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コンプライアンス研修eラーニングおすすめ比較10選!オンライン型・講座型・教材カスタマイズ型も

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「リモートワークが定着し、集合研修では限界を感じる」
「eラーニングに切り替えたいが、サービスが多すぎて比較が難しい」
「コストだけでなく教材の質や大規模運用のしやすさも重視したい」

企業の人事・コンプライアンス担当の方の中には、このような悩みや希望をお持ちの方が多いのではないでしょうか?

コンプライアンス違反は企業の信頼を揺るがす重大なリスクです。従業員の意識向上には、効果的で効率的な研修が欠かせません。多様な働き方が進む今、eラーニングは最も効率的に従業員の意識を向上できる研修方法といえます。

そこで本記事では、企業の人事・コンプライアンス担当者向けに、eラーニング研修を失敗なく導入するためのポイントやおすすめサービスを解説します。

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なぜ今、コンプライアンス研修にeラーニングが求められるのか?

コンプライアンス研修はなぜ今、従来の集合研修からeラーニングへと移行する企業が多いのでしょうか?その理由には、主に以下の3つがあります。

eラーニングが求められている理由
  • 集合研修の限界とeラーニングへの移行トレンド
  • eラーニングがもたらす3つの主要メリット
  • 導入前に知るべきデメリットと対策

どのような内容なのか、1つずつ詳しく解説していきます。

コンプライアンス研修の導入目的や研修内容については『コンプライアンス研修とは?実施目的とネタ・テーマ一覧も事例付きで紹介』で詳しく解説しています。

集合研修の限界とeラーニングへの移行トレンド

従来、コンプライアンス研修の主流であった集合研修は、リモートワークの普及や拠点の分散化といった働き方の変化により、以下のような課題が顕在化しています。

  • 開催コストの増大:全国の拠点から従業員を集めるための交通費・宿泊費、会場費、講師手配料など、多大なコストが発生します。
  • 日程調整の煩雑さ:全従業員のスケジュールを一度に合わせることは困難であり、欠席者へのフォローアップにも手間がかかります。
  • 学習効果の不均一:講師のスキルや当日のコンディション、受講者の集中力によって、理解度にばらつきが生じやすくなります。

このような背景から、場所や時間を選ばずに質の高い研修を全社的に展開できるeラーニングへの移行が加速しています。

eラーニング導入がもたらす3つの主要なメリット

eラーニングの導入は、コスト削減だけでなく、研修の質と管理効率の向上にも大きく貢献します。

メリット1:コストと時間の大幅な削減

eラーニングは、一度コンテンツを導入すれば、何度でも繰り返し利用できます。集合研修にかかっていた会場費や交通費、講師手配料といった直接的なコストを大幅に削減可能です。また、従業員は業務の合間や移動中などの隙間時間を活用して学習できるため、研修のために業務を長時間中断する必要がなくなります。

メリット2:学習効果の均一化と高い定着率

eラーニングでは、全従業員が同じ質の標準化されたコンテンツで学習するため、知識レベルのばらつきを防ぎます。動画やアニメーション、クイズ形式など、多様な学習フォーマットを活用することで、受講者の興味を引きつけ、理解を促進します。繰り返し学習やテスト機能により、知識の定着率向上も期待できます。

メリット3:受講状況の可視化と管理工数の削減

学習管理システム(LMS)を活用することで、どの従業員がどのコースをどこまで受講したか、テストの点数は何点だったかをリアルタイムで一元管理できます。未受講者への自動リマインド機能などを活用すれば、管理者の負担を大幅に軽減し、全社的な受講率100%を目指すことも容易になります。

導入前に知っておきたいeラーニングのデメリットと対策

多くのメリットがある一方で、eラーニングにはいくつかのデメリットも存在します。しかし、これらは事前の対策によって十分にカバーすることが可能です。

デメリット対策
モチベーション維持が難しい管理者による定期的な進捗確認と声かけ、受講完了を人事評価に含めるなどのインセンティブ設計、ゲーミフィケーション要素の導入などが有効です。
受講者間の議論が生まれにくい掲示板機能やチャット機能を持つLMSを選定する、定期的にオンラインでのディスカッションの場を設けるなどのハイブリッド型研修を検討します。
実践的なスキルの習得に限界eラーニングで基礎知識をインプットし、集合研修でケーススタディやロールプレイングを行うなど、ブレンディッドラーニング(組み合わせ学習)が効果的です。

