「顧客への連絡をもっと確実に届けたい…」
「でもコストや手間は最小限に抑えたい」
そんな企業や自治体、店舗経営者の方に注目されているのがSMS送信サービスです。近年メールよりも開封率が高く、スマホに即時通知されるSMSは、本人確認・予約リマインド・お知らせ・マーケティングなど、幅広い業務に活用されています。
しかし、SMS送信サービスは提供企業が多く、料金体系や機能もさまざまです。どれを選べばよいのか、無料プランはあるのかなど、疑問を持つ方も少なくありません。
この記事では、2025年時点でおすすめのSMS送信サービス9社を厳選し、徹底比較しています。さらに、業界や利用目的別に最適なサービスの選び方も紹介しています。自社サービスにSMS送信サービスを導入する際の判断材料を網羅した記事になっていますので、ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。
おすすめのSMS送信サービスを今すぐ比較検討したい方は『おすすめのSMS送信サービス比較表』をご覧ください。
目次
SMS送信サービスとは?基本の仕組みと活用シーン
まずはSMS送信サービスとは何かを正しく理解することが大切です。メールや電話との違いや、実際にどんな業務で活用されているのかを把握することで、自社にとって本当に必要なツールかどうかを見極めやすくなります。このセクションでは、SMS送信サービスの基本的な仕組みと代表的な活用シーンを解説します。
本項では主に以下の項目を解説いたします。
- SMS送信サービスの仕組み
- SMSとメールの違い
- SMS送信サービスの活用シーン
- 高い開封率・即時性のメリット
SMS送信サービスの仕組み
SMS送信サービスとは、企業や自治体が、顧客の携帯電話番号宛に短いメッセージ(SMS)を一括送信できるクラウド型ツールです。手動で1件ずつSMSを送るのではなく、管理画面やAPIを通じて数百〜数万件のメッセージを一斉かつ自動で配信できるのが特徴です。
SMSは、NTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなどの携帯キャリアのSMS通信網を経由して送られるため、ほぼ確実に相手のスマートフォンに届きます。また、スマホ画面に通知が表示されるため、ユーザーがすぐに気づきやすい点も強みです。
一般的なSMS送信サービスには、以下のような機能が搭載されています。
- 一斉配信/個別配信の切り替え
- 配信予約・スケジューリング
- テンプレート登録
- 開封確認や到達率のレポート機能(対応サービスのみ)
- CRMやECカートとのAPI連携
手間をかけずに多くの顧客に対して確実な情報伝達ができるという点で、SMS送信サービスは顧客との関係構築を行うツールとして優れています。
SMSとメールの違い
SMSとメールはどちらもテキスト情報を送る手段ですが、通知手段としての性質が大きく異なります。以下の表に両者の違いをまとめましたので、ご覧いただければ幸いです。
| 項目 | SMS | メール |
|---|---|---|
| 宛先 | 電話番号 | メールアドレス |
| 通知の即時性 | スマートフォンに直接通知を行うため、即時性は非常に高い | 通知オフだと見逃される可能性がある |
| 開封率 | 約90%以上 | 約10~20% |
| 文字数制限 | 全角で最大670文字、半角英数字で最大1530文字 | 制限なし(画像添付も可能) |
| 到達率 | 非常に高い(99%以上) | スパム扱いされるメールや、未達のメールが発生する可能性あり |
| 主な用途 | 本人確認(KYC)、緊急連絡、予約通知など | 長文案内、メルマガ、資料送付など |
特にSMSは、アプリを開かなくてもロック画面に通知が表示されるため、即座に目に入る連絡手段としての効果が非常に高いです。一方で、長文の説明や複数情報を含む場合は、メールの方が適しているケースもあります。SMSとメールは目的によって使い分けることが重要です。
SMS送信サービスの活用シーン
SMS送信サービスは、業界や業種を問わず、多様なビジネスシーンで活用されています。以下の表は、代表的な業種とその活用例を整理したものです。
| 業種・業界 | 活用例 | 主な目的 |
|---|---|---|
| 中小企業・店舗(美容室・整体・飲食など) | 予約リマインド、キャンセル防止通知、クーポン配信 | 来店率向上、無断キャンセル防止、リピーター獲得 |
| 自治体・公共機関 | 災害時の避難指示、ワクチン接種案内、住民説明会のお知らせ | 迅速な情報伝達、緊急時対応、住民との接点強化 |
| 金融・保険業界 | 二要素認証(SMS認証コード)、支払い催促通知、重要書類の送付連絡 | 本人確認、セキュリティ強化、トラブル防止 |
| EC・通販サイト | 発送完了通知、決済エラーの案内、カゴ落ちフォロー | 顧客満足度向上、購入率アップ、クレーム削減 |
高い開封率・即時性のメリット
SMSが選ばれる最大の理由は、圧倒的な開封率と即時性にあります。ある国内調査によれば、SMSの開封率は約90%以上、しかも送信から3分以内に開封される確率が非常に高いとされています。
参考サイト:NTTコムオンライン – 【2023年度版】SMSの内容を確認する割合
これに対して、Eメールの平均開封率は約20%前後。迷惑メールフォルダに振り分けられるケースや、そもそも通知オフにしている人も多く、即時の連絡には不向きです。
SMSの即時性は、特に以下のようなケースで効果を発揮します:
- 本人確認(ワンタイムパスワード)
- 急なキャンセル通知・変更案内
- 支払い遅延の督促通知
- 営業時間変更などの重要なお知らせ
このように、SMS送信サービスは、単なる連絡手段ではなく、業務効率・顧客対応の精度を高めるツールとして大きな役割を果たしています。
SMS送信サービス導入のメリット
SMS送信サービスは、単なるメッセージを送る手段にとどまらず、業務効率の改善や顧客満足度の向上といった実務的な成果に直結するツールです。このセクションでは、企業や自治体がSMS送信サービスを導入することで得られる、代表的なメリットを具体的にご紹介します。
メールよりも高い開封率と即時性
SMS最大の強みは、確実に・すぐに読まれるという点です。 多くの調査で、SMSの開封率は90%を超えると言われています。通知がスマホのロック画面に直接表示されるため、見逃されにくい特徴があるためです。
