サービス比較の記事一覧

AIで顧客対応・サポート業務を自動化したい

サービス比較の記事一覧

AIで顧客対応・サポート業務を自動化したい

,

内部監査ツール比較12選|総合型GRC・特化型の違いと失敗しない選び方

内部監査ツール 比較12選のサムネイル画像
GRCツール比較表(2026年版)のプレビュー

主要17サービスの料金・機能を無料で一覧比較

GRCツール比較表(2026年版)

監査計画の立案から調書の作成、指摘事項のフォローアップまで、内部監査の業務をExcelや紙で回すことに限界を感じていませんか。監査対象は年々広がり、テレワークで証跡の収集や共有も煩雑になりました。属人化した運用では引き継ぎも難しく、内部監査ツールの導入や刷新を検討する組織が増えています。

一方で、内部監査に使えるツールは、監査業務そのものに特化した製品から、リスク管理やコンプライアンスまで幅広く扱う総合型の製品まで幅があり、機能も価格も大きく異なります。自社の監査体制や上場準備の段階に合ったツールを選ぶには、どのような観点で比較すればよいのでしょうか。

本記事では、内部監査に使える主要な12サービスを、内部監査特化型と総合型GRCの2タイプに分けて比較・解説します。監査計画・調書・指摘管理・品質評価といった監査業務の工程ごとの機能や、料金、J-SOX(内部統制報告制度)・IPO準備への対応まで整理しました。内部監査部門や管理部門の担当者が、自社に合うツールを判断するための材料としてご活用ください。

また、自社の監査体制に合ったサービスを最短で見つけられるよう、「30秒で終わる選定診断ツール」をご用意しています。総合型と特化型のどちらが向くか迷う場合に、ぜひご活用ください。

GRCツールの関連サービス資料
PR
料金や機能は各社の資料でまとめて比較できます 【無料】GRCツールの資料を
一括ダウンロードする
本セクションにはプロモーションが含まれており、表示順は当社独自の基準や提携状況に基づいています。

内部監査ツールとは?汎用GRCツールとの関係

内部監査ツールとは、リスク評価に基づく監査計画の立案から、個別監査の実施、調書(ワークペーパー)の作成、指摘事項の管理とフォローアップ、監査品質の評価までを、システム上で一元的に支援するITツールです。監査部門が担う一連の業務をデジタル化し、証跡を残しながら効率的に運用することを目的とします。

内部監査ツールは、ガバナンス・リスク・コンプライアンスを統合的に管理するGRCツールの一領域として位置づけられます。GRCツールが委託先管理・コンプライアンス・内部統制など幅広い用途をカバーするのに対し、内部監査ツールはそのうち監査業務に軸足を置いた製品群を指します。

両者は重なりが大きく、GRCの一機能として監査モジュールを備える総合型の製品と、監査業務に専用化した特化型の製品が市場に併存しています。

内部監査にツールが必要とされる背景

従来、内部監査の実務はExcelや文書ファイルによる個別管理が中心でした。監査計画・調書・指摘一覧がファイル単位で分散すると、進捗の把握や過去監査との比較に手間がかかり、担当者の異動で運用が途切れる属人化のリスクも抱えます。

監査対象となる事業や子会社が増え、テレワークで証跡のやり取りが分散するなかで、こうした手作業の限界が顕在化しました。ツールを導入すると、監査プロセスの可視化と証跡の一元管理が進み、指摘のフォローアップ漏れや調書の品質のばらつきを抑えられます。監査部門の限られた人員で、より広い範囲を継続的に監査する体制を整えやすくなる点が、導入が求められる背景です。

そもそも内部監査という業務の目的や、監査計画から報告までの進め方、外部監査との違いから整理したい場合は、基礎をまとめた以下の記事で詳しく解説しています。監査部門を立ち上げる段階では、ツールの検討と並行して業務の全体像を押さえておくと選定の判断がしやすくなります。

内部監査を取り巻く制度動向(グローバル内部監査基準・J-SOX)

