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生成AI向けeラーニングおすすめ12選を比較|社内研修の選び方とタイプ別の違いを解説

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ChatGPTやCopilotを社員が使い始めたものの、「触ってはいるが業務では使いこなせていない」という状態に悩んでいませんか。全社員のリテラシーを底上げしたい、特定部門の実務で活用させたい、社内で生成AIを組み込む人材を育てたいと、育成の狙いは企業ごとに異なります。

生成AIは新しいツールが次々に登場し、情報漏えいや著作権といった固有のリスクも伴います。自社の育成方針に合い、最新のツールに追随して更新され、安全な使い方まで学べる研修を選ぶには、どのような観点で比較すればよいのでしょうか。

本記事では、社内研修に使える生成AI向けのeラーニング・研修サービス12件を、幅広い講座の一部として学べる総合型と、生成AIに特化した実践型に分けて比較します。対応する生成AIツール・対象レベル・料金・提供形態に加え、実践性や安全利用教育の有無といった選定観点を整理しました。人事・研修やDX推進の担当者が、自社に合うサービスを判断するための材料としてご活用ください。

また、貴社の育成方針に合わせて最適なタイプを最短で見つけられるよう、「30秒で終わる選定診断ツール」をご用意しています。ぜひこちらもご活用ください。

本記事の対象範囲:生成AI研修に使えるeラーニングとは

本記事で扱うのは、企業が社内研修として導入できる、生成AIの業務活用を学ぶためのeラーニング・研修サービスです。個人が趣味で学ぶ単発講座ではなく、受講管理やカリキュラム設計を伴う法人向けを中心に取り上げます。

対応する生成AIツールは、ChatGPTのほか、Microsoft Copilot、Google Gemini、Claudeなど多岐にわたります。サービスによって、学べるツールの範囲やカリキュラムの深さ、集合研修まで組み合わせられるかどうかが異なります。

生成AI研修で目指す3つの狙い

生成AIの研修を社内で実施する目的は、大きく3つに整理できます。1つ目は、全社員が生成AIの基本的な使い方と注意点を理解し、日常業務での活用に踏み出せるようにするリテラシーの底上げです。2つ目は、資料作成やデータ整理、文章作成といった具体的な業務に生成AIを組み込み、生産性を高める実務活用です。

3つ目は、社内の業務に合わせて生成AIの仕組みを設計・実装できる人材を育てる内製化です。外部への依存を減らし、自社の課題に即した活用を継続的に進める土台になります。どの効果を優先するかによって、選ぶべきサービスのタイプが変わります。

生成AIに限らず、社員研修に使えるeラーニング・LMSを幅広く比較したい場合は、総合的なeラーニング・LMSを対象にした以下の記事もご参照ください。目的別のタイプ分類や選び方、主要サービスの比較をまとめています。

生成AI向けeラーニングの2つのタイプ

生成AI向けのeラーニング・研修は、講座の幅と提供形態の違いから、大きく2つのタイプに分けられます。自社の育成方針がどちらに近いかを見極めると、候補を絞り込みやすくなります。

幅広い講座の中で生成AIも学べる総合eラーニング型

ビジネススキルやDX、資格対策など幅広いテーマの講座をそろえ、その一部として生成AIの講座を提供するタイプです。生成AIだけでなく、全社員の自己啓発やリスキリングを一括で進めたい企業に向いています。1つの契約で多様なテーマを学べるため、生成AIの入門から日常業務での活用までを、他の研修と併せて導入しやすい点が特徴です。

生成AIに特化した専門研修型

生成AIの業務活用や実装に的を絞ったタイプです。レベル別・職種別のカリキュラムで、自己学習で体系的に学べるサービスもあれば、集合研修や伴走支援で定着まで踏み込むサービスもあります。「触ってはいるが業務で使えていない」社員の実務での再現や、実装人材の育成まで対応できるものもあります。

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タイプ幅広い講座の中で生成AIも学べる総合eラーニング型生成AIに特化した専門研修型
特徴多様なテーマの講座の一部として生成AIを学べる。自己学習・オンデマンド中心生成AIに絞ったレベル別・職種別カリキュラム。自己学習型から集合研修・伴走支援型まで幅がある
向いている企業全社員のリテラシー底上げや自己啓発を一括で進めたい企業実務活用や実装人材の育成まで踏み込みたい企業
該当する主なサービスUdemy Business、グロービス学び放題、Schoo、AirCourse、サイバックスUniv.AVILEN、キカガク、Aidemy、スキルアップAI、DMM 生成AI CAMP、ネットラーニング、UMU

