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【2026年版】SMS送信サービスおすすめ19選を比較|料金相場・到達率・用途別(認証・督促・販促)の選び方

おすすめの SMS送信サービスのサムネイル画像

顧客への連絡をメールで送っても、迷惑メールに埋もれて開封されない。電話での督促は担当者の工数がかさむ。こうした「確実に届かない」という課題は、本人確認や支払いの督促、予約のリマインドを抱える多くの企業に共通します。

携帯電話番号さえあれば相手のスマートフォンに直接メッセージを届けられるのがSMS送信サービスです。SMSはメールより開封率が高く、受信即時に通知されるため、本人認証・重要通知・督促・予約リマインド・販促といった幅広い業務で使われています。一方で提供する会社は多く、料金体系も機能も大きく異なるため、どれを選べばよいか判断しづらいのが実情です。

この記事では、SMS送信サービス19社を、料金・到達率・機能の観点で横断比較します。用途別のタイプ分類と診断ツール、各社の特徴の解説を通じて、自社の利用目的に合うサービスを選ぶための判断材料を整理しました。

この記事を読むとわかること
  • SMS送信サービスの仕組みと主な機能
  • 導入のメリットと、押さえておきたいデメリット・注意点
  • 1通単価・初期費用・月額の料金相場と、無料で試せるサービスの有無
  • 用途・予算・到達率で失敗しない選び方
  • 用途タイプ別に見た19サービスの特徴と比較

SMS送信サービスとは

SMS送信サービスとは、企業が顧客や利用者の携帯電話番号宛にショートメッセージ(SMS)を一斉・自動で配信できる、法人向けのクラウドサービスです。本人確認のワンタイムパスワード、支払いの督促、予約のリマインド、キャンペーンの告知など、確実に届けたい連絡を効率よく送る用途で利用されます。

SMSが業務連絡の手段として選ばれる背景には、メールとの到達性の差があります。メールは迷惑メールフィルタや受信設定によって届かないことがあり、開封されないまま放置されやすい傾向があります。一方SMSは携帯電話番号を宛先とするため、相手が番号を変えない限り届きやすく、受信時にスマートフォンへ通知が表示されます。

スマートフォンや携帯電話は個人へ広く普及しており、年齢や端末を問わず幅広い相手に届けられる点が、メールにはない強みです。

SMS送信サービスを使わずに自社でSMSを送るには、携帯キャリアとの個別契約や送信基盤の構築が必要で、現実的ではありません。送信サービスを利用すれば、管理画面から宛先リストを取り込んで一斉送信したり、基幹システムと連携して自動送信したりする仕組みを、初期費用をかけずに使い始められます。

SMS送信サービスの仕組みと主な機能

SMS送信サービスは、送信サービス事業者が携帯キャリアの設備とつながり、利用企業から受け取ったメッセージを各キャリアの回線を通じて宛先の端末へ届ける仕組みです。事業者がキャリアと直接接続しているか、海外事業者を経由しているかで到達率に差が出るため、信頼性を重視する業務では「国内キャリア直収」に対応しているかが一つの目安になります。

SMSが宛先に届くまでの仕組みを示した図。利用企業が管理画面やAPIからメッセージを送ると、送信サービス事業者がキャリア網へ渡し、携帯キャリアの回線を通じて宛先の端末へ届く流れを4段階で表す。下段では、事業者が国内の携帯キャリアと直接接続する国内キャリア直収は到達の安定性が高い傾向があり、海外事業者を経由する場合は到達率に差が出ることがあると対比している。

主な機能は、利用目的によって重視するポイントが変わります。代表的な機能は次のとおりです。

  • 一斉送信:宛先リストを取り込み、多数の相手へ同時にメッセージを配信する
  • 予約配信・スケジュール送信:指定した日時に自動でメッセージを送る
  • API連携:自社の基幹システムやCRMと接続し、認証コードや通知を自動送信する
  • 双方向SMS:受信者からの返信を受け取り、アンケートや問い合わせ対応に使う
  • 長文配信・RCS:従来70文字の制限を超える長文(最大660文字程度)や、画像・ボタンを使えるRCS(+メッセージ)に対応する
  • 短縮URL・効果測定:本文に差し込むURLを短縮し、クリック数を計測して反応を分析する
  • 送信元番号の指定:自社で取得した番号や用途別の番号を発信元として使い分ける

これらの機能をすべて備えるサービスもあれば、認証用途に絞ってAPI送信に特化したサービスもあります。自社の使い方に必要な機能を見極めることが、サービス選定の出発点になります。

SMS送信サービスの主な活用シーン

SMS送信サービスは、業種や部門を問わずさまざまな業務で使われています。代表的な活用シーンを整理すると、求める機能や重視すべき軸が見えてきます。

  • 本人認証(SMS認証):会員登録やログイン時にワンタイムパスワードを送り、なりすましを防ぐ。確実な到達と即時性が求められる
  • 重要通知・緊急連絡:契約や決済に関わる通知、災害時の安否確認など、必ず読んでほしい連絡を届ける
  • 督促・未入金の案内:支払い期限の通知や入金催促を自動化し、電話督促の工数を減らす
  • 予約リマインド:来店・来院・面談の前日に通知を送り、無断キャンセルを減らす
  • マーケティング・販促:クーポンやキャンペーン情報を配信し、短縮URLのクリックで反応を測る

同じSMS送信でも、認証のように一通ずつ自動で送る使い方と、販促のように大量配信して反応を測る使い方では、必要な機能が異なります。後半で紹介する用途別のタイプ分類は、こうした活用シーンの違いにもとづいています。

SMS送信サービスを導入するメリット

SMS送信サービスを導入すると、連絡手段としての確実性と、業務の自動化による効率化の両面でメリットがあります。

第一に、到達率と開封率の高さです。SMSは携帯電話番号を宛先とするため、メールアドレスのように使われなくなることが少なく、届きやすいのが特徴です。受信時に通知が表示されるため開封されやすく、重要な連絡を見落とされにくくなります。