ツール選定の前提として、内部監査に求められる水準がここ数年で変化している点を押さえておくと、機能要件の優先順位を判断しやすくなります。国際的な監査基準と、日本の内部統制報告制度(J-SOX)の双方で、近年に大きな更新がありました。

グローバル内部監査基準(2025年1月適用)

内部監査人協会(IIA)は、内部監査の実務を体系化した新たな基準を公表し、日本語版を含めて2025年から適用が始まっています。監査の品質や独立性、監査計画のあり方など、内部監査部門が備えるべき要件が15の原則として整理されました。

内部監査人協会(IIA)は2024年1月9日、「グローバル内部監査基準™」(英語版)を公表しました。当該基準は、2025年1月9日より施行されます。本基準は、15の原則を通じて、より明確に内部監査人が高品質の業務を実施できるよう設計されています。

出典:「『グローバル内部監査基準™』公表のお知らせ」|一般社団法人 日本内部監査協会(2024年1月12日)

この基準は、内部監査の国際的な枠組みである「専門職的実施の国際フレームワーク(IPPF)」の再構成に伴うものです。新しいIPPFは「グローバル内部監査基準」「トピック別要求事項」「グローバル・ガイダンス」の3要素で構成され、その中核を15の原則が担います。2017年に公表された従来の国際基準は2025年1月8日までの適用とされ、新基準へ置き換わりました。

監査計画の記録や品質評価をシステムで残せるツールは、こうした基準への準拠を実務面で支える手段になります。

出典・参考資料(1件)

J-SOX(内部統制報告制度)と2023年の基準改訂

J-SOX(内部統制報告制度)は、上場企業などに財務報告に係る内部統制の評価と報告を義務づける制度です。金融商品取引法第二十四条の四の四が内部統制報告書の提出を定めており、「J-SOX」はこの制度を指す実務上の通称にあたります。

この制度の評価・監査の基準は、2023年に大きく改訂されました。改訂では、内部統制の目的の一つが見直されています。

サステナビリティ等の非財務情報に係る開示の進展やCOSO報告書の改訂を踏まえ、内部統制の目的の一つである「財務報告の信頼性」を「報告の信頼性」とすることとした。

出典:「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準等の改訂について(意見書)」|金融庁 企業会計審議会(令和5年4月7日)

改訂された基準は、令和6(2024)年4月1日以後に開始する事業年度から適用されます。あわせて、不正リスクへの考慮や評価範囲の決定方法についても見直しが示されました。内部統制の文書化では、業務の流れ図・業務記述書・リスクと統制の対応といった資料が実務上使われており、実務ではこれらをまとめて「3点セット」と呼ぶことがあります。

これらに相当する様式は金融庁の実施基準でも参考例として示されていますが、あくまで必要に応じて作成する参考であり、この様式による作成が一律に義務づけられているわけではありません。内部統制の文書化を支援するツールは、こうした資料の作成・更新やリスクと統制の対応関係の管理を効率化します。

出典・参考資料(1件)

総合型GRCツールと内部監査特化型ツールの違い

内部監査に使えるツールは、大きく「内部監査特化型ツール」と「総合型GRCツール」の2つに分けられます。まず自社に監査業務専用のツールが必要なのか、ガバナンス全体を統合的に扱う総合型のなかで監査機能を使うのかを見極めると、候補を絞り込みやすくなります。

内部監査に使えるツールの分類図。内部監査特化型ツールと総合型GRCツールの2つに分かれ、特化型はさらに監査計画から品質評価まで一連の監査業務を回す監査業務ワークフロー型と、内部統制の文書化・整備運用評価に用途を絞ったJ-SOX文書化型に分かれることを示す。総合型GRCツールはリスク管理やコンプライアンスなどを幅広くカバーし一機能として内部監査モジュールを備える。

内部監査特化型ツールは、監査業務に用途を絞った製品です。監査部門を立ち上げたばかりの組織や、上場準備で監査体制を短期間に整えたい中堅企業でも扱いやすい傾向があります。

