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入金サイクルとは?主要オンライン決済サービスの締め日・入金日を一覧比較|早期入金と資金繰りの選び方

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オンライン決済システム・代行サービス比較表(2026年版)のプレビュー

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オンライン決済システム・代行サービス比較表(2026年版)

キャッシュレス決済を導入したものの、「カードやQRで支払われた売上が、実際に自分の口座へ入るのはいつなのか」が分からず、資金繰りの見通しを立てづらいと感じていませんか。

売上の締め日から入金日までの日数を「入金サイクル」と呼びます。この日数は決済サービスや入金先の銀行によって大きく変わり、翌営業日に入るものから、翌月末までかかるものまで幅があります。

本記事では、主要なオンライン決済サービス・決済方法ごとの締め日と入金日を一覧で比較し、具体的な入金スケジュールの読み方、入金を早める早期入金オプションの選び方、資金繰りの観点でどのサービスを選ぶかまでを整理します。掲載の数値はすべて2026年9月時点の各社公式情報に基づいています。

入金サイクルは、決済手数料と並ぶ選定軸です。売上がいつ手元に入るかを具体的な日程で把握し、自社の資金繰りに合った決済の選び方を確認していきましょう。

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入金サイクルとは?売上の締め日から入金日までのタイムラグ

入金サイクルとは、決済で発生した売上を集計する「締め日」から、その代金が自社の口座に振り込まれる「入金日」までの期間を指します。たとえば「月末締め・翌月末入金」であれば、月末までの売上がまとめて翌月の末日に振り込まれます。

この締め日から入金日までの日数だけ、売上は手元に届くのが遅れます。決済手数料の数%差より、締め日から入金日までのタイムラグが資金繰りに与える影響のほうが大きい場面は少なくありません。

事業者が売上金を受け取るまでの流れ

ここからは、入金にタイムラグが生じる仕組みを確認します。カード決済やQR決済では、購入者が支払った代金がその場で事業者に渡るわけではありません。

購入者の支払いは、いったんカード会社や決済サービス側でまとめられ、あらかじめ決められた締め日で集計されます。集計された売上から所定の入金日に、事業者の口座へ振り込まれる流れです。締め日と入金日の間には、この集計と振込処理の時間が必ず入るため、売上の発生と入金にはずれが生じます。

売上金が事業者に入るまでの流れの図。売上が発生(購入者がカード・QRで支払う)→カード会社・決済サービスが売上をまとめる→締め日で集計→入金日に事業者の口座へ振込、の4ステップ。締め日と入金日の間に集計と振込処理の時間が入るため、売上の発生と入金にタイムラグが生じることを示す。

直接契約と決済代行で入金サイクルはどう変わるか

決済の導入方法には、カード会社などと個別に直接契約する形と、複数の決済手段をまとめて扱える決済代行サービスを利用する形があります。

直接契約はカードブランドやカード会社ごとに締め日・入金日が分かれやすく、入金サイクルの管理が煩雑になりがちです。契約先によって条件は異なりますが、月末締め・翌月末入金や15日締め・当月末入金といった、月1回から数回の締めで入金されるのが一般的です。

一方、決済代行サービスを利用すると複数ブランドの締め日・入金日を統一しやすく、サービスによっては入金回数を増やす早期入金オプションを選べます。入金サイクルを自社の資金繰りに合わせて調整したい場合、決済代行の選択が有力な打ち手になります。

主要オンライン決済サービス・決済方法別の入金サイクル一覧

ここからは、主要なオンライン決済サービス・決済方法ごとに、締め日から入金日までの最短日程・入金回数・早期入金オプションの有無・振込手数料を一覧で比較します。数値は2026年9月時点の各社公式情報に基づきます。入金条件は変わることがあるため、契約前に各社の最新情報もご確認ください。

