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アパレルの決済端末おすすめ13選|手数料・入金サイクル・分割払いで比較

アパレルの決済端末 おすすめ13選のサムネイル画像

アパレルの店頭にカード決済端末を入れよう、あるいは今の端末から乗り換えようと考えたとき、機種や会社が多すぎてどれを選べばよいか迷っていませんか。客単価が高く、ブランドカードやタッチ決済、高額商品の分割払いまで求められるアパレルでは、飲食や他の小売とは重視する条件が変わってきます。

決済手数料や入金サイクルは日々の資金繰りに直結し、試着後のサイズ交換や返品にともなう返金のしやすさ、実店舗とECをまたいだ在庫の取り扱いも見落とせません。数ある端末の中から、自店の売り方に合う1台をどう選べばよいのでしょうか。

本記事では、アパレル店の店頭決済に向くカード決済端末13サービスを、端末タイプ別に比較・解説します。決済手数料・初期費用・入金サイクルといったコスト面に加え、高単価商品の分割払い、試着後の返金フロー、実店舗とECの在庫連携など、アパレル特有の確認点まで整理しました。自店の業態や売り方に合った端末を見極める材料としてご活用ください。

また、自店の状況に合わせて最適なサービスを最短で見つけられるよう、「30秒で終わる選定診断ツールをご用意しています。ぜひこちらもご活用ください。

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本記事の対象範囲

ここでは、アパレル店の店頭でクレジットカードやタッチ決済を受け付けるためのカード決済端末を対象にします。

路面店やテナントの店舗、催事・ポップアップで販売する事業者、個人経営のセレクトショップから複数店舗を運営する小規模チェーンまで、衣料品を対面で販売する店舗の会計に向く13サービスを取り上げます。

業種を問わず端末全体を広く見比べたい場合は、以下の記事で選び方や機能を詳しく解説しています。

アパレルの決済端末選びで押さえる3つの勘所

アパレルの決済は、他業種と比べて端末選びが結果を左右しやすい分野です。理由を3つの勘所に整理すると、選ぶときに見るべき点がはっきりします。

アパレルの決済端末選びで押さえる3つの勘所を示した図。支払い方法の幅(高額商品でのブランドカード・タッチ決済・分割払いへの対応)、返品・交換の返金(試着後のサイズ交換や後日返品での返金処理の手早さ)、在庫連携(カラー・サイズで枝分かれする在庫のPOS・在庫システム連携による売り越し防止)の3方向で端末を見る。

1つ目は客単価の高さと支払い方法の幅です。コートやバッグなど高額商品では、各種ブランドカードやタッチ決済、そして分割払いに対応できるかどうかが成約を左右します。

カード国際ブランドのルール改定により、対面のカード決済端末はタッチ決済(非接触)への対応が必須になります。2026年10月1日以降は未対応の端末を対面決済に使えないため、新規導入でも乗り換えでも、タッチ決済に対応した端末を選ぶことが前提です。

2つ目は試着後の返品・交換にともなう返金です。サイズ交換や後日返品が起きやすいため、端末側で返金処理をどれだけ手早く行えるかが日々の負担に効きます。3つ目は実店舗とECをまたいだ在庫の扱いで、カラーやサイズごとに枝分かれする在庫を売り越さないための、POS・在庫システムとの連携です。

「アパレルは支払い方法の幅・返金・在庫連携の3方向で端末を見る」という軸を持っておくと、このあとの選び方やコスト比較がぶれずに読み進められます。

アパレル向け決済端末の選び方

ここからは、アパレル店が決済端末を比べるときの判断軸を4つの観点で解説します。自店の売り方に照らしながら読み進めてください。

自店の業態に合う端末の形状はどれか

決済端末は形状で大きく3タイプに分かれ、店舗の売り方によって向き不向きがあります。開業直後や個人店で初期費用を抑えたいなら、スマートフォンやタブレットに小型のカードリーダーをつなぐカードリーダー型が始めやすく、接客しながらその場で会計する売り方にもなじみます。

レジカウンターが決まっている路面店やテナントでは、POS・レシートプリンターが一体になった据置型・オールインワン端末が、来客の多い時間帯でも会計動線を安定させます。催事やポップアップ、店内を移動しながら接客・会計する売り方には、通信を内蔵して持ち運べるモバイル・ポータブル型が便利です。

アパレル店の業態別に向く決済端末の形状を3タイプで示した図。個人店・小規模にはカードリーダー型(スマホ・タブレットに小型リーダーを接続し初期費用を抑えて始める)、路面店・テナントには据置型・オールインワン(POS・レシートプリンター一体で会計動線を安定させる)、催事・ポップアップにはモバイル・ポータブル型(通信を内蔵し持ち運んで会計する)が向く。

1店舗で複数の売り方が混在する場合もあります。普段は路面店で据置型を使い、期間限定のポップアップだけモバイル型を追加するなど、業態に応じて組み合わせられるかも確認しておくとよいでしょう。

対応ブランド・タッチ決済・電子マネーは十分か

アパレルは客層が幅広く、使いたい支払い方法も人によって異なります。Visa・Mastercardに加え、JCB・American Express・Diners Clubといった主要ブランドを網羅しているか、タッチ決済(コンタクトレス)やSuicaなどの交通系・流通系電子マネー、QRコード決済まで1台で受けられるかを確認します。

