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案件管理システムおすすめ27選|SFA・CRMとの違いと商談・採算を一元管理する選び方

案件管理システム おすすめ27選のサムネイル画像

営業の案件管理をExcelやスプレッドシートで続けていると、担当者ごとにファイルが分かれて最新情報が追えなくなったり、商談の進捗や受注確度が見えずに売上見込みを立てづらくなったりしがちです。案件数が増えるほど、二重入力や対応漏れ、担当者への業務の偏りといったリスクも膨らみます。

こうした課題を解消する手段が案件管理システムです。ただしSFA(営業支援システム)やCRM(顧客管理)、プロジェクト管理ツールと機能の重なる部分も多く、自社の営業スタイルや予算に合う1本をどう見極めるかは悩みどころではないでしょうか。

本記事では、営業の案件管理に使える27サービスを5つのタイプに分けて比較・解説します。主な機能や費用相場、SFA・CRMとの違い、タイプ別の選び方に加え、案件ごとの採算・原価まで管理する視点も整理しました。自社の規模や営業スタイルに合うシステムを見極める材料としてご活用ください。

また、貴社の状況に合わせて最適なサービスを最短で見つけられるよう、「30秒で終わる選定診断ツール」をご用意しています。ぜひこちらもご活用ください。すぐ一覧で比べたい場合は、27製品の比較表へ先に進めます。

SFA(営業支援システム)の関連サービス資料
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案件管理とは

案件管理とは、営業が進めている商談や案件について、進捗・担当者・金額・受注確度といった情報を一元的に記録し、進行状況を見える化する取り組みを指します。1件ずつの商談が「いま、どの段階にあり、いくらで、どのくらいの確度で受注できそうか」を組織で共有できる状態をつくることが目的です。

注意したいのは、「案件管理」という言葉が2つの異なる文脈で使われている点です。1つは営業が追う商談・受注見込みの管理で、SFAやCRMが担う領域にあたります。もう1つは、制作や開発などで1件のプロジェクトを「案件」と呼び、その工程・タスク・工数を管理するもので、プロジェクト管理ツールの領域です。

本記事が扱うのは前者、つまり営業の商談・案件の進捗や金額、採算を一元管理する案件管理です。プロジェクトの工程・タスク管理が目的であれば、本記事が扱う営業の案件管理とは別系統のプロジェクト管理ツールが向きます。以降は営業の商談・案件の進捗と金額・採算の管理に絞って解説するので、自社に必要なのがどちらかを押さえておくと、この後の比較を読み違えずに進められます。

案件管理システムとSFA・CRM・プロジェクト管理ツールの違い

案件管理システムを探し始めると、SFA・CRM・プロジェクト管理ツールといった呼称が次々に出てきて、どれが自社に必要なのか分かりにくくなります。実際には機能の重なる領域が広く、境界はあいまいです。ここでは、それぞれが何に主眼を置いているかを整理します。

案件管理システムとSFA・CRM・プロジェクト管理ツールの違いを主眼で整理した図。SFA(営業支援システム)は営業活動の記録・行動管理・予実分析まで営業プロセス全体をカバーし、その中核機能の1つが商談・案件の進捗と金額の管理に主眼を置く案件管理システム。CRM(顧客管理)は顧客との関係づくりや購入後フォローまで含み案件管理より対象範囲が広い。プロジェクト管理ツールは受注後の制作・開発の工程・タスク・工数を管理する別系統。

案件管理システムは、商談・案件そのものの進捗と金額の管理に主眼があります。SFA(営業支援システム)は、案件管理を含みつつ、営業活動の記録・行動管理・予実分析まで営業プロセス全体を支えるツールです。営業の案件管理は、このSFAの中核機能の1つと位置づけられます。

CRM(顧客管理)は、顧客との関係づくりや購入後のフォローまで含めた顧客情報の一元管理が目的で、案件管理より対象範囲が広くなります。一方、プロジェクト管理ツールは、受注後の制作・開発プロジェクトの工程やタスク、工数を管理するもので、受注前の商談を追う営業の案件管理とは扱う対象が異なります。

実際の製品は、SFAとCRMの両方を備えた統合型が主流です。そのため呼称にこだわりすぎず、自社が解決したいのが「商談の進捗と金額を見える化したい」のか、「顧客全体との関係を管理したい」のか、「受注後のプロジェクトを回したい」のかで考えると、必要なツールの見当がつきやすくなります。

案件管理だけでなく、営業活動の記録・行動管理や予実分析まで含めて営業支援システム(SFA)全体を比べたい場合は、以下の記事で主要なSFAの機能・料金・タイプ別の選び方を整理しています。

案件管理システムの主な機能

案件管理システムは製品によって得意領域が分かれますが、営業の案件管理に使う上で中心となる機能はおおむね共通しています。選定の土台として、主な機能を押さえておきましょう。

  • 商談フェーズ(ステージ)管理:商談を「初回接触→提案→見積→受注」のように段階で区切り、各案件がどの段階にあるかをパイプライン(商談の進捗段階を一覧化した営業の管理手法)として俯瞰します。
  • 受注確度(ヨミ)の管理:A・B・Cや割合で受注の見込みを設定し、確度別に案件を絞り込んで売上の読みを立てます。
  • 案件金額・売上見込みの管理:商談ごとの金額を記録し、金額に受注確度を掛け合わせた加重集計で、着地見込み(フォーキャスト)を算出します。
  • 予実管理:目標(予算)と実績を比較し、達成率や差異、その要因を把握します。
  • 採算・原価管理:製品によっては、案件ごとに原価や工数を紐づけ、粗利や利益率まで把握できます。受託・制作系の採算管理で役立つ機能です。
  • 活動記録・レポート・外部連携:商談履歴や営業活動を記録し、ダッシュボードで集計します。メール・カレンダー・会計ソフトとの連携や、スマートフォンからの入力に対応する製品も多くあります。

これらのうち、どこまでを重視するかは営業スタイルによって変わります。進捗の見える化だけで十分な場合もあれば、受注確度を使った予実の精度や、案件別の採算まで求める場合もあります。次の選び方では、この重みづけを判断の軸として掘り下げます。

失敗しない案件管理システムの選び方

案件管理システムは、機能が多いほど良いわけではありません。自社の営業の進め方に合い、現場が使い続けられることが前提です。ここでは、比較表や診断を読む前に押さえておきたい評価の軸を、問いの形で整理します。

自社の営業フローに合わせて商談プロセスを設計できるか

商談のステージ(段階)を自社の営業の進め方に合わせて定義できるかは、案件管理の精度を左右します。既定のステージしか使えない製品だと、実際の営業フローと管理画面がずれて、入力そのものが形だけになりがちです。自社の商談プロセスをそのまま設定できるか、ステージの追加や並べ替えが柔軟にできるかを確かめましょう。営業の型が確立している組織ほど、この自由度が効いてきます。

現場の入力負荷が軽く、定着させやすいか

案件管理システムは、現場が日々入力して初めて価値が出ます。入力画面が複雑だったり、項目が多すぎたりすると、営業担当者の負担になり、やがて更新されなくなります。入力のしやすさ、スマートフォンからの更新、メールやカレンダーからの自動取り込みの有無を確認してください。無料トライアルで、実際に商談を1件入力してみて負担感を試すと、定着のしやすさを判断しやすくなります。

受注確度・売上見込み(予実)をどこまで精緻に管理できるか

売上見込みを精度よく立てたいなら、受注確度の設定と、金額に確度を掛けた着地見込みの集計ができるかが分かれ目になります。確度を細かく段階づけられるか、予算と実績を自動で比較できるかは製品差が大きい部分です。単に進捗を見える化したいだけなのか、フォーキャストで売上の着地を読みたいのかで、必要なラインが変わります。マネジメント層が予実を重視する組織では、この点を優先度高く見ておきます。

