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集金方法7種類を比較|手数料・入金サイクルと自社に合う選び方

集金方法7種類を比較|手数料・入金サイクルと自社に合う選び方のサムネイル画像

会費や月謝、サブスクリプションの利用料、取引先への請求など、毎月決まった代金を回収する集金業務では、現金の手渡しや銀行振込の入金確認、未入金者への督促に多くの時間がかかります。

集金方法には現金や銀行振込のほかに、口座振替やクレジットカード決済、コンビニ払いなど複数の選択肢があり、手数料や入金までの期間、回収のしやすさはそれぞれ異なります。自社の集金する相手や金額、頻度に合った方法を選べば、回収にかかる手間は大きく減らせます。

本記事では、7つの集金方法の仕組みと特徴を整理し、手数料・入金サイクル・回収率・向いているケースを一覧で比較します。あわせて、消込や督促の負担を軽くする集金代行・請求管理サービスも紹介します。自社に合った集金方法を選ぶための検討材料としてご活用ください。

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集金方法にはどんな種類がある?7つの手段の全体像

継続的な代金の回収に使われる集金方法は、大きく次の7種類に分けられます。まずは選択肢の全体像をつかみましょう。

  • 現金:手渡しや集金袋で直接受け取る方法
  • 銀行振込:支払う側が指定口座へ振り込む方法
  • 口座振替(自動引き落とし):あらかじめ登録した口座から毎月自動で引き落とす方法
  • クレジットカード決済:カードで自動的に決済する方法
  • コンビニ払い(コンビニ収納):払込票や支払番号でコンビニ店頭で支払ってもらう方法
  • スマホ・QR・キャリア決済:スマートフォンのアプリや携帯電話料金と合算して支払う方法
  • 請求書払い(掛け払い):請求書を発行し、支払期日までに支払ってもらう企業間取引向けの方法

ここからは、7つの手段それぞれの仕組みと長所・短所を見ていきます。手数料や入金までの期間の横並び比較は、次の比較表で整理します。

現金(手渡し・集金袋)

担当者が直接受け取る、あるいは月謝袋などで持参してもらう、最も基本的な集金方法です。決済手数料やシステム利用料がかからず、その場で支払いが完了するため入金の確認も要りません。

一方で、現金を数える・保管する・銀行へ持ち込むといった管理の手間があり、紛失や盗難のリスクも伴います。集金する相手が増えるほど担当者の負担は大きくなり、受け渡しのタイミングが合わないと回収そのものが滞ります。少人数で対面の機会がある小口の集金には向きますが、規模が大きくなると運用が難しくなります。

現金集金の負担に限界を感じ、口座振替やキャッシュレスへの切り替えを考えている場合は、「現金集金をやめたい担当者必見!顧客に喜ばれる『脱・現金』移行術と業種別シチュエーション」で、移行の進め方や顧客への伝え方、業種別の実例を詳しく解説しています。

銀行振込

支払う側が、指定した口座へ自分で振り込む方法です。専用のシステムを導入しなくても始められ、振込の記録が残るため証跡の面でも扱いやすい方法といえます。

ただし、入金があったかどうかを通帳やネットバンキングで目視確認し、振込名義と請求先を突き合わせる作業が毎月発生します。振込名義が請求先の名前と違うと、どの入金か特定できず消込に手間取ります。振込手数料は原則として支払う側の負担となり、振り込み忘れが起きやすい点にも注意が必要です。件数が少なく不定期な請求には手軽ですが、継続的で件数が多い集金には確認作業の負担が重くなります。

口座振替(自動引き落とし)

あらかじめ登録した支払者の銀行口座から、毎月決まった日に自動で代金を引き落とす方法です。いったん口座を登録すれば毎月の請求・入金確認の作業が自動化され、支払う側も振り込む手間がなくなります。口座に残高があれば自動的に引き落とされるため、支払い忘れによる未回収が起きにくいのが大きな特徴です。

デメリットは、利用開始時に支払者ごとの口座振替の登録手続きが必要になる点です。従来は口座振替依頼書への記入・捺印が求められましたが、近年はWebで口座登録が完結するサービスも増えています。