会計時に「この支払い方法は使えない」と伝える場面が減るほど、レジ前での取りこぼしや待ち時間を抑えられます。

タッチ決済への対応は、少額商品の会計スピードや、混雑時のレジ効率にも効きます。対応ブランドや決済種別は端末・プランによって差があるため、比較表で横並びに確認するのが確実です。

高単価商品の分割払いに店頭で対応できるかどうかも、端末によって分かれる重要な支払い条件です。この点は後述の「アパレル特有の運用で確認したいこと」と比較表の「分割払い対応」列で詳しく確認できます。

在庫・POS・ECと連携できるか

アパレルの在庫は、同じ型番でもカラーとサイズの組み合わせで枝分かれし、管理する単位が一気に増えます。決済端末をPOSレジや在庫管理システムと連携させておくと、会計と同時に在庫が引き落とされ、実店舗とECの二重販売による売り越しを防ぎやすくなります。すでに使っているPOSやECカートがある場合は、その仕組みと連携できる端末かどうかが選定の分かれ目になります。

端末単体で完結するタイプと、POS・在庫システムとセットで導入するタイプがあります。将来的にECを始める、あるいは店舗数を増やす予定があるなら、在庫を一元管理できる構成を選べる端末が安心です。

アパレルのカラー・サイズ別(SKU)在庫やECとの連携をどこまで求めるかは、決済端末だけでなくPOSレジ側の選定にも関わってきます。POSレジそのものの料金相場や業種別の選び方を詳しく比べたい場合は、以下の記事で解説しています。

導入・運用のサポート体制は整っているか

端末の不具合や決済トラブルは、そのまま販売機会の損失につながります。導入時の初期設定を代行してくれるか、営業時間中に電話やチャットで問い合わせできるか、故障時の代替機がどれくらいで届くかといったサポート体制を、料金や機能と合わせて確認しておきます。

特にセールや催事の当日に会計が止まると影響が大きいため、繁忙期やイベントの開始日に間に合う導入スケジュールと、当日のトラブルにすぐ対応してもらえる窓口があるかは、少人数で運営する店舗ほど重視したいポイントです。

決済手数料・初期費用・入金サイクルで比較する

ここでは、資金繰りに直結する3つのコスト、決済手数料・初期費用・入金サイクルの相場を整理します。以下は2026年9月時点の各社公式情報にもとづく一般的な傾向で、個別の数値は後述の比較表とサービス紹介で確認してください。

対面のクレジットカード決済手数料は、Visa・Mastercardでおおむね1.98%〜3.25%、JCBやAmerican Expressなどはやや高めに設定される傾向があります。初期費用や端末代金は、カードリーダー型では0円〜数千円、POS一体型のオールインワン端末でも0円〜3万円前後と、キャンペーンによって幅があります。月額固定費は0円〜3,300円程度が中心です。

入金サイクルは、売上が手元に入るまでの速さで、資金繰りに大きく影響します。最短で翌営業日に入金される端末もあれば、月1回〜2回のまとめ入金というサービスもあります。仕入れの支払いが先行しやすいアパレルでは、入金の速さと回数を軽視できません。

手数料率の差は、決済額が大きくなるほど効いてきます。たとえば月間のキャッシュレス決済額が200万円の店舗なら、手数料率が0.5%違うだけで月に1万円、年間で12万円の差になります。客単価が高くカード決済の比率が高いアパレルほど、わずかな手数料差が年間コストとして積み上がる点を意識して比較しましょう。

出典・参考資料(1件)

自店に合う決済端末を30秒で診断

ここまでの観点を踏まえても、自店がどのタイプに適しているかの判断が難しいケースはあります。そこで、自店の状況に合わせて最適なサービスを最短で見つけられるよう、「30秒で終わる選定診断ツール」をご用意しました。ぜひこちらもご活用ください。

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【比較表】アパレル向け決済端末を横並び比較

ここからは、自店の課題や要件に合わせた客観的な比較・選定ができるよう、アパレル向け決済端末13サービスを端末タイプ別に分けて比較します。初期費用・決済手数料・入金サイクル・対応決済・分割払い可否・在庫やPOSとの連携を横並びで確認してください。

カードリーダー型(個人店・小規模向け)の比較

← 横にスクロールできます →
サービス名SquareAirペイSTORES 決済
端末タイプカードリーダー型カードリーダー型カードリーダー型
初期費用(端末代)0円
(Square リーダー4,980円/スマホでタッチ決済0円)
0円
(カードリーダーは審査後に無償貸与)
端末27,720円
(スタンダード年間契約で1台無料)
月額費用0円0円フリー0円
スタンダード3,300円
決済手数料(クレカ)3.25%〜
(SMBプログラム適用時2.5%)
3.24%
(中小事業者向け2.48%)
フリー2.48%
スタンダード1.98%〜
(Visa/Mastercard)
入金サイクル三井住友・みずほは翌営業日
他行は毎週水曜締め・金曜振込
振込手数料無料
月6回(みずほ/三菱UFJ/三井住友)
月3回(その他)
振込手数料0円
手動は最短翌々日
自動は翌月20日
対応決済クレカ7ブランド
タッチ決済
電子マネー
QR7種
クレカ7ブランド
タッチ決済
交通系IC
QR(計92種)
クレカ6ブランド
タッチ決済
交通系IC
QR20種以上
分割払い対応×一括払いのみ×一括払いのみVisa・Mastercardのみ
POS・在庫・EC連携Square POSレジ標準/実店舗・EC統合管理Airレジ連携STORESレジ・ネットショップ連携
詳細情報サービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見る

