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ECサイト構築会社のサポート内容を比較|構築だけ?運用・集客・物流まで?支援範囲で選ぶ依頼先の見極め方

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ECサイト構築比較表(2026年版)のプレビュー

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ECサイト構築比較表(2026年版)

自社のECサイトを立ち上げたい、あるいは既存のサイトを作り直したいと考えたとき、構築そのものより公開後に不安を感じていませんか。ネットショップは開設して終わりではなく、受注処理・在庫更新・ページ修正・集客といった日々の業務が続きます。社内に専任担当やノウハウがないまま走り出すと、「作ったものの売上につながらない」「運用が回らない」という状態に陥りがちです。

そこで検討したいのが、EC構築・支援会社への委託です。ただし一口に構築会社といっても、サイト制作だけを請け負う会社から、公開後の運用代行・集客・物流まで一気通貫で引き受ける会社まで、支援内容の範囲は大きく異なります。会社ごとに「どこまでやってくれるか」がばらばらなため、料金や構築方式だけを並べても自社に合う依頼先は見えてきません。

本記事では、EC構築・支援会社26社を「構築・運用代行・集客・物流/フルフィルメント・保守」という支援範囲の軸で比較・解説します。各社がどの業務をどこまで支援してくれるのかを一覧で見比べられる支援範囲マトリクスと、「どこまで任せたいか」から依頼先を絞り込む診断を用意しました。構築後も伴走してくれるパートナーを、サポート内容の広さと自社の課題への合致で見極めるための材料としてご活用ください。

また、自社がどのタイプの依頼先に合うかを最短で見つけられるよう、「30秒で終わる選定診断ツール」をご用意しています。ぜひこちらもご活用ください。

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EC構築・支援会社の支援内容とは|構築・運用・集客・物流・保守の全体像

ここからは、EC構築・支援会社が実際にどんな業務を引き受けてくれるのかを、業務の粒度まで降りて整理します。支援の範囲は大きく「構築」「運用代行」「集客」「物流・フルフィルメント」「保守・運用サポート」の5領域に分けられます。

どの会社もすべてを担うわけではなく、構築だけに特化する会社もあれば、公開後の運用・集客まで丸ごと引き受ける会社もあります。まずは5領域それぞれで「何をやってくれるのか」を押さえておくと、各社の支援範囲を正しく読み取れます。

5領域の全体像は、次の図のとおりです。

EC構築・支援会社の支援は構築・運用代行・集客・物流/フルフィルメント・保守の5領域に分かれる図。構築を出発点とし、公開後は運用代行(受注・在庫・ページ更新)、集客(広告・SEO・SNS)、物流・フルフィルメント(入庫・保管・出荷)、保守・運用サポート(障害対応・機能追加・改善提案)の4領域がEC運営を支える。

構築(新規構築・リニューアル)|要件定義からサイト公開まで

構築は、EC支援の出発点となる領域です。何を売り、誰に届けるかを整理する要件定義から始まり、商品やブランドの世界観を反映したデザイン制作、カートシステムの選定・初期設定、商品情報や決済・配送の登録、公開前のテストまでを担います。既存サイトのリニューアルでは、現行サイトの課題分析やデータ移行、別のカートシステムへの乗り換え支援も構築の範囲に含まれます。

同じ「構築」でも、Shopifyのような既製カートを使った短納期の制作から、Adobe Commerce(Magento)などを用いた大規模サイトの独自開発、基幹システムとの連携を伴うフルスクラッチ開発まで、会社ごとに得意とする構築手法は異なります。

本記事では、構築方式そのものの違いよりも「構築後の支援まで含めて、どこまで任せられるか」に軸足を置いて見ていきます。

その総合的な比較は、ASP・パッケージ・フルスクラッチなど5つの構築方式の違いと費用相場、方式の選び方までを解説した以下の記事で詳しく確認できます。構築方式そのものからまず検討したい方は、こちらを起点にすると自社に合う作り方を絞り込めます。

運用代行|受注・在庫・ページ更新など公開後の日々の業務

運用代行は、サイト公開後に毎日発生する業務を代わりに回してもらう領域です。具体的には、注文を受けてから出荷指示までの受注処理、在庫数の更新や欠品管理、新商品の登録やセール告知といったページ更新、メールマガジンやクーポンの配信、顧客からの問い合わせ対応などが含まれます。

この領域を任せられるかどうかは、社内に運用担当を置けない企業にとって最も重要な判断材料になります。構築だけを請け負う会社の場合、公開後の運用は自社で抱えることになるため、「構築はしてもらえたが運用が回らない」という事態を避けたいなら、運用代行まで対応する会社を選ぶ必要があります。

委託の形も、全業務を丸ごと任せる方式と、繁忙期や特定業務だけを部分的に補う方式があり、自社でどこまで内製するかに応じて選べます。

すでにサイトはあり、公開後の運用だけを専門に任せたい場合は、運用代行に絞った会社選びも選択肢になります。一括委託・特定業務のみ・システム型といった委託形態ごとの違いや費用相場、選定軸は以下の記事で整理しています。

集客|広告運用・SEO・SNSで売上を伸ばす支援

集客は、公開したサイトに見込み客を呼び込み、売上につなげる領域です。検索エンジンからの流入を増やすSEO対策、リスティング広告やSNS広告の運用、InstagramやLINEといったSNSアカウントの運用、既存顧客の再購入を促すメールマーケティングなどが代表的な支援内容です。

「サイトはできたが誰も来ない」という悩みは、集客支援の有無で大きく変わります。構築と運用に強くても集客は手薄な会社もあれば、広告運用やCVR(購入率)改善をコンサルティングとして主軸に据える会社もあります。売上を伸ばす打ち手まで一緒に考えてほしい場合は、集客領域での実績や提供メニューを確認しておくと安心です。

物流・フルフィルメント|入庫・保管・出荷・カスタマー対応の代行

物流・フルフィルメントは、商品の入庫・保管から、注文ごとのピッキング・梱包・発送、さらに返品交換やカスタマー対応までを代行する領域です。倉庫の確保や出荷オペレーションの構築が不要になり、注文数の増減(波動)にも柔軟に対応できる点が特徴です。

この領域は、EC構築・支援会社が自社で倉庫を持つケースと、物流専門の事業者と連携するケースがあり、対応範囲は会社ごとに差が大きい部分です。構築・運用を担う会社でも物流は範囲外というケースは珍しくないため、出荷作業まで含めて任せたい場合は、物流・フルフィルメントに対応しているかを個別に確かめる必要があります。

