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法人カードは即日発行できる?最短5分でカード番号が使えるカードと物理カードの発行日数

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取引先への急な支払いや広告出稿費の決済が今日中に迫っているのに、事業用のクレジットカードがまだ手元にない——こうした場面で「法人カード 即日発行」と検索する経営者や個人事業主は少なくありません。ところが調べてみると「最短5分で発行できる」という案内と「法人カードの即日発行はほとんどできない」という説明の両方が出てきて、どちらが本当なのか判断しづらいのが実情です。

この食い違いは、「即日発行」という言葉が2つの意味で使われていることから生まれます。本記事では、まず物理カード(プラスチックの実物)とデジタルのカード番号を分けて考える切り分けを示し、そのうえで当日決済に使える具体的なカードの発行スピード、申し込みの条件と手順、見落としやすい注意点までを整理します。

読み終えるころには、今日どのカードをどう申し込めば当日の決済にたどり着けるのか、あるいはどのくらいの日数を見込んでおくべきかを判断できるようになります。急ぎでカードが必要な場面の判断材料として活用してください。

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結論|法人カードの即日発行は「物理カードは不可・デジタルのカード番号なら当日可」の二層で考える

はじめに答えを示します。法人カードの即日発行は、「何を即日で手にできるか」で結論が分かれます。

結論

プラスチックの物理カードは、原則として即日では手に入りません。申し込みから手元に届くまでの目安は、早いもので数営業日、通常は2〜3週間ほどかかります。一方で、一部のカードは審査完了後にアプリなどでカード番号(デジタルカード)を先に発行でき、その番号を使えば申し込んだその日のうちにオンライン決済に利用できます。

「即日発行できる法人カード」とは、多くの場合物理カードが今日届くことではなく、カード番号が即日発行され当日から決済に使えることを指します。この二層を切り分けて考えると、混在する情報の食い違いがほどけます。

法人カードの即日発行を二層で示した図解。物理カード(プラスチック)は即日では手に入らず早くて数営業日・通常2〜3週間かかる。カード番号(デジタルカード)は審査完了後にアプリで先に発行され、申込当日からオンライン決済に使える。

この切り分けは、カード会社自身も明示しています。たとえばJCBは即日発行について「カードが届く前にカード番号が確認できる」ことを条件に挙げ、物理カードの到着とカード番号の発行を分けて説明しています。物理カードの到着目安を「2〜3週間程度」とする案内も、大手カード会社が公式に示しています。

出典・参考資料(2件)

ここからは、実際にどのカードが当日決済に使えるのかを、発行スピードの比較で確認していきます。

【比較表】即日デジタル発行〜最短3営業日|法人カードの発行スピード

ここからは、当日決済に使えるかどうかを軸に、主な法人カードの発行スピードを比較します。見るべきは「カード番号(デジタル)が使えるまでの最短時間」と「物理カードが届くまでの目安」の2つで、この2列を分けて読むと、当日から決済に使えるカードと、数営業日で実物が届く早めのカードを見分けられます。

各カードの申込条件や与信の方式(クレジットか、審査不要のプリペイドか)もあわせて示します。表記した最短時間は各社が示す条件下での目安で、申し込みの時間帯や審査状況によって前後する点にご留意ください。

