サービス比較の記事一覧

法人保険でリスクに備えたい
AIで顧客対応・サポート業務を自動化したい

サービス比較の記事一覧

法人保険でリスクに備えたい
AIで顧客対応・サポート業務を自動化したい

レンタル・リースで資産を調達・活用したい

オートリース
の関連情報

オートリースとは?仕組み・費用の内訳・メリットとデメリットを法人向けにわかりやすく解説

オートリースとは?仕組み・費用の内訳・メリットとデメリットを法人向けに解説のサムネイル画像

社用車や営業車をそろえるとき、まとまった購入費用や毎年の税金・車検の手続きが負担になっていないでしょうか。こうした負担を抑える車の調達手段として、月々定額で車を借りて使う「オートリース」を検討する企業が増えています。

ただ、オートリースは購入やローン、レンタカーとどう違い、月額料金には何が含まれるのか、法人の会計処理はどうなるのか、といった疑問を持ったまま検討を始める方も少なくありません。仕組みを正しく理解しないまま契約すると、中途解約や走行距離の制限で思わぬ負担が生じることもあります。

本記事では、オートリースとは何かという定義から、月額料金の内訳、メリットとデメリット、購入・ローンとの違い、法人の会計処理までを整理します。社用車の調達手段としてオートリースが自社に合うかを判断するための材料としてご活用ください。

オートリースとは

オートリースとは、車を購入・所有せず、リース会社が用意した車両を一定期間・月々定額の料金で借りて使う車の調達手段です。車の所有権はリース会社にあり、契約期間が満了したら原則として車を返却します。個人向けを含めて「カーリース」と呼ばれることも多く、両者はほぼ同じ仕組みを指しますが、社用車・営業車を対象にした法人向けの文脈では「オートリース」の呼称がよく使われます。

オートリースの仕組み(月額定額・所有権・返却前提)

利用者は、選んだ車をリース会社が代わりに購入し、その車を契約期間にわたって借りる形になります。毎月のリース料は、車両本体価格から契約満了時に想定される「残価(残存価値)」を差し引いた金額を、契約月数で分割し、税金や諸費用を加えて算出するのが一般的です。

残価をあらかじめ差し引くため、同じ車を分割払いで購入する場合と比べて月々の支払いを抑えやすいのが特徴です。契約期間は新車で3年から7年程度が一般的で、期間が長いほど月額は下がる傾向があります。契約満了時は車を返却するのが基本で、乗り換えや再リース、買い取りといった選択肢も用意されています。

オートリースの月額料金の算出構造を示した図解。車両本体価格から残価(残存価値)を差し引いた分割の対象額を、契約月数(新車で3〜7年が一般的)で分割し、自動車税や自賠責保険料などの税金・諸費用を加えて、毎月定額のリース料が決まることを示す。

オートリースの月額料金に含まれる費用・含まれない費用

オートリースの月額料金には、車両本体価格のほかに、購入時であれば別々に支払う諸費用がまとめて含まれます。何が含まれ、何が別途必要になるかはプランによって変わるため、契約前に範囲を確認しておくことが大切です。一般的な内訳は次のとおりです。

← 横にスクロールできます →
費用区分月額料金に含まれることが多い費用月額料金に含まれないことが多い費用
主な項目車両本体価格、登録諸費用、自動車税(種別割)、自動車重量税、自賠責保険料、(メンテナンスリースの場合)点検・車検・消耗品交換などの整備費用任意保険料、ガソリン代・電気代、駐車場代、高速道路料金、走行距離超過分の精算金、事故時の自己負担・原状回復費用

点検や車検、消耗品の交換までを月額に組み込むかどうかは、後述するファイナンスリースとメンテナンスリースの選択によって変わります。任意保険をリース料に含められるプランを用意している会社もあるため、車両管理をどこまでまとめたいかに応じて確認するとよいでしょう。

月額料金の水準は、車種・契約期間・メンテナンスの有無によって幅があり、法人向けは個別見積もりで決まるのが一般的です。目安として、オンライン申込型のカーリースには軽自動車を月1万円台から利用できるプランもあります(2026年時点、車種・契約内容により異なります)。実際の金額は、複数社から見積もりを取って比較するとよいでしょう。