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サービス/決済方法Square(スクエア)SBペイメントサービスGMOペイメントゲートウェイKOMOJU(コモジュ)Stripe(ストライプ)Paysys(ペイシス)PayPay(オンライン決済)楽天ペイ(実店舗決済)au PAYd払いAmazon PayShopifyペイメントSTORES決済Airペイ(オンライン決済)
締め日→入金日(最短)三井住友・みずほ銀行なら決済の翌営業日/その他は毎週水曜締め・同週金曜入金同月に売上確定で翌月末入金早期入金サービスで締め回数・締め日・入金までの日数を自由に設定(最大2ヶ月短縮)週1回は金曜締め・翌金曜入金/月1回は月末締め・翌月末入金標準は週次(毎週金曜)/週次・月次・手動から変更可月1回または月2回(具体的な締め日・入金日は要問い合わせ)当月末締め・PayPay銀行は翌日、その他は翌々営業日、ゆうちょ銀行は4営業日後楽天銀行指定なら当日締め・翌日入金/それ以外は入金依頼から3日後月1回は末日締め・翌月末/月2回は15日締め翌月15日・末締め翌月末月1回は月末締め・翌月10日/月2回は1〜15日分が当月25日、16〜末日分が翌月10日初期設定は14日ごとにまとめて入金。入金処理開始から着金まで約2〜5営業日週次または月次を選択(日次は不可)、銀行の入金処理に1〜3営業日自動入金は月末締め・翌月20日/手動入金は決済の翌日以降に依頼し翌〜翌々営業日1日から当月末までの決済が翌月1日締め・翌月最終営業日の1回払い
入金回数週1回(指定2行は翌営業日)標準は月1回(オプションで月2〜6回)月1回〜設定内容により選択週1回または月1回を選択週次・月次を選択(日次は非対応)月1回または月2回を選択月1回(早期振込は別途申込)翌日・月1回・月2回から選択可月1回または月2回を選択月1回または月2回を選択送金サイクルを設定(初期は14日ごと)週次または月次を選択自動は月1回、手動は随時月1回(オンライン決済)
早期・翌日入金即時入金あり(手数料1.5%)早期・複数回入金オプションは締め日の5営業日以内早期入金サービスあり週次を選べば入金を早められる手動申請で任意のタイミングに振込要問い合わせ早期振込サービスは別途申し込み・利用料が必要楽天銀行を入金先に指定で翌日自動入金早期振込サービスで最短翌々営業日手動入金で必要なタイミングに受け取り可
振込手数料通常入金は無料要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ公式ヘルプに明記なし(要確認)楽天銀行は無料/それ以外は入金依頼1回につき300円(税抜)運営会社(KDDI)が負担原則発生しない(1万円未満の入金は200円・税込)要問い合わせ要問い合わせ自動入金は無料(手動入金は小額時に手数料の場合あり)要問い合わせ

※2026年9月時点の各社公式情報に基づく。入金条件は変更される場合があるため、契約前に各社公式ページで最新情報をご確認ください。

実店舗のカード決済端末(stera pack、PAYGATEなど)やメルペイ・Paidyなどを利用する場合は、各社の加盟店向けヘルプで「入金サイクル」「入金スケジュール」などの項目をご確認ください。

各サービスの入金サイクルは、以下の公式ページで確認しています。

出典・参考資料(13件)

具体的な入金スケジュール例(締め日→入金日のカレンダー)

一覧の数値を、実際の日付に落とし込むと資金繰りカレンダーが引きやすくなります。代表的な締め日と入金日の組み合わせを、具体例で確認します。

  • 月末締め・翌月末入金の例(楽天ペイ 月1回自動入金など):6月1日から6月30日までの売上は、6月末で締められ、7月末にまとめて振り込まれます。月初の売上は入金まで約2ヶ月かかる計算です。
  • 毎週水曜締め・同週金曜入金の例(Squareで三井住友・みずほ以外の口座):水曜日までの売上が、その週の金曜日に合算で入金されます。週単位で資金が回るため、月締めより手元資金の間隔は短くなります。
  • 当月末締め・翌日入金の例(PayPayオンライン決済でPayPay銀行を指定):PayPay公式の入金例では、30日締めの取引はPayPay銀行なら1日、その他の金融機関は3日、ゆうちょ銀行は5日が入金予定日です。実際の入金日は土日祝など営業日の並びで前後しますが、入金先の銀行によって数日ずれる点は共通です。