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カード名JCB Biz ONEUPSIDERカードpaild(ペイルド)バクラクビジネスカード三井住友カード
ビジネスオーナーズ
セゾンコバルト・
ビジネス・アメックス
セゾンプラチナ・
ビジネス・アメックス
ライフカード
ビジネスライトプラス
マネーフォワード
ビジネスカード
カード番号(デジタル)が使えるまで最短5分
(モバ即・Web完結/公式)
審査完了後に即時発行
(バーチャル/公式)
即時発行
(公式は「ワンクリックで即時発行」)
バーチャルカードを即時発行
(発行時間は公式に明記なし)
×(当日発行のデジタルカードなし)×(当日発行のデジタルカードなし)×(当日発行のデジタルカードなし)×(当日発行のデジタルカードなし)バーチャルカードを発行可
(発行までの時間は公式に明記なし)
物理カード到着の目安後日郵送
(公式に日数の明記なし)
リアルカード 最短3営業日
(発行リクエスト後/公式)
リアルカード 約5〜10営業日
(第三者媒体/公式に日数の明記なし)
リアルカードは後日発行
(到着日数は要問い合わせ)
最短3営業日
(第三者媒体による目安)
最短3営業日
(第三者媒体による目安)
最短3営業日
(第三者媒体による目安)
最短3営業日
(公式)
後日発行
(到着日数は公式に明記なし)
与信・審査方式クレジット(後払い)
決算書不要の独自審査
クレジット(後払い)
独自与信モデル
(前払い利用は与信審査不要)
プリペイド(チャージ式)
与信審査不要(本人確認は必要)
クレジット(後払い)
所定の与信審査
(保証金プランあり)
クレジット(後払い)
決算書・登記簿謄本不要(所定の審査あり)
クレジット(後払い)
決算書・登記簿謄本不要
クレジット(後払い・個人与信)
決算書・登記簿謄本不要
クレジット(後払い)
決算資料等不要・本人確認書類のみ
クレジット(後払い)
決算書・税務申告書不要
(チャージ式も選択可)
申込条件オンライン完結
顔写真付き本人確認書類1点
法人代表者・個人事業主
オンライン申込
法人のみ(個人事業主は不可)
オンライン申込
法人向け
国際ブランドはVisaのみ
オンライン申込
法人のみ(個人事業主は不可)
オンライン申込
法人代表者・個人事業主
オンライン完結
個人事業主・フリーランス・経営者
オンライン申込
個人事業主・経営者(会社員も可)
オンライン申込
法人代表者・個人事業主
オンライン申込
法人代表者・個人事業主(満20歳以上)
年会費一般 永年無料
(ゴールド5,500円/税込)
無料
(発行手数料も無料)
初期費用10万円+月額1万円〜
(いずれも税抜・プリペイド式)
無料
(リアルカード1,540円/枚・税込)
一般 永年無料
(ゴールド5,500円/税込)
永年無料初年度無料
次年度以降33,000円(税込)
一般 無料
(ゴールド2,200円/税込・初年度無料)
無料
(条件により2年目以降1,000円+税)
詳細情報公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式資料を見る

※発行スピードは各社が公表する条件下での目安で、申込の時間帯や審査状況により前後します。2026年9月時点の各社公式情報および第三者媒体の記載にもとづき、出所が公式か第三者媒体かはカードごとに異なります(「第三者媒体による目安」と記載した項目は、公式一次情報では日数を確認できていません)。各社公式サイトでは日数の記載を確認できていない項目には「第三者媒体による目安」と付しています。最新の発行条件・料金は各社公式サイトでご確認ください。

比較表の上段(JCB Biz ONE・UPSIDER・paild・バクラク)は、審査完了後にカード番号を当日発行でき、そのままオンライン決済に使えます。下段の三井住友カード ビジネスオーナーズ・セゾン・ライフカードは当日発行のデジタルカードはありませんが、実物のカードが最短3営業日で届く早さがあります。

見落としやすいのが申込条件です。UPSIDER・paild・バクラクは主に法人向けで、個人事業主が申し込めてカード番号を当日発行できるのは、実質的にJCB Biz ONEに絞られます。個人事業主やフリーランスの方は、この点をふまえて選ぶと確実です。

次に、なぜ物理カードは即日で手に入らないのか、その理由と発行日数の目安を確認します。

なぜ物理の法人カードは即日発行できないのか(理由と発行日数の目安)

ここからは、物理の法人カードが即日発行に対応しにくい理由を、審査の仕組みと発行の流れから説明します。理由がわかると、どのカードなら早く使えるかの判断もしやすくなります。

