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BtoC消費者債権の督促チャネル比較10選|SMS・オートコール・RCSの使い分けと自動化サービスを解説

BtoC消費者債権 督促チャネル比較
督促・売掛金回収代行比較表(2026年版)のプレビュー

主要21サービスの料金・機能を無料で一覧比較

督促・売掛金回収代行比較表(2026年版)

BtoC消費者債権の督促業務を効率化するには、SMS・オートコール(IVR)・RCSを活用した自動化が不可欠です。人手による架電や郵送では、月数千〜数万件に及ぶ未入金者への対応が追いつかず、現場の負担が増加し続けています。

本記事では、督促を自動化するサービス10社を「SMS型」「オートコール型」「RCS型」の3タイプに分けて比較・解説します。料金体系や機能、段階督促の組み立て方、関連法令のポイントも整理しました。自社のオペレーションに最適なサービス選びにご活用ください。

最短で最適なサービスを見つけたい方は、『30秒で終わる選定診断ツール』もあわせてご利用ください。

本記事で取り上げる10サービスに共通する条件

本記事で比較する10サービスは、いずれも以下の条件を満たします。SMS・オートコール・RCSを問わず、BtoC消費者債権の回収業務に活用できる通知・督促機能を持つサービスに絞っています。汎用的なマーケティング用途のみを想定した配信ツールや、コールセンター向けのアウトバウンドダイヤラー専用製品は含みません。

  1. SMS・オートコール(IVR)・RCSのいずれかの送信機能を提供
  2. BtoC消費者債権(家賃・通販・公共料金など)での導入実績や用途訴求がある
  3. 日本市場で提供中
  4. クラウド型で提供(オンプレミス不要)
  5. API連携または管理画面からの一括配信機能を提供

SMS送信サービス全般(督促用途以外を含む)を幅広く比較したい場合は、以下の記事をご参照ください。

BtoC消費者債権の督促自動化サービスとは?

督促自動化サービスは、手作業での架電・郵送をシステム経由の一斉配信に置き換え、オペレーターをより付加価値の高い業務へ集中させるためのクラウドサービスです。

自動化が求められる背景

BtoCの督促業務は「少額かつ大量」という特性上、1日200件程度が限界とされる人手での架電では費用対効果が合いません。

また、クレーム対応等による心理的負担も大きいため、初期・中期の督促を自動化し、最終段階のみ有人で対応する運用設計が急務となっています。

自動化でどこまで負担が軽くなるかは、実際に電話や郵送を置き換えた企業の数字が手がかりになります。水道料金の督促で電話対応の工数を約6割減らした自治体や、郵送のDMを切り替えて費用を圧縮した金融会社など、7業界9社の導入効果が数値とともに整理されています。

段階督促の組み立て方

経過日数に応じて督促チャネルを強める「段階督促」の設計が、回収率改善の鍵を握ります。

A flowchart depicting a multi-phase strategy for debt collection based on overdue days and communication channels, including SMS, auto calls, and personal outreach.

早期(〜2週間)はSMS等の低コストなリマインドで「うっかり滞納」を回収し、中期(〜1か月)はオートコールで再アプローチ。最終段階(1か月以上)でのみ有人架電や法的措置へ移行することで、稼働を最小化しつつ効果を最大化できます。

最終段階に位置づけられる「法的措置」は、内容証明郵便・支払督促・強制執行など段階的な手続きが積み重なる領域で、SMSやオートコールによる督促だけでは時効の更新にも至りません。有人架電や外部依頼へ切り替える前段として、債権回収全体の流れと各手段の使い分けを押さえておくと、督促自動化の運用設計もぶれずに済みます。

BtoC督促自動化サービスの3つのチャネルタイプ

各チャネルは到達率やコストが異なるため、自社の対象債権や段階督促の組み立てに応じて選び分ける必要があります。

A matrix diagram comparing SMS, RCS, and OTT channels based on text delivery and target audience, with axes indicating reach and cost perception.
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タイプ特徴該当する主なサービス詳細
SMS型電話番号宛てに短文メッセージを一斉配信。1通あたり数円〜十数円、開封率が高くスモールスタートしやすいオーロラSMS by メディアSMS、Cuenote SMS、空電プッシュ、SMSLINK、SMSマルチPay比較表を見る
オートコール(IVR)型自動音声で一斉架電し、プッシュ番号入力で支払意思や支払方法案内を行う。固定電話宛て・高齢者層への到達に強いDHKクラウドオートコール、CallCall IVR、SimpleConnect比較表を見る
RCS型画像・動画・リッチカードを送信できるSMS次世代規格。RCS非対応端末にはSMSへ自動フォールバック絶対リーチ!RCS、KDDI Message Cast比較表を見る