【失敗しない】コンプライアンス研修eラーニングの選び方5つのポイント

数あるサービスの中から自社に最適なものを選ぶためには、明確な基準を持つことが重要です。ここでは、企業の人事・コンプライアンス担当者が押さえるべき5つの選定ポイントを解説します。

eラーニングの選定ポイント
  1. 教材コンテンツの質と網羅性
  2. 学習管理システム(LMS)の機能性
  3. 料金体系の妥当性
  4. サポート体制の充実度
  5. セキュリティと動作環境

ポイント1:教材コンテンツの質と網羅性

研修の成果は教材の質に大きく左右されます。教材を選ぶ際は、以下の点をチェックしましょう。

  • 最新の法改正への対応
    • コンプライアンスを取り巻く法律は常に変化します。教材が定期的に更新され、最新の法改正や社会情勢に対応しているかは最も重要なポイントです。
  • 業界・役職に特化した専門性の高いコンテンツ
    • 一般的な内容だけでなく、自社の業界特有のリスク(例:金融業界のインサイダー取引、製造業の下請法など)や、管理職向け、新入社員向けといった階層別のコンテンツが充実しているかを確認します。
  • 動画、アニメーションなど学習形式の多様性
    • テキストだけでなく、動画やアニメーション、ドラマ仕立てのケーススタディなど、受講者を飽きさせず、理解を深めるための工夫が凝らされているかを見ましょう。

金融企業向けのコンプライアンス研修サービスは『金融教育サービス・コンプライアンス研修おすすめ比較|金融機関向け研修も紹介』をご覧ください。

ポイント2:学習管理システム(LMS)の機能性

LMSは研修運用の要です。特に数千人規模の従業員を管理する場合、機能性は業務効率に直結します。LMSを選ぶ際は、以下の3点をチェックしましょう。

  • 受講者管理・進捗確認のしやすさ
    • 組織階層に合わせたグループ管理や、ダッシュボードでの直感的な進捗状況の把握が可能かを確認します。
  • 理解度テストやアンケート機能
    • 研修内容の理解度を測るテストや、研修効果を測定するためのアンケート機能が搭載されているかをチェックしましょう。
  • 既存の人事システムとの連携可否
    • 大企業の場合、既存の人事データベースと連携して受講者情報を自動で同期できるか(API連携など)は、管理工数を削減する上で重要な要素です。

ポイント3:料金体系の妥当性

料金体系はサービスによって様々です。自社の利用規模や頻度に合ったプランを選びましょう。

  • ID課金制 vs 定額制
    • 受講者数が明確な場合はID課金制、幅広い研修を多くの従業員に受けさせたい場合はコンテンツ受け放題の定額制が適している場合があります。年間の研修計画と照らし合わせてシミュレーションすることが重要です。
  • 初期費用と月額費用のバランス
    • 初期費用が安くても月額費用が高い、あるいはその逆のケースもあります。トータルコストで比較検討しましょう。

ポイント4:サポート体制の充実度

初めてeラーニングを導入する場合、ベンダーのサポート体制は非常に重要です。

  • 導入支援の有無
    • システム設定や研修コースの設計など、導入初期の段階で手厚いサポートを受けられるかを確認します。
  • トラブル発生時の対応速度
    • 運用中に発生したシステムトラブルや受講者からの問い合わせに対し、迅速かつ的確に対応してくれる窓口(電話、メール、チャットなど)があるかを確認しましょう。

ポイント5:セキュリティと動作環境

企業の機密情報や従業員の個人情報を取り扱うため、セキュリティ要件は厳格にチェックする必要があります。

  • 大規模アクセスへの対応
    • 全従業員が一斉にアクセスする可能性があるため、サーバーの安定性や大規模アクセスへの耐性は必須です。
  • マルチデバイス対応
    • PCだけでなく、スマートフォンやタブレットからも快適に受講できるかを確認します。これにより、学習機会が大幅に広がります。