第二に、業務の自動化による工数削減です。API連携や予約配信を使えば、認証コードの送信や督促の通知を人手を介さずに自動化できます。電話やはがきで行っていた連絡をSMSに切り替えることで、人件費や郵送コストを抑えながら、対応のスピードを上げられます。

第三に、低い導入コストで始められる点です。多くのサービスは初期費用と月額費用が0円で、送信した分だけ料金がかかる従量課金を採用しています。小さく試してから配信量を増やせるため、導入のハードルが低く、費用対効果を見ながら運用を広げられます。

導入前に押さえるデメリット・注意点

メリットの大きいSMS送信サービスですが、媒体としての制約や運用上の注意点も理解したうえで導入する必要があります。

文字数と表現の制約があります。標準のSMSは1通あたり全角70文字までで、超過分は複数通に分割され料金も増えます。キャリア仕様では長文化で全角670文字まで送受信でき、長文対応サービスなら660文字程度(各社が掲げる値)まで送れますが、対応状況は各社で異なります。画像・動画の添付は標準SMSでは不可で、リッチ表現にはRCS(+メッセージ)対応が前提です。

到達率は100%ではありません。相手が圏外だったり、着信を拒否していたり、解約済みの番号だったりすると届きません。各社が掲げる「到達率99%」といった数値は、こうした到達不能なケースを除いた条件下での実績であることが多く、算出条件を確認しておくと過度な期待を避けられます。

送信内容には法令上のルールがあります。広告・宣伝を目的とするSMSは特定電子メール法の規制対象で、原則として事前の同意(オプトイン)が必要です。誤送信が信用問題に発展するリスクもあるため、テスト配信や宛先確認の機能が整ったサービスを選び、運用時のチェック体制を整えることが欠かせません。法令の詳細は記事後半で改めて解説します。

SMS送信サービスの料金相場(1通単価・初期費用・月額)

SMS送信サービスの料金は、多くが初期費用0円・月額0円で、送信した分だけ支払う従量課金を基本にしています。送達できた分だけ課金される「成功課金」を採用するサービスも増えており、使った分だけのコストで運用できるのが一般的です。

費用を構成する主な要素は次の3つです。

  • 初期費用:導入時の費用。多くのサービスで0円だが、専用番号の取得などにオプション費用がかかる場合がある
  • 月額費用:基本料金。0円のサービスもあれば、最低利用料として月数千円を設定するサービスもある
  • 1通あたりの単価:送信ごとにかかる従量料金。配信量が増えるほど運用コストに直結する

料金タイプ別に、おおよその相場と向いているケースを整理すると次のとおりです。

← 横にスクロールできます →
料金タイプ完全従量(成功課金)月額+従量個別見積もり(要問い合わせ)
1通単価の目安5〜10円/通5〜10円/通要問い合わせ
初期費用0円0円が中心要問い合わせ
月額費用0円数千円〜要問い合わせ
向いているケース送信量が変動する/少量から試したい毎月一定量を安定して送る大量配信・専用番号・手厚い運用支援が必要

本記事の19社で円建ての1通単価を実額公開しているのは7社(ほかにTwilioが米ドル建て)です。MOTENASU SMSは5円〜、SMS FourSは4.8〜8円/通、SMSLINK・Cuenote SMSは6円〜、クラコールSMS・valueSMSは8円〜と、公開組だけでも5円〜10円程度の相場感がつかめます。配信量に応じた段階制が多く、送信数が増えるほど単価が下がります。

一方で、残る各社が1通単価を公開せず「要問い合わせ」とするのは、配信量や用途に応じた個別見積もりを前提としているためです。大量配信や専用番号・運用支援を含む条件は個別に算定されることが多く、正確なコストは資料請求や見積もりで確認する必要があります。本記事の比較表では、公開されている単価は記載し、非公開のものは「要問い合わせ」と明記しています。

無料で使える・試せるサービスはあるか

「無料で使えるSMS送信サービスはあるか」という疑問を持つ方は少なくありません。結論として、初期費用や月額費用を0円にしているサービスは多いものの、送信そのものを継続的に無料で使えるサービスは基本的にありません。SMSの送信には各社がキャリアに支払う費用が発生するため、1通あたりの従量料金は必ずかかります。

一方で、導入前に動作や操作性を確かめられるよう、無料トライアルやデモアカウントを用意しているサービスは複数あります。一定通数まで無料で試せたり、機能を一定期間試用できたりするため、本格導入の前にこうした無料枠で使い勝手を確認するとよいでしょう。

ここまでの料金や機能を踏まえ、自社に合う候補を絞り込める診断ツールを用意しました。利用目的と重視する点を選ぶと、適したタイプのサービスが表示されます。

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本セクションにはプロモーションが含まれており、表示順は当社独自の基準や提携状況に基づいています。

失敗しないSMS送信サービスの選び方

SMS送信サービスは機能や料金体系が幅広いため、自社の使い方に合わない選び方をすると、コストが膨らんだり必要な機能が足りなかったりします。次の5つの軸で候補を絞り込むと、導入後のミスマッチを防げます。

利用目的に合う機能があるか

最初に確認すべきは、自社の用途に必要な機能がそろっているかです。本人認証ならAPI連携と高い到達率、督促や業務連絡なら一斉送信と予約配信、販促なら双方向SMSや短縮URLの効果測定が重要になります。多機能なサービスほど料金が高くなる傾向があるため、使わない機能まで含めて選ぶのではなく、目的に直結する機能を備えたサービスを選ぶのが基本です。

機能だけでなく、SMSという媒体がどの用途に向くかという観点も選定の前提になります。提供事業者の一社であるメディア4uは、SMSの向き・不向きについて次のように述べています。

原澤慶人氏
株式会社メディア4u 事業戦略本部 ビジネス推進グループ 部長
原澤慶人氏
独自インタビューより

SMSは他コミュニケーションチャネルに比べて決して安くはないので、低コストで大量の広告配信を行いたい用途には向いていません。SMSは確実性を重視するチャネルなので、重要連絡や緊急連絡など、用途を正しく設計することが成功のポイントです。この点は、初期段階で正直にお伝えしています。