1. SMS型

SMS型は、開封率の高さと手軽さが強みであり、「うっかり滞納者」への初期リマインドに最適です。1通数円から利用でき、固定費ゼロのサービスも多いためスモールスタートに向きます。支払リンクを含めることで、オペレーターを介さず支払行動へ直結させることが可能です。

2. オートコール(IVR)型

オートコール型は、SMSが届きにくい高齢者層や固定電話へのアプローチに強みを発揮します。自動音声で一斉架電し、プッシュ入力で支払意思確認をその場で完結できるため、自治体や公共料金の督促で広く採用されています。SMS機能を併せ持つサービスも多く、チャネルの使い分けが容易です。

3. RCS型

RCS型は、画像や支払いボタンなど視覚的なリッチメッセージを用いた高い誘導率が特徴です。非対応端末にはSMSへ自動で切り替わるため、リーチを落とすリスクもありません。複数通に分けていた長文案内を1通に集約できるため、複雑な説明必要とされる督促にも適しています。

BtoC督促自動化サービスの選び方

サービス選定時は、以下の5つのポイントを順に確認することで、自社に最適なチャネルとツールを絞り込めます。

  1. 対象債権と件数に合うチャネルか
    • 若年層・カード債権ならSMS/RCS。高齢者・公共料金ならオートコール。件数に応じて月額固定か従量課金かを選択します。
  2. 段階督促に組み込めるか
    • 初期(SMS)〜中期(オートコール)のシナリオに合わせて、統合型サービスか特化型サービスを組み合わせるかを検討します。
  3. 既存システムと連携できるか
    • 月数千件規模ならAPI連携やCRM連動が必須です。配信結果の自動消込が可能かどうかが工数削減の鍵になります。
  4. 料金体系が規模に合っているか
    • 数百件なら「成功課金型」、数千〜数万件なら「月額固定+超過分従量型」、それ以上ならボリュームディスカウントを狙います。
  5. コンプライアンス要件を満たしているか
    • ISMSやPマークの取得、深夜・早朝の配信制御、他人接続判定など、法令遵守とセキュリティ対策が充実しているか確認します。

自社に合うタイプがわからない場合は診断ツールをご活用ください

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BtoC督促自動化サービス10選の比較

【タイプ別比較表】SMS型

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サービス名オーロラSMS by メディアSMSSMSLINKSMSマルチPayCuenote SMS空電プッシュ
提供会社株式会社メディア4u株式会社ネクスウェイ株式会社ネクスウェイユミルリンク株式会社NTTドコモビジネスX株式会社
初期費用0円0円20,000円〜0円要問合せ
月額基本料0円0円(最低利用1,000円/月)0円0円〜要問合せ
配信単価完全成功課金(要問合せ)1通6円〜1通20円〜(別途、決済手数料は取扱金額・決済手段に応じた個別見積り)1通6円〜(ボリュームディスカウントあり)要問合せ
督促業務向け実績(家賃・通販・カード・保険料など幅広く対応)(不動産・弁護士事務所・脱毛サロンなど督促事例公開)(料金確定後の請求・未収金回収を想定。督促架電・督促状のBPO連携あり)(自治体・金融・EC事業者で督促導入事例)(家賃管理・自治体・債権回収業界で導入事例多数)
認証・セキュリティPマーク/ISO27001/ISO27017Pマーク取得Pマーク取得(提供元:株式会社ネクスウェイ)。決済ページに氏名・生年月日・契約番号などによる本人認証を設定可Pマーク/ISO27001/ISO27017/ASP・SaaS安全・信頼性情報開示認定公式に明示なし(要問合せ)
詳細情報公式資料を見る公式資料を見る公式資料を見る公式サイト公式サイト

1. オーロラSMS by メディアSMS(株式会社メディア4u)