案件ごとの採算・原価まで管理する必要があるか

受託・制作系の事業では、受注金額だけでなく案件ごとの原価や工数を差し引いた粗利まで見えないと、採算の良し悪しを判断できません。営業向けの案件管理システムは売上・確度の管理が中心で、案件別の原価・粗利まで扱える製品は限られます。原価や工数を案件に紐づけ、利益率を集計できるかは、採算管理が必要な事業かどうかで要否が分かれます。

既存のメール・カレンダー・会計ソフトと連携できるか

案件管理システムを単体で使うと、既存ツールとの二重入力が生まれ、かえって手間が増えることがあります。普段使っているメール・カレンダー、名刺管理、会計ソフトと連携できれば、入力の重複を避けられます。必要な連携先に標準で対応しているか、API連携やCSVでのデータ受け渡しができるかを確認しましょう。連携が弱いと、せっかくの案件情報がシステムの外に取り残されます。

料金体系と無料トライアルは自社の規模に合うか

料金は1ユーザーあたりの月額が基本ですが、最低契約ユーザー数や年間契約が条件になる製品もあり、少人数では割高になる場合があります。無料プランや低価格プランから始められるか、最低契約数が自社の人数に合うかを見ておきましょう。多くの製品が無料トライアルを用意しているので、本契約の前に操作感と定着のしやすさを試しておくと、導入後のミスマッチを防げます。

案件管理システムのタイプ

案件管理システムは、目的・用途と規模・料金の組み合わせで、おおまかに5つのタイプに分けられます。「自社はどれに近いか」を手がかりにすると、比較する製品を絞り込みやすくなります。まずは全体像を一覧で確認してください。

タイプこんな企業に向く該当する主なサービス
定番・高機能で営業フロー全体を標準化したいタイプ営業の型を全社で統一し、進捗から予実分析まで一元管理したい中堅〜大企業ホットプロファイル、Salesforce Sales Cloud、Mazrica Sales、eセールスマネージャー、Microsoft Dynamics 365 Sales、GENIEE SFA/CRM、ネクストSFA、Sales Force Assistant、Creatio、Magic Moment Playbook
低コスト・無料から案件管理を始めたいタイプまず小さく試したい、月額を抑えて案件管理を始めたい中小企業・スタートアップHubSpot Sales Hub、Zoho CRM、kintone、Knowledge Suite、Pipedrive、Freshsales、F-RevoCRM
シンプルに案件の進捗を見える化したいタイプ脱Excelが目的で、商談の進捗・担当・金額を一覧で把握できれば十分な小規模チームKairos3 Sales、GoCoo! SFA、SALES SQUARE、JUST.SFA、戦略箱ADVANCED、WaWaFrontier
案件の採算・予実まで管理したいタイプ受託・制作系で案件別の原価・粗利まで、あるいは予算・実績(予実)まで把握して採算を管理したい企業ジョブマネ、intra-mart DPS for Sales
外回り・訪問営業の案件管理に強いタイプフィールド営業が中心で、外出先からの入力や訪問先の地図連携を重視する企業cyzen、UPWARD

ここからは、それぞれのタイプがどのようなシステムで、どんな企業に向くかを解説します。

定番・高機能で営業フロー全体を標準化したいタイプ

案件管理に加えて、営業活動の記録・行動管理・予実分析まで営業プロセス全体を一元管理する高機能なタイプです。商談プロセスを自社の型に合わせて定義でき、受注確度を使った着地見込みやレポートまで幅広くカバーします。営業の標準化を全社で進めたい中堅〜大企業に向き、その分、運用の設計と定着の工夫が求められます。

低コスト・無料から案件管理を始めたいタイプ

無料プランや月額を抑えたプランから始められるタイプです。小さく導入して、効果を確かめながら利用範囲を広げられるため、初めて案件管理システムを入れる中小企業やスタートアップに適しています。上位プランへ段階的に拡張できる製品が多く、人数や機能の増加に合わせて育てていける点が特徴です。

シンプルに案件の進捗を見える化したいタイプ

商談の進捗・担当・金額を一覧で把握することに主眼を置いた、入力負荷の軽いタイプです。多機能よりも使いやすさを優先する設計で、Excel管理から抜け出したい小規模チームが迷わず使い始められます。高度な分析機能は絞られますが、まず「案件が今どうなっているか」を全員で共有したい段階に向いています。

案件の採算・予実まで管理したいタイプ

案件ごとの採算を、売上や受注確度の管理に加えて把握したいタイプです。ただし扱える深さは製品で差があり、案件別の原価・粗利まで見るものから、予算と実績(予実)の対比を中心にするものまで分かれます。制作・受託など案件ごとに原価が発生する事業や、予実で採算を追いたい組織に向きます。

具体的には、ジョブマネは案件別の原価・粗利(労務費を含む)まで一画面で把握でき、intra-mart DPS for Salesは案件別の原価ではなく予算と実績の対比(予実)に強みがあります。シンプル進捗タイプのWaWaFrontierも、受注予定を利益額ベースで確認できます。

外回り・訪問営業の案件管理に強いタイプ

フィールド営業に最適化したタイプで、外出先のスマートフォンからの入力や、訪問先の地図連携、位置情報と連動した活動記録を得意とします。移動の多い営業が、オフィスに戻らずその場で商談結果を記録できるため、入力の抜け漏れを抑えられます。訪問営業が中心の組織で、案件情報をリアルタイムに更新したい場合に効果を発揮します。

自社に合うタイプを迷う場合は、以下の選定診断をお試しください。

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【比較表】案件管理システムの比較

ここからは、自社の課題や要件に合わせて客観的に比較・選定できるよう、本記事で取り上げる案件管理システムを一覧で比べられる比較表をご用意しました。対象規模・案件管理の主な機能・採算管理の対応・外部連携・モバイル対応・料金を横並びで確認できます。

