社員研修のためにeラーニングを入れたいものの、教材を自社でゼロから作る時間もノウハウもない。そう感じて「パッケージ型eラーニング」を調べ始めた研修担当者は少なくありません。パッケージ型は、コンプライアンスや新入社員研修といった定番テーマの教材が最初から入った、いわば「教材同梱」のeラーニングです。
一方で、いざ比較しようとすると「コース設計済」「定額制で見放題」といった言葉が並び、自社にはどちらのタイプが向くのか、料金やコンテンツ量をどう見比べればよいのかで迷いがちです。提供形態を取り違えると、せっかく導入しても現場で使われないまま終わってしまいます。
本記事では、既製の教材パッケージを提供するeラーニング18サービスを、「コース設計済タイプ」と「定額制・見放題タイプ」の2つの提供形態別に比較・解説します。独自教材を作るプラットフォーム型との違い、各タイプが向いている企業、コンテンツ量・料金・受講管理機能の比較まで整理しました。自社の研修目的・規模・予算に合う候補を数本に絞り込むための材料としてご活用ください。
また、自社の条件に合うサービスを最短で見つけられるよう、「30秒で終わる選定診断ツール」をご用意しました。4つの質問に答えると、自社に合うタイプと候補サービスが表示されます。タイプ選びに迷う方はぜひご活用ください。
目次
パッケージ型eラーニングとは?独自教材(プラットフォーム型)との違い
まずは、パッケージ型eラーニングがどのような仕組みで、他の形態と何が違うのかを整理します。ここを押さえておくと、自社が求めているのがどの型かがはっきりします。
パッケージ型eラーニングとは、あらかじめ制作された教材(コース)が最初から搭載されているeラーニングサービスを指します。コンプライアンス、情報セキュリティ、新入社員研修、ビジネススキルといった多くの企業に共通する研修テーマの教材が用意されており、契約すればすぐに受講を始められるのが特徴です。教材制作の専門知識がなくても、質の整った研修を短期間で立ち上げられます。
これに対してよく比較されるのが「プラットフォーム型(独自教材型)」です。プラットフォーム型は、教材を配信・管理する仕組み(LMS=学習管理システム)だけを提供し、載せる教材は自社で作成する前提の形態を指します。自社独自の業務手順や商品知識をそのまま教材化できる自由度がある反面、教材づくりに時間と制作リソースがかかります。
両者は対立するものではなく、多くのサービスは「既製パッケージ教材」と「自社教材の追加」の両方に対応します。判断の軸になるのは、研修の中心を既製の汎用教材で回したいのか、自社固有の内容を教えたいのかという点です。汎用的なコンプライアンスや階層別研修を効率よく回したい企業ほど、パッケージ型の恩恵が大きくなります。