審査の対象が法人と代表者の二つになるため

法人カードの審査では、個人カードと違って会社(法人)そのものと代表者の両方が確認の対象になります。カード会社は登記事項証明書などで法人の実在や事業内容を確かめ、あわせて代表者の情報も見るため、確認する項目が個人カードより多くなります。項目が増えるほど審査に時間がかかり、その日のうちに完了しにくくなります。

利用可能枠(限度額)が大きく、慎重な審査が必要なため

法人カードは経費をまとめて決済する用途が多く、個人カードより利用可能枠が大きく設定される傾向があります。枠が大きいほど、カード会社は「確実に支払いができるか」をより慎重に見極める必要があり、審査に時間を要します。これも即日発行が難しい要因の一つです。

書類の郵送が発生するため

申し込みの一部を郵送でやり取りするカードでは、書類の往復に日数がかかります。カードそのものも本人限定受取郵便などで送られるため、審査が終わってから手元に届くまでにさらに時間が必要です。オンラインで手続きが完結するカードほど、この郵送の待ち時間を減らせます。

発行日数の目安(最短でも数営業日、通常は2〜3週間)

物理カードが手元に届くまでの目安は、発行の早いカードでも最短3営業日ほど、一般的には2〜3週間程度を見込んでおくと安全です。カード会社によっては審査期間を「最短4日〜1か月程度」と案内する例もあり、余裕を持った準備が現実的です。急ぎであっても、物理カードの到着を当日に間に合わせるのは基本的に難しいと考えておきましょう。

出典・参考資料(2件)

法人カードを即日(当日決済)で使うための条件と申し込み手順

ここからは、申し込んだその日に決済までたどり着くための条件と手順を、選ぶ・揃える・申し込む・受け取るの順に整理します。上から順に進めれば、当日の決済に間に合わせやすくなります。

デジタル(カード番号)発行に対応したカードを選ぶ

当日決済の可否は、まずカード選びで決まります。物理カードしか発行しないカードでは、どれだけ急いでも当日には使えません。審査完了後にアプリや管理画面でカード番号(デジタルカード・バーチャルカード)を先に確認できるカードを選ぶことが、即日利用の前提になります。比較表の「カード番号が使えるまで」の列を、選ぶときの最初の物差しにしてください。

申し込みに必要なものを揃える

審査をその日のうちに終えるには、必要書類を先に用意しておくことが効きます。多くのカードでは、顔写真付きの本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)が必須です。オンライン完結型では決算書の提出が不要なカードもありますが、口座の名義や引き落とし口座の情報を求められることがあるため、申し込み前に手元に揃えておくと手続きが止まりません。

書類の不備や記入ミスは再提出の原因になり、当日発行を逃す最大の要因です。

オンライン完結で、受付時間内に申し込む

郵送のやり取りが入ると当日発行はほぼ実現できないため、申し込みから本人確認までをオンラインで完結できるカードを選びます。あわせて意識したいのが受付時間です。即時発行に対応するカードでも申し込みを受け付ける時間帯が決まっていることがあり、時間外の申し込みは翌営業日の対応になります。

たとえばJCB Biz ONEのモバ即は、個人名義口座での申し込みに限り、受付時間が9時〜20時とされています。当日中に使いたい日は、午前から昼過ぎまでに申し込みを済ませ、書類の不備をなくしておくと、その日のうちに審査が完了してカード番号を受け取れる可能性が高まります。ただし審査状況によっては翌営業日以降になることもあります。

申し込みから当日決済までのステップ

実際の流れは、おおむね次のように進みます。まず公式サイトの申込フォームに必要事項を入力し、本人確認書類をオンラインで提出します。続いて審査を受け、審査が完了すると、アプリや管理画面でカード番号を確認できます。この番号でオンライン決済ができるようになり、物理カードは後日あらためて郵送で届きます。