特化型のなかにも力点の違いがあります。監査計画・実施・調書作成・指摘管理・フォローアップ・品質評価という監査の一連の業務そのものを回すことに最適化した製品と、J-SOX(内部統制報告制度)の文書化・整備運用評価に用途を絞った製品です。前者は監査業務全体を効率化したい部門に、後者は内部統制の文書整備を主眼とする組織に向きます。次章の比較表では、この力点の違いが「主な監査機能」の欄に表れます。

総合型GRCツールは、リスク管理・コンプライアンス・委託先管理・内部統制などを幅広くカバーし、そのなかの一機能として内部監査(監査管理)モジュールを備える製品です。ERPやITサービス管理の基盤に統合リスク管理(IRM)・監査管理のモジュールを載せる製品群も、この総合型に含まれます。

ガバナンス全体を一つの基盤で統合管理したい大企業や、監査以外のリスク管理業務も同じツールに載せたい組織に向きます。

GRCの領域には、委託先リスク管理や社内規程管理に専用化したツールもあります。これらは内部監査の周辺にあたるガバナンス領域を担う製品です。委託先管理を含めたGRCツール全体を比較したい場合は、以下の記事が参考になります。

内部監査ツールでできること|監査業務の工程別の主要機能

内部監査ツールの機能は、監査業務の工程に沿って整理すると理解しやすくなります。ここでは、監査計画からフォローアップまでの流れに沿って主要な機能を解説します。この工程が、後述の比較表で各製品を見比べる軸にもなります。

内部監査ツールが支援する監査業務の工程フロー。STEP1 監査計画・リスクアセスメント、STEP2 調書(ワークペーパー)管理、STEP3 指摘事項の管理・フォローアップ、STEP4 内部統制評価・品質評価の順に、監査計画から品質評価までの流れを示す。

監査計画・リスクアセスメント

監査対象(監査ユニバース)を整理し、リスク評価に基づいて年度の監査計画を立てる機能です。リスクの高い領域に監査資源を配分し、計画の根拠を記録として残せます。複数年にわたる監査サイクルを管理できる製品もあります。

調書(ワークペーパー)管理

監査手続の実施記録や証跡、レビューの履歴を電子的に管理する機能です。調書のテンプレート化やレビュー承認のワークフローにより、担当者による品質のばらつきを抑え、証跡を体系的に蓄積できます。

指摘事項の管理・フォローアップ

監査で発見した指摘事項や改善勧告を起票し、是正の進捗を追跡する機能です。担当部署への割り当てや期限管理により、フォローアップの漏れを防ぎます。指摘のステータスを一覧で可視化できるため、未対応の課題を経営層へ報告する際にも役立ちます。

内部統制評価・品質評価

J-SOX対応では、業務プロセスの整備状況と運用状況を評価し、統制の有効性を判断する機能が求められます。リスクと統制の対応関係を管理し、評価結果を記録できる製品では、内部統制報告制度への対応をシステム上で完結させやすくなります。監査部門自体の品質を評価する機能を備えた製品もあります。

内部監査ツールを導入するメリット

ツールを導入すると、監査業務にどのような変化が生まれるのでしょうか。ここでは、Excel・属人運用と比べた主な効果を挙げます。

第一に、監査プロセス全体の可視化と一元管理です。計画・調書・指摘が一つの基盤に集約されるため、進捗や過去監査との比較を素早く把握でき、担当者が代わっても運用が途切れにくくなります。

第二に、コラボレーションと承認フローの効率化です。証跡の共有やレビュー依頼をシステム上で行えるため、テレワーク環境でもやり取りが滞りません。第三に、指摘事項のフォローアップとエビデンス管理の高度化です。是正状況が自動で追跡され、監査証跡が体系的に残るため、経営層や監査役への報告、外部監査人からの依頼にも迅速に対応できます。

自社に合う内部監査ツールのタイプを診断

しかし、自社が総合型と特化型のどちらに適しているか、といった判断が難しいケースも存在します。そのような場合でも貴社の状況に合わせて最適なサービスを最短で見つけられるように、「30秒で終わる選定診断ツール」を以下にご用意しています。ぜひこちらもご活用ください。

あなたへのおすすめ