参考サイト:NTTコムオンライン – 【2023年度版】SMSの内容を確認する割合
これに対して、Eメールは迷惑メールフォルダへの振り分け、通知オフ設定などにより、開封率は20%前後が平均とされています。つまり、重要な連絡をタイムラグなく確実に届けたい場合、SMSは圧倒的に優れています。
一斉送信や予約送信が可能で業務効率化
SMS送信サービスでは、複数の宛先に一括でメッセージを送信する『一斉配信機能』や、送信日時をあらかじめ設定できる『予約配信機能』が備わっていることが一般的です。これにより、たとえば以下のような業務が自動化され、人件費の削減、手間の省力化、対応漏れやミスの防止につながります。
- 診察・面談・来店予約のリマインドを前日に自動送信
- 支払い催促メッセージを期限直前に配信
- キャンペーン開始日に合わせたプロモーション配信
電話連絡よりもコストと時間を削減できる
電話による連絡は、1件ずつ対応が必要であり、時間も手間もかかる手法です。加えて、相手が出なければ再発信が必要になり、スタッフの工数を大きく圧迫します。
一方、SMS送信サービスを使えば、1通数円〜十数円で数百件を一斉送信できるため、圧倒的なコストパフォーマンスと時間短縮効果があります。このように、少人数の組織や中小企業でも効率的に運用できる点が大きな魅力です。
API連携や自動配信でシステム化も可能
多くのSMS送信サービスは、自社の顧客管理システム(CRM)や予約管理システムとのAPI連携が可能です。そのため、以下のような完全自動化された業務フローを構築することができます。
- 予約が登録された瞬間に『予約完了SMS』を自動送信
- 決済が失敗した顧客に自動で再案内を送信
- 定期フォローアップメッセージを設定日に配信
このように、SMS送信サービスは単なる連絡手段ではなく、業務のデジタル化・自動化に貢献するビジネスツールとしても活用できます。
SMS送信サービス導入のデメリット
SMS送信サービスには多くのメリットがありますが、当然ながら注意点やデメリットも存在します。導入後に「想定と違った」、「コストが思ったより高かった」といった失敗を避けるためには、事前にこうしたリスクを理解しておくことが大切です。ここでは、SMS送信サービスの代表的なデメリットと、それに対する対策ポイントを解説します。
送信文字数や形式に制限がある
SMSは文字数について制限があり、全角で最大670文字・半角英数字では最大1530文字が上限とされています。(ただし70文字を超えるメッセージはキャリア側で複数通に分割され、送信通数分の料金が加算されるため、実質的には短文での運用が推奨されます。)
加えてSMSは、画像(JPEG、PNGなど)や動画(MP4)、PDFやWordファイルといったファイル添付には一切対応していません。ビジュアル資料や詳細な書類を送りたい場合でも、SMSではそれを直接送信することはできず、あくまで文字情報だけで伝える必要があります。
加えて、一部の古い端末や格安SIMでは長文SMS(いわゆる「連結SMS」)が正常に表示されない、あるいは途中で切れてしまうといったケースもあるため、相手環境によっては確実な伝達が難しい場合もあります。
このように、SMSは確実に短文を届けることには優れていますが、ビジュアル訴求や詳細案内には不向きであり、形式上の制限は導入前に必ず認識しておくべきデメリットです。画像付きの案内や長文の説明が必要な場合は、SMS本文にURLを記載して、外部ページに誘導する設計が現実的な代替手段となります。
1通ごとの課金が多く、頻繁な利用で割高なコストになる
SMS送信は1通〇円という従量課金制が基本のため、件数が多いとコストが膨らみやすくなります。特に、日々のリマインドや通知業務など高頻度で使う場合は、月間数千円〜数万円規模の出費になることもあります。
無料トライアルや定額プランが用意されているサービスもありますが、『配信通数 × 単価』で料金が変動する点は把握しておく必要があります。このように利用頻度が高い場合は、従量課金よりも定額制・パック料金制のあるSMS送信サービスを選ぶとコストを抑えられます。
一部キャリア・端末では受信拒否設定がある
SMSは基本的に到達率が非常に高い通信手段ですが、受信者側の設定によっては届かないケースも存在します。たとえば、Android端末や格安SIMでは『海外SMS拒否』や『迷惑メッセージブロック』が初期設定されていることがあり、企業のSMSが弾かれるリスクがあります。
また、国際SMS(海外回線経由)で送信される場合、受信拒否されることが多いため、国内キャリア網を経由した国内SMS送信が推奨されます。
誤送信や宛先ミスが信用リスクにつながる可能性もある
SMSは確実に届くからこそ、誤送信による信頼性低下や情報漏洩リスクも大きくなります。たとえば、個人情報を含む内容を誤った宛先に送ってしまった場合、顧客の信用を損ねるだけでなく、企業としての法的責任が問われることもあります。
また、誤送信防止のためのテスト配信機能や確認画面がないサービスを選んでしまうと、運用ミスが起きやすくなります。このような問題に対して、送信前のプレビュー機能や宛先の確認プロセスが整ったサービスを選び、運用時にはダブルチェック体制を敷くことが重要です。
SMS送信サービスの選び方
SMS送信サービスは数多く存在し、機能や料金体系、サポート内容などがそれぞれ異なります。このセクションでは、SMS送信サービスを選ぶ際に必ずチェックしておきたい5つの比較ポイントを解説します。この基準をもとに選定すれば、導入後の後悔や無駄なコストを避けることができます。
1.料金体系(従量・定額・無料トライアル)
SMS送信サービスの料金体系は主に従量課金制と定額制(またはパック料金制)に分かれています。従量課金制は『1通〇円』で料金が発生する仕組みで、小規模・低頻度な利用に適しています。一方、月間で数百〜数千件の送信を予定している場合は、定額プランや送信パックがあるサービスを選ぶとコストを抑えやすくなります。
また、ほとんどのサービスでは無料トライアルを提供しており、事前に使い勝手や配信の到達率をテストできるのも大きなメリットです。導入前に必ず試しておくことをおすすめします。
2.機能(予約送信、API連携、管理画面のUI)