法人カードを申し込んでから当日決済までの5ステップの図解。STEP1 公式サイトのフォームに入力して申し込み、STEP2 顔写真付きの本人確認書類をオンラインで提出、STEP3 法人・代表者を対象に審査、STEP4 審査完了後にアプリや管理画面でカード番号を発行・確認、STEP5 そのカード番号でオンライン決済に利用。物理カードはこの流れとは別に後日郵送で届く。

法人カード即日発行の注意点・落とし穴

ここからは、「即日発行できる」と聞いて申し込む前に押さえておきたい注意点をまとめます。誤解したまま進めると、当日に使えず困る事態になりかねません。

即日で使えるのはカード番号であって、物理カードは後日届く

最も多い誤解が、「即日発行=プラスチックカードが今日届く」という思い込みです。即日で使えるのは審査完了後に発行されるカード番号(デジタルカード)で、これはオンライン決済向けです。実店舗でカードを提示して支払う場面や、物理カードが必要な用途では、後日届く実物を待つ必要があります。当日に何の決済をしたいのかを先に確認しておきましょう。

法人ETCカードは即日では使えない

カード番号が即日発行できるカードでも、ETCカードの即日発行は対応していないのが一般的です。法人カードの新規申し込みと同時にETCカードを申し込むことは可能ですが、ETCカードの発行には通常1〜2週間ほどかかります。高速道路の利用を当日から予定している場合は、ETCカードが間に合わない前提で計画を立ててください。

出典・参考資料(1件)

「審査なしで即日発行」できる法人カードは存在しない

発行を急ぐと「審査なし」をうたう情報に目が向きがちですが、審査を一切行わずに発行される法人カードは存在しません。すべての法人カードは、法人または代表者を対象とした審査を経て発行されます。

決算書の提出が不要なカードや、代表者個人を審査対象とするカードは審査の負担が軽く発行が早い傾向にありますが、それは「審査が軽い・早い」であって「審査がない」わけではない点に注意してください。審査を伴わない選択肢としては、後述するプリペイド型の法人カードがあります。

審査に通るか不安な場合は、法人カードの審査でどこが見られ、落ちる原因は何かを先に押さえておくと、当日の発行をより確実にできます。申し込み前の準備は以下の記事で確認できます。

国際ブランド(Visa・Mastercard・JCBなど)で即日可否が異なる

即日(デジタル)発行に対応するカードは、国際ブランドによっても顔ぶれが変わります。たとえばVisaブランドではデジタル発行に対応する法人カードが複数あり、JCBブランドでもカード番号を即日発行できるカードがあります。一方で、ブランドや発行会社によっては即日発行に対応するカードが見当たらない場合もあります。

「このブランドの法人カードを即日で」と決めている場合は、そのブランドで即日発行に対応するカードがあるかを先に確認しておくと確実です。

どうしても当日が無理なときの急ぎの代替手段

審査に時間がかかる、あるいは申し込んだカードが当日に間に合わない場合でも、当日の支払いをしのぐ手立てはあります。ここでは代表的な代替手段を簡単に紹介します。

  • 法人で使える個人名義のクレジットカード:即日発行に対応する個人カードを、事業用の決済に使う方法です。個人の与信で発行されるため審査が早い一方、経費と私用の区別や会計処理の手間には注意が必要です。
  • 法人向けのデビットカード:法人口座の残高から即時に引き落とされるカードで、クレジットのような与信審査が軽く、比較的早く使い始められます。
  • 法人向けのプリペイドカード:あらかじめチャージした残高の範囲で使う方式で、与信審査が不要なため発行が速いのが特長です。後述のpaildのように事業用のプリペイド型カードもありますが、料金体系や対象(法人向けか個人事業主も可か)はサービスにより異なるため、規模や用途に合うかを確認して選びます。

いずれも当座をしのぐ手段としては有効ですが、利用限度や会計連携、経費管理のしやすさはカードによって異なります。急ぎで用意したあとも継続して使うなら、次章のカードもあわせて検討しておくと選び直しの手間を減らせます。

