サービス比較の記事一覧

自社サービスに金融機能を組み込みたい
法人保険でリスクに備えたい
カーボンクレジットを活用したい

サービス比較の記事一覧

自社サービスに金融機能を組み込みたい
法人保険でリスクに備えたい
カーボンクレジットを活用したい

GRCツールのおすすめ比較10選|導入メリット・デメリット、無料プラン有無を徹底解説

「社内のリスク管理やコンプライアンス対応、監査業務が煩雑で非効率…」

「J-SOX法やISO対応のチェック業務に追われて、他の仕事が手につかない…」

そんな課題を感じていませんか?

今、多くの企業が注目しているのがGRC(ガバナンス・リスク・コンプライアンス)ツールです。しかし一口にGRCツールと言っても種類が多く、自社に合う製品を選ぶのは簡単ではありません。

本記事では、リスク管理・内部統制・法令遵守体制の強化を支援する主要GRCツール10製品を徹底比較します。導入の目的別・機能別の違いを明確にしながら、選び方のポイントや料金相場、導入事例も含めて網羅的に解説します。

本記事を読むことで、GRCツールの全体像を把握したうえで、自社の目的に合ったGRCツールを選定できるようになると思います。

今すぐGRCツールを比較したい方は『おすすめのGRCツール』をご覧ください。

この記事を読むとわかること
  • GRCツールの概要と仕組み
  • GRCツールを導入するメリット・デメリット
  • 自社に合うGRCツールの選び方(利用目的別のオススメGRCツール)
  • 10個の主要なGRCツールの比較情報(料金相場、導入実績、無料プランの有無など)
GRCツールの関連サービス資料
PR
本セクションにはプロモーションが含まれており、表示順は当社独自の基準や提携状況に基づいています。

GRCツールとは?機能(委託先管理など)の種類、メリット・デメリットなど

GRCとは『Governance(ガバナンス)』、『Risk(リスク)』、『Compliance(コンプライアンス)』の略で、企業の健全な経営と透明性を確保するための統合的な管理アプローチを指す言葉です。GRCツールは、これら3つの領域に関連する業務情報・文書・対応履歴などを一元管理し、効率化・可視化・内部統制の強化を支援するソリューションです。

GRCツールは、搭載されている機能がツールにより多種多様で、直感的に何ができるのかが分かりにくい機能も多くあります。具体例としては、主に以下のような機能が挙げられます。

機能機能の説明
リスク管理機能リスクの洗い出し・評価・対応計画の管理(リスクマトリクスやヒートマップなどによる可視化など)
内部監査支援監査計画の立案、チェックリスト作成、監査記録・報告書作成の効率化
コンプライアンス管理法令や社内規定の遵守状況のチェック、違反対応や教育状況の履歴管理
委託先管理(サードパーティ管理)外部パートナーや取引先のリスク情報、契約書、対応履歴などの一元管理
文書管理・証跡管理社内ルールや関連文書、対応履歴などの保管、当該資料の改ざん防止

上記のようなGRCツールを活用することで、リスク管理や法令遵守、監査業務を効率化し、企業全体の統制力と透明性を高めることができます。一方で、製品ごとの機能差や運用設計の難しさによっては、使いこなせず形骸化するリスクもあるため注意が必要です。

委託先管理についての詳細は『外部委託先管理とは?ガイドライン上の法的リスクから業務委託先管理の強化策までを徹底解説』をご覧ください。

GRCツール導入時の選び方

先ほど言及した通りGRCツールは機能が多岐にわたるため、単に多機能であるGRCツールが良いツールとは限りません。導入時に最も意識すべき点は、自社の目的や業務にマッチしているGRCツールであるかどうかです。ここでは、導入前に必ず確認すべき5つの選定ポイントを紹介します。

GRCツールを選ぶ5つのポイント
  1. 自社のリスク管理・コンプライアンス業務に対応できる機能があるか
  2. 導入部門(監査・法務・情報システム部門など)の業務フローに合っているか
  3. UIが直感的で、現場担当者がストレスなく使えるか
  4. 他システム(ERP、ワークフローなど)と連携可能か
  5. サポート体制が整っており、トラブル時に迅速に対応してくれるか

自社のリスク管理・コンプライアンス業務に対応できる機能があるか

GRCツールの基本は、リスクや法令対応、社内体制(ガバナンス)に関する情報を一元的に整理・管理することです。自社が抱える業務課題(例:委託先管理、文書の証跡管理、リスク評価など)に対して、必要な機能が過不足なく備わっているかを確認しましょう。

