近年、経理・財務・経営企画に携わる担当者の間で「FP&A(エフピーアンドエー)」という言葉を目にする機会が増えています。転職サイトの求人票や社内の会議資料で見かけたものの、自分が担当している月次決算や予算編成と何が違うのか、いまひとつ腹落ちしないという方も多いのではないでしょうか。
本記事では、FP&Aが何の略で、一言でいうとどのような機能・職種なのかという結論から整理します。そのうえで、経理・財務・経営企画との違い、具体的な業務内容、日本で注目される背景、求められるスキルや資格までを解説します。
読み終えるころには、FP&Aという言葉の意味と、それが自社の実務にどう関わるのかがつかめるはずです。あわせて、FP&Aの実務を支える経営管理システムについても後半で紹介します。
目次
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FP&Aとは?Financial Planning & Analysis の意味を一言で
FP&AとはFinancial Planning & Analysis(財務計画・分析)の略です。読み方はエフピーアンドエーで、ごく簡単にいえば、会社の「これからの数字」をつくって経営判断を助ける役割を指します。より正確には、CFO(最高財務責任者)のもとで、予算・予測・分析を通じて経営や事業の意思決定を財務面から支える機能・職種です。
日本CFO協会は、FP&Aを「分析、予測、計画の策定、業績報告といった業務を通じて、経営や事業の意思決定プロセスに貢献する」機能と説明しています。数字を集計して報告するだけでなく、その数字をもとに「次に何をすべきか」を経営に示すところまでを担う点が、FP&Aの位置づけの中心にあります。
出典・参考資料(1件)
欧米の企業ではCFOの配下にFP&Aの専門部署を置く例が多いとされますが、日本では同じ役割が経理・財務・経営企画といった複数の部署に分散していることが少なくありません。そのため「FP&Aという新しい部署をつくる」というより、「すでに社内にある予算・予測・分析の機能を、経営の意思決定に効くように束ねる」という捉え方が実態に近いといえます。
FP&Aと経理・財務・経営企画の違い
FP&Aを理解するうえで多くの人がつまずくのが、「経理・財務・経営企画と何が違うのか」という点です。経理との違いは、扱う数字の「時間軸」にあります。経理が主に過去を扱うのに対し、FP&Aは将来を扱います。一方、財務や経営企画との違いは時間軸ではなく、扱うテーマと役割にあります。
経理は日々の取引を記録し、月次・年次の決算で確定した実績をまとめる、いわば「過去志向」の役割です。財務は資金の調達・運用・管理を担い、経営企画は中長期の経営戦略や事業計画を描きます。これらに対してFP&Aは、予算と実績を突き合わせ、将来の着地見込みを予測し、その分析結果をもとに経営判断を後押しする「将来志向」の役割を担います。
特に経営企画との線引きが分かりにくいところですが、経営企画が中長期の戦略や事業計画の「絵」を描くのに対し、FP&Aはその計画を予算・予実という数字に落とし込んで回す点に違いがあります。
| 区分 | 経理 | 財務 | 経営企画 | FP&A |
|---|---|---|---|---|
| 主な時間軸 | 過去 | 現在〜未来 | 未来 | 未来 |
| 主な役割 | 取引の記録・月次/年次決算 | 資金の調達・運用・管理 | 中長期の経営戦略・事業計画の立案 | 予算・予測・分析で経営の意思決定を支援 |
| 扱う数字 | 確定した実績(財務会計) | 資金繰り・キャッシュフロー | 事業計画・全社目標 | 予実・KPI・フォーキャスト(管理会計) |
実務に引き寄せると、月次決算を締める経理、資金繰りを担う財務、事業計画を描く経営企画、それぞれが扱う数字をつなぎ、予算と実績の差を分析して次の打ち手を示すのがFP&Aの立ち位置です。日本企業ではこれらの機能が複数の部署に分かれていることが多く、FP&Aはその間を横断的につなぐ役割になります。
FP&Aの業務内容
FP&Aが実際に担う業務は、予算づくりから分析、経営への提言まで幅広く及びます。代表的なものは次のとおりです。
- 予算編成:全社・部門の予算を策定し、経営資源の配分を組み立てます
- 予測(フォーキャスト)の更新:最新の実績や市場環境を踏まえ、着地見込みを継続的に見直します
- 差異分析:予算と実績の差がどこで・なぜ生じたのかを掘り下げます