コンプライアンス研修eラーニングの比較表【10選】

ここからは、前述した選定のポイントを踏まえ、おすすめのeラーニングサービスを10種類ご紹介します。

2025年現在の市場では、AIが個々の従業員に最適な学習プランを提案したり、毎年の法改正に迅速に対応したりと、サービスの高度化が進んでいます。料金は利用人数や契約期間によって変動するため、あくまで目安としてご参照ください。

以下は、おすすめのeラーニング・サービスの比較表です。

サービス名OneComplianceプロシーズユーキャンネットラーニングGRONIA pluslearningBOXSpeedLMS Proi-netschooletudesPlaton
サービスロゴ
タイプ専門型専門型専門型専門型専門型LMS型LMS型LMS型LMS型LMS型
料金(税抜)要問い合わせ<スタンダード>
受け放題3ヶ月7,500円/名+初期25,000円
<プレミアム>
受け放題3ヶ月12,000円/名+初期25,000円
プランによって異なる。
(例)社会人のコンプライアンス講座:11,000円(税込)
新社会人向け基本3講座セット:19,800円(税込)
要問い合わせ(受講するコースによって異なる)要問い合わせ(プランによって異なる)プランによる。
(例)スタンダード:11,000円/月
プレミアム:22,000円/月
要問い合わせ要問い合わせプランによる。
(例)etudes:50,000円〜/月
etudes Plus:30,000円〜/月
プランによる(月16,100円〜)
特徴法務・労務・セキュリティ網羅、弁護士監修、IPO支援。ケーススタディ中心、数分単位講義、カスタム柔軟。事前/事後テスト充実、6時間学習、修了証発行。単位購入、ハラスメント・セキュリティ特化、修了率90%超。Q&A・事例教材、毎年法改正改訂、弁護士監修。AI作成ツール、クイズ・暗記カード、低コストカスタム。UI/機能カスタム、大規模運用、500社導入実績。事務代行、運用軽減、アニメ教材豊富。シンプルUI、マルチデバイス、進捗管理無料。従量課金、データ容量柔軟、金融・医療セキュリティ実績。
無料トライアルの有無あり要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせフリープランあり(サーバー容量、アップロード容量に制限あり)あり(デモ環境利用あり)あり要問い合わせあり(デモサイトでPlatonの操作を体験可能)
詳細情報詳細はこちら公式サイトをご覧ください公式サイトをご覧ください公式サイトをご覧ください公式サイトをご覧ください公式サイトをご覧ください公式サイトをご覧ください公式サイトをご覧ください公式サイトをご覧ください公式サイトをご覧ください
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続いて、目的・課題別に各サービスの詳細を解説します。

コンプライアンス領域に特化した専門型eラーニング (5選)

以下の5つのサービスは、コンプライアンス研修の質をとことん追求したい企業向けです。

コンプライアンス領域に特化したサービス
  • OneCompliance (株式会社Oyster)
  • eラーニング講座提供サービス(株式会社プロシーズ)
  • 社会人のコンプライアンス講座(株式会社ユーキャン)
  • eラーニングコース(株式会社ネットラーニング)
  • GRONIA plus(株式会社エデュテイメントプラネット)

上記のサービスは、弁護士など専門家の監修を受けた質の高いコンテンツや、具体的なケーススタディが中心となっており、毎年の法改正にも迅速に対応します。「研修を実施して終わり」にさせない、理解度テストなどの仕組みも充実しています。

各サービスの特徴を詳しく見ていきましょう。

OneCompliance (株式会社Oyster)

出典元:https://onecompliance.jp/

OneCompliance(ワンコンプライアンス)は、企業のコンプライアンス研修を効率的かつ効果的に実施できる専門特化型eラーニングシステムです。

法務・人事労務・情報セキュリティという、コンプライアンスの主要3領域に対応しており、継続学習・管理工数削減・定着率向上を実現します。また、弁護士や大学教授が監修した信頼性の高いコンテンツは数分単位で学べるため、忙しい業務の合間でも学習しやすい設計となっています。管理画面で受講状況を容易に把握でき、管理者の負担を軽減できる点もメリットです。

  • 法務・労務・情報セキュリティなど網羅的なテーマ
  • 独自コースの作成・配信も可能
  • PC・スマホ両対応。テキスト形式の閲覧も可能

eラーニング講座提供サービス(株式会社プロシーズ)