据置型・オールインワン(路面店・テナント向け)の比較

← 横にスクロールできます →
サービス名stera packUSEN PAYPOS+ PayCASHIER PAYMENTJMSおまかせサービス
端末タイプ据置型・オールインワン据置型・オールインワン
(A920MAX)
据置型・オールインワン
/スマホPOS
オールインワン(A920)
/据置(VEGA3000)
オールインワン
(据置Countertop/モバイルMobile2)
初期費用(端末代)0円0円スマホPOS 0円
他端末は要問い合わせ
0円
(キャンペーン中)
0円
月額費用初年度0円
2年目以降3,300円
0〜3,980円
(取扱高で変動)
スマホPOS 3,000円(税抜)
他端末は要問い合わせ
A920 2,200円/台
VEGA3000 0円
0円
決済手数料(クレカ)スモールビジネス1.98%
スタンダード2.70%
(Visa/Mastercard・税別)
Visa/Mastercard 2.99%
その他3.24%
1.98%〜
(導入から半年間の期間料率)
A920 2.98%
VEGA3000 3.24%〜
(Visa/Mastercard)
一律3.24%
(中小企業応援プログラムで2.48%〜)
入金サイクル最短2営業日後
(4パターンから選択)
標準はカード月2回・電子マネー/QR月1回
翌日入金は飲食・不動産業限定
月2回
振込手数料無料
Visa/Mastercard月2回
電子マネー月1〜2回
QR月1回
月2回(振込手数料0円)
月6回(198円/回)
対応決済クレカ7ブランド
タッチ決済
電子マネー
QR(計30種以上)
クレカ6ブランド
タッチ決済
電子マネー
QR(計約70種)
クレカ
電子マネー
QR(計50種以上)
クレカ5ブランド
タッチ決済
交通系IC
QR
クレカ7ブランド
タッチ決済
電子マネー
QR(計71種)
分割払い対応ブランドにより分割・ボーナス・リボに対応要問い合わせ要問い合わせ
POS・在庫・EC連携stera market(POSアプリ拡張)USENレジ連携POS+(POSレジ一体運用)CASHIER POS・券売機連携要問い合わせ
詳細情報サービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見る

モバイル・ポータブル(催事・ポップアップ向け)の比較

← 横にスクロールできます →
サービス名アルファポータブルPAYGATE楽天ペイ ターミナルPayCAS MobileAnywhere
端末タイプモバイル・ポータブルモバイル・ポータブル
(オールインワン)
オールインワン
(据置/持ち運び対応)
モバイル・ポータブル
(オールインワン)
モバイル・ポータブル
(A920MAX)
初期費用(端末代)0円
(定価74,800円・キャンペーン適用時)
39,600円
(数量限定キャンペーンで0円)
38,280円(目安)
※導入キャンペーンあり
0円
(キャンペーン適用時)
要問い合わせ
月額費用0円3,300円
(スマレジ有料プランで0円)
0円
(最強プラン スタンダードは月2,200円)
1,980円(税別)〜要問い合わせ
決済手数料(クレカ)3.24%〜
(中小支援プラン2.48%)
Visa/Mastercard 2.90%〜
(中小事業者向け1.98%〜)
3.24%
(最強プランで2.20%〜)
2.20%〜
(中小事業者応援プログラム)
要問い合わせ
(提供形態により異なる)
入金サイクル月1〜8回から選択
(月1/月2/週1/週2)
クレカ・電子マネー月2回
QR月1回
楽天銀行指定で365日最短翌日
振込手数料無料
月2回
(最短翌日振込の月1回も選択可)
要問い合わせ
(提供形態により異なる)
対応決済クレカ7ブランド
タッチ決済
電子マネー
QR(計70種以上)
クレカ7ブランド
タッチ決済
電子マネー
QR(計約29種)
クレカ6ブランド
タッチ決済
電子マネー
楽天ペイ・楽天ポイント
クレカ7ブランド
タッチ決済
電子マネー
QR(計30種以上)
クレカ7ブランド
タッチ決済
交通系IC
QR
分割払い対応最大24回・36回を指定可分割・ボーナス・リボに対応要問い合わせIC挿入時は分割可(タッチ決済は一括)要問い合わせ
POS・在庫・EC連携スマレジ連携スマレジ連携要問い合わせ業務アプリ追加/実店舗・EC決済一元化要問い合わせ
詳細情報公式資料を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見る