- 業績モニタリング:KPIや損益の動きを定点で追い、変化の兆しを捉えます
- 経営層への提言・レポーティング:分析結果をもとに、取るべき選択肢を経営に示します
このうち予測(フォーキャスト)の更新は、期の途中でも見込みを繰り返し見直す「ローリングフォーキャスト」という手法として運用されることがあります。その考え方やメリット・運用のコツは、以下の記事で詳しく解説しています。
FP&Aの基本サイクル
これらの業務は単発で終わるものではなく、一連のサイクルとして回り続けます。まず社内に散在する会計データや実績データを収集・検証し、次にそれをもとに将来の予測と財務計画を立てます。そのうえで予算に落とし込み、実績が積み上がったらモニタリング・分析を行い、差異の要因を次の計画に反映します。
この循環を月次や四半期で繰り返すことで、計画の精度と経営判断のスピードを高めていくのがFP&Aの基本的な進め方です。

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FP&Aが日本で注目される背景
もともと欧米では一般的だったFP&Aが、近年になって日本でも注目を集めています。その背景には、資本効率や説明責任を重視する流れと、経営環境の不確実性の高まりがあります。
- 伊藤レポート(2014年):経済産業省がまとめた報告書で、資本コストを上回るROE(自己資本利益率)経営の重要性を打ち出しました
- コーポレートガバナンス・コード(2015年):金融庁と東京証券取引所が策定し、2015年6月から適用されました。上場企業に株主・投資家への説明責任を求める枠組みが整いました
- 東証によるPBR(株価純資産倍率)改善要請(2023年):「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」として、上場企業に資本収益性の向上を促しました
- 経営環境の不確実性:市場の変化が速く、単年度の予算を立てて終わりにするのではなく、予測を更新し続ける運用が求められるようになりました
これらはFP&Aそのものを直接求めた制度ではありませんが、資本効率と説明責任を重視する潮流が、経営を財務面から支えるFP&Aへの関心を後押ししています。
一方で、日本企業でのFP&Aの浸透はまだ途上にあります。上場企業のCFO404社を対象としたKPMGジャパンの「CFOサーベイ2024」では、「FP&A機能の強化に関心はあるが、具体的な取り組みには着手していない」と回答した企業が56%にのぼりました。
出典・参考資料(4件)
FP&Aに求められるスキル・資格・キャリア
FP&Aは会計・財務の知識だけで務まる役割ではありません。数字を読み解いたうえで、それを事業の言葉に翻訳し、経営や現場を動かすところまでが求められます。特に重要になるのが次の3つです。
- データ分析力:数字の背後にある要因を構造化し、「何が業績を動かしているか」を説明する力
- コミュニケーション・交渉力:分析結果を経営や事業部門に伝え、意思決定と行動につなげる力
- ITスキル:表計算ソフトや経営管理システムを使いこなし、分析のスピードと精度を高める力
キャリアの面では、経理・財務・経営企画での実務経験を土台にFP&Aへ進む人が多く見られます。会計の知識に加えて、事業や市場を理解し、経営の視点で数字を語れることが強みになります。
役立つ資格・検定
FP&Aに就くために必須の資格はありませんが、専門性を裏づける資格・検定はいくつかあります。会計・財務の基礎を示すものとしては、日商簿記、USCPA(米国公認会計士)、CFA(米国の証券アナリスト資格)、MBAなどが挙げられます。
FP&Aに特化した資格としては、一般社団法人日本CFO協会が提供する「FP&A(経営企画スキル検定)」があります。
これは米国のAFP(Association for Financial Professionals)が認定するグローバル資格「FPAC(Certified Corporate FP&A Professional)」のライセンスに基づく検定です。
管理会計・企業財務・事業戦略を横断する専門性が問われる内容です。
出典・参考資料(2件)
AI時代にFP&Aに求められる役割
データの集計や定型的な分析は、AIや経営管理システムが担える領域が広がっています。そのぶんFP&Aに期待される役割は、集計そのものよりも、その数字をもとに経営に何を問いかけ、どの選択肢を示すかという上流の判断が中心になりつつあります。
