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債権管理システムおすすめ22選を徹底比較|消込・請求一体・与信督促・ERP統合のタイプ別の選び方を解説

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取引先が増えるほど、毎月の入金消込や売掛金の残高確認に時間を取られていませんか。「入金データと請求データの突き合わせが手作業で追いつかない」「督促や残高管理が特定の担当者に依存している」「請求書の発行・会計・販売管理がばらばらで二重入力が発生している」といった声は、売掛取引が継続的に発生する企業の経理・財務部門で多く聞かれます。

手作業による債権管理は、業務効率を下げるだけでなく、消込ミスや回収漏れ、属人化といったリスクを抱えたままになります。こうした課題を解消する手段が「債権管理システム」です。売掛金の発生から入金消込、督促、残高管理までを一元化し、債権回収にまつわる業務を効率化します。

ただし、債権管理システムは製品によって対応範囲が大きく異なります。入金消込だけを自動化するものから、請求書発行と一体化したもの、与信・督促・売掛金保証まで担うもの、販売・会計・基幹システムに統合するものまで幅広く、自社の取引形態や既存システムに合わない製品を選ぶと導入後につまずきます。重要なのは、自社が解決したい課題に合うタイプを見極めることです。

本記事では、債権管理システムの主要22サービスを、利用目的・提供範囲で4つのタイプに分類して比較・解説します。基本機能や入金消込の自動化方式、費用相場に加え、自社に合うシステムを見極めるための選び方を整理しました。製品選定の検討材料としてご活用ください。

また、本記事には、課題や取引形態に答えるだけで自社に合うタイプの目安がわかる「30秒の選定診断」も用意しています。

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債権管理システムとは

債権管理システムとは、売掛金などの債権が発生してから回収するまでの一連の流れを管理するツールです。請求データと入金データを突き合わせて消し込む「入金消込」、売掛金の残高や入金予定の可視化、未入金先への督促といった業務を一元化し、債権回収にかかる手間とミスを減らします。「売掛金管理システム」と呼ばれることもあります。

従来はExcelや会計ソフトの補助機能で管理されることが多かった領域ですが、取引件数の増加やインボイス制度・電子帳簿保存法への対応を背景に、専用システムを導入する企業が増えています。消込・督促・残高確認を仕組みとして標準化することで、担当者の異動や退職があっても業務が滞らない体制を整えられる点が、導入の大きな動機です。

そもそも債権管理という業務の目的や基本的な進め方、属人化しやすい理由から整理したい場合は、以下の記事で業務フローとあわせて解説しています。

債権管理システムと債権債務管理システムの違い

債権管理システムと似た言葉に「債権債務管理システム」があります。両者の違いは管理する対象の範囲です。債権管理システムは、売掛金や受取手形など「回収する側」の債権を中心に扱います。一方の債権債務管理システムは、これに買掛金や支払管理といった「支払う側」の債務管理を加えた、より広い範囲をカバーします。

入金消込や売掛金の回収効率化が主な目的であれば債権管理に特化した製品が候補になり、支払業務まで含めて経理全体を効率化したい場合は債権債務の両方に対応する製品や基幹システムが選択肢になります。自社のどの業務を効率化したいかによって、検討すべき製品の範囲が変わります。

債権管理システムの主な機能

債権管理システムが備える機能は製品によって幅がありますが、中心となるのは入金消込・売掛金管理・督促・会計連携の4つです。それぞれがどのような業務を担うのかを整理します。

  • 入金消込:銀行口座への入金データと請求データを突き合わせ、どの請求に対する入金かを自動で照合する機能。手作業の照合を減らし、消込ミスを防ぎます。
  • 売掛金・残高管理:取引先ごとの売掛金残高や入金予定、滞留状況を可視化する機能。回収漏れや滞留債権の早期把握に役立ちます。
  • 督促・アラート:入金期日を過ぎた取引先の抽出や、督促メール・督促状の作成を支援する機能。督促業務の属人化を防ぎます。
  • 会計・販売管理連携:消込済みのデータを会計ソフトや販売管理システムへ連携し、仕訳や売上計上の二重入力をなくす機能。

このうち、多くの企業が最初の導入目的に挙げるのが入金消込です。そして製品ごとの差が最も大きく出るのも、この入金消込をどのような仕組みで自動化するかという点です。

入金消込の自動化方式の違い(バーチャル口座・機械学習・名義照合)

入金消込の自動化方式は、大きく「バーチャル口座の割り当て」「機械学習による照合」「振込名義のマッチング」の3つに分かれます。どの方式を採るかで、消込の精度や運用の手間、向いている取引形態が変わります。自社の取引の特性に合った方式かどうかは、製品選びの核心となる確認ポイントです。

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仕組み向いている企業留意点
バーチャル口座割当型取引先ごとに専用の振込口座番号を割り当て、どの口座に入金があったかで請求と入金を1対1で特定する取引先数が多く、入金額と請求額がずれやすい企業。消込精度を最優先したい場合取引先に新しい振込先を案内する手間がかかる場合がある
機械学習・自動照合型過去の消込実績を学習し、入金額・名義・摘要などから請求データとの組み合わせを自動で推定する取引件数が多く、合算入金や一部入金などイレギュラーが頻発する企業学習が安定するまで一定の運用期間が必要なことがある
振込名義マッチング型入金データの振込名義や金額を、登録済みの取引先・請求情報と突き合わせて照合する既存の口座をそのまま使いたい企業。比較的シンプルな取引構成の場合名義や金額がずれる入金は手作業の確認が残りやすい

たとえば、合算入金や一部入金が多い取引では機械学習型が効果を発揮しやすく、入金額と請求額を確実に1対1で対応させたい場合はバーチャル口座型が向きます。製品の比較表では、各サービスがどの方式を採用しているかを確認できるようにしています。

入金消込を自動化する具体的な方法や導入による効果をもう一段掘り下げたい場合は、以下の記事で照合の仕組みや運用イメージを詳しく解説しています。

債権管理システムを導入するメリット

債権管理システムを導入する最大のメリットは、入金消込にかかる時間と消込ミスを減らせることです。手作業では入金1件ごとに請求データを照合する必要がありますが、自動照合により大部分が自動で処理され、担当者は例外的な入金の確認に集中できます。

第二に、回収漏れや滞留債権の防止につながります。入金期日を過ぎた取引先を自動で抽出し、督促のタイミングを逃しません。未収金が資金繰りを圧迫するリスクを抑えられます。

