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固定資産管理システム クラウドとオンプレミスの違いとは?判断基準と選び方を解説

固定資産管理システムの導入を検討する際、「クラウド型」と「オンプレミス型」のどちらを選ぶべきか迷っていませんか。初期費用やセキュリティ、カスタマイズ性など、両者にはそれぞれ異なる特徴があり、自社の規模や業務環境によって適切な選択肢は変わってきます。

本記事では、固定資産管理システムにおけるクラウド型とオンプレミス型の基本的な違いを整理し、コスト・カスタマイズ性・セキュリティ・保守負荷の4つの観点から詳しく解説します。

さらに、実際に導入検討の参考となるクラウド型・オンプレミス型双方に対応する主要サービスの比較情報もご紹介します。自社の業務環境に合ったシステム選定の判断材料としてご活用ください。

この記事を読むとわかること
  • 固定資産管理システムにおけるクラウド型とオンプレミス型の基本的な仕組み
  • 初期費用・月額費用・カスタマイズ性・セキュリティ・保守負荷の違い
  • クラウド型・オンプレミス型それぞれが向いている企業の特徴と判断基準
  • 提供形態別の主要サービス比較と導入検討のポイント
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固定資産管理システムのクラウド型とオンプレミス型とは?

固定資産管理システムは、企業が保有する有形・無形固定資産の台帳管理、減価償却計算、償却資産税申告書の作成などを一元的に担うシステムです。近年は提供形態として「クラウド型」と「オンプレミス型」の2種類が主流となっており、それぞれの仕組みと特徴を理解した上で選定することが重要です。

クラウド型固定資産管理システムの概要

クラウド型は、インターネット経由でベンダーのサーバー上にあるシステムにアクセスして利用する形態です。サーバーの購入・構築が不要で、月額または年額のサブスクリプション料金を支払うことで利用を開始できます。

法人税法施行規則の改正や償却資産税申告書の様式変更など、税制改正に伴うシステムの更新はベンダー側が実施するため、自社での対応作業を軽減できます。インターネット接続があれば場所を選ばずアクセスできることから、テレワーク対応や複数拠点での利用を求める企業での採用が拡大しています。

オンプレミス型固定資産管理システムの概要

オンプレミス型は、自社のサーバーまたは社内ネットワーク環境にソフトウェアをインストールして利用する形態です。システムの購入・構築に初期費用が発生する一方、ライセンス取得後は自社の環境内でシステムを完全に管理できます。

外部ネットワークとの接続を遮断した閉域ネットワーク内での運用が可能であることから、機密性の高い資産情報を外部サーバーに預けることへの懸念がある企業や、業務プロセスに合わせた高度なカスタマイズを必要とする企業に選ばれる傾向があります。

クラウドとオンプレミスの主な違い4つ

ここでは、固定資産管理システムを選定する際に比較すべき4つの観点について、クラウド型とオンプレミス型の違いを整理します。

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比較項目初期費用月額・運用費用カスタマイズ性セキュリティ管理法改正・税制改正対応保守・メンテナンス導入までのスピード
クラウド型低い(サーバー購入・構築不要)継続的なサブスクリプション費用(標準機能が中心、独自改修は限定的)ベンダーが管理(SOC認証等)(ベンダーが自動アップデート)ベンダーが担当(自社負担なし)短期間(数週間〜数ヶ月)
オンプレミス型高い(サーバー・ライセンス費が発生)保守費用・バージョンアップ費用が発生(業務プロセスに合わせた高度な改修が可能)自社が管理(閉域ネットワーク運用も可能)(バージョンアップ費用と作業が発生)自社またはSI企業が担当長期間(数ヶ月〜1年以上)