FP&Aはどんな企業・段階で必要になるのか
FP&Aは、すべての企業がすぐに専任部署を設けるべきものではありません。必要性が高まるのは、事業や組織が拡大し、予実管理が複雑になってきた段階です。
たとえば上場企業や上場を準備する企業では、投資家への説明責任から、精度の高い予測と業績管理が求められます。複数の事業や拠点を抱える企業では、部門ごとにばらばらの数字を束ねて全社の着地を見通す必要が出てきます。急成長中の企業も、計画と実績のずれが経営判断に直結するため、FP&Aの機能が効いてきます。
一方、規模がまだ小さい段階では、専任を置かず経理や経営企画が予実管理を兼任することも珍しくありません。大切なのは肩書きとしてのFP&Aを置くことではなく、予算・予測・分析を経営判断につなげる仕組みを、自社の規模に合った形で持つことです。その仕組みづくりを支えるのが、次に紹介する経営管理システムです。
予実管理・予算編成を高度化する経営管理システム(EPM/CPM)
FP&Aの基本サイクル(データ収集→計画→予算→モニタリング・分析)をExcelだけで回そうとすると、部門ごとのファイル収集や集計に手間がかかり、担当者への属人化も起こりがちです。この一連の業務をクラウド上で一元化し、会計データの取り込みを自動化して予実の差異や着地見込みをリアルタイムに可視化するのが経営管理システムです。FP&Aが本来注力すべき分析や提言に時間を割きやすくなります。
経営管理システムは予実管理に特化したものから連結会計・ERPまで幅広く、自社の規模や課題に合うタイプの見極めが選定の要になります。タイプ別の比較や選び方は、以下の記事で詳しく解説しています。
以下は、ここで紹介する経営管理システムの比較表です。
| サービス名 | DIGGLE(ディグル) | X-KPI(クロスケーピーアイ) | Scale Cloud(スケールクラウド) | Loglass 経営管理 | Manageboard | Finovo(フィノボ) | ヨジツティクス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 提供形態 | クラウド(SaaS) | クラウド(SaaS) | クラウド(SaaS) | クラウド(SaaS) | クラウド(SaaS) | クラウド(SaaS) | クラウド(SaaS) |
| 月額費用 | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 月額10万円〜 | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ (ユーザー数無制限の定額制) |
| 予算編成 | ● | △予実・KPI管理が中心 | ● | ● | ● | △予実・分析が中心 | ● |
| 予実管理・着地見込 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
| KPI管理 | ● | ◎KPIツリーで一元管理 | ◎PLとKPIを接続 | ● | ● | ● | ● |
| 会計データ連携 | ● | ● | ● | ● | ● | △ファイル取込が中心(API連携はオプション) | △実績データ取込に対応(API連携は要お問い合わせ) |
| 無料トライアル | ● | ● | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | ● | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ |
| 詳細情報 | 公式資料を見る | 公式資料を見る | オンライン相談を予約 | サービス詳細を見る | サービス詳細を見る | サービス詳細を見る | サービス詳細を見る |
※各社の公式情報をもとに作成(2026年9月時点)。機能・料金の詳細は各社にご確認ください。
各サービスの特徴
1. DIGGLE(ディグル株式会社)

予算・実績・見込みをクラウド上で一元管理する、ディグル株式会社の予実管理特化サービスです。会計システムからデータを取り込んで予実の突合を自動化し、勘定科目より細かい粒度で損益を分析できます。Excel運用に起こりがちな集計の属人化を解消し、予算策定から着地見込みの更新までを一連の流れで進められます。