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サービス名ホットプロファイルSalesforce Sales CloudMazrica SaleseセールスマネージャーMicrosoft Dynamics 365 SalesGENIEE SFA/CRMネクストSFASales Force AssistantCreatioMagic Moment PlaybookHubSpot Sales HubZoho CRMkintoneKnowledge SuitePipedriveFreshsalesF-RevoCRMKairos3 SalesGoCoo! SFASALES SQUAREJUST.SFA戦略箱ADVANCEDWaWaFrontierジョブマネintra-mart DPS for SalescyzenUPWARD
提供元株式会社ハンモックセールスフォース・ジャパン株式会社マツリカソフトブレーン株式会社日本マイクロソフト株式会社ジーニー株式会社ジオコード株式会社NIコンサルティングCreatio(国内販売はOpenModels)株式会社Magic MomentHubSpot Japan株式会社ゾーホージャパン株式会社サイボウズ株式会社ブルーテック株式会社Pipedrive, Inc.Freshworks Inc.シンキングリード株式会社カイロスマーケティング株式会社SALES GO株式会社プラスアルファ・コンサルティング株式会社ジャストシステム株式会社インフォファーム株式会社アイアットOEC株式会社サウスエージェンシーNTTデータ イントラマートレッドフォックス株式会社UPWARD株式会社
タイプ定番・高機能(営業フロー標準化)型定番・高機能(営業フロー標準化)型定番・高機能(営業フロー標準化)型定番・高機能(営業フロー標準化)型定番・高機能(営業フロー標準化)型定番・高機能(営業フロー標準化)型定番・高機能(営業フロー標準化)型定番・高機能(営業フロー標準化)型定番・高機能(営業フロー標準化)型定番・高機能(営業フロー標準化)型低コスト・無料スタート型低コスト・無料スタート型低コスト・無料スタート型低コスト・無料スタート型低コスト・無料スタート型低コスト・無料スタート型低コスト・無料スタート型シンプル進捗見える化型シンプル進捗見える化型シンプル進捗見える化型シンプル進捗見える化型シンプル進捗見える化型シンプル進捗見える化型案件の採算・予実管理型案件の採算・予実管理型外回り・訪問営業型外回り・訪問営業型
対象規模中小〜大企業中小〜大企業中小〜中堅(最低10ID)中小〜大企業中堅〜大企業中小〜中堅中小〜中堅中小〜中堅中堅〜大企業中堅〜大企業中小〜大企業小規模〜大企業中小〜大企業中小〜中堅(ID無制限)小規模〜中小小規模〜中小中小企業中小企業中小・小規模中小〜中堅中小〜大企業(ノーコード)中小〜中堅小規模〜中小個人事業主〜中小(30名程度)中堅〜大企業中小〜中堅中堅〜大企業
商談ステージ・パイプライン●●●●●●●●●△画面例のみ(ステージ管理の明示なし)●●●●●●●●●●●●●△案件の進行状況を管理●△外回り活動の管理が中心△訪問営業の活動管理が中心
受注確度・案件金額●●●●●●●●●●●●△カスタマイズ前提●●●△確度は対応・金額項目は要確認●△金額は対応・確度は公式記載なし△受注確度・金額は公式記載なし△ノーコードで自社構築●△受注確度は設定可・金額項目は要確認△金額は対応・確度は公式記載なし△フェーズは対応・確度/金額は公式記載なし公式記載なし公式記載なし
予実・売上見込み●上位Salesプランで提供●●●●△達成率をダッシュボード表示●公式記載なし●●AIフォーキャスト(オプション)●△AI予測(Zia・上位プラン)△グラフで売上予測(要構築)●受注見込みをリアルタイム集計●Growth以上△売上予測はEnterpriseのみ△見込み売上の集計●公式記載なし△予実管理の語あり(詳細非公開)△KPIと実績を比較●●受注予定表・予算入力●売上・粗利の目標対実績●予算/実績管理△訪問の予実管理公式記載なし
採算・原価管理公式記載なし公式記載なし公式記載なし公式記載なし公式記載なし公式記載なし公式記載なし公式記載なし公式記載なし公式記載なし公式記載なし公式記載なし公式記載なし公式記載なし公式記載なし公式記載なし公式記載なし公式記載なし公式記載なし公式記載なし公式記載なし公式記載なし△利益額ベースの受注予定表◎案件別の原価・粗利を管理公式記載なし公式記載なし公式記載なし
外部連携名刺管理・メール配信
Salesforce・kintone連携
メール・カレンダー
豊富な外部連携(AppExchange)
メール・スケジューラー
名刺OCR・企業情報の自動収集
API連携・Excel・QuickSight
スケジュール・MA・CTI
Microsoft 365・Teams・Outlook
Power Platform連携
Slack・MAツール連携Googleカレンダー・Gmail・Outlook
Chatwork・CTI・名刺管理連携
CTI連携・名刺OCR
NI Collabo(グループウェア)
メール連携ほか
ノーコードで拡張
Salesforce・HubSpotと双方向同期
Web会議・CTI・メール連携
Google・Office 365カレンダー
メール・MA/サービスと基盤共有
テレフォニー連携・API
見積〜請求を統合
カレンダー・Microsoft 365・メール
API連携(スタンダード以上)
名刺CRM・メール配信
API連携(有償)・SSO
メール双方向同期・カレンダー
500以上の外部連携
公式記載なしカレンダー連携
会計・BI連携はEnterprise版
Salesforce・Sansan・Zoom
API連携
Sansan・Slack・配配メール連携公式記載なしAPI・CSV・Webhook
基幹・名刺・カレンダー連携
Office 365・Googleカレンダー
Tableau・名刺CRM連携
CSV取込・出力会計ソフト連携基幹システム(CSV)・MA
名刺管理連携
外部CRM/SFA連携(API)
勤怠システム連携
Salesforce・Dynamics 365連携
(CRMと組み合わせて利用)
モバイル対応●●●●●公式記載なし公式記載なし公式記載なし公式記載なし●●●●●●●公式記載なし●公式記載なし公式記載なし公式記載なし公式記載なし●●●●●
料金初期費用・月額とも要お問い合わせ
無料トライアルあり
初期費用は要お問い合わせ/月額3,000〜66,000円/ユーザー
30日間無料トライアル
初期費用0円/月額70,000円〜(最低10ID)
無料トライアルあり
月額3,500〜25,000円/ユーザー(税別)
初期費用は要お問い合わせ
月額9,745〜22,488円/ユーザー(年払・税抜)公式サイトで非公開
資料請求で確認
月額30,000円〜(5ユーザー分・税抜)
初期費用は要お問い合わせ
月額3,500円〜/ユーザー
30日間無料トライアル
月額40ドル〜/ユーザー+Salesアドオン15ドル
国内は要見積もり
Playbook Capture 月額5,000円〜/ユーザー(税別)
本体は要お問い合わせ
無料プランあり(最大2ユーザー)
有料は月額840円〜/シート(税別)
無料プランあり(3ユーザーまで)
有料は月額1,760円〜/ユーザー
初期費用無料/月額1,000円〜/ユーザー(最低10ユーザー)
30日間無料トライアル
月額55,000円〜(ユーザー数無制限・税別)月額US$14〜/シート(年払)
14日間無料トライアル
月額9ドル〜/ユーザー(年払)
無料トライアルあり
Cloud版 初期費用0円/月額10,000円〜(5名まで・税抜)
1か月無料トライアル
初期費用無料/月額25,000円〜(税別・最低12ヶ月)月額5,000円〜/ユーザー(税抜・人数で変動)要お問い合わせ要お問い合わせ
無料トライアルあり
クラウド版 月額4,000円〜/ユーザー(税別・最低10ユーザー)初期費用無料/1ID月2,000円+基本料金2,500円(税別)
14日間無料体験
初期費用無料/月額1,000円〜(業務機能は1人3,000円・税別)
30日間無料トライアル
SaaS版 月額400,000円〜(初期費用なし)初期費用10万円/月額2,400円〜/ID(年間契約)
無料プランあり
初期費用10万円/月額7,600円〜/ユーザー(税抜・最少25ID)
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主要な案件管理システムの個別紹介

ここからは、タイプごとに各サービスの提供元・位置づけ・案件管理の機能・費用を個別に紹介します。気になるサービスがあれば、資料請求で詳細を確認してみてください。

定番・高機能で営業フロー全体を標準化したいタイプ

営業プロセス全体を一元管理できる、定番・高機能タイプのサービスを紹介します。名刺管理を起点にしたいならホットプロファイル、Microsoft環境ならDynamics 365 Sales、AIで着地予測を強めたいならMagic Moment Playbook、単価を事前に確認したいならSalesforce、国産で導入支援を重視するならeセールスマネージャーが候補になります。

1. ホットプロファイル(株式会社ハンモック)

ホットプロファイルの公式サイト

名刺データのデジタル化を起点に、顧客管理・営業支援(SFA)・見込み客の行動把握(MA)を1つにまとめたクラウド型サービスです。案件管理では商談フェーズ・受注確度・金額・期限をパイプラインで一元管理し、ステージごとに商談を俯瞰できます。