手数料は1件あたり数十円〜数百円が目安ですが、金融機関や請求件数によって条件が変わるため、集金代行サービスでは個別見積もりとなるケースが多く見られます。会費・月謝・サブスクリプション料金など、毎月決まった額を継続的に回収するケースに最も適した方法です。

クレジットカード決済

支払者のクレジットカードから代金を決済する方法です。オンラインで申し込みが完結しやすく、支払う側にはカードのポイントが貯まる利点があります。継続課金にも対応でき、カードが有効であれば確実に決済されるため回収率が高いのも強みです。

費用面では、決済ごとに事業者側が加盟店手数料を負担します。公正取引委員会の実態調査では、平均加盟店手数料率は全取引の単純平均で2.70%とされ、手数料率はカードの種類や加盟店の業種によって異なるとされています。手数料は集金する側のコストになるため、単価や利益率との兼ね合いで導入を判断する必要があります。

出典・参考資料(1件)
  • 出典:クレジットカードの取引に関する実態調査報告書(概要)令和4年4月|公正取引委員会(リンク

コンビニ払い(コンビニ収納)

払込票を郵送する、あるいは支払番号を発行して、コンビニエンスストアの店頭で支払ってもらう方法です。銀行口座やクレジットカードを持たない相手からも回収でき、支払う側は24時間いつでも近くの店舗で支払えます。

収納代行サービスを利用する場合、事業者は1件あたりおおむね130〜500円程度の手数料を負担します(金額帯や方式により変動)。1回あたりの払込金額には上限があり、各コンビニチェーンの規定により一律30万円と定められているため、高額の請求には使えません。口座振替やカード決済が使えない相手への補完手段や、単発の支払いに向いています。

出典・参考資料(2件)
  • 参考資料:コンビニ決済の支払上限額はありますか?|サブスクペイ(株式会社ROBOT PAYMENT)(リンク
  • 参考資料:コンビニ支払い(コンビニ決済)の利用にかかる費用|株式会社電算システム(リンク

スマホ・QR・キャリア決済

スマートフォンのQRコード決済アプリや、携帯電話料金と合算して支払うキャリア決済を使う方法です。スマホ操作に慣れた利用者にとって手軽で、送金や支払いの履歴がアプリに自動で残る利便性があります。

加盟店手数料は事業者の負担で、料率は決済サービスごとに異なります。クレジットカードと比べて低めに設定されるケースもありますが、最新の料率は各社の公式情報で確認が必要です。少額・単発の会費や、利用者層がスマホ決済に慣れているケースで選択肢になります。

請求書払い(掛け払い)

請求書を発行し、支払期日までに銀行振込などで支払ってもらう、企業間(BtoB)取引で一般的な方法です。「月末締め翌月末払い」のように、取引ごとにその都度支払わず、一定期間の取引をまとめて後払いする掛け取引と組み合わせて使われます。

取引先との継続的な取引に適していますが、支払いが後日になるため未回収のリスクがあり、与信管理や入金の消込作業が必要です。近年は、請求書の発行から入金確認までを自動化する請求管理システムや、代金の支払いを保証する掛け払いサービスも使われています。

【比較表】集金方法を手数料・入金サイクル・回収率・向いているケースで比較

7つの集金方法を、手数料・入金サイクル・回収率(未払いの起きにくさ)・向いているケースの4つの観点で比較した一覧です。手数料や料率は代表的な水準であり、実際の金額はサービスや業種によって異なります。