※上記は各タイプにおける一般的な傾向です。個別のサービスにおける実際の提供形態や講座範囲は各社情報をご確認ください。

生成AI向けeラーニングの選び方

ここからは、法人研修として生成AIのサービスを選ぶ際に外せない観点を解説します。次に紹介する比較表の各列も、この選び方の観点に対応しています。先に軸を押さえておくと、比較表を読み解きやすくなります。

生成AI向けeラーニング・研修を選ぶ際の6つの観点を一覧にした図。1.対象レベルの適合(全社リテラシーから実装人材のどのレベルが主対象か)、2.実践と定着(演習や伴走で使える状態まで定着させられるか)、3.教材の鮮度(最新の生成AIツールに追随して更新されるか)、4.安全な使い方(情報漏えい・著作権など安全な利用まで学べるか)、5.受講・進捗管理(受講割当・進捗・修了レポートの機能があるか)、6.料金体系(全社や特定部門など育成規模に見合う料金か)。

自社が狙う対象レベルに合っているか

生成AIの研修は、全社員向けのリテラシー入門から、実務での活用、実装人材の育成まで、対象とするレベルが分かれます。まず自社が優先したいのはどの層かを定め、そのレベルを主対象にしたカリキュラムがあるかを確認しましょう。全社展開を狙うなら基礎講座の分かりやすさと網羅性が、実装人材の育成を狙うなら上位レベルの専門的なカリキュラムの有無が判断材料になります。

狙いとサービスの得意領域がずれると、受講しても現場で使える状態になりにくくなります。

「触っているが使えない」社員を定着まで導けるか

生成AIは、動画を視聴しただけでは業務での再現につながりにくいツールです。自社の業務に近い演習や実務課題を通じて手を動かせるか、職種別に内容をカスタマイズできるか、質問対応や研修後のフォローといった伴走支援があるかが見極めのポイントです。特に「使ってはいるが成果につながらない」状態を解消したいなら、視聴型の講座だけでなく、実践と定着を促す仕組みがあるサービスを選ぶと効果が出やすくなります。

最新の生成AIツールに追随して教材が更新されるか

生成AIは進化が速く、対応するツールや機能が短期間で変わります。教材が古いままだと、実際の業務で使うツールと内容が食い違い、学んだ知識がすぐに陳腐化します。ChatGPTだけでなく、自社で導入予定のCopilotやGeminiなどに対応しているか、教材が定期的に更新されているかを確かめましょう。更新頻度や対応ツールが明示されているサービスほど、最新の実務に沿った学習を続けやすくなります。

情報漏えい・著作権など安全な使い方まで学べるか

生成AIの業務利用には、機密情報や個人情報の入力による情報漏えい、生成物による著作権侵害といった固有のリスクがあります。使い方だけでなく、こうしたリスクと安全な運用まで学べる研修かどうかは、重要な選定基準です。政府のAI事業者ガイドラインでも、従業員が業務で機密情報を生成AIに入力してしまうリスクが具体的に指摘されています。

機密情報の流出 AI の利用においては、個人情報、自社のナレッジや知的財産等の機密情報がプロンプトとして入力され、そのAI からの出力等を通じて流出してしまうリスクがある。例えば、AI サービスの利用上、従業員が業務利用のため、機密情報に該当するソースコードを、業務外利用者向けの対話型生成AI に入力してしまう事例が明らかになっている。

出典:AI事業者ガイドライン(第1.2版)別添|総務省・経済産業省

個人情報保護委員会も、生成AIに個人情報を入力する際は個人情報保護法に違反する可能性があると注意喚起しています。また著作権については、文化審議会の整理で、生成AIで生成・利用した内容によっては利用者が著作権侵害の責任主体になり得るとされています。これらのリスクを踏まえた安全な使い方まで教えられるサービスかどうかも、選定基準に含めておくと安心です。

出典・参考資料(2件)

情報漏えいや著作権に限らず、ハラスメントや情報セキュリティなどコンプライアンス全般の研修も社内で整えたい場合は、以下の記事で専門のeラーニングを教材テーマや料金から比較できます。