料金はStandard・Enterpriseの2プラン構成で、金額は要お問い合わせです(2026年8月時点)。
2. X-KPI(株式会社パブリックアイデンティティ)

KPIと予実をクラウドで管理する、株式会社パブリックアイデンティティのツールです。複数の部門・拠点・プロジェクトごとのKPIや予算・実績を集約してリアルタイムに可視化し、差異や異常値を把握しやすくします。同社が手がけるビジネスクラウド事業の一つで、料金は要お問い合わせです(2026年9月時点)。
3. Scale Cloud(株式会社Scale Cloud)

損益計算書(PL)とKPIを接続して管理できる、株式会社Scale Cloudの経営管理クラウドです。商談数や成約率などのKPIを積み上げて予算を作成でき、予算・実績・着地見込みを同じ画面で扱えます。各部門が別々に追っていたKPIを一つのプラットフォームに集約し、共通の数字を見ながら議論できる状態をつくることを狙いとしています。
予実管理でPLの数字だけでなくKPIまで見るのはなぜでしょうか。この点について、同サービスを提供する広瀬氏は、従来の管理会計の限界を次のように語っています。
従来の管理会計では、財務データを部門別や得意先別など様々な切り口で分析するのですが、それだけでは「この結果にどうやって至ったのか」というプロセスがまったくわからないです。事業の状況を正しく理解するためには、結果だけでなくそこに至るプロセスも含めて把握しなければ、どこに問題があるのか見えてこない。これが管理会計の限界だと感じていました。
4. Loglass 経営管理(株式会社ログラス)

「次世代型経営管理クラウド」を掲げる、株式会社ログラスの経営管理システムです。Excel・会計ソフト・各種システムに散在する予算・見込み・実績・KPIを収集・統合し、予算策定から予実管理、多軸分析、レポーティングまでを一気通貫で支援します。配賦やEBITDA・ROEなどの計算科目をノーコードで設定でき、公式サイトでは大手企業を含む導入事例が紹介されています。
5. Manageboard(株式会社ナレッジラボ)

マネーフォワードグループの株式会社ナレッジラボが手がける、クラウド型の予算・経営管理プラットフォームです。Excel・スプレッドシートを一元管理し、予算編成・予実管理・着地見込みをクラウド上で完結できます。マネーフォワード クラウド会計やfreee会計とのAPI連携で実績取込を自動化でき、成長・中堅企業を中心に累計利用企業数は1万社を超えています(2025年11月時点)。
出典・参考資料(1件)
6. Finovo(株式会社Finovo)

公認会計士が代表を務める株式会社Finovoが提供する管理会計プラットフォームです。経理財務・経営企画向けに、データの回収・加工から予実管理、原価管理、KPIモニタリングまでをノーコードで自動化することを掲げています。2023年11月に本格提供を開始した比較的新しいサービスで、スタートアップから規模の大きい企業まで幅広く利用できます。
7. ヨジツティクス(株式会社カオナビ)

タレントマネジメントシステム「カオナビ」を手がける株式会社カオナビが提供する予実管理システムです。損益計算書の勘定科目などの経営データに加え非財務データも一元化し、複数部門が入力した予算・見込み・実績を自動で集計・可視化します。経営陣・経営企画・現場がリアルタイムに数字を共有でき、ユーザー数無制限の定額制を採用しています。
まとめ
FP&A(Financial Planning & Analysis)は、CFOのもとで予算・予測・分析を通じて経営の意思決定を財務面から支える機能・職種です。過去の記録を担う経理に対し、FP&Aは将来を見据えて予実の差を分析し、次の打ち手を経営に示す点に特徴があります。
- 意味:財務計画・分析。予算・予測・分析で経営判断を支える機能・職種
- 経理との違い:経理は過去の記録、FP&Aは将来の予測と分析
- 注目の背景:資本効率と説明責任を重視する潮流、経営環境の不確実性
- 実務を支える仕組み:予実管理・予算編成を一元化する経営管理システム
自社でFP&Aの機能を持つ・強化する際は、予算・予測・分析のサイクルをどう仕組み化するかが要になります。経営管理システムの資料を比較しながら、自社の規模や課題に合った進め方を検討してみてください。
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FP&Aについてよくある質問(FAQ)