急ぎのときに検討したい主な法人カード

ここからは、比較表で取り上げたカードから、当日決済に使えるカード番号を早く発行できるカード(JCB Biz ONE・UPSIDER・バクラク)と、審査不要で発行が速いプリペイド(paild)を個別に紹介します。

あわせて、即日発行ではないものの、急ぎで作ったあとの会計ソフト連携を重視する場合の候補となるマネーフォワード ビジネスカードも取り上げます。発行スピードだけでなく、審査の方式や継続して使いやすいかという視点でも確認してください。

1. JCB Biz ONE(株式会社ジェーシービー)

JCB Biz ONE の公式サイト

JCB Biz ONEは、JCBが個人事業主・フリーランスや法人代表者向けに提供する法人カードです。Web完結の「モバ即」を使うと、顔写真付きの本人確認書類1点で申し込め、決算書の提出なしで最短5分でのカード番号発行に対応します。発行された番号はオンライン決済にすぐ使え、物理カードは後日届く仕組みです。

一般カードは年会費無料で、会計ソフト連携など事業用の使い勝手も備えます。モバ即には申し込みの受付時間や本人名義口座などの条件があるため、公式サイトで最新の適用条件を確認してから申し込むと確実です。

2. UPSIDERカード(株式会社UPSIDER)

UPSIDERカードの公式サイト

UPSIDERカードは、スタートアップや成長企業に向けた法人向けクレジットカードです。バーチャルカードは審査完了後に即時発行され、発行したその日からオンライン決済に利用できます。実物のリアルカードは発行リクエスト後に届く運用で、バーチャルカードは無制限に発行できるため、部署やプロジェクトごとにカードを分けて経費を管理しやすい設計です。

年会費・発行手数料は無料で、証憑管理やSlack通知などの管理機能を備えます。ただし、第三者メディアでは審査完了までの目安を「最短10分」と紹介する例がありますが、審査時間は申し込み状況によって変わるため、目安として捉えてください。

3. paild(株式会社ペイルド)

paild(ペイルド)のウェブサイト

paild(ペイルド)は、あらかじめチャージした残高の範囲で使う法人向けのプリペイドカードです。プリペイド方式のため与信審査が不要で、バーチャルカードを発行してすぐにオンライン決済へ使える点が特長です。国際ブランドはVisaで、freeeやマネーフォワード クラウドといった会計サービスとのAPI連携にも対応します。

クレジットカードのような後払いではなく、チャージ残高の範囲での利用となる点、および導入には初期費用と月額の基本利用料がかかる点は、申し込み前に公式サイトで確認しておきましょう。発行にかかる具体的な時間について「最短10秒」と紹介する第三者メディアもありますが、公式サイトでは「ワンクリックで即時発行」と案内されており、秒数は公式には明記されていません。

4. バクラクビジネスカード(株式会社LayerX)

バクラクビジネスカードの公式サイト

バクラクビジネスカードは、経費精算や請求書処理のサービス群を展開するLayerXが提供する法人カードです。バーチャルカードを発行でき、部門や用途に応じてカードを使い分けられます。管理コンソールからカードの発行・停止・利用上限の設定をブラウザ上で行え、利用明細は即時に連携されるため、月末の締めを待たずに経費の状況を把握できます。

バーチャルカードの発行手数料は無料で、リアルカードやETCカードは発行手数料がかかります。バクラクの経費精算・申請機能とあわせて使うと、発行後の運用まで一体で管理しやすくなります。

5. マネーフォワード ビジネスカード(株式会社マネーフォワード)

マネーフォワード ビジネスカードの公式サイト

マネーフォワード ビジネスカードは、初期費用・年会費無料(条件あり)で発行できる法人・個人事業主向けのカードです。後払い型は決算書の提出が不要な独自の与信審査を採用し、バーチャルカードを枚数無制限で追加発行できます。

