか
  • ガイダンスやシナリオが柔軟に設定できるか
  • 着信数の増加にも対応できるか
  • クラウド型かオンプレミス型か
  • 料金体系がシンプルで比較しやすいか

導入目的に合った機能があるか

IVRは導入目的によって求める機能が大きく異なります。

一次受付だけであれば標準IVRで十分ですが、予約や支払いなど、対応範囲によっては拡張機能が必要です。

自社の業務フローに合わない機能構成では、導入後に使い勝手の悪さが課題になるおそれがあります。

導入目的を明確にして、課題に対応する機能を備えたサービスを選びましょう。

ガイダンスやシナリオが柔軟に設定できるか

IVRは、着信後のガイダンスやシナリオ設定の自由度によって使い勝手が大きく変わります。

業務内容や問い合わせの変化に合わせてメニューや分岐を柔軟に変更できるかどうかは、運用面で重要なポイントです。

固定的なシナリオしか設定できないと、利用状況に応じた改善が難しくなります。

長期運用を見据えるなら、簡単に更新・修正できる仕組みを備えたサービスがおすすめです。

着信数の増加にも対応できるか

着信数の増加に対応しやすいかも重要な比較ポイントです。

繁忙期やキャンペーンなどで呼び出しが集中すると、処理能力が不足して顧客対応に遅れが生じます。

とくに回線数や同時接続数に制限があると、機会損失につながるおそれがあるでしょう。

導入形態によって拡張性は大きく変わるため、将来的な負荷増加を見据えた選定が欠かせません。

クラウド型かオンプレミス型か

IVRは導入形態によって、運用コストや拡張性が大きく異なります。

クラウド型は設備投資が不要で柔軟に機能を追加できる一方、オンプレミス型は自社環境で安定した運用が可能です。

運用体制や想定する利用規模に応じて、どちらが自社に適しているかを見極めましょう。

長期的なコストや拡張性まで考慮して比較することで、導入後のミスマッチを防げます。

料金体系がシンプルで比較しやすいか

IVRはサービスによって料金体系が大きく異なるため、コスト構造も大切な比較ポイントです。

初期費用・月額費用・通話料などの内訳が複雑だと、導入後に想定外のコストが発生する可能性があります。

料金体系がシンプルなサービスであれば、他社との比較やコスト管理も容易です。

費用面でのトラブルを防ぐためにも、事前に内訳と条件を明確にしましょう。

おすすめのIVRツール・サービス比較8選

ここからはおすすめのIVRツール8選を紹介します。

各サービスを効果的に比較するために、概要を一覧で整理しました。

サービス名DHK CANVASDHKクラウドオートコールカード決済IVRサービスDHKクラウド電話認証サービスメディアSMS(SMS認証ソリューション)メディアSMS(電話・IVR認証サービス)モバイルウェブ ビジュアルIVRVisualMenu for touching
サービスロゴ
提供会社株式会社電話放送局株式会社電話放送局株式会社電話放送局株式会社電話放送局株式会社メディア4u株式会社メディア4uNTTコム オンライン・マーケティング・ソリ6ューション株式会社アルティウスリンク株式会社
対応IVRタイプ標準IVR(音声ガイダンス型)+ボイスボット連携アウトバウンドIVR(自動発信/自動音声通知)決済IVR(クレジットカード電話決済)認証IVR(インバウンド/アウトバウンド両対応)認証IVR(インバウンド/アウトバウンド両対応)認証IVR(インバウンド/アウトバウンド両対応)ビジュアルIVR(視覚案内型)ビジュアルIVR(視覚案内型)
初期費用200,000円~50,000円~400,000円~・インバウンド:500,000円~
・アウトバウンド:500,000円~
・SMS:50,000円~
0円0円15,000円~要問い合わせ
月額料金150,000円~50,000円~(月間1,000件までの応答を含む)200,000円~(月間4,000件までの着信を含む)・インバウンド:150,000円〜
・アウトバウンド:100,000円〜
・SMS:20,000円〜(月間1,000通までのSMS送信を含む)
0円(従量制課金)0円(従量制課金)30,000円~要問い合わせ
無料デモ無料デモ・無料トライアルあり無料デモあり無料デモあり無料デモあり無料デモあり無料デモありデモサイトあり要問い合わせ
導入までの期間要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせベーシックなプランであれば、最短3-4営業日で利用可能ベーシックなプランであれば、最短3-4営業日で利用可能約2週間で利用開始要問い合わせ
サポート体制・初期構築から運用までの伴走支援・設定変更は回数無制限専任サポートセンター(メール/電話対応365日 9:00–21:00)専任サポートセンター(メール/電話対応365日 9:00–21:00)専任サポートセンター(メール/電話対応365日 9:00–21:00)24時間/365日の障害対応デスクを設置、SMS導入ガイドあり24時間/365日の障害対応デスクを設置、SMS導入ガイドあり導入までワンストップでサポートお問い合わせフォーム/電話問窓口(平日9:00〜17:30)
詳細情報詳細はこちら詳細はこちら詳細はこちら詳細はこちら詳細はこちら詳細はこちら公式サイトをご覧ください公式サイトをご覧ください
横にスクロールできます