入庫・保管から出荷までの物流業務だけを専門業者に切り出したい場合は、EC物流代行という選択肢もあります。費用相場や、取扱商材・出荷規模に応じた選び方は以下の記事で解説しています。

保守・運用サポート|障害対応・機能追加・改善提案で公開後を支える

保守・運用サポートは、公開したサイトを安定して動かし続け、改善していく領域です。システム障害やカートのトラブルへの対応、セキュリティ更新、新機能の追加や既存機能の改修、アクセス解析にもとづく改善提案などが含まれます。運用代行が「日々の業務を回す」ことに対し、保守・運用サポートは「サイトという資産を維持・成長させる」役割を担います。

とくに独自開発やパッケージ型のサイトでは、公開後も継続的なメンテナンスが前提になるため、保守契約の内容や対応範囲、改善提案まで踏み込んでくれるかどうかが、長く付き合えるパートナーかを見極める指標になります。

どんな企業が支援会社への依頼を検討すべきか

ここでは、EC構築・支援会社への依頼が向いているのはどんな企業かを整理します。すべての企業が外部委託を必要とするわけではありませんが、次のような状況にある企業は、依頼を検討する価値があります。

  • これからECを始めるが社内に経験者がいない企業:何から手をつければよいか分からない段階から、要件整理・構築・公開後の運用設計まで伴走してもらえます。
  • 既存サイトが伸び悩み、作り直しを考えている企業:現行サイトの課題を客観的に分析し、リニューアルと集客改善をセットで相談できます。
  • 受注・出荷・問い合わせ対応に追われ、本業に手が回らない企業:運用代行や物流代行で日々の業務を切り出し、商品企画やブランドづくりに集中できます。
  • 売上を伸ばしたいが集客の打ち手が分からない企業:広告運用やSEO・CVR改善まで一緒に考えてくれる会社に、成長の設計から任せられます。

共通するのは、「社内のリソースやノウハウだけでは、構築から公開後の運用・集客までを自走しきれない」という課題です。逆に、十分な体制が社内にあり特定業務だけを補いたい場合でも、部分委託に対応する会社を選べば、必要な範囲だけを任せられます。

EC構築・支援会社に任せるメリット

外部の支援会社に委託する価値は、単に作業を肩代わりしてもらえることだけではありません。公開後まで見据えたメリットを整理します。

第一に、専門知識とノウハウを補えます。カートシステムの選定、決済や配送の設計、集客施策の設計には経験がものを言います。自社でゼロから学ぶ時間を省き、他社での実績にもとづいた進め方を取り入れられます。

第二に、公開後の運用を止めずに続けられます。受注処理や在庫更新、問い合わせ対応といった日々の業務を任せれば、担当者の退職や繁忙期の負荷でサイト運営が滞るリスクを抑えられます。社内の担当者は、商品企画やブランドづくりなど自社にしかできない仕事に集中できます。

第三に、売上改善まで伴走してもらえます。アクセス解析や広告運用の結果をもとに改善提案を受けられる会社であれば、「作って終わり」ではなく、公開後に数字を見ながら育てていく体制を築けます。どこまでのメリットを得られるかは依頼先の支援範囲しだいなので、自社が求める支援と各社の対応範囲を照らし合わせることが大切です。

支援範囲で選ぶ3つの依頼先タイプ

EC構築・支援会社は、支援する範囲の広さと得意領域によって、大きく3つのタイプに分けられます。自社がどこまで任せたいかを起点に、どのタイプが合うかを掴んでおくと、依頼先を効率よく絞り込めます。

構築から運用・集客まで一気通貫で任せられるトータル支援型

サイト構築に加え、公開後の運用代行・集客・物流まで幅広く引き受けるタイプです。窓口を一本化して「丸ごと任せたい」企業や、社内に専任担当を置けない企業に向きます。複数の業務をまとめて委託できる反面、支援範囲が広いぶん費用は高くなりやすく、どこまでを依頼範囲に含めるかの線引きが重要になります。

サイト構築・リニューアルに強い構築特化型

要件定義からデザイン・システム構築、リニューアルまで、サイトを作る工程に強みを持つタイプです。ShopifyやAdobe Commerce(Magento)など特定のプラットフォームでの構築実績が豊富な会社が多く、「作りたいサイトの形が決まっていて、まず質の高いサイトを構築したい」企業に向きます。

集客や保守まで対応する会社もありますが、受注・在庫などの日々の運用代行は手がけない会社が多いため、公開後の運用をどこまで任せられるかと保守の範囲を確認しておくと安心です。

運用・集客・物流など特定領域の代行に強い領域特化型

運用代行・集客・物流・越境ECなど、特定の領域を深く支援するタイプです。「構築はすでに済んでいるが運用が回らない」「集客だけ強化したい」「海外にも販売したい」といった、課題がはっきりしている企業に向きます。自社で手薄な領域だけをピンポイントで補えるのが利点で、複数の課題がある場合は領域ごとに依頼先を使い分けることもあります。

それぞれのタイプの特徴と向いている企業を整理すると、次のとおりです。

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トータル支援型構築特化型領域特化型
支援範囲構築+運用代行+集客+物流まで幅広く対応要件定義・デザイン・構築・リニューアルが主軸。集客や保守まで対応する会社もあるが、日々の運用代行は限定的運用代行・集客・物流・越境ECなど特定領域を深く支援
向いている企業窓口を一本化して丸ごと任せたい企業/社内に専任担当がいない企業まず質の高いサイトを構築したい企業/日々の運用は自社で担える企業課題がはっきりしており手薄な領域だけ補いたい企業

ここでのタイプ分けは、各社の主力・得意領域を目安にしたものです。同じタイプでも対応できる範囲には幅があるため、実際にどの業務まで任せられるかは、後述の支援範囲マトリクスで一社ずつ確認してください。

自社がどのタイプに合うか判断に迷う場合は、以下の「30秒で終わる選定診断ツール」もご活用ください。

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【比較表】支援範囲マトリクスで対応範囲を一覧比較

ここからは、本記事で紹介するEC構築・支援会社について、「構築・運用代行・集客・物流/フルフィルメント・保守」の5領域をどこまでカバーするかを一覧で比較します。各社がどの業務まで引き受けてくれるのかを横並びで確認し、自社が任せたい範囲と照らし合わせてご活用ください。