また、パッケージ型に絞らずeラーニング・LMS全般を見比べて選び方から確認したい場合は、以下の記事で主要サービスの比較や学習管理システム(LMS)の選び方、導入費用に使える人材開発支援助成金の活用まで解説しています。自社に合うのがパッケージ型かどうかを含めて検討したい方はあわせてご覧ください。
パッケージ型eラーニングの2つのタイプと向いている企業
ここからは、パッケージ型eラーニングを提供形態で2つのタイプに分けて解説します。分け方の軸は「決められたカリキュラムに沿って学ばせたいか、幅広い教材から自由に選ばせたいか」という使い方です。
実際には両方の使い方に対応するサービスも多く、その場合は主な使われ方でどちらかに寄せています。どちらが自社の研修の中心に近いかを、この段階で見極めておきましょう。
| タイプ | 特徴 | 向いている企業 | 該当する主なサービス |
|---|---|---|---|
| コース設計済 | テーマ・階層ごとに受講順序まで設計済み | 体系立った研修を早く整えたい | サイバックスUniv.・Smart Boarding・ネットラーニング ほか |
| 定額制・見放題 | 幅広い教材を定額で自由に選べる | 自律的な学び・幅広いテーマをカバーしたい | Udemy Business・グロービス学び放題・AirCourse ほか |
コース設計済タイプ(カリキュラムが組まれた研修パッケージ)
コース設計済タイプは、テーマや階層ごとに受講する順序までカリキュラムが組まれた研修パッケージを導入する形態です。「新入社員向け」「管理職向け」といった単位で、学ぶ内容と順番があらかじめ設計されているため、研修設計の経験がなくてもそのまま研修として運用できます。
向いているのは、研修プログラムを一から設計する余力がなく、体系立った研修を早く整えたい企業です。階層別研修や職種別研修を毎年安定して回したい場合や、人事担当が少人数で研修設計まで手が回らない場合に効果を発揮します。決められた道筋を受講させたい研修ほど相性がよいタイプです。
定額制や会員制で提供されるサービスでも、あらかじめ研修体系が組まれている場合は、このタイプに含めています。課金の形ではなく、決められた道筋で学ばせる設計があるかどうかが見分ける目安です。
定額制・見放題タイプ(豊富な教材から自由に選ぶ)
定額制・見放題タイプは、幅広いテーマの教材が定額料金で見放題になり、受講者や管理者が必要な教材を自由に選んで学べる形態です。数百から数万に及ぶコースの中から、興味や目標に合わせて受講でき、複数の教材を組み合わせて自社独自の研修プランを作ることもできます。
このタイプが向いているのは、社員一人ひとりの自律的な学びを促したい企業や、幅広い分野をカバーしたい企業です。DXリスキリングやビジネス教養など学習ニーズが多様な組織、あるいは全社員に「学びの選択肢」を広く用意したい組織に適しています。受講者数が増えるほど、教材1本あたりのコストを抑えやすい点も利点です。
決まった順序ではなく、受講者が必要な教材を選んで学ぶ使い方が中心のサービスです。全社員に幅広い学びの機会を用意したい場合や、部署ごとに学ぶテーマが分かれる場合に選ばれています。
タイプの見当がついたら、次の診断で自社に合うサービスをさらに絞り込めます。研修の目的や規模、希望する提供形態などの質問に答えると、条件に近い候補が表示されます。
パッケージ型eラーニングを導入するメリット
パッケージ型を選ぶことで得られる主な利点を整理します。独自教材型と迷っている場合の判断材料にもなります。
教材制作の手間とコストを大きく削減できます。自社で講師を手配し、資料や動画を作り込む必要がなく、契約したその日から質の整った教材を使えます。研修のたびに発生していた準備工数を、企画や受講促進といった本来注力すべき業務に振り向けられます。
専門知識がなくても高品質な研修を実施できる点も見逃せません。法改正が絡むコンプライアンスやハラスメント、情報セキュリティなどは、内容の正確さと更新が求められる領域です。専門家が監修した既製教材を使えば、社内に専門人材がいなくても最新の内容を届けられます。
加えて、管理者の運用負担が軽くなります。受講案内・進捗管理・修了判定といった作業をシステムに任せられるため、集合研修のような日程調整や会場手配から解放されます。拠点が分散した企業でも、全社員に同じ研修を一斉に届けやすくなります。
パッケージ型eラーニング導入の注意点(デメリット)
メリットの一方で、導入前に押さえておきたい弱点もあります。あらかじめ理解しておくと、導入後の「思っていたのと違う」を避けられます。
第一に、自社固有のニーズには対応しきれない場合があります。既製教材は汎用的な内容が中心のため、自社独自の商品知識や業務手順までは扱えません。こうした内容が研修の中心になる場合は、自社教材を追加できるサービスを選ぶか、独自教材の作成に対応した形態と組み合わせる必要があります。
第二に、カスタマイズの自由度には制限があります。コースの構成や表現を自社向けに細かく変更したい場合、パッケージ型では対応できないことがあります。ブランドや社内用語に合わせた作り込みが重要なら、どこまで編集できるかを事前に確認しておきましょう。
第三に、導入しただけでは学習が定着しないという課題があります。教材が豊富でも、受講が本人任せになると視聴率は伸びません。受講の必須化や進捗の可視化、上長からの声かけといった運用の工夫が、成果を左右します。この観点は後述の「選び方」でも改めて取り上げます。
パッケージ型eラーニングが活用しやすい研修テーマ
ここでは、パッケージ型が特に力を発揮しやすい研修テーマを紹介します。自社でどの研修に使えそうかをイメージすると、必要な教材ジャンルが見えてきます。
コンプライアンス・情報セキュリティ・ハラスメント研修は、パッケージ型と最も相性のよいテーマです。多くの企業に共通し、法改正や社会情勢に合わせた更新が欠かせないため、専門家が監修した既製教材を使うほうが、正確さと手間の両面で有利になります。
新入社員研修や内定者教育も定番です。ビジネスマナー、報連相、文書作成といった基礎は毎年同じ内容を届ければよいため、コース設計済のパッケージがそのまま使えます。入社前後の学習を早めに始めたい場合にも役立ちます。
さらに、階層別研修やビジネススキルの底上げにも向いています。管理職向けのマネジメント、若手向けのロジカルシンキングなど、役割ごとに必要なスキルを幅広く用意できます。定額制・見放題タイプなら、社員が自分の課題に合わせて学べる環境も整えられます。
パッケージ型eラーニングの選び方
自社に合う型が見えてきたら、次は具体的なサービスを絞り込む観点を整理します。ここでは、比較表や診断ツールとあわせて見るべき6つのポイントを解説します。
受講・進捗の管理機能は十分か
教材の豊富さと同じくらい重要なのが、誰が・どこまで受講したかを把握できる管理機能です。受講状況の一覧表示、未受講者への自動リマインド、テストの採点集計、修了証の発行などがそろっていると、研修担当の運用負担が大きく変わります。対象者が数百人を超える場合は、部署・階層別に進捗を絞り込める機能があるかも確認しましょう。
自社教材やSCORM教材を追加できるか
既製教材だけでなく、自社で用意した教材も同じシステムで配信したい場合は、教材の追加可否を確認しましょう。動画やスライドをアップロードできるか、他社で購入した教材を取り込めるかがポイントです。
その際に鍵となるのが「SCORM(スコーム)」への対応です。SCORMは、eラーニング教材と管理システムの間で受講履歴や成績をやり取りするための国際的な標準規格です。これに対応していれば、規格に沿って作られた外部教材を取り込み、受講管理まで一元化できます。自社教材や他社教材を将来的に組み合わせたい場合は、SCORM対応の有無を確認しておくと安心です。
出典・参考資料(1件)
- 参考資料:SCORM技術者資格制度|デジタルラーニング・コンソーシアム(https://www.elc.or.jp/edtech/scorm/)
配信・受講方法は自社の働き方に合うか
受講者がどこで・どの端末で学ぶかによって、必要な配信環境は変わります。スマートフォンやタブレットで視聴できるか、通勤中や店舗の空き時間に短時間で学べるマイクロラーニングに対応しているかを確認しましょう。現場スタッフや多拠点の従業員が対象なら、モバイル対応とオフライン視聴の可否が受講率に直結します。
コンテンツが自社の研修テーマに合っているか
コース数の多さだけでなく、自社が実施したい研修テーマの教材がそろっているかを見極めましょう。コンプライアンス中心なのか、DXやビジネススキルまで広げたいのかで、選ぶべきサービスは変わります。定額制・見放題タイプはテーマの幅が広い一方、コース設計済タイプは特定領域の体系性で優れることが多いため、自社の研修計画と照らし合わせて確認しましょう。
料金体系が自社の規模に合っているか
パッケージ型の料金は、受講する人数やコース数で決まる従量制と、一定範囲が見放題になる定額制に大きく分かれます。少人数で特定の研修だけ実施したいなら、必要なコースだけを契約できるタイプが割安です。反対に、全社員に幅広く学ばせたいなら、1人あたりの単価が下がる定額見放題タイプが有利になります。最低利用人数や初期費用の有無もあわせて確認し、自社の規模で無理のない料金かを見極めましょう。
導入後の運用・更新サポートは受けられるか
導入後に学習を定着させられるかは、サービス側の支援体制にも左右されます。受講率を高める運用の助言や、法改正に合わせた教材の更新、管理画面の使い方サポートがあるかを確認しましょう。特にコンプライアンス系の教材は、内容が古いままだと研修の意味が薄れます。教材の更新頻度と、担当者を支える伴走サポートの有無は、長く使ううえで効いてきます。
パッケージ型eラーニングの料金・費用相場
ここでは、パッケージ型eラーニングの料金の考え方と、おおよその相場感を整理します。各サービスの具体的な金額は次の比較表で確認できるため、ここでは型ごとの費用構造をつかんでください。
コース設計済タイプは、必要なコースやパッケージ単位、あるいは会員制の月額で費用が決まる形が中心です。本記事で紹介するサービスでは、1コース4,500円(税別)程度から受講できるものや、30ID規模で月額32,400円(税抜)前後、会員制で月額45,000円(税抜)程度からといった水準が見られます。
初期費用は無料の製品もあれば17万円台の製品もあります。導入時の初期コストと年間の運用コストを分けて見積もると、比較しやすくなります。
定額制・見放題タイプは、1IDあたりの月額または年額で、一定範囲のコンテンツが使い放題になる形が一般的です。1人あたりの単価は、受講できるコース数が多いほど割安に感じられます。
本記事で紹介するサービスでは、1IDあたり月額300円台から1,650円程度、年額換算では1万円台から4万円弱までが中心的な水準です。初期費用は無料の製品と、10万円前後かかる製品に分かれます。数千コースを定額で提供する製品もあり、コンテンツの規模によって価格帯には幅があります。