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集金方法現金(手渡し)銀行振込口座振替クレジットカード決済コンビニ払いスマホ・QR・キャリア決済請求書払い(掛け払い)
手数料なし原則は支払う側の負担。他行あて約77〜990円(経路・銀行で幅)1件あたり数十円〜数百円(例:85円/件。多くは要見積り)事業者負担。おおむね数%(平均2.70%、業種等で異なる)事業者負担。1件おおむね130〜500円(金額帯・方式で変動)事業者負担。各社で異なる(要各社確認)サービス利用料・掛け払い手数料等(サービスで幅)
入金サイクルその場で完了(即時)振込の都度(着金は当日〜翌営業日)毎月の固定振替日に引落。代行利用時は事業者への入金まで数日〜数週間決済代行の締め後にまとめて(月1〜2回が一般的)支払後、収納代行の締めでまとめて各決済サービスの締め後支払期日(月末締め翌月末払い等)
回収率(未払いの起きにくさ)中〜低:受け渡しの機会次第で取りこぼしも低:振込忘れ・名義相違が起こりやすい高:残高があれば自動引落で未払いが起きにくい高:カードが有効なら確実、失敗時の再試行も中:支払い忘れの余地あり。1回30万円が上限中:アプリ利用者に限り、支払い操作が必要中:取引先の支払い次第。与信・保証で補える
向いているケース少人数・対面のある小口の集金件数が少ない・不定期の請求会費・月謝など継続・定額の集金継続課金・オンライン・利用者の利便性重視口座・カードを持たない相手への補完、単発スマホ決済に慣れた層・少額・単発企業間(BtoB)の継続取引

※上記は各集金方法の一般的な傾向です(2026年8月時点)。手数料・料率・入金サイクルはサービスや契約内容により異なるため、実際の条件は各社の公式情報をご確認ください。

出典・参考資料(6件)
  • 出典:クレジットカードの取引に関する実態調査報告書(概要)令和4年4月|公正取引委員会(リンク
  • 出典:振込手数料|株式会社三菱UFJ銀行(リンク
  • 出典:振込手数料一部追加引下げのお知らせ(2021年9月30日)|住信SBIネット銀行(リンク
  • 参考資料:コンビニ支払い(コンビニ決済)の利用にかかる費用|株式会社電算システム(リンク
  • 参考資料:コンビニ・郵便局決済の収納代行サービスの手数料|ヤマト運輸株式会社(リンク
  • 出典:料金(口座振替手数料 85円/件)|サブスクペイ(株式会社ROBOT PAYMENT)(リンク

集金でつまずく課題と「集金」「徴収」の違い

集金方法を選ぶ前に、そもそも集金業務のどこに手間がかかるのかを整理しておきましょう。手間の中心にあるのは、入金の消込と、未払いへの督促の2つです。

入金の消込・突合と名簿管理の手間

集金業務で最も時間を取られるのが、入金の消込(しょうこみ)です。消込とは、誰からいくら入金があったかを確認し、請求データと突き合わせて「支払い済み」の印をつける作業を指します。

特に銀行振込では、振込名義が請求先の氏名や会員名と一致しないことが多く、どの入金がどの請求に対応するのかを特定するのに手間がかかります。会員の増減や住所・口座の変更に合わせて名簿を更新し続ける必要もあり、担当者が交代すると引き継ぎが難しくなりがちです。件数が増えるほど、この照合と名簿管理の負担は膨らんでいきます。

未払い・振込忘れへの督促

もう一つの負担が、未払いへの対応です。銀行振込や現金では、支払う側の振り込み忘れや持参忘れが起こりやすく、そのたびに個別に連絡して支払いを促す督促が発生します。

督促は、リマインドの連絡から始まり、再度の振込依頼、それでも支払われない場合の督促状の送付へと段階的に進みます。相手との関係に配慮しながら何度も連絡する作業は精神的な負担も大きく、対応が遅れるほど回収は難しくなります。口座振替やクレジットカード決済のように自動で引き落とす方法は、この未払いと督促の発生自体を抑えられる点に価値があります。

「集金」と「徴収」の違い

なお、「集金」と似た言葉に「徴収」があります。辞書上は、集金が「代金・使用料・会費など受け取るべき金銭を集めること」を広く指すのに対し、徴収は税金や社会保険料のように国や公共団体が法規に基づいて強制的に取り立てる場面で使われます。会費や利用料を集める事業者の業務は、一般には「集金」にあたります。