SMS送信サービスは、ただメッセージを送るだけではなく、業務効率化やマーケティング強化に役立つ機能が揃っているかが重要です。たとえば、以下のような機能を比較すると自社の業務に適したサービスを見つけやすくなります。
- 予約送信・スケジューリング機能:事前に送信タイミングを設定できる
- API連携:CRMや予約管理システムとの連携が可能
- テンプレート保存機能:よく使う文章を登録して使い回せる
- UIのわかりやすさ:直感的に操作できる画面設計かどうか
特にAPI連携は、SMSをシステムに組み込んで自動化したい企業には必須の機能です。
3.サポート体制(導入サポート、有人対応の有無など)
ツール導入時やトラブル発生時に頼れるサポート体制の有無も、サービス選定においては非常に重要な要素です。特にITに詳しくない担当者が運用する場合や、自治体・医療機関など信頼性が求められる業界では、メールやチャットだけでなく電話でのサポートがあるかどうかを確認しておきましょう。導入時に環境設定や使い方のレクチャーを受けられるか、アカウントマネージャーがつくかどうかなども比較ポイントになります。
4.セキュリティと認証基準(法人向けの安心感)
法人・自治体がSMS送信サービスを導入する場合は、情報セキュリティ対策がどれだけ万全かも見逃せません。チェックすべき項目としては以下のようなものがあります。
- 国内サーバー運用かどうか
- 通信の暗号化(SSL/TLS)対応
- アクセス制限機能(IP制限や二要素認証など)
- プライバシーマーク、ISMS認証の有無
とくに個人情報を扱う業務(医療、金融、不動産など)では、セキュリティ基準を満たしているサービスを選ばないとリスクが大きくなります。
5.実績と信頼性(導入企業や業界の広がり)
最後に、サービスの導入実績や業界での信頼性も重要な判断基準です。「自治体での採用実績がある」、「大手企業での導入が進んでいる」、「医療・金融機関で活用されている」など、実績が豊富なサービスほど安心して選べます。
また公式サイトに記載されている事例や導入企業名、口コミやレビュー評価なども確認しましょう。幅広い業種に対応しているサービスは、機能・セキュリティ・運用性のバランスが取れている傾向があります。
企業・行政のSMS送信サービス活用事例については『企業・行政の事例でわかる効果とできること、選び方まで徹底解説』をご覧ください。
SMS送信サービスの費用内訳や料金相場(無料あり)
SMS送信サービスを導入する際、最も気になるのは「結局いくらかかるのか?」というコスト面です。SMSは1通あたりの料金が明確である反面、文字数や送信件数、契約形態によって月額コストが大きく変動する点に注意が必要です。
また、近年は無料トライアルや初期費用0円のサービスも登場しており、費用構造を正しく理解しておくことで無駄な支出を抑えられます。
以下では、SMS送信サービスの導入に必要な主な費用項目と、2025年時点の料金相場を一覧表にまとめました。なお多くの企業では、初期費用無料・月額基本料0円の従量課金制からスタートするケースが一般的です。
| 費用項目 | 詳細 | 料金相場(税抜き) |
|---|---|---|
| 初期費用 | ・アカウント発行、管理画面設定などの初期登録費用 ・サービスによっては無料 | 無料〜5,000円程度 |
| 月額基本料 | ・サービス利用の固定費 ・従量制なら0円、定額制なら月額で発生することが多い | 0円〜10,000円程度 |
| SMS送信単価 | ・1通あたりのSMS送信料 ・一般的には全角70文字以内を1通と換算 | 1通あたり6〜10円 |
| オプション費用 | 誤送信防止機能、認証コード生成機能、サポート体制強化などの追加機能料金 | 要お問い合わせ |
無料トライアルはSMS送信体験やUI確認には有効ですが、制限があるため本格運用前には有料プランの比較も必須です。送信文字数、件数、必要な機能、サポート体制などをトータルで比較して、自社の用途に合った料金プランを選ぶことがポイントです。
なお、認証コード生成機能の追加を検討の方はSMS認証サービスをご確認ください。
おすすめのSMS送信サービスの比較表
以下にSMS送信サービスの比較表を掲載いたします。詳細は事項にて解説していますので、まずは全体像を把握いただく意味で表をご覧いただければ幸いです。
| SMSLINK | メディアSMS | 空電プッシュ | KDDI Message Cast | メディアSMS | 絶対リーチ!SMS | Cuenote SMS | SMS送信サービス(CM.com) | Push!SMS | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| サービスロゴ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() ![]() | ![]() | ![]() |
| 初期費用 | 0円 | 0円 | 要お問い合わせ | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 要お問い合わせ |
| 月額費用 | 0円~30,000円 | 0円 | 要お問い合わせ | 0円 | 0円 | 1,000円~ | 0円 | 0円 | 要お問い合わせ |
| SMS送信単価 | 6円~/通 | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ(最低保証金額なし) | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 6円~/通 | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ |
| 無料トライアルの有無 | あり(要お問い合わせ) | あり(最大2ヶ月) | 要お問い合わせ | あり(要お問い合わせ) | 要問い合わせ | あり(要お問い合わせ) | あり(要お問い合わせ) | あり(14日間) | 要お問い合わせ |
| 導入までの期間 | 最短3営業日後から利用可能 (APIタイプを希望する場合は、申込書とヒアリングシートのご提出から5営業日以内に開発環境への接続用情報を提供) | ベーシックなプランであれば、最短3-4営業日で利用可能 | 最短4営業日後から利用可能 | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 最短4営業日(プランによっては、最短1営業日での提供も可能) | 最短4営業日(プランによっては、最短1営業日での提供も可能) | 最短で即日導入可能 | 最短10営業日 |