紹介する会社の多くは近年主流のShopifyでの構築・支援を得意としており、ほかにAdobe Commerce(Magento)などに対応する会社もあります。各社が扱うプラットフォームは比較表の「対応プラットフォーム」列で確認できます。

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トータル支援型トランスコスモスAnyMind GroupコマースメディアアートトレーディングRoseau PensantGO RIDE
構築(新規・リニューアル)●●●●●●
運用代行(受注・在庫等)●●●●●●
集客(広告・SEO・SNS)●●●△●●
物流・フルフィルメント●●●●△物流基盤の構築を支援△国際配送・通関相談に対応
保守・運用サポート●●●●●●
得意領域・特徴BPO・コールセンター・自社物流まで自社保有。大規模・Shopify Plus中心企画・生産から物流まで一貫。越境EC・APAC16地域以上に強い自社倉庫で物流を内製。楽天・Amazon等のモール運営代行も対応構築費用を公式明示(100万円〜)。自社倉庫で出荷まで内製マーケティング統合型。構築〜広告・CRM・運用代行まで。3段階料金を公式明示越境EC(日本→北米)に特化。国際配送・通関相談まで
対応プラットフォームShopify/Shopify PlusShopify/Shopify PlusShopify/Shopify PlusShopify・Make Shop・Future shopShopifyShopify/Shopify Plus
詳細情報サービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見る
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構築特化型マルウェブスパイスファクトリーハックルベリーGIGアートピースRewire(リワイア)フラッグシップコウェルメディアエクシードARCHETYP CommerceR6BRaboUnReactBiNDec(ウェブライフ)フルバランス
構築(新規・リニューアル)●●●●●●●●●●●●●●●
運用代行(受注・在庫等)×販売運営の代行は非対応△△×△××××△×△×××
集客(広告・SEO・SNS)×△●△●×××●●●●×△×
物流・フルフィルメント×物流・輸出手続きの代行は非対応×××△配送業者の手配に対応××××××××××
保守・運用サポート●●●△△△△●△●●●●●●
得意領域・特徴Adobe Commerce認定パートナー。多言語・多通貨・BtoB受発注に強いShopify Experts認定。要件定義〜改善まで一貫。3段階料金を公式明示定期購買アプリが主力。単品リピート・サブスクに強い。構築200店舗以上バックエンド開発・カスタム機能に強み。DX認定事業者ファッション・アパレル特化。ブランディング〜撮影・広告までフィードフォースG。自社開発アプリ(ポイント・会員ランク等)を組込んだ構築国内初のShopify Expert/Plus Partner。年商100億円超の大規模に特化ベトナム拠点のオフショア開発力。基幹連携・大規模刷新に強い小予算から構築可能(44万円〜)。100項目の納品前チェックテンプレ改修〜フルスクラッチ・Shopify Plus対応。運用サポート・広告・コンテンツもShopify Platinum Partner。大規模ブランド横断統合に実績初期費用0円プランから。広告運用(Google/Yahoo/TikTok認定)もNext.jsヘッドレスコマースに強い。自社アプリ162個以上Shopify専業歴が長く構築400以上。Platinum Partner。BtoB・越境・OMOShopify専業・Platinum Partner。Plus/BtoB・ERP連携。14種以上から移行
対応プラットフォームMagento Open Source/Adobe CommerceShopify/Shopify PlusShopify/Shopify PlusShopifyShopify・EC-CUBE・futureshop・MakeShopShopify/Shopify PlusShopify/Shopify PlusShopify/Shopify PlusShopify ほかShopify/Shopify PlusShopify/Shopify PlusShopifyShopify(ヘッドレス対応)Shopify/Shopify PlusShopify/Shopify Plus
詳細情報公式資料を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見る
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領域特化型ECコンサルカンパニー世界へボカン飛躍(HIYAKU)セルフプラスプレイビット
構築(新規・リニューアル)●●●●●
運用代行(受注・在庫等)●×●●△
集客(広告・SEO・SNS)●●●●●
物流・フルフィルメント△配送設計・関税対応に対応△越境の決済・物流最適化を支援△ロジ管理・配送提携に対応××
保守・運用サポート●●●●●
得意領域・特徴EC運営代行が主軸。越境EC(英語圏)を集客・CSまで一括代行英語圏の越境EC・海外マーケに特化。海外SEO・広告まで一気通貫構築〜運営代行をコーチング/伴走/代行の3段階で。越境ECに提携網Shopify運用代行が主力。日々の運用〜CVR・リピート改善・AI検索対応まで戦略〜構築〜運用を一貫。マーケ視点の集客支援、越境EC実績
対応プラットフォームWooCommerce ほかShopifyShopify/Shopify PlusShopify/Shopify PlusShopify
詳細情報サービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見る

※本表は各社公式サイトの公開情報(2026年10月時点)をもとに作成しています。●=対応、△=一部対応(オプション提供や限定的な対応)、×=公式に対応の記載なし、を表す支援範囲の目安です。実際の提供形態(標準・オプション等)や最新の対応範囲・料金は各社にご確認ください。

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各社の支援内容を個別に紹介

ここからは、各社の支援範囲と得意領域を個別に紹介します。先ほどの3タイプごとに、どんな企業・案件に向くのかという観点で見ていきましょう。

構築から運用・集客まで一気通貫のトータル支援型

まずは、構築から公開後の運用・集客・物流まで幅広く引き受けるトータル支援型の会社です。窓口を一本化してまとめて任せたい企業に向きます。

1. トランスコスモス Shopify EC構築・運用支援(トランスコスモス株式会社)

トランスコスモスのShopify EC構築・運用支援サービスの公式サイト画面

トランスコスモスは、コールセンター・BPO(業務の外部受託)やデジタルマーケティングを主力とする大手アウトソーシング企業です。EC領域では、戦略立案・サイト構築・運用・受発注や在庫管理・フルフィルメント・カスタマーサポートまでを一括で引き受けるワンストップ体制を敷いています。Shopify・Shopify Plusでの構築は、その中核サービスの一つです。

支援範囲の広さに加え、電話・メールでのカスタマーサポートや自社物流倉庫でのフルフィルメントまで自社内で担える点が、制作専業の会社との違いです。コールセンター・BPO機能を構築支援に組み込んで提供できるため、受注対応や問い合わせ対応まで含めて任せたい企業に向きます。