各サービスで大きな違いがあるため、目的や運用体制に合わせての比較検討が重要です。

次の見出しからは、各サービスの詳細を解説します。

DHK CANVAS(株式会社電話放送局)

出典元:https://www.dhk-net.co.jp/service/canvas/

DHK CANVASはコールセンター業務の自動化を目的に開発された、標準IVRとボイスボットを組み合わせているツールです。

GUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)という画面操作型の仕組みを使い、担当者自身がシナリオの作成や変更を行えます。専門的な知識がなくても、現場レベルで柔軟に運用できるのが大きな特長です。

音声認識や音声合成、SMS送信、転送、メール通知、API連携といった主要機能が標準で備わっており、複雑な応対フローも簡単に構築できます。

DHK CANVASは、自社運用でスピーディーに改善を進めたい企業に適したIVRソリューションです。

  • ノーコードでフローを現場主導で設計・変更できる運用性
  • 1契約で複数業務に対応しやすいコストパフォーマンス”設計
  • API連携と無料支援(初期〜運用)で導入後の拡張・改善がしやすい

DHKクラウドオートコール(株式会社電話放送局)

出典元:https://www.dhk-net.co.jp/service/autocall-system/

DHKクラウドオートコールは登録済みの発信リストに対して、自動音声で案内・条件分岐・必要時の転送を実行できるアウトバウンド型の音声通知サービスです。

大量の架電業務を効率化しつつ、メッセージ内容やフローの切り替えを自在に制御。API連携によってCRM や基幹システムと連動させれば、リスト生成から発信後の結果反映までのプロセスを自動化できます。

発信状況はリアルタイムで把握でき、業務に応じた細かな条件分岐や音声内容の差し替えも可能です。

活用シーンは督促業務に限らず、予約確認、発送連絡、見守り、アンケートなど多岐にわたります。さらにSMS連携によって支払い用バーコード(PAYSLE)を自動で送信し、音声案内から決済誘導まで対応できます。

  • 1時間あたり5,000件以上の自動架電に対応し、督促・支払いリマインドなど量が多い業務を短時間で回せる
  • リスト登録→音声アップロード→結果確認までをWeb管理画面で完結
  • 督促・予約リマインド・アンケート・見守りなど多用途に対応

カード決済IVRサービス(株式会社電話放送局)

出典元:https://www.dhk-net.co.jp/service/cardinput/

カード決済IVRサービスは、電話でのクレジットカード決済を自動音声で安全に受け付けるツールです。

カード情報の取得をIVRに外部化することで、オペレーターが番号を聞き取る運用に伴う情報漏えい・入力ミス・不正利用リスクが大幅に低減しています。

PCI DSSに準拠したセキュリティ体制を前提としており、通話中安全に決済を完了できます。

既存の決済代行(PSP)や自社システムとの連携に対応し、コールセンターのフローに合わせて導入可能です。

必要に応じて、顧客自身が番号を入力する方式と、オペレーター側での代理入力を許容するハイブリッド運用も選べます。

セキュリティと現場の生産性を両立しながら、電話対応のまま決済完了まで一気通貫で運用できるツールです。

  • 改正割賦販売法の基準クリアで、電話越しのカード情報取り扱いリスクを抑制
  • マルチPSP連携に対応し、現行の業務フローに合わせて導入可能。代理入力とのハイブリッド運用も選べる
  • 決済をオペレーションと一体化し、電話応対中に完結できるフローを構築