※上記は各タイプにおける一般的な機能の傾向です。個別のサービスにおける実際の機能搭載の有無や提供形態(標準・オプション等)については各社情報をご確認ください。

アパレル店におすすめの決済端末

ここからは、比較表で取り上げた各サービスを端末タイプ別に個別紹介します。自店の業態に近いタイプから読み進めると、候補を絞りやすくなります。

カードリーダー型(個人店・小規模向け)

スマートフォンやタブレットに小型のカードリーダーをつなぐタイプです。端末代や初期費用を抑えて始めやすく、開業直後の個人店や小規模なセレクトショップに向いています。

1. Square(Square株式会社)

Square(スクエア)の公式サイトのスクリーンショット

Squareは、米国Block, Inc. 傘下のSquare株式会社が提供するキャッシュレス決済サービスです。スマートフォンやタブレットにBluetoothでつなぐカードリーダー「Square リーダー」は4,980円(税込)で、専用端末を使わずスマホ単体でタッチ決済を受ける「スマホでタッチ決済」なら端末代0円から始められます。

初期費用・月額固定費・振込手数料はいずれも0円で、かかるのは決済ごとの手数料のみです。対面のカード決済は3.25%〜で、年間キャッシュレス決済額3,000万円未満かつ主要6ブランドの対面決済が対象のSMBアクセプタンスプログラムを適用すると2.5%になります。

商品登録・在庫管理・売上分析をまかなう無料のPOSレジアプリが端末と一体で使え、実店舗とECの売上を同一アカウント・同一管理画面で統合管理できます。カラーやサイズで在庫が枝分かれするアパレルを、店頭とオンラインでまとめて扱いたい店舗に向く構成です。入金は三井住友・みずほの口座なら翌営業日、その他の金融機関は毎週水曜締め・金曜振込です。

2. Airペイ(株式会社リクルート)

Airペイの公式サイトのスクリーンショット

Airペイは、株式会社リクルートが運営する店舗向けキャッシュレス決済サービスです。iPadまたはiPhoneに専用のカードリーダーをBluetoothで接続して使い、クレジットカード・タッチ決済・交通系電子マネー・QRコード決済・各種ポイントを1台で受け付けます。公式の対応決済は総数92種(2026年9月時点)にのぼります。

幅広い客層が訪れるアパレルでは、この対応の広さが会計時の支払い方法の取りこぼしを抑えます。カードリーダーは審査通過後に無償貸与され、初期費用・月額固定費は0円です。条件を満たす中小事業者向けのディスカウントプログラムを使うと、対象6ブランドのクレジットカード手数料が一律2.48%に下がります。

POSレジアプリ「Airレジ」と連携すると会計金額がAirペイに自動反映され、レジと決済の二度打ちを省けます。入金はみずほ・三菱UFJ・三井住友の口座で月6回、その他の金融機関で月3回と回数が多く、振込手数料も0円(ゆうちょ銀行を除く)です。

3. STORES 決済(STORES 株式会社)

STORES 決済の公式サイトのスクリーンショット

STORES 決済は、STORES 株式会社が中小・小規模店舗向けに提供する対面決済サービスです。スマートフォンやタブレットのアプリにカードリーダーをBluetoothまたはWi-Fiで接続し、クレジットカード(タッチ・IC・磁気)・交通系電子マネー・QUICPay+/iD・QRコード決済を1台で受け付けます。

料金は月額0円のフリープランと、月額3,300円(税込・年間契約)で端末1台が無料になるスタンダードプランの2種類です。対面クレジットカード手数料はフリーがVisa・Mastercard 2.48%、スタンダードが同1.98%で、決済額が大きくなるほどプラン差が効いてきます。

高額商品の会計が多いアパレルでは、Visa・Mastercardの分割払い(2回払い・リボ払い等)に対応している点が確認どころです。同社はネットショップ構築のSTORES ネットショップやPOSレジのSTORES レジも手がけ、実店舗とECをあわせて整えたい店舗が同じ事業者でそろえられます。入金は手動なら決済日から最短翌々日です。

据置型・オールインワン(路面店・テナント向け)

レジカウンターに据え置き、POSやレシートプリンターと一体で会計を回すタイプです。来客数が多い路面店やテナント、複数店舗を安定運用したい店舗に向いています。

4. stera pack(三井住友カード株式会社)

stera pack(ステラパック)の公式サイトのスクリーンショット

三井住友カードが加盟店契約を担い、GMOペイメントゲートウェイ・Visaと構築した決済基盤「stera(ステラ)」の上で提供する、加盟店向けオールインワンパッケージです。据え置き型端末「stera terminal」1台で、クレジットカード・電子マネー・QRコードなど30種類以上の決済を処理し、レシートプリンターを内蔵します。

端末は加盟店側7インチと顧客側4インチの2画面構成で、レジカウンターに据えて会計を回せます。アプリマーケット「stera market」からPOSレジや在庫管理、CRMなどの業務アプリを追加でき、路面店やテナントの会計をPOS一体で運用したい店舗に向いた構成です。

端末費用・初期費用は0円で、サービス利用料は初年度0円・2年目以降は月3,300円(税込)。決済手数料はスモールビジネスプランでVisa・Mastercardが1.98%、スタンダードプランで2.70%(いずれも税別)と、プランで料率が分かれます。入金サイクルは最短2営業日後を含む4パターンから選べます。