Shopify公式のパートナーディレクトリでは上位ティア(Premier tier)に掲載されており、Shopify Plusを主軸に大規模開発や複数店舗展開を行う企業向けの訴求が中心です。料金は個別見積もり方式で、詳細は要問い合わせとなります。

2. AnyMind Group Shopify構築・EC/D2C支援(AnyMind Group株式会社)

AnyMind GroupのShopify構築・EC/D2C支援サービスの公式サイト画面

AnyMind Groupは、ブランドの企画・生産管理からECサイトの構築・運用、マーケティング、物流管理までを自社プラットフォームで一貫して支援する東証グロース上場企業です。Shopifyでの構築・運用は、この「ブランドコマース事業」のなかの一機能として提供されています。

強みは海外展開のしやすさにあります。APAC(アジア太平洋地域)を中心に16地域以上でShopify Plusの構築実績を持ち、現地のローカルチームが翻訳や広告制作を各国の商習慣に合わせて対応できるため、越境ECや多言語・多通貨での販売を見据えるブランド企業の選択肢になります。

Shopify公式のパートナーディレクトリでは上位ティア(Premier Partner)に位置づけられ、Shopifyの「Partner of the Year 2024 Japan」では新設部門のRising Star Partner of the Yearを受賞しています。消費財・食品飲料・健康美容などのブランド企業での支援が中心で、料金は要問い合わせとなります。

3. コマースメディア Shopify制作・EC運用支援(コマースメディア株式会社)

コマースメディアのShopify制作・EC運用支援サービスの公式サイト画面

コマースメディアは、ECサイトの構築に加えて、情報更新・受注代行・物流代行・カスタマーサポートまでを引き受けるEC総合支援会社です。2016年の設立で、東京・福岡のオフィスに加え、大塚に自社の物流拠点を構えています。

自社倉庫を保有して物流代行を内製しているほか、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングのモール運営代行にも対応しており、Shopifyでの自社サイトと複数モールの運営をまとめて任せられます。Shopify公式のパートナーディレクトリでは上位ティア(Premier tier)に掲載されています。

Cygamesの公式ECサイトやオリオンビール、有楽製菓などの支援実績があり、エンターテインメント業界向けのShopify支援プログラムにも参画しています。自社サイトとモールを横断して運用・物流まで任せたい企業に向きます。料金は個別見積もりで、要問い合わせとなります。

4. アートトレーディング ECサイト制作・構築(アートトレーディング株式会社)

アートトレーディングのECサイト制作・構築サービスの公式サイト画面

アートトレーディングは、Shopifyを主軸にECサイトの構築・リニューアルから、公開後の運営代行・物流・カスタマーサポートまでを一連で請け負う制作会社です。埼玉・所沢に自社のフルフィルメントセンターを持ち、構築後の出荷までを内製できます。

構築の「通常プラン」は初期費用100万円(税抜)からと公式に金額を示しており、要問い合わせが多いこの分野で料金の目安を事前に掴みやすい会社です。構築後は月額30万円(税抜)からの運営代行プランや、月額22,000円(税込)のShopify運用サポートへ移行できます。

Shopifyに加えてMake Shop・Future shop・楽天市場・Amazonにも対応し、最短3週間でのリリースを掲げる小規模向けから、Shopify Plusを用いた年商1億円規模の企業向けまで幅広く手がけています。構築単体の依頼にも応じつつ、公開後の運用まで一社に任せたい企業に向きます。

5. Roseau Pensant(株式会社Roseau Pensant)

Roseau PensantのShopify構築・EC制作サービスの公式サイト

Roseau Pensantは、EC事業支援を専門とするマーケティング会社で、Shopifyでのサイト構築・リニューアルを提供しています。情報設計・デザイン制作・コーディングから、商品撮影・登録までを担います。

新規構築はミニマムプランが100万円〜、スタンダードが250万円〜、プレミアムが400万円〜と、規模に応じた3つの料金帯を公式に提示しています。構築後の運用改善サポート(月5万円〜)やサイト運用代行(月10万円〜)も用意されています。

シューズブランドのShopify移行では、CVR(購入率)が22%増、メルマガ経由収益が328%増という成果を公表しています。自社のデザインチームによる制作体制を持ちます。

6. GO RIDE(株式会社GO RIDE)

GO RIDEのShopify構築・越境EC支援サービスの公式サイト

越境EC、特に日本から北米市場への展開支援を軸とするのが、横浜とロサンゼルスに拠点を持つGO RIDEです。Shopify(Shopify Plus含む)での構築・運用を中核に据えています。

サイト構築に加え、国際配送や関税・通関の相談、現地の市場トレンド分析までを一括で対応できる点が、国内中心の制作会社との違いです。日本語・英語のバイリンガル対応を基本とし、2021年にはShopify Cross Border Agency Partner of the Yearを受賞しています。

定期購入アプリ「GO SUB」や商品比較アプリ「Search & co」を自社開発するなど、受託構築だけでなくプロダクト開発力も持ちます。料金は要お問い合わせです。

サイト構築・リニューアルに強い構築特化型

続いて、要件定義からデザイン・システム構築、リニューアルまで、サイトを作る工程に強みを持つ構築特化型の会社です。まず質の高いサイトを構築したい企業に向きます。

7. Magento / Adobe Commerce 構築・リニューアル支援(株式会社マルウェブ)

Magento / Adobe Commerce 構築・リニューアル支援の公式サイト

マルウェブは、Adobe Commerce認定パートナーとして、Magento Open Source・Adobe Commerceを用いたECサイトの新規構築とリニューアルを手がける会社です。Magento 1の時代から15年以上この領域に携わり、要件定義から設計・開発・デザイン調整、公開後の保守運用までを一社で対応します。

多言語・多通貨や国別サイト、複数ストアの一元管理に加え、取引先別価格・見積依頼・承認フローといったBtoB受発注機能にも対応できる点が特徴です。標準的なECパッケージでは要件を満たしにくい、海外展開やBtoB取引を含む案件に向いています。

一方で、提供範囲はECの構築・開発・保守運用に限られ、販売運営の代行や物流・輸出手続きの代行は行いません。費用は構築内容や連携範囲に応じた個別見積もりで、公式には初期費用・月額費用とも要お問い合わせとなっています。

BtoB受発注を含む構築をどこまで依頼範囲とするかは、サイト制作だけでなく社内の業務体制にも関わってきます。同社代表取締役の前山和範氏は、BtoB案件の実態を次のように説明しています。