同じサービスでも、入金先に指定する銀行や選んだ入金回数によって、入金日は前後します。次の章で、こうした日程がぶれる要因を整理します。

入金サイクルで注意したい実務ポイント

一覧やスケジュール例を自社に当てはめる前に、入金日が前後する要因を押さえておくと、資金繰りの見込み違いを防げます。実務で影響しやすい4点を確認します。

指定した入金先の銀行で入金日が変わります。PayPayではPayPay銀行が翌日、ゆうちょ銀行が4営業日後と差があり、Squareも三井住友・みずほなら翌営業日、それ以外は週1回と、指定行によって入金の早さが分かれます。

Airペイは製品によって入金回数が異なり、対面決済(Airペイ・Airペイ タッチ)はみずほ・三菱UFJ・三井住友の3行が月6回、それ以外の金融機関は月3回で、オンライン決済(前掲の一覧表の値)は月1回です。

土日祝日をはさむと入金日は前後します。Airペイのオンライン決済やAirペイ QRは、振込日が金融機関の休業日にあたる場合、前営業日に前倒しされます。楽天ペイの翌日入金や3日後入金は土日祝日を含めて数える一方、多くのサービスは営業日ベースで数えるため、締め日のタイミング次第で実際の入金日がずれます。

最低入金額に達しないと入金が繰り越される場合があります。d払いやau PAYでは、1回の入金予定額が1万円未満だと、原則として次回以降1万円以上に達するまで入金が繰り越されます。d払いで1万円未満のまま入金されるときは、1件あたり200円・税込の振込手数料がかかります。売上が小さい月は、想定より入金が遅れる可能性がある点に注意しましょう。

締め日と売上確定のタイミングで入金月が変わります。SBペイメントサービスでは、購入日と同じ月に売上確定処理(商品の発送などにあわせて売上を確定させる操作)を行えば翌月末入金ですが、翌月に処理すると翌々月末入金となります。締め日をまたぐ運用では、入金が1ヶ月後ろにずれることがあります。

資金繰りで選ぶ入金サイクル|入金の早さ・回数・指定銀行・変更可否

入金サイクルが資金繰りに与える影響

入金サイクルが長いほど、売上が立ってから現金化するまでの期間が延び、その間の運転資金を自社で立て替える必要があります。

たとえば月末締め・翌月末入金なら、月初に売れた分は入金まで約2ヶ月かかります。この間に仕入れや人件費の支払いが来ると、売上はあるのに手元資金が足りない状態に陥りかねません。入金サイクルの短縮は、こうした運転資金の負担を軽くする直接的な手段になります。

そこで、入金サイクルの観点で決済を選ぶときは、次の4点を自社の資金繰りに当てはめて判断すると、優先順位が付けやすくなります。

入金の早さは、支払いサイト(仕入れ代金などの支払い期日)とのバランスで見ます。仕入れや外注費の支払いが売上入金より先に来るなら、翌日・翌営業日入金に対応するサービスや、締め日から入金までの日数が短いサービスが資金繰りに効きます。逆に支払いに余裕があるなら、入金の速さより手数料や運用のしやすさを優先しても問題ありません。

入金回数は、資金の回転頻度で選びます。月1回だと売上が手元に届くまで最大2ヶ月近くかかる一方、月2回や週1回を選べるサービスなら、資金の回転が細かくなり運転資金の余裕が生まれます。入金回数を後から増やせるオプションがあるかも確認しておくとよいでしょう。

指定銀行の条件は、メインバンクと照らして確認します。Square(三井住友・みずほ)やPayPay(PayPay銀行)のように、特定の銀行を入金先に指定すると入金が早まるサービスがあります。自社のメインバンクが条件に合うか、合わないなら口座を追加してでも早める価値があるかを検討しましょう。

変更可否は、事業の成長を見据えて確認します。導入時は月1回で十分でも、取扱高が増えると入金頻度を上げたくなることがあります。入金サイクルや入金回数を後から管理画面で変更できるか、オプション追加で対応できるかを確認しておくと、事業の変化に合わせて調整できます。

入金サイクルと並ぶもう一つの選定軸が決済手数料です。決済手段ごとの料率や初期費用・月額を実額で比較したい場合は、以下の記事もあわせてご確認ください。

入金サイクルを短くする方法(早期入金・即時入金・複数回入金オプション)