たとえば、リスク評価が目的であればリスクマトリクス、J-SOX法対応が目的であれば内部統制チェックリストやログ管理機能が不可欠です。

導入部門(監査・法務・情報システム部門など)の業務フローに合っているか

GRCは複数部門にまたがって使われるため、既存業務フローに無理なく組み込めるかが非常に重要です。監査部門なら監査計画や記録、法務部門なら契約書管理、情報システム部門ならログ監査やアクセス権限の制御など、各部門が求める機能と運用負荷のバランスをチェックしましょう。

UIが直感的で、現場担当者がストレスなく使えるか

GRCツールは、導入後にどれだけ使われるかが成果を大きく左右します。そのためには、現場の担当者が直感的に操作できるユーザーインターフェース(UI)が不可欠です。

「使い方が複雑すぎる」、「英語UIしかなく不便」、「スマホやタブレットで見づらい」などの要因が浸透の妨げになるため、導入前に実際の画面や操作性を確認し、トライアルでの社内テスト導入をおすすめします。

他システム(ERP、ワークフローなど)と連携可能か

GRCツールは孤立した仕組みでは意味がありません。既存の業務システム(例:ERP、ワークフロー、SFA、社内ポータルなど)とデータ連携ができるか、APIやCSVインポート機能があるかを確認しましょう。

特に、情報更新やユーザー管理が別々になると運用が煩雑化し、二重入力や確認漏れの原因になります。可能であれば、導入前に連携できるシステム一覧をツール提供事業者に確認すると安心です。

サポート体制が整っており、トラブル時に迅速に対応してくれるか

GRCツールは導入後の運用も含めて初めて効果を発揮します。そのため、導入時のサポートだけでなく、運用開始後のサポート体制や対応スピードも重視しましょう。

国産ベンダーか海外製かによって、対応言語・時差・問い合わせ方法(電話、チャット、メール)も異なります。トラブル時にすぐに対応してくれるのか、カスタマーサクセス担当がつくのかなども、比較ポイントとして重要です。

GRCツールの費用内訳や料金相場

GRCツールの導入には、初期費用や月額利用料だけでなく、カスタマイズやサポートなどの追加コストが発生する場合があります。ここでは、費用を構成する主な内訳や料金相場について解説します。事前に総コストを把握しておくことで、導入後の予算オーバーや機能不足を防ぐことができます。

費用項目費用の詳細費用感
初期費用(基本料金)システム設定、ユーザーアカウント作成、基本トレーニングなど例:30万円(詳細は要問い合わせの場合が多い)
月額基本料ユーザー数や機能モジュールに応じて変動例:10万円(詳細は要問い合わせの場合が多い)
カスタマイズ費用業務フローや画面レイアウトの変更、追加開発などカスタマイズ内容により変動

おすすめのGRCツールの比較表

以下にGRCツールの比較表を掲載いたします。詳細は次項にて解説していますので、まずは全体像を把握いただく意味で表をご覧いただければ幸いです。

VendorTrustLinkSupplier Risk MTLMISConoris BPDiligentSAP GRCServiceNowLogicManagerIBM OpenPagesARCHER
サービスロゴ
初期費用要お問い合わせ要お問い合わせ30万円要お問い合わせ要お問い合わせ要お問い合わせ要お問い合わせ要お問い合わせ要お問い合わせ要お問い合わせ
月額費用要お問い合わせ(利用アカウント数や管理対象の委託先数により変動)要お問い合わせ10万円(最小利用ユーザー数は25ユーザー、1ユーザー単位の追加毎に4,000円上乗せ)要お問い合わせ要お問い合わせ要お問い合わせ要お問い合わせ要お問い合わせ要お問い合わせ要お問い合わせ
無料トライアルの有無要お問い合わせ要お問い合わせ無期限のトライアルあり(要お問い合わせ)要お問い合わせ要お問い合わせ要お問い合わせ要お問い合わせ要お問い合わせあり(要お問い合わせ)あり(要お問い合わせ)
導入期間要お問い合わせ1から4ヶ月程度カスタマイズを伴わない場合:約5営業日
カスタマイズを行う場合:要件定義・設計・設定作業を含めて約3ヶ月程度
要お問い合わせ要お問い合わせ中小企業:3ヵ月から半年程度
大企業:1年から1年半程度
数か月から1年間要お問い合わせ要お問い合わせ要お問い合わせ
公式サイト情報詳細はこちら公式サイトをご覧ください公式サイトをご覧ください公式サイトをご覧ください公式サイトをご覧ください公式サイトをご覧ください公式サイトをご覧ください公式サイトをご覧ください公式サイトをご覧ください公式サイトをご覧ください