第三に、業務の属人化を解消できます。消込や督促のルールをシステムに組み込むことで、担当者個人の経験や勘に頼らずに運用でき、異動・退職があっても業務が止まりません。さらに、消込結果を会計・販売管理と連携すれば、部門をまたいだ情報共有や二重入力の削減も実現します。

どのメリットを最優先するかは、製品タイプの選定にも直結します。消込の負荷軽減を重視するなら自動化方式を、回収漏れ防止なら督促機能を、二重入力の解消なら会計・販売管理との連携を軸に見ると、次に解説する4つのタイプから自社に合うものを絞り込みやすくなります。

債権管理システムの4つのタイプ

債権管理システムは、対応する業務範囲によって大きく4つのタイプに分かれます。自社が「どこまでをシステムに任せたいか」を起点に、どのタイプが合うかを見極めることが、製品選びの第一歩です。まずは各タイプの特徴と向いている企業を整理します。

債権管理システムの4タイプを業務範囲で整理した図。入金消込特化タイプは入金消込と残高管理に対応。請求〜消込一体タイプは請求書発行から入金消込・督促まで対応。与信・督促・回収保証タイプは与信審査・督促・売掛金保証に対応。販売・会計・ERP統合タイプは販売管理・債権管理・会計を一気通貫で扱う。
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特徴向いている企業詳細
入金消込特化タイプ請求書発行や販売管理は既存システムを使い続け、入金消込と売掛金残高の管理だけを効率化する請求の仕組みは変えず、消込の負荷だけを下げたい企業比較表を見る
請求〜消込一体タイプ請求書の作成・発行・送付から入金消込・督促までを一連の流れで自動化する請求から回収までの業務をまとめて標準化したい企業比較表を見る
与信・督促・回収保証タイプ督促業務の自動化や、与信審査・売掛金保証によって未回収リスクを抑える滞留債権や未回収リスク、督促負担が大きい企業比較表を見る
販売・会計・ERP統合タイプ販売管理・会計・基幹システムの一部として債権管理を組み込み、全社で二重入力を排除する販売・会計を含め基幹業務全体を統合したい中堅〜大企業比較表を見る

入金消込の自動化に特化したタイプ

請求書の発行や販売管理は既存のやり方を変えず、入金消込と売掛金残高の管理だけを効率化するタイプです。導入の影響範囲が小さく、消込の負荷をすぐに下げたい企業に向きます。前述のとおり、消込方式は製品により異なるため、自社の入金パターンに合う方式かを確認することが重要です。

請求書発行から入金消込まで一体で行うタイプ

請求書の作成・発行・送付から入金消込、督促までを一つの流れで自動化するタイプです。請求業務そのものを標準化したい企業や、これから請求の仕組みを整える企業に向きます。請求から回収までを同じシステムで完結できるため、データの受け渡しの手間が生じにくい点が特徴です。

与信・督促・回収保証を強化したタイプ

督促業務の単独自動化や、与信審査・売掛金保証によって未回収リスクそのものを抑えることに重点を置いたタイプです。滞留債権が多い企業や、新規取引先の与信判断・回収保証のニーズが強い企業に向きます。回収業務の負担を外部の仕組みに委ねたい場合の選択肢になります。

督促状の送付から支払督促・強制執行まで、未回収債権を回収する具体的な手順や法的手段を確認したい場合は、以下の記事で全体の流れを整理しています。

販売・会計・ERPと統合して管理するタイプ

販売管理・会計・基幹システムの一機能として債権管理を組み込み、受注から請求・入金・会計までを一気通貫で扱うタイプです。業務範囲が広く、部門横断で二重入力をなくしたい中堅〜大企業に向きます。導入の規模は大きくなりやすい一方、全社の業務最適化につながります。

とはいえ、自社がどのタイプに適しているか、といった判断が難しいケースも存在します。そのような場合でも貴社の状況に合わせて最適なサービスを最短で見つけられるように、「30秒で終わる選定診断ツール」を以下にご用意しています。ぜひこちらもご活用ください。

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債権管理システムの選び方・比較ポイント

自社に合うタイプの見当がついたら、個別の製品を絞り込む段階に入ります。ここでは、導入後のミスマッチを避けるために確認したい4つの比較ポイントを整理します。

提供範囲が自社の業務に見合っているか

最も多い導入後の失敗が、「想定していた業務に対応していなかった」というミスマッチです。入金消込だけを求めていたのに請求書発行まで含む製品を選んだり、逆に督促や保証まで必要なのに消込特化型を選んだりすると、機能が過不足になります。自社が解決したい業務の範囲と、製品の提供範囲が一致しているかを最初に確認します。合算入金や一部入金などイレギュラーな入金への対応可否も、運用段階で効いてくる確認点です。

会計ソフト・ERP・販売管理と連携できるか

債権管理システムは単独で完結せず、消込結果を会計ソフトや販売管理システムへ渡して初めて効果が最大化します。自社が使っている会計ソフトや基幹システムと、CSVやAPIで連携できるかを確認します。連携できない場合は、結局データの転記作業が残り、効率化の効果が薄れます。情報システム部門が選定に関わる場合は、この連携要件が判断の中心になることもあります。

自社の取引形態(締め請求・サブスク・単発)に合うか

同じ売掛取引でも、月締めでまとめて請求する形態、サブスクリプションのように定期的に請求が発生する形態、単発で都度請求する形態では、求められる機能が異なります。サブスク型の取引では継続課金や自動更新への対応が、締め請求では締め日ごとの一括処理が重要になります。自社の請求サイクルに無理なく合う製品かどうかを、取引形態の観点から確認します。取引件数が今後増える見込みがある場合は、拡張性も見ておきます。

対象企業規模・料金体系が合うか

製品ごとに想定する企業規模や料金体系は異なります。月額制のクラウド型は中小〜中堅企業が始めやすく、基幹システム一体型は中堅〜大企業の業務全体の統合に向きます。料金は初期費用・月額費用に加え、請求件数や利用人数に応じた従量課金が設定されている場合もあります。自社の規模と予算、運用人数に見合った料金体系かを確認します。

債権管理システムの費用相場

債権管理システムの費用は、製品のタイプによって大きく開きがあります。導入予算を見積もる際の目安として、相場感を整理します。

入金消込特化型や請求一体型のクラウドサービスは、月額数万円程度から利用できるものが中心です。本記事の比較表でも、初期費用無料・月額数千円〜2万円台から始められる製品が見られます。請求件数や利用人数に応じて月額が変わる従量課金型が多く、初期費用が無料の製品もあるため、中小〜中堅企業でも導入のハードルは高くありません。