マネーフォワード クラウド会計などとリアルタイムに連携し、利用明細がそのまま会計処理に流れるため、急ぎで作ったあとの経費管理まで見据えて選びやすいカードです。

ただし、発行にかかる時間について「最短10分」と紹介する第三者情報がある一方、提供元自身の解説では発行までの目安を1週間程度としており、当日発行を確約するものではありません。会計連携を重視して比較検討する候補として押さえておくとよいでしょう。

よくある質問(FAQ)

Q. 法人カードの即日発行とは何ですか?

A. 法人カードの即日発行とは、多くの場合申し込んだその日にカード番号(デジタルカード)が発行され、当日からオンライン決済に使えることを指します。プラスチックの物理カードがその日に届くことではなく、審査完了後にアプリや管理画面で確認できるカード番号を当日から使える状態を意味します。物理カードは後日あらためて郵送で届く仕組みが一般的です。

Q. 即日発行できる法人カードはありますか?

A. カード番号(デジタルカード)を即日発行できる法人カードは存在します。たとえばJCB Biz ONEは最短5分でカード番号を発行でき(公式)、UPSIDERは審査完了後にバーチャルカードを即時発行できます。ただしいずれも物理カードは後日届く方式で、「即日=プラスチックカードが今日届く」わけではない点に注意してください。

Q. 法人カードの物理カード(プラスチックカード)は即日届きますか?

A. 法人カードの物理カードは、原則として即日では届きません。発行の早いカードでも最短で数営業日、通常は2〜3週間ほどかかるのが一般的です。当日中に決済したい場合は、物理カードの到着を待つのではなく、カード番号を先に発行できるカードを選ぶ必要があります。

Q. 法人カードは最短何日で発行できますか?

A. 物理カードの発行は早いものでも最短3営業日ほど、一般的には2〜3週間が目安です。カード会社によっては審査期間を最短4日〜1か月程度と案内する例もあります。一方、カード番号(デジタルカード)だけであれば、対応カードなら申し込み当日に発行して決済に使えます。

Q. 審査なしで即日発行できる法人カードはありますか?

A. 審査を一切行わずに発行される法人カード(クレジットカード)は存在しません。すべての法人カードは、法人または代表者を対象とした審査を経て発行されます。

決算書が不要なカードや代表者個人を審査対象とするカードは審査の負担が軽く発行が早い傾向にありますが、それは「審査が軽い・早い」であって「審査がない」わけではありません。審査を伴わない選択肢としては、与信審査が不要なプリペイド型の法人カードがあります。

Q. 即日発行できる法人Visaカードはどれですか?

A. Visaブランドでカード番号を即日発行できる法人カードには、UPSIDERカードなどがあります。UPSIDERは審査完了後にバーチャルカードを即時発行でき、当日からオンライン決済に使えます(第三者媒体では審査完了の目安を「最短10分」と紹介する例もありますが、審査時間は申し込み状況により前後します)。プリペイド型ではVisaブランドのpaildもバーチャルカードを発行してすぐに使えます。

Q. 即日発行できる法人Mastercardはありますか?

A. 本記事で確認した範囲では、カード番号を即日発行できる主要な法人カードはVisa・JCBブランドが中心で、Mastercardブランドで即日(デジタル)発行に対応するカードは見当たりません。「Mastercardの法人カードを即日で」と決めている場合は、そのブランドで即日発行に対応するカードがあるかを申し込み前に確認しておくと確実です。

Q. 即日発行できる法人JCBカードはどれですか?

A. JCBブランドでカード番号を即日発行できる法人カードとしては、JCB Biz ONEがあります。Web完結の「モバ即」を使うと、顔写真付きの本人確認書類1点で申し込め、決算書の提出なしで最短5分のカード番号発行に対応します(公式)。モバ即には受付時間や本人名義口座などの条件があるため、公式サイトで最新の適用条件を確認してから申し込むと確実です。