受け取るべき金銭を集めること。また、集めた金銭。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「集金」|コトバンク

国家や公共団体が法規に基づいて国民から租税や手数料、現品などを強制的にとりたてること。徴取。

出典:精選版 日本国語大辞典(小学館)「徴収」|コトバンク

自社に合う集金方法の選び方

どの集金方法が適しているかは、集金する相手や金額、頻度によって変わります。ここでは、自社のケースに当てはめて判断するための軸を整理します。

どの観点で判断すればよいか

集金方法を選ぶときは、次の観点を組み合わせて考えると絞り込みやすくなります。

  • 継続的か単発か:毎月決まった額を回収するなら、自動で引き落とせる口座振替やクレジットカード決済が有力です。単発や不定期なら、銀行振込やコンビニ払いが手軽です。
  • 件数と単価:件数が多いほど、消込や督促を自動化できる方法の効果が大きくなります。単価が低い集金では、1件あたりの手数料が利益を圧迫しないかを確認します。
  • 支払う相手の層:高齢の会員が多い、口座やカードを持たない相手がいるなど、相手の状況によって使える手段は変わります。複数の支払い方法を用意すると取りこぼしを防げます。
  • 手数料を誰が負担するか:銀行振込の手数料は原則として支払う側の負担ですが、クレジットカードやコンビニ払いの手数料は集金する事業者の負担です。コスト全体で比較して判断します。

ケース別の集金方法の目安

代表的なケースごとに、選びやすい集金方法の目安をまとめます。

ケース別の集金方法の選び方を示した図。自治会・PTA・サークルの会費は口座振替が基本で、口座を登録できない相手にはコンビニ払いを併用。習い事・スクールの月謝は口座振替やクレジットカード決済が向き、会員管理と集金を一体で行えるサービスだと事務が軽い。サブスク・継続サービスはカード決済を中心に口座振替やコンビニ払いを組み合わせ、決済失敗時は別の手段へ切り替える。企業間(BtoB)の請求は請求書払いが基本で、請求管理システムで発行から入金消込までを自動化できる。
  • 自治会・PTA・サークルの会費:毎月または年単位で決まった額を集めるため、口座振替が基本です。口座を登録できない相手にはコンビニ払いを併用すると取りこぼしを防げます。
  • 習い事・スクールの月謝:継続課金にあたるため、口座振替やクレジットカード決済が向きます。会員管理と集金を一体で行えるサービスを使うと事務が軽くなります。
  • サブスクリプション・継続サービス:クレジットカード決済を中心に、口座振替やコンビニ払いを組み合わせるのが一般的です。カード決済が失敗したときに別の手段へ切り替えられると回収率が上がります。
  • 企業間(BtoB)の請求:請求書払いが基本で、請求書の発行から入金消込までを自動化する請求管理システムを使うと、経理の負担を大きく減らせます。

会費や月謝の集金にしぼって、無料で使えるものを含めた自動集金システムを比較したい場合は、以下の記事で主要サービスの料金や機能を整理しています。

集金を効率化する方法とおすすめサービス

集金方法を切り替えるだけでなく、集金そのものを代行・自動化するサービスを使えば、消込や督促の手間を根本から減らせます。ここでは、集金代行・請求管理・会員管理といったサービスの役割と、代表的なサービスを紹介します。

集金代行サービスは、口座振替やコンビニ決済による代金回収を事業者に代わって行い、入金結果をデータで受け取れる仕組みです。請求管理システムは、請求書の発行から入金消込・督促までを自動化します。会員管理と集金が一体になったサービスは、入会申込から毎月の集金までを1つの画面で完結できます。いずれも、初期費用や月額費用を抑えた料金体系のものが増えており、小規模な事業者でも導入しやすくなっています。