一方、販売管理や会計を含む基幹システム一体型・ERP型は、導入規模が大きくなり、初期費用が数百万円以上になることもあります。既存システムのリプレースとあわせて導入するケースが多く、要件定義から稼働までに数か月から1年以上かかる場合もあります。費用は機能の多さだけでなく、自社の業務に合った提供範囲かどうかで判断することが、投資対効果を高めるうえで重要です。

タイプ別の費用相場の目安は次のとおりです。実際の料金は製品・プランや請求件数によって変わるため、相場感の把握に活用してください。

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初期費用の目安月額費用の目安料金体系向く企業規模
入金消込特化タイプ無料〜数十万円月額数万円〜(従量課金が中心)従量課金・ユーザー課金など中小〜中堅
請求〜消込一体タイプ無料〜数十万円月額数万円〜(請求件数連動が多い)請求件数・送付件数連動が中心中小〜中堅
与信・督促・回収保証タイプ無料〜要見積もり月額数万円〜+保証料率(料率制も)月額+成果・保証料率の組み合わせ中小〜大企業
販売・会計・ERP統合タイプ数十万〜数百万円以上要見積もり(規模・構成で変動)個別見積もり(ライセンス+構築費)中堅〜大企業

※上記はタイプごとの一般的な相場感です。具体的な金額・料金体系は各サービスの公式情報や見積もりでご確認ください。

【比較表】債権管理システムをタイプ別に徹底比較

ここからは、自社の課題や要件に合わせた客観的な比較・選定ができるよう、主要な債権管理システム22製品を4つのタイプ別に分類して比較します。提供範囲・入金消込の自動化方式・会計や販売管理との連携・対象企業規模・料金などを横並びで確認できます。

【入金消込特化タイプ】の比較表

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サービス名Bill One債権管理マネーフォワード クラウド債権管理V-ONEクラウドVictory-ONE/G5バクラク債権管理楽楽債権管理消込QUICKT-CHECK Plus
提供範囲請求書発行〜入金消込〜督促入金消込〜債権残高管理〜回収予定〜滞留督促
(請求書発行なし)
入金消込〜滞留債権管理〜督促依頼入金消込〜債権管理〜請求書発行(パッケージ)入金消込〜仕訳〜督促入金消込〜滞留債権管理〜督促リスト入金消込〜請求書発行(請求QUICK連携)検収照合〜入金消込〜請求書発行〜回収管理
入金消込の自動化方式バーチャル口座割当
(Bill One Bank)
機械学習による自動照合AI/機械学習による自動照合AI活用の自動照合
(消込パターンレコメンド)
AIによる自動照合自動照合+AI照合アシスト(β版)ネットバンキング明細と請求情報の自動突合高速照合エンジン(1対N・N対N対応、特許取得)
会計・販売管理連携既存システム併用
(具体連携先は要問い合わせ)
MFクラウド会計Plus・請求書Plus、Salesforceマネーフォワード・勘定奉行・freee・PCA、3,000以上の金融機関マネーフォワード・勘定奉行・PCA・freee、複数金融機関会計ソフト(CSV/API)、バクラクシリーズ、全国の金融機関複数銀行(オプション)、会計ソフト(CSV出力)、販売管理システムインターネットバンキング、会計システム(CSV)仕訳データ生成(会計連携)、AI-OCRで紙・PDF取込
対象企業規模大企業〜中小中堅〜大企業
(取引件数の多い企業)
中小〜大手中堅〜大規模中小〜中堅中小〜中堅小〜中規模中堅〜大企業
(製造業・商社が主対象)
初期費用要問い合わせ
(導入支援込み)
要問い合わせ要問い合わせ要見積もり要問い合わせ100,000円(税抜)0円要問い合わせ
月額費用要問い合わせ
(発行件数連動の年額制)
要問い合わせ
(件数従量制)
要問い合わせ要見積もり30,000円〜
(税抜・年間契約)
20,000円〜(税抜)0円
(従量課金)
要問い合わせ
無料トライアル要問い合わせなし
(無料オンライン相談あり)
公式に記載なし公式に記載なしリリース記念6ヶ月無料キャンペーン(時期要確認)公式に記載なし明細取得月30回・請求書月50通まで無料、最大3ヶ月従量も無料要問い合わせ
詳細情報公式資料を見るオンライン相談を予約サービス詳細サービス詳細サービス詳細サービス詳細公式サイトサービス詳細

【請求〜消込一体タイプ】の比較表

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サービス名請求管理ロボfreee請求書MakeLeaps債権奉行クラウドinvox発行請求書請求QUICK
提供範囲請求書発行・集金〜入金消込〜督促請求書発行〜債権管理〜入金消込〜仕訳作成
(消込はアドバンスプラン)
帳票作成〜請求書発行〜入金消込入金消込〜債権残高管理〜回収予定〜滞留督促〜与信限度チェック請求書発行〜売上計上〜入金消込〜督促請求書発行〜未入金管理〜入金消込〜督促〜資金化
入金消込の自動化方式複数決済手段の入金を一括管理し自動消込銀行口座連携で入金明細を自動取得し債権と自動突合銀行口座連携・バーチャル口座(楽天銀行)による自動消込銀行入金データ自動取得+振込依頼人名・一括入金・手数料の自動マッチング入金明細とのマッチング(金額・取引内容・口座名義一致で自動消込)ネットバンキングAPI連携で明細自動取得+請求・入金の自動マッチング
会計・販売管理連携PCA会計・勘定奉行・弥生会計・MFクラウド会計、Salesforce・kintonefreee会計とシームレス連携、他社会計はCSV/APISalesforce・kintone、会計ソフト(勘定奉行・PCA)勘定奉行クラウド・商蔵奉行クラウド、各種基幹システムとAPI連携会計システム連携、Moneytree/専用口座/CSV・ZEDIで入金明細取込あらゆる会計ソフトへデータ連携、ファクタリング・カード決済を内蔵
対象企業規模規模を問わず
(導入1,000社以上)
個人事業主〜中小・中堅個人〜法人・エンタープライズ中小〜中堅(iクラウド)/中堅・上場(ERPクラウド)小規模〜中堅小〜中規模(法人専用)
初期費用要問い合わせ
(導入・運用支援費用)
要確認
(公式に明記なし)
公式料金ページに記載なし0円〜70,000円
(iクラウドのプラン別)
要問い合わせ0円
月額費用要問い合わせ送付料金 4,750円/月〜
(消込はアドバンスプラン)
0円〜33,000円/社
(無料〜エンタープライズ、税抜)
6,500円〜22,000円
(iクラウド。大規模向けは要問い合わせ)
0円〜29,800円
(税抜・基本料金。入金消込は1件50円・ベーシック以上)
0円〜
(請求書月50通・入金消込まで無料、超過は従量)
無料トライアルなし
(無料資料DL・デモ)
無料デモあり30日間(全機能)無料体験あり(期間詳細は要確認)フリープラン(基本料金0円)あり最大3ヶ月無料
詳細情報公式資料を見るサービス詳細公式サイトサービス詳細公式サイト公式サイト