| サポート体制 | ・SMSを見てもらうための文面作成フォローや送信タイミングなどを専属スタッフがサポート ・専用のサポートサイトのほか、問い合わせ窓口もご用意 | 24時間/365日の障害対応デスクを設置、SMS導入ガイドあり | サービス導入支援、サービス内容や操作に関する問い合わせ対応、障害や不具合に関する問い合わせ対応、API連携サポートあり | 大手通信事業者としてのノウハウによる運用体制構築、24時間365日体制の受付、監視運用サポート | ・保守運用において24/365日のデスクを設置(故障、障害等の対応) ・操作画面に関する問い合わせ、API仕様の確認などへの対応 | ・業種業態問わず営業担当とカスタマーサポートが導入支援 ・24時間どこでも閲覧できるサポートサイトを用意 | ・導入前の検討事項、運用中の相談 ・質問事項に専任スタッフが電話 ・メールで対応 ・画面操作のご説明やAPI連携の技術支援などのサポート | 開発者向け情報ポータルを用意 | ・導入後は専任担当者が担当につき、最適なビジネス活用方法を提案 ・これまでの事例やノウハウを活かして、開封されやすいメッセージ文面や送信時間のコンサルティングにも対応 |
| 外部連携/API対応 | ・ノーコードでkintone/Salesforce等のCRMの対象リードへ自動SMS送信 ・IVRでのSMS活用で問い合わせ内容にあったSMSを送信可能 | ・SalesforceやKintone、Zendeskといった外部サービスとの連携が可能 ・APIでは、基本の「SMS送信機能」一覧に加え、「CSVリスト投入(取得)」「送受信機能(双方向)」「他人接続判定」「長文化」など豊富な機能を提供 | Salesforce連携可、自社システムへのAPI連携機能あり | 自社の既存システムとのAPI連携による配信 | ・CSVフォーマット連携、IVR認証機能を組み合わせた専用のAPIを用意 ・kintoneやSalesforceなどのCRM、MAツール、さらには基幹システムとの連携にも対応 | HTTPSやSMPPのマルチプロトコルAPIを活用し、自社で利用中のシステムやサービス(コンタクトセンターシステム、CRMシステム、各種クラウドサービスなど)と連携可能 | ・kintoneやSalesforceなどの外部サービス連携に対応 ・外部システムからAPI経由でSMSの送信指示が可能、RESTful APIを採用しているため開発も容易 | ・Salesforce、Zendesk、HubSpotなど主要CRM・MAとの連携が可能 ・RESTful APIを通して、SMS認証が必要なシステムやアプリへワンタイムパスワードや認証コードの自動送信組み込みを行うことが可能 | ・管理画面からの手動配信のほか、API接続による自動連携・配信指示にも対応 ・CSVファイルをアップロードしてからの一括送信にも対応 |
| 詳細情報 | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 公式サイトをご覧ください | 公式サイトをご覧ください | 公式サイトをご覧ください | 公式サイトをご覧ください | 公式サイトをご覧ください | 公式サイトをご覧ください | 公式サイトをご覧ください |
おすすめのSMS送信サービス、および提供会社の詳細
SMS送信サービスは国内外で数多く提供されていますが、料金・機能・サポート・実績などの比較ポイントが多いため、導入時の比較検討は容易ではありません。このセクションでは、2025年時点でおすすめできる主要なSMS送信サービス9個を厳選し、それぞれの特徴を簡潔に紹介します。
特に、無料トライアルの有無、API連携対応、導入実績などの重要な比較ポイントを押さえて掲載しています。自社の業務に合ったサービスを選ぶ際の参考として、ぜひご活用ください。
1.SMSLINK(株式会社ネクスウェイ)
SMSLINKは、TISインテックグループの株式会社ネクスウェイが提供する法人向けSMS配信サービスです。国内キャリアと直接接続された高い到達率と安定性、初心者にも扱いやすいシンプルなUIが特長です。既に幅広い業界において多くの企業で導入実績があり、その使いやすさと信頼性は多くの企業から高く評価されています。
中小企業や個人事業主など、スモールビジネスでも無理なく始められる従量課金プランや無料トライアルが用意されており、導入までのスピードも迅速です。また、サポート体制も整っており、初めてSMS送信サービスを使う担当者でも安心です。API連携にも対応しており、CRMや予約システムとの統合にも適しているため、業務効率化を図りたい企業にも最適です。
- 3,000社以上が導入(2024年11月時点)
- SMS到達率約98%、アプリ不要で高い視認性を実現
- 認証実行費用:1通6円〜
2.メディアSMS(株式会社メディア4u)

「メディアSMS」は、国内法人向けSMS配信市場で4年連続シェアNo.1(※デロイトトーマツミック経済研究所調査)を誇る、SMS配信に特化したクラウドサービスです。
業務連絡、督促、予約リマインド、マーケティングなど、幅広い用途に対応し、導入企業数は6,900社以上。大手企業や金融機関も多数導入しており、高い到達率(99.9%)と正確な送達ステータスが特長です。
- 高精度の到達率99.9%
- 双方向SMS対応(オプション)
- 豊富な標準機能とAPI連携
3.空電プッシュ(NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社)
空電プッシュは、NTTドコモビジネス(旧NTTコミュニケーションズ)のグループ会社が運営する法人向けSMS配信サービスです。自治体・公共機関・金融機関といった高いセキュリティと確実な配信が求められる業界で圧倒的な信頼を誇り、大量送信や多言語配信にも対応できるスケーラビリティが魅力です。導入時にはNTTグループならではの充実した技術支援があり、APIを用いた高度なシステム連携も可能。電話・チャット・メールによる有人サポートがあり、IT部門だけでなく、非技術部門の担当者にも安心の体制です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | 空電プッシュ |