入金サイクルは、サービスの選び方やオプションの活用で短くできます。ただし速さには別途申し込みや手数料が伴うことが多いため、条件とあわせて確認するのが重要です。主な打ち手を3つの類型で整理します(各サービスの具体的な数値は前掲の一覧表と、次章の各サービス紹介を参照してください)。

入金サイクルを短くする3つの打ち手の図。1. 即時入金・翌日入金(速さに手数料や指定銀行の条件が伴う)、2. 複数回入金(月2〜6回に増やし資金の回転を細かくする)、3. 決済代行で入金サイクルを週次・月次・手動などに変更、の3類型に整理した図。

即時入金・翌日入金オプションを使う方法があります。申請すればすぐ登録口座へ入金される即時入金や、特定の銀行を入金先に指定した場合の翌日入金があります。速さには手数料(たとえば即時入金は入金額の1.5%程度)や指定銀行といった条件が伴うため、速さだけでなく条件までセットで確認しましょう。

入金回数を増やす複数回入金オプションもあります。月1回の入金を月2回から6回に増やせるオプションで、締め日ごとに小刻みに入金されるため、資金の回転が細かくなります。早期振込サービスを併用すると、締め日から入金までの日数も短縮できます。

入金サイクルを変更できる決済代行を選ぶ方法もあります。決済代行サービスの多くは、管理画面から入金サイクル(週次・月次・手動など)を設定・変更できます。資金繰りに合わせて締めと入金の間隔を調整したい場合は、こうしたサービスを軸に検討すると選択肢が広がります。

早期入金・複数回入金に対応する決済代行サービス

ここからは、入金サイクルを短くしたい事業者に向けて、早期入金・複数回入金や入金サイクルの調整に対応する主要な決済サービスを紹介します。まずは入金サイクルの観点で比較し、そのあと各サービスの特徴を確認します。

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サービス名Square(スクエア)SBペイメントサービスGMOペイメントゲートウェイPaysys(ペイシス)KOMOJU(コモジュ)STORES決済
標準の入金サイクル三井住友・みずほは翌営業日/その他は毎週水曜締め・金曜入金同月売上確定で翌月末入金早期入金サービスで自由に設定月1回または月2回(締め日・入金日は要問い合わせ)月1回は月末締め・翌月末入金自動入金は月末締め・翌月20日
早期入金・複数回入金即時入金(手数料1.5%)月2〜6回・締め日の5営業日以内締め回数・締め日・入金日数を選択(最大2ヶ月短縮)月1回・月2回から入金回数を選択週1回(金曜締め翌金曜)を選択可手動入金で決済の翌〜翌々営業日に受け取り
詳細情報サービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見る公式資料を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見る

※2026年9月時点の各社公式情報に基づく。入金条件は変更される場合があります。

Paysys(株式会社ペイメントフォー)

Paysys(ペイシス)のウェブサイト

Paysys(ペイシス)は、株式会社ペイメントフォーが提供する、システム開発なしで導入できるオンライン決済サービスです。管理画面から請求用のURLやQRコードを発行し、メール・SMS・SNSで取引先に案内するだけで、クレジットカード決済などを完結できます。

クレジットカード5ブランドに加え、PayPayオンライン決済やコンビニ決済、ペイジー、銀行振込に対応し、請求書の発行から入金の消し込み(請求と入金の照合)までをオンラインで一元管理できます。入金サイクルは月1回または月2回で、締め日・入金日の詳細や早期入金の可否は個別の見積もりとなるため、資料で確認するとよいでしょう。取引先の多いBtoB企業の請求業務を圧縮したいケースに向いています。

Square(スクエア)

Squareのウェブサイト

入金の早さで選ぶなら、Squareは有力な選択肢です。三井住友銀行またはみずほ銀行の口座を指定すると、キャッシュレス決済の売上が決済の翌営業日に自動入金されます。

それ以外の銀行口座でも、毎週水曜日締めで同じ週の金曜日に合算入金されるため、週単位で資金が回ります。通常入金の振込手数料は無料です。さらに急ぐ場合は、入金額の1.5%の手数料で即時入金も利用でき、資金繰りが厳しい局面で現金化を前倒しできます。