【与信・督促・回収保証タイプ】の比較表

このタイプは未回収リスクへの対応を主目的とするため、入金消込の有無は製品により異なります。URIHO は入金消込や売掛金台帳を持たない売掛保証サービスで、与信・回収保証の観点から本タイプに含めています。Lecto も督促・回収に特化し、消込は付随的な位置づけです。消込まで一括で求める場合は、提供範囲をあわせて確認してください。

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サービス名請求まるなげロボ債権回収ロボLectoURIHO
提供範囲与信〜請求・回収・入金消込・督促を代行未入金の督促・債権回収を自動化債権管理〜督促〜回収を一元管理与信審査+売掛金の未回収保証(売掛保証サービス)
売掛金保証・督促範囲売掛金100%保証
(適格・与信通過債権)。督促は弁護士法人対応
回収保証なし。督促はメール・SMS・オートコール(IVR)の多チャネル回収保証なし。督促はメール・SMS・IVR・書面の多チャネル倒産・1ヶ月以上の支払遅延を保証(与信は保証推奨度5段階)
入金消込の自動化方式請求業務代行(差額・名義相違時も同社が引き当て対応)督促特化(入金消込は請求管理ロボ連携で対応)入金管理(登録・消込)機能を搭載なし
(債権管理SaaSではなく売掛保証)
会計・販売管理連携請求管理ロボ基盤を利用(口座振替・銀行振込)請求管理ロボと連携(単独利用も可)CSV/Web API連携
対象企業規模中小〜中堅
(法人。個人事業主は相談)
中堅〜大企業
(売掛金・BtoC消費者債権ほか)
中堅〜大企業
(金融サービス事業者中心)
中小〜中堅
(法人・屋号を持つ個人事業主のBtoB取引)
初期費用要問い合わせ要見積要問い合わせ無料
月額費用発行件数に応じ変動
(手数料1.0%〜)
要見積要問い合わせ
(基本料+督促数の従量)
4,980円〜(ミニ)/9,800円(A)/29,800円(B)/99,800円(C)
無料トライアル公式に記載なし公式に記載なし公式に記載なし初回1ヶ月無料(再入会時10日間)
詳細情報公式資料を見るオンライン相談を予約サービス詳細公式サイト

【販売・会計・ERP統合タイプ】の比較表

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サービス名PROACTIVEOBIC7クラウドERP ZAC販売管理システムAlly
提供範囲売掛金管理・請求/回収・入金消込・与信・外貨建債権(ERPの一機能)入金消込(オプション)・債権管理・財務会計・原価管理(ERPの一部)請求管理・入金消込・債権管理(滞留債権表/売掛年齢表)・与信(ERPの一部)入金自動消込・売掛金管理・前受金・定期請求契約(販売管理+債権管理統合)
入金消込の自動化方式FBデータ取込+銀行口座/バーチャル口座別の複数条件自動マッチング入金予定管理+債権明細消込、FB振込データ連携システム上で入金消込(プロジェクト単位請求と連動)FBデータ取込連動の自動消込+手数料・消費税差額の自動判定
会計・販売管理連携ERPスイート内で会計・販売・購買・人事給与と統合OBIC7シリーズ内で統合、FBデータ連携ZAC ERPスイート内で統合(外部会計連携は要確認)仕訳ファイル出力(勘定奉行・弥生等)、PCAとWebAPI連携
対象企業規模中堅〜大企業(外貨・多通貨対応)中堅〜大企業中堅中心。案件・プロジェクト型ビジネス(IT/広告/コンサル等)中小〜中堅
(サブスク・継続課金ビジネス等)
初期費用要問い合わせ要問い合わせ
(個別見積)
要問い合わせ450,000円〜
(税別・債権管理システム構成)
月額費用要問い合わせ
(モジュール・規模に応じた個別見積)
要問い合わせ
(個別構築型・定価非公開)
月額ライセンス利用型
(機能・人数に応じ変動、個別見積)
公式に明示なし
(要問い合わせ)
無料トライアル明示なし明示なし明示なし(デモ)公式情報なし
(オンラインデモ依頼可)
詳細情報サービス詳細サービス詳細公式サイト公式サイト

※上記は各サービスにおける一般的な機能・料金の傾向です。実際の機能搭載の有無や提供形態(標準・オプション等)、最新の料金については各社の公式情報をご確認ください。

債権管理システムおすすめ22選

ここからは、4つのタイプ別に主要な債権管理システムを個別に紹介します。掲載する22サービスは、4つのタイプを網羅する形で主要な製品を選定しています。各サービスの提供範囲・特徴・向いている企業を確認し、比較表とあわせて検討してください。

入金消込の自動化に特化したタイプ

請求や販売管理の仕組みは変えず、入金消込と売掛金管理の負荷を下げたい企業に向くサービスです。

1. Bill One債権管理(Sansan株式会社)

Bill One債権管理の公式サイト

Bill One債権管理は、Sansan株式会社が提供する、請求先ごとに固有のバーチャル口座番号を割り当てて入金消込を自動化するクラウドサービスです。割り当てた口座を振込先とする請求書を発行し、入金がどの請求に対するものかをシステムが自動で判定します。

事前の振込人名義マスタ登録に依存しないため、合算入金や振込名義が請求先と一致しない入金も自動で消し込めます。バーチャル口座は、住信SBIネット銀行のBaaS基盤を用いた「Bill One Bank」で発行されます。

料金は、初期費用に専任担当者による導入・運用支援を含み、月額は発行する請求書の件数に応じた年額制です。利用ユーザー数による追加料金は発生せず、具体的な金額は問い合わせで確認します。大企業から中小規模まで、企業規模を問わず利用できると訴求しています。

2. マネーフォワード クラウド債権管理(株式会社マネーフォワード)