| 会社名 | NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社 |
| 主な特徴・強み | ・NTTグループによる提供で信頼性・安定性が非常に高いSMS配信サービス ・国内3キャリアと直接接続(キャリア直収)しており、到達率・即時性に優れる ・一斉配信・個別配信・スケジュール配信に対応 |
| 対応業種/企業規模 | 金融業界、自治体、教育機関、小売、インフラ、製造、通信、自治体など |
| 導入実績/導入社数 | ・9年連続国内SMS業界シェアNo.1 ・導入法人例:三井住友銀行、JCB、東京海上日動、日本生命、パナソニック、大東建託、国立がん研究センター中央病院 |
| 初期費用 | 要お問い合わせ |
| 月額費用 | 要お問い合わせ |
| SMS送信単価 | 要お問い合わせ |
| 無料トライアルの有無 | 要お問い合わせ |
| 導入までの期間 | 最短4営業日後から利用可能 |
| サポート体制 | サービス導入支援、サービス内容や操作に関する問い合わせ対応、障害や不具合に関する問い合わせ対応、API連携サポートあり |
| 外部連携/API対応 | Salesforce連携可、自社システムへのAPI連携機能あり |
4.KDDI Message Cast(KDDI株式会社)

KDDI Message Castは、auブランドを展開するKDDIグループが提供する法人向けSMS送信サービスで、KDDIの通信インフラを活用した高信頼・高速配信が特長です。特にセキュリティ通知や本人認証など、確実にメッセージを届ける必要のある業務に強く、大企業やインフラ系業種で多く活用されています。専用APIを活用すれば、基幹システムや予約システムともスムーズに連携可能。導入までのスピードも早く、短期間で本番運用を開始したい企業に最適な選択肢です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | KDDI Message Cast |
| 会社名 | KDDI株式会社 |
| 主な特徴・強み | ・KDDI(au)が提供するキャリア公式SMS配信サービス ・3キャリア(au/docomo/SoftBank)対応で、国内全体に高い到達率を実現 ・本人認証やワンタイムパスワード送信、督促通知などセキュリティ連絡に強み |
| 対応業種/企業規模 | 金融機関、保険会社、ECサイト、通信業、インフラ事業者など |
| 導入実績/導入社数 | 導入法人例:愛知県名古屋市、ジョットインターナショナルなど |
| 初期費用 | 0円 |
| 月額費用 | 0円 |
| SMS送信単価 | 要お問い合わせ(最低保証金額なし) |
| 無料トライアルの有無 | あり(要お問い合わせ) |
| 導入までの期間 | 要お問い合わせ |
| サポート体制 | 大手通信事業者としてのノウハウによる運用体制構築、24時間365日体制の受付、監視運用サポート |
| 外部連携/API対応 | 自社の既存システムとのAPI連携による配信 |
5.メディアSMS(株式会社メディア4u)
メディアSMSは、とにかく簡単に、すぐに始められるSMSサービスを探している中小企業や個人事業主に適したツールです。導入スピードが非常に早く、最短即日で運用を開始できること、視覚的にわかりやすい操作画面、サポート体制の手厚さが高く評価されています。業種としては、美容院や歯科医院、予備校など予約管理やリマインド通知を必要とする業態に特に人気があります。API連携やCSVアップロードにも対応しており、スモールビジネスでも業務効率化を図れるのが特長です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | メディアSMS |
| 会社名 | 株式会社メディア4u |
| 主な特徴・強み | ・初めてのSMS導入でも扱いやすいシンプルな操作画面と直感的なUIが特長 ・中小企業・個人店舗向けに設計されており、1通から手軽に配信できる ・Web上の管理画面から即時送信・予約送信・CSV一括送信が可能 |
| 対応業種/企業規模 | ・金融機関、保険会社、ECサイト、通信業、インフラ事業者、大規模なコールセンター、ヘアサロン、飲食店、医療、歯科、スクール、整骨院、士業など ・中小企業であってもスモールスタートで導入しやすいプランあり |
| 導入実績/導入社数 | ・2025年5月末時点で6,500社の契約実績あり ・導入法人例:東京都、SoftBank、東京ガス、大分県、タワーレコード、バンダイナムコ、第一生命、セブン銀行など |
| 初期費用 | 0円 |
| 月額費用 | 0円 |
| SMS送信単価 | 要お問い合わせ |
| 無料トライアルの有無 | あり(最大2か月間、API連携のためのデモアカウントも提供可) |
| 導入までの期間 | 要お問い合わせ |
| サポート体制 | ・保守運用において24/365日のデスクを設置(故障、障害等の対応) ・操作画面に関する問い合わせ、API仕様の確認などへの対応 |
| 外部連携/API対応 | ・CSVフォーマット連携、IVR認証機能を組み合わせた専用のAPIを用意 ・kintoneやSalesforceなどのCRM、MAツール、さらには基幹システムとの連携にも対応 |
6.絶対リーチ!SMS(AI CROSS株式会社)
絶対リーチ!SMSは、SMSをマーケティング用途で活用したい企業にとって非常に心強い選択肢です。配信後の開封確認やコンバージョン分析、セグメント配信など、販促効果を高めるための機能が多数搭載されており、特にECサイトやキャンペーン施策との相性が抜群です。専任担当によるサポート体制も整っており、戦略的な配信設計の相談にも対応。外部のMAツールやCRMと連携できるAPIも提供しており、マーケティング自動化の一環としてSMSを組み込みたい企業に最適です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | 絶対リーチ!SMS |
| 会社名 | AI CROSS株式会社 |
| 主な特徴・強み | ・開封率・配信状況を可視化できるマーケティング特化型SMS配信サービス ・セグメント配信、配信効果の分析、自動リマインドなど、販促・リピーター施策に強い機能が充実 ・柔軟なテンプレート設定や名前差し込みなどのパーソナライズ対応 |