SBペイメントサービス

SBペイメントサービスのウェブサイト

入金回数を増やして資金の回転を細かくしたい事業者には、SBペイメントサービスが向いています。ソフトバンクグループの決済代行サービスで、標準では購入日と同月に売上確定処理を行えば翌月末に入金されます。

特徴は、早期・複数回入金オプションで入金回数を月2回から6回まで選べる点です。いずれのプランも入金日は締め日の5営業日以内に設定されており、月末をまたぐ資金の空白を短くできます。5大国際ブランドに対応し、AIによる不正利用検知など、EC事業者向けの機能も充実しています。

GMOペイメントゲートウェイ(PGマルチペイメントサービス)

PGマルチペイメントサービスのウェブサイト

入金サイクルを自社の資金繰りに合わせて細かく設計したい場合、GMOペイメントゲートウェイのPGマルチペイメントサービスが選択肢になります。多様な決済手段をまとめて導入でき、締め日や入金日を統一した入出金管理が可能です。

早期入金サービスを利用すると、締め回数・締め日・締め日から入金までの日数を事業者側で自由に選べ、入金までに要する期間を最大2ヶ月短縮できます。決済規模が大きく、資金繰りの設計自由度を重視する事業者に適したサービスです。

KOMOJU(コモジュ)

KOMOJUのウェブサイト

KOMOJUは、海外発行カードを含む多様な決済手段に対応するオンライン決済サービスです。入金サイクルを週次と月次から選べるため、ECサイトやShopifyストアで入金頻度を調整したい事業者に向いています。

週1回を選ぶと金曜日締め・翌金曜日入金となり、月1回の月末締め・翌月末入金よりも資金の回転が早まります。海外発行カードや各種決済手段への対応も広く、越境ECを含むオンライン販売の入金を管理しやすいサービスです。

STORES決済

STORES決済のウェブサイト

STORES決済は、対面とオンラインの両方に対応し、入金方法を自動と手動から選べる決済サービスです。手動入金を使えば、資金が必要なタイミングで売上を受け取れます。

自動入金は月末締め・翌月20日で振込手数料は無料です。手動入金を選ぶと、決済の翌日以降に入金を依頼でき、操作から翌〜翌々営業日程度で入金されます。資金が必要なときに前倒しで受け取れる柔軟さが強みです。

また、以下の記事ではオンライン決済サービス全体を対象に、手数料や対応決済手段、実店舗・EC・サブスクといった用途別の選び方まで比較しています。入金サイクル以外の条件も含めて導入を検討する方は、あわせてご覧ください。

まとめ

入金サイクルは、売上の締め日から入金日までの期間を指し、決済サービスや入金先の銀行によって翌営業日から翌月末まで幅があります。決済手数料と並ぶ選定軸として、締め日から入金日までの日程を具体的に把握することが資金繰りの第一歩です。

入金を早めたい場合は、翌日入金や即時入金のオプション、入金回数を増やす複数回入金、入金サイクルを設定できる決済代行が打ち手になります。いずれも手数料や指定銀行などの条件があるため、速さと条件をセットで比較することが大切です。自社の支払いサイトと照らして、入金の早さ・回数・指定銀行・変更可否から合うサービスを選びましょう。

よくある質問(FAQ)

Q. 入金サイクルとは何ですか?

A. 入金サイクルとは、決済で発生した売上を集計する「締め日」から、その代金が自社の口座に振り込まれる「入金日」までの期間を指します。

たとえば「月末締め・翌月末入金」であれば、月末までの売上がまとめて翌月末に振り込まれ、この日数だけ売上の現金化が遅れます。決済手数料と並ぶ資金繰りの選定軸で、入金サイクルの長さが運転資金の負担に直結します。

Q. 入金サイクルは決済サービスによってどれくらい違いますか?

A. 入金サイクルは、決済サービスや入金先の銀行によって、決済の翌営業日に入るものから翌月末までかかるものまで幅があります

たとえばSquareは三井住友・みずほ銀行なら決済の翌営業日、PayPayはPayPay銀行なら翌日に入金される一方、月末締め・翌月末入金のサービスでは月初の売上が入金まで約2ヶ月かかります。入金の早さは資金繰りに直結するため、契約前に各社公式で締め日・入金日を確認することが大切です。