出典元:https://www.pro-seeds.com/

これまでに150,000人以上が受講したeラーニング講座です。基本的なコンプライアンスやマナー講座から、Microsoft Office Specialistの資格認定講座、簿記・宅建などの各種資格対策講座まで幅広く用意されています。

具体的なケーススタディを中心に構成されており、従業員一人ひとりが「自分ごと」としてコンプライアンスを考えるきっかけを与えてくれます。ハラスメントなどの身近な事例を基にした教材は、数分単位で完結するため、隙間時間を活用した学習にも適しています。

項目内容
サービス名eラーニング講座提供サービス
会社名株式会社プロシーズ
タイプ専門型
料金<スタンダード>
受け放題3ヶ月7,500円/名+初期25,000円
<プレミアム>
受け放題3ヶ月12,000円/名+初期25,000円
主な特徴ケーススタディ中心、数分単位講義、カスタム柔軟。
導入事例株式会社アメイジュ、三井化学株式会社、株式会社日本企業型確定拠出年金センター など
無料トライアルの有無あり

社会人のコンプライアンス講座(株式会社ユーキャン)

出典元:https://www.u-can.co.jp/houjin/e-learning/line_up/1647/

通信教育で培ったノウハウが凝縮された、分かりやすい教材が魅力です。学習前後のテストやワークが豊富に用意されており、知識の定着を確実にサポートします。修了証も発行されるため、受講者のモチベーション維持にも繋がります。着実な知識習得を重視する企業におすすめです。

項目内容
サービス名社会人のコンプライアンス講座
会社名株式会社ユーキャン
タイプ専門型
料金11,000円(税込)
主な特徴事前/事後テスト充実、6時間学習、修了証発行。
導入事例TSネットワーク株式会社、株式会社バイク王&カンパニー、エス・シー・ビルサービス株式会社 など
無料トライアルの有無要問い合わせ

eラーニングコース(株式会社ネットラーニング)

出典元:https://www.netlearning.co.jp/

各分野の専門家×プロのラーニングデザイナーが制作した、高品質かつ学習効果の高いeラーニングコースです。ネットラーニングのeラーニングコースは、リスキリングや全社員研修に最適な250を超えるコースが用意されています。

必要なコースを1つずつ購入できるため、無駄なコストが発生しない点がメリットです。「ハラスメント」や「情報セキュリティ」など、特定のコンプライアンス課題に絞って研修を実施したい場合に最適です。

項目内容
サービス名eラーニングコース
会社名株式会社ネットラーニング
タイプ専門型
料金要問い合わせ(受講するコースによって異なる)
主な特徴単位購入、ハラスメント・セキュリティ特化、修了率90%超。
導入事例三井住友海上あいおい生命保険、富士通株式会社、ライオン株式会社 など
無料トライアルの有無要問い合わせ

GRONIA plus(株式会社エデュテイメントプラネット)

出典元:https://all-e-support.jp/

Q&A形式やアニメーションを用いた事例教材が多く、親しみやすい内容で学習を進められます。弁護士監修のもと、毎年の法改正に迅速に対応して教材が改訂されるため、常に最新かつ正確な知識を学べる安心感があります。堅苦しい研修を避けたいと考える企業に適しています。

項目内容
サービス名GRONIA plus
会社名株式会社エデュテイメントプラネット
タイプ専門型
料金要問い合わせ(プランによって異なる)
主な特徴Q&A・事例教材、毎年法改正改訂、弁護士監修。
導入事例Sansan株式会社、Blue Bottle Coffee Japan合同会社、積水樹脂株式会社 など
無料トライアルの有無要問い合わせ

自社教材との併用やカスタマイズに強いLMS提供型 (5選)

以下の5つのサービスは、自社の理念や独自の社内ルールを反映させた、完全オリジナルの研修プログラムを構築したい企業向けです。近年はAIを活用して教材作成を効率化するツールも登場しており、より手軽に自社専用の研修環境を整えられるようになっています。

LMS提供型サービス
  • learningBOX(learningBOX株式会社)
  • SpeedLMS Pro(株式会社ITBee)
  • i-netschool(関西ビジネスインフォメーション株式会社)
  • etudes(アルー株式会社)
  • Platon(ロゴスウェア株式会社)

以下で詳しく解説していきます。

learningBOX(learningBOX株式会社)