法人での受講管理・進捗管理の機能はあるか

全社や部門単位で研修を展開する場合、誰がどこまで学習したかを把握できる仕組みが欠かせません。受講者の割り当て、進捗の可視化、修了状況のレポート出力といった受講管理の機能があるかを確かめましょう。総合型のサービスは学習管理システム(LMS)を備えていることが多く、生成AI特化型でも法人向けに受講管理を提供するサービスがあります。

運用の手間を左右する観点なので、導入前に管理画面の機能を確かめておくと安心です。

料金体系が育成規模に見合っているか

料金は、1人あたりの月額や、研修一式の定額など、サービスによって体系が異なります。全社員に広く受講させるなら1人あたりの単価と受け放題の有無を、特定部門に手厚い研修を実施するならカリキュラム一式の費用が判断の軸になります。生成AI特化型は個別見積もりのサービスも多いため、対象人数と育成の狙いを整理したうえで問い合わせると比較しやすくなります。

次章で紹介する助成金を使えば、費用を抑えられる場合もあります。

自社がどのタイプに適しているか判断が難しい場合は、冒頭でも触れた選定診断ツールをご活用ください。育成方針を入力すると、最適なタイプの候補が分かります。

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【比較表】生成AI向けeラーニング比較

ここからは、自社の育成方針や要件に合わせた比較・選定ができるよう、主要な生成AI向けeラーニング・研修サービスを、対応ツール・対象レベル・料金・提供形態・実践性・管理機能といった観点で一覧にまとめます。

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サービス名Udemy Businessグロービス学び放題AirCourseSchooビジネスプランサイバックスUniv.AVILENキカガクAidemy BusinessスキルアップAIDMM 生成AI CAMPネットラーニングUMU
対象レベル全社リテラシー〜実務活用全社リテラシー〜リーダー層全社リテラシー〜実務活用全社リテラシー〜実務活用全社リテラシー〜実務活用全社リテラシー〜実装人材全社リテラシー〜実装人材全社リテラシー〜実装人材全社リテラシー〜実装人材全社リテラシー〜実装人材全社リテラシー〜実務活用全社リテラシー〜職種別実務活用
対応する主な生成AIツールChatGPT・Dify ほか特定ツールに依存しない
(生成AI全般)
ChatGPT ほか(生成AI全般)ChatGPT・Claude・Gemini・Grok・CopilotChatGPT(MyGPTs)ChatGPT・Copilot・Gemini・Claude ほかChatGPT・Copilot・Gemini生成AI全般
(ツール明示なし)
ChatGPT・Microsoft Copilot・Azure OpenAI ほかChatGPT・Claude・Gemini・Copilot ほか多数ChatGPT・Microsoft 365 Copilot特定ツールに依存しない
(プロンプト全般)
提供形態eラーニング(オンデマンド動画)
+ライブ研修(別建て)
eラーニング(オンデマンド動画)eラーニング(オンデマンド動画・受け放題)eラーニング(生放送+録画)eラーニング+Webセミナーeラーニング・集合研修・伴走eラーニング・集合研修・PBLeラーニング(完全オンライン)eラーニング+伴走(生成AI道場)eラーニング・ライブ研修・伴走eラーニング+カスタマイズ研修eラーニング+ワークショップ
実践演習・伴走支援主に自己学習(ライブ研修は別建て)動画中心(AI対話支援あり)動画中心の自己学習生放送で質問可・伴走支援なし動画による自己学習実践ワーク+研修間の伴走支援実データPBL・カスタマイズ研修オンライン学習中心(実践研修は別サービス)業務活用ワーク+伴走(生成AI道場)ライブワークショップ+専任担当者の伴走eラーニング中心(実践講座あり)プロンプト演習+AI即時フィードバック
料金年間38,000円/ID〜(税込41,800円・チームプラン)税込11,550円/ID〜(6か月・学び放題、初期費用0円)初期費用0円+月額300円/ID〜(税抜・ベーシック年間契約)初期費用110,000円+月額1,650円/ID(税抜・20ID〜)入会金50,000円/ID+月額45,000円〜(税抜・会費制、月額は1〜50名の総額)/従量制あり生成AIリテラシー研修 22,000円/人〜(税込)、上位・集合形式は見積もり要問い合わせ(個社見積もり)要問い合わせ(Liteプランは1名18,000円〜・税抜)要問い合わせ(法人向けは個別見積もり)要問い合わせ(20名〜・規模別2プラン)1コース5,000円〜8,500円/名(税別)要問い合わせ(生成AI講座の価格は非公開)
詳細情報サービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見る公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト

※「実践演習・伴走支援」欄は、●=実践ワークや伴走支援あり/△=動画・自己学習が中心、を表します。本表は2026年8月時点の各社公式サイト等の公開情報を基に作成しています。料金は税区分・契約条件により異なり、対応ツール・提供形態・対象レベルは変更される場合があります。最新かつ正確な内容は各サービスの公式情報・資料でご確認ください。

主要な生成AI向けeラーニング/研修サービス

ここからは、主要なサービスを2つのタイプに分けて個別に紹介します。対応する生成AIツールやカリキュラムのレベル、提供形態、実績を確認し、自社の育成方針に合うものを見極める材料としてください。

幅広い講座の中で生成AIも学べる総合eラーニング型

まずは、多様なテーマの講座の一部として生成AIを学べる総合型のサービスです。全社員の自己啓発やリスキリングと併せて、生成AIのリテラシーを底上げしたい企業に向いています。

1. Udemy Business(Udemy, Inc./株式会社ベネッセコーポレーション)

Udemy Businessのウェブサイト

世界中で提供されている動画学習プラットフォームUdemyの法人向けサービスで、日本国内では株式会社ベネッセコーポレーションが提供しています。AI・機械学習からデータサイエンス、開発、マーケティングまで幅広いテーマの講座を定額で受講でき、生成AI関連の講座もその一部として含まれます。

公式サイトでは、生成AIの業務効率化を学ぶ入門者向けコースや、生成AIエンジニア向けのDify活用コース、管理職向けのChatGPT実践活用術など、職種やレベルの異なる講座が例示されています。生成AIのコースリストやロードマップ、推奨ラーニングパスといった学習設計のための資料も別途整備されています。

学習はオンデマンド動画による自己学習が基本で、Zoomを使ったライブ形式の「生成AI活用研修」も用意されています。料金は5〜20名向けのチームプランが1IDあたり年間38,000円(税込41,800円)です。受講対象の講座数はプランで異なり、チームプランは約16,000講座、21名以上のエンタープライズプランは30,000以上の講座(料金は見積もり)となります。

2. グロービス学び放題(法人向け)(株式会社グロービス)

グロービス学び放題のウェブサイト

経営大学院を運営する株式会社グロービスが提供する、定額制のビジネスeラーニングです。経営やマーケティングなど16カテゴリの動画講座を受け放題で学べ、生成AI・AI関連の講座は「AI・テクノベート」カテゴリに集約されています。

AI人材の育成をテーマにした特設ページでは、全ビジネスパーソン向けの「AI WORK SHIFT」とリーダー向けの「AI BUSINESS SHIFT」の2系統でコースを整理しています。「生成AI ~新たな価値を生成するAIとの向き合い方~」(初級・約12分)や「生成AIをあなたのビジネスに活用するには?」(中級・約36分)など、レベル別の個別講座も用意されています。

2025年11月からは、動画視聴中の疑問を対話で解消できるパーソナルAIパートナー「学びエージェント」の提供も始まっています。料金は初期費用0円で、学び放題プランは6か月契約で1IDあたり税込11,550円からです。契約は最低10ID単位となっています。

3. AirCourse(KIYOラーニング株式会社)

AirCourseのウェブサイト

東証グロース市場に上場するKIYOラーニング株式会社が運営する、動画研修が受け放題のクラウド型LMSです。標準のコンテンツライブラリと自社オリジナルのコース作成機能を組み合わせて利用でき、生成AI関連の講座もこのライブラリの一部として提供されています。

生成AI関連では、AIの基礎知識を学ぶ「生成AIリテラシー講座」(全5コース)と、基本操作やプロンプト設計を扱う「生成AIプロンプト講座」(全10コース)が用意されています。リテラシー講座は「生成AIパスポート」試験のシラバスに準拠すると案内されており、資格取得を見据えた学習にも使えます。

これらの講座は動画研修受け放題プランの範囲で受講できます。初期費用は0円、料金は年間契約の場合ベーシックプランで1ライセンスあたり月額300円から(税抜)で、契約規模に応じた段階割引があります。また、生成AIを業務で使うためのツール型サービス「AirCourse AIナレッジ」は、これとは別契約で提供されています。