おすすめのGRCツールの詳細(導入事例、価格、機能、無料プランの有無など)

2025年時点でおすすめできる主要なGRCツールを10個を厳選し、それぞれの特徴を簡潔に紹介します。

特に、搭載している機能、無料トライアルの有無、API連携対応、導入実績などの重要な比較ポイントを押さえて掲載しています。

1.VendorTrustLink(株式会社アトミテック)

A promotional webpage for VendorTrustLink, featuring a colorful illustration of individuals interacting with charts and data, emphasizing cloud-based risk management solutions.

VendorTrustLinkは、委託先や取引先に関するリスクを一元管理するGRCツールであり、リスクの継続的なモニタリングと情報共有を可能にするクラウド型サービスです。企業が委託先や取引先に抱える潜在的なリスクに対して『調査→評価→可視化』のプロセスを一気通貫でサポートし、継続的なリスク管理体制を構築することができます。

主な機能として、チェックシートの自動送付や、委託先の評価状況の見える化など、確認業務の自動化・効率化につながる機能を提供しています。これにより、従来は手作業やスプレッドシートで煩雑になりがちだった委託先管理業務を大幅に省力化できます。

近年では、委託先を通じた情報漏洩や法令違反などのリスクが企業全体の信用を揺るがすケースも増えており、委託先リスクの把握と管理は企業ガバナンスの強化に欠かせない要素となっています。VendorTrustLinkは、こうしたリスクを未然に防ぐための実践的な管理基盤として、多くの企業で活用されています。

  • 委託先登録の際に、重要度や担当者情報などを入力可能
  • 委託先へのチェックシートの作成、送付、回答確認、評価を一元管理可能
  • 委託先リスクの評価結果によるデータダッシュボードを提供

2.Supplier Risk MT(株式会社GRCS)

Supplier Risk MTは、サプライヤーや取引先に関するリスクを一元管理できるクラウド型プラットフォームです。購買・調達部門が抱える委託先評価や取引先監査の業務負荷を軽減し、法務・コンプライアンス部門との連携をスムーズにします。特に、アンケート配布から回収・集計までをオンラインで完結できるため、紙やメールでの非効率なやり取りを大幅に削減可能です。グループ会社や多拠点展開企業にも対応しており、国内外の取引先を抱える企業に適しています。

項目内容
サービス名Supplier Risk MT
会社名株式会社GRCS
主な特徴・強み・サプライヤーの評価基準を柔軟にカスタマイズ可能
・リスク調査アンケートの配布・回収をオンライン化し、工数を削減
・多拠点・複数部門間での情報共有と進捗管理機能が充実
導入実績/導入社数要お問い合わせ
初期費用要お問い合わせ
月額費用要お問い合わせ
無料トライアルの有無要お問い合わせ
導入期間1から4ヶ月程度

3.LMIS(株式会社ユニリタ)

LMISは、ユニリタが提供するITサービスマネジメントプラットフォーム(ITサービスの提供・運用・改善を一元的に管理するためのツール)です。ITIL準拠のワークフローにより、インシデント管理や変更管理、構成管理、リリース管理などのIT運用プロセスを効率化することが可能です。システム監査にも対応しており、各種監査で必要となる変更管理・リリース管理の証跡や承認プロセスの整備を支援します。業務手順や承認フローの電子化により、監査準備にかかる工数削減と運用の標準化を実現します。

項目内容
サービス名LMIS
会社名株式会社ユニリタ
主な特徴・強み・ITILベースのワークフローでインシデント管理、変更管理、構成管理などのIT運用を効率化
・変更管理・リリース管理の証跡や承認プロセスを電子化し、システム監査対応を支援
導入実績/導入社数・導入者実績150社以上、ユーザー数20,000名以上
・導入法人例:リコージャパン株式会社、本田技研工業株式会社、三井物産流通グループ株式会社、三菱UFJ eスマート証券株式会社、アース製薬株式会社など
初期費用30万円
月額費用10万円(最小利用ユーザー数は25ユーザー、1ユーザー単位の追加毎に4,000円上乗せ)
無料トライアルの有無無期限のトライアルあり(要お問い合わせ)
導入期間カスタマイズを伴わない場合:約5営業日
カスタマイズを行う場合:要件定義・設計・設定作業を含めて約3ヶ月程度