マネーフォワード クラウド債権管理の公式サイト

株式会社マネーフォワードが2023年10月に提供を開始した、入金消込・債権残高管理から回収予定管理・滞留督促管理までをカバーするクラウドサービスです。請求書発行機能は内包せず、既存システムで請求書を発行している企業が消込工程だけを刷新する用途にも対応します。

中核は機械学習による自動照合で、使うほど自動照合率が向上し、合算入金や分割入金、振込名義のブレといったイレギュラーな入金の消込候補をAIが提案します。マネーフォワード クラウド会計Plus・請求書Plusとの連携に加え、2025年5月にはSalesforce連携も提供を開始しました。

料金は月ごとの請求・入金の取込件数に応じた従量制で、利用用途や会社規模に合わせて専任担当が個別にプランを提案します。具体的な金額は問い合わせで確認します。取引件数の多い企業を主な想定対象としています。

3. V-ONEクラウド(株式会社アール・アンド・エー・シー)

V-ONEクラウドの公式サイト

V-ONEクラウドは、株式会社アール・アンド・エー・シーが提供する入金消込特化型のクラウドサービスです。請求データと入金データを取り込み、独自の照合ロジックとAI・機械学習で消込を自動化します。一度照合した組み合わせをAIが学習し、次回以降の自動照合率が高まる仕組みです。

請求N件対入金N件の照合や科目跨ぎの照合に対応し、消込後の滞留債権管理や督促依頼のチャット共有まで担います。マネーフォワード・勘定奉行・freee・PCAなどの会計ソフトや、3,000を超える金融機関とAPI・CSVで連携できます。

運営会社は約20年にわたり入金消込・債権管理に特化してシステムを開発してきた専門ノウハウを持ちます。月間入金件数100〜10,000件規模の企業に利用され、料金は入金件数の上限に応じたプラン課金です(金額は問い合わせで確認)。同社にはパッケージ型のVictory-ONE/G5もあり、クラウドで手早く入金消込を始めたい企業はV-ONEクラウドが向きます。

4. Victory-ONE/G5(株式会社アール・アンド・エー・シー)

Victory-ONE/G5の公式サイト

Victory-ONE/G5は、V-ONEクラウドと同じ株式会社アール・アンド・エー・シーが提供する、入金消込・債権管理のパッケージ型ソリューションです。オンプレミスまたはAWS環境に構築でき、カスタマイズに対応します。クラウド型のV-ONEクラウドに対し、こちらは基幹システムとの柔軟な連携を前提とした位置づけです。

機械学習による自動照合や複数金融機関からのワンクリック入金取得に加え、前受金管理・請求書発行・債権管理帳票などを備えます。カスタマイズと基幹連携の自由度が高く、中堅〜大規模の企業に向く本格的な構成です。

料金は、システム構築の環境や要望に合わせた見積もり制です。具体的な金額は問い合わせで確認します。導入はカスタマイズやシステム構築を伴うため、要件定義から運用設計まで支援を受けながら進める形になります。

5. バクラク債権管理(株式会社LayerX)

バクラク債権管理の公式サイト

バクラク債権管理は、株式会社LayerXが2025年3月に正式リリースした入金消込を中核とするシステムです。全国の金融機関から入金データを自動取得し、AIが請求データと照合して入金消込・仕訳・督促を自動化します。経費精算や請求書受取などを擁する「バクラク」シリーズの債権管理プロダクトという位置づけです。

2025年11月には、日々のログインなしで入金確認から消込までを進める「入金消込エージェント」の提供を開始しました。口座振替の依頼データ作成から入金消込までをワンストップで扱える点も特徴です。バクラクシリーズの他プロダクトと組み合わせれば、請求から入金、仕訳までを一体で運用できます。

料金は月額30,000円(税抜)からの年間契約・一括払いです。会計ソフトや基幹システムとはCSV・APIで連携します。比較的新しいプロダクトのため、最新の機能範囲やキャンペーンの有無は公式情報で確認します。

6. 楽楽債権管理(株式会社ラクス)

楽楽債権管理の公式サイト

「楽楽明細」「楽楽精算」などの楽楽シリーズを展開する株式会社ラクスが、2025年7月に販売を開始した債権管理クラウドです。複数の銀行から入金データを取得し、請求額・入金額を自動で突合して一括消込します。

振込名義が請求先と異なる場合でも、AIが名義や金額から推測して消込を提案するAI照合アシスト機能(β版)を備えます。振込手数料による金額のずれは誤差許容金額の設定で自動的に吸収するため、手動確認の手間を抑えられます。滞留債権の一覧化や督促リストの自動作成にも対応します。

料金は初期費用100,000円(税抜)、月額20,000円(税抜)からで、銀行入金データの自動取得はオプションです。消込・仕訳データは任意のフォーマットでCSV出力でき、既存の会計ソフトや販売管理システムと組み合わせて運用できます。

7. 消込QUICK(SBIビジネス・ソリューションズ株式会社)

消込QUICKの公式サイト

消込QUICKは、SBIビジネス・ソリューションズ株式会社が請求書作成クラウド「請求QUICK」の入金消込機能として提供するサービスです。インターネットバンキングから取得した入金明細と請求書情報をシステム上で自動突合し、取引先情報や手数料を含めてマッチングして消し込みます。

初期費用・月額基本料がいずれも0円で、入金明細の取得や請求書発行の件数に応じた従量課金型です。入金明細の取得は月30回まで、請求書発行は月50通まで無料で、それを超えた分のみ課金されます。最大3か月は従量部分も無料で利用できます。

請求書発行から入金消込までを無料枠の範囲で一体運用できるため、コストを抑えて消込を自動化したい企業に向きます。消込仕訳データはCSVで出力でき、会計システムと連携できます。請求書発行を含めて一体で導入したい場合は同社の請求QUICK、すでにある請求業務に消込機能だけを足したい場合は消込QUICKという使い分けになります。

8. T-CHECK Plus(株式会社東計電算)

T-CHECK Plusの公式サイト

T-CHECK Plusは、株式会社東計電算が提供する検収照合システムです。売掛・買掛の照合から請求書発行、回収管理(入金消込)までを自動化します。自動車部品メーカー向けの検収照合業務を起点に開発され、製造業や商社を主な対象としています。

自社開発の高速照合エンジンにより、10万件の照合を数分で完了すると公式に記載しています。1対1だけでなく1対N・N対1・N対Nまでの多対多照合に対応し、請求先単位で照合パターンを設定できます。照合結果は照合済・未回収・過回収・単価差に自動で振り分けられ、紙やPDFの帳票もAI-OCRで取り込めます。