Q. 即日発行できる楽天の法人カードはありますか?

A. 楽天の法人カードで、カード番号を即日発行できるものは本記事で確認した範囲では見当たりません。楽天ブランドにこだわらず当日決済を優先するなら、カード番号を即日発行できるJCB Biz ONEやUPSIDERなどを検討するのが現実的です。

Q. 法人ETCカードは即日発行できますか?

A. 法人ETCカードの即日発行に対応するものは、一般的にありません。カード番号を即日発行できる法人カードでも、ETCカードの発行には通常1〜2週間ほどかかります。法人カードの新規申し込みと同時にETCカードを申し込むことはできますが、高速道路の利用を当日から予定している場合は、ETCカードが間に合わない前提で計画を立ててください。

Q. 個人事業主でも法人カードを即日発行できますか?

A. 個人事業主・フリーランスでも、カード番号を即日発行できる法人カードを利用できます。たとえばJCB Biz ONEは個人事業主・フリーランスや法人代表者向けに提供されており、決算書の提出なしで申し込めます。開業したばかりで事業実績が少ない場合でも、代表者個人を審査対象とするカードは比較的申し込みやすい傾向があります。

Q. 法人カードの即日発行に必要な書類は何ですか?

A. 多くのカードで必須になるのは、顔写真付きの本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)です。オンライン完結型では決算書の提出が不要なカードもありますが、引き落とし口座の情報や本人名義口座を求められることがあります。書類の不備や記入ミスは再提出の原因になり、当日発行を逃す最大の要因のため、申し込み前に手元へ揃えておきましょう。

Q. 法人カードとプリペイドカード・デビットカードの違いは何ですか?

A. 最大の違いは与信(後払い)の有無で、クレジット型の法人カードは審査を経た後払い、プリペイド型はチャージ残高の範囲での前払い、デビット型は法人口座からの即時引き落としです。

プリペイド型(paildなど)やデビット型は与信審査が不要または軽く発行が早いため、クレジットカードの即日発行が間に合わないときの当日の代替手段になります。ただし利用限度や会計連携のしやすさはカードごとに異なるため、継続利用を見据えて選ぶと選び直しの手間を減らせます。

まとめ|二層の切り分けで、今日の決済に間に合うカードを選ぶ

法人カードの即日発行は、物理カードとカード番号(デジタルカード)を分けて考えると判断に迷いません。物理カードは最短でも数営業日、通常は2〜3週間かかりますが、カード番号を即日発行できるカードなら、申し込んだその日からオンライン決済に使えます。

当日決済を目指すなら、デジタル発行に対応したカードを選び、必要書類を揃えて、受付時間内にオンラインで申し込むのが近道です。ETCカードは即日では使えないこと、審査なしで作れる法人カードは存在しないこともあわせて押さえておきましょう。急ぎで作ったあとも使い続けることを考え、会計ソフト連携や複数枚発行のしやすさまで見て選ぶと、選び直しの手間を減らせます。

発行を急いだあとも長く使う一枚を選ぶなら、年会費・還元率・会計ソフト連携まで含めて腰を据えて比較しておくと安心です。以下の記事では、中小企業・個人事業主が法人カードを選ぶときの観点を整理しています。

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監修者

マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト

松嶋真倫

都市銀行にて金融実務を経験後、暗号資産関連スタートアップの創業期に参画し、市場分析・業界調査に従事。2018年にマネックスグループ入社。以降、ビットコインをはじめとするデジタルアセットからマクロ経済環境まで、金融市場を横断した調査・分析および情報発信を担う。FinTech・次世代金融領域のリサーチ統括、各種レポートや書籍の執筆、日本経済新聞など国内主要メディアへのコメント・寄稿、イベント登壇などを行う。2021年3月より現職。
記事内でご紹介している製品・サービスは監修者が選定したものではなく、編集部が独自に選定したものです。
監修の範囲は記事の一般的な解説部分であり、比較表および各製品・サービスの紹介内容は監修の対象外です。

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