5. USEN PAY(株式会社USEN)

USEN PAY(ユーセンペイ)の公式サイトのスクリーンショット

店舗BGMやPOSレジなど店舗向けの商材を幅広く手がける株式会社USENが提供する決済サービスです。オールインワン型端末「A920MAX」はレシートプリンターを内蔵し、クレジットカード・電子マネー・QRコードをあわせて約70ブランドを1台で受けられます。客層の幅広いアパレルでも、支払い方法の取りこぼしを抑えやすい対応範囲です。

端末はコードレスで、USENレジと会計金額を自動連携し、レジで確定した金額が決済端末へ渡るため、金額の二重入力を避けられます。全国約140ヵ所の拠点で年中無休のサポート網を持ち、端末の故障時は無償交換・出張修理に対応します。

端末費用は0円で、月額利用料は取扱高に応じて0〜3,980円。決済手数料はVisa・Mastercardが2.99%、その他のクレジットカード・電子マネー・QRコードが3.24%(Alipay+・WeChat Payは3.0%)です。標準の入金は月1〜2回で、翌日入金サービスは飲食業・不動産業に限定されます。

6. POS+ Pay(ポスタス株式会社)

POS+ Pay(ポスタスペイ)の公式サイトのスクリーンショット

クラウド型POSレジ「POS+(ポスタス)」を提供するポスタスが、2025年11月に始めた自社決済サービスです。POSレジで確定した会計金額が決済端末へ自動反映され、金額の二度打ちを解消できる構成を主眼に置いています。

対応端末は据え置き型の stera terminal・JT-VT10 に加え、スマートフォン1台でレジと決済を兼ねるスマホPOSを用意します。POS連動型・POS一体型・決済端末単体の3プランから選べ、飲食・小売・美容などPOS+が業種別に展開してきた領域で、POSと決済を同一ベンダーに揃えられます。

決済手数料は導入から半年間、ブランドにより1.98%から適用されます。入金は月2回で振込手数料は無料。スマホPOS連携時は初期費用0円・月額3,000円(税抜)で、その他の端末の通常料金は問い合わせで確認する形になっています。

7. CASHIER PAYMENT(株式会社ユニエイム)

CASHIER PAYMENTの公式サイトのスクリーンショット

クラウドPOSレジ「CASHIER(キャッシャー)」を手がける株式会社ユニエイムの決済サービスです。1台でクレジットカード・電子マネー・QRコードを扱え、自社のPOSレジ・セルフレジ・タッチパネル型券売機と連携できます。

端末は用途別に選べ、POSレジアプリを搭載したオールインワン端末「A920」と、据え置き型のマルチ決済端末「VEGA3000」を用意します。A920は月額2,200円(1台)でVisa・Mastercardの手数料が2.98%、VEGA3000は月額0円ながらクレジットカード手数料が3.24%からと、決済件数の規模によって総コストで有利な側が変わります

初期費用・端末費用は0円です(キャンペーン中、端末到着後2ヶ月以内の利用開始が条件)。入金はVisa・Mastercardが月2回、電子マネーが月1〜2回、QRコードが月1回。POS事業者が提供する決済という成り立ちから、レジと決済を一体で組みたい店舗に向いています。

8. JMSおまかせサービス(株式会社ジェイエムエス)

JMSおまかせサービスの公式サイトのスクリーンショット

JCB・三菱UFJニコス・ユーシーカードの出資で設立された決済代行会社、株式会社ジェイエムエスのマルチ決済サービスです。各決済ブランドを個別に契約せず、一度の手続きでクレジットカード・電子マネー・QRコードをまとめて導入でき、複数事業者からの入金を一本化して管理できます。

端末はプリンター内蔵のオールインワン VEGA3000 で、レジ横に据える据置型の Countertop と、持ち運べる Mobile2 の2形態から選べます。振込内容はWeb明細のi.Land(アイランド)やLINE通知で確認でき、複数ブランドの売上・入金をまとめて追えます。

初期費用・端末費用・月額固定費・解約金がいずれも0円で、決済手数料は全ブランド一律3.24%。中小企業応援プログラムの適用時は主要クレジットカードが2.48%からになります。入金は月2回なら振込手数料0円、月6回の早期払いは1回あたり198円です。

モバイル・ポータブル(催事・ポップアップ向け)

通信を内蔵し、レシート印刷まで1台でこなせる持ち運び可能なタイプです。催事・ポップアップや、店内を移動しながら接客・会計する売り方に向いています。

9. アルファポータブル(アルファノート株式会社)

アルファポータブルの公式サイトのスクリーンショット

手のひらサイズの端末1台で、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済まで受けられるモバイル型のマルチ決済端末です。Wi-Fiに加えて4G回線を内蔵し、店内を移動しての会計や、催事・ポップアップ、出張販売でも利用できます。提供元のアルファノート株式会社は決済代行を手がけ、端末とサポートを自社で一体提供しています。