料金を比較する際は、月額・年額といった表示単位、最低利用人数、初期費用の有無をそろえて見ることが大切です。同じ「定額」でも、対象人数や含まれるコース範囲が異なると実質的な負担は変わります。次の比較表では、この観点を列に落とし込んで各サービスを横並びで確認できるようにしています。
【比較表】パッケージ型eラーニングシステムの比較
ここまでの選び方をふまえ、主要18サービスを提供形態タイプ・コンテンツ量・料金・機能で横並びに比較します。気になるサービスは、表の名称から各社の詳しい紹介へ移動できます。
| サービス名 | etudes(エチュード) | CAREERSHIP | サイバックスUniv. | Smart Boarding | KnowledgeC@fe | 全社員向けeラーニングコース(ネットラーニング) | SmartSkill Campus | Udemy Business | グロービス学び放題 | AirCourse | manebi eラーニング | Schooビジネスプラン | Cloud Campus コンテンツパック100 | learningBOX | JMAM eラーニングライブラリ | 動画百貨店(インソース) | LearningWare | BISCUE eラーニング |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 提供形態タイプ | コース設計済 | コース設計済 | コース設計済(定額制) | コース設計済 | コース設計済(定額制) | コース設計済 | コース設計済 | 定額制・見放題 | 定額制・見放題 | 定額制・見放題 | 定額制・見放題 | 定額制・見放題 | 定額制・見放題 | 定額制・見放題 | 定額制・見放題 | 定額制・見放題 | 定額制・見放題 | 定額制・見放題 |
| 主なコンテンツ量・テーマ | ビジネススキル・マネジメント・コンプライアンス・DX等(コース数は非公開) | 300タイトル1,000本以上(まなびプレミアム連携)|DX・コンプライアンス・情報セキュリティ・ハラスメント等 | 約5,000コース(eラーニング+Webセミナー)|階層別・職種別・コンプライアンス等 | 動画400種類以上+ライブ型トレーニング|階層別・コンプライアンス・ハラスメント・営業等 | 定額制eラーニング700コース以上|コンプライアンス・情報セキュリティ・ハラスメント等(12言語対応) | コンプライアンス・ハラスメント・メンタルヘルス等の既製コース(1コース単位で選択) | 標準搭載450本以上|新入社員〜管理職の階層別・ビジネススキル(41言語対応) | 約16,000〜30,000講座(プラン別)|AI・IT・データ・財務会計・語学・マーケ等 | 4,800コース以上(16カテゴリ)|経営・思考・マーケ・リーダーシップ・コンプラ等 | 1,300コース・8,000本以上|コンプライアンス・IT・ビジネススキル等 | 約8,000教材|コンプライアンス・ハラスメント・情報セキュリティ・階層別・職種別等 | 録画9,000本以上+生放送|ビジネス基礎・AI・DX・マネジメント・コンプラ等(全20カテゴリ) | 30カテゴリ・100本以上|コンプライアンス・情報セキュリティ・ハラスメント・ビジネススキル等 | learningBOX ON経由でコンプライアンス・ハラスメント・情報セキュリティ等(弁護士監修の無料教材あり) | コンプライアンスパッケージ5領域25コース/本体ライブラリ530コース|法務・情報セキュリティ・ハラスメント等 | 動画1,000種類以上|コンプライアンス・ハラスメント・階層別・ビジネススキル等(弁護士監修ドラマ型あり) | 既製300講座(1,000レッスン)|コンプライアンス・情報セキュリティ・ハラスメント等(スタンダード以上で受け放題) | 22ジャンル・3,000コース超|会社経営・セキュリティ・法務・語学・IT等(11言語対応) |
| 料金(初期費用/課金単位) | 初期費用:無料 有効ID数に応じた月額課金(具体額は要問い合わせ) | 初期費用:要問い合わせ ユーザー数に応じた変動制(まなびプレミアムは1,000ID時350円/月・人〜) | 初期費用:入会金50,000円(会費制・税抜) 月額45,000円〜(1〜50名)/従量制は年会費12,000円+1コース1,000円〜 | 初期費用:要問い合わせ 30ID時 月額32,400円〜(税抜・年間契約) | 初期費用:176,000円(税込) 本体100IDで月額33,000円〜/for e-Learningは1ID月165円〜(税込) | 初期費用:要問い合わせ 1コース4,500円/名(税別)〜+プラットフォーム利用料(従業員数別の月額) | 初期費用:要問い合わせ 月額・ID単価とも要問い合わせ(大企業向け個別見積もり) | 初期費用:記載なし チームプラン 年額38,000円/ID(税込41,800円)/エンタープライズは要見積もり | 初期費用:無料 学び放題 6カ月11,550円〜/ID(税込・契約期間ごとの総額)/プラス46,200円〜/ID | 初期費用:0円 ベーシック300円/ID・月〜、コンテンツプラス500円/ID・月〜(税抜・年間契約時) | 初期費用:100,000円 LITE 月額19,800円/STANDARD 月額39,800円(各39IDまで定額) | 初期費用:110,000円(税抜) 1,650円/ID・月(税抜) | 初期費用:本体100,000円〜(プラン別) 本体840,000円〜/年+コンテンツパック100は1ID年額999円(税抜) | 初期費用:記載なし(無料プランあり) 有料はスタータープラン年額33,000円〜(税込・100アカウント単位/月払いは月額5,500円) | 初期費用:0円 コンプライアンスパッケージ100名 年396,000円(税込・1名月330円相当)〜 | 初期費用:クラウド版は1年未満契約時のみ110,000円(税込) LMS「Leaf」50ID 月17,875円〜(税込)/動画は買い切り198,000円〜・レンタル990円/名〜 | 初期費用:要問い合わせ ライト月額20,000円〜/スタンダード月額40,000円〜(税抜) | 初期費用:要問い合わせ LS 100コース・100アカウント型 年420,000円(税抜)〜 |
| 最低利用人数 | 1名〜 | 要問い合わせ(1,000名以下は別プランCAREERSHIP GROWTH) | 1名〜 | 30ID〜 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 5名〜(チームプランは5〜20名) | 10ID〜(永年プランは100ID〜) | 1名〜(フリープランあり) | 要問い合わせ(39IDまで定額) | 20ID〜(10ID単位で追加) | 100ID〜(コンテンツパック100) | 10アカウント〜(無料)/有料は100アカウント単位 | 10名〜(コンプラパッケージは100名〜) | 要問い合わせ(Leaf inorderは50ID〜) | 要問い合わせ | 100アカウント〜(LS 100コース・100アカウント型) |
| SCORM・自社教材の追加 | SCORM1.2対応/自社教材の追加可 | 自社教材の作成可(教材制作ツールeStudio)/SCORMは要問い合わせ | 自社教材のeラーニング化に対応(付加サービス)/SCORMは要問い合わせ | 自社オリジナルコース作成可/SCORMは要問い合わせ | 自社教材の作成・変換に対応(オプション)/SCORMは要問い合わせ | 自社教材の内製化ツールあり(ContentsPRO等)/SCORMは要問い合わせ | SCORM対応/自社教材の追加可(PowerPoint等をドラッグ&ドロップ) | 自社教材のアップロード可/SCORMは要問い合わせ | 既製コンテンツ中心(自社教材の追加・SCORMは要問い合わせ) | 自社オリジナルコース作成可/SCORMは要問い合わせ | 自社教材のアップロード可(100GBまで)/SCORMは要問い合わせ | 自社オリジナル研修の作成可(テンプレート200以上)/SCORMは要問い合わせ | 自社教材の制作・配信可/SCORMは要問い合わせ | 自社教材の作成可(教材・テスト作成)/SCORMは要問い合わせ | 既製ライブラリ中心(自社教材の追加・SCORMは要問い合わせ) | 買い切り教材は自社LMSに搭載可/Leafで自社教材配信可 | 自社教材の作成・配信可(PowerPoint教材作成)/SCORMは要問い合わせ | SCORM1.2/2004・xAPI対応(オプション)/自社教材の追加可(無料CMS) |
| 受講管理(進捗・レポート) | ●受講履歴の可視化・テスト・出欠管理 | ●進捗管理・スキル可視化・研修管理 | ●進捗・テスト結果・アンケートをCSV出力/修了証(PDF)発行 | ●進捗・テスト結果の確認・未受講リマインド・修了証発行 | ●受講履歴・履修実績の一元管理・テスト/アンケート | ●進捗・成績管理・修了判定・出欠管理(Multiverse) | ●受講管理・CSV出力・AIレコメンド | ●学習進捗の管理ダッシュボード・分析 | ●受講状況管理・効果測定・アセスメント(詳細は要問い合わせ) | ●進捗管理・レポート・組織階層管理 | ●受講管理・効果測定・AIコースマップ | ●進捗可視化・レポート提出・CSV出力・リマインド | ●進捗管理・テスト・履歴のCSV出力 | ●成績管理・学習進捗管理・メンバー管理 | ●必須/推奨コース設定・CSV出力・修了証自動発行 | ●受講管理・自動催促・テスト/アンケート(Leaf) | ●進捗・成績の一元管理・ダッシュボード・CSV出力 | ●学習管理機能・月次利用状況レポート |
| 無料トライアル | 要問い合わせ | 要問い合わせ | ●1ヶ月無料お試し | ●14日間(全機能) | 要問い合わせ | ●デモ・サンプル受講 | ●無料デモID・個別相談 | ●無料アカウント体験 | ●無料体験あり | ●フリープラン(無期限) | ●無料デモ | ●あり(期間は要問い合わせ) | ●無料トライアルあり | ●フリープラン(10アカウント・無期限) | ●最大30日間 | 要問い合わせ | ●2週間 | ●体験版あり |
| 詳細情報 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 公式サイト | 公式サイト |
※料金・仕様は各社公式情報に基づく(2026年8月時点)。プラン内容や無料トライアルは変更される場合があります。
気になるサービスが絞れてきたら、各社の資料をまとめて取り寄せて詳細を比較できます。
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タイプ別おすすめパッケージ型eラーニング(サービス個別紹介)
ここからは、主要サービスを提供形態タイプ別に紹介します。コンテンツ量やテーマ、料金、管理機能、どんな企業に向くかを具体的に見ていきましょう。
コース設計済タイプのパッケージ型eラーニング
まずは、カリキュラムが組まれた研修パッケージを提供するコース設計済タイプのサービスです。体系立った研修を早く整えたい企業に向いています。
1. etudes(アルー株式会社)