4.Conoris BP(株式会社Conoris Technologies)

Conoris BPは、業務プロセス管理とリスク管理を融合させたGRCソリューションです。業務フローの可視化や承認プロセスの自動化、内部統制文書の一元管理を通じて、効率的かつ確実な統制運用を可能にします。また、日本企業の商習慣や業務手順に合わせたカスタマイズ性が高く、現場への定着がスムーズなのも特徴です。このような機能を活用してガバナンスと業務効率の両立を目指す企業に最適です。

項目内容
サービス名Conoris BP
会社名株式会社Conoris Technologies
主な特徴・強み・業務フローとリスク管理を統合運用可能
・承認・監査プロセスを自動化し、対応漏れを防止
・日本企業の業務慣習に沿ったUIとカスタマイズ対応
導入実績/導入社数導入法人例:鹿島建設株式会社など
初期費用要お問い合わせ
月額費用要お問い合わせ
無料トライアルの有無要お問い合わせ
導入期間要お問い合わせ

5.Diligent(Diligent Japan合同会社)

Diligentは、グローバル企業や上場企業に多数採用されているエンタープライズ向けGRCプラットフォームです。取締役会管理、リスク評価、コンプライアンス遵守、内部監査など、多岐にわたる機能を統合的に提供します。特に、世界各国の法規制や基準への対応力が高く、多国籍企業のコンプライアンス強化に有効です。高度なダッシュボードとレポーティング機能により、経営層や取締役会への情報提供も迅速かつ的確に行えます。

項目内容
サービス名Diligent
会社名Diligent Japan合同会社
主な特徴・強み・世界各国の規制や基準に迅速対応
・取締役会管理を含む幅広い業務領域をカバー
・経営層向けの高機能ダッシュボードとレポート機能
導入実績/導入社数・2025 IDC MarketScape Worldwide GRC Softwareレポート(GRCツールのグローバル評価レポート)で最高評価レベルに選出
・導入法人例:ハイネケン・ホールディング、ザ コカ・コーラ カンパニー、株式会社セブン&アイ・ホールディングス、バークレイズ証券株式会社など
初期費用要お問い合わせ
月額費用要お問い合わせ
無料トライアルの有無要お問い合わせ
導入期間要お問い合わせ

6.SAP GRC(SAPジャパン株式会社)

SAP GRCはSAPのGRCソリューションとして開発されており、大規模企業や多国籍企業向けに設計された統合型ガバナンス・リスク・コンプライアンス管理ツールです。既存のSAP ERPとの高い親和性を持ち、財務、業務プロセス、IT全般の統制を一元的に管理できます。また、リアルタイム分析や自動化されたリスクモニタリングにより、グローバル規模でのリスク対応が可能です。国際的な事業展開を行う企業や、ERPと連携した統制強化を求める企業に適しています。

項目内容
サービス名SAP GRC
会社名SAPジャパン株式会社
主な特徴・強み・SAP ERPとのシームレスな連携
・財務・業務・IT統制を統合的に管理
・リアルタイムでのリスクモニタリングと分析
導入実績/導入社数導入法人例:トヨタ自動車株式会社、アクセンチュア株式会社、味の素株式会社、株式会社アシックス、TOPPAN株式会社など
初期費用要お問い合わせ
月額費用要お問い合わせ
無料トライアルの有無要お問い合わせ
導入期間中小企業:3ヵ月から半年程度
大企業:1年から1年半程度

7.ServiceNow(ServiceNow Japan合同会社)

ServiceNowのGRCモジュールは、既存のITサービス管理(ITSM)基盤を活かしながら、ガバナンス、リスク、コンプライアンス業務を統合できるクラウド型ソリューションです。リスク評価や監査計画をワークフローに組み込み、自動化することで、業務負荷を大幅に軽減します。また、ServiceNowプラットフォームの拡張性を活かし、IT、法務、監査部門など複数部門での横断的な利用が可能です。IT部門主導でのGRC体制整備を検討する企業に特に有効です。

項目内容
サービス名ServiceNow
会社名ServiceNow Japan合同会社
主な特徴・強み・ITサービス管理(ITSM)基盤との統合によるスムーズな導入
・リスク評価・監査業務のワークフロー自動化
・部門横断での利用と情報共有が容易
導入実績/導入社数導入法人例:株式会社野村総合研究所(NRI)、農林中央金庫、横浜市役所、アサヒグループジャパン、株式会社JR東日本情報システムなど
初期費用要お問い合わせ
月額費用要お問い合わせ
無料トライアルの有無要お問い合わせ
導入期間数か月から1年間

8.LogicManager(LogicManager, Inc.)