Q. FP&Aとは何の略で、読み方はどう読みますか?
A. FP&AはFinancial Planning & Analysis(財務計画・分析)の略で、読み方はエフピーアンドエーです。CFO(最高財務責任者)のもとで、予算・予測・分析を通じて経営や事業の意思決定を財務面から支える機能・職種を指します。数字を集計・報告するだけでなく、その数字をもとに「次に何をすべきか」を経営に示すところまでを担う点が特徴です。
Q. FP&Aは経理と一言でいうと何が違うのですか?
A. FP&Aと経理の違いは扱う数字の時間軸にあり、経理が過去の実績を記録するのに対し、FP&Aは将来の予測と分析で経営判断を支えます。
経理は確定した数字を正確にまとめる「過去志向」の役割です。これに対してFP&Aは、予算と実績の差を分析して着地見込みを予測し、次の打ち手を経営に示す「将来志向」の役割を担います。日本ではこの将来志向の機能が、経理・財務・経営企画といった複数の部署に分散していることが少なくありません。
Q. FP&Aに就くのに資格は必須ですか?
A. FP&Aに必須の資格はありません。ただし専門性を裏づけるものとして、日商簿記・USCPA(米国公認会計士)・CFA(米国の証券アナリスト資格)・MBAなどのほか、一般社団法人日本CFO協会が提供するFP&A特化の「FP&A(経営企画スキル検定)」があります。実務では資格そのものよりも、会計・財務の知識に加えて事業を理解し、経営の視点で数字を語れることが強みになります。
出典・参考資料(1件)
Q. FP&Aは中小企業やスタートアップにも必要ですか?
A. FP&Aはすべての企業がすぐに専任部署を設けるべきものではなく、事業や組織が拡大して予実管理が複雑になってきた段階で必要性が高まります。規模がまだ小さいうちは、経理や経営企画が予実管理を兼任することも珍しくありません。大切なのは肩書きとしてのFP&Aを置くことではなく、予算・予測・分析を経営判断につなげる仕組みを、自社の規模に合った形で持つことです。
Q. FP&AとxP&Aは何が違うのですか?
A. xP&AはFP&A(財務計画・分析)の考え方を財務以外の領域にも広げた概念で、「Extended Planning & Analysis(拡張計画・分析)」の略です。
FP&Aが担ってきた予算・予測・分析のサイクルを、営業・人事・サプライチェーンなど各部門の計画とつなげ、全社を横断して整合させる取り組みを指します。財務にとどまらず、事業全体の計画を一つの土台でそろえようとする発展形と捉えると分かりやすいでしょう。
Q. FP&Aの予算・予測・分析の実務を効率化するにはどうすればよいですか?
A. FP&Aの実務を効率化する有力な手段が予実管理・予算編成を一元化する経営管理システム(EPM/CPM)の活用です。
経営管理システムを使えば、会計データの取り込みや予実差異・着地見込みの可視化を自動化でき、担当者はExcelでの集計作業から離れて分析や提言に集中しやすくなります。本記事の後半では、予実管理・予算編成を中核に据えた代表的なサービスを紹介しています。
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マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト
松嶋真倫
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