4. Schooビジネスプラン(株式会社Schoo)

Schooビジネスプランのウェブサイト

株式会社Schooが提供する、録画授業と生放送授業を組み合わせたオンライン研修サービスです。全20カテゴリ・9,000本超の授業を定額で受講でき、生成AI関連もこのライブラリの中でテーマ別パッケージとして用意されています。

「生成AI研修パッケージ」は全6講座・合計5時間58分の構成で、ChatGPT・Claude・Gemini・Grokの比較や、著作権・情報漏えいといったリスク管理までを扱います。より入門的な「ChatGPTの業務活用研修パッケージ」(全4講座・合計1時間9分)もあり、初めて生成AIを業務で使う社員向けに設計されています。

生放送授業ではチャットで講師に質問でき、録画は後から視聴できます。料金は初期費用110,000円(税抜)、1IDあたり月額1,650円(税抜)です。契約は最低20ID以上で、追加は10ID単位となります。

5. サイバックスUniv.(リスクモンスター株式会社)

サイバックスUniv.のウェブサイト

与信管理や反社チェックを主力とするリスクモンスター株式会社が運営する、会員制の社員研修サービスです。eラーニングとWebセミナーを合わせた約5,000コースを、定額の会費制または1コース単位の従量制で利用できます。

生成AI関連では、ChatGPTの操作やプロンプトエンジニアリング、MyGPTsの活用を学ぶ「生成AI実践2025」(標準1時間)が提供されています。安全な利用を学ぶ「コンプライアンス研修 ~AI・SNS活用におけるリスクマネジメント~」(標準1時間)との同時受講が推奨されており、活用スキルとリスク管理をセットで学べる構成です。

会費制は入会金50,000円(税抜・1IDあたり)と、利用人数に応じた月額(1〜50名で45,000円、税抜)で約5,000コースが受け放題になります。特定のコースだけを受講したい場合は、年会費12,000円(税抜)にeラーニング1コース1,000円からを加える従量制も選べます。

生成AIに特化した専門研修型

続いて、生成AIの業務活用や実装に的を絞った専門型のサービスです。自己学習で体系的に学べるものから、集合研修・伴走支援で定着まで踏み込むものまであり、実務での再現や実装人材の育成を狙う企業に向いています。

6. AVILEN 生成AI研修サービス(株式会社AVILEN)

AVILEN 生成AI研修サービスのウェブサイト

全社員向けのリテラシーから、企画・提供者、実装者・開発者向けまで、対象者を4段階のレベルに分けて研修をそろえているのが、株式会社AVILENの生成AI研修サービスです。初級のリテラシー研修から上級の実装・構築研修まで、職種や習熟度に応じてeラーニングと集合形式を選べます。

eラーニングの料金は、全社員向けの生成AIリテラシー研修が1名22,000円(税込)、中上級者向けの生成AI業務プロセス適用研修が1名66,000円(税込)からと公開されています。中上級以上の講座や集合形式は、規模やカスタマイズ内容に応じた個別見積もりです。

対応ツールはChatGPTやCopilot for Microsoft 365などで、研修と研修の間に実際の業務で使い、その結果を発表する伴走型の設計を採ります。キリンホールディングスではグループ各社約600名を対象に生成AI活用研修を実施しています(2025年2月発表)。

7. キカガク 法人向けDX・AI人材育成研修(株式会社キカガク)

キカガク 法人向けDX・AI人材育成研修のウェブサイト

DX・AI人材育成研修を手がける株式会社キカガクは、生成AIについても単一のパッケージではなく、目的別の複数コースを組み合わせて提供しています。リテラシー帯の「生成AI入門コース」から、ビジネス分析や企画・リサーチといった業務特化の実践コースまでをそろえています。

経営層・DX推進担当者向けには「Gemini Enterprise 入門コース」を用意し、ChatGPTやGeminiを扱います。提供形態はeラーニングと集合研修に加え、実データを使うPBL(実課題型研修)を組み合わせられます。

パナソニックの一事業部では、約450名を対象に全10回のカスタマイズ生成AI活用研修を実施した実績があります。法人向けの料金は公開されておらず、企業戦略のヒアリングを起点にした個別見積もりのため、問い合わせが必要です。