ファイナンスリースとメンテナンスリースの違い

オートリースは、車検・整備などのメンテナンス費用を月額に含めるかどうかで、大きく2つのプランに分かれます。どちらを選ぶかで月額料金と車両管理の手間が変わるため、社用車の運用体制に合わせて選びます。

ファイナンスリースとメンテナンスリースの違いを示した図解。ファイナンスリースは車両価格・登録諸費用・諸税・自賠責保険料などをまとめたプランで整備費用は含まず整備は自社で手配する。メンテナンスリースはファイナンスリースの内容に点検・車検・消耗品交換・故障修理などの整備費用を加えて月額に組み込んだプランで、車両管理の手間を軽減できることを示す。
  • ファイナンスリース:車両価格・登録諸費用・諸税・自賠責保険料などをまとめたプランで、点検・車検・消耗品交換などの整備費用は含みません。整備は自社の裁量で手配でき、整備工場を自由に選べる一方、車検や修理のたびに手続きと費用が発生します。
  • メンテナンスリース:ファイナンスリースの内容に加えて、点検・車検・消耗品交換・故障修理などの整備費用を月額に組み込んだプランです。月額は高くなりますが、車両管理の手間と突発的な出費を平準化できるため、車両担当の負担を減らしたい企業に向いています。

ここでいう「ファイナンスリース」「メンテナンスリース」は、整備をどこまで含むかで分けた商品上の呼び方です。会計基準でいう「ファイナンス・リース」「オペレーティング・リース」の区分とは別の考え方なので、後述の会計処理と混同しないよう注意してください。

オートリースを導入するメリット

ここからは、社用車をオートリースで調達する場合の主なメリットを整理します。費用面だけでなく、車両管理の業務負担にも関わる点が特徴です。

  • まとまった初期費用を抑えられる:車両を購入する際の頭金や登録諸費用を一度に用意する必要がなく、月々のリース料に平準化できます。手元資金を車両以外の事業投資に回しやすくなります。
  • 月額が定額で予算を立てやすい:税金や自賠責保険料、プランによっては車検・整備費まで月額に含まれるため、車両にかかる費用を毎月一定額で見込めます。突発的な支出が読みにくい車検・修理費も平準化できます。
  • 車両管理の業務をアウトソースできる:自動車税の納付や車検の手配、名義管理といった車両管理の実務をリース会社に任せられます。総務・経理部門が担っていた手続きを減らせるため、台数が多い企業ほど効果が出やすくなります。
  • 借入枠を使わずに車両を調達できる:リース料は借入とは別枠で扱えるため、金融機関からの融資枠を車両調達で消費せずに温存できます。設備投資や運転資金の余力を残しやすくなります。

オートリースのデメリット・注意点

一方で、オートリースには契約前に押さえておきたい制約もあります。メリットと合わせて確認し、自社の車の使い方に合うかを判断しましょう。

  • 原則として中途解約ができない:契約期間の途中で解約する場合、残りのリース料相当額などを違約金として求められるのが一般的です。事業の縮小や車両の入れ替えで途中解約が発生しやすい場合は、契約期間の設定を慎重に検討する必要があります。
  • 走行距離に上限が設定される:月間や契約全体での走行距離に上限が設けられ、超過すると精算金が発生することがあります。長距離を走る営業車では、想定走行距離に合ったプランを選ばないと返却時の負担が増えます。
  • カスタマイズや改造が制限される:車はリース会社の所有物のため、社名の装飾を含めて改造や加工に制限がかかる場合があります。返却を前提とするため、原状回復できない変更は認められないことが一般的です。
  • 返却時に原状回復費用や残価精算が生じることがある:傷や損耗の程度によっては原状回復費用を求められ、契約方式によっては返却時の査定額と設定残価の差額を精算する場合があります。契約時に残価精算の有無(差額を精算するオープンエンド方式か、精算しないクローズドエンド方式か)を確認しておくと、返却時の想定外の負担を避けられます。