2026年夏以降はSFA機能の強化が進み、商談金額に受注確度を掛け合わせて売上の着地を予測する「着地見込み」や、同一ステージへの長期滞留・無接触を自動で捉える商談リスク検知を追加しています。いずれも上位のSalesプランで提供されます。

名刺管理から営業プロセスの標準化までを1本で揃えたい企業に向いています。料金は利用要件に応じた個別見積もりで、導入前に無料トライアルを試せます。

2. Salesforce Sales Cloud(株式会社セールスフォース・ジャパン)

Salesforce Sales Cloudの公式サイト

株式会社セールスフォース・ジャパンが提供する、営業支援(SFA)とCRMを統合したプラットフォームです。案件管理では営業パイプラインで商談の進捗を可視化し、売上予測やレポート・ダッシュボードによる分析までを一元的に行えます。

料金はStarter Suiteが1ユーザー月額3,000円、エンタープライズ向けのCoreが同23,400円、最上位のMaxが同66,000円(Starter Suite以外は年間契約)と、プラン別のユーザー単価が公式に公開されています。多くの競合が料金を個別見積もりとするなか、単価を事前に確認できる点が特徴です。

上位プランではAIエージェント機能や見積から請求までの管理も加わります。富士通や日本M&Aセンターなど大手企業の導入事例が公式サイトに掲載されており、全社規模で営業を標準化したい企業の選択肢になります。

3. Mazrica Sales(株式会社マツリカ)

Mazrica Salesの公式サイト

顧客・案件・行動・名刺といった営業情報を1つの画面に集約し、AIが案件のリスク分析や類似案件のアドバイスを示すSFA/CRMです。株式会社マツリカが提供し、2023年にSensesから名称を変更しました。

名刺や画像のOCR取り込み、企業情報の自動収集、メール・スケジューラー連携により、営業担当者の手入力を抑えながら案件情報を蓄積できる設計です。AIダッシュボードで進捗や受注の見込みを可視化します。

料金はStarterが10ID・月額70,000円から、Growthが同130,000円、Unlimitedが同190,000円で、いずれも最低10IDからの契約です。初期費用は無料で、全プランに無料トライアルが用意されています。

4. eセールスマネージャー(ソフトブレーン株式会社)

eセールスマネージャーの公式サイト

ソフトブレーンが1999年に国内初のCRM/SFAとして提供を始めた国産サービスで、累計6,000社以上に導入されています。顧客管理・営業支援を核に、MAやCTI(コンピューター電話統合)、ノーコード開発までを同じ基盤で拡張できます。

出典・参考資料(1件)

案件管理・商談管理・商品別案件管理に加え、予実管理やグラフ分析を備え、営業プロセスに沿って進捗と売上見込みを管理できます。スマートフォンアプリや名刺OCRにも対応します。

料金は1ユーザー月額3,500円のBasicから、12,500円のEnterprise、25,000円のUnlimitedまで(いずれも税別)です。導入2.5カ月・定着3カ月を掲げる伴走型の支援体制を用意し、専属アドバイザーが運用をフォローします。

5. Microsoft Dynamics 365 Sales(日本マイクロソフト株式会社)

Microsoft Dynamics 365 Salesの公式サイト

Microsoft 365やTeams、Outlookと同じ環境で営業活動を扱える、日本マイクロソフトが提供するSFA/CRMアプリケーションです。見込み客・取引先・商談の管理から売上予測、活動の可視化までを一元化します。

パイプライン管理に加え、生成AI「Copilot」による商談要約やメール下書き、次のアクション提案を備えます。Power Platformと連携すれば、標準機能を超えた業務アプリのカスタム構築もできます。

料金はProfessionalが1ユーザー月額9,745円、Enterpriseが15,742円、Premiumが22,488円(いずれも年払い・税抜)です。すでにMicrosoft製品を使う企業ほど、既存環境と一体で導入しやすい点が利点になります。

6. GENIEE SFA/CRM(株式会社ジーニー)

GENIEE SFA/CRMの公式サイト

商談の音声データから議事録を自動作成し、SFA/CRMへの登録まで自動化するAI機能を前面に出した、株式会社ジーニーのクラウド型SFA/CRMです。旧称は「ちきゅう」で、2023年に現名称へ変更しました。

顧客管理・商談管理・タスク管理に加え、ダッシュボードで商談数や案件の進捗、達成率をリアルタイムに確認できます。次に取るべき営業アクションをAIが提案するレコメンド機能も備えます。

Slack連携やMAツールとの連携に対応し、比較的低価格帯からプランが用意されているとされます。ただし具体的な料金は公式サイトで公開されていないため、プラン内容を含めた正確な料金は、資料請求や問い合わせで確認するのが確実です。

7. ネクストSFA(株式会社ジオコード)

ネクストSFAの公式サイト

案件管理・顧客管理を核に、マーケティングオートメーション機能まで1つのプラットフォームで扱える、株式会社ジオコードの国産クラウドツールです。2021年のMA機能追加以降、SFA/CRM/MAの一体型を訴求しています。

アプローチ管理・案件管理・受注管理に加え、請求書・見積書作成や顧客別予算管理まで備えます。AIによる議事録作成や活動要約など、入力の手間を減らす機能を段階的に追加しています。

料金はスタータープランが月額30,000円(5ユーザー分)、ベーシックプランが75,000円(15ユーザー分)で、いずれも税抜です。電話・メール・チャット・訪問・Web会議のサポートをすべて無料で提供し、継続率98.8%(2026年3月末時点)を公式に開示しています。

出典・参考資料(1件)

8. Sales Force Assistant(株式会社NIコンサルティング)

Sales Force Assistantの公式サイト

「営業担当者を管理するのではなく支援する」という設計思想を掲げる、株式会社NIコンサルティングのSFAです。名称は似ていますが米国のSalesforce社とは別の国産サービスで、AI秘書機能「SAI」が担当者ごとに訪問準備やクレーム情報、案件の進捗漏れを提示します。

日報を起点に顧客情報・案件進捗・次回アクションを一画面にまとめる構成で、新規開拓の案件型営業と既存顧客向けのルート型営業それぞれに対応するラインナップを選べます。

料金はクラウド版が月額3,500円(顧客深耕)からで、無料トライアルは30日間です。導入実績は15,000社を超え、全国8拠点の常駐コンサルタントと約120社のパートナー網が導入・運用を支援します。

出典・参考資料(1件)

9. Creatio(米Creatio社)

Creatioの公式サイト

ノーコードで業務フローとCRMを組み替えられる基盤の上に、営業向け機能を載せた製品です。米国のCreatioが提供し、日本では株式会社OpenModelsが独占パートナーとして日本語化や研修・認定を担います。

案件管理では各ステージに成約確率を設定し、金額に確率を掛け合わせて予測売上を算出します。商談・受注・サブスクリプションなど単位ごとにフォーキャストを作成でき、営業ノルマ(クォータ)と実績を比較して乖離の要因も分析できます。

料金は基盤プランのGrowthが1ユーザー月額40ドルから、Enterpriseが55ドルからで、これに営業向けのSalesアドオンが同15ドル加わります(公式用語集の表記、2026年5月時点)。日本円での価格は公表されておらず、国内ではパートナーへの問い合わせが必要です。

10. Magic Moment Playbook(株式会社Magic Moment)

Magic Moment Playbookの公式サイト

商談の録音やメール、名刺、通話といった営業活動の記録を自動で取り込み、取引先・商談ごとに整理する、株式会社Magic Momentの「AI営業プラットフォーム」です。SalesforceやHubSpotとは双方向の同期に対応します。