人材育成を専業とするアルー株式会社が提供するクラウド型のLMS(学習管理システム)「etudes(エチュード)」です。ビジネススキル・マネジメント・コンプライアンス・DXなど幅広いテーマの教材を配信でき、アルーが制作した教材と自社で用意した教材を組み合わせて研修を組み立てられます。
動画・テスト・アンケートに加え、集合研修の告知や出欠、提出物の管理まで研修担当者向けの機能を備えます。eラーニング教材の標準規格であるSCORM1.2に対応し、規格に沿って作られた外部教材も取り込めます。
料金は初期費用が無料で、実際に利用するID数に応じた月額課金という体系で、動画データ量による従量課金がないストレージ無制限をうたいます。具体的な金額は問い合わせが必要ですが、少人数から数十万人規模まで対応するとしています。
2. CAREERSHIP(株式会社ライトワークス)

大企業やグループ経営の複雑な組織を主な対象とする、株式会社ライトワークスの統合型LMS「CAREERSHIP(キャリアシップ)」です。「誰に・いつ・どの教材を配信するか」を細かな権限・配信設定で制御できる点を中核に据えています。
eラーニングや研修管理に加え、スキルの可視化やキャリア開発支援、社内SNSを1つのシステムに統合しています。教材はeラーニング受け放題サービス「まなびプレミアム」と連携し、DX・コンプライアンス・情報セキュリティ・ハラスメント対策など300タイトル1,000本以上を階層別に配信できます。
LMS本体の料金はユーザー数に応じた変動制で問い合わせが必要です。まなびプレミアムは1,000ID時で1人あたり月額350円、10,000ID時で84円と、利用人数が多いほど1人あたりの単価が下がる大企業向けの価格設計です。従業員1,000名以下の企業には、別ラインの「CAREERSHIP GROWTH」が用意されています。
3. サイバックスUniv.(リスクモンスター株式会社)

