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経理アウトソーシング比較7選|中小企業・大手向けサービスの料金相場も解説

「経理アウトソーシングの比較ポイントを知りたい」

「自社に合う経理アウトソーシング会社を検討したい」

経理アウトソーシングの導入は、料金だけでなく、委託範囲・体制・サポートの質を基準に比較する視点が欠かせません。

本記事では、経理アウトソーシングの選び方や、企業規模別の費用相場を整理しています。

自社に適したサービスを選ぶための判断基準としてご活用ください。

先に比較表をチェックしたい方は、「おすすめの経理アウトソーシング会社7選」からご覧ください。

この記事のポイント
  • 経理アウトソーシングのサービス形態や委託可能な業務がわかる
  • メリット・デメリット、料金相場がわかる
  • 選び方のポイントや導入の手順を理解できる
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経理アウトソーシングとは

経理アウトソーシングとは、企業の経理業務を外部の専門会社に委託することです。

委託の範囲は企業ごとに柔軟に調整できます。たとえば「日次処理だけ任せる」「請求書処理と支払処理のみ依頼」「決算・申告のみサポート」など部分委託も可能です。

経理は正確性と専門知識が求められる一方で、日々の入力作業やルーティン業務に多くの時間が取られがちです。

とくに近年は会計基準の見直しや電子帳簿保存法・インボイス制度などへの対応が求められ、現場の負担は増加しています。

経理アウトソーシングを活用すれば専門会社に実務処理を任せながら、社内では事業成長につながる業務に集中でき、組織運営の効率化につながります。

経理アウトソーシングで委託できる業務

経理アウトソーシングでは日々の処理から決算対応まで、企業の状況に応じて業務を委託可能です。以下の表では実際に委託できる代表的な業務を分類しました。

業務カテゴリ主な業務内容補足
日次業務仕訳入力/請求書処理/入出金管理/経費精算処理担当者不在や業務量の増減がある企業で委託されることが多い
月次業務試算表作成/売掛・買掛金管理/支払予定の管理社内の情報提供と並行して進めるケースが一般的
年次業務決算書作成補助/税務申告に必要な資料整理税理士や会計事務所との役割分担が前提
管理会計業務予算と実績の比較経営/レポート作成社内方針との整合性が必要なため、企業側が主体となることが多い

経理は業務内容によって外部に任せやすいものと、社内で管理したほうが良いものに分かれます。

とくに日次業務の仕訳入力や請求処理などの日次業務は手順が明確で、外部へ委託しやすい領域です。

一方、月次・年次業務や管理会計は、社内資料の確認や経営方針に関わる判断が伴うため、企業側が情報提供や最終確認を行う場面が多くなります。

ポイントは「すべて任せるかどうか」ではなく、「どこを社内に残すか」を決めること。こうすることで、アウトソーシングの効果が最大化されます。

サービス形態(常駐型・リモート型)

経理アウトソーシングには担当者が企業に出向して業務を行う「常駐型」と、オンラインで対応する「リモート型」の2種類があります。

【常駐型の特徴】
  • 担当者が社内に常駐し、社内スタッフと同じ環境で業務を進める
  • 情報共有や確認がスムーズで、コミュニケーションコストが低い
  • 業務フローの整理や引き継ぎをしながら改善提案がしやすい
  • 出社前提のため、交通費や時間的なコストがかかりやすい
【リモート型の特徴】
  • メール・チャット・クラウド会計ソフトを使って業務を進行
  • 担当者の移動がないため、コストを抑えやすい
  • 在宅/BPOセンターなど柔軟な稼働体制を組みやすい
  • 情報共有のルール設計や権限管理の整理が必要になる

サービス形態は、社内との連携が密かどうかで選ぶのが基本です。

クラウドツールの活用状況や社内の情報共有体制によって、適したタイプを取り入れましょう。

経理アウトソーシング導入のメリット・デメリット

経理アウトソーシングを導入するメリットは、次の4つです。

メリット
  • 人件費・採用コストの削減
  • 業務効率化・経営スピードの向上
  • 属人化の防止・安定した業務体制の構築
  • 法改正・制度変更への対応力向上

経理の負担を抑えつつ、組織としての業務安定性や生産性を高めやすくなります。

一方で、次のようなデメリットも存在します。

これらのデメリットを抑えるには、委託範囲と運用ルールを明確にし、社内フローや情報管理体制をあらかじめ整備しておく必要があります。

経理アウトソーシングの料金相場(中小企業・大手企業別)