LogicManagerは、リスク管理、コンプライアンス、内部監査など、幅広い業務領域をカバーするクラウド型GRCプラットフォームです。特にリスクマネジメント機能に強みがあり、リスクの洗い出しから評価、対応策の実施、進捗の追跡までを一元管理できます。UIが直感的で使いやすく、海外拠点やグループ企業を含む多拠点展開にも適しています。国際規格への対応や多言語対応も可能で、グローバル企業にも適合します。

項目内容
サービス名LogicManager
会社名LogicManager, Inc.
主な特徴・強み・リスクマネジメントプロセスを全工程でサポート
・直感的なUIでユーザー定着率が高い
・多言語・多拠点対応によるグローバル利用が可能
導入実績/導入社数要お問い合わせ
初期費用要お問い合わせ
月額費用要お問い合わせ
無料トライアルの有無要お問い合わせ
導入期間数か月から1年間

9.IBM OpenPages(日本アイ・ビー・エム株式会社)

IBM OpenPagesは、AIを活用した高度なリスク・コンプライアンス管理を実現するエンタープライズ向けGRCプラットフォームです。IBM WatsonのAI機能を活用し、大量のリスクデータや規制情報を分析・分類することで、リスク予測や早期警告を可能にします。金融、製造、エネルギーなど規制の厳しい業界での採用実績が豊富で、特にリスクの早期発見と対応スピードの向上に貢献します。複雑な規制環境下での事業運営に最適なソリューションです。

項目内容
サービス名IBM OpenPages
会社名日本アイ・ビー・エム株式会社
主な特徴・強み・AIによるリスク予測と分析
・規制対応や監査業務の高度な自動化
・厳格な規制業界での豊富な導入実績
導入実績/導入社数導入法人例:トヨタファイナンス株式会社、東北電力ネットワーク株式会社、株式会社りそなホールディングス、国立大学法人九州大学、日本航空株式会社など
初期費用要お問い合わせ
月額費用要お問い合わせ
無料トライアルの有無あり(要お問い合わせ)
導入期間要お問い合わせ

10.ARCHER(Archer Technologies Japan 合同会社)

ARCHER(アーチャー)は、長年の市場実績を持つ統合型GRCプラットフォームで、リスク管理、コンプライアンス、監査、BCP(事業継続計画)など幅広い領域を網羅します。柔軟なカスタマイズ性と拡張性を備え、業界固有の要件や社内ルールに合わせた運用が可能です。また、オンプレミス・クラウド双方に対応しており、大規模組織から中堅規模まで幅広く導入されています。

項目内容
サービス名ARCHER
会社名Archer Technologies Japan 合同会社
主な特徴・強み・リスク、監査、BCPなど幅広い業務領域に対応
・高いカスタマイズ性と拡張性
・オンプレ・クラウドの柔軟な提供形態
導入実績/導入社数要お問い合わせ
初期費用要お問い合わせ
月額費用要お問い合わせ
無料トライアルの有無あり(要お問い合わせ)
導入期間要お問い合わせ

目的別GRCツールのおすすめ分類

GRCツールは製品ごとに得意分野や強みが異なるため、やりたいことや解決したい課題から選ぶのが効果的です。ここでは、代表的な以下4つの目的別におすすめのツールタイプと特徴を紹介します。

  • リスク管理(リスクの洗い出し・評価・対応)を効率化したい企業向けのGRCツール
  • 内部監査のプロセスを可視化・自動化したい企業向けのGRCツール
  • J-SOX法やISO対応のチェック業務を自動化・効率化したい企業向けのGRCツール
  • 複数部門・グループ企業間でGRC情報を一元管理したい企業向けのGRCツール

リスク管理(リスクの洗い出し・評価・対応)を効率化したい企業向けのGRCツール

このカテゴリのGRCツールは、業務や取引先に潜むリスクを見える化し、発生前に対策を打ちたい企業に最適です。リスクマトリクスやヒートマップなどの可視化機能を備え、評価から対応策実施までを一元管理できます。複数部門や多拠点でのリスク共有も容易で、経営層への報告もスムーズになります。