商談ごとに担当者の確度とAIが算出した確度を並べて示す「AIフォーキャスト」を備え、確度を加味したパイプライン金額や受注の見込みを可視化します。パイプライン総額や案件化済み商談の集計も確認できます。

料金は自動記録を担うPlaybook Captureが1ユーザー月額5,000円(税別)からで、SFA/CRMやAIフォーキャストを含む本体は要問い合わせです。録音・通話記録の自動入力で現場の入力負担を抑えたい企業に向いています。

低コスト・無料から案件管理を始めたいタイプ

無料プランや低価格プランから小さく始められるタイプのサービスを紹介します。完全無料から試すならHubSpotやZoho CRM、人数が多く定額で抑えたいならID数無制限のKnowledge Suite、自社仕様に作り込むならkintone、海外製のシンプルなパイプライン型ならPipedriveやFreshsalesが候補です。

11. HubSpot Sales Hub(HubSpot Japan株式会社)

HubSpot Sales Hubの公式サイト

HubSpot Japan株式会社が提供するSales Hubは、無料のCRM上で動作する営業支援製品です。クレジットカード登録不要の無料プランでも、最大2ユーザーまで連絡先管理や案件パイプライン、メールの開封通知、レポートダッシュボードを利用でき、費用をかけずに案件管理を始められます。

有料プランはStarter・Professional・Enterpriseの3段階で、商談を段階で区切るパイプライン管理に、フォローアップの自動化やフォーキャスト(売上予測)などが順に加わります。無料CRMから始め、人数や必要な機能に応じて上位プランへ段階的に引き上げられるため、小さく導入して利用範囲を広げたい企業に向いています。

有料プランの料金は1シートあたりの月額で、年間契約時でStarterが840円(税別)、Professionalが10,800円(税別、別途導入支援費180,000円)からです。マーケティングやカスタマーサービスと同じ顧客データベースを共有し、獲得したリードやサポート履歴を営業がそのまま参照できる点も、単体のSFAと異なる特徴です。

12. Zoho CRM(ゾーホージャパン株式会社)

Zoho CRMの公式サイト

Zoho CRMは、見込み客・商談・活動の一元管理に、AIアシスタント「Zia」や見積書管理まで備えたクラウド型のCRM/SFAです。日本国内ではゾーホージャパン株式会社が日本語でのサポート・ローカライズを担っています。

3ユーザーまで無期限で使えるフリープランがあり、無料から案件管理を試せます。有料プランは年間契約時で1ユーザー月額1,760円のスタンダードから、3,260円のプロフェッショナル、5,660円のエンタープライズ、7,360円のアルティメットまで4段階で、上位プランほど見積書機能やAI機能が段階的に加わります。

商談管理と見積書・受注書・請求書が同一システム内のタブとして統合され、顧客・案件情報と見積データを最初から紐づけて管理できます。15日間の無料トライアルはクレジットカード登録不要で、終了後は自動的にフリープランへ移行します。

13. kintone(サイボウズ株式会社)

kintoneの公式サイト

kintoneは、サイボウズ株式会社が提供するノーコードの業務アプリ構築プラットフォームです。営業支援はその用途の一つで、顧客管理・案件管理・活動履歴などが連携済みの「SFA(営業支援)パック」を土台に、自社の営業プロセスに合わせてフィールドや画面を編集して使います。

案件・商談の進捗をグラフやレポートで可視化し、担当者ごとの案件数や売上予測を追えます。日報やワークフローなど他の業務も同じkintone上で構築できるため、営業以外の情報とあわせて一元管理したい企業に向きます。

料金は1ユーザー月額1,000円(税抜)のライトコースからで、初期費用は無料、30日間の無料トライアルも用意されています。ただし外部サービス連携やAPIはスタンダードコース(1,800円/税抜)以上が対象で、最低契約は10ユーザーからのため、営業支援として本格運用する際は実際の月額合計を確認しておくとよいでしょう。

14. Knowledge Suite(ブルーテック株式会社)

Knowledge Suiteの公式サイト

SFA・CRM・グループウェアを1つに統合したクラウドサービスが、ブルーテック株式会社のKnowledge Suiteです。中核のGRIDY SFAで、商談のフェーズや受注金額・受注見込み・受注予定日を追跡し、進行中の案件を「コックピット」機能でリアルタイムに集計できます。

特徴は、全プランでユーザー(ID)数が無制限な点です。料金はユーザー数ではなくデータ容量やレコード数の上限でプランが分かれる設計のため、利用人数を増やしても追加のユーザー課金が発生しません。名刺管理やメール配信などの機能も同じプラン内で使えます。

料金は、SFAスタンダードが月額55,000円(税別)、プロフェッショナルが85,000円、エンタープライズが155,000円で、いずれもユーザー数無制限です。契約は1年単位の自動更新となるため、利用する人数や必要なデータ容量を見込んで選ぶとよいでしょう。

15. Pipedrive(Pipedrive, Inc.)

Pipedriveの公式サイト

Pipedriveは、商談をカンバン形式のパイプラインで管理するCRM/SFAです。取引ごとに金額と成約予定日を記録し、各ステージに確率の重み付けを適用して予測売上を自動計算できます。営業プロセスに合わせてステージを調整でき、案件の進捗を視覚的に追えます。

料金は1シートあたりの月額で、年間契約時でLiteがUS$14、Growthが39、Premiumが59、Ultimateが79ドルの4段階です(いずれも米ドル表示・VAT別)。最下位のLiteはシート単価US$14からと低価格帯で始められ、全プランに14日間の無料トライアル(クレジットカード不要)が用意されています。

確率加重による予測売上の表示(フォーキャスト)はGrowth以上が対象です。日本語のサイト・ヘルプセンターは用意されていますが、料金は米ドル建てでの提示となるため、円換算や国内での請求条件は申し込み前に確認しておくとよいでしょう。

16. Freshsales(Freshworks Inc.)

Freshsalesの公式サイト

AI「Freddy」を標準で組み込んだ営業向けのCRM/SFAが、Freshworks Inc.が提供するFreshsalesです。商談をカンバン表示で管理し、ステージごとに受注確率を設定して、確率と商談金額から見込み額を算出できます。

料金は年払いで1ユーザー月額Growthが9ドル、Proが39ドル、Enterpriseが59ドルの3段階です(米ドル表示)。最下位のGrowthは9ドルからと低価格で始められ、クレジットカード登録不要の無料トライアルも利用できます。売上予測(Forecasting insights)はEnterpriseが対象です。

日本語のサイトはありますが、製品UIの日本語対応やサポートの対応範囲、円建ての料金は公式に明記されていません。料金が米ドル建てのため、国内での利用条件は申し込み前に確認しておくとよいでしょう。

17. F-RevoCRM(シンキングリード株式会社)

F-RevoCRMの公式サイト

F-RevoCRMは、シンキングリード株式会社が提供するオープンソースの顧客管理システム(CRM)です。案件・活動・見積・日報を顧客情報と結びつけて管理し、案件の進捗や確度をステージごとに管理できます。ステージを更新するとパイプライン上の見込み売上が集計され、ダッシュボードにグラフ表示されます。

提供形態はCloud版とEnterprise版の2種類です。Cloud版は初期費用0円・月額10,000円(5名まで、税抜)から利用でき、1か月の無料トライアルも用意されています。契約は5名単位で、年間契約には10%の割引があります。

Enterprise版は初期費用200,000円(税抜)から、月額15,000円からで、クラウドのほかオンプレミスでの稼働やアドオン開発に対応します。API連携や会計・BIツール連携はEnterprise版が対象のため、必要な連携や稼働環境に応じて選ぶとよいでしょう。