ここでは、中小企業・大手企業別に料金相場を整理しました。

ただし料金は企業規模そのものではなく、処理件数・委託範囲・求める管理レベルによって変動するので、あくまで目安としてご確認ください。

中小企業の料金相場(数十名規模/取引量中程度)

中小企業で経理アウトソーシングを導入する際は、仕訳入力や請求処理などの日次業務を任せるケースが多く見られます。

業務範囲月額の目安処理量の目安
一部業務のみ委託(記帳代行/経費精算など)5〜10万円・仕訳 200〜600件/月
・請求・支払 20〜60件/月
日次+月次処理をセットで委託10〜20万円試算表作成・月次締め対応あり
経理全体を包括的に委託(BPO)20〜35万円証憑整理〜月次・年次決算補助まで
中小企業の料金相場(数十名規模/取引量中程度)

日次処理の外部化から始めて、必要に応じて月次・決算へと段階的に範囲を広げると、費用を抑えながら運用を安定させやすくなります。

大手企業の料金相場(多拠点/内部統制が必要なケース)

大手企業では日次処理だけではなく、部門別の管理・内部統制・監査対応・子会社調整などが求められるため、単純な作業量よりも「運用設計」と「体制構築」の工数が費用に影響します。

業務範囲月額の目安処理量の目安
特定領域のみ委託(記帳/売掛・買掛管理/入金消込など)20〜40万円・仕訳 800〜2,000件/月
・請求・支払 100〜300件/月
経理業務全体のBPO(複数担当制)40〜120万円月次・年次決算、部門別集計、会計レポート作成
常駐・ハイブリッド型(社内+リモート併用)60〜180万円子会社・拠点複数、承認フローの統制が必要なケース
大手企業の料金相場(多拠点/内部統制が必要なケース)

社内の統制レベルや役割分担を明確にしたうえで比較すると、費用の妥当性を判断しやすくなります。

経理アウトソーシング会社の選び方

経理アウトソーシング会社を検討する際は、次の4項目を基準に比較しましょう。

経理アウトソーシング会社の選び方
  • 中小企業・大企業向けサービスの違いを理解する
  • 委託すべき業務範囲を整理する
  • 料金体系・コストバランスを比較する
  • 導入実績・サポート体制を見極める

これらを整理しておけば、自社に合うサービスを選定しやすくなります。

中小企業・大企業向けサービスの違いを理解する

中小企業と大企業では、相性の良いアウトソーシング会社が異なります。

中小企業の場合は業務量や体制の変化に応じて小さく始められるため、範囲を柔軟に調整できるサービスと相性が良いです。

一方で大企業では内部統制や監査対応を前提とした、組織的な運用体制や品質管理が整っている会社を選ぶ必要があります。

自社が重視すべきポイントが柔軟性か、体制の強さなのか整理しましょう。

委託すべき業務範囲を確認する

どの業務を委託し、どこを社内に残すかを事前に整理しておきましょう。

経理アウトソーシングで扱える業務内容は、どのサービスでも大きく変わりません。

違いが出るのは業務量の増減への対応や、運用ルール・コミュニケーションの柔軟さです。

何を任せられるかではなく、どう運用できるかに差が生まれます。

社内で行うべき役割を先に決めれば導入後の分担が明確になり、運用が安定します。

料金体系・コストバランスを比較する

次は料金体系と費用が発生する条件を比較します。

月額固定・工数ベース・従量課金など、料金の算出方法がサービスによって異なります。基本料金が低く見えても、繁忙期の追加作業やスポット対応で費用が増える場合があるため注意しましょう。