予算(1通単価・初期/月額)に見合うか

月にどれくらいの通数を送るかによって、重視すべき料金項目が変わります。送信量が多い場合は1通単価のわずかな差が総額に大きく影響するため、段階制の単価や大量配信時の割引を確認します。送信量が少なく不定期な場合は、月額の最低利用料がないサービスを選んだほうが無駄なく運用できます。番号取得などのオプション費用も含めた総額で比較することが大切です。

到達率・キャリア直収/送達確認で選ぶ

確実に届けたい連絡が中心なら、到達率に関わる仕組みを確認します。国内の携帯キャリアと直接接続している事業者は、海外経由のサービスに比べて到達の安定性が高い傾向があります。送ったメッセージが届いたかどうかを確認できる送達結果のレポート機能があれば、未達分の再送や運用改善にも役立ちます。

運用サポート・導入支援があるか

初めてSMS配信を導入する場合は、運用を支えるサポート体制も選定の重要な要素です。文面作成のアドバイスや配信設計の相談に乗ってくれるサービスもあれば、管理画面を渡して運用は自社に委ねるサービスもあります。導入支援が有償か無償か、問い合わせ窓口の対応時間や手段(電話・メール・チャット)も確認しておくと、導入後のつまずきを減らせます。

導入のしやすさ・操作性で選ぶ

日常的に配信を担当するのが現場の担当者であれば、管理画面の操作性も見落とせません。宛先リストの取り込みから送信までが少ない手順で完結するか、予約配信やテンプレートの登録が直感的に行えるかを、無料トライアルやデモで確かめておくと安心です。多機能でも操作が複雑なサービスは、結局使いこなせずに定着しないこともあります。

【比較表】SMS送信サービスを横断比較

本記事で紹介する19サービスを、料金・到達率・主要機能の軸で横断比較しました。1通単価が非公開のサービスは「要問い合わせ」と記載しています。表内の記号は、◎が特に優れる、●が対応、△が条件付き・オプションまたは要確認、×が非対応を表します。なお△は「サービスが非対応の可能性がある」場合と「記事側で公式の明示を確認できなかった(不明)」場合の両方を含み、各セルの注記でどちらかを補っています。

到達率の数値は各社で算出条件が異なり単純な比較はできないため、確実性は国内キャリアと直接接続しているか(キャリア直収)を目安にしてください。「キャリア直収」列の記号は、◎=主要4キャリアへの直収を公式が明示/●=直収接続を訴求(4キャリア網羅までは公式非明示)/△=直収か海外経由かが公式で明示されていない、を基準にしています。各サービスの詳細は、比較表の下にある用途タイプ別の紹介で解説します。

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サービス名KDDI Message CastSMSLINKSMSコネクトSMS HaNaクラコールSMSMOTENASU SMSKYUSMSバンソウSMSvalueSMSSMS FourSPush!SMS絶対リーチ!RCSオーロラSMS by メディアSMSSMS PublisherMico SMS / Mico RCSCuenote SMSWEBCAS SMSTwilioCM.com
初期費用0円0円0円0円0円0円0円0円0円0円要問い合わせ0円0円0円〜
プランにより発生する場合あり
要問い合わせ0円0円0円
従量課金制
0円
月額費用0円0円
スタンダード(専用番号/英字は3万円)
要問い合わせ0円
従量課金
0円
番号登録料5,000円/番号
0円要問い合わせ要問い合わせ0円
最低利用1,980円・税抜
1,000円〜
Standard(Enterpriseは要相談)
要問い合わせ要問い合わせ
プラン別・資料DL
0円
完全従量課金
要問い合わせ要問い合わせ従量課金制
月間最低送信数あり・要問い合わせ
要問い合わせ0円
番号維持費は別途
要確認
公式は「月額5,000円から」/二次は月額無料の従量制
1通単価9.35円(税込)〜6円〜要問い合わせ要問い合わせ
通数別ディスカウント
8円/通〜(税別)
10万通超で5円/通
5円〜
月間通数で変動
要問い合わせ
従量・ボリュームディスカウント
要問い合わせ
公表なし
8円〜(税抜)4.8〜8円/通
プラン・出典により変動
要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ
公式料金ページに明示なし
要問い合わせ
成功課金
要問い合わせ6円〜要問い合わせ
送信成功分のみ従量課金
約$0.089〜/通
日本宛・国際番号ルート(要時点確認)
要問い合わせ
国内円建て単価の公式掲載なし
無料トライアル申込フォームで受付無料デモアカウント最大2ヶ月・3,000通×公式に記載なし×専用LPに記載なし公式明示なし公式明示なし×公式に記載なしテストアカウント発行公式に明示なし1ヶ月・300通分最大2カ月・上限100通×公表なし無料クレジット付与即日利用可(明確なトライアル期間は確認できず)
キャリア直収国内主要4キャリアキャリア直接接続国内4大キャリア直収(99.9%訴求)国内4キャリア直収(99%以上訴求)直収の公式明示なし(到達率99%訴求)直収か再送かは公式明示なし国内外キャリア直接接続を訴求キャリア直結回線を訴求(二次出典)国内4社直収を訴求(二次出典)国内4キャリア直接接続国内主要キャリア対応(直収可否は要確認)国内全キャリア直収国内4キャリア直結(99.9%訴求)国内一次キャリア直収設計直収か経由かは公式明示なし国内主要4キャリア直接接続直収か経由かは公式明示なし高品質SMSで対応(要審査・契約)国内直収+国際接続の両ルート
双方向SMSオプション別建て「SMSコネクト(双方向)」別途申込×疑似双方向(フォームURL方式)公式に記載なし×公式に明示なし公式に明示なし2-Wayプランチャット画面+自動応答SMS双方向プラン公式明示なし/要確認オプション公式に明示なし
API連携APIタイプ CPaaS NOW大規模システム向け公式仕様は要確認Proプラン以上API連携・自動送信SMS認証専用APIを含むRESTful API 標準搭載WEBCAS realtime SMS開発者向けCPaaSRESTful API
長文・RCS最大660文字/RCS(リッチ配信は現状au)最大660文字(RCSは非対応)最大660文字(RCSは非対応)最大660文字(RCSは非対応)最大660文字(RCSは非対応)最大660文字(RCSは非対応)最大660文字(RCSは非対応)最大660文字(RCSは非対応)最大660文字(RCSは非対応)最大660文字(RCSは非対応)長文対応は要確認(RCSは非対応)RCS対応(最大2,730文字)/SMSフォールバック最大660〜670文字(RCSは別チャネル)最大670文字(RCSは非対応)RCS対応(フォールバック付き)最大660文字(RCSは非対応)最大660文字(RCSは非対応)RCSは公式機能の明示なし最大670文字/RCS(プラスメッセージ)対応
短縮URL25文字に短縮21文字に短縮独自ドメイン対応API連携時25文字固定・クリック計測公式明示なしクリック計測アクセス集計クリック計測クリック計測独自ドメイン対応・クリック計測クリック計測効果測定クリック・CV計測公式機能の確認取れずクリック計測