購入・ローン・レンタカー・カーシェアとの違い

社用車の調達手段は、オートリースのほかにも現金購入・自動車ローン・レンタカー・カーシェアがあります。それぞれ初期費用や所有権、税金・車検などの手続き、向いているケースが異なります。主な違いを横並びで整理すると次のとおりです。

← 横にスクロールできます →
比較項目オートリース現金購入自動車ローンレンタカーカーシェア
初期費用抑えやすい(月額に平準化)大きい(一括)頭金+分割都度払い都度払い(会員制)
所有権リース会社自社自社(完済後)レンタカー会社運営会社
税金・車検などの手続きリース会社に任せられる自社で手続き自社で手続き不要不要
向いているケース数年単位で使う社用車を定額でそろえ、管理業務を減らしたい長く乗り続け、走行距離やカスタマイズの制約を受けたくない所有はしたいが初期費用を分割したい数日〜数週間の短期・スポット利用短時間・低頻度の利用や、複数拠点での相乗り的な利用

数年単位で継続して使う社用車を、初期費用を抑えて定額でそろえたい場合はオートリースが向いています。短期間・スポットで使うならレンタカーやカーシェアが選択肢になります。レンタカーは数日〜数週間の一時利用に、カーシェアは会員登録して15分単位などの短時間・低頻度の利用に向きます。いずれも税金や車検の手続きは不要ですが、恒常的に使う社用車を賄うには割高になりやすい点が異なります。長く乗り続けて資産として保有したいなら購入が選択肢になります。

リースと購入のどちらが総支払額で得になるかは、車種・契約期間・走行距離・残価の設定によって変わるため、一律にどちらが安いとは言えません。自社の使い方を前提に試算して比べることが大切です。

すでに所有している社用車がある場合は、その車両をリース会社に売却し、改めてリース契約を結んで使い続ける「セール・アンド・リースバック」という手段もあります。契約の会計処理によっては車両を資産から切り離せる(オフバランス化できる)場合があり、保有車両の管理負担や資金効率を見直したい企業にとって選択肢の一つになります。

法人の会計処理(損金算入・オフバランス)

法人がオートリースを利用する動機のひとつに、会計・税務上の扱いがあります。ここでは損金算入とオフバランス(資産計上しないこと)の考え方を整理します。ただし、扱いは適用する会計の枠組みや会計・税務の区分によって異なり、専門的な判断を伴うため、実際の処理は顧問税理士に確認することをおすすめします。

まず税務では、毎月支払うリース料を費用(損金)として算入できるのが基本です。法人税法上、リース取引は原則として売買があったものとして扱われますが、賃借人がリース料を賃借料として経理した金額は、償却費として損金に算入したものとされます。

法人税法上のリース取引で下記2に該当しない場合には、その賃借人は、そのリース資産を自己の資産として次のリース取引の区分に応じて償却します。この場合において、賃借人である法人が賃借料その他そのリース資産を賃借するために支出した費用として損金経理をした金額は、償却費として損金経理をした金額に含まれます。

出典:国税庁 タックスアンサー No.5702「リース取引についての取扱いの概要」(令和7年4月1日現在法令等)

オートリースの契約は、条件により会計上の「所有権移転外ファイナンス・リース」と「オペレーティング・リース」に分かれますが、いずれの場合も月々のリース料を損金に算入できる点は共通です。技術的な区分の違いは、この記事では深追いしません。

オペレーティング・リースに該当する場合も、支払ったリース料のうち各事業年度に債務が確定した部分の金額を、その事業年度の損金に算入できます。会計上「オフバランス(資産計上しない賃貸借処理)」としている場合でも、税務ではリース料相当額を費用にできるのが基本の考え方です。

会計上のオフバランスができるかどうかは、まず自社がどの会計の枠組み(企業規模)に当たるかで分かれます。加えて、近年の会計基準の改正でその前提が変わりつつある点にも注意が必要です。

2024年9月に公表された新しいリース会計基準(企業会計基準第34号「リースに関する会計基準」)では、借手はオペレーティング・リースも含むすべてのリースについて、原則として使用権資産とリース負債を計上する(オンバランス化する)扱いになりました。