eラーニングとWebセミナーを合わせて約5,000コースを定額で受講できる、リスクモンスター株式会社の会員制研修サービスです。内定者・新入社員から若手・中堅・管理職までの階層別コースと、営業・人事などの職種別コースがそろいます。
運営元のリスクモンスターは与信管理や反社チェックを主力とする企業で、反社取引管理・インサイダー取引・内部統制といったコンプライアンス研修シリーズを備えます。受講案内から受講履歴の管理、修了証(PDF)の発行までを研修ポータル上で一元管理できます。
料金は2系統あり、会費制は入会金50,000円(税抜)に月額45,000円(1〜50名・税抜)から。特定のコースだけ使う従量制は年会費12,000円(税抜)にeラーニング1コース1,000円(税抜)からで、全社的に幅広く使うか、必要なコースだけに絞るかで選べます。1ヶ月間の無料お試しも用意されています。
4. Smart Boarding(株式会社FCE)

動画教材による学習(インプット)と、講師によるライブ型オンライントレーニング(アウトプット)を組み合わせた、株式会社FCEの人材育成プラットフォーム「Smart Boarding(スマートボーディング)」です。「知っている」状態から「できている」状態への定着を狙う設計を掲げています。
400種類以上の動画教材で、新入社員研修や管理職研修などの階層別研修と、コンプライアンス・ハラスメント・情報セキュリティ・営業スキルといったテーマ別研修をカバーします。ライブ型トレーニングは月間50〜60回開催され、受講回数に制限はありません。学習進捗やテスト結果の確認、受講者アカウントのCSV一括登録、コース単位の修了証発行にも対応します。
料金は30IDからの年間契約で、30ID時の月額は32,400円です(初期費用は要問い合わせ)。全機能を14日間無料で試せるトライアルがあり、期間中に自社向けのオリジナルコースを作成して試すこともできます。
5. KnowledgeC@fe(株式会社富士通ラーニングメディア)