SMS送信サービスを用途タイプ別に紹介

ここからは、19のSMS送信サービスを利用目的・強みの軸で4つのタイプに分けて紹介します。自社の使い方に近いタイプから読むと、候補を効率よく絞り込めます。なお各タイプはそのサービスの強み・代表的な用途を示すもので、他の用途に使えないという意味ではありません。まずは自社の主目的に近いタイプから読み進めてください。

SMS送信サービスを用途タイプ別に4つに分類した図。①本人認証・重要通知は確実に届けることが最優先で、高い到達率・送達確認・API連携を重視する。②督促・業務連絡の大量配信は低単価・予約配信・自動送信を重視する。③マーケティング・販促は双方向SMS・短縮URL計測・RCSを重視する。④API連携・多チャネルは基幹システムやCRMとの連携と多チャネル統合を重視する。

本人認証・重要通知に強いタイプ

会員登録時の認証コードや、契約・決済に関わる重要通知のように、確実に届けることが最優先となる用途に向くタイプです。国内キャリアとの直接接続による高い到達率と、送達結果の確認、API連携による自動送信が選定の決め手になります。

1. KDDI Message Cast(Supership株式会社 / KDDI株式会社)

KDDI Message Cast の公式サイト

KDDI Message Cast は、Supership株式会社とKDDI株式会社が共同運営する法人向けSMS送信サービスです。国内主要キャリアへの直接接続(国内網接続)を用い、本人認証通知や督促、販促通知などの用途で利用されています。

初期費用・月額費用は0円で、1通単価は9.35円(税込)からの従量課金です。メッセージが届かなかった分は請求対象外となり、配信量に応じたボリュームディスカウントが適用されます。具体的なディスカウントの単価帯は公式に明示がないため、送信規模に応じた条件は要問い合わせです。

最大660文字の長文配信、予約配信、未達分の自動再送、差し込み、API連携に対応します。公式サービスページでは到達率98%以上を自社訴求しています(保証値ではありません)。画像・動画・ボタンを含むリッチ配信(+メッセージ/RCS)も提供しますが、リッチ配信の対応は現状auのみで、非対応の端末・キャリアへはSMSへ自動的に切り替わります。

SMSLINK の公式サイト

SMSLINK は、TISインテックグループの株式会社ネクスウェイが提供するSMS配信サービスです。宛先リストのアップロードからメッセージ作成、送信日時の設定までを管理画面で操作でき、本人確認(ワンタイムパスワード送信)や予約リマインド、督促などに利用されています。

管理画面から送信するWebタイプと、システム連携向けのAPIタイプ「CPaaS NOW」の2系統を提供します。短縮URL・宛先番号の自動エラーチェック・テンプレート・予約配信を標準機能として備え、双方向SMSはオプションで対応します。

料金はスタンダードプランが初期費用・月額0円、送信単価6円からの従量課金です。自社専用の番号を送信元に表示する専用番号プラン・英字表記プランは月額30,000円となります。最低利用料金は月1,000円で、月間利用額がこれを下回る月のみ請求されます。公式コラムでは国内直収(キャリア直接接続)の到達率を約98%と説明していますが、これはサービスの保証値ではなくコラム上の記述です。

後発で参入したサービスが操作性をどう設計したのかについて、提供元のネクスウェイは次のように説明しています。

田島氏
株式会社ネクスウェイ 事業推進部 マーケティングG
田島氏
独自インタビューより

先行サービスに対して「使いこなせない」「操作が難しい」というユーザーの声を数多く耳にしていました。後発で参入したからこそ、その改善点を徹底的に取り入れ、管理画面は3ステップで送信できるぐらい、非常にシンプルな設計にしています。

導入後の運用面については、同社は伴走の体制を次のように述べています。

田島氏
株式会社ネクスウェイ 事業推進部 マーケティングG
田島氏
独自インタビューより

営業からカスタマーサクセスまで専任の担当がつき、導入後も伴走します。文面作成のアドバイスや文字数制限への対応など、運用面まで踏み込んで支援している点は高く評価いただいています。

3. SMSコネクト(株式会社アクリート)

SMSコネクト の公式サイト

SMSコネクトは、株式会社アクリートが提供する企業向けSMS配信サービスです(公式サイトのサービス名・URLは「onewaysms」表記)。受信者の携帯電話番号のみを宛先に、自社システムやPCの管理画面から個別・一斉に送信でき、ワンタイムパスワードによる2段階認証にも対応します。

国内4大キャリアとの直接接続(直収ルート)による配信で、公式は到達率99.9%を訴求しています。最大660文字の長文SMS、予約配信、大規模システム向けのAPI連携、SMS本文中URLの短縮・クリック計測に対応します。全キャリア宛の配信で固定電話番号を送信元に表示できる点も特徴です。

初期費用は0円ですが、月額基本料と1通単価は公式に掲載がなく要問い合わせです。配信ボリュームに応じた個別見積もり方式のため、実費感の把握には問い合わせが必要になります。導入前の検証には無料デモアカウントが用意されています。