8. Aidemy Business(株式会社アイデミー)

Aidemy Businessのウェブサイト

完全オンラインで学べるAI/DX人材育成のeラーニングが、株式会社アイデミーの「Aidemy Business」です。250種以上のコースを目的・職種・難易度別に用意し、生成AI関連の講座は3か月に1回以上更新されます。

経済産業省の「デジタルスキル標準」に準拠したコース設計で、Word・Excelの基礎が分かる初学者から、Pythonを扱う実務者まで対応します。契約期間は1年・2年・3年から選べ、一部コースは買い切りにも対応します。

厚生労働省の人材開発支援助成金の申請にも対応します。料金は2025年8月に体系を刷新して以降は非公開で要問い合わせですが、中小・中堅企業向けのLiteプラン(β版)は1名あたり18,000円(税抜)・最小5名からと案内されています。

9. スキルアップAI 法人向け生成AI研修(株式会社Beyont)

スキルアップAI 法人向け生成AI研修のウェブサイト

生成AIの講座を、リテラシー入門から職種特化、Microsoft系ツール特化、実装、伴走実践まで段階的にそろえているのが、スキルアップAIの法人向け生成AI研修です(運営は株式会社Beyont、2026年7月にスキルアップNeXtから商号変更)。対象者のレベルや職種に応じて、複数の講座を組み合わせられます。

代表講座の「ビジネスパーソンのための対話型生成AI講座」はeラーニング形式で、標準学習時間は約3時間、視聴期間は共有日から1年間です。プロンプトエンジニアリングの基礎から業務活用ワークまでを扱います。

Microsoft CopilotやAzure OpenAI Serviceを使う講座に加え、3〜4か月かけて実データのPoC(概念実証)に取り組む伴走型の「生成AI道場」も用意します。導入企業のキリンホールディングスでは、Copilot研修の後にCopilotの利用率が35.3%から67.8%に伸びたと公表されています。法人向けの料金は公式サイトに掲載がなく、要問い合わせです。

10. DMM 生成AI CAMP 学び放題【法人向け】(株式会社インフラトップ)

DMM 生成AI CAMP 学び放題のウェブサイト

約1,000レッスンの生成AI特化eラーニングを、20名から法人単位で導入できるサブスクリプション型のサービスです。DMM.comグループの株式会社インフラトップが運営しています。

コースはマーケティング・営業・人事といったビジネス職向けから、生成AIエンジニアやデザイン、動画クリエイター向けまで職種別に分かれます。ChatGPT・Claude・Gemini・Copilotなど複数ツールに対応したコースをそろえています。

毎日開催の60分ライブワークショップや専任担当者の伴走支援を組み合わせ、CSVでのアカウント一括管理や受講進捗ダッシュボードなど研修担当者向けの管理機能を備えます。人材開発支援助成金の対象で、受講料の最大75%が補助対象になり得ると案内しています。料金は規模・目的に応じた2プランで、いずれも非公開のため要問い合わせです。

11. ネットラーニング AI人材育成研修(株式会社ネットラーニング)

ネットラーニング AI人材育成研修のウェブサイト

生成AI活用に絞った研修・講座群を、eラーニング大手の株式会社ネットラーニングが提供しています。1コースあたり5,000円〜8,500円(税別)の単価で、社員のレベルに応じて必要な講座を個別に購入できます。

「安全にはじめる生成AIリテラシー」などの全社員向け基礎講座、Microsoft 365 CopilotやChatGPT-5を扱う実践講座、ChatGPTとPythonを連携させる専門講座まで、5つの生成AI講座をそろえています。標準学習時間は1講座あたり0.3〜3.5時間です。

個別購入のほか、中堅・中小企業向けの定額制「LearningSpace」や、課題に合わせて設計するカスタマイズ研修も選べます。生成AIパスポートの取得支援や、人材開発支援助成金の活用案内も用意しています。

12. UMU(ユーム)(ユームテクノロジージャパン株式会社)

UMU(ユーム)のウェブサイト

企業向けの学習プラットフォーム「UMU」を提供するユームテクノロジージャパン株式会社は、生成AIそのものを学ぶコンテンツとして、AIリテラシー学習プログラム「UMU AILIT」と職種別の「UMU AI人材育成シリーズ」を展開しています。