会計時に最大24回または36回の分割決済を指定でき、コートやバッグといった高単価商品の支払いにも応じられます。初期費用・端末費用・月額基本料・解約違約金はいずれも0円で、固定費をかけずに導入できる料金設計です。決済手数料は3.24%からで、中小事業者向けの支援プランでは対象6ブランドが2.48%になります。

24時間対応の有人電話サポートと、加盟店ごとの専任担当者を置いています。催事やポップアップで決済トラブルが起きても相談先が明確なため、少人数で店頭を回す店舗の運用を支えます。

10. PAYGATE(株式会社スマレジ)

PAYGATEの公式サイトのスクリーンショット

クラウドPOSレジ「スマレジ」で知られる株式会社スマレジが手がける、プリンターを内蔵したオールインワン型の決済端末です。内蔵バッテリーと4G通信を備え、レジへの据え置きだけでなく持ち運んでの会計にも対応します。

同社のクラウドPOS「スマレジ」と連携でき、会計と同時に在庫や売上を一元管理したいアパレル店に向きます。クレジットカード・タッチ決済・電子マネー・QRコード決済・共通ポイントを1台で扱い、公称29種類の決済手段に対応します。

端末代は39,600円(税込)で、数量限定のキャンペーン時は0円になります。月額は3,300円(税込)で、スマレジの有料プランを契約すると0円になるプランもあります。決済手数料はVisa・Mastercardで2.90%から、中小事業者向けプランでは1.98%からです。

11. 楽天ペイ ターミナル(楽天ペイメント株式会社)

楽天ペイ ターミナルの公式サイトのスクリーンショット

決済・タブレット・プリンター・通信機能を1台に集約したオールインワン端末です。楽天ペイメント株式会社が提供し、4G LTEとWi-Fiに対応するため、レジへの据え置きに加えて本体を持ち運んでの会計もできます。

入金先に楽天銀行を指定すると、土日祝を含む365日で最短翌日入金となり、振込手数料も無料になります。仕入れの支払いが先行しやすいアパレルで、資金繰りを重視する店舗に向く仕組みです。

クレジットカード(タッチ決済を含む)・電子マネー・楽天ペイ・楽天ポイントに対応し、楽天ポイントの付与や利用を通じた再来店の促進にも使えます。入会金と月額費用は0円で、端末代は約38,280円が目安です(導入キャンペーンで0円になる場合があります)。中小事業者向けには手数料を引き下げるプランも用意されています。

12. PayCAS Mobile(SBペイメントサービス株式会社)

PayCAS Mobileの公式サイトのスクリーンショット

ソフトバンク回線のSIMを内蔵し、電源やWi-Fiのない場所でも単体で通信できるモバイル型のオールインワン決済端末です。プリンターも内蔵しており、提供元はソフトバンクグループのSBペイメントサービス株式会社です。

重量404gの片手サイズで、催事・ポップアップや移動販売での持ち運び会計に向きます。クレジットカード・電子マネー・QRコード決済に対応し、公式では30種類以上のブランドを扱えるとしています。

AndroidベースのためPOSレジや予約・スタッフ管理といった業務アプリを端末に追加でき、実店舗とECの決済情報の一元化にも対応します。端末費用0円のキャンペーンがあり、月額はライトプランで1,980円(税別)から、中小事業者向けプログラム適用時の手数料はクレジットカード2.20%から・QRコード決済1.98%からです。

13. Anywhere(株式会社リンク・プロセシング)

Anywhereの公式サイトのスクリーンショット

催事や訪問先など持ち運びが必要な会計に向くオールインワン端末を含め、複数の端末を揃えるキャッシュレス決済サービスです。提供元は株式会社リンク・プロセシングで、加盟店向けの決済端末・決済アプリ・決済センターを一括して提供しています。

モバイル型の「A920MAX」はバッテリーとモバイル回線を標準搭載し、電源や通信環境のない場所でも会計できます。クレジットカード(タッチ決済を含む)・電子マネー・交通系IC・QRコード決済のほか、継続課金や口座振替の受付にも対応します。ほかに、手持ちのスマホやタブレットに接続するmPOS型「L3」もあります。

導入企業は7,000社以上(2026年5月時点)で、幅広い業種で使われています。端末費用・月額費用・決済手数料は提供形態によって異なります。公式サイトでは公開されておらず、個別の問い合わせで確認する必要があります。

アパレル特有の運用で確認したいこと

端末の基本スペックに加えて、アパレルならではの運用面も導入前に確認しておくと、後から「できなかった」を避けられます。ここでは4つの確認点を整理します。

高単価商品の分割払いに対応できるか

コートやバッグ、まとめ買いなど高額な会計では、分割払いやボーナス払いを希望する顧客がいます。分割払いは主にカード会社側の機能で、端末が対応していれば会計時に回数を指定でき、対応していない場合は一括で決済して顧客がカード会社のアプリ側から後で分割に切り替える運用になります。

店頭で回数指定まで案内できる端末は限られるため、高額商品を扱うなら、会計時に分割を指定できるかを比較表の「分割払い対応」列で確認しておくと、成約の機会を逃しにくくなります。