4. SMS HaNa(日本テレネット株式会社)

SMS HaNa の公式サイト

SMS HaNa は、日本テレネット株式会社が提供する法人向けSMS送信サービスです。管理画面から手動操作するWEBタイプと、自社システムと連携するAPIタイプの2形式があり、本人認証や督促、予約リマインドなどに利用されています。

国内4キャリア(NTTドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)への直収接続で運用し、受信拒否・圏外・電源オフ等を除く到達率99%以上を公式が訴求しています。電話番号入力・メッセージ入力・送信の最短3ステップで配信でき、最大660文字の長文SMS、一斉50,000件、双方向SMSやIVR連携にも対応します。

初期費用・月額基本料は0円、契約期間の縛りなしの従量課金です。1通単価は公式が「要問い合わせ(月間送信通数に応じてディスカウント)」としており、実費感は問い合わせが必要です。導入前には最大2ヶ月・3,000通までの無料トライアルで検証できます。

ここまでが本人認証・重要通知に強いタイプの4社です。用途が本人確認(ワンタイムパスワード送信)に絞られている場合は、SMS認証に特化したサービスを比較したほうが、認証フローや不正ログイン対策の観点で選びやすくなります。以下の記事で、認証用途の選び方とおすすめサービスを解説しています。

督促・業務連絡などの大量配信を低コストで回すタイプ

支払いの督促や定型の業務連絡、来店・来院前日の予約リマインドの自動送信など、まとまった件数で繰り返し送る用途に向くタイプです。1通あたりの単価の安さと、予約配信・自動送信による運用の効率化が重視されます。送信量が多いほど単価が下がる料金体系を確認すると、コストを抑えやすくなります。督促のように確実な到達が求められる連絡を、効率よく送りたい場合の選択肢もこのタイプに含まれます。

督促にとどまらず、SMSから決済ページへ誘導して未入金の回収まで完結させたい場合は、決済リンクの送信に対応したサービスを検討する余地があります。仕組みと法人向けの選び方は以下の記事で解説しています。

5. クラコールSMS(株式会社三通テレコムサービス)

クラコールSMSの公式サイト

株式会社三通テレコムサービスが、クラウド通信ブランド「クラコール®」シリーズの一機能として提供するSMS送信サービスです。Web管理画面からの一斉送信とAPI連携による送信に対応し、クラウドPBX電話やFAXと同じ事業者でまとめて利用できます。

初期費用0円・月額0円・最低利用期間なしの従量課金で、固定費を持たずに始められます。送信単価は月間送信通数による段階制で、1万通以下は8円/通、10万通超で5円/通まで下がります(税別)。送信元番号の登録には別途5,000円/番号がかかります。最大660文字の長文送信にも対応します。

料金の段階表や予約送信の対応可否など、公式サイトに掲載がない項目もあるため、導入前に公式サイトで最新情報を確認してください。

6. MOTENASU SMS(株式会社FID)

MOTENASU SMSの公式サイト

株式会社FIDが提供するSMS送信サービスで、同社のCRM/MA統合システム「MOTENASU」の配信チャネルの一つとして組み込まれています。SMS単体での導入も可能で、メール・LINE・郵送DMと同じ顧客データ基盤の上でSMSを送れる点が、SMS専業サービスとの違いです。

SMS単機能で使う場合は初期費用0円・月額0円・1通5円〜の従量課金です。CSVアップロードによる一斉配信、指定日時の予約配信、API連携、最大660文字の長文SMSに対応します。短縮URLは元の長さに関わらず25文字に変換され、クリック数の計測も取得できます。

顧客の属性や購買履歴に応じたセグメント配信や、メールに反応がなければSMSへ切り替えるシナリオ配信を組みたい場合に向きます。海外SMSやネイティブな双方向受信の可否は公式の明示がないため、対応範囲は公式サイトで確認してください。

7. KYUSMS(株式会社KYUBIZ JAPAN)

KYUSMSの公式サイト

株式会社KYUBIZ JAPANが自社開発の配信プラットフォームで提供する、法人向けSMS送信サービスです。管理画面からの一斉送信、API連携による自動送信、電話発信を起点に送るIVR連携の3つの送信方式を備え、国内外のキャリアと直接接続するルーティングを特徴としています。

初期費用は0円で、月額費用・1通単価は公式に料金表の掲載がなく要問い合わせです。送信成功分のみの従量課金で、規模に応じたボリュームディスカウントの記載があります。最大660文字の長文送信、双方向SMS、海外宛て送信に対応します。ISO/IEC 27001(ISMS)とプライバシーマークを本体で取得しており、認証番号も公開されています。

セキュリティ認証を重視しつつ、API・IVRも含めた複数の送信方式を使い分けたい場合の選択肢です。料金や予約配信などの詳細は問い合わせが必要なため、公式サイトで確認してください。

8. バンソウSMS(株式会社fonfun)

バンソウSMSの公式サイト

東証スタンダード上場の株式会社fonfunが提供する、クラウド型のSMS送信サービスです。2013年の提供開始から運用され、公式サイトでは約6,000件を超える導入実績を掲げています。キャンペーン・セール案内・督促・予約確認など、一斉/個別の連絡に利用されています。

最大660文字の長文送信、予約送信、API連携、差し込み送信、CSVによるインポート/エクスポートに対応します。明細書・請求書をWebページ化してURLをSMSで送るWeb帳票オプションや、決済情報を案内するSMS決済オプションを備え、請求から決済案内までSMSで動線を組める点が特徴です。

初期費用や1通単価などの料金は公式サービスページに掲載がなく、要お問い合わせとなっています。実費感を把握するには資料請求や問い合わせが必要です。

9. valueSMS(株式会社Value)

valueSMSの公式サイト

営業支援・FAXDM(バリューファックス)を主力とする株式会社Valueが、その派生として2019年に提供を開始したSMS送信サービスです。登録した携帯電話番号宛にSMSを一斉配信でき、管理画面はPC・タブレットから利用できます。