シンプルに案件の進捗を見える化したいタイプ

脱Excelを目的に、商談の進捗を手軽に見える化できるタイプのサービスを紹介します。Excel感覚の操作ならGoCoo! SFA、脱Excelと予実の両立ならKairos3 Sales、自社仕様をノーコードで組むならJUST.SFA、日報起点で利益額まで見るならWaWaFrontier、日報分析や人材データまで扱うならSALES SQUAREが向きます。

18. Kairos3 Sales(カイロスマーケティング株式会社)

Kairos3 Sales のサービスサイト

カイロスマーケティング株式会社が「脱Excel」を掲げて提供するSFAツールです。取引先ごとに商談の進捗・受注確度・売上予定金額をリストで管理し、営業ステージ管理やパイプライン分析、予実管理、ダッシュボードで案件の状況を把握できます。

商談の音声やメモから要約とToDoを登録するAI自動入力を備え、MAツール「Kairos3 Marketing」と組み合わせると確度の高いリードを案件候補として抽出できます。一方、案件ごとの原価・粗利による採算管理については、公式サイト上で触れられていません。

料金は税別で、月額はスタンダードプランが25,000円から、プロプランが50,000円から(ユーザー数により変動)です。初期費用は無料ですが、最低契約期間は12ヶ月で、別途の導入費用と有償サポートが必要です。

19. GoCoo! SFA(SALES GO株式会社)

GoCoo! SFA のサービスサイト

「Excel以上、Salesforce以下」を掲げる国産SFAで、SALES GO株式会社が提供します。一覧画面のセルをExcelのように直接編集でき、入力した内容がダッシュボードへ自動で反映されます。管理する項目はノーコードで変更できます。

案件管理では、会社名・担当・フェーズ・次回アクション・金額をフェーズ別に表示できます。導入後は1社に1人の専任担当が、初期構築やカスタマイズ、毎月のミーティングまで1年間伴走します。なお受注確度の項目や、案件別の原価・粗利による採算管理については、公式サイト上で触れられていません。

料金は1ユーザー月額5,000円(税抜)からで、利用人数に応じて変動し、利用状況を聞いたうえでの無料見積もりで金額が決まります。公式ページに初期費用や無料トライアルの記載はありません。

20. SALES SQUARE(株式会社プラスアルファ・コンサルティング)

SALES SQUARE のサービスサイト

営業データと人材データを同じ基盤で扱う「統合型営業戦略ソリューション」で、株式会社プラスアルファ・コンサルティングが提供します。商談や日報といった営業データに加え、営業メンバーのスキルや適性まで一つの基盤で管理します。

顧客・案件管理ではパイプラインやダッシュボード、コンタクト履歴を扱い、営業日報のテキストマイニングによる受注・失注理由の分析や、ハイパフォーマー分析、KPIモニタリングといった営業実績の分析機能を備えます。受注確度や案件金額を管理する項目、案件別の採算管理については、公式サイト上で触れられていません。

料金は公式サイトに掲載がなく、資料請求や問い合わせでの確認が必要です。日報の分析や人材データの活用まで含めて、営業活動の見える化と営業メンバーの育成を一つの基盤でまとめたい場合の選択肢になります。

21. JUST.SFA(株式会社ジャストシステム)

JUST.SFA のサービスサイト

一太郎やATOKで知られる株式会社ジャストシステムが提供する、クラウド型のSFAです。既製の画面を使うのではなく、データ入力や集計、プロセス管理といった部品をドラッグ&ドロップで組み合わせ、自社の営業スタイルに合わせた管理画面をノーコードで構築できる点が特徴です。

顧客管理・案件管理・活動管理・プロセス管理といった標準機能に加え、新規開拓やルートセールスなど営業スタイルごとに画面構成を変えられます。公式サイトでは、潜在顧客の可視化により案件報告数が約3倍に増えた事例や、集計・分析の工数を3分の1に削減した事例が紹介されています。

出典・参考資料(2件)

料金やプランは公式サイトに掲載がなく、個別見積もりとみられるため、金額の確認には問い合わせが必要です。無料トライアルで実際のサービス画面に触れ、カスタマイズのしやすさを試してから検討できます。

22. 戦略箱ADVANCED(株式会社インフォファーム)

戦略箱ADVANCED のサービスサイト

顧客情報を中心にデータを組み立て、顧客に紐づく商談・活動・売上を1つの画面で確認できる国産のSFA/CRMです。提供元は岐阜市の株式会社インフォファームで、クラウド型とオンプレミス型の両方の提供形態があります。

案件・商談管理を軸に、日報や出退勤、位置情報を使ったチェックイン/アウトの活動管理、KPI設定と予算実績対比までを一体で提供します。製造業やガス・エネルギー、医療介護、不動産など幅広い業種向けのテンプレートも用意しています。

料金はクラウド版が1ユーザー月額4,000円(税別)で、最低利用人数は10ユーザーからです。オンプレミス版は20ユーザー分を含む基本ライセンスが200万円(税別)で、初期費用は導入規模に応じた個別見積もりです。電話サポートは平日9〜17時に対応します。

23. WaWaFrontier(株式会社アイアットOEC)

WaWaFrontier のサービスサイト

グループウェア「WaWaOffice」シリーズの一製品として、株式会社アイアットOECが提供するSFAです。SFA単体での契約もでき、日報の簡易入力を起点に、案件・商談物件の進捗管理や行動分析を行えます。

受注予定表では最大12ヶ月先までの受注予定を売上額ベースと利益額ベースの両方で確認でき、受注確度や進捗フェーズ、顧客・案件の項目は管理者が自社用に設定できます。部門別・担当別の予算入力にも対応します。

料金は税別で、初期費用が無料、1IDあたり月額2,000円(簡易日報に絞ったLight版は1,000円)に基本料金月2,500円(1契約単位)を加えた構成です。14日間の無料体験も用意されています。

案件の採算・予実まで管理したいタイプ

案件ごとの採算を把握できるタイプのサービスを紹介します。個人事業主〜中小規模で案件別の原価・粗利や見積〜請求まで低コストでまとめたいならジョブマネ、中堅〜大企業で予算・実績(予実)を営業活動と一元管理したいならintra-mart DPS for Salesが向きます。

24. ジョブマネ(株式会社サウスエージェンシー)

ジョブマネの公式サイト

ジョブマネは、スケジュールやワークフローなどのグループウェア機能に、案件管理・工数管理・原価管理・見積/請求といった業務機能を1つにまとめたクラウド型ツールです。株式会社サウスエージェンシーが提供し、個人事業主から30名程度までの中小企業や部門単位での利用を想定しています。

案件管理画面では、1件の案件に紐づく売上額・粗利益額(率)・原価金額・直接労務費・累積作業時間を一画面で確認でき、案件ごとの損益を把握できます。原価は1つの売上に対して複数登録でき、登録時に注文書を自動作成する仕組みです。作業時間の入力をもとに労務費を計算し、誰がどの作業にどれだけ時間を使ったかも可視化します。

見積書から納品書・請求書までを連続作成できる帳票機能も備えます。料金は初期費用が無料で、グループウェアプランが1〜100人まで月額1,000円(税別)、業務機能を加えるビジネスプランが1人あたり月額3,000円(税別)です。30日間の無料トライアルも用意されています。