AILITはAIの仕組みやプロンプト設計を体系的に学ぶeラーニングと、ハンズオンワークショップを組み合わせた構成です。AI人材育成シリーズは、営業や人事などの職種別に、学習者が入力したプロンプトへAIが即時にフィードバックを返す演習形式を採ります。

受講管理や進捗確認は、同社の学習プラットフォームの管理機能をそのまま利用できます。日本総合研究所や楽天モバイルなど、企業名を明示した導入実績があります。両プログラムとも料金は公開されておらず、要問い合わせです。

生成AI研修に使える助成金

生成AIの研修にかかる費用は、国の助成金で一部を抑えられる場合があります。代表的なのが、厚生労働省の人材開発支援助成金です。この制度は、事業主が雇用する労働者に、職務に関連した知識・技能を習得させるための職業訓練を計画に沿って実施した場合に、訓練経費などの一部を助成します。

生成AIという特定のテーマを対象にした制度ではありませんが、職務に関連する生成AIの研修であれば、要件を満たすことで対象になり得ます。

eラーニングで受講する場合も助成の対象です。人材開発支援助成金では、令和4年度からすべての訓練コースでオンライン研修が対象に加えられています。

令和4年度より「人への投資促進コース」のほか、人材開発支援助成金のすべての訓練コースにおいて、オンライン研修(eラーニング)と通信制による訓練も対象としています。

出典:人材開発支援助成金(人への投資促進コース)のご案内(詳細版)令和8年度版|厚生労働省

受け放題の総合eラーニングで生成AIを学ぶ場合は、複数の講座を同額で受けられる「定額制訓練」として、人への投資促進コースの対象になり得ます。DX・デジタル人材の育成は、高度デジタル人材訓練や事業展開等リスキリング支援コースで明示的に対象とされています。ただし、eラーニングと通信制による訓練は経費助成のみで、賃金助成の対象外である点には注意が必要です。

助成の対象になるかどうかや助成率は、訓練内容や要件、申請手続きによって変わります。実際に活用する際は、管轄の労働局やサービス提供会社に確認したうえで、計画届の提出など所定の手続きを進めてください。

出典・参考資料(2件)

まとめ

生成AI向けのeラーニング・研修は、幅広い講座の一部として学べる総合型と、生成AIに特化した実践型に大きく分かれます。全社員のリテラシー底上げを広く進めたいなら総合型、実務での定着や実装人材の育成まで踏み込みたいなら特化型が、それぞれ選択肢になります。

選定にあたっては、対象レベルの適合に加え、実践性や最新ツールへの追随、情報漏えい・著作権など安全な使い方の教育、受講管理の機能、料金体系を確認することが大切です。人材開発支援助成金を使えば、研修コストを抑えられる場合もあります。各サービスの資料を取り寄せ、自社の育成方針に合うものを見極めてください。

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よくある質問(FAQ)

Q. 生成AI向けeラーニングとは何ですか?

生成AI向けeラーニングとは、ChatGPTやCopilotなどの生成AIを業務で活用するための知識やスキルを、オンラインの動画・演習で学べる法人向けの研修サービスです。全社員のAIリテラシー底上げから、部門での実務活用、社内に生成AIを組み込む実装人材の育成まで、企業の育成方針に応じたカリキュラムがそろっています。

個人が趣味で学ぶ単発講座と異なり、受講管理やカリキュラム設計を伴い、社内研修としてそのまま導入できる点が特徴です。

Q. 生成AI向けeラーニングと集合型の生成AI研修は何が違いますか?

生成AI向けeラーニングと集合研修の違いは、eラーニングが動画中心で各自の都合に合わせて学べる一方、集合研修は講師のもとで演習や質疑を通じて実務での再現まで踏み込みやすい点にあります。eラーニングは受講のタイミングや場所を選ばず、全社への一斉展開やリテラシーの底上げに向いています。

集合研修は職種別のカスタマイズや伴走支援と組み合わせやすく、定着まで導きやすい反面、費用や日程調整の負担は大きくなります。両者は二者択一ではなく、生成AIに特化した実践型のサービスでは、eラーニングで基礎を学び集合研修で実務に落とし込む組み合わせも選べます。