| 対応業種/企業規模 | ・金融機関、ECサイト、自治体、学校法人、医療機関、通信事業者など ・中小企業であってもスモールスタートで導入しやすいプランあり |
| 導入実績/導入社数 | ・7,000社の契約実績あり ・導入法人例:ZOZOTOWN、愛媛銀行、仙台銀行、ANA、KIRIN、HONDA、豊島区など |
| 初期費用 | 0円 |
| 月額費用 | 1,000円~ |
| SMS送信単価 | 要お問い合わせ |
| 無料トライアルの有無 | あり(要お問い合わせ) |
| 導入までの期間 | 最短4営業日(プランによっては、最短1営業日での提供も可能) |
| サポート体制 | ・業種業態問わず営業担当とカスタマーサポートが導入支援 ・24時間どこでも閲覧できるサポートサイトを用意 |
| 外部連携/API対応 | HTTPSやSMPPのマルチプロトコルAPIを活用し、自社で利用中のシステムやサービス(コンタクトセンターシステム、CRMシステム、各種クラウドサービスなど)と連携可能 |
7.Cuenote SMS(ユミルリンク株式会社)
Cuenote SMSは、メールマーケティングで実績のあるCuenoteシリーズの技術をベースにした、法人向けの高信頼SMSサービスです。特に金融・保険・自治体などセキュリティや実績が重視される業界で多く導入されており、本人認証や重要通知の用途に強みを持ちます。導入にあたってはヒアリングと技術支援が丁寧に行われ、API連携を通じた基幹システムとの統合にも柔軟に対応可能です。サポート面もメール・電話体制が整っており、技術に不安のある企業でも安心です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | Cuenote SMS |
| 会社名 | ユミルリンク株式会社 |
| 主な特徴・強み | ・メール配信で定評のある「Cuenote」シリーズのSMS版で、法人向けに特化 ・金融・保険・公共機関でも使える高い信頼性とセキュリティレベル ・SMSの到達状況・エラー内容を可視化する配信レポート機能が標準搭載 |
| 対応業種/企業規模 | ・金融・保険・教育機関・自治体・医療・小売業など多数の業界で、本人認証・未納通知・緊急連絡・イベント告知・来店促進など幅広い用途で利用可能 ・中小企業であってもスモールスタートで導入しやすいプランあり |
| 導入実績/導入社数 | ・月間配信SMSは81億通、システム契約数は2,500以上の実績あり ・導入法人例:cookpad、レコチョク、マイナビニュース、NTTiF、日本気象協会、Sony Payment Service、メルカリなど |
| 初期費用 | 0円 |
| 月額費用 | 0円 |
| SMS送信単価 | 6円~/通 |
| 無料トライアルの有無 | あり(要お問い合わせ) |
| 導入までの期間 | 最短4営業日(プランによっては、最短1営業日での提供も可能) |
| サポート体制 | ・導入前の検討事項、運用中の相談・質問事項に専任スタッフが電話・メールで対応(問合せから1日以内の回答率は99%以上) ・画面操作のご説明やAPI連携の技術支援などのサポート |
| 外部連携/API対応 | ・kintoneやSalesforceなどの外部サービス連携に対応 ・外部システムからAPI経由でSMSの送信指示が可能、RESTful APIを採用しているため開発も容易 |
8.SMS送信サービス(CM.com Japan 株式会社)
CM.comのSMS送信サービスは、多言語配信や海外対応が求められる企業に最適な、グローバルSMSプラットフォームです。EC、旅行、グローバル業務など国際間の通知やプロモーションに対応できる点が強みで、SMSだけでなくチャットボットやWhatsAppなどとの統合にも対応しています。APIを活用して一元管理できるため、多チャネル戦略をとるマーケティング部門にも好まれています。導入支援も丁寧で、国内外に展開する企業の多言語対応にも安心です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | SMS送信サービス |
| 会社名 | CM.com Japan 株式会社 |
| 主な特徴・強み | ・SMSだけでなく、WhatsApp・RCS・LINE・音声通知など多チャネル配信に対応 ・企業のカスタマーエンゲージメント向けに設計されたAPIファーストの設計思想 ・海外宛SMSにも対応し、140か国以上へ高品質な配信が可能 |
| 対応業種/企業規模 | ・グローバル展開企業、EC/通販業、金融業、航空・旅行業、SaaS企業など ・本人認証、予約リマインド、キャンペーン配信、越境EC通知などに活用 |
| 導入実績/導入社数 | ・グローバル基準のセキュリティと信頼性により、全世界30,000社の導入実績あり(日本は約500社) ・導入法人例:トヨタ自動車、BMWグループ、IKEA、STANDKEY、BEYOND BORDERSなど |
| 初期費用 | 0円 |
| 月額費用 | 0円 |
| SMS送信単価 | 要お問い合わせ |
| 無料トライアルの有無 | あり(14日間) |
| 導入までの期間 | 最短で即日導入可能 |
| サポート体制 | 開発者向け情報ポータルを用意 |
| 外部連携/API対応 | ・Salesforce、Zendesk、HubSpotなど主要CRM・MAとの連携が可能 ・RESTful APIを通して、SMS認証が必要なシステムやアプリへワンタイムパスワードや認証コードの自動送信組み込みを行うことが可能 |
9.Push!SMS(株式会社ジンテック)
Push!SMSは、確実性が求められる通知用途に特化したSMSサービスで、本人認証、督促通知、与信案内などを行う企業から高い支持を得ています。特徴的なのは、携帯番号さえあれば送信可能なシンプルな設計と、高信頼性を意識した配信環境です。対応業種は金融、不動産、サブスクリプション系サービスなど幅広く、サポートは専任担当制で対応。CSVアップロードを中心に運用できるほか、要望に応じてAPI連携の相談も可能な、柔軟性の高いサービスです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | Push!SMS |
| 会社名 | 株式会社ジンテック |