25. intra-mart DPS for Sales(株式会社NTTデータ イントラマート)

intra-mart DPS for Salesの公式サイト

intra-mart DPS for Salesは、株式会社NTTデータ イントラマートが提供するAI搭載の営業支援ツール(SFA)です。業務プラットフォーム intra-mart を基盤とし、案件管理では現在の商談フェーズや商談経過日数、BANTスコア(BANT=予算・決裁権・ニーズ・導入時期)を一目で確認でき、活動履歴や使用資料も案件に紐づきます。

予実(予算・実績)管理の面では、予算・見通し・実績のデータをSFA上で一元管理し、営業活動と紐づけて予実を追えます。案件別の原価・粗利は公式に記載がなく、採算への寄与は予実管理が中心です。AIが商談の録音や議事録から活動記録を自動作成し、活動内容の要約・評価も行います。

提供形態はSaaS・プライベートクラウド・オンプレミスの3つから選べます。SaaS版(Accel-Mart Quick)は初期費用なしで月額利用料400,000円〜、プライベートクラウドとオンプレミスは個別見積もりです。導入実績は intra-mart 全体で10,000社を超えるとされています(本製品単体の社数は非公表)。

外回り・訪問営業の案件管理に強いタイプ

フィールド営業に最適化し、外出先からの案件管理に強いタイプのサービスを紹介します。GPS・地図と交通費精算まで含めて外回りを効率化したいならcyzen、SalesforceやDynamics 365と組み合わせて訪問ルートをAIで最適化したいならUPWARDが向きます。

26. cyzen(レッドフォックス株式会社)

cyzen(サイゼン)

レッドフォックス株式会社が提供する、GPS・地図表示とスマホからの報告書作成を軸にしたSFA(営業支援システム)です。顧客や訪問先を地図上にスポットとして登録し、訪問予定・訪問履歴・写真・報告書を一つに紐付けて管理できます。

GPS情報から移動経路と交通費を自動で算出する精算機能や、音声入力をもとにした報告書の自動作成に対応します。外回り営業・設備点検・定期清掃・不動産といった業種別テンプレートが用意され、報告書と予定を紐付けることで訪問の予実管理も行えます。

料金は初期費用10万円に加え、基本機能の「cyzen pro Standard」が月額2,400円〜/ID、AIによる業務アシスト機能を含む「Premium」が月額3,200円〜/ID(いずれも年間契約時)です。無料で基本機能を試せる「Entry Free」プランも用意されています。

27. UPWARD(UPWARD株式会社)

UPWARD(アップワード)

外回り・訪問営業(フィールドセールス)の活動記録を、位置情報技術とAIで自動化するSFAです。運営はUPWARD株式会社。GPSによる滞在検知で訪問先を自動で記録し、商談の内容はAIが解析して訪問報告を自動生成します。

顧客は訪問優先度ごとに地図上へ色分け表示され、位置情報と優先度に基づいてAIが推奨の訪問ルートを作成します。Salesforce・Microsoft Dynamics 365と連携して使える構成で、CRMを持たない企業向けにはCRM機能を含むプランも用意されています。

料金は初期費用10万円(税抜)に加え、活動記録などの基本機能を備える「ESSENTIAL」が1ユーザー月額7,600円〜(税抜)、AI音声解析や地図可視化を加えた「STANDARD」が同11,600円〜(税抜)です。契約は最少25IDからで、ISO/IEC 27001・27017・27018の認証を取得しています。

出典・参考資料(2件)

案件管理システムの費用相場

案件管理システムの料金は、1ユーザーあたりの月額が基本です。無料プランを備える製品から、1ユーザー月額数万円の高機能型まで幅があり、求める機能とタイプによって大きく段差が生まれます。ここでは2026年10月時点の各製品の料金をもとに、おおよその相場観を整理します。

初期費用は、クラウド型の多くが無料です。一部に、上位プランの導入支援費として十数万円〜40万円程度が別途必要な製品や、料金を公開せず個別見積もりとする製品があり、その場合は「要お問い合わせ」となります。

月額(1ユーザー)は、無料プランから始められる製品もあります。低コスト帯は月額1,000円〜3,000円程度、中位帯は3,000円〜1万円程度、営業プロセス全体を標準化する高機能帯は2万円〜6万円程度が目安です。ただし最低契約10ユーザーから、あるいは最低契約10IDからといった条件が付く製品もあるため、少人数で使う場合は実際の月額合計を確認しておく必要があります。

案件管理システムの月額費用の相場を3つの価格帯で示した図。1ユーザーあたりの月額が基本で、低コスト帯は月額1,000〜3,000円(無料プランから始められる製品もある)、中位帯は月額3,000〜10,000円、営業プロセス全体を標準化する高機能帯は月額20,000〜60,000円が目安。初期費用はクラウド型の多くが無料。案件ごとの採算・原価まで管理するタイプは料金体系が異なり、月額1,000円程度の基本料金プラスオプション型から月額40万円前後の個別見積もり型まで分かれる。

案件ごとの採算・原価まで管理するタイプには、料金体系が異なるものがあります。採算管理に強い製品のなかには、月額1,000円程度の基本料金に業務機能をオプションで足していく低コストなものから、月額40万円前後からの個別見積もり型まで分かれます。採算管理が必要な場合は、ユーザー課金とは別の料金設計になりうる点を見込んでおきましょう。

料金は税抜・税別の表記や、月間契約・年間契約による割引の有無が製品ごとに異なります。比較表の料金は各社公式情報に基づく2026年10月時点のものですが、最終的な金額はプラン構成や契約条件で変わるため、資料請求や見積もりで最新の条件を確認することをおすすめします。

気になるサービスの正確な料金は、資料を取り寄せて横並びで確かめるのが確実です。

Excel・スプレッドシート管理の限界と移行のタイミング

案件管理をExcelやスプレッドシートで始める企業は多く、少人数のうちはそれで回ります。しかし案件数と関係者が増えると、情報の分散や更新の遅れが目立ち始め、管理の限界が見えてきます。

限界が表れやすいのは、まず情報共有の面です。ファイルが担当者ごとに分かれて最新版が分からなくなり、同じ案件の二重入力や、上書きによる過去記録の消失が起きます。次に見える化の面で、受注確度や金額の集計に手作業が発生し、売上見込みをリアルタイムに把握できません。さらに関数やマクロが複雑化すると、作成者の異動・退職で業務が止まる属人化のリスクも高まります。

移行を考える目安は、こうした情報共有の限界を感じたときです。複数人で案件を共有し始めた、売上見込みを月次で正確に出したくなった、管理するファイルやシートが増えすぎた、といったサインが重なったら検討どきといえます。多くの製品はExcelからのCSVインポートに対応し、既存データを取り込めます。繁忙期や大型商談の最中は移行が負担になりやすいので、営業活動に余裕のある時期を選ぶのが現実的です。

案件管理システムを導入するメリット

案件管理システムの価値は、Excel運用の「困りごと」の裏返しとして表れます。本記事が重視してきた3つの効果を整理します。

1つ目は、担当者ごとに散らばっていた案件情報が1画面に集約され、進捗・受注確度・金額をリアルタイムに共有できることです。Excelでは手集計だった売上見込みが自動で更新され、停滞した商談への早めのフォローや、着地予測にもとづく打ち手の判断がしやすくなります。

2つ目は、属人化と二重入力の解消です。Excelの「最新版が分からない」「上書きで記録が消える」が、情報の一元化とアクセス権限の管理で解消され、担当者が不在でも状況を引き継げます。同じ情報を複数ファイルへ書き写す手間や、対応の抜け漏れも減ります。

3つ目は、予実と採算の可視化です。目標と実績を自動で比較し、受注確度を加味した着地見込みを継続更新できるため、売上計画の精度が上がります。採算管理まで対応する製品なら、Excelでは見えにくかった案件ごとの原価・粗利まで把握でき、受注の優先順位づけにも使えます。