原資産の引渡しによりリースの借手に支配が移転した使用権部分に係る資産(使用権資産)と当該移転に伴う負債(リース負債)を計上する使用権モデルにより、オペレーティング・リースも含むすべてのリースについて資産及び負債を計上する

出典:企業会計基準第34号「リースに関する会計基準」の公表|企業会計基準委員会(ASBJ)

ただし、この新基準がそのまま当てはまるかは企業の区分によって異なります。新リース会計基準は2027年4月1日以後に開始する事業年度から適用され(2025年4月1日以後開始する事業年度からの早期適用も可能)、主な対象は上場企業や会社法上の大会社です。中小企業は新基準の強制適用対象ではなく、「中小企業の会計に関する指針」に基づき、これまでどおり賃貸借処理(実質的なオフバランス)を継続できます。

このように、オフバランスかオンバランスかを分ける主な軸は、契約の形態そのものよりも「自社がどの会計の枠組みを適用するか(企業規模)」にあります。上場企業・大会社では契約形態を問わず借手がオンバランス化する一方、中小企業では従来の会計処理を続けられ、税務ではいずれの場合もリース料相当額を損金に算入できる、という関係です。

法人がオートリースを利用する際の会計・税務の扱いを示した図解。税務では契約形態や企業規模を問わず月々のリース料相当額を損金に算入できるのが共通の基本。会計処理は企業規模で分岐し、上場企業・大会社は新リース会計基準の対象で使用権資産とリース負債を計上するオンバランス(2027年4月以後開始事業年度から適用、2025年4月以後開始事業年度からの早期適用も可能)、中小企業は新基準の強制適用対象外で従来どおり賃貸借処理を続けられる実質オフバランスであることを示す。

自社がどの枠組みに当たり、どの契約でどう処理すべきかは個別性が高いため、顧問税理士に確認したうえで判断してください。

新しいリース会計基準で具体的に何が・いつから変わり、自社が適用対象になるのか、対象となる場合の仕訳まで踏み込んで知りたい場合は、以下の記事で新旧の対比や決算月別の適用時期を含めて整理しています。

出典・参考資料(4件)

契約から納車までの流れと契約満了時の選択肢

ここからは、実際にオートリースを契約する場合の一般的な流れと、契約が満了したときに選べる選択肢を確認します。細部はリース会社によって異なりますが、大まかな流れは共通しています。

  1. 車種・グレード・オプションを選び、契約期間や走行距離の条件を決めて見積もりを依頼する
  2. 見積もり内容と月額料金、含まれる費用の範囲を確認する
  3. 審査を申し込み、結果を確認する
  4. 契約内容を確認して契約手続きを行う
  5. リース会社が車両を発注し、登録・ナンバー取得を経て納車される

法人契約の審査では、事業の状況や信用情報などが確認されるのが一般的です。申し込み時には登記事項証明書(登記簿謄本)、直近の決算書、代表者の本人確認書類などの提出を求められることが多くあります。設立間もない法人や決算書が用意できない場合は、代表者の連帯保証や追加資料を求められることもあります。必要書類や審査の条件はリース会社によって異なるため、申し込み前に確認しておくと手続きを進めやすくなります。

契約満了時の選択肢(返却・再リース・乗り換え・買い取り)

契約期間が満了したときは、次のような選択肢から選べるのが一般的です。どの選択肢を用意しているかはリース会社やプランによって異なるため、契約時に確認しておくと計画を立てやすくなります。

  • 返却:車をリース会社に返却して契約を終了します。原状回復や残価精算の要否は契約方式によります。
  • 再リース:同じ車を引き続きリースします。多くの場合、当初より月額を抑えて継続できます。
  • 乗り換え:新しい車で新たにリース契約を結び、車両を入れ替えます。
  • 買い取り:残価を支払って車を買い取り、自社の資産にします(対応の可否は会社により異なります)。

社用車リースを扱う主なリース会社

社用車のオートリースは、成り立ちの異なる複数のタイプの会社が提供しています。提供形態によって申し込みの窓口やメンテナンスの扱い、対象とする顧客層が変わるため、自社の車両台数や運用体制に合わせて比較検討するとよいでしょう。代表的なタイプと事業者は次のとおりです。