株式会社マルウェブ 代表取締役
前山和範氏
独自インタビューより

見積依頼や承認フロー、顧客別価格設定といったBtoB機能を使う企業では、EC・デジタル部門だけでなく、営業企画、営業管理、情報システム部門などが関わるケースが多いです。

BtoBの場合は単なるECサイト構築ではなく、既存の受注業務や営業フローそのものを見直すプロジェクトになります。そのため、実際に受発注業務を担当している部門とシステム部門が連携して進めることが重要になります。

8. Shopify EC構築・カスタム開発(スパイスファクトリー株式会社)

スパイスファクトリーのShopify EC構築サービスの公式サイト

AI・デザイン・アジャイル開発を軸にデジタル化を支援するスパイスファクトリーは、その事業の一つとしてShopifyを用いたECサイト構築を提供しています。Shopify Experts認定を取得しており、Shopify Plusを使った大規模サイトの構築にも対応します。

構築費用は、テンプレートを活用して主要ページに絞る「ベーシック」が300万円〜、オリジナルデザイン制作を含む「ブランドEC」が500万円〜、独自アプリ開発まで踏み込む「フルオリジナル」が1,000万円〜と、事業フェーズに応じた3つの料金帯が公式に示されています。

要件定義・UI/UX設計から実装、外部システム連携、リリース後の改善までを一貫して支援する体制で、D2C(メーカーが自社ECで消費者に直接販売する形態)ブランドやフェムテック(女性特有の健康課題を技術で支える製品・サービス)などの制作事例があります。

9. Shopify構築・運用支援(株式会社ハックルベリー)

ハックルベリーのShopify構築・運用支援サービスの公式サイト

定期購買アプリを提供するハックルベリーは、Shopify専門のECストア構築も手がけています。自社開発アプリを組み合わせたカスタマイズができるため、単品リピートECや定期通販、サブスク型ビジネスのサイト構築に強みを持ちます。

Shopify Platinum Partnersに認定されており、Shopify Plusを用いた大規模案件の実績もあります。ECストア構築の実績は200店舗以上で、既存のecforce・カラーミーショップ・BASE・ecbeingからShopifyへ移行するリプレイスにも対応します。

構築後は、月次の保守サービスを通じて継続的な改善を支援します。構築費用は公式では非公開で、見積もりは個別相談となります。

10. Shopifyサイト制作(株式会社GIG)

GIGのShopifyサイト制作サービスの公式サイト

GIGは、Web制作・マーケティング・システム開発を手がけるデジタルコンサルティング企業で、ShopifyによるECサイト構築もその対応領域に含みます。経済産業省のDX認定事業者でもあります。

強みは、Shopify導入時のバックエンド開発やカスタム機能の実装です。公開事例では、検索機能やスタジオ・スペースの予約機能を実装しています。英語・多言語サイトの制作にも対応します。

自社ブログでは、構築費用の目安を事業規模やサポート範囲に応じて100万円〜と案内しています。

11. ECサイト制作・構築(株式会社アートピース)

アートピースのECサイト制作・構築サービスの公式サイト

アートピースが強みとするのは、ファッション・アパレル業界に特化したEC制作です。2008年の設立以来、ブランディング戦略の立案からサイト構築、商品撮影、運用までを一貫して支援しています。

対応プラットフォームはShopify・EC-CUBE・futureshop・MakeShopと幅広く、Shopify Experts認定とFuture Shop認定マイスターを保有します。アパレルやジュエリー、化粧品といった、ブランドの世界観を重視する商材の構築に向いています。

リニューアル後にEC売上が約150%へ伸びたアパレルブランドの事例を公表しています。Shopify構築では公開後1ヶ月間のサポートが付き、それ以降の運用支援はオプションで延長できます。

12. Rewire(株式会社リワイア)

Rewireの公式サイト

東証グロース上場のフィードフォースグループの戦略子会社として2020年に設立されたのが、Shopify構築・アプリ開発を手がけるRewireです。

Shopifyパートナープログラムの上位ティアにあたる「Shopify Premier Partner」の認定を受けています。ポイント・会員ランク・購入後フォローなどの自社開発アプリを複数保有し、これらを組み込んだ形でEC構築を提供できる点が特徴です。

要件定義・デザイン・アプリ開発・外部システム連携までをワンストップで対応します。費用は案件ごとの個別見積もりで、公式には要問い合わせとなっています。

13. Shopify(Plus)ストア開発(フラッグシップ株式会社)

フラッグシップのShopify(Plus)ストア開発サービスの公式サイト

2013年に国内初のShopify Expert認定、2018年に国内初のShopify Plus Partner認定を取得したのがフラッグシップです。2025年には新パートナープログラムの「Premierパートナー」にも認定されています。

公式サイトでは年商100億円超の規模のEC構築に対応すると明記し、WMS(倉庫管理システム)やERP(SAP・NetSuite)といった基幹システムとの連携、オムニチャネルや越境ECにも対応します。大規模・エンタープライズ案件を得意とする位置づけです。

2024年には国内初のMirakl(複数の出店者が集まるマーケットプレイス型ECを構築するためのプラットフォーム)ソリューションパートナー認定を取得し、マーケットプレイス構築にも対応範囲を広げています。同年のShopify Partner of the Year 2024では「Enterprise Partner of the Year」を受賞しました。料金は要お問い合わせです。

14. Shopify構築サービス(株式会社コウェル)

コウェルのShopify構築サービスの公式サイト

コウェルは、ベトナム子会社を活用したオフショア開発を主要事業とする企業で、2024年からShopify構築の提供を始めました。基幹システムや外部ツールとの連携、アプリ開発といった開発力を強みに掲げています。

公開事例では、月間数千万PV(ページ閲覧数)規模のメディアとECを統合し、GMO MakeShopからShopify Plusへ刷新した案件を手がけています。メディアIDでECへログインできるSSO(一度の認証で複数サービスを使える仕組み)連携や、WMS(倉庫管理システム)とのリアルタイム在庫同期を実装しました。

基幹システムとの連携を伴う複雑な要件や、既存カートからの移行を検討する企業に向いています。構築費用は公式サイトに記載がなく、要お問い合わせとなっています。

15. Shopify制作代行(株式会社メディアエクシード)

メディアエクシードのShopify制作代行サービスの公式サイト

メディアエクシードは、新宿を拠点とするWebマーケティング企業が提供するShopify制作代行サービスです。無料テンプレートのカスタマイズからオリジナルデザインまで、新規構築とリニューアルの両方に対応します。