料金は公開されておらず、具体的な金額は問い合わせで確認します。サポートは電話(平日9時〜18時)で対応します。多数の取引先と複雑な取引パターンを抱える製造業・商社の照合業務に向いた製品です。

請求書発行から入金消込まで一体で行うタイプ

請求書の発行から入金消込・督促までをまとめて標準化したい企業に向くサービスです。

9. 請求管理ロボ(株式会社ROBOT PAYMENT)

請求管理ロボのウェブサイト

請求管理ロボは、株式会社ROBOT PAYMENTが提供するクラウド型の請求管理システムです。請求書の発行・送付から集金、入金消込、未入金の催促までを一気通貫で自動化し、請求管理から債権管理までを1サービスで担います。

銀行振込・バーチャル口座・クレジットカード・口座振替・コンビニ決済という複数の決済手段からの入金を一括管理し、そのまま自動消込まで連動する点が特徴です。単発・定期定額・定期従量の請求タイプを設定でき、希望の周期で請求書を自動発行できます。

Salesforce・kintoneといったSFA/CRMや、PCA会計・勘定奉行・弥生会計・マネーフォワード クラウド会計など主要な会計ソフトと連携し、請求から会計までのデータ連動を図れます。導入時には専任担当による3ヵ月間のオンボーディングが用意されています。

10. freee請求書(フリー株式会社)

freee請求書のウェブサイト

freee請求書は、フリー株式会社が提供する電子請求書発行システムです。請求書の作成・発行・送付を中心としつつ、2023年11月提供開始のアドバンスプランで、請求書発行データを活用した債権管理・入金消込・仕訳自動作成までを自動化します。

銀行口座から入金明細を自動取得し、入金情報と債権を突合して消込を自動化したうえで、勘定科目を推測して仕訳を自動作成します。インボイス制度・電子帳簿保存法に対応しており、freee会計と組み合わせると請求書発行から入金消込・会計処理までを一気通貫で運用できます

入金消込・仕訳自動作成はアドバンスプランの機能で、利用可能なプランの境界や正確な料金は契約プランによって異なります。クラウド会計国内大手のfreee SaaS群とデータ連携しやすい点が、個人事業主から中小・中堅企業まで幅広く支持される背景です。

11. MakeLeaps(メイクリープス株式会社)

MakeLeaps(メイクリープス)のウェブサイト

MakeLeaps(メイクリープス)は、リコーグループのメイクリープス株式会社が提供するクラウド型の請求管理サービスです。見積書・請求書など計10種類の帳票作成から、承認・送付、入金管理(入金消込)までを一つのシステムで完結させることを目的としています。

債権管理の観点では、銀行口座連携で入金データを自動取込し、請求と入金を突合してワンクリックで消込できます。取引先ごとに楽天銀行のバーチャル口座を自動発行し、口座番号から取引先・請求書を特定して自動消込につなげる仕組みも備えます(バーチャル口座の利用料は月5,000円・税抜、楽天銀行法人口座の申込が前提)。

料金は無料プラン(月額0円)からエンタープライズプラン(月額33,000円/社・税抜)まで4段階で、30日間の無料トライアルを利用できます。電子帳簿保存法対応としてJIIMA認証を取得し、インボイス制度にも対応しています。

12. 債権奉行クラウド(株式会社オービックビジネスコンサルタント)

債権奉行クラウドのウェブサイト

債権奉行クラウドは、株式会社オービックビジネスコンサルタント(OBC)が提供する債権管理システムです。入金消込・債権残高管理・回収予定管理・滞留督促・与信限度チェックを一体で扱い、請求から回収・残高管理までを1つのシステムで標準化できます。奉行クラウドシリーズの一製品として、勘定奉行クラウド・商蔵奉行クラウドとも連携できます。

入金消込では、銀行入金データを自動取得し、振込依頼人名・一括入金・手数料を自動マッチングしたうえで、消込と同時に入金伝票を自動作成します。受取手形・電子記録債権・ファクタリング・期日現金など多様な決済方法のてん末管理まで一元化できる点も特徴です。

中小〜中堅向けの「債権奉行iクラウド」は、月額6,500円・初期費用0円のiEシステムから導入でき、規模に応じて月額22,000円までのプランを選べます。中堅・上場企業向けには奉行V ERPクラウドが用意され、規模別にラインナップが分かれています。

13. invox発行請求書(株式会社invox)

invox発行請求書(入金消込機能)のウェブサイト

invox発行請求書は、株式会社invoxが提供するクラウド型の請求書発行・債権管理サービスです。インボイス制度に対応した請求書の作成・発行・電子送付・郵送代行から、売上計上・入金消込・督促メール送付までを請求データ起点で自動化します。

入金消込は、発行した請求データと、取り込んだ入金明細を照合して売掛金の消込を自動化する機能です。入金金額と請求金額が一致し、取引内容・口座名義が一致した場合に自動で消込が行われ、自動消込できなかったデータは1件ずつ手動で処理できます。入金明細はMoneytree連携・GMOあおぞらネット銀行の専用口座・CSV(全銀EDI)の3経路で取り込めます。

料金は基本料金0円のフリープランから月額29,800円(税抜)のプロフェッショナルまで4プランで、入金消込はベーシックプラン以上で利用でき、1件あたり50円(税込55円)の従量制です。少量利用や試験導入から始めやすい料金設計になっています。

14. 請求QUICK(SBIビジネス・ソリューションズ株式会社)

請求QUICK(セイキュウクイック)のウェブサイト

請求QUICKは、SBIグループのSBIビジネス・ソリューションズ株式会社が提供するクラウド型の請求書発行・管理システムです。請求書の作成・承認・発行から、未入金管理・入金消込(消込QUICK)・督促メールまでを1つのシステムで完結させます(法人専用)。

消込QUICKは、インターネットバンキングとのAPI連携で銀行明細を自動取得し、請求と入金を自動マッチングして、請求書明細単位での消込に対応します。加えて請求書のクレジットカード決済(クレカQUICK・決済手数料2.24%)、オンラインファクタリング(入金QUICK・手数料0.5%〜3.8%)を組み込み、請求から回収・資金化までを横断する設計です。

初期費用0円・月額基本費用0円から利用でき、請求書発行は月50通まで、入金消込はすべて無料です。コストは郵送代行・大量発行・FinTech機能の利用時の従量課金や手数料に限られるため、小〜中規模の事業者が導入しやすい料金構造になっています。

与信・督促・回収保証を強化したタイプ

滞留債権の督促や、与信・売掛金保証によって未回収リスクを抑えたい企業に向くサービスです。

15. 請求まるなげロボ(株式会社ROBOT PAYMENT)