  • リース系:三菱オートリースのように、法人向けオートリースを主業とし、車両管理業務のアウトソースまで請け負う会社です。台数の多い法人の車両管理に強みがあります。
  • 独立系の大手:オリックス自動車のように、幅広い車種と契約期間の選択肢を持ち、法人・個人の双方に対応する会社です。新車・中古車の両方を扱う点も特徴です。
  • 信販系:オリコオートリースやジャックスリースのように、信販会社を母体とし、販売店経由での申し込みや与信・保証の仕組みを備える会社です。
  • オンライン申込型:カーリースカルモくん(旧・定額カルモくん、ナイル株式会社)のように、オンラインで手続きが完結する個人・個人事業主向けのサービスです。ただし法人契約は提携するオリックス自動車への紹介という形をとり、カルモ自身が直接法人契約を行うわけではない点に注意が必要です。

主なリース会社を提供形態や申し込みチャネルの観点で比べると、次のように整理できます。

← 横にスクロールできます →
リース会社三菱オートリースオリックス自動車オリコオートリースジャックスリースカーリースカルモくん(旧・定額カルモくん)
系統・提供形態リース系(三菱グループ)独立系大手(オリックスグループ)信販系(オリコ・東京センチュリー系)信販系(ジャックスグループ)オンライン申込型(ナイル株式会社)
対象顧客法人・官公庁法人・個人事業主・個人法人・個人事業主・個人法人・個人個人・個人事業主中心
(法人契約は提携オリックス自動車への紹介)
申込チャネルリース会社に直接(個別見積もり)公式サイトから直接提携販売店経由提携販売店経由オンライン完結(Web)
メンテナンスリース(整備込みプラン)●●●●メンテナンス込みプランあり△有償オプション
詳細情報公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト

ここで挙げた提供形態のほかにも、法人向けに強みを持つ大手のリース会社があり、車両台数の多い企業の車両管理までを請け負う事業者もあります。いずれの会社も、契約期間や走行距離の条件、メンテナンスの込み範囲、月額料金は車種や契約内容によって変わります。実際の検討では、複数社から見積もりを取り、含まれる費用の範囲と条件を並べて比較することをおすすめします。

まとめ

オートリースは、車を所有せず月々定額で借りて使う車の調達手段で、税金や自賠責保険料、プランによっては車検・整備費までを月額にまとめられます。初期費用を抑え、車両管理の業務を軽くできる一方、原則中途解約ができない、走行距離やカスタマイズに制限があるといった注意点もあります。

購入・ローン・レンタカーとの違いや、法人の会計・税務の扱いを踏まえたうえで、社用車の使い方に合う手段かを判断することが大切です。オートリースが候補に上がったら、複数のリース会社から見積もりを取り、費用の範囲と条件を比べて検討を進めましょう。

よくある質問(FAQ)

Q. オートリースとは何ですか?

A. オートリースとは、車を購入・所有せず、リース会社が用意した車両を一定期間・月々定額の料金で借りて使う車の調達手段です。車の所有権はリース会社にあり、契約が満了したら原則として車を返却します。月額料金には車両本体価格に加えて、自動車税や自賠責保険料などの諸費用がまとめて含まれるのが一般的で、社用車・営業車の調達手段として個人事業主から法人まで幅広く利用されています。

Q. オートリースとカーリースに違いはありますか?

A. オートリースとカーリースは、呼び方が異なるだけで基本的な仕組みは同じです。どちらも車を所有せず、月々定額で一定期間借りて使うサービスを指します。一般に、社用車・営業車を対象とする法人向けの文脈では「オートリース」、個人のマイカー利用を含む文脈では「カーリース」と呼ばれることが多いという使い分けにとどまり、契約の内容そのものに本質的な差があるわけではありません。

Q. オートリースは個人事業主や法人でも利用できますか?

A. オートリースは、個人事業主や法人でも利用でき、社用車・営業車の調達手段として広く使われています。多くのリース会社が法人・個人事業主向けのプランを用意しており、車両管理業務のアウトソースや月額費用の平準化といった法人ならではのメリットも得られます。ただし利用にあたっては会社ごとの審査があり、事業の状況などが確認される点は押さえておきましょう。