Q. 生成AI向けeラーニングは総合型と特化型のどちらを選べばよいですか?

生成AI向けeラーニングは、全社員のリテラシー底上げを広く進めたいなら総合eラーニング型、実務での定着や実装人材の育成まで踏み込みたいなら生成AIに特化した専門研修型が向いています。総合型は幅広いビジネス・DX講座の一部として生成AIを学べ、自己啓発やリスキリングと併せて一括導入しやすいタイプです。

特化型は生成AIの業務活用や実装に的を絞り、レベル別・職種別のカリキュラムや集合研修・伴走支援で定着まで踏み込みます。まず自社が優先する育成の狙いを定め、そのレベルを主対象にしたカリキュラムがあるかで見極めると、候補を絞り込みやすくなります。

Q. 「触っているが使えない」社員を定着させるには、どんな生成AI研修がよいですか?

生成AIを「触ってはいるが使えない」社員の定着には、動画視聴だけで終わらず、自社の業務に近い演習や実務課題で手を動かし、質問対応や研修後のフォローといった伴走支援がある研修が効果的です。生成AIは動画を視聴しただけでは業務での再現につながりにくいため、職種別に内容をカスタマイズできるか、研修と研修の間に実際の業務で使って結果を振り返る設計があるかを見極めましょう。

視聴型の講座だけでなく、実践と定着を促す仕組みを備えたサービスを選ぶと、成果につながりやすくなります。

Q. 生成AI研修では情報漏えいや著作権のリスクにどう備えればよいですか?

情報漏えいや著作権のリスクには、生成AIの使い方だけでなく、安全な運用やリスクへの対処まで学べる研修を選ぶことで備えられます。政府のAI事業者ガイドラインでは、従業員が業務で機密情報を生成AIに入力してしまうリスクが具体的に指摘されており、個人情報保護委員会も個人情報の入力が個人情報保護法に違反する可能性があると注意喚起しています。

著作権についても、文化審議会の整理で、生成・利用した内容によっては利用者が著作権侵害の責任主体になり得るとされています。こうしたリスクと安全な使い方をセットで教えられるサービスかどうかを、選定基準に含めることが大切です。

Q. 生成AI向けeラーニングに助成金は使えますか?

生成AI向けeラーニングは、職務に関連する研修であれば、厚生労働省の人材開発支援助成金の要件を満たすことで対象になり得ます。同制度は生成AIという特定テーマを対象にしたものではありませんが、令和4年度からすべての訓練コースでオンライン研修(eラーニング)が対象に加えられており、受け放題の総合eラーニングは「定額制訓練」として対象になり得ます。

ただし、eラーニングと通信制による訓練は経費助成のみで賃金助成の対象外です。助成の可否や助成率は訓練内容や要件によって変わるため、実際に活用する際は管轄の労働局やサービス提供会社に確認し、計画届の提出など所定の手続きを進めてください。

Q. 生成AI向けeラーニングの料金相場はどのくらいですか?

生成AI向けeラーニングの料金は、総合型は1人あたり月数百円〜数千円台の定額制が中心で、生成AI特化型は1名2万円前後からや、規模・内容に応じた個別見積もりが多い傾向です。総合eラーニング型は、受け放題プランを1IDあたりの月額や年額で提供するものが多く、全社員に広く受講させる用途に向きます。

生成AI特化・実践型は、リテラシー研修を1名単位で公開するサービスもあれば、集合研修や伴走支援を含むプランを非公開の個別見積もりとするサービスも少なくありません。全社に広く展開するなら1人あたりの単価と受け放題の有無を、特定部門に手厚く実施するならカリキュラム一式の費用を軸に、対象人数と育成の狙いを整理したうえで比較・問い合わせると判断しやすくなります。

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監修者

マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト

松嶋真倫

都市銀行にて金融実務を経験後、暗号資産関連スタートアップの創業期に参画し、市場分析・業界調査に従事。2018年にマネックスグループ入社。以降、ビットコインをはじめとするデジタルアセットからマクロ経済環境まで、金融市場を横断した調査・分析および情報発信を担う。FinTech・次世代金融領域のリサーチ統括、各種レポートや書籍の執筆、日本経済新聞など国内主要メディアへのコメント・寄稿、イベント登壇などを行う。2021年3月より現職。
記事内でご紹介している製品・サービスは監修者が選定したものではなく、編集部が独自に選定したものです。
監修の範囲は記事の一般的な解説部分であり、比較表および各製品・サービスの紹介内容は監修の対象外です。

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