以下は、代表的な集金代行・請求管理・会員管理サービスを、対応する集金方法・初期費用・料金で比較した表です。

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サービス名リコーリース 集金代行サービスサブスクペイ請求管理ロボ会費ペイ月額パンダシクミネット
対応する集金方法口座振替・コンビニ決済
(クレカ・QR決済は非対応)
クレカ・口座振替・コンビニ・銀行振込・メールリンク決済ほか
(多決済を一元管理)
銀行振込・バーチャル口座・クレカ・口座振替・コンビニ決済クレカ・口座振替・コンビニ決済クレカ・口座振替
(失敗時はコンビニ・PayPayで補完)
クレカ・コンビニ・ペイジー・口座振替・バーチャル口座
初期費用0円要問い合わせ要問い合わせ0円0円180,000円〜(ベーシック)
50,000円〜(OB会・同窓会限定)
月額費用・手数料無使用月は0円
(振替手数料は要見積り)
要問い合わせ
(口座振替85円〜/件、クレカ2.5%〜)
要問い合わせ
(月額+請求件数の従量課金)
0円
(決済額の3.5%+1件100円)
0円
(売上3.5%+成功1件100円・税別)
33,600円〜(ベーシック)
0円〜(OB会・同窓会限定)
向いているケース会費・月謝など継続・定額の集金
(口座振替中心・小規模〜大規模)
多様な決済を一元管理したいサブスク・継続課金事業者消込・督促を自動化したい企業間(BtoB)請求スクール・教室・協会などの会費・月謝を会員管理と一体で集金習い事・スクール・PTA会費・年会費などの継続課金協会・学会・同窓会・PTAなど会員制団体の会費集金と運営
詳細情報公式資料を見る公式資料を見る公式資料を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見る

口座振替による集金を中心に、さらに多くのサービスを手数料や対応機能で比較検討したい方は、以下の記事で主要サービスの選び方や手数料相場を詳しく整理しています。導入を検討される方はあわせてご覧ください。

リコーリース 集金代行サービス(リコーリース株式会社)

リコーリース 集金代行サービスのウェブサイト

口座振替とコンビニ決済による代金回収を代行するサービスです。東証プライム上場のリコーリースが運営し、1984年のサービス開始以来、導入実績は20,000社を超えます。専用のWebサイト「コレクト!」で請求データの入力から回収状況の確認までを行えます。

初期費用は0円で、サービスを使わなかった月の基本料金もかからず、請求件数1件から個人事業主でも利用できるため、小規模な集金からでも始めやすい料金設計です。口座振替は毎月4日・20日・27日から振替日を選べ、口座に残高があれば自動で引き落とされる仕組みのため回収率が高い点も強みです。

口座振替が使えない相手にはコンビニ決済で補完でき、2025年10月にはWebで口座登録が完結する「ネット口座振替受付サービス」も始まりました。クレジットカード決済やQRコード決済には対応していないため、これらの決済手段が必要な場合は他のサービスと使い分けるとよいでしょう。

サブスクペイ(株式会社ROBOT PAYMENT)

サブスクペイのウェブサイト

サブスクリプションや継続課金のビジネス向けに、複数の決済手段を一元管理できる決済・顧客管理システムです。クレジットカード決済・口座振替・コンビニ決済・銀行振込に加え、メールリンク決済や掛け払い決済まで、幅広い集金方法を1つのシステムで扱えます。

毎月変動する金額の継続課金にも対応し、カード決済が残高不足などで失敗した際は自動で再試行(リトライ)を行い、支払者へカード情報の更新フォームを送る機能を備えているため、継続的な回収の取りこぼしを抑えられます。口座振替手数料は1件85円からで、クレジットカード決済の審査は最短3営業日、導入は最短5営業日と、始めるまでの期間が短いのも特徴です。多様な支払い方法を用意したいサブスク事業者に適しています。

請求管理ロボ(株式会社ROBOT PAYMENT)

請求管理ロボのウェブサイト

企業間(BtoB)の請求業務に向いた、クラウド型の請求管理システムです。請求書の発行・送付から、複数の決済手段による集金、入金の自動消込、未入金先への自動催促メールまでをまとめて自動化します。