DHKクラウド電話認証サービス(株式会社電話放送局)

出典元:https://www.dhk-net.co.jp/service/authentication/

DHKクラウド電話認証サービスは、登録済みの電話番号へ音声通話を発信し、認証コードの入力によって本人確認を行うツールです。

Webサービスの不正利用やなりすましを防ぎ、セキュリティを強化できます。

既存の電話機をそのまま活用できるため、初期投資を抑えつつスムーズに導入できます。操作性にも優れており、利用者・管理者の双方にとって扱いやすい設計です。

アウトバウンド型・インバウンド型の双方に対応しているため、認証フローの設計自由度も高くなっています。

また認証処理にはワンタイムパスワード機能があり、音声でコードを通知し一定時間内に入力を求める形式も採用できます。

  • 新しい機器の導入や設置が不要で、コスト抑制に貢献
  • ユーザー発信・システム発信どちらのパターンにも対応でき、導線設計の自由度が高い
  •  Webアプリと統合でき、動的な認証フローを設計可能

メディアSMS|高精度・高セキュリティのSMS認証ソリューション(株式会社メディア4u)

出典元:https://media-sms.net/

メディアSMS(SMS認証ソリューション)は、本人確認や認証コード送信に特化したSMS認証サービスです。金融機関や官公庁を含む6,900社以上に導入されており、SMS配信市場で4年連続シェアNo.1(※デロイトトーマツミック経済研究所調査)の実績を誇ります。

専用認証サーバーや音声SIM判定オプション、IVR認証対応により、セキュリティ性と利便性を兼ね備えた本人認証環境を構築できます。

  • 国内キャリア直収・MNP追跡で高到達率(99.9%)を実現
  • 認証専用サーバーによる高速処理(TPS80以上)
  • IVR(自動音声)認証を標準装備

メディアSMS|SMSが届かない環境でも確実に本人確認できる電話・IVR認証サービス(株式会社メディア4u)

出典元:https://media-sms.net/

メディアSMS(電話・IVR認証サービス)は、SMSが届かない環境や固定電話番号宛にも対応可能な自動音声による電話・IVR認証サービスです。

SMS認証と組み合わせることで、格安SIM・データSIM・固定電話など従来のSMS認証が難しいユーザー層もカバーでき、認証率を最大化します。

  • SMSとIVRを組み合わせた柔軟な認証フロー
  • IVR専用サーバーで高負荷にも対応(TPS80以上
  • 音声SIM/データSIMの自動判定機能(オプション)

モバイルウェブ ビジュアルIVR(NTTコム オンライン)

モバイルウェブ ビジュアルIVRは電話による問い合わせ客に対し、SMSでWeb ページの案内を送信し、画面上のメニュー操作で自己解決を促すサービスです。

音声ガイダンスを視覚的メニューに置き換えることで、無駄な音声案内を減らし、利用者が目的ページへ早く到達できるよう工夫されています。

管理画面からは、画面構成や遷移の変更、追加ページの公開タイミング指定、プレビュー確認などが行えます。

ブランドに即したデザインを反映でき、電話番号一覧や混雑状況の表示など、複数ページでの案内にも対応可能です。

項目内容
サービス名モバイルウェブ ビジュアルIVR
提供会社(運営会社)NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社
主な特徴・強み・フリー/ナビダイヤルのコールフロー、SMS送信、ビジュアルIVR画面までを一貫して支援
・画面編集・追加・遷移変更を管理画面からリアルタイムまたは予約更新可能
対応企業規模中堅企業~大企業
導入実績パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社、西武・プリンスホテルズワールドワイドなど
初期費用15,000円~
月額費用30,000円~
導入までの期間約2週間で利用開始
サポート体制導入までワンストップでサポート
外部連携NTTコムの自社SMSサービス「空電プッシュ」と連携可能

VisualMenu for touching(アルティウスリンク株式会社)

VisualMenu for touching は、スマートフォン上で問い合わせチャネルを可視化し、画面上のメニューからFAQや各問い合わせ手段へ誘導するビジュアルIVRです。Webベースで提供されるため、利用者がアプリをインストールする必要はありません。