請求まるなげロボのウェブサイト

請求まるなげロボは、株式会社ROBOT PAYMENTが提供する企業間取引向けの請求業務代行サービスです。与信審査・請求書の発行と送付・代金回収・入金消込・未入金時の督促までの一連の請求業務を代行し、回収にまつわる事務作業そのものを外部に委ねられます。対象は法人で、個人事業主は相談対応となります。

督促はメール・電話に加えて弁護士法人による対応を備え、入金消込では差額発生時や振込名義の相違時もROBOT PAYMENTが取引先対応を引き受けます。適格債権と判断され、かつ与信通過した売掛金については100%保証され、入金遅延・貸し倒れのリスクを移転できます。

手数料は1.0%〜、自社与信を通過した分の郵送費用は0円です。初期費用は要お問い合わせ、月額利用料は請求書の発行件数に応じて変動します。回収業務の負担と未回収リスクをまとめて軽減したい企業に向く選択肢です。

16. 債権回収ロボ(株式会社ROBOT PAYMENT)

債権回収ロボのウェブサイト

債権回収ロボは、株式会社ROBOT PAYMENTが2026年3月に提供を開始した、未入金の督促・債権回収業務を自動化するクラウドサービスです。メール・SMS・オートコール(IVR・自動音声)を組み合わせた督促シナリオを設計し、債務者の属性や債権額に応じて自動で実行します。

督促状況の一覧確認や債務者ごとの受信・返信履歴を一元管理でき、属人化しやすく心理的負担の大きい電話督促を標準化できる点が特徴です。決済手段や過去の支払い履歴をもとに催促のタイミングを最適化する技術については、特許出願(特願2026-037336)を行っています。

同社の「請求管理ロボ」と連動させれば請求から督促・回収までを一元管理できる一方、単独での導入も可能です。督促対象は売掛金に限らず、個人向けカーサブスクの月額利用料回収といったBtoC消費者債権への導入実績もあります。初期費用・月額費用は要見積です。

17. Lecto(Lecto株式会社)

Lectoのウェブサイト

Lectoは、Lecto株式会社が提供する債権管理・督促・回収業務に特化したデジタルプラットフォームです。企業が保有する債務者データを連携し、データの収集から連絡、入金確認までの一連の業務を一元管理しながら自動で実行します。

督促はメール・SMS・IVR(自動音声)・書面の複数チャネルをシステムが自動送信し、督促履歴・受電履歴・交渉履歴を自動で記録します。ダッシュボードでの分析機能やCSV・Web APIによるデータ連携にも対応します。ノンバンクや決済事業者など金融サービス事業者を主要な顧客とする、督促回収特化型のサービスです。

初期費用・月額費用はいずれも要お問い合わせで、月額基本料に督促数に応じた従量課金が加わる体系です。導入は最短1ヶ月程度を見込みます。消費者向け債権を含む督促・回収を効率化したい事業者に適した選択肢といえます。

18. URIHO(ウリホ)(株式会社ラクーンフィナンシャル)

URIHO(ウリホ)のウェブサイト

URIHO(ウリホ)は、株式会社ラクーンフィナンシャルが運営するネット完結型の売掛保証サービスです。取引先の倒産や1ヵ月以上の支払い遅延によって売掛金が回収できなくなった場合に、保証会社が取引代金を支払う仕組みを提供します。申込から取引先登録、保証金請求までの手続きをすべてオンラインで完結できます。

取引先の信用リスクを5段階の「保証推奨度」で可視化する与信機能を備え、新規取引先の取引可否を判断する材料としても活用できます。保証対象は、法人および屋号を持つ個人事業主とのBtoB取引で発生する売掛債権です。一方で、入金消込や売掛金台帳といった一般的な債権管理機能は備えていません。

料金は初期費用が無料で、月額はミニプラン4,980円〜・Aプラン9,800円・Bプラン29,800円・Cプラン99,800円(保証料=月額料金は非課税)です。保証する取引先数に上限がなく、保証料の従量課金もないため、複数の取引先を月額定額で保証できる点が特徴です。初回1ヵ月の無料期間も用意されています。

販売・会計・ERPと統合して管理するタイプ

販売管理・会計を含めて基幹業務全体を統合し、全社で二重入力をなくしたい中堅〜大企業に向くサービスです。

19. PROACTIVE(SCSK株式会社)

PROACTIVEの公式サイト

PROACTIVEは、住友商事グループのSCSK株式会社が提供する国産クラウドERPです。会計・販売・購買・人事給与・経費精算などを統合し、その会計/販売管理モジュールの一部として債権管理機能を備えます。売掛金・未収金・預り金から多通貨の外貨建債権までを一元管理できます。

得意先マスタと金額に基づく回収条件の自動判定、請求書発行、回収、消込までを一体で処理します。外貨建債権の為替差損益計算や為替予約に対応するため、海外取引のある中堅・大企業の債権管理に向きます。

入金消込はファームバンキングデータを取り込み、銀行口座・バーチャル口座別に複数条件で自動マッチングします。クラウド(SaaS)はFit to Standardモデルで最短3ヶ月の導入を掲げ、オンプレミスも選択できます。料金は利用モジュール・規模に応じた個別見積のため要問い合わせとなります。

20. OBIC7(株式会社オービック)

OBIC7の公式サイト

OBIC7は、株式会社オービックが提供する中堅・大企業向けの統合業務ソフトウェア(ERP)です。会計情報ソリューションは単体会計から連結会計、債権・債務管理、原価管理までを一貫してサポートします。

債権管理・入金消込は「入金消込オプション」として提供され、入金予定の管理と債権明細の消込み、ファームバンキング振込データの連携に対応します。財務会計システムは複数会社管理・本支店会計に対応し、仕訳処理から財務諸表・決算報告までを扱えます。

コンサルティングから開発・導入教育・運用サポートまでを自社で一貫提供するワンストップ体制が特徴です。OBIC7シリーズはERP累計導入社数で長年の実績を公式に掲げており、債権・債務管理をその基盤の上で運用できます。料金は中堅・大企業向けの個別構築型のため要問い合わせとなります。

21. クラウドERP ZAC(株式会社オロ)

クラウドERP ZACの公式サイト

クラウドERP ZACは、株式会社オロが提供する案件・プロジェクト型ビジネスに特化したクラウドERPです。IT・システム開発業、広告制作・クリエイティブ業、士業・コンサルティング業などを主な対象とし、見込・引合管理から受注・売上・請求・入金・債権管理までを一気通貫で扱います。