出典元:https://learningbox.online/

教材作成、受講者管理、成績管理といったeラーニングに必要な機能が揃った学習管理システム(LMS)です。

eラーニングに必要な機能を網羅したシステムを、低コストで導入できる点が魅力です。また、クイズや暗記カードなど、多様な形式のオリジナル教材を簡単に作成できる点もメリットとして挙げられます。AIによる教材作成支援機能も搭載しており、コンプライアンス研修の内製化を効率的に進めたい企業に最適です。

項目内容
サービス名learningBOX
会社名learningBOX株式会社
タイプLMS型
料金プランによる。
(例)スタンダード:11,000円/月
プレミアム:22,000円/月
主な特徴AI作成ツール、クイズ・暗記カード、低コストカスタム。
導入事例プロネスティ株式会社、宮崎電子機器株式会社、東京海上ディーアール株式会社 など
無料トライアルの有無フリープランあり(サーバー容量、アップロード容量に制限あり)

SpeedLMS Pro(株式会社ITBee)

出典元:https://www.itbee.co.jp/lp-pro/

株式会社ITBeeが提供する、カスタマイズ性の高いeラーニングシステムです。企業の要望に応じて、デザインの変更や独自機能の開発など、柔軟なカスタマイズが可能です。

大規模な組織での利用実績も豊富で、既存システムとの連携など複雑な要件にも対応できます。企画段階から運用まで、一貫したサポートを受けられる点も心強いです。

項目内容
サービス名SpeedLMS Pro
会社名株式会社ITBee
タイプLMS型
料金要問い合わせ
主な特徴UI/機能カスタム、大規模運用、500社導入実績。
導入事例要問い合わせ
無料トライアルの有無あり(デモ環境利用あり)

i-netschool(関西ビジネスインフォメーション株式会社)

出典元:https://web.i-netschool.com/index.html

システムの提供に加え、受講者への案内や進捗確認といった研修事務の代行サービスも提供しています。アニメ教材が豊富で分かりやすく、研修担当者の運用負荷を大幅に削減できるため、限られたリソースで効率的に研修を運営したい企業にとって有力な選択肢です。

項目内容
サービス名i-netschool
会社名関西ビジネスインフォメーション株式会社
タイプLMS型
料金要問い合わせ
主な特徴事務代行、運用軽減、アニメ教材豊富。
導入事例大阪ガス株式会社、大阪ガス・カスタマーリレーションズ株式会社、ユーネットワーク株式会社 など
無料トライアルの有無あり

etudes(アルー株式会社)

出典元:https://etudes.jp/

人材育成のプロが開発したシステムで、誰でも直感的に操作できるシンプルな画面が特徴です。動画の配信からテスト、アンケートの実施まで、研修運営に必要な機能が揃っています。システム操作に不安がある担当者の方でも、安心して導入・運用を進められるでしょう。

項目内容
サービス名etudes
会社名アルー株式会社
タイプLMS型
料金プランによる。
(例)etudes:50,000円〜/月
etudes Plus:30,000円〜/月
主な特徴シンプルUI、マルチデバイス、進捗管理無料。
導入事例株式会社NTTデータMSE、株式会社三越伊勢丹ヒューマン・ソリューションズ、株式会社 日経BP など
無料トライアルの有無要問い合わせ

Platon(ロゴスウェア株式会社)

出典元:https://platon.logosware.com/

金融機関や医療機関など、特に高度なセキュリティが求められる業界で数多くの導入実績を誇ります。IPアドレス制限といったセキュリティ強化のオプションも充実。利用した分だけ費用が発生する従量課金制のため、利用状況に応じてコストを柔軟に調整できます。

項目内容
サービス名Platon
会社名ロゴスウェア株式会社
タイプLMS型
料金プランによる(月16,100円〜)
主な特徴従量課金、データ容量柔軟、金融・医療セキュリティ実績。
導入事例大成建設株式会社、日本建設情報センター、株式会社NTTデータ など
無料トライアルの有無あり(デモサイトでPlatonの操作を体験可能)