富士通グループで人材育成を担う株式会社富士通ラーニングメディアが提供する、LMSと定額制eラーニングを一体で使えるサービス「KnowledgeC@fe(ナレッジカフェ)」です。研修全体の運用管理に向く本体版と、eラーニング配信に特化した低コストの「for e-Learning」版の2エディションがあります。
定額制eラーニングは700コース以上で、コンプライアンス・ハラスメント・情報セキュリティなどの既製教材を利用できます。受講履歴や履修実績の一元管理に加え、日本語・英語・中国語など12言語の表示切替に対応し、海外拠点を含む研修運用にも使えます。
料金は初期費用176,000円(税込)に、本体版が100IDで月額33,000円(税込・年間契約)から。配信特化のfor e-Learning版は1IDあたり月額165円(税込)からと、用途に応じて費用を抑えた構成を選べます。定額制eラーニングの教材利用料は別建てです。
6. 全社員向けeラーニングコース(株式会社ネットラーニング)

2000年からeラーニングを提供してきた株式会社ネットラーニングの、全社員向けの既製コース群です。コンプライアンス・ハラスメント・メンタルヘルスといった領域を、「事例で学ぶ」「ケースで学ぶ」形式の教材でカバーします。
必要なテーマを1コース単位で選んで受講させられ、配信や受講管理は自社プラットフォーム「Multiverse(マルチバース)」が担います。ユーザー管理・進捗管理・修了判定に加え、Web申込や出欠管理、Zoom連携によるオンライン配信、集合研修とeラーニングの一元管理にも対応します。
料金はコース単位で、たとえばハラスメント関連の4コースはいずれも1コースあたり4,500円/名(税別)です。プラットフォームの利用料は従業員数に応じた月額制で問い合わせが必要で、導入前にデモやサンプル受講で内容を確かめられます。
7. SmartSkill Campus(株式会社レビックグローバル)

数万人規模の同時アクセスに対応する、株式会社レビックグローバルの大企業向け多機能型LMS「SmartSkill Campus(スマートスキル キャンパス)」です。新入社員から管理職までの階層をカバーする450本以上の動画教材とテストを、導入直後から利用できます。
パワーポイントや動画、PDFをドラッグ&ドロップして自社教材を追加でき、Udemy Businessなど外部コンテンツとのAPI連携も可能です。SCORMやシングルサインオンに対応し、インターフェースは41言語を標準装備するため、海外拠点を含む全社展開にも使えます。
料金は公開されておらず、初期費用・月額とも問い合わせでの個別見積もりです。大企業向けにはID単価を抑えたボリュームディスカウントが用意され、まずは無料のデモIDや個別相談から検討を始められます。住友生命保険相互会社やデンカ株式会社など、大規模導入の事例があります。
定額制・見放題タイプのパッケージ型eラーニング
続いて、幅広い教材を定額で見放題にできる定額制・見放題タイプのサービスです。社員の自律的な学びや、幅広いテーマのカバーを重視する企業に向いています。
8. Udemy Business(株式会社ベネッセコーポレーション)

米国Udemy社が開発する動画学習プラットフォームの法人版で、日本では株式会社ベネッセコーポレーションが独占的事業パートナーとして提供しています。AI・データサイエンス・開発・財務会計・語学・マーケティングなど、幅広い分野の講座を定額で受講できます。
25万以上あるUdemyの講座から厳選された講座を、定額で受け放題にできる形態です。プランによって対象講座数が異なり、5〜20名向けのチームプランは約16,000講座、21名以上向けのエンタープライズプランは30,000以上の講座を対象とします。
料金はID単位の年額課金で、チームプランは1IDあたり年間38,000円(税込41,800円)、エンタープライズプランはID数に応じた見積もりです。学習進捗の管理ダッシュボードや自社教材のアップロードにも対応し、幅広い分野を全社的な学習施策として展開したい企業に適しています。
9. グロービス学び放題(株式会社グロービス)

経営大学院を運営する株式会社グロービスが提供する、法人向けの定額制ビジネスeラーニングです。経営・思考・マーケティング・リーダーシップなど、ビジネススキル全般を動画で学べます。
16カテゴリ・4,800コース以上をそろえ、コンプライアンス・ハラスメント・情報セキュリティも教材に含みます。標準の「学び放題」に加え、MBA科目などを追加した上位プラン「学び放題プラス」も選べ、受講状況の管理や学習成果の可視化といった管理者向け機能を備えます。
初期費用は無料で、標準プランは契約期間ごとの1IDあたり総額として、6カ月11,550円・12カ月20,900円(いずれも税込)などが設定されています。最低契約は10IDからで、全社員のビジネス基礎力を底上げしたい場面で力を発揮します。
10. AirCourse(KIYOラーニング株式会社)