オーロラSMS by メディアSMS
出典:オーロラSMS by メディアSMS 公式サイト|株式会社メディア4u

初期費用・月額基本料0円で、配信成功分のみ課金される完全成功課金型の国内法人向けSMS配信サービスです。配信失敗分には課金されないためコストの予測が立てやすく、家賃・通販・カード・保険料などの未収金督促に幅広く利用されています。国内全キャリア対応、双方向SMSやAPI連携を備え、プライバシーマークやISO/IEC 27017などの主要なセキュリティ認証も完備しています。

2. SMSLINK(株式会社ネクスウェイ)

SMSLINKのウェブサイト

初期費用0円・月額基本料0円(最低利用1,000円/月)、1通6円からの従量課金で、月数百件規模のスモールスタートに適したサービスです。不動産や弁護士事務所、サロンなどの督促事例を公開しており、弁護士事務所の事例では回収率が約50%向上したと訴求されています。Web版とAPI版の2形態を提供し、他社フォールバックやURLクリック追跡、Pマーク取得など実務に必要な要件を網羅しています。

3. SMSマルチPay(株式会社ネクスウェイ)

SMSマルチPayの公式サイト

SMSマルチPayは、株式会社ネクスウェイが2025年1月に提供を開始した請求・未収金回収サービスです。督促のSMSを送るところで終わらず、受信者ごとに生成した専用ページで請求内容の確認・本人認証・支払いまでを完結させる点が、他のSMS配信サービスと異なります。

支払方法はクレジットカード・コンビニ・銀行振込・ID決済・キャリア決済など25種類を提示できます。督促を読んだ相手がその場で使える支払手段を持っているかで入金までの離脱は変わるため、消費者債権のように支払手段が人によって異なる領域では選択肢の幅が効きます。決済ページには氏名・生年月日・契約番号・メールアドレスなどを組み合わせた本人認証を設定でき、請求内容が第三者に見える事態を防げます。

料金は初期費用20,000円〜・月額0円・送信単価20円〜で、決済手数料は取扱金額と決済手段に応じた個別見積りです(ネクスウェイ公式サイト、2026年6月時点)。

管理画面でSMSの送達状況・URLアクセス状況・入金ステータスを追えるため、未収のまま残っている相手だけを次の段階の督促に回せます。未収が続く相手には、株式会社アグレックスのコールセンターによる督促架電・督促状発送のBPOを組み合わせる構成も用意されています。

4. Cuenote SMS(ユミルリンク株式会社)

Cuenote SMSのウェブサイト

Cuenoteシリーズ全体で契約2,800社以上を擁する大規模インフラを背景に、自治体・金融機関・ECでの督促実績が豊富なサービスです。1通6円からの従量課金(初期0円)で、最大660文字の長文SMSや、誤配信を防ぐ他人接続判定機能を備えています。木更津市の自治体事例では、税金収納額が前年同期比で約31%増加、督促状発送件数が約2,000件削減されたと公表されています。

5. 空電プッシュ(NTTドコモビジネスX株式会社)

空電プッシュのウェブサイト

SMS送信サービスにおいて10年連続シェア上位を誇り、BtoC督促領域で圧倒的な導入実績を公開しています。東急住宅リースや債権回収業のイントラストなどの事例に加え、複数の自治体で住民税や公共料金の徴収に活用され、紙媒体督促コストの大幅削減が実証されています。標準版のほか、RCS対応版や自治体向けLGWAN環境対応プランなどの派生プランも選択可能です。

【タイプ別比較表】オートコール(IVR)型

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サービス名DHKクラウドオートコールCallCall IVRSimpleConnect
提供会社株式会社電話放送局ルーシッド株式会社Cloopen株式会社
初期費用50,000円〜(自治体向け200,000円〜)要問合せ1,980円
月額基本料50,000円〜(月1,000件応答含む)要問合せ1ID 1,980円〜(1チャネル800円・電話番号200円)
配信単価固定電話21円/件、携帯32円/件(超過分)要問合せ音声通話は別途従量
督促業務向け実績(家賃・公共料金・保険料・通販代金・自治体に強い)(後払い決済代行業で自動処理率60%・回収率約6%向上の事例)(公式に支払い督促自動化シナリオを公開)
認証・セキュリティISO27001/Pマーク/PCI DSS/ETOC認証Pマーク取得ISO27001/ISO27017
詳細情報公式資料を見るサービス詳細を見る公式サイト