※上記は一般的な傾向です。実際の機能・サービス内容は各社にお問い合わせください。

初期費用・月額費用の違い

クラウド型は、初期費用を抑えられることが特徴です。自社でサーバーを用意・構築する必要がないため、従来オンプレミス型で発生していた数百万円規模の初期投資が不要となります。クラウド型のサービスでは月額1万円台から利用できる料金プランも登場しており、中堅・中小企業でも導入しやすいコスト水準のサービスが増えています。

一方、オンプレミス型はライセンス購入費やサーバー調達費として初期段階で大きなコストが発生します。ただし、ライセンスを一度取得すると毎月の基本費用は発生しないケースが多く、長期利用を前提とすればトータルコストの見通しを立てやすい面があります。税制改正対応のためのバージョンアップ費用や、サーバーの保守費用は継続的に発生する点を考慮する必要があります。

カスタマイズ性と拡張性の違い

オンプレミス型は、業務プロセスに合わせた高度なカスタマイズが可能です。例えば、グループ企業の内部振替ルールに応じた独自の資産異動フローの組み込みや、既存の基幹システムとの独自連携など、自社固有の要件に合わせた改修をシステムインテグレーター(SIer)と協力して実装できます。

クラウド型は、標準機能として提供される範囲での利用が基本となります。多くのサービスは、一般的な固定資産管理業務をカバーする機能を標準で備えており、セットアップ後すぐに運用を開始することが可能です。ただし、業界固有の要件や自社独自の会計ルールへの対応が必要な場合は、オンプレミス型と比較して対応範囲が限られる場合があります。

セキュリティへの対応の違い

クラウド型のセキュリティは、ベンダーが一元的に管理します。SOC 1 Type 2報告書の提供やISMS認証の取得など、第三者機関による監査を受けたセキュリティ体制を持つサービスが増えており、自社にセキュリティ専門人材がいない場合でも、一定水準のセキュリティを確保しやすい環境が整っています。

オンプレミス型は、自社の管理下でシステムを運用するため、外部ネットワークとの接続を遮断した閉域環境での運用が可能です。金融機関や上場企業など、データの外部送出に厳格な制約がある組織では、この点が重要な選定要素となります。ただし、自社でセキュリティパッチの適用やアクセス管理を適切に実施する体制と担当人員が必要となります。

保守・アップデートの負荷の違い

固定資産管理システムに関連する主な法改正として、2027年4月から原則適用される新リース会計基準(IFRS16号相当)があります。クラウド型の場合、こうした法改正や税制改正に伴うシステムのアップデートはベンダー側が実施するため、自社の情報システム部門やITベンダーへの対応依頼が不要となります。

オンプレミス型の場合、法改正や税制改正への対応にはバージョンアップ作業が必要であり、適用までに一定のリードタイムと費用が発生します。例えば、消費税の税率変更や別表十六の様式改訂など、年度ごとに発生するシステム改修の都度、ベンダーやSIerとの調整が求められます。

自社に合うタイプはどちらか?判断のポイント

クラウド型とオンプレミス型のいずれが適しているかは、自社の規模、IT担当者の体制、業務要件、セキュリティポリシーによって異なります。ここでは、それぞれの形態が向いている企業の特徴を整理します。

クラウド型が適している企業の特徴

次のような状況に当てはまる場合、クラウド型の検討が優先されます。

  • IT専任担当者が限られる中堅・中小企業:サーバーの保守管理やセキュリティパッチの適用など、インフラ運用にかかる負担をベンダーに委託することで、少人数体制でも安定した運用が可能となります。
  • 短期間での導入を求める企業:クラウド型は環境構築の手間が少なく、アカウント発行後すぐに利用を開始できるサービスが多いため、決算期直前など時間的制約がある場合にも対応しやすい特徴があります。
  • テレワーク・複数拠点での利用を想定する企業:インターネット接続があればどこからでもアクセスできるため、本社・支社・在宅勤務環境での分散した資産管理業務を一元化しやすいです。
  • 税制改正や会計基準改正への追随コストを抑えたい企業:新リース会計基準の強制適用(2027年4月)をはじめ、今後も継続的な法改正対応が見込まれる中、バージョンアップ費用なしで最新機能を利用し続けられるクラウド型の優位性は高まっています。