1,300コース・8,000本以上の動画研修が受け放題になる、KIYOラーニング株式会社のクラウド型学習管理システムです。既製の標準コンテンツと、自社オリジナルのコース作成機能を組み合わせて使えます。
コンプライアンス・情報セキュリティ・ビジネススキルなどをカバーし、受講状況の管理やテスト、組織階層での管理といった運用機能もそろいます。資格取得講座「STUDYing」を運営する同社が手がけています。
初期費用は0円で、料金は税抜表示です。年間契約一括払いの場合、ベーシックプランは1ライセンスあたり月300円から、コンテンツプラスプランは月500円からで、人数帯に応じた段階割引があります。既製教材と自作教材を同じ基盤で運用したい企業向けのサービスです。
11. manebi eラーニング(株式会社manebi)

旧称「playse.(プレース)ラーニング」として知られ、2024年に名称を変更したAI搭載型のeラーニングです。株式会社manebiが提供し、約8,000教材を月額定額で見放題にできます。
コンプライアンス・ハラスメント・情報セキュリティから階層別・職種別研修、ビジネススキル、プログラミングまで、幅広い領域を1つのサービスでカバーします。100GBまでの自社教材アップロードにも対応します。
初期費用は100,000円で、LITEプランは月額19,800円、STANDARDプランは月額39,800円と、いずれも39IDまで定額で使えます。AIによるコースマップ提案や多言語翻訳、受講管理機能を備え、幅広い教材を低コストで全社に配りたい企業から選ばれています。
12. Schooビジネスプラン(株式会社Schoo)

社会人向け学習サービス「Schoo」の法人版で、株式会社Schooが提供します。9,000本以上の録画授業に加え、チャットで講師に質問できる生放送授業を配信する点が特徴です。
ビジネス基礎からAI・DX、マネジメント、コンプライアンスまで全20カテゴリをそろえ、コンプライアンス研修パッケージや個人情報保護研修パッケージなど、テーマ別に整理された教材も利用できます。
料金は税抜表示で、初期費用110,000円、1IDあたり月額1,650円(最少20ID〜)です。進捗の可視化やレポート提出、CSV出力といった受講管理機能を備え、自律的な学びと研修の割り当てを両立したい企業に合います。
13. Cloud Campus コンテンツパック100(株式会社サイバー大学)

学習基盤「Cloud Campus」と教材セット「コンテンツパック100」を組み合わせて使う、株式会社サイバー大学のeラーニングです。同社はソフトバンクグループのフルオンライン大学を運営しています。
コンテンツパック100は、コンプライアンス・情報セキュリティ・ハラスメント・ビジネススキルなど30カテゴリ・100本以上の動画教材を収録します。基盤側では、動画・スライド・テストを使った自社教材の制作・配信もできます。
料金は税抜表示です。教材セットは1IDあたり年額999円(最小100ID〜)で、基盤の「Cloud Campus」は受講者数が増えても料金が変わらない定額制です。低単価で全社にコンプライアンス研修を配信したい場合の有力な選択肢です。
14. learningBOX(learningBOX株式会社)

10アカウントまで無期限で無料利用できる、learningBOX株式会社のクラウド型学習管理システムです。教材作成・テスト・成績管理を備え、有料プランは100アカウント単位の従量課金です。
付加サービス「learningBOX ON」を通じて、コンプライアンス・ハラスメント・情報セキュリティなどの既製研修コンテンツを追加できます。弁護士監修のコンプライアンス教材が無料で提供されている点も特徴です。
有料プランはスタータープランの年額33,000円(税込・100アカウント単位)から用意され、容量や機能に応じて段階的に選べます。まずは無料で研修を始め、規模の拡大に合わせて段階的に広げたい小規模〜中規模の企業に適しています。
15. JMAM eラーニングライブラリ(株式会社日本能率協会マネジメントセンター)

2010年に定額制へ刷新して以降、累計1.8万社以上・約440万人が受講してきた、法人向けの定額制eラーニングです。株式会社日本能率協会マネジメントセンターが提供します。
本体ライブラリはマネジメント・DX・技術技能・健康経営の4分野で530コースを提供し、契約したライブラリ内のコースを期間中いつでも受講できます。コンプライアンス・情報セキュリティ・ハラスメント防止を5領域25コースにまとめた「コンプライアンスeラーニング」パッケージも用意されています。
初期費用は0円で、コンプライアンスパッケージは100名で年額396,000円(税込)などの受講者数別料金です。必須・推奨コースの設定や修了証の自動発行、CSV出力といった受講管理も備え、法令改正に合わせた教材更新を重視する企業に選ばれています。
16. 動画百貨店(株式会社インソース)

研修テーマ別の動画を、買い切り・レンタル・定額制(見放題)から選んで利用できる動画教材サービスです。研修大手の株式会社インソースが提供し、学習管理システム「Leaf」と組み合わせた配信・受講管理もできます。
動画百貨店全体で1,000種類以上の講座をそろえ、毎月15本以上の新作を追加しています。コンプライアンスやハラスメント防止の講座では、インソース制作の標準講座に加え、弁護士ドットコム株式会社が制作するドラマ形式の教材も選べます。
定額配信は学習管理システム「Leaf」経由で提供され、クラウド版の基本プランは50IDで月額17,875円(税込)からです。動画の再生回数や同時アクセスに制限がなく、全社一斉の受講にも対応するため、教材形態を用途で使い分けたい企業に向く構成です。
17. LearningWare(株式会社プロシーズ)