料金は初期費用0円・月額0円・1通8円〜(税抜)の従量課金で、月の利用料金合計が1,980円(税抜)未満の場合は最低利用料金として1,980円が発生します。一斉送信、宛先ごとにパーソナライズできる差し込み送信、最大660文字の長文送信、クリック計測ができる短縮URL、テンプレートやブラックリスト機能を備えます。

業種別の専任スタッフによる導入支援を訴求し、最短3営業日後からの導入が可能とされています。なお導入実績として公式サイトに記載のある「2,000社以上」は2019年時点の表記で、現在の最新値は公表されていません。

10. SMS FourS(株式会社りーふねっと)

SMS FourSの公式サイト

株式会社りーふねっとが提供する法人向けSMS一斉配信サービスです。国内4キャリア(docomo・au・SoftBank・Rakuten)の回線に直接接続し、管理画面からの送信(個別入力・CSV一括)とAPI連携の2方式でSMSを配信します。サービス名は「STABLE/SECURE/SPEEDY/SUSTAINABLE」の4つのコンセプトに由来します。

料金はStandard・Pro・Enterpriseの3プラン制で、全プラン初期費用0円、配信成功分のみの課金方式です。予約配信、API連携、短縮URLのアクセス集計、送信元番号/送信者名の表示、到達状況の確認に対応します。プランに応じて送信元番号が1〜5番号無料で付与されます。テストアカウントの発行にも対応しています。

月額や1通単価は公式サイト内でも表記揺れがあり、改定された可能性があるため、最新の料率は公式サイトで確認してください。小規模利用から始めやすい料金設計です。

11. Push!SMS(株式会社ジンテック)

Push!SMSの公式サイト

与信・督促・債権管理の業務システムを手がける株式会社ジンテックが提供する、法人向けのSMS一括配信サービスです。国内の主要キャリアに対応し、督促や重要通知など確実に届けたい連絡での利用を想定しています。

API連携による自動送信、予約配信、短縮URLのアクセス計測、配信結果のレポートに対応します。宛先の名義人変更を検知する機能を備え、債権管理や督促の場面で送付先の精度を保ちやすいのが特徴です。

初期費用・月額・1通単価はいずれも公式サイトでは公開されておらず、利用条件に応じた個別見積もりとなります。導入実績や到達率の数値も算定根拠が公開されていないため、最新の条件は資料請求や問い合わせで確認してください。

マーケティング・販促に強いタイプ

クーポンやキャンペーンの案内を送り、反応を測りながら改善したい用途に向くタイプです。受信者からの返信を受け取る双方向SMS、短縮URLのクリック測定、画像やボタンを使えるRCSなど、反応を引き出して効果を可視化する機能が充実しています。

12. 絶対リーチ!RCS(AI CROSS株式会社)

絶対リーチ!RCSの公式サイト

絶対リーチ!RCSは、AI CROSS株式会社が提供する法人向けメッセージング配信サービスです。SMS配信「絶対リーチ!SMS」を基盤に、画像・動画・ボタン付きメッセージやリッチカードを送れるRCSを加え、RCS非対応の宛先には自動でSMSへ切り替えるフォールバック機能で統合配信します。

販促用途では、送信元に企業名・ロゴと認証バッジを表示できるRCSの公式アカウント、開封・URLクリックのリアルタイム解析、顧客返信を受け取る双方向通信、チャットボット連携までを管理画面で扱えます。SMS本体は国内全キャリア直収接続で、公式は到達率99%(本体ページ本文、自社訴求)を掲げています。

初期費用は0円で、月額費用・1通単価はプラン別で公式非公開のため、実費感は資料請求での確認が必要です。1ヶ月・300通分の無料トライアルで配信を試せます。

13. オーロラSMS by メディアSMS(株式会社メディア4u)

オーロラSMS by メディアSMSの公式サイト

オーロラSMS by メディアSMSは、株式会社メディア4u(ファブリカホールディングスの完全子会社)が提供する国内4キャリア直結型のSMS配信サービスです。緊急連絡や支払い通知などの業務連絡から、予約リマインド・販促案内まで幅広い用途に対応します。

販促では、独自ドメイン対応の短縮URLでクリックを計測でき、チャット画面と自動応答による双方向SMS、長文SMS(ドコモ660文字/au・ソフトバンク・楽天モバイル670文字)で訴求内容を盛り込めます。実績面では、デロイトトーマツミック経済研究所「ミックITリポート(2025年12月号)」調べで、国内法人向けSMS配信数において5年連続(2021〜2025年度)No.1を訴求しています。

初期費用・月額基本料はいずれも0円の完全従量課金(送信成功分のみ課金)で、無料トライアルも用意されています。1通あたりの単価は公式料金ページに明示がなく、要問い合わせです。

配信機能そのものとは別に、提供元のメディア4uが自社サービスの位置づけをどこに置いているかについて、次のように説明しています。

原澤慶人氏
株式会社メディア4u 事業戦略本部 ビジネス推進グループ 部長
原澤慶人氏
独自インタビューより

最大の差別化ポイントは、SMSを「業務成果につなげるところ」まで踏み込んで支援している点です。単に配信できるだけであれば、どのサービスでも似たような見え方になります。

一方で当社は、業務設計、文面設計、運用改善まで含めたコンサルティングを行っています。ここまで一気通貫で支援できるサービスは、ほとんどありません。

14. SMS Publisher(エンバーポイント株式会社)

SMS Publisherの公式サイト

SMS Publisherは、メール配信システム「Mail Publisher」を展開するエンバーポイント株式会社が提供するSMS送信サービスです。メール・SMSを単一ベンダーで扱える統合メッセージング基盤の一部として、2020年に提供開始されました。

販促向けには、挿入したURLのクリックを測定する効果測定機能を標準搭載し、最大670文字の長文SMSで複数URLや詳細情報を1通にまとめられます。送受信に対応するSMS双方向プランも用意し、配信は送信成功数に基づく従量課金です。