料金の安さではなく、自社の業務量に合う費用かどうかを基準に判断すると、導入後のギャップを防げます。

導入実績・サポート体制を見極める

比較するアウトソーシング会社が、自社と同じ規模・業界での導入実績があるか確認しましょう。

実績が近いほど業務理解や引き継ぎがスムーズで、運用開始後の安定性が高まります。

日々の確認や連絡が滞ると月次処理や支払業務の進行に影響が生じるため、担当者の変更対応や連絡手段、レスポンスの速さといったサポート体制も重要な比較ポイントです。

おすすめの経理アウトソーシング会社7選

ここでは知名度、信頼性ともに高いおすすめの経理アウトソーシング会社を選定・比較しました。

自社の規模や委託したい範囲に合わせて、最適なサービスを選定しましょう。

Tenbook(テンブック)Remoba経理HELP YOU経理プレミアムi-STAFF経理業務PROFOC経理アウトソーシングBPO・アウトソーシングサービス
サービスロゴ
提供会社シンアカウンティングサービス株式会社株式会社Enigol株式会社ニットファイブスターネット株式会社株式会社シスプロ芙蓉アウトソーシング&コンサルティング株式会社株式会社パソナ
初期費用25,000円要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ
料金体系月額14,800円〜+機能別オプション加算/一部従量課金あり・6ヶ月プラン:月額料金¥200,000
・12ヶ月プラン月額料金¥180,000
・HELP YOU:10万円~/月
・経理プレミアムBasic:18万円~/月
・経理プレミアムAdvance:18万円~/月
・ライトプラン:114,000円/月(3ヶ月)
・ベーシックプラン:93,000円(6ヶ月)
要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ
対応範囲請求・支払・立替精算・給与計算など売上管理・請求、業務・経費管理・月次決算など記帳・経費精算・請求/支払・売掛/買掛管理・給与計算など記帳・請求/支払・経費精算・給与計算・税理士連携など記帳・請求/支払・経費精算・給与計算など記帳・請求/支払・経費精算・給与計算など記帳・請求/支払・経費精算・給与計算など
無料デモ・無料トライアル30日間の無料ありトライアルプランあり記載なしお試しプランあり記載なし記載なし記載なし
導入までの期間要問い合わせ最短翌日、平均申込から1ヶ月程度要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ
サポート体制メール・電話(平日9:30~18:00)メール・電話(平日 9:00~18:00)メール・電話(平日 10:00~18:00)メール・電話(平日 9:00~18:00)メール・電話(平日 9:00~18:00)メール・電話(平日 9:00~17:30)メール・電話(平日 9:00~17:30)
お問い合わせ詳細はこちら公式サイトをご覧ください公式サイトをご覧ください公式サイトをご覧ください公式サイトをご覧ください公式サイトをご覧ください公式サイトをご覧ください
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価格や対応範囲、強みなどはそれぞれ大きく異なるため要チェックです。

次の見出しから、各社のサービス詳細を解説します。

Tenbook(シンアカウンティングサービス株式会社)

出典元:https://www.shine-accounting.co.jp/service/10book/

Tenbook(テンブック)は見積書・請求書の発行から支払管理、立替精算、給与計算、資金繰り表の作成までをオンラインで完結できるクラウド型経理サービスです。

クラウド上で取引データや証憑を共有でき、経理担当者や税理士とのやり取りを効率化します。
アップロードした領収書の自動仕訳や承認フロー管理など、日常業務の手間を削減する機能を備えており、紙伝票の処理を減らしながら経理データを一元管理できます。

請求・支払・給与など複数の経理業務をクラウドで統合したい企業に適したサービスです。

  • シンアカウンティングサービスが持つ会計・経理の専門ノウハウをもとに設計されており、実際の経理業務に即した操作性と運用フローが特徴
  • AIを活用した証憑の自動登録や仕訳自動化により、入力作業を最小限に抑えつつ、支払状況や資金繰りをリアルタイムで把握可能

Remoba経理(株式会社Enigol)

Remoba経理は、請求書発行・入金確認・経費精算・支払業務・月次決算まで任せられる経理アウトソーシングです。

専属コンサルタントとオンラインのプロワーカーが体制を組み、経理の効率化と意思決定のスピード向上を後押しします。

完全オンラインで、進捗や会計データをリアルタイムに見える化された状態で業務を進められます。

採用難・退職・属人化といったバックオフィスのリスクにも配慮し、チーム運用で継続性を担保。

顧問税理士とのやり取りや資料のスキャン/データ化まで引き受け、現場の手間を抑えつつ月次のレポート作成や帳簿整備まで対応可能です。

項目内容
サービス名Remoba経理
提供会社(運営会社)株式会社Enigol
主な特徴・強み・クラウド会計ソフトやSaaSツールとの連携に強みがあり、「経理の効率化・プロ化」をサポート
・「請求書発行/入金確認/経費精算/月次決算」など経理実務の全体を丸ごと任せられる体制を整えている
対応企業規模スタートアップ~中小企業
導入実績公式に記載なし
初期費用要問い合わせ
料金体系・6ヶ月プラン:月額料金¥200,000
・12ヶ月プラン月額料金¥180,000
導入までの期間最短翌日、平均申込から1ヶ月程度
サポート体制メール・電話(平日 9:00~18:00)
外部連携楽楽精算/Dr.経費精算/ジョブカン経費精算/勘定奉行クラウド/Manage boardboard/Streamed/MakeLeapsなど