料金は、ページ数に応じて変わる「ミニマムプラン」が44万円〜(税込)、カスタム内容を含む「まるっとお任せプラン」が121万円〜(税込)と公式に提示されています。比較的小さな予算から構築を始めたい企業が検討しやすい価格帯です。

納品前には100項目以上の社内チェックを行う体制を設けています。構築後のSEO対策や広告運用、機能追加にも対応します。

16. ARCHETYP Commerce(株式会社アーキタイプ)

ARCHETYP Commerceの公式サイト

「ARCHETYP Commerce」は、2007年設立のアーキタイプが提供するShopify支援サービスです。Webのコンサルティングから制作、システム構築まで手がける同社が、ブランドの世界観とビジネス成果の両立を掲げてEC構築を担います。

Shopify公式のパートナーディレクトリに「Select Partner」として掲載されています。テンプレートを活かした一部改修からフルスクラッチのオリジナルデザインまで対応し、大規模な商品構成や複雑な業務要件にはShopify Plusで対応します。

構築後も、EC運用ディレクターによるサイト運用サポートや、広告運用・コンテンツマーケティングを提供します。料金は要お問い合わせです。

17. Shopify制作(株式会社R6B)

R6BのShopify制作サービスの公式サイト

2019年設立のShopify専業エージェンシーであるR6Bは、Shopifyパートナープログラムの最上位にあたる「Shopify Platinum Partner」に認定されています(2025年1月、同社発表では日本国内で唯一)。

アパレル大手TSIの30以上のブランドの公式ストアをShopify Plus上に統合し、開発開始から6ヶ月でローンチした「mix.tokyo」の構築を手がけています。ブランド横断の大規模統合案件に対応できる点が特徴です。ARC’TERYXやSALOMONなどの構築実績も公表しています。

米国子会社を通じた北米向けの越境EC支援や、提携による「Teifi B2B for Shopify」でのBtoB機能にも対応します。料金は要お問い合わせです。

18. Shopify構築代行(株式会社Rabo)

RaboのShopify構築代行サービスの公式サイト

Raboは、デジタルマーケティングとD2C支援を営む会社が手がける、Shopify特化のECサイト構築代行です。Shopify公式ディレクトリで「Shopify Select Partner」に選ばれています(2026年8月時点)。

料金は3段階で、初期構築費用が0円で月額29,800円〜の「初期0円プラン」から、システム保守や機能追加提案を含む「ベーシックプラン」(月5万円〜)、管理画面の操作代行まで行う「エンタープライズプラン」(月20万円〜)まで用意されています。初期費用を抑えてECを始めたい小規模事業者から対応できる料金設計です。

構築実績として、日本テレビホールディングスやカルチュア・エンターテインメントグループを公表しています。SEO対策やKlaviyo(海外製のメール配信・顧客管理ツール)を使った集客設計も合わせて支援します。

19. UnReact(株式会社UnReact)

UnReactのShopify構築・ヘッドレスコマースサービスの公式サイト

UnReactは、福岡の九州大学発ITベンチャーとして2020年に設立された、Shopify専門の開発会社です。ShopifyとNext.jsを組み合わせたヘッドレスコマース(買い物客が見る画面側と、商品・決済を扱う裏側を切り離して構築する方式)を、主力サービスの一つとして専用ページで打ち出しています。

Liquid(Shopifyのテンプレートを記述する専用言語)によるゼロからのストア構築や高度なカスタマイズに対応し、Shopify App Storeでは162個以上の自社アプリを公開しています。表示速度や独自機能を重視する案件に向いています。

構築後は、月額33,000円(税込)からの「Shopify顧問」サービスで、チャット対応やノーコード改修、Liquidコーディングといった保守・運用を支援します。

20. BiNDec(株式会社ウェブライフ)

BiNDecの公式サイト

「BiNDec(バインドイーシー)」は、ウェブライフが展開するShopify構築・運用支援サービスです。前身のウェブライフジャパンが2007年からShopifyでのEC構築を手がけており、Shopify専業としての歴史が長い会社です。

Shopify公式で最上位ティアにあたる「Platinum Partner」に認定され(2025年10月)、Shopify Partner of the Yearも複数回受賞しています。400以上のShopifyストア構築実績をもとに、業種別に最適化したノウハウを持つ点が特徴です。

アパレル・コスメ・食品などの業種特化型構築に加え、BtoB・越境EC・基幹システム連携によるOMO(実店舗とネットショップの垣根をなくし、在庫や顧客情報を一体で扱う仕組み)にも対応します。自社開発のShopifyアプリを活用して構築・運用を効率化します。料金は要お問い合わせです。

21. フルバランス(株式会社フルバランス)

株式会社フルバランスの公式サイト

株式会社フルバランスは、2017年のShopify日本市場本格参入を機に事業をShopifyへ集中させた、Shopify専業のEC構築・運用支援会社です。2026年7月には株式会社アピリッツの100%子会社となりました。

Shopify Plus対応のエンタープライズ構築やERP・WMS・CRMとのAPI連携、BtoB特化構築、多言語・多通貨対応に加え、他カート14種以上からの移行実績を公式に挙げています。2025年には、公式が国内の最上位ランクと説明するShopify Platinum Partnerに認定されています。

保守・運用サポートは月額5万円(Starter)〜80万円(Enterprise)の4プランで、規定工数の超過分は1時間あたり1万円の追加対応です。新規構築費用は公式サイトでは非公開のため、問い合わせが必要です。大規模・BtoB案件を含め、構築から公開後の保守まで任せたい企業に向きます。

運用・集客・物流など特定領域に強い領域特化型

最後に、運用代行・集客・物流・越境ECなど特定の領域を深く支援する領域特化型の会社です。手薄な領域だけをピンポイントで補いたい企業に向きます。

22. ECコンサルカンパニー(株式会社ECコンサルカンパニー)

ECコンサルカンパニーの公式サイト

株式会社ECコンサルカンパニーは、EC全般のコンサルティングと運営代行を主軸に、越境EC支援までを手がける会社です。商品開発・仕入れから集客販促、バックヤードの運営代行まで、ECの各工程を支援します。