6. DHKクラウドオートコール(株式会社電話放送局)

DHKクラウドオートコールのウェブサイト

自動音声案内(IVR)とSMS送信を組み合わせ、固定電話宛ては音声案内、携帯宛ては文字メッセージへ自動で切り替える設計が特徴です。料金は初期50,000円〜・月額50,000円〜(1,000件応答含む)で、家賃・公共料金・自治体(住民税徴収など)のBtoC消費者債権に特化しています。音声専業として信頼性が高く、PCI DSSやETOC認証など最高峰のセキュリティ体制を構築しています。

7. CallCall IVR(ルーシッド株式会社)

CallCall IVRのウェブサイト

通話録音、音声認識、SMS連携などを標準搭載し、SalesforceやkintoneなどのSaaSとも柔軟に連携できるクラウド型IVRサービスです。後払い決済代行業のキャッチボール社(後払い.com)の事例では、IVR自動処理率60%、回収率約6%向上、貸倒損失数千万円の削減見込みという高い導入効果を公表しています。

24時間無人対応できる設計により、夜間・休日の支払意思確認や請求書再発行受付を無人化できます。

8. SimpleConnect(Cloopen株式会社)

SimpleConnectのウェブサイト

初期費用1,980円、1ID月額1,980円からという圧倒的な低価格で、小〜中規模のコールセンターや督促業務の自動化をスモールスタートできる統合プラットフォームです。IVR応答、プレディクティブコール、SMS、LINE、CRM連携を1つに集約。公式サイトでは「支払い督促自動化シナリオ」のテンプレートを公開しており、導入後すぐに実務へ組み込める設計になっています。

【タイプ別比較表】RCS型

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サービス名KDDI Message Cast絶対リーチ!RCS
提供会社KDDI株式会社AI CROSS株式会社
初期費用0円要問合せ
月額基本料0円要問合せ
配信単価1通9.35円〜(税込・完全従量課金)従量課金(要問合せ)
督促業務向け実績(自治体・auフィナンシャル等で督促事例あり)(家賃・公共料金・通販・カード・保険料の督促に対応)
認証・セキュリティ公式に明示なし(要問合せ)ISO27001/Pマーク
詳細情報公式資料を見る公式サイト

9. KDDI Message Cast(KDDI株式会社)

KDDI Message Castのウェブサイト

初期費用0円・月額基本料0円、1通9.35円(税込)からの完全従量課金で、SMS・+メッセージ・RCSの3チャネルを統合配信できるサービスです。公式事例として、出雲市上下水道局で督促状発送前に配信した結果、対象者の約40%が発送前に支払いを完了した事例や、大府市役所で電話督促工数を約6割削減した事例が公開されています。

BOXIL調査(2025年3月)でSMS送信サービス市場のシェアNo.1を訴求しています。

10. 絶対リーチ!RCS(AI CROSS株式会社)

絶対リーチ!RCSのウェブサイト

1通の課金内で2,730文字+画像+最大5枚のカルーセルリッチカードを送信でき、情報量の多い督促案内を1通に集約できるプラットフォームです。ノーコードのチャットボット構築、PDFファイル添付、パスワード設定など、確実な支払行動へ誘導するための機能が充実。シリーズ累計8,000社以上の導入実績を持ち、RCS非対応端末にはSMSへ自動フォールバックする高い到達率設計を備えています。

BtoC消費者債権の督促に関連する法令・ガイドライン

督促自動化ツールの導入にあたっては、個人情報保護法や各種事業法に基づく「安全管理措置」と「配信運用ルール」の遵守が必須です。

  • 個人情報保護法:
    • サービス提供者を「業務委託先」として位置づけ、ISMSやPマーク取得などの安全管理措置を確認する必要があります。
  • 電気通信事業法・特定電子メール法:
    • 督促目的の連絡は同意取得義務の例外になりやすいですが、規約への同意条項明記と、深夜・早朝の配信制御を行うのが実務上の基本です。
  • 貸金業法・割賦販売法:
    • 一般BtoC事業者も社会通念上参照すべき基準です。システム側での配信時間帯制御や、自動オプトアウト機能の活用が有効です。
  • 民法(時効関連):
    • SMS等での督促単体では「時効の更新」になりません。時効管理と紐付けるため、長期ログ保存機能の有無を確認しておきましょう。