運用面では、管理画面からメニュー配置やコンテンツを設定・変更でき、企業ブランドに応じたデザイン調整も可能です。

コールセンター用途では、混雑状況の表示やコールバック予約機能が標準搭載されています。オプションとして通知メールの送信、予約日時変更/取消受付機能も利用できます。

項目内容
サービス名VisualMenu for touching
提供会社(運営会社)アルティウスリンク株式会社
主な特徴・強み・混雑状況表示・コールバック予約・完了通知メール等の機能あり
・UIのカスタマイズ自由度が高い
対応企業規模中堅企業~大企業
導入実績セブン銀行、auじぶん銀行など
初期費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ
導入までの期間要問い合わせ
サポート体制お問い合わせフォーム/電話窓口(平日9:00〜17:30)
外部連携SMS送信と連携し、電話→SMS→Webの導線を構成

IVRの導入事例|活用シーン別の効果

ここからは、実際にIVRを導入している企業の活用事例を紹介します。

業務の効率化や対応品質の向上といった効果が、どのように実現されているのか見ていきましょう。

問い合わせ対応と振り分けを自動化

問い合わせ窓口では電話が集中する時間帯に初期対応の負荷が高まりやすく、業務効率の低下につながるケースが多々あります。

山口県総合交通センターでは「DHK CANVAS」を導入し、1日約240件あった電話対応のうち、職員が対応する件数を75%削減することに成功しました。

オペレーターによる初期対応を大幅に削減し、応対品質の安定と待ち時間の短縮を実現しています。

出典元:https://www.dhk-net.co.jp/case/entry-429.html

ユーザー自身で完結できる案内を実現

電力会社では停電や設備異常などの問い合わせが急増する場面があり、オペレーター対応だけでは対応が追いつかないことがあります。

北陸電力送配電株式会社は2024年9月にモバイルウェブ ビジュアルIVRを導入。電話の前段でSMSから案内URLを提示し、Web画面上で停電情報やFAQへ誘導できる仕組みを整えました。