越境EC支援は英語圏向けに特化しており、ネイティブによる翻訳と対象国に合わせたデザインに加え、商品出品・SNS運用・カスタマーサポートの運営代行、配送・関税・返品対応、Google広告やSEOまでを一括して引き受けます。英語圏への販売を集客・運営ごと任せたい企業に向きます。

越境EC運営代行プランの費用は月額20万円+売上5%で、日本語サイトとの同時運用時も同額です。初期費用は公式サイトに記載がなく、問い合わせが必要です。

23. 世界へボカン(世界へボカン株式会社)

世界へボカンの公式サイト

世界へボカン株式会社は、英語圏向けの越境EC・海外Webマーケティングに特化したエージェンシーです。米国・オーストラリア・フランス・中国・日本など多国籍のスタッフが在籍し、英語圏マーケティングを専門領域としています。

Shopifyを用いた越境ECサイトの構築を起点に、海外SEO、コンテンツマーケティング、Google広告やInstagramなどの運用型広告、英語BtoBサイト制作までを一気通貫で支援します。Shopify Partners Directory上では2018年1月からのパートナー登録が確認できます。

Shopifyでの越境ECサイト構築費用は300万円〜、制作期間は4ヶ月〜が目安です。英語圏への販売を、サイト構築から海外向けの集客まで専門チームに任せたい企業に向きます。

24. 飛躍(HIYAKU)(株式会社飛躍)

飛躍(HIYAKU)の公式サイト

株式会社飛躍は、Shopifyの日本参入初期である2017年からのパートナーとして、国内EC・越境ECのサイト構築から運営代行までをワンストップで提供する会社です。Shopify Plus公式パートナーに認定されています。

サイト構築・カスタマイズに加え、広告・SNS運用やCRMを含むグロースハック支援、受注処理やカスタマーサポートの運営代行まで対応します。支援方式はコーチング・伴走・代行の3段階から、自社の内製化の状況に応じて選べる点が特徴です。

越境EC領域では、Bento&co創業者による実務コンサルティングを組み込んだ構築パッケージや、Global-e Japan・三井物産・dotdigitalとの提携により、決済・物流・マーケティングまでを含めた支援体制を整えています。構築後の運用まで段階的に任せたい企業に向きます。

25. セルフプラス(Shopify運用代行)(株式会社セルフプラス)

セルフプラスのShopify運用代行の公式サイト

株式会社セルフプラスのShopify運用代行は、商品登録や更新といった日々の運用から、CVR(購入率)・客単価・リピートの改善までを1つの契約で引き受けるサービスです。売上をアクセス・CVR・客単価・リピート率に分解して施策を進めます。

ECコンサルタントやSEO担当、エンジニア、デザイナーなど10職種分の役割を単一契約でカバーし、公式ではこれらをAIエージェントが担当すると説明しています。ヒートマップで特定した課題に対し、LPや商品ページ・カート導線の改修を実装・本番反映まで担います。

料金は月額20万円〜80万円(税別)の4プランで、別途初期費用30万円、最低契約期間は3か月です。すでに公開しているShopifyストアの運用と売上づくりをまとめて任せたい企業に向きます。

26. プレイビット(株式会社プレイビット)

株式会社プレイビットの公式サイト

株式会社プレイビットは、Shopifyに特化したECサイトの構築・運用支援とグロース支援を手がける制作会社です。戦略立案からサイト構築、公開後の運用までを一貫して支援します。

マーケティング視点を取り入れた構築で集客から売上アップまでをサポートし、WixやWooCommerceなど他プラットフォームからShopifyへの移行にも対応します。Shopify Partners Directoryでは Select Partner の認定が確認できます。

制作後も継続的なサポートプランを用意しており、越境EC対応の実績もあります。構築費用は公式サイトでは非公開のため、無料相談や見積もりを通じた確認が必要です。Shopifyでの構築から運用・集客までを一社に任せたい企業に向きます。

支援範囲で依頼先を選ぶときのポイント

ここからは、支援範囲の観点から依頼先を選ぶときに押さえておきたいポイントを整理します。

自社が任せたい業務を支援範囲がカバーしているか

最初に確認すべきは、自社が任せたい業務と各社の支援範囲が合っているかです。構築だけを任せたいのか、公開後の運用・集客まで含めたいのか、物流も切り出したいのかによって、選ぶべきタイプは変わります。任せたい業務を洗い出し、支援範囲マトリクスで対応状況を照らし合わせると、候補を効率よく絞り込めます。

部分委託に対応し、自社で運用を続けられる支援があるか

すべてを丸投げするのか、一部だけを委託するのかは、費用にも社内体制にも影響します。繁忙期や特定業務だけを任せたい場合は、部分委託に対応しているかを確認しましょう。将来的に運用を内製へ戻したい場合は、運用方法のレクチャーやマニュアル提供など、自社で運用を続けられるよう支援してくれるかも判断材料になります。

自社の商材・業種での実績があるか

同じEC構築でも、アパレル・食品・BtoB・越境ECなど、商材や販売形態によって必要なノウハウは異なります。自社と近い商材や業種での構築・運用実績がある会社であれば、業界特有の要件や売り方を理解したうえで提案を受けられます。実績は公式サイトの事例や提案時の説明で確認できます。

費用と支援範囲のバランスが見合っているか

支援範囲が広いほど費用は上がりやすく、月額の運用代行費や成果報酬の有無など料金体系も会社ごとに異なります。見積もりを取る際は、どの業務が含まれ、どこからが追加費用になるのかを明確にしておくと、公開後の想定外の出費を防げます。構築方式ごとの費用相場の全体像を把握したい場合は、構築方式・費用を軸にした別記事と併せて検討するとよいでしょう。

任せきりにしないための注意点と失敗の避け方

支援会社に委託する際に陥りやすい失敗と、その避け方を整理します。良い依頼先を選ぶことと同じくらい、委託後の付き合い方も成果を左右します。

「作って終わり」で発注範囲を曖昧にしない。構築だけを依頼したのに公開後の運用を見落とし、サイトはできたが更新も集客もされないまま放置される、というのは典型的な失敗です。契約前に、公開後の運用を誰がどこまで担うのかを明確にしておきましょう。

丸投げにせず、自社でも数字を把握する。運用や集客を任せきりにすると、売上やアクセスの状況が社内でブラックボックス化します。定例の報告や共有の仕組みを設け、自社でも主要な指標を把握しておくことで、改善の方向性を一緒に判断できます。