| 主な特徴・強み | ・本人確認・督促・重要通知に特化したSMS送信サービス ・特に金融、インフラ、通信、自治体などで活用されており、信頼性・確実性の高い配信に強み ・「○○株式会社より重要なお知らせです」といった緊急性の高い文面を確実に届けたい企業向け |
| 対応業種/企業規模 | 金融(銀行、クレジットカード、生命保険)、不動産、通信、サブスクサービス、自治体など |
| 導入実績/導入社数 | ・700社以上の導入実績あり(日本の銀行の70%以上が導入) ・導入法人例:足利銀行、伊予銀行、熊本銀行、住友生命、福岡銀行、北海道銀行、クレディセゾン、北洋銀行、三好不動産 |
| 初期費用 | 要お問い合わせ |
| 月額費用 | 要お問い合わせ |
| SMS送信単価 | 要お問い合わせ |
| 無料トライアルの有無 | 要お問い合わせ |
| 導入までの期間 | 最短10営業日 |
| サポート体制 | ・導入後は専任担当者が担当につき、最適なビジネス活用方法を提案 ・これまでの事例やノウハウを活かして、開封されやすいメッセージ文面や送信時間のコンサルティングにも対応 |
| 外部連携/API対応 | ・管理画面からの手動配信のほか、API接続による自動連携・配信指示にも対応 ・CSVファイルをアップロードしてからの一括送信にも対応 |
企業規模別(中小企業、大企業)、業界別のおすすめSMS送信サービス
SMS送信サービスは、企業の規模や業種によって最適な選択肢が異なります。たとえば、導入のしやすさやコスト重視の中小企業と、機能・セキュリティ重視の大企業・自治体では、重視すべきポイントもサービス要件も大きく異なります。また、業界ごとに『本人確認の強化』、『来店予約リマインド』、『督促通知』など活用目的が明確であり、それぞれに特化した機能や実績を持つサービスを選ぶことで、費用対効果を最大化できます。
ここでは、以下の観点ごとにおすすめのSMS送信サービスを分類して紹介します。
- 中小企業・スタートアップにおすすめのSMS送信サービス
- 大企業・エンタープライズにおすすめのSMS送信サービス
- EC・通販サイトに適したSMS送信サービス
- 自治体・公共機関向けSMS送信サービス(災害通知・住民連絡に対応)
- 美容・医療・フィットネス業界に適したSMS送信サービス(来店予約やキャンセル防止に強い)
- 金融・保険業界に適したSMS送信サービス(本人認証・重要通知に強い)
中小企業・スタートアップにおすすめのSMS送信サービス
中小企業やスタートアップにおいては、「初期費用を抑えられる」、「少ない件数からでも始めやすい」、「運用負荷が低い」ことが重要です。
特に専任の情報システム部門を持たない企業や、現場の担当者が兼務で運用するケースが多いため、UIのわかりやすさやサポート体制の手厚さが評価されます。
以下に紹介するサービスは、コスト面・操作性・導入スピードなどの観点から、中小企業に最適なサービスです。
| サービス名 | サービスロゴ | 特徴 | お問い合わせ |
|---|---|---|---|
| SMSLINK | ![]() | ・TISインテックグループ運営、信頼性の高い法人特化型SMS配信 ・無料トライアルあり、従量課金で少量から利用可能 ・導入実績豊富(官公庁・金融・医療・物流など) | 詳細はこちら |
| メディアSMS | ![]() | ・専門知識不要で使える直感的UI。予約配信・一斉配信にも対応 ・中小企業・店舗・個人事業主に強く、導入実績1000社超 ・月額0円・初期費用0円からスタートでき、最短当日導入も可 | 公式ページをご確認ください。 |
大企業・エンタープライズにおすすめのSMS送信サービス
大企業やエンタープライズ企業では、ユーザー数やトラフィックの規模に加えて、セキュリティ・法令対応・インフラの冗長性といった高次な要件が求められます。ISO(ISMS)やSOC2への準拠、SLAの明確化、BCP(事業継続計画)の整備、複数拠点対応、複雑なシステム連携が必要なケースも多く、単なる『SMSを送れるサービス』では対応できません。以下に紹介するサービスは、大規模配信、複雑な業務要件、厳格なセキュリティ基準を満たした実績あるソリューションです。
EC・通販サイトに適したSMS送信サービス
EC・通販事業者では、カゴ落ち通知・再入荷通知・発送連絡・決済リマインドなど、多岐にわたる場面でSMSが活用されます。そのため、必要なのは「開封率の高さ」だけでなく、販促機能・外部ツール連携・効果測定機能を備えたマーケティング指向のサービスです。また、越境ECの場合は海外配信対応や多言語対応も重要な選定ポイントとなります。
以下のサービスは、こうしたニーズに適した実績と機能を備えたソリューションです。
自治体・公共機関向けSMS送信サービス(災害通知・住民連絡に対応)
自治体や公共機関では、災害情報の伝達・防災訓練の案内・選挙の投票呼びかけ・税金の支払い通知など、多様な目的でSMS送信サービスが導入されています。特に重要なのは、高い到達率・即時性・セキュリティに加え、高齢者などのデジタル機器に不慣れな層にも届く通信手段であることです。
上記のようなニーズを満たすSMS送信サービスは、一斉送信や送信ログの保存、アカウント管理など、行政機関に求められる運用要件に適合した信頼性の高いサービスである必要があります。以下のサービスは、すでに多くの自治体・官公庁で採用されており、公共用途に適した運用実績と配信品質を備えています。
| サービス名 | サービスロゴ | 特徴 | お問い合わせ |
|---|---|---|---|
| 空電プッシュ | ![]() | ・災害情報、避難案内、公共インフラ点検連絡など、自治体での豊富な導入実績 ・NTTグループの通信品質とサポート体制により、安定稼働を実現 ・IP制限・管理者権限・送信履歴管理など、公的機関の要件に適合 | 公式ページをご確認ください。 |
| SMSLINK | ![]() | ・TISインテックグループ運営、公共団体・行政機関への導入実績多数 ・専門知識不要で使えるUI、導入スピードも早く柔軟に対応可能 ・IP制限、API連携、送信ログの保管など、自治体の情報管理要件をカバー | 詳細はこちら |
美容・医療・フィットネス業界に適したSMS送信サービス(来店予約やキャンセル防止に強い)