Q. 「月末締め・翌月末入金」の入金サイクルは、いつの売上がいつ入りますか?

A. 月末締め・翌月末入金の場合、その月の1日から末日までの売上がまとめて締められ、翌月の末日に振り込まれます

たとえば6月1日から6月30日までの売上は6月末で締められ、7月末に入金されます。月初に売れた分ほど入金までの期間が長く、約2ヶ月かかる計算です。毎週水曜締め・同週金曜入金のように週単位で締められるサービスを選べば、この間隔を短くできます。

Q. 入金サイクルは、入金先に指定する銀行によって変わりますか?

A. 変わります。特定の銀行を入金先に指定すると入金が早まるサービスがあります

Squareは三井住友・みずほ銀行なら翌営業日、それ以外の口座は週1回、PayPayはPayPay銀行が翌日でゆうちょ銀行が4営業日後です。Airペイの対面決済ではみずほ・三菱UFJ・三井住友の3行が月6回、それ以外の金融機関は月3回と差があります。自社のメインバンクが条件に合うか、合わないなら口座を追加してでも早める価値があるかを確認しましょう。

Q. 入金サイクルを短くする早期入金・即時入金には手数料がかかりますか?

A. 手数料がかかる場合と無料の場合があり、別途申し込みや指定銀行が条件になることも多いため、速さと条件をセットで確認する必要があります

Squareの即時入金は入金額の1.5%の手数料がかかる一方、楽天ペイは入金先を楽天銀行に指定すれば翌日自動入金で振込手数料は無料です。SBペイメントサービスの早期・複数回入金オプションは締め日の5営業日以内に入金され、GMOペイメントゲートウェイの早期入金サービスは入金までの期間を最大2ヶ月短縮できます。速い数字だけでなく、手数料や別途申込の要否まで確認しましょう。

Q. 入金サイクルで、土日祝日をはさむと入金日はどうなりますか?

A. 入金日が金融機関の休業日にあたると、前営業日への前倒しや翌営業日への後ろ倒しが起こり、入金日が前後します

Airペイのオンライン決済やAirペイ QRは、振込日が休業日の場合は前営業日に振り込まれます。楽天ペイの翌日入金や3日後入金は土日祝を含めて数える一方、多くのサービスは営業日ベースで数えるため、締め日のタイミング次第で実際の入金日がずれます。資金繰りカレンダーを引く際は、締め日が月末や連休前に重なる月に注意してください。

Q. 売上が少ない月は、入金サイクルどおりに入金されないことがありますか?

A. あります。1回の入金予定額が一定額に満たないと、次回以降に入金が繰り越されるサービスがあります

d払いやau PAYでは、1回の入金予定額が1万円未満の場合、次回以降1万円以上に達するまで入金が繰り越されます。売上が小さい月は想定より入金が遅れる可能性があるため、最低入金額の条件も契約前に確認しておくと資金繰りの見込み違いを防げます。

Q. 入金サイクルは契約後に変更できますか?

A. サービスによっては、管理画面から入金サイクルや入金回数を後から変更できます

Stripeは標準の週次(毎週金曜)に加え、週次・月次・手動を管理画面から切り替えられます。SBペイメントサービスやau PAYなどは入金回数を増やすオプションを用意しています。導入時は月1回で十分でも、取扱高が増えると入金頻度を上げたくなることがあるため、契約前に変更可否やオプションの有無を確認しておくとよいでしょう。

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監修者

マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト

松嶋真倫

都市銀行にて金融実務を経験後、暗号資産関連スタートアップの創業期に参画し、市場分析・業界調査に従事。2018年にマネックスグループ入社。以降、ビットコインをはじめとするデジタルアセットからマクロ経済環境まで、金融市場を横断した調査・分析および情報発信を担う。FinTech・次世代金融領域のリサーチ統括、各種レポートや書籍の執筆、日本経済新聞など国内主要メディアへのコメント・寄稿、イベント登壇などを行う。2021年3月より現職。
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