HELP YOU経理プレミアム(株式会社ニット)

HELP YOU経理プレミアムは記帳や経費精算、請求書・領収書の管理など、日常の経理業務をオンラインで代行するサービスです。

支払や売掛・買掛管理、給与計算、インボイス対応までカバーし、経理部門の負担を大きく軽減します。

専任の経理プロが課題整理や業務標準化、フォーマット設計、会計ツール入れ替えといったコンサルも担い、資金繰り表や財務諸表作成、月次・年次決算、経営数値の可視化まで踏み込んで伴走します。

体制は「チーム」または「1名専任」から選択でき、退職や繁閑で質がぶれにくい運用を前提に、最短4日で経理のプロをアサイン可能。安定稼働までをスムーズに進められる点が魅力です。

項目内容
サービス名HELP YOU経理プレミアム
提供会社(運営会社)株式会社ニット
主な特徴・強み・チームプラン、1名専属プラン、スポットプランと要望に合わせて選べるサポート体制を用意
・急な担当者の退職・産休・労務・グローバル・英語請求書対応など、ハードルの高いバックオフィス課題にも対応可能
対応企業規模ベンチャー企業~中小企業
導入実績株式会社カーセブンデジフィールド、アサヒ・ドリーム・クリエイト株式会社など
初期費用要問い合わせ
料金体系・HELP YOU:10万円~/月
・経理プレミアムBasic:18万円~/月
・経理プレミアムAdvance:18万円~/月
導入までの期間要問い合わせ
サポート体制メール・電話(平日 10:00~18:00)
外部連携会計ソフト/クラウドツール連携や、英語請求書・インボイス対応など

i-STAFF(ファイブスターネット株式会社)

i-STAFFは、経理や総務をはじめとしたバックオフィス業務をオンラインで代行するサービスです。

記帳代行、請求書作成、振込・支払処理、経費精算、売掛・買掛管理などの経理実務を幅広くサポートします。

全国300名以上のスタッフが在籍し、簿記2級以上・実務3年以上・PC操作テスト合格といった高い基準をクリアした人材による支援体制を構築。

2〜5名のチーム体制で担当するため、退職や欠勤などによる業務の停滞を防げ、安定した運用を実現します。

領収書や書類の整理、発送などのオフライン業務にも対応しており、オンラインとリアルを組み合わせた柔軟な代行体制が特徴です。

項目内容
サービス名i-STAFF
提供会社(運営会社)ファイブスターネット株式会社
主な特徴・強み・採用率1 %の厳格な基準を突破した人材をアシスタントとして在籍させており、高い業務品質・信頼性がある
・オンラインに加えオフライン(書類整理・発送など)にも対応
対応企業規模中小企業~中堅企業
導入実績導入実績530社以上、継続維持率96%以上
初期費用要問い合わせ
料金体系・ライトプラン:114,000円/月(3ヶ月)
・ベーシックプラン:93,000円(6ヶ月)
導入までの期間要問い合わせ
サポート体制メール・電話(平日 9:00~18:00)
外部連携・会計ソフト・クラウドツールとの連携に対応
・税理士や顧問会計士など外部専門家とのやり取りも代行可能

経理業務PRO(株式会社シスプロ)