取引先ごとに専用のバーチャル口座を割り当てることで、入金元の取引先を自動で特定し、消込作業を効率化できます。単発・定期定額・定期従量の請求タイプに対応し、SalesforceなどのSFAや、弥生・マネーフォワードといった会計ソフトと連携して、商談から請求、会計までのデータをつなげられます。請求件数が多く、経理の消込・督促に手間を取られている企業に向いたサービスです。

会費ペイ(株式会社ペイメントフォー)

会費ペイのウェブサイト

スクール・フィットネス・教室・協会など、月額制・継続課金のビジネス向けに、入会申込・会員管理・毎月の集金を1つのシステムで提供する会員管理・自動集金サービスです。クレジットカード・口座振替・コンビニ決済に対応し、会員ごとに支払い方法を選べます。

初期費用・月額費用は0円で、決済が成立した分にのみ手数料(決済金額の3.5%+1件100円)がかかる料金体系のため、固定費をかけずに始められます。カード・口座振替・コンビニの3つの支払い方法を標準で使える点が特徴で、回収した会費は末締めの翌月15日に入金されます。フィットネスやスクール、塾・教室、PTAなど幅広い業種の継続的な会費・月謝の集金で選択肢になります。

月額パンダ(株式会社もぐら)

月額パンダのウェブサイト

月謝・月会費・月額利用料などの継続課金に特化した自動集金システムです。クレジットカードと口座振替の2つを集金の軸に据え、決済が失敗したときだけコンビニ決済やPayPay決済で補完する設計になっている点が特徴で、入会申込のWebフォーム・会員管理・請求・決済を1つのシステムで完結できます。

料金は初期・月額ともに0円で、売上の3.5%+決済成功1件あたり100円(税別)の従量課金のみと、使わない月に固定費がかからない設計です。クレジットカード決済が失敗した際は、コンビニ決済やPayPay決済で補完して徴収でき、自動催促機能とあわせて未収金の対策がしやすくなっています。

姉妹サービスの「年額パンダ」を使えば年会費の集金にも対応でき、学習塾や音楽教室、スイミングなどのスクール、PTA会費や同窓会費の集金に向く構成です。

シクミネット(しゅくみねっと株式会社)

シクミネットのウェブサイト

協会・学会・スポーツ団体・OB会・同窓会・PTA・町内会など、会員制組織の運営に向いたサービスです。会員管理・会費の決済管理・イベント管理・メール配信の4つの機能を1つのクラウド上で提供します。

会費の支払いには、クレジットカード・コンビニ決済・ペイジー・口座振替・バーチャル口座の5種類に対応し、会員が専用マイページから支払い方法を選べます。入金消込は自動化され、未払い者の抽出も行えるため、事務局の手作業を減らせます。

一般の協会・学会向けのプランに加えて、学校のOB会・同窓会やPTA、町内会向けには月額0円から使える低価格プランも用意されているのが特徴です。会員数の多い団体の会費集金と運営をまとめて効率化したいケースに適しています。

まとめ

集金方法には、現金・銀行振込・口座振替・クレジットカード決済・コンビニ払い・スマホ/QR決済・請求書払いの7つの選択肢があり、手数料や入金サイクル、回収のしやすさはそれぞれ異なります。会費や月謝、サブスクリプションのように毎月決まった額を継続的に集めるケースでは、支払い忘れが起きにくく消込も自動化できる口座振替やクレジットカード決済が有力な選択肢になります。

集金方法の切り替えとあわせて、集金代行や請求管理、会員管理と集金が一体になったサービスを使えば、消込や督促にかかる作業自体を削減できます。自社が集金する相手・金額・頻度に照らして、複数の支払い方法を無理なく用意できるサービスを選ぶことが、回収率の向上と事務負担の軽減につながります。

よくある質問(FAQ)

Q. 集金方法とは何ですか?

A. 集金方法とは、会費・月謝・サブスクリプション料金・取引先への請求代金など、受け取るべき代金を回収するための手段の総称です。代表的なものに、現金・銀行振込・口座振替・クレジットカード決済・コンビニ払い・スマホ/QR・キャリア決済・請求書払いの7種類があり、それぞれ手数料・入金までの期間・回収のしやすさが異なります。