試着後の返品・交換の返金がしやすいか

アパレルはサイズ交換や後日返品が起きやすく、カード決済の取り消し・返金のしやすさが日々の負担を左右します。確認しておきたいのは、端末やレジの管理画面から過去の売上を検索してその場で取り消せるか、後日でも返金処理ができるか、そして返金したときに決済手数料が店舗に戻るかどうかの3点です。

これらは端末やカード会社の規定によって差があるため、返品対応が多い店舗は、資料請求や問い合わせの際にこの3点を具体的に確かめておくと、レジ業務の混乱を防げます。

インバウンド決済を取りこぼさないか

訪日客の多い立地では、海外発行カードのタッチ決済や、Alipay・WeChat Payといった海外のQRコード決済に対応しているかどうかが売上を左右します。対応する決済種別が多い端末ほど、言葉が通じにくい場面でも会計をスムーズに進められます。自店の客層に外国人観光客が含まれるなら、受けられる決済ブランド・QRの範囲を確認しておきましょう。

実店舗とECの在庫・SKUを連携できるか

実店舗とオンラインショップの両方で販売している場合、在庫を別々に管理していると売り越しや欠品が起きやすくなります。多くの端末はPOSレジや自社ネットショップと連携でき、店頭の販売をECの在庫にも反映できますが、連携できる相手は端末ごとに異なります。

すでに使っているECカートやモール、POSレジがあるなら、それと連携できる端末かを比較表の「POS・在庫・EC連携」列で確かめ、カラー・サイズ単位(SKU)の在庫を一元管理できる構成を選ぶと安心です。

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決済端末の導入から利用開始までの流れ

ここでは、決済端末を申し込んでから店頭で使えるようになるまでの一般的な流れを整理します。サービスによって細部は異なりますが、大枠は共通しています。

一般的には、公式サイトからの申し込み後に加盟店審査が行われ、審査を通過すると端末が届き、初期設定を済ませて利用開始という流れになります。審査には数日〜数週間かかることがあり、繁忙期や催事の開始日から逆算して早めに申し込むのが安全です。取り扱う商材や業態によっては審査で追加の確認が入ることもあるため、開業や催事に間に合わせたい場合はスケジュールに余裕を持たせましょう。

審査期間には端末やスキームによって差が出ることもあります。一例として、決済端末「アルファポータブル」を提供するアルファノート株式会社の早坂氏は、審査にかかる時間と急ぎの場合の対応について次のように説明します。

早坂氏
アルファノート株式会社 営業企画部次長
早坂氏
独自インタビューより

お申し込みに必要な書類が揃っていれば、当社の社内審査と、その後のカード会社側の審査を経て端末をお届けする流れになります。本来カード会社側の審査は早くても1週間程度かかるのですが、当社はこのプロセスをスピーディーにできるスキームを持っていますので、急ぎの案件はそのスキームを活用して翌日〜翌々日にはご利用いただける状態でお届けしています。

据置型・オールインワン端末は設置スペースや電源・通信環境の確認も必要です。レジカウンターが狭い店舗では、端末の大きさや配線が会計動線の邪魔にならないかを、導入前にサイズで確認しておくと安心です。

まとめ

アパレルの決済端末選びは、客単価の高さに見合った支払い方法の幅、試着後の返品・交換にともなう返金のしやすさ、実店舗とECをまたいだ在庫連携という3つの勘所から見ると、自店に合う1台が絞り込めます。そのうえで、決済手数料・初期費用・入金サイクルといったコストと、路面店・催事・個人店といった業態に合う端末形状を照らし合わせるのが近道です。

まずは自店の売り方に近い端末タイプから候補を絞り、気になるサービスの詳細を確認して、手数料や対応決済、連携を見比べてみてください。資料を用意しているサービスは、そのまま取り寄せて検討を進められます。

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よくあるご質問(FAQ)

Q. アパレルの決済端末とは何ですか?

A. アパレルの決済端末とは、衣料品店の店頭でクレジットカードやタッチ決済、電子マネー、QRコード決済などを受け付けるための会計用端末です。客単価が高く分割払いや各種ブランドカードへの対応が求められ、試着後の返品・交換や実店舗とECの在庫連携が発生しやすいアパレルでは、他業種以上に端末選びが会計のしやすさと資金繰りを左右します。

Q. アパレルの決済端末の費用相場はどのくらいですか?

A. アパレルの決済端末は、初期費用0円〜3万円前後、月額固定費0円〜3,300円程度、対面のクレジットカード決済手数料1.98%〜3.25%程度が一般的な相場です。カードリーダー型は端末代・初期費用を抑えやすく、POS一体型のオールインワン端末はやや高めになる傾向があります。手数料率は決済額が大きいほど年間コストに効くため、客単価の高いアパレルでは料率差を軽視できません。

Q. アパレル向けで月額費用が無料の決済端末はありますか?

A. アパレル向けの決済端末には、初期費用・月額固定費が0円で、決済ごとの手数料だけで使えるサービスが複数あります。スマートフォンやタブレットに小型リーダーをつなぐカードリーダー型に多く、固定費をかけずに始めたい個人店や開業直後の店舗に向きます。ただし月額有料プランのほうが手数料率が下がる設計もあるため、決済額の見込みと合わせて総コストで比較するのが安全です。