経理業務PROは領収書・請求書の仕訳入力から請求書作成、入金消込、月次決算資料作成までを一括でアウトソーシングできる経理サービスです。 

振込手数料削減やWeb給与明細の導入支援など、経理関連の付帯サービスも整備されており、コスト削減+運用効率化の両立を目指せます。 

全国4拠点(東京・大阪・名古屋・福岡)で対応体制を構築しており、企業規模や所在地を問わず利用しやすい設計です。

Web請求書やWeb給与明細、勤怠管理システムの提案まで含めて、経理関連の電子化・標準化を一気通貫で進められます。

項目内容
サービス名経理業務PRO
提供会社(運営会社)株式会社シスプロ
主な特徴・強み・仕訳入力から月次決算資料作成まで幅広く対応し、コスト削減と社内のコア業務集中を支援
・振込手数料削減サービスや Web請求書/Web給与明細などの付随サービスも提供
対応企業規模スタートアップ~中小企業
導入実績公式に記載なし
初期費用要問い合わせ
料金体系要問い合わせ
導入までの期間要問い合わせ
サポート体制メール・電話(平日 9:00~18:00)
外部連携Web請求書・Web給与明細などのクラウド/デジタル帳票システムとの連動に対応

FOC経理アウトソーシング(芙蓉アウトソーシング&コンサルティング株式会社)

FOC経理アウトソーシングは記帳・仕訳、売掛/買掛管理、経費精算、決算支援など経理業務全般を代行するサービスです。

設立から30年以上の実績を持ち、1000名超のアウトソーシングスタッフが在籍。公認会計士や経理経験20年以上の専門チームが業務を担当し、高度な安定運用を実現します。

決算前工程からのフルアウトソーシングに対応し、請求書の発行・回収管理や購買照合まで包括的に支援。

会計システム導入支援や業務フロー改善など、コンサルティング思考の経理BPOを提供しています。

項目内容
サービス名FOC経理アウトソーシング
提供会社(運営会社)芙蓉アウトソーシング&コンサルティング株式会社
主な特徴・強み・企業の抱える経理/管理部門の課題を整理・設計したうえで、運用代行だけでなく経理体制そのものを改善・再構築できる
・財務コンサルティング(IPO支援・M&A支援など)を含む高度な対応力を備えている
対応企業規模中堅企業~大企業
導入実績日本マクドナルド株式会社、株式会社NHK出版など
初期費用要問い合わせ
料金体系要問い合わせ
導入までの期間要問い合わせ
サポート体制メール・電話(平日 9:00~17:30)
外部連携「会計システムの導入支援」「複数拠点・グループ管理」「財務コンサルティングとの連携」など、既存の企業内部システム
・基幹ツール・外部専門家(税理士・監査法人)との連携性も高い

BPO・アウトソーシングサービス(株式会社パソナ)

BPO・アウトソーシングサービスは各種伝票入力・照合、経費精算決算関連書類の作成、証憑スキャニングなど、経理・財務業務をワンストップで代行するサービスです。 

業務量の変動や繁閑差に応じた人員配置が可能で、経理部門をコア業務に集中させる体制づくりを支援します。 

自社拠点/集約拠点・業務委託/ユニット派遣/派遣といった多様な提供形態を組み合わせられるため、自社の業務規模・体制・課題にあわせた柔軟な導入が可能です。

AI-OCRとRPAを組み合わせた帳票読取やデータ投入の自動化など、ITツール導入を含めた運用にも対応しています。

項目内容
サービス名BPO・アウトソーシングサービス
提供会社(運営会社)株式会社パソナ
主な特徴・強み・調査・業務設計・運用までを一貫して実行できるノウハウを提供しており、大手・グループ企業の複雑なニーズにも対応
・業務の繁閑に応じて人員配置を調整できる体制を構築
対応企業規模中堅企業~大企業
導入実績コニカミノルタジャパン株式会社、三菱日立パワーシステムズ株式会社など
初期費用要問い合わせ
料金体系要問い合わせ
導入までの期間要問い合わせ
サポート体制メール・電話(平日 9:00~17:30)
外部連携・クラウド型経費精算システム(例:楽楽精算)などの他社ツールとの提携実績あり
・必要に応じてRPA・AI-OCRなどの業務効率化ツールを導入支援

経理アウトソーシング導入の流れ4ステップ

経理アウトソーシング導入の流れを、次の4ステップで解説します。

導入の流れ4STEP
  1. 目的・課題の整理
  2. 業務範囲・委託内容のすり合わせ
  3. 見積り・契約
  4. 運用開始

各ステップを押さえて進めれば、導入時のトラブルを避けながら本格運用へ移行できます。

STEP1.目的・課題の整理

まずは経理を外部に任せる目的と、改善したい課題を具体的に整理しましょう。

「人手が不足している」「月次締めに時間がかかっている」「担当者が属人化している」など、現状の問題点を書き出します。

そのうえで、外部に任せたい役割(例:日次処理の安定化、月次締めの短縮、決算業務のサポートなど)を1つずつ整理しておきます。

以下の3点を明文化すると、次の工程(業務範囲の分担)がスムーズに進みます。

目的・課題の整理ポイント
  • 現状の課題(困っている点)
  • 改善したい状態(どうなれば良いか)
  • 外部に担ってほしい役割(任せる目的)