オペレーター対応を大幅に減らしつつ、サービス品質を維持できる体制を実現しています。

出典元:https://www.nttcoms.com/service/mobileweb/case/rikuden/

決済・料金収納業務を自動化

小林製薬株式会社では、オペレーターが自社端末にカード情報を直接入力して決済処理を行っており、PCI DSSに準拠した仕組みへの対応が急務でした。

そこでカード情報非保持化によるコンプライアンス遵守を目的として、「カード決済IVRサービス」を導入しています。

導入後はオペレーターを介さず、利用者自身が音声案内に沿ってカード情報を入力できる仕組みを構築。情報漏えいリスクの軽減とセキュリティ対策の効率化を実現しています。

出典元:https://www.dhk-net.co.jp/case/entry-158.html

発信・通知・受付を組み合わせた柔軟な運用

AGミライバライ株式会社では、請求・督促業務における架電対応の負荷が課題となっていました。

オペレーターによる架電では人員確保や対応時間に限界があり、督促効率を高める手段として「DHKクラウドオートコール」を導入しています。

導入後はオペレーターを介さず効率的に顧客へリマインドが行えるようになり、人的コストを抑えつつ、督促業務のスピードと対応率が向上しました。

出典元:https://www.dhk-net.co.jp/case/entry-176.html

【導入ガイド】手順と運用の流れ3ステップ

ここからはIVR導入の手順・運用の流れを3ステップで紹介します。

ステップ1.要件整理と設計

要件を整理し、利用シナリオを明確にするのが最初のステップです。

問い合わせ内容や件数、案内の流れなどを具体化することで、必要な機能や分岐パターンが明確になります。

この工程が曖昧なままだと、構築後に設計をやり直すリスクが高まり、コストや工期が膨らむ要因になりかねません。

事前設計の丁寧な積み上げは、スムーズな構築と安定運用を支える土台です。

ステップ2.システム構築とテスト

要件と設計をもとに、実際のIVRシステムを構築していく段階です。

音声ガイダンスや分岐設定、シナリオの実装など、利用フローを具体的な仕組みとして形にします。

テストで実際の着信パターンや利用シーンを想定し、想定外の抜け漏れを洗い出しましょう。

リリース前に十分な検証を行えば、本番稼働後のトラブルを最小限に抑えられます。

ステップ3.本番運用と改善

テスト段階で整えたシナリオを本番運用へ移行します。

想定どおりに着信が処理されるか、顧客が迷わず案内に従えるかをモニタリングしながら改善点を洗い出します。

ログデータや問い合わせ内容を確認し、分岐設定やメニュー構成を改善しましょう。

運用後の継続的な改善で、顧客体験と業務効率の両立が実現できます。

無料デモから始めるのもおすすめ

IVRの本格導入前に、無料デモから始めるのもおすすめです。

初期費用をかけずに、実際の操作感やシナリオ設定のしやすさを確認できます。

自社の運用体制に合うかを事前に把握できれば、導入後のミスマッチを防げるのが利点です。

複数サービスのデモを比較すれば、より自社に適したツールを見極められます。

IVR(自動音声応答システム)の比較でよくある質問

Q.IVRツールの比較では、何を基準にするべきですか?

A. 機能・料金・拡張性といった複数の観点でサービスを見比べるのが基本です。自社の課題や運用体制と照らし合わせれば、より良い選択がしやすくなります。

おすすめのIVRツール・サービス比較6選

Q.IVR導入にはどれくらいの費用がかかりますか?

IVRの導入費用は、タイプや機能構成によって大きく異なります。標準IVRであれば初期費用15〜50万円、月額1〜15万円が目安です。ビジュアルIVRやハイブリッド型はさらに高額になる傾向があります。

IVRの費用相場

Q.無料でIVRを試すことはできますか?

A. 多くのサービスでは無料デモが用意されています。操作感やシナリオ設定のしやすさを事前に確認でき、導入後の失敗を防ぎやすくなるのが利点です。基本的には導入前の検証向けで、運用には有料契約が必要になるケースが一般的です。

無料デモから始めるのもおすすめ

Q.IVRは中小企業でも導入できますか?

A. クラウド型IVRであれば、初期費用や設備投資を抑えられるので中小企業にもおすすめできます。クラウド型IVRは少人数体制でも安定した電話対応を整えられるため、幅広い業種で活用が進んでいます。

まとめ

IVR(電話自動音声応答システム)は、顧客対応を自動化し、業務効率と顧客満足度を両立できる有力なツールです。

導入タイプや比較ポイントを整理し、自社にとってより良いサービスを選びましょう。

最後に今回のまとめです。

まとめ
  • IVRは顧客からの着信を自動で受け、案内・振り分けなどを効率化できる仕組み
  • 標準・ビジュアル・決済・ハイブリッドなど複数のタイプがあり、目的に応じて選定可能
  • 導入時は機能・拡張性・コストなどの比較軸を明確にすることが重要
  • 無料デモを活用すれば、操作感や設定のしやすさを導入前に確認可能
  • クラウド型なら、コストを抑えて導入できるので中小企業にもおすすめ
  • 運用後の改善によって、長期的な対応品質と効率性の向上が見込める

IVRの導入は、顧客体験を底上げする仕組みづくりです。

実運用の中で育てることで、IVRは「コスト削減の仕組み」から「利益を生む仕組み」に変わっていきます。

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MCB FinTechカタログでは、IVRの導入事例、サポート体制、セキュリティ方針をわずか30秒でまとめて取得。資料集めに時間をかけることなく、比較・検証に集中できます。資料ダウンロードは完全無料、すぐにご利用いただけます。

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監修者

マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト

松嶋真倫

都市銀行にて金融実務を経験後、暗号資産関連スタートアップの創業期に参画し、市場分析・業界調査に従事。2018年にマネックスグループ入社。以降、ビットコインをはじめとするデジタルアセットからマクロ経済環境まで、金融市場を横断した調査・分析および情報発信を担う。FinTech・次世代金融領域のリサーチ統括、各種レポートや書籍の執筆、日本経済新聞など国内主要メディアへのコメント・寄稿、イベント登壇などを行う。2021年3月より現職。
記事内でご紹介している製品・サービスは監修者が選定したものではなく、編集部が独自に選定したものです。
監修者は記事の内容について監修しています。

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