オンプレミス型が適している企業の特徴

一方、以下のような状況の企業では、オンプレミス型の検討が合理的な選択肢となります。

  • データの外部送出に厳しい制約がある企業:金融機関や上場企業など、情報セキュリティポリシー上、固定資産情報を外部サーバーに預けることが困難な場合には、閉域ネットワーク運用が可能なオンプレミス型が適しています。
  • 既存の基幹システムとの高度な連携が必要な企業:独自の会計システムや生産管理システムとのリアルタイム連携や、グループ会社間の内部振替処理など、標準機能では対応が難しい独自業務フローを持つ大企業には、カスタマイズ性の高いオンプレミス型が向いています。
  • 大量の固定資産を管理する大企業・製造業:工場・設備・土地など資産数が数万件を超える規模での運用では、オンプレミス型のERPに統合された固定資産管理モジュールが処理速度・安定性の面で優位となるケースがあります。
  • 日本基準とIFRSのダブルスタンダード管理が必要な上場企業:連結財務諸表でIFRSを適用している企業では、複数の会計基準に対応した帳簿を並行管理できる機能が必要となるため、ERP統合型のオンプレミスシステムが選ばれることが多いです。

提供形態別に見る固定資産管理システムの比較

ここでは、クラウド型を中心に、両形態に対応する代表的な固定資産管理システムを取り上げ、提供会社・料金・主な対象規模を整理します。自社の規模や要件に照らし合わせながら、導入検討の参考にしてください。

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サービス名マネーフォワード クラウド固定資産PCAクラウド 固定資産ZeeM 固定資産管理
提供会社株式会社マネーフォワードピー・シー・エー株式会社株式会社クレオ
提供形態クラウド型クラウド型(クラウド/オンプレ両対応)
初期費用要問い合わせ(導入支援費用が発生)公式ページ未記載要問い合わせ
月額費用要問い合わせ13,860円〜(税込)要問い合わせ
法改正自動対応(提供形態による)
eLTAX電子申告
主な対象規模中堅・大企業中小・中堅企業中堅・大企業
詳細情報ミーティングを予約する公式サイト公式サイト

※上記は2026年5月時点の公開情報に基づいています。実際の機能や料金は各社にお問い合わせください。

また、以下の記事では固定資産管理システムについて、選び方や主要機能などをより詳細に解説しています。導入を検討される方は、ぜひこちらもご覧ください。

マネーフォワード クラウド固定資産(株式会社マネーフォワード)

マネーフォワード クラウド固定資産の公式サイトトップページのスクリーンショット

株式会社マネーフォワードが提供する、クラウド型の固定資産管理システムです。固定資産台帳の登録・管理、減価償却の自動計算、法人税別表16および償却資産申告書の出力、会計システムへの仕訳連携までを一元的に扱えます。

eLTAX対応ソフト「PCdesk」へのCSVデータエクスポートによる電子申告連携に加え、マネーフォワード クラウド会計PlusとのAPI連携により、仕訳の1クリック登録が可能です。会計用台帳と税務用台帳の並行管理にも対応しており、申告と会計の乖離リスクを抑える設計となっています。SOC1 Type 2報告書も提供されており、内部統制対応を要する企業での導入にも対応できる体制が整えられています(公式サイト記載)。

新リース会計基準への対応は、2025年11月28日に提供開始された別製品「マネーフォワード クラウドリース会計」が担う構成となっており、2027年4月の強制適用に向けて対応製品の整備が進んでいます(対応ロードマップは2025年5月9日付で先行発表)。

PCAクラウド 固定資産(ピー・シー・エー株式会社)