導入・運用の注意点と形骸化を防ぐポイント

案件管理システムは、導入すれば自動的に成果が出るわけではありません。かえって現場の負担になり、入力されなくなって形だけ残る「形骸化」が、導入でつまずく最大の原因です。注意点と、定着させるための勘所を押さえておきましょう。

まず前提として、初期の学習期間と運用ルールづくりには一定のコストがかかります。操作に慣れるまでの時間や、入力項目・更新タイミングの取り決めを見込んでおく必要があります。高機能な製品ほど設定の自由度が高い反面、使いこなすまでの助走も長くなります。

形骸化を招きやすいつまずきは、大きく3つあります。1つ目は、必要以上に高機能な製品を選び、入力項目が多すぎて現場が更新をやめてしまうケースです。2つ目は、既存のメールやカレンダーと連携させずに運用し、結局これまでの管理との二重作業になってしまうケースです。3つ目は、入力そのものが目的化し、集めたデータをレポートや営業の改善に活かせないケースです。

これらを避ける勘所は、自社の営業に必要な機能から選び、小さく始めて現場の声を聞きながら運用を固めることです。入力項目は最初から絞り、既存ツールと連携させて二重入力をなくし、集めた情報を定例会議や予実の振り返りで実際に使う流れをつくります。トップダウンで導入を決める場合も、現場が「入力すると自分の仕事が楽になる」と感じられる設計にすることが、定着への近道です。

まとめ

案件管理システムは、商談の進捗・受注確度・金額、そして製品によっては採算までを一元管理し、Excel管理の属人化や情報分散を解消するためのツールです。SFA・CRM・プロジェクト管理ツールと機能が重なるため、まず自社が解決したいのが営業の案件管理なのかを見極めることが出発点になります。

選定では、商談プロセスの設計自由度・現場の入力負荷・予実の精度・採算管理の要否・既存ツールとの連携・料金を軸に、自社に合うタイプから候補を絞り込むのが近道です。無料トライアルで定着のしやすさを確かめ、気になったサービスの資料を取り寄せて、機能と費用を具体的に比較してみてください。

よくある質問(FAQ)

Q. 案件管理システムとは何ですか?

A. 案件管理システムとは、営業が進めている商談・案件の進捗や担当者、金額、受注確度を一元的に記録し、進行状況を見える化する業務システムです。

1件ずつの商談が「いま、どの段階にあり、いくらで、どのくらいの確度で受注できそうか」を組織で共有できる状態をつくり、Excel・スプレッドシート管理で起きがちな属人化や情報分散を解消します。営業活動全体を支えるSFA(営業支援システム)の中核機能の一つに位置づけられます。

Q. 案件管理システムとSFA・CRM・プロジェクト管理ツールは何が違いますか?

A. 案件管理システムは商談・案件の進捗と金額の管理に主眼があり、SFAはそれを含む営業活動全体、CRMは顧客との関係づくり全体、プロジェクト管理ツールは受注後の工程・工数の管理を対象とします。

実際の製品はSFAとCRMを兼ねた統合型が主流で、機能の重なる領域が広く境界は曖昧です。呼称にこだわるより、自社が解決したいのが「商談の進捗と金額を見える化したい」のか「顧客全体との関係を管理したい」のか「受注後のプロジェクトを回したい」のかで考えると、必要なツールの見当がつきやすくなります。

Q. 営業1名や少人数の会社でも案件管理システムを導入する意味はありますか?

A. 少人数でも、商談の抜け漏れ防止や売上見込みの可視化といった効果は得られ、無料・低価格プランから負担なく始められます。

1〜数名の規模なら、まずは無料プランやシンプルな進捗見える化タイプで、商談の進捗・次回アクション・金額を1か所にまとめるだけでも、対応漏れや二重管理を減らせます。将来の増員や案件数の増加を見込むなら、上位プランへ段階的に広げられる製品を選んでおくと、人数が増えても仕組みを作り直さずにすみます。

Q. Excel・スプレッドシートから案件管理システムへ移行するときの注意点は何ですか?

A. 多くの案件管理システムはCSVインポートに対応しており、既存のExcelデータをそのまま取り込めますが、繁忙期や大型商談の最中を避けて移行するのが安全です。

移行を考える目安は、ファイルが担当者ごとに分かれて最新版が分からなくなる、売上見込みを月次で正確に出したくなる、といった情報共有の限界を感じたときです。無料トライアルで実際に案件を数件取り込み、入力のしやすさを試してから本格移行すると、現場に定着させやすくなります。

Q. 案件管理システムはスマートフォンからも操作できますか?

A. 多くのクラウド型の案件管理システムは、スマートフォンアプリやブラウザから商談情報を入力・更新できます。

外出先からその場で商談結果を記録できるため、入力の抜け漏れを抑えられます。ただし高度な分析や設定はPC版のみという製品もあるため、無料トライアルでモバイルの操作性も確かめておくとよいでしょう。訪問営業が中心なら、地図連携や位置情報と連動した活動記録を得意とするモバイル入力特化型の製品を選ぶと効果的です。

Q. 案件管理システムは導入から効果が出るまでどのくらいかかりますか?

A. シンプルな製品なら1〜2週間、営業プロセス全体を標準化する高機能な製品なら定着まで2〜3か月程度が目安です。

高機能な製品ほど設定の自由度が高い反面、使いこなすまでの助走期間も長くなります。導入支援や伴走サポートを用意する製品もあり、なかには専属アドバイザーが運用をフォローする体制を掲げるものもあります。入力項目を最初から絞って小さく始め、現場の声を聞きながら運用を固めると、定着までの期間を短くできます。

Q. 案件管理システムで案件ごとの採算・原価まで管理できますか?

A. 案件ごとの原価・工数・粗利まで管理できるのは、採算管理に対応した一部の製品に限られます。

多くの営業向け案件管理システムは売上・受注確度の管理が中心で、案件別の原価・粗利の管理に対応する製品は限られます。制作・受託・コンサルティングなど案件ごとに原価が発生する事業で採算まで見たい場合は、原価や工数を案件に紐づけられ、利益率を集計できるPSA(プロフェッショナルサービス自動化)・原価管理寄りの製品に候補を絞るのが近道です。

Q. 既存のCRMや会計ソフトと連携できますか?

A. 多くの製品がメール・カレンダーや名刺管理と標準連携し、API・CSVやオプションで会計ソフト・基幹システムともつなげられます。

ただし連携できる範囲は製品やプランで差があり、API連携や会計・BIツール連携は上位プラン限定というケースもあります。普段使うツールと二重入力なくつなげられるかは定着を左右するため、必要な連携先に標準対応しているか、API・CSVでデータを受け渡せるかを、資料請求や無料トライアルで確認しておくと安心です。

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監修者

マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト

松嶋真倫

都市銀行にて金融実務を経験後、暗号資産関連スタートアップの創業期に参画し、市場分析・業界調査に従事。2018年にマネックスグループ入社。以降、ビットコインをはじめとするデジタルアセットからマクロ経済環境まで、金融市場を横断した調査・分析および情報発信を担う。FinTech・次世代金融領域のリサーチ統括、各種レポートや書籍の執筆、日本経済新聞など国内主要メディアへのコメント・寄稿、イベント登壇などを行う。2021年3月より現職。
記事内でご紹介している製品・サービスは監修者が選定したものではなく、編集部が独自に選定したものです。
監修の範囲は記事の一般的な解説部分であり、比較表および各製品・サービスの紹介内容は監修の対象外です。

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