Q. アパレルの決済端末は据置型とモバイル型のどちらを選べばよいですか?

A. アパレルの決済端末は、レジが固定された路面店・テナントなら据置型・オールインワン、催事・ポップアップや店内を移動して会計する売り方ならモバイル・ポータブル型が向いています。据置型はPOSやレシートプリンター一体で会計を安定して回せ、モバイル型は通信を内蔵して持ち運べます。1店舗で両方の売り方が混在する場合は、業態に応じて組み合わせられるかも確認しておくとよいでしょう。

Q. アパレル個人店や小規模セレクトショップにはどんな決済端末が向いていますか?

A. アパレルの個人店・小規模店には、スマートフォンやタブレットに小型のカードリーダーをつなぐカードリーダー型が、初期費用を抑えて始めやすく向いています。端末代や固定費が0円のサービスも多く、少人数運営でも導入の負担が小さいのが利点です。将来ECや複数店舗への拡大を見込むなら、在庫・POS連携に広げられる構成かも合わせて確認しておくと安心です。

Q. アパレルの決済端末で高単価商品の分割払いに対応できますか?

A. アパレルの決済端末での分割払いは、端末が分割に対応していれば会計時に支払回数を指定でき、対応していない場合は一括のみでカード会社のアプリ側から後で分割に切り替えてもらう運用になります。分割払い自体はカード会社側の機能です。コートやバッグなど高額商品を扱う店舗は、店頭で分割やボーナス払いの案内ができる端末かを事前に確認しておくと、成約機会を逃しにくくなります。

Q. アパレルの決済端末は試着後の返品・交換の返金がしやすいですか?

A. アパレルの決済端末の返金のしやすさは端末やカード会社の規定で異なり、管理画面から売上を検索して取り消し・返金できるタイプほど、サイズ交換や後日返品の処理がスムーズです。後日返金への対応可否や、返金時に決済手数料が戻るかどうかも端末によって差があります。返品・交換が起きやすいアパレルでは、返金操作の手順が簡単な端末を選ぶとレジ業務の混乱を防げます。

Q. アパレルの決済端末は実店舗とECの在庫を連携できますか?

A. アパレルの決済端末は、POSレジや在庫管理システムと連携できるタイプを選べば、店頭での販売をECの在庫にも反映させ、カラー・サイズ単位(SKU)の在庫を一元管理できます。実店舗とECを別々に管理していると売り越しや欠品が起きやすいため、連携可否は選定の分かれ目です。すでに使っているECカートやモールがある場合は、その仕組みと連携できる端末かを確認しておきましょう。

Q. アパレルの決済端末はインバウンド(訪日客)の決済に対応できますか?

A. アパレルの決済端末は、海外発行カードのタッチ決済やAlipay・WeChat Payなど海外のQRコード決済に対応した端末を選べば、訪日客の会計も取りこぼしにくくなります。対応する決済種別は端末によって幅があるため、訪日客の多い立地の店舗は、受けられる決済ブランドやQRコード決済の範囲を事前に確認しておくと安心です。

Q. アパレルの決済端末の入金サイクルはどのくらいですか?

A. アパレルの決済端末の入金サイクルは、最短で翌営業日に入金されるものから、月1回〜2回のまとめ入金まで、サービスによって幅があります。指定の金融機関を入金先にすると入金が速く、振込手数料も無料になる端末もあります。仕入れの支払いが先行しやすいアパレルでは、入金の速さと回数が資金繰りに直結するため、手数料とあわせて必ず確認しましょう。

Q. アパレルの決済端末を選ぶときに最も重要なポイントは何ですか?

A. アパレルの決済端末選びで最も重要なのは、自店の業態(路面店か催事か、個人店か複数店舗か)に合う端末形状を起点に、客単価に見合った支払い方法の幅・返金のしやすさ・在庫連携の3点を満たす端末を選ぶことです。そのうえで決済手数料・初期費用・入金サイクルのコストを横並びで比較すると、自店に合う1台を絞り込めます。

Q. アパレルの決済端末は申し込みから店頭で使えるまでどのくらいかかりますか?

A. アパレルの決済端末は、申し込み後の加盟店審査に数日〜数週間かかり、審査を通過すると端末が届き、初期設定を済ませて利用開始となります。取り扱う商材や業態によっては審査で追加の確認が入ることもあります。開業日や催事の開始日から逆算し、繁忙期はとくに早めに申し込んでおくと安全です。

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監修者

マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト

松嶋真倫

都市銀行にて金融実務を経験後、暗号資産関連スタートアップの創業期に参画し、市場分析・業界調査に従事。2018年にマネックスグループ入社。以降、ビットコインをはじめとするデジタルアセットからマクロ経済環境まで、金融市場を横断した調査・分析および情報発信を担う。FinTech・次世代金融領域のリサーチ統括、各種レポートや書籍の執筆、日本経済新聞など国内主要メディアへのコメント・寄稿、イベント登壇などを行う。2021年3月より現職。
記事内でご紹介している製品・サービスは監修者が選定したものではなく、編集部が独自に選定したものです。
監修の範囲は記事の一般的な解説部分であり、比較表および各製品・サービスの紹介内容は監修の対象外です。
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