サービス名サービスロゴ特徴お問い合わせ
LogicManager・リスクの洗い出しから評価、対応策の追跡までを一元管理可能
・ヒートマップやダッシュボードで直感的にリスク状況を把握可能
公式ページをご確認ください
IBM OpenPages・AIを活用してリスクデータを分析し、潜在的な問題を早期発見
・規制対応や監査業務も統合的にサポート
公式サイトをご覧ください
VendorTrustLink委託先に起因するリスクの評価・対応策実施まで一元管理可能詳細はこちら

内部監査のプロセスを可視化・自動化したい企業向けのGRCツール

内部監査業務の計画、実施、報告までを一貫して管理できるGRCツールです。監査チェックリストやワークフロー自動化機能を備えており、進捗や対応状況をリアルタイムで把握できます。証跡管理やレポート出力も自動化され、監査報告の迅速化と精度向上に寄与します。

サービス名サービスロゴ特徴お問い合わせ
LMIS・J-SOX法対応監査テンプレートを標準搭載し、短期間で運用開始可能
・内部監査の進捗や証跡をリアルタイムで共有
公式サイトをご覧ください
Diligent・取締役会管理機能と監査機能を統合し、経営層への報告もスムーズ
・グローバル規模での監査対応に強み
公式サイトをご覧ください
ARCHER・監査・BCPを含む広範囲なガバナンス領域をカバー
・カスタマイズ性が高く、業界固有の要件に対応可能
公式サイトをご覧ください

J-SOX法やISO対応のチェック業務を自動化・効率化したい企業向けのGRCツール

このカテゴリのGRCツールを導入することで、J-SOX法やISO27001などの法規制・国際規格の遵守に必要なチェック業務を効率化可能です。規制改訂や監査要件の変更にも柔軟に対応できる製品が多く、継続的なコンプライアンス体制構築に適しています。

サービス名サービスロゴ特徴お問い合わせ
LMIS・J-SOX法に準拠したチェックリストを標準搭載
・証跡管理機能で外部監査にも迅速対応可能
公式サイトをご覧ください
ServiceNow・ワークフローによるチェック業務の完全自動化
・通知機能で期日管理や進捗遅延を防止
公式サイトをご覧ください
VendorTrustLink・委託先への監査チェックシート送付を自動化
・回答内容を集計・可視化してリスクレベルを評価
詳細はこちら

複数部門・グループ企業間でGRC情報を一元管理したい企業向けのGRCツール

グループ全体や複数部門間で発生するリスク・監査・コンプライアンス情報を統合的に管理可能なGRCツールとなっています。アクセス権限の細かな設定が可能で、部門や企業ごとに必要な情報のみを共有できます。大規模組織やグローバル企業のガバナンス強化に有効です。

サービス名サービスロゴ特徴お問い合わせ
SAP GRC・ERP統合によりグループ全体の統制状況を一括把握
・多拠点・多部門でのデータ連携が容易
公式サイトをご覧ください
ARCHER・権限設定とアクセス制御で情報漏洩リスクを最小化
・グループ横断のガバナンス強化に最適
公式サイトをご覧ください
Diligent・グローバル拠点とのリアルタイム情報共有が可能
・規制対応や監査プロセスを世界共通基準で統一
公式サイトをご覧ください

GRCツールに関するよくある質問(FAQ)

Q.GRCツールはどの部門が主に使うものですか?

A.GRCツールは企業のリスク管理・コンプライアンス・統制業務に関わる以下のような部門で活用されます。なお導入後は、複数部門での共用が一般的です。

  • 内部監査部門:監査計画の立案や記録管理
  • 法務・コンプライアンス部門:社内規定や法令遵守状況のモニタリング
  • 情報システム部門(情シス):ログ監視、アクセス管理など技術的統制の支援
  • 経営企画/総務:グループ全体の統制・統括

Q.GRCツールの導入にかかる期間はどれくらい?

A.ツールの種類や導入規模によりますが、一般的には以下が目安です。

導入パターン所要期間の目安
クラウド型・標準機能中心約5日〜2ヶ月
中〜大規模、既存ワークフローとの連携あり約3〜6ヶ月
カスタマイズ・オンプレミス導入約6ヶ月〜1年程度

Q.オンプレミスとクラウド型、どちらが主流ですか?