美容院、クリニック、歯科、整骨院、パーソナルジムなど、予約制サービスを提供する業界では、予約確認・リマインド通知・無断キャンセル防止・休眠顧客の再来店促進にSMSが広く活用されています。電話やメールでは到達しにくい層にも届きやすく、直前連絡による空き枠対策としても有効です。以下に紹介するサービスは、こうした顧客対応の即時性・運用の簡便性・業界導入実績を兼ね備えています。
金融・保険業界に適したSMS送信サービス(本人認証・重要通知に強い)
金融機関や保険会社では、SMSは本人認証(2段階認証)、請求・支払通知、契約更新連絡、督促通知など、法的・業務的に重要な場面で活用されます。この業界では、通信の安定性、セキュリティ基準の高さ、配信ログの管理、APIによる自動化が不可欠です。
SMSによる督促の効果的な送り方については『【例文付き】SMSによる督促の効果的な送り方とメールとの違いを解説』をご覧ください。
また、金融庁や監査法人の監査に耐えうる体制も求められ、導入するSMS送信サービスにも厳格な要件を必要とします。以下のサービスは、実績・技術基盤・監査対応力の観点から、金融・保険業界に適した信頼性の高いソリューションです。
| サービス名 | サービスロゴ | 特徴 | お問い合わせ |
|---|---|---|---|
| SMSLINK | ![]() | ・TISインテックグループ運営。多業種に導入されている信頼性の高いSMS配信基盤 ・API連携による自動通知、2段階認証、督促など、金融業界の運用に対応 ・ISMS取得済み。セキュリティ・監査体制も万全で、重要情報の通知に適する | 詳細はこちら |
| Push!SMS | ![]() | ・督促・支払通知・滞納防止など、信頼性重視の業務用途に最適 ・確実な到達を最優先するシンプル設計で、SMS初心者でも導入しやすい ・電話・郵送代替でコスト削減を実現しつつ、回収率向上に貢献 | 公式ページをご確認ください。 |
| KDDI Message Cast | ![]() | ・大手通信キャリアのKDDIが提供、キャリア直収による安定性と高速性 ・本人確認・2段階認証用途での利用多数、セキュリティ基準も金融レベル ・大手証券・カード会社などで採用実績あり | 公式ページをご確認ください。 |
SMS送信サービスに関するよくある質問(FAQ)
ここでは、実際にSMS送信サービスの導入を検討している企業担当者の方が抱く疑問とその回答をまとめました。初めての導入時に不安になりやすい部分(料金体系、到達率、併用の可否、対応端末など)について、わかりやすく解説します。
Q.SMS送信サービスの無料プランは法人利用は可能ですか?
A.無料プランは存在していませんが、一部のSMS送信サービスでは法人利用でも無料トライアルが提供されています。たとえば SMSLINK やメディアSMSなどでは、初期費用・月額固定費が不要な従量課金制を採用しており、法人アカウントでも登録後すぐに少量からテスト利用が可能です。ただし、送信通数や期間に制限がある場合があるため、事前に提供条件を確認することをおすすめします。
Q.SMS送信数の目安や料金の関係性は?
A.SMSの料金は主に『1通あたりの単価 × 送信数』で計算されます。一般的な法人向けSMSサービスでは、1通あたり6円以上が相場です。送信通数が多い場合はボリュームディスカウントが適用されることもあります。
予算の目安としては、月に1000通送信する場合は最低6,000円の費用を見積もるとよいでしょう。初期費用や月額基本料の有無もサービスごとに異なります。
Q.SMS送信サービスとメールの併用はできますか?
A.はい、多くのSMS送信サービスは、メール・LINE・アプリ通知など他のチャネルとの併用が可能です。たとえば、重要通知はSMS、通常のプロモーションはメールという使い分けが効果的です。また、顧客管理システム(CRM)やマーケティングツールと連携することで、送信チャネルを条件ごとに自動切り替えすることも可能です。
Q.SMS送信サービスは全携帯キャリア・全端末に届きますか?
A.基本的には、NTTドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルなど、国内主要キャリアすべてに対応しています。フィーチャーフォン(ガラケー)やスマートフォンにも届きますが、相手の設定で受信拒否されている場合や、電源オフ・圏外などの場合は未達となります。法人向けサービスでは、到達状況のログ確認機能が提供されているものもあります。
Q.SMS送信サービスの送信履歴や開封状況は確認できますか?
A.はい、ほとんどの法人向けSMS送信サービスでは、配信ログ(送信成功・失敗)や送信日時の記録を閲覧可能です。ただし、SMSはメールと異なり開封トラッキング(既読確認)には非対応です。そのため、あくまで『到達したかどうか』を把握する手段として、送信ステータスやリターンコードの確認が主な方法になります。
SMS送信サービスを慎重に比較しよう!
SMS送信サービスは、導入企業の業種・規模・目的によって、選ぶべきサービスや最適な料金プランが大きく異なります。「コストを抑えたい」、「API連携が必要」、「大規模配信を想定している」、「サポートが手厚いものを選びたい」など、重視するポイントを明確にしながら、複数社のサービスを比較検討することが重要です。
本記事でご紹介した9つのSMS送信サービスは、それぞれに特化した強みがあります。中小企業から大企業、自治体、EC事業者まで幅広いニーズに対応しているため、自社に合ったツールを見つける一助となれば幸いです。
SMSは高い到達率・即時性・シンプルな導入性という強みを持つコミュニケーション手段です。ぜひ、導入前の不明点や比較検討の材料として、無料トライアルや資料請求、デモ体験などを積極的に活用してみてください。
SMS送信サービスの料金・手数料を一括チェック
MCB FinTechカタログでは、SMS送信サービスの最新資料をワンクリックで一括入手。各種手数料・対応可能な形式やフォーマットの有無・サポート体制、セキュリティ方針など、比較に必要な情報をすばやく把握できます。
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マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト
松嶋真倫
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