システム(受講管理)と既製教材の両方を自社でそろえられる、株式会社プロシーズのクラウド型eラーニングです。受講管理の基盤に加え、コンプライアンスなどの教材開発・提供も手がけています。
既製講座はコンプライアンスやビジネススキルなどをそろえ、スタンダードプラン以上で受け放題になります。個人情報・情報セキュリティ・ハラスメントを扱う「ケースで学ぶコンプライアンス」シリーズなどを、受講管理とセットで利用できます。
料金は税抜表示で、月額はライトプラン20,000円から、既製講座が受け放題になるスタンダードプランは月額40,000円からです。集合研修の日程・定員設定や出欠管理まで一括で扱えるため、eラーニングと対面研修を横断して運用したいケースで強みを発揮します。
18. BISCUE eラーニング(株式会社シュビキ)

11言語に対応し、多言語の拠点をまとめて研修できるクラウド型のビジネス教育eラーニングです。株式会社シュビキが自社ブランド「BISCUE」として、企画・制作・配信まで一貫して手がけています。
会社経営・セキュリティ・ビジネス法務・労務・IT・語学など22ジャンル・3,000コース超の既製講座をそろえます。定額見放題の「BISCUE LS」と、1人・1コース単位で契約する「BISCUE TS」の2つの提供形態から選べます。
「BISCUE LS」は1年間の定額制で、100コース・100アカウント型が年額420,000円(税抜)からです。無料ツールでの自社教材の追加やSCORM・xAPIでの外部連携にも対応し、海外拠点を含めて幅広い研修を一括展開したい企業のニーズに応えます。
パッケージ型eラーニングに関するよくある質問(FAQ)
Q. パッケージ型eラーニングとは何ですか?
A. パッケージ型eラーニングとは、コンプライアンスや新入社員研修といった既製の教材(コース)が最初から搭載され、契約すればすぐに受講を始められるeラーニングです。教材を自社で作る前提のプラットフォーム型(独自教材型)と違い、教材制作の専門知識がなくても質の整った研修を短期間で立ち上げられる点が特徴です。
Q. パッケージ型eラーニングは、コース設計済タイプと定額制・見放題タイプのどちらが費用を抑えられますか?
A. パッケージ型eラーニングの費用は、特定の研修だけを少人数で実施するならコース単位で契約できるコース設計済タイプ、全社員に幅広く学ばせるなら1人あたり単価が下がる定額・見放題タイプが割安になります。受講人数と使いたいコースの範囲によって有利なタイプが変わるため、対象人数・コース数・最低利用人数・初期費用の有無をそろえて見積もると比較しやすくなります。
Q. パッケージ型eラーニングに自社で作った教材やSCORM教材を追加できますか?
A. パッケージ型eラーニングは、多くのサービスが自社教材の追加に対応しており、SCORM(教材と管理システムが受講履歴をやり取りする国際規格)に対応していれば規格に沿って作られた外部教材も取り込んで一元管理できます。ただし対応状況はサービスごとに異なるため、動画・スライドのアップロード可否、他社で購入した教材の取り込み、SCORM対応の有無を事前に確認しておくと安心です。
Q. パッケージ型eラーニングは無料トライアルで試せますか?
A. パッケージ型eラーニングは、サービスによって無料トライアルやデモID、サンプル受講が用意されており、契約前に教材の中身や管理画面の使い勝手を試せます。試用期間中に自社向けのコースを作って操作感を確かめられる製品もあるため、受講者と管理者の双方にとって使いやすいかを、導入前に確認しておくと失敗を避けられます。
Q. パッケージ型eラーニングの受講管理ではどこまでできますか?
A. パッケージ型eラーニングの受講管理では、受講状況の一覧表示、未受講者への自動リマインド、テストの採点集計、修了証の発行までを管理者がシステム上で行えます。対象者が数百人を超える場合は、部署・階層別に進捗を絞り込めるか、アカウントのCSV一括登録・出力に対応するかもあわせて確認すると、研修担当の運用負担を大きく抑えられます。
Q. パッケージ型eラーニングとプラットフォーム型(独自教材型)はどう使い分ければよいですか?
A. 汎用的な研修を既製教材で効率よく回したいならパッケージ型、自社固有の商品知識や業務手順を教えたいならプラットフォーム型(独自教材型)が向きます。汎用のコンプライアンスや階層別研修が中心なら、パッケージ型の恩恵が大きくなります。
両者は対立するものではありません。多くのサービスが既製教材と自社教材の追加の両方に対応するため、定番研修は既製教材で回しつつ、自社独自の内容だけを追加教材で補うといった組み合わせも可能です。
Q. パッケージ型eラーニングは導入からどのくらいで使い始められますか?
A. パッケージ型eラーニングは、既製教材が最初から搭載されているため、教材を自作する形態に比べて短期間で研修を立ち上げられます。導入後に学習を定着させられるかは、受講率を高める運用の助言や法改正に合わせた教材更新、管理画面の使い方サポートといった支援体制にも左右されるため、教材の更新頻度と伴走サポートの有無もあわせて確認しておくとよいでしょう。
まとめ:自社に合うパッケージ型eラーニングを選ぶために
パッケージ型eラーニングは、既製の教材が最初から入っているため、教材制作の手間をかけずに質の整った研修を早く立ち上げられる形態です。選ぶ際は、まず「コース設計済」と「定額制・見放題」のどちらが自社の使い方に合うかを見極めることが出発点になります。
そのうえで、受講管理機能・自社教材やSCORMの追加可否・配信方法・コンテンツの適合・料金体系・導入後のサポートといった観点で比較すると、候補を数本に絞り込めます。本記事の比較表と診断ツールを使えば、自社の研修目的・規模・予算に合うサービスを効率よく見つけられます。
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マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト
松嶋真倫
監修の範囲は記事の一般的な解説部分であり、比較表および各製品・サービスの紹介内容は監修の対象外です。