A.近年はクラウド型が主流ですが、以下のようなケースではオンプレミスも検討されています。

  • 高度な情報セキュリティ要件がある(例:金融、医療、官公庁)
  • 社内ネットワークで完結したい
  • 既存のオンプレシステムとの連携が必要

ただし、クラウド型は導入スピードの速さ・保守性・コスト面でメリットが大きく、多くの企業が移行を進めています。

Q.GRCツールは中小企業でも導入すべきですか?

A.はい、中小企業でも内部統制や委託先管理、情報漏洩対策を求められるケースでは導入が有効です。特に最近は、スモールスタート可能なクラウド型GRCツールも増えており、初期コストを抑えて導入できる環境が整っています。社内のExcelやメールでの対応に限界を感じている場合は、早期導入を検討すべきです。

また、大手企業との取引がある中小企業では、取引先としてのガバナンス体制が厳しくチェックされる傾向が強まっています。たとえば、サプライヤーや業務委託先としてコンプライアンス対応状況や情報セキュリティ体制の整備を評価されるケースがあります。

Q.無料で試せるGRCツールはありますか?

A.一部の製品では、無料トライアルや資料請求によるデモ環境提供を行っています。例えば以下のような提供形態があります。

  • 期間限定の無料トライアル(2週間〜1ヶ月)
  • サンドボックス環境での操作体験
  • 機能制限版の無料プラン

ただし、高度な機能やサポートが必要な場合は有料プランが前提となることが多いため、用途に応じた選定が重要です。

Q.J-SOX法やISOへの対応はどの程度自動化されますか?

A.J-SOX法やISO27001などの規格対応において、GRCツールは以下のような業務を自動化・効率化できます。

  • コントロールチェックリストの配布・回収
  • 評価・レビュー依頼のワークフロー化
  • 証跡ログの自動保存とレポート生成
  • 期限管理やアラート通知の自動化

ただし、監査内容の判断や経営判断に関わる業務は人手が必要になります。あくまでも、記録作業の自動化、記録の一元管理を通して監査対応等をスムーズに行うツールである、と認識していただくのがポイントです。

GRCツールを慎重に比較しよう!

GRCツールは企業の統制力やリスク対応力を支える重要な基盤です。だからこそ、価格や知名度だけで選ぶのではなく、自社の業務に本当にフィットするかを見極める必要があります。操作性、機能の網羅性、サポート体制、他システムとの連携可否など、複数の観点から慎重に比較しましょう。

気になる製品は複数社に資料請求し、可能であればデモやトライアルを活用して使用感も確認するのが理想的です。特に、監査・法務・情報システムなど関係部門を巻き込んだ導入評価を行うことで、導入後の定着率が高まる可能性が高いです。目的別に分類しながら比較することで、失敗のない選定が可能になります。

GRCツールの料金・手数料を一括チェック

MCB FinTechカタログでは、GRCツールの最新資料をワンクリックで一括入手。各種手数料・対応可能な形式やフォーマットの有無・サポート体制、セキュリティ方針など、比較に必要な情報をすばやく把握できます。

MCB FinTechカタログに掲載しませんか?

MCB FinTechカタログでは、掲載企業様を募集しています。マネックスグループの金融実務ノウハウを活かした独自の評価軸と検索設計により、導入検討者が最適なサービスを効率的に発見できる法人向け比較プラットフォームです。掲載後は管理画面から料金表や導入事例を随時更新でき、常に最新の情報を訴求可能。まずは下記フォームより、お気軽にお問い合わせください。

監修者

マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト

松嶋真倫

大阪大学経済学部卒業。都市銀行退職後に暗号資産関連スタートアップの創業メンバーとして業界調査や相場分析に従事。2018年、マネックスグループ入社。マネックスクリプトバンクでは業界調査レポート「中国におけるブロックチェーン動向(2020)」や「Blockchain Data Book 2020」などを執筆し、現在はweb3ニュースレターや調査レポート「MCB RESEARCH」などを統括。国内メディアへの寄稿も多数。2021年3月より現職。
記事内でご紹介している製品・サービスは監修者が選定したものではなく、編集部が独自に選定したものです。
監修者は記事の内容について監修しています。

GRCツールの関連サービス資料

PR

本セクションにはプロモーションが含まれており、表示順は当社独自の基準や提携状況に基づいています。

関連記事