1通単価は公式が「業界最安水準」と訴求するのみで具体額の掲載がなく、要問い合わせです。無料トライアルは最大2カ月・上限100通で試せます。

15. Mico SMS/Mico RCS(株式会社Mico)

Mico SMS/Mico RCSの公式サイト

Mico SMS/Mico RCSは、LINEマーケティング基盤「Mico Engage AI」を展開する株式会社Micoが、2025年8月に提供開始したSMS・RCS配信サービスです。RCSを優先送信し、非対応の宛先には自動でSMSへ切り替えるフォールバック配信を備えます。

販促では、画像・動画などのリッチコンテンツをRCSで送り、本文の短縮URLでクリック率・開封率を計測できます。SMSからLINE友だち登録への送客といったLINE連携を志向する点が特徴で、セグメント配信や差し込みテンプレートも利用できます。なお双方向SMSは公式に明示がなく、可否は要確認です。

初期費用・月額費用・1通単価はいずれも公表されておらず、料金は要問い合わせです。

API連携・多チャネル/一元管理に強いタイプ

自社の基幹システムやCRMと連携してSMSを自動送信したり、メールやLINEなど複数チャネルをまとめて管理したりしたい用途に向くタイプです。開発者向けのAPIや、チャネルを横断した配信基盤を備え、運用の自動化と一元管理を実現します。

16. Cuenote SMS(ユミルリンク株式会社)

Cuenote SMS の公式サイト

Cuenote SMS は、メール配信「Cuenote FC」を主力とするユミルリンク株式会社(東証グロース上場)が提供するクラウド型のSMS送信サービスです。同じメッセージング基盤の上でメールとSMSを扱える点が特徴です。

RESTful API を標準搭載しており、業務システムや自社サービスからの自動送信に対応します。双方向SMSはオプション、URL短縮や複数の送信元番号の設定にも対応します。

料金は初期費用0円、1通6円〜の従量課金で、送信成功分のみが課金されます。国内主要4キャリア(docomo / au / SoftBank / 楽天モバイル)と直接接続し、ISMS・ISO/IEC 27017・プライバシーマークを取得しています。

17. WEBCAS SMS(株式会社WOW WORLD)

WEBCAS SMS の公式サイト

株式会社WOW WORLD(旧エイジア)が提供する、e-CRM/コミュニケーションシステム「WEBCAS」シリーズのSMS送信サービスです。最大660文字までの長文メッセージを配信できます。

メール配信システム「WEBCAS e-mail」と同一プラットフォーム上で動作し、データベースを連携させて「メールが届かない人にSMSを送る」といったクロスチャネルの運用ができます。短縮URLのクリック計測やコンバージョン計測、未送信分析などの機能も備えます。

API経由でのリアルタイム配信は別製品「WEBCAS realtime SMS」として提供されます。初期費用は無料で、送信成功分のみの従量課金です。1通単価や月額費用は公式に明示がなく、要問い合わせとなっています。

18. Twilio(Twilio Inc.)

Twilio の公式サイト

Twilioは、SMS・MMS・WhatsApp・音声通話・メール・本人確認などのコミュニケーション機能をAPI経由でアプリケーションに組み込める、米Twilio Inc. のクラウド型プラットフォーム(CPaaS)です。日本では開発者が自社システムにメッセージング機能を実装するための基盤として位置づけられます。

SMS領域では「Programmable Messaging」として180か国以上へのグローバル送達、双方向SMS、配信状況のリアルタイム分析を提供します。日本国内宛には、国際SMS網ではなく国内キャリアへ直接到達させる「高品質SMS」のルートも用意されています(利用には別途審査・契約が必要)。

SMS送信単価は日本宛・国際番号ルートで約$0.089/通〜(米ドル建て、2026年6月時点の公式料金ページ)で、別途キャリア手数料が加算されます。国内では日本法人 Twilio Japan合同会社のほか、2023年10月からソフトバンク株式会社がリセラーとして取り扱っており、円建て・国内サポートの条件はリセラー経由で確認する必要があります。

19. CM.com(CM.com Japan株式会社)

CM.com の公式サイト

CM.com は、SMS・WhatsApp・RCS(プラスメッセージ)などの複数チャネルを単一プラットフォーム/APIから扱える、オランダ発のグローバルCPaaSです。国内では日本法人 CM.com Japan株式会社(2018年設立、日本語サポートあり)が法人向けSMS送信サービスを提供しています。

SMSはWeb管理画面・メール形式(Mail SMS)・RESTful API の3経路から個別・一斉送信ができ、業務システム/CRM連携やSMS認証(OTP)に対応します。国内直収接続と国際接続の両ルートを保有し、配信先に応じて送信ルートを選べます。標準70文字、最大670文字までの長文送信に対応します。

RCS・WhatsApp・LINE通知など複数チャネルへ単一プラットフォームから拡張できる点が特徴です。導入実績としてうたう「30,000社」や Toyota / IKEA / BMW Group などの企業例はグローバル全体の実績で、国内向け1通単価は公式に円建ての掲載がなく要お問い合わせとなっています。

SMS配信で押さえる法令の注意点(特定電子メール法・オプトアウト)

SMSで広告・宣伝を送る場合は、メール配信と同じく特定電子メール法の規制対象になります。総務省・消費者庁が公表する同法のパンフレットでも、SMSが規制対象であること、広告宣伝メールはオプトイン方式によることが次のように示されています。

携帯して使用する通信端末機器(携帯電話、スマートフォン、タブレット端末など)同士でメッセージを電話番号により送受信するサービス(例えば、ショートメッセージサービス(SMS))も対象となります。

あらかじめ同意した者に対してのみ広告宣伝メールを送信することができます。

出典:特定電子メールの送信の適正化等に関する法律のポイント|総務省総合通信基盤局・消費者庁

運用ルールを整える前に、最低限のポイントを押さえておく必要があります。

原則として事前の同意(オプトイン)が必要です。広告・宣伝目的のSMSは、受信者があらかじめ送信に同意している場合に限って送れます。会員登録や申込みのタイミングで配信への同意を得ておくのが基本で、同意なく一斉に販促SMSを送ることは認められていません。なお、本人認証や取引に関する重要通知など、広告・宣伝にあたらない連絡はこの規制の対象外です。