毎月決まった額を継続的に集めるのか、単発の請求かといった、集金する相手・金額・頻度に合わせて選ぶのが基本です。

Q. 集金方法は複数を併用できますか?

A. 集金方法は、複数を組み合わせて併用できます。多くの集金代行・会員管理サービスは、口座振替・クレジットカード・コンビニ払いなどに同時対応しており、支払う相手ごとに使いやすい方法を選んでもらえます。口座やカードを持たない相手にはコンビニ払いを用意する、カード決済が残高不足などで失敗したら別の手段に切り替えるといった併用は、取りこぼしを防いで回収率を高める有効な手立てになります。

Q. 少人数の会費や、自治会・PTAなど法人でない団体でも集金サービスは使えますか?

A. 少人数・非法人の団体でも、利用できる集金サービスがあります。請求1件から個人事業主でも使える集金代行や、自治会・PTA・同窓会・町内会などの会員制組織向けに月額0円から始められる会員管理・自動集金サービスもあります。少人数の会費集金では、固定費のかからない(決済が成立した分にのみ手数料がかかる)料金体系のサービスを選ぶと、費用を抑えながら振込忘れや消込の手間を減らせます。

Q. 集金方法の手数料は、事業者と利用者のどちらが負担しますか?

A. 集金方法の手数料は、方法によって負担する側が変わります。銀行振込の振込手数料は原則として支払う利用者側の負担ですが、クレジットカード決済・コンビニ払い・口座振替などの手数料は、集金する事業者側の負担になるのが一般的です。事業者負担の手数料は集金のコストになるため、単価や利益率との兼ね合いを見て、コスト全体で比較して判断する必要があります。

Q. QRコード決済は継続的な集金に向いていますか?

A. QRコード決済は、少額・単発の集金には向きますが、毎月決まった額を継続して回収するケースには口座振替やクレジットカード決済のほうが適しています。QR決済はスマホ操作に慣れた利用者にとって手軽な一方、支払いのたびに利用者側の操作が必要なため、支払い忘れの余地が残ります。継続課金では、口座に残高やカードが有効であれば自動で引き落とせる方法のほうが、未払いを抑えて回収率を保ちやすくなります。

Q. 口座振替の登録には手間がかかりますか?

A. 口座振替は、利用開始時に支払者ごとの口座登録が必要ですが、近年はWebで登録が完結するサービスが増え、手間は軽くなっています。従来は口座振替依頼書への記入・捺印と書類のやり取りが求められましたが、スマホやパソコンから口座情報を登録できる仕組みも広がっています。

いったん登録すれば、以降は毎月自動で引き落とされ、請求や入金確認の作業がかからないため、継続的な集金では登録の手間を上回る効果が見込めます。

Q. 集金代行サービスの導入や審査には、どのくらいの期間がかかりますか?

A. 集金代行・決済サービスの導入は、申し込みから利用開始まで数営業日〜数週間程度が目安です。たとえばクレジットカード決済では加盟店審査に数営業日、口座振替では支払者の口座登録の手続きに一定の期間を要します。開始時期はサービスや決済手段によって異なるため、集金を始めたい時期から逆算し、審査や登録の期間に余裕をもってスケジュールを組むとよいでしょう。

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監修者

マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト

松嶋真倫

都市銀行にて金融実務を経験後、暗号資産関連スタートアップの創業期に参画し、市場分析・業界調査に従事。2018年にマネックスグループ入社。以降、ビットコインをはじめとするデジタルアセットからマクロ経済環境まで、金融市場を横断した調査・分析および情報発信を担う。FinTech・次世代金融領域のリサーチ統括、各種レポートや書籍の執筆、日本経済新聞など国内主要メディアへのコメント・寄稿、イベント登壇などを行う。2021年3月より現職。
記事内でご紹介している製品・サービスは監修者が選定したものではなく、編集部が独自に選定したものです。
監修の範囲は記事の一般的な解説部分であり、比較表および各製品・サービスの紹介内容は監修の対象外です。
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