プロジェクト単位で請求書を発行し、そのままシステム上で入金消込を行えるのが特徴です。未回収の売掛金については滞留債権表・売掛年齢表などの管理表を出力でき、設定した限度額を超えると処理が止まる与信管理機能も搭載します。

東証プライム上場のオロが運営し、ZAC・ZAC Enterpriseは1,100社を超える企業への導入を公式に掲げます。料金は2024年以降の月額ライセンス利用型で、利用する機能・人数に応じて変動するため個別見積となります。

22. 販売管理システムAlly(株式会社ディータイド)

販売管理システムAllyの公式サイト

販売管理システムAlly(アライ)は、株式会社ディータイドが開発・提供する販売・債権債務管理システムです。見積・受発注から請求・入金・売上・仕訳までを一気通貫で管理し、契約に基づく請求タイミングと実現主義による売上計上基準の両立を設計思想としています。

債権管理の観点では、ファームバンキングデータの取込に連動した入金自動消込を標準搭載し、振込手数料・消費税差額の自動判定や過入金・不足金の選択処理まで対応します。定期請求契約や前受金・期間按分(月割・日割)の自動処理に強く、サブスクリプション・継続課金型の業態に向きます。

必要な機能に応じて「債権債務管理/債権管理/債務管理」の3構成から選べ、債権管理システム構成の初期費用は450,000円〜(税別)と公式に明記されています。仕訳ファイル出力により勘定奉行・弥生会計などへ連携でき、PCAとはWebAPI連携に対応します。

まとめ

債権管理システムは、入金消込だけを効率化したいのか、請求から回収までを一体化したいのか、与信・督促・保証まで担いたいのか、販売・会計を含めて統合したいのかによって、選ぶべきタイプが変わります。まずは自社が解決したい業務の範囲を整理し、合うタイプを見極めることが、導入を成功させる出発点です。

タイプを絞り込んだら、提供範囲・既存システムとの連携・取引形態への適合・対象規模と料金という4つの観点で製品を比較します。特に入金消込の自動化方式は、自社の入金パターンとの相性で運用効率が変わるため、念入りに確認したいポイントです。

MCB FinTechカタログでは、これらの債権管理システムの詳細な資料を無料で請求できます。ぜひ各社の資料をご覧になって、自社に最適なシステムの比較検討を進めてください。

よくある質問(FAQ)

Q. 既存の会計ソフトや販売管理システムと連携できますか?

A. 多くの製品がCSVの取り込み・出力やAPI連携に対応しますが、連携できる会計ソフト・基幹システムは製品ごとに異なります。消込済みデータを会計ソフトへ渡せないと転記作業が残るため、自社で使う会計ソフト・販売管理システムが標準連携の対象かを導入前に確認することが重要です。連携の可否や方式は情報システム部門の判断にも関わるポイントです。

Q. 入金消込はどこまで自動化できますか?

A. 銀行口座の入金データと請求データを突き合わせ、大部分を自動で消し込めます。ただし全自動ではなく、合算入金・一部入金・振込名義のずれといったイレギュラーへの対応力は、製品の自動化方式(バーチャル口座割当・機械学習照合・振込名義マッチング)で変わります。消し込めなかった分は担当者が確認する運用が一般的なので、自社の入金パターンに合う方式かが自動化率を高める鍵です。

Q. 導入にはどのくらいの期間がかかりますか?

A. 製品のタイプと自社の業務の複雑さによって幅があります。入金消込特化型や請求一体型のクラウドサービスは、比較的シンプルなものであれば数週間程度で運用を始められる場合があります。一方、販売管理や会計を含む基幹システム一体型・ERP型は、要件定義から稼働まで数か月から1年以上かかることもあります。既存システムとの連携や自社固有の業務フローへの調整が多いほど、期間は長くなる傾向があります。

Q. 小規模な企業でも導入するメリットはありますか?

A. あります。取引件数が多くなくても、消込ミスの削減や属人化の解消といった効果が見込めます。担当者が少人数なほど異動・退職で業務が止まるリスクが大きく、仕組みとして標準化しておく意義は小さくありません。初期費用が無料の製品や月額数万円程度から始められるクラウドサービスもあり、請求件数に応じた従量課金で小さく始められます。

Q. セキュリティ面は安全ですか?

A. 多くのクラウドサービスは通信・保存データの暗号化、アクセス権限管理、操作ログ記録などの対策を講じています。債権管理システムは取引先情報や入金データなど機密性の高い情報を扱うため、情報セキュリティの国際規格ISO/IEC 27001(ISMS認証)の取得状況や第三者認証の有無を確認すると判断材料になります。インボイス制度・電子帳簿保存法への対応とあわせて確認しておくと安心です。

Q. 債権管理システムと債権債務管理システムは何が違いますか?

A. 管理する対象の範囲が異なります。債権管理システムは売掛金や受取手形など「回収する側」の債権を中心に扱い、入金消込や回収の効率化に強みがあります。債権債務管理システムは、これに買掛金・支払管理など「支払う側」の債務を加えた広い範囲をカバーします。回収の効率化が主目的なら債権管理特化型、支払業務まで含めて効率化したいなら債務にも対応する製品や基幹システムが候補です。

Q. 自社にどのタイプが合うか分からない場合はどうすればよいですか?

A. まず「自社が解決したい業務はどこか」を起点にすると整理しやすくなります。消込の負荷を下げたいのか、請求から回収まで標準化したいのか、滞留債権・未回収リスクを抑えたいのか、販売・会計まで統合したいのかで、適したタイプ(入金消込特化/請求〜消込一体/与信・督促・回収保証/販売・会計・ERP統合)が変わります。本記事の選定診断ツールなら、課題や取引形態に答えるだけで合うタイプの目安を確認できます。

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監修者

マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト

松嶋真倫

都市銀行にて金融実務を経験後、暗号資産関連スタートアップの創業期に参画し、市場分析・業界調査に従事。2018年にマネックスグループ入社。以降、ビットコインをはじめとするデジタルアセットからマクロ経済環境まで、金融市場を横断した調査・分析および情報発信を担う。FinTech・次世代金融領域のリサーチ統括、各種レポートや書籍の執筆、日本経済新聞など国内主要メディアへのコメント・寄稿、イベント登壇などを行う。2021年3月より現職。
記事内でご紹介している製品・サービスは監修者が選定したものではなく、編集部が独自に選定したものです。
監修者は記事の内容について監修しています。
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