Q. オートリースのリース料は損金算入できますか?

A. オートリースのリース料は、毎月支払う金額を費用(損金)として算入できるのが基本です。法人税法上、賃借人がリース料を賃借料として経理した金額は、償却費として損金に算入したものとされます。

一方で、会計上の資産計上(オンバランス)が必要かどうかは、2027年4月以後に適用が始まる新しいリース会計基準の対象になるか(主に上場企業・大会社か、中小企業か)によって扱いが変わります。自社の会計・税務の処理は個別性が高いため、顧問税理士に確認したうえで判断してください。

Q. オートリースは中途解約できますか?

A. オートリースは、原則として契約期間の途中で解約できません。やむを得ず中途解約する場合は、残りのリース料相当額などを違約金として求められるのが一般的です。事業の縮小や車両の入れ替えで途中解約が発生しやすいと見込まれる場合は、契約期間を短めに設定するなど、あらかじめ自社の運用計画に合わせて契約条件を検討しておくことが大切です。

Q. ファイナンスリースとメンテナンスリースはどちらを選べばよいですか?

A. どちらを選ぶかは、車検・整備などの車両管理を自社で行うか、リース会社にまとめて任せたいかで判断します。整備を自社で手配してコストを抑えたい場合はファイナンスリース、車検や消耗品交換までを月額に含めて管理の手間と突発的な出費を平準化したい場合はメンテナンスリースが向いています。車両台数が多く、車両管理業務の負担を減らしたい企業は、月額が上がってもメンテナンスリースを選ぶケースが多く見られます。

Q. オートリースの走行距離制限を超えるとどうなりますか?

A. オートリースで設定された走行距離の上限を超えると、契約満了時に超過分の精算金を求められるのが一般的です。上限は月間または契約期間全体の走行距離で定められます。長距離を走る営業車で実際の走行距離より短い距離設定にすると、返却時の負担が増えてしまうため、想定される走行距離に見合ったプランを選ぶことが大切です。

Q. オートリースの契約が満了したら車は必ず返却しなければなりませんか?

A. オートリースの契約満了時は、返却のほかに再リース・乗り換え・買い取りといった選択肢から選べるのが一般的です。同じ車に乗り続けたい場合は再リースや残価を支払っての買い取り、車両を入れ替えたい場合は新たな契約での乗り換えができます。ただし、用意されている選択肢はリース会社やプランによって異なるため、契約時に満了後の選択肢を確認しておくと、その後の計画を立てやすくなります。

法人向けサービスを課題別に探すならMCB FinTechカタログ

MCB FinTechカタログでは、決済・金融・バックオフィス領域の法人向けサービスを課題別に探し、気になるサービスの資料をまとめて請求できます。オートリースのほかの課題も、あわせてご確認ください。

MCB FinTechカタログに掲載しませんか?

MCB FinTechカタログでは、掲載企業様を募集しています。マネックスグループの金融実務ノウハウを活かした独自の評価軸と検索設計により、導入検討者が最適なサービスを効率的に発見できる法人向け比較プラットフォームです。掲載後は管理画面から料金表や導入事例を随時更新でき、常に最新の情報を訴求可能。まずは下記フォームより、お気軽にお問い合わせください。

監修者

マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト

松嶋真倫

都市銀行にて金融実務を経験後、暗号資産関連スタートアップの創業期に参画し、市場分析・業界調査に従事。2018年にマネックスグループ入社。以降、ビットコインをはじめとするデジタルアセットからマクロ経済環境まで、金融市場を横断した調査・分析および情報発信を担う。FinTech・次世代金融領域のリサーチ統括、各種レポートや書籍の執筆、日本経済新聞など国内主要メディアへのコメント・寄稿、イベント登壇などを行う。2021年3月より現職。
記事内でご紹介している製品・サービスは監修者が選定したものではなく、編集部が独自に選定したものです。
監修の範囲は記事の一般的な解説部分であり、比較表および各製品・サービスの紹介内容は監修の対象外です。

関連記事

新着記事