配信停止(オプトアウト)の手段を用意する必要があります。受信者がいつでも配信を止められるよう、停止用のリンクや返信での停止受付など、オプトアウトの方法を明示しなければなりません。多くのSMS送信サービスは、配信停止の受付や、停止した宛先を除外する機能を備えています。あわせて、送信者の氏名・名称や受信拒否の通知先を表示するなど、送信者が誰であるかを受信者がわかるようにしておくことも求められます。

これらのルールを満たさない配信は、行政指導や信用低下につながりかねません。オプトイン・オプトアウトの管理機能が整ったサービスを選び、配信前に同意状況を確認する運用を徹底することが、安全なSMS活用の前提になります。

まとめ:自社の用途に合うSMS送信サービスの選び方

SMS送信サービスは、確実に届く連絡手段として本人認証から督促、販促まで幅広く活用できます。選ぶ際は、まず自社の利用目的を「本人認証・重要通知」「督促・業務連絡の大量配信」「マーケティング・販促」「API連携・多チャネル」のどのタイプに近いかで整理すると、候補を絞り込みやすくなります。

そのうえで、必要な機能がそろっているか、送信量に見合う料金体系か、到達率やサポート体制は十分かを比較します。1通単価が非公開のサービスも多いため、最終的には気になるサービスの資料を取り寄せ、自社の配信量で見積もりを取って比較するのが確実です。まずは用途タイプ別の診断や比較表を使って、自社に合う候補を見つけてください。

よくある質問(FAQ)

Q. SMS送信サービスは無料で使えますか?無料トライアルはありますか?

A. 送信そのものを継続的に無料で使えるサービスは基本的にありません。多くのサービスは初期費用・月額費用を0円にしていますが、SMSの送信には各社がキャリアに支払う費用が発生するため、1通あたりの従量料金は必ずかかります。

ただし、本格導入の前に動作や操作性を確かめられるよう、一定通数まで送れる無料トライアルやデモアカウントを用意しているサービスは複数あるため、まずは無料枠で使い勝手を確認するのがおすすめです。

Q. SMS1通あたりの料金相場はどのくらいですか?

A. 1通あたりおおむね5円〜10円前後の従量課金が中心で、配信量が増えるほど単価が下がる段階制を採るサービスが一般的です。多くのサービスが初期費用0円・月額0円で、送達できた分だけ課金する「成功課金」を採用しています。

一方で1通単価を「要問い合わせ」とし、送信規模に応じた個別見積もりにしているサービスも少なくありません。正確な実費は、自社の月間配信量を前提に見積もりを取って比較するのが確実です。

Q. 到達率を重視する場合、何を確認すればよいですか?

A. 国内の携帯キャリアと直接接続している「国内キャリア直収」に対応しているかを確認するのが目安です。直収ルートの事業者は、海外事業者を経由するサービスに比べて到達の安定性が高い傾向があります。なお到達率は100%ではなく、圏外・着信拒否・解約済み番号などには届きません。

各社が掲げる「到達率99%」といった数値は、こうした到達不能なケースを除いた条件下での実績であることが多いため、算出条件と送達結果のレポート機能の有無もあわせて確認すると安心です。

Q. 受信者からの返信を受け取る双方向SMSは利用できますか?

A. 双方向SMS(送受信)に対応するサービスは複数あります。アンケートの回収や問い合わせ対応、予約変更の受付など、受信者からの返信を活用したい用途に向きます。ただし双方向機能は標準ではなくオプション扱いのサービスや、可否が公式に明示されていないサービスもあるため、検討中のサービスが双方向に対応しているか、追加費用がかかるかを事前に確認してください。

Q. 長文の配信や、画像・ボタンを使ったRCSには対応していますか?

A. 標準のSMSは1通あたり全角70文字までですが、長文配信に対応したサービスを使えば660文字程度まで1通で送れます。画像・動画・ボタンを使ったリッチな表現には、RCS(+メッセージ)への対応が前提になります。RCSに対応するサービスは、非対応の端末・キャリア宛には自動でSMSに切り替えるフォールバック機能を備えるのが一般的です。

ただしRCSの対応状況や、リッチ配信が使えるキャリアの範囲はサービスによって異なるため、配信したい表現に合わせて確認が必要です。

Q. 販促目的でSMSを送る場合、法令上の注意点はありますか?

A. 広告・宣伝目的のSMSは、メール配信と同じく特定電子メール法の規制対象となり、原則として受信者の事前同意(オプトイン)が必要です。あわせて、受信者がいつでも配信を止められるオプトアウト(配信停止)の手段を明示し、送信者が誰であるかをわかるようにする必要があります。

本人認証や取引に関する重要通知など、広告・宣伝にあたらない連絡はこの規制の対象外です。オプトイン・オプトアウトの管理機能が整ったサービスを選ぶと、運用面の負担を抑えられます。

Q. 自社システムと連携して認証コードや通知を自動送信できますか?

A. API連携に対応したサービスを使えば、自社の基幹システムやCRMと接続して、認証コードや通知を人手を介さず自動送信できます。本人認証のワンタイムパスワード送信や、督促・予約リマインドの自動化に活用されており、電話やはがきで行っていた連絡をSMSに置き換えることで工数やコストを削減できます。

サービスによってはWeb管理画面からの手動送信とAPI送信の2系統を用意しているため、自社の使い方に合わせて選べます。導入前に、想定する処理量に耐える送信性能や、開発者向けドキュメントの整備状況も確認しておくとよいでしょう。

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監修者

マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト

松嶋真倫

都市銀行にて金融実務を経験後、暗号資産関連スタートアップの創業期に参画し、市場分析・業界調査に従事。2018年にマネックスグループ入社。以降、ビットコインをはじめとするデジタルアセットからマクロ経済環境まで、金融市場を横断した調査・分析および情報発信を担う。FinTech・次世代金融領域のリサーチ統括、各種レポートや書籍の執筆、日本経済新聞など国内主要メディアへのコメント・寄稿、イベント登壇などを行う。2021年3月より現職。
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