まとめ

BtoC督促の自動化は、自社の運用設計(段階督促)に最も適したチャネルを選ぶことが成功の近道です。

手軽な文字リマインドなら「SMS型」、高齢者や固定電話への音声案内なら「オートコール型」、視覚的誘導なら「RCS型」を軸に検討しましょう。対象債権の性質や月間件数、既存システムとの連携可否、法令対応レベルを基準にすれば、自社にフィットするツールをスムーズに絞り込めます。

よくある質問(FAQ)

Q. SMS・オートコール・RCSはどう使い分ければよいですか?

A. 対象債権の属性層と督促段階に応じて使い分けるのが基本です。早期(支払期限から数日〜2週間)は単価が安く開封率が高いSMSが若年層向けに効果的です。

中期(2週間〜1か月)は固定電話層に強いオートコールによる音声案内が適し、RCSは画像や支払いボタンを用いた複雑な督促に向きます。複数チャネルを組み合わせることで、回収率と顧客関係の維持を両立できます。

Q. 督促業務の自動化で個人情報保護法・電気通信事業法に違反しないか心配です

A. サービス事業者を業務委託先として位置付け、安全管理措置と運用ルールを徹底すれば原則問題ありません。督促メッセージは特定電子メール法の同意取得義務の例外に該当することが多いですが、規約への同意条項明記と深夜・早朝の配信制御は必須です。

選定時はISMS・Pマーク・ISO27017の取得やオプトアウト機能の自動化を一通り確認してください。

Q. 既存の債権管理システムと連携できないサービスは導入できませんか?

A. 連携機能がなくてもCSVの手動アップロードで導入可能ですが、月数千件以上の規模では自動連携を強く推奨します。

REST APIやWebhook、Salesforce・kintoneなどのSaaS標準連携を備えたサービスを選べば、配信結果(送信成功・応答内容など)を自動で債権管理側に戻せるため、入金消込業務を含めた大幅なオペレーション工数の削減が実現します。

Q. 完全成功課金型と月額固定型はどちらが有利ですか?

A. 自社の配信規模と件数の安定性によって有利な料金体系が変わります。月間数百件や件数変動が大きい場合は、初期費用・月額基本料が0円の「完全成功課金・完全従量課金型」が適しています。

一方、月数千件以上で件数が安定している場合は、超過分のみ従量課金となる「月額固定型」の方が1件あたりの単価が下がる傾向にあります。数万件以上の場合はカスタムプラン(個別見積もり)での最適化が一般的です。

Q. 1件あたりの督促コストはチャネルごとにどのくらい違いますか?

A. 本記事の比較表で公開されている単価では、SMSが1通6円〜20円、RCSが1通9.35円〜(税込)、オートコールが固定電話21円・携帯32円(DHKクラウドオートコールの超過分単価)です。SMSとRCSは通数だけの従量課金が中心で、初期費用・月額基本料が0円のサービスも複数あります。

一方オートコールは、初期費用5万円〜・月額5万円〜(自治体向けは初期20万円〜)のように基本料が先に立つ料金設計が一般的で、月間件数が少ないうちは1件あたりの実質単価が高くなります。単価だけでなく、月間件数と基本料を合わせた総額で見比べてください。

Q. 督促を送ってよい時間帯に決まりはありますか?

A. 一般のBtoC事業者に時間帯を直接定めた条文はありませんが、貸金業法が禁止する深夜・早朝の取立てが実務上の基準として参照され、システム側の配信時間帯制御で担保するのが基本です。

とくにオートコールは相手の生活時間に直接割り込むため、配信時刻の指定と再架電間隔の設定ができるかを導入前に確認してください。SMSやRCSでも、深夜に届いた通知が不信感につながることに変わりはありません。あわせて、自動オプトアウト(配信停止)の受付機能があるかも確認しておくと、運用開始後のトラブルを避けられます。

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監修者

マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト

松嶋真倫

都市銀行にて金融実務を経験後、暗号資産関連スタートアップの創業期に参画し、市場分析・業界調査に従事。2018年にマネックスグループ入社。以降、ビットコインをはじめとするデジタルアセットからマクロ経済環境まで、金融市場を横断した調査・分析および情報発信を担う。FinTech・次世代金融領域のリサーチ統括、各種レポートや書籍の執筆、日本経済新聞など国内主要メディアへのコメント・寄稿、イベント登壇などを行う。2021年3月より現職。
記事内でご紹介している製品・サービスは監修者が選定したものではなく、編集部が独自に選定したものです。
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