STEP2.業務範囲・委託内容のすり合わせ

委託する業務と、社内で対応する業務を明確に分ける段階です。

経理アウトソーシングで対応できる業務内容自体は大きく変わりませんが、どこまで外部に任せ、どこを社内に残すかは企業ごとに異なります。

次の観点で区分すると、役割分担を進めやすくなります。

役割分担を進めやすくなる区分
  • 外部に任せられる定型業務
  • 社内の判断や承認が必要な業務
  • 共同で対応する業務(情報共有や確認が必要な領域)

STEP3.見積り・契約

委託する業務量に応じた費用と契約条件を確認しましょう。

複数社から見積りを取り、料金・セキュリティ・サポート体制を比較します。

基本料金だけで判断せず、追加作業の扱いや契約終了時の手続きまで把握しておくと安心です。

必要に応じて秘密保持契約(NDA)を締結し、正式契約へ進めます。

STEP4.運用開始

運用開始後は、情報共有の方法と業務フローを明確にして進めます。

とくに最初の1〜2ヶ月は業務の安定化を目的に、報告体制や改善サイクルを整える期間です。

社内とアウトソーシング会社の間で認識差が生じやすいため、連絡手段、提出物の形式、確認のタイミングを揃えましょう。

定期的に進捗や課題を共有し、必要に応じて業務範囲やフローを微調整すると、運用が安定しやすくなります。

経理アウトソーシングの比較でよくある質問

Q.経理アウトソーシング導入前に比較すべきポイントは?

A.経理アウトソーシングの導入検討時には、「費用」「対応できる業務範囲」「サポート体制」の3点を見比べると判断しやすいです。

自社の業務量と必要な支援レベルに合っているかを軸に検討しましょう。

おすすめの経理アウトソーシング会社7選

Q.経理アウトソーシングはどこまでの経理業務を委託できる?

A.日々の仕訳入力や請求処理、入出金管理、経費精算に加え、月次試算表の作成や決算対応の補助まで幅広く委託できます。

ただし支払の最終承認や予算策定、経営判断などの意思決定部分は、社内で行うケースが一般的です。

経理アウトソーシングとは

Q.自社におすすめの経理アウトソーシング会社を選ぶ際の基準は?

A. まずは経理業務のどこまでを外部に委託したいか整理しましょう。そのうえで料金体系や導入実績・サポート体制を確認すると、自社に合うサービスを絞り込みやすくなります。

経理アウトソーシング会社の選び方

Q. 中小企業と大手で選ぶべき経理アウトソーシング会社は違う?

A.中小企業なら少ない工数から始められ、担当者の変更や業務範囲の調整がしやすい会社が向いています。業務量が時期によって変動しやすいため、「必要なときに必要な分だけ頼める」運用が重要です。

大手企業では、内部統制や監査対応を前提にした複数担当体制や、品質管理のルールが整っている会社が求められます。

まとめ

経理アウトソーシングを比較・検討する際は、料金だけでなく「どこを任せ、どこを社内に残すか」まで整理しましょう。

サービスの仕組みや体制を理解して選定すれば、費用対効果と業務の安定性が両立しやすくなります。

この記事の要点
  • 委託できる業務範囲は日次処理から月次・年次補助まで広いが、最終判断や予算策定は社内主導が基本
  • サービス形態は「常駐型」と「リモート型」の2つ
  • 料金相場は企業規模そのものではなく、処理量と役割分担の設計で大きく変動する
  • 導入前に社内で担う領域と外部へ任せる領域を先に整理する
  • 契約後は報告方法や確認のタイミングを統一し、運用ルールを継続して見直すことが重要

基本を押さえて比較・選定を進めれば、無理なく継続できる運用が実現できます。

導入前後の運用イメージまで確認しながら選定し、負担なく継続できる体制を整えましょう。

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