将来の内製化・乗り換えに備える。特定の会社に依存しすぎると、契約終了時にサイトの運用が立ち行かなくなるおそれがあります。アカウントやデータの所有権、運用マニュアルの引き継ぎ可否を確認しておくと、将来の内製化や別の会社への乗り換えがスムーズになります。

まとめ

EC構築・支援会社は、構築だけを請け負う会社から、運用・集客・物流まで一気通貫で引き受ける会社まで、支援の範囲が大きく異なります。依頼先を選ぶときは、料金や構築方式だけでなく「自社が任せたい業務をどこまでカバーしてくれるか」を軸に、支援範囲マトリクスで横並びに比べることが近道です。

まずは自社が構築のどこまでを外部に任せ、公開後の運用・集客・物流をどう担うのかを整理し、トータル支援型・構築特化型・領域特化型のどれが合うかを見極めましょう。そのうえで、実績・部分委託の可否・費用と支援範囲のバランスを確認すれば、公開後も伴走してくれるパートナーを選べます。

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よくある質問(FAQ)

Q. EC構築・支援会社とは何ですか?

EC構築・支援会社とは、ECサイトの構築だけでなく、公開後の運用代行・集客・物流・保守までを支援する会社の総称です。会社によって対応範囲は大きく異なり、サイト制作だけを請け負う会社もあれば、受注処理・在庫管理・広告運用・出荷・保守までを一気通貫で引き受ける会社もあります。自社が任せたい業務をどこまでカバーしているかで選ぶのが基本になります。

Q. 構築だけの会社と、運用まで見てくれる会社は何が違いますか?

両者の違いは、サイト公開後の業務まで引き受けてくれるかどうかにあります。構築特化型はサイトを作る工程(要件定義・デザイン・システム構築)で役目を終えるため、公開後の受注処理・在庫更新・集客は自社や別の会社で担う前提になります。一方、運用まで見てくれる会社は構築後も受注・在庫・ページ更新・集客などを継続して代行するため、社内に運用担当を置けない企業でも「作って終わり」で放置される事態を避けられます。

Q. EC構築・支援会社に、運用や集客だけを部分的に委託できますか?

EC構築・支援会社には、運用代行・集客・物流など特定の領域だけを部分的に委託できる会社が多くあります。「構築は済んでいるが運用が回らない」「集客だけ強化したい」といった課題がはっきりしている場合は、不足している業務だけをピンポイントで補える領域特化型が向きます。繁忙期や特定業務に限って任せられる会社もあるため、委託したい範囲を切り出して相談するとよいでしょう。

Q. EC構築後の保守・運用の費用はどれくらいかかりますか?

保守・運用の費用は、月額数万円程度から数十万円程度まで、対応範囲によって幅があります。システム保守や軽微な修正に絞った低価格のプランから、運用代行や改善提案まで含む高価格帯のプランまで、会社ごとに料金体系が分かれます。見積もりを取る際に、どの業務が月額に含まれ、どこからが追加費用になるのかを確認しておくと、公開後の想定外の出費を防げます。

Q. トータル支援型・構築特化型・領域特化型のどれを選べばよいですか?

依頼先のタイプは、「どこまで任せたいか」を起点に選ぶのが近道です。構築から運用・集客・物流まで丸ごと任せたいならトータル支援型、まず質の高いサイトを作ることを優先し運用は自社で担えるなら構築特化型、特定の業務だけを補いたいなら領域特化型が向きます。判断に迷う場合は、本記事の選定診断ツールで自社に合うタイプを確認できます。

Q. ECサイトの構築にはどれくらいの期間がかかりますか?

構築期間は、既製カートのテンプレートを使う場合で数週間、独自デザインや大規模サイトでは数ヶ月が目安です。商品点数や必要な機能、既存システムとの連携の有無によって変わります。急ぎで公開したい事情がある場合は、短納期に対応できるかを事前に確認しておくと安心です。

Q. 楽天市場やAmazonなどのモールの運用もまとめて任せられますか?

EC構築・支援会社には、自社ECサイトに加えて楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングなどのモール運営までまとめて代行できる会社もあります。複数モールの受注を一元管理する仕組みを提案できる会社を選べば、自社サイトとモールを横断した運用を一社に集約できます。モール対応の有無は会社ごとに差があるため、任せたい販路を伝えて確認しましょう。

Q. 既存ECサイトのリニューアルや、他社サービスからの移行にも対応してもらえますか?

EC構築・支援会社の多くは、新規構築だけでなく、既存サイトのリニューアルや別のカートシステムからの移行にも対応しています。現行サイトの課題分析やデータ移行、基幹システムとの再連携まで引き受ける会社もあります。移行では既存データの引き継ぎやダウンタイムの扱いが重要になるため、同じカートへの移行実績がある会社に相談するとスムーズです。

Q. 越境EC(海外向け販売)に対応している会社もありますか?

EC構築・支援会社には、海外向けの越境ECに特化した会社や、構築から海外集客・国際配送まで対応できる会社もあります。多言語・多通貨対応のサイト構築に加え、現地の商習慣に合わせた翻訳・広告運用、関税や通関の相談まで引き受ける会社もあります。海外販売を見据える場合は、対象とする国・地域での支援実績を確認するとよいでしょう。

Q. 構築を依頼した後、自社だけで運用を続けられるようになりますか?

自社運用への移行は、運用方法のレクチャーやマニュアル提供を通じて支援してくれる会社を選べば実現しやすくなります。将来的に運用を内製へ戻したい場合は、こうした支援の有無に加え、アカウントやデータの所有権、運用の引き継ぎのしやすさを契約前に確認しておくと、特定の会社に依存しすぎるリスクを避けられます。

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監修者

マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト

松嶋真倫

都市銀行にて金融実務を経験後、暗号資産関連スタートアップの創業期に参画し、市場分析・業界調査に従事。2018年にマネックスグループ入社。以降、ビットコインをはじめとするデジタルアセットからマクロ経済環境まで、金融市場を横断した調査・分析および情報発信を担う。FinTech・次世代金融領域のリサーチ統括、各種レポートや書籍の執筆、日本経済新聞など国内主要メディアへのコメント・寄稿、イベント登壇などを行う。2021年3月より現職。
記事内でご紹介している製品・サービスは監修者が選定したものではなく、編集部が独自に選定したものです。
監修の範囲は記事の一般的な解説部分であり、比較表および各製品・サービスの紹介内容は監修の対象外です。

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