PCAクラウド 固定資産の公式サイトトップページのスクリーンショット

ピー・シー・エー株式会社が提供する、クラウド型の固定資産管理ソフトです。月額13,860円(税込)から利用を開始できる明確な料金体系と、2ヶ月の無料体験期間が提供されており、中小・中堅企業での導入しやすさが特徴です。

減価償却計算、リース資産管理、資産棚卸、償却資産税の電子申告データ作成まで、固定資産管理業務のフルサイクルに対応します。減損処理・資産除去債務など高度な会計処理にも対応しており、PCA会計シリーズとのデータ連携に加え、APIにより他社会計システムや購買管理システムとの接続も可能です。中堅企業グループ向けには、グループ企業管理やセグメント管理機能を追加した「PCAクラウド 固定資産 hyper(月額17,160円〜)」も提供されています。

ZeeM 固定資産管理(株式会社クレオ)

ZeeM 固定資産管理の公式サイトトップページのスクリーンショット

株式会社クレオが提供する、中堅・大企業向けの固定資産・リース資産管理システムです。SaaS(クラウド)とオンプレミス・IaaS(ライセンス購入)の両形態に対応しており、自社の運用環境や情報セキュリティポリシーに合わせた導入方式を選択できます。

資産登録時点で耐用年数までの減価償却費を自動計算する機能や、10年先までの減価償却シミュレーション機能を搭載しており、予算策定や経営企画への活用にも対応します。IFRS対応の複数帳簿管理(5台帳)が可能で、日本基準とIFRSのダブルスタンダード管理が求められる上場企業での採用実績があります。ZeeM会計の固定資産オプションとしても、単体パッケージとしても導入できる柔軟な構成となっています。

まとめ

固定資産管理システムのクラウド型とオンプレミス型は、初期費用・カスタマイズ性・セキュリティ管理・保守負荷の面でそれぞれ異なる特徴を持っています。IT専任担当者が限られる中小・中堅企業や、テレワーク環境での利用を想定する場合はクラウド型が、閉域ネットワーク運用が必要な金融機関や高度なカスタマイズを必要とする大企業ではオンプレミス型が適しています。

2027年4月からは新リース会計基準が原則適用される予定であり、法改正への対応コストとスピードの観点からも、クラウド型の重要性が高まっています。自社の業務要件・セキュリティポリシー・IT体制を整理したうえで、各サービスの資料や無料体験を活用して比較検討を進めてください。

よくある質問(FAQ)

Q. クラウド型とオンプレミス型では、コストの面でどちらが有利ですか?

A. 短期的には初期費用が低いクラウド型が有利ですが、長期的には自社環境や利用規模によって異なります。クラウド型は月額サブスクリプション費用が継続的に発生する一方、オンプレミス型は大きな初期投資の後、バージョンアップ費用や保守費用が発生する構造です。10年以上の長期利用を想定する場合、トータルコストを比較した上で判断することが重要です。

Q. 税制改正・法改正への対応はクラウド型とオンプレミス型でどう違いますか?

A. クラウド型はベンダーが自動でアップデートを実施するため、自社での対応作業が基本的に不要です。オンプレミス型は法改正対応のバージョンアップを自社またはSIerを通じて実施する必要があり、別途費用と作業工数が発生します。2027年4月からの新リース会計基準強制適用など、今後も継続的な法改正が見込まれる中、この違いは選定上の重要な検討ポイントとなります。

Q. 固定資産管理システムをクラウドに移行する際の主な注意点は何ですか?

A. 主な注意点として、既存の固定資産台帳データの移行、会計システムとの連携方式の確認、および自社のセキュリティポリシーとの整合性確認の3点が挙げられます。長年のオンプレミス運用で蓄積された過去の資産データや減価償却情報をクラウドシステムに取り込む際は、データ形式の変換作業が必要となるケースがあります。また、既存の会計システムとの連携がAPI対応かCSV連携かによって、移行後の業務フローが変わる点にも留意が必要です。

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