コンプライアンス研修向けeラーニングを導入するための3ステップ

eラーニング導入後の運用を軌道に乗せるためのステップを紹介します。具体的には、以下の3ステップで導入します。

eラーニング導入の3ステップ
  1. 導入目的の明確化とKPI設定
  2. 社内への周知と受講促進の工夫
  3. 研修効果の測定と次年度計画への反映

それぞれ詳しく見ていきましょう。

Step1:導入目的の明確化とKPI設定

「なぜeラーニングを導入するのか」という目的を明確にし、関係者間で共有することが最初のステップです。「全従業員のコンプライアンス意識向上」といった定性的な目標に加え、「研修受講率95%以上」「理解度テスト平均点85点以上」「ハラスメント相談窓口への相談件数10%削減」など、測定可能なKPI(重要業績評価指標)を設定しましょう。

Step2:社内への周知と受講促進の工夫

eラーニング導入の目的やメリット、操作方法などを丁寧に社内に周知します。経営層からコンプライアンス遵守の重要性を発信してもらうことも効果的です。また、受講期間内に修了した従業員を表彰する、受講状況を部署ごとに公開して競争意識を促すなど、ゲーミフィケーションの要素を取り入れて受講を促進する工夫も有効です。

Step3:研修効果の測定と次年度計画への反映

研修期間終了後は、設定したKPIの達成度を評価します。LMSから得られるデータ(受講率、テスト結果など)や、受講後アンケートの結果を分析し、研修の効果を測定します。分析結果から見えた課題(例:特定の部署の理解度が低い、特定のテーマに関する質問が多いなど)を基に、次年度の研修計画を改善していくPDCAサイクルを回すことが、実効性のあるコンプライアンス体制構築に繋がります。

コンプライアンス研修eラーニングに関するよくある質問(FAQ)

コンプライアンス研修のeラーニングについて、よくある疑問をQ&A形式でご紹介します。

Q1. 費用相場はどのくらいですか?

A1. 料金体系は様々ですが、ID課金制の場合は1人あたり月額数百円~数千円、コンテンツ受け放題の定額制の場合は月額数万円~数十万円が目安となります。多くのサービスで見積もりが必要となるため、複数の企業に問い合わせて比較することをおすすめします。

Q2. 無料で利用できるサービスはありますか?

A2. 機能や利用人数が制限された無料プランや、期間限定の無料トライアルを提供しているサービスは多数あります。本格導入の前に、操作感やコンテンツの質を試すために活用すると良いでしょう。

Q3. 研修教材を自社で作成することは可能ですか?

A3. はい。多くのLMS(学習管理システム)には、PowerPointやPDF、動画ファイルなどをアップロードしてオリジナルの研修コースを作成する機能が備わっています。自社の理念や具体的な事例を盛り込んだ独自の研修を実施したい場合に有効です。

Q4. 導入までにかかる期間はどのくらいですか?

A4. クラウド型のサービスであれば、契約後すぐに利用開始できる場合が多いです。ただし、受講者の登録や研修コースの設計などを含めると、本格的な運用開始までには数週間~1ヶ月程度を見込んでおくと良いでしょう。大規模なカスタマイズが必要な場合は、数ヶ月かかることもあります。

まとめ:自社に最適なeラーニングで、実効性のあるコンプライアンス体制を構築

本記事では、コンプライアンス研修にeラーニングを導入するメリットから、失敗しないための選び方、目的別のおすすめサービス、そして導入後の成功ステップまでを網羅的に解説しました。

eラーニング選定の5つの重要ポイント
  1. 教材コンテンツの質と網羅性
  2. 学習管理システム(LMS)の機能性
  3. 料金体系の妥当性
  4. サポート体制の充実度
  5. セキュリティと動作環境

これらのポイントを基に、自社の目的や課題に最も合致したサービスを選定することが、導入成功の鍵となります。eラーニングを効果的に活用し、従業員一人ひとりのコンプライアンス意識を高めることで、企業価値を揺るがすリスクを未然に防ぎ、持続的な成長を実現しましょう。

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監修者

マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト

松嶋 真倫

大阪大学経済学部卒業。都市銀行退職後に暗号資産関連スタートアップの創業メンバーとして業界調査や相場分析に従事。2018年、マネックスグループ入社。マネックスクリプトバンクでは業界調査レポート「中国におけるブロックチェーン動向(2020)」や「Blockchain Data Book 2020」などを執筆し、現在はweb3ニュースレターや調査レポート「MCB RESEARCH」などを統括。国内メディアへの寄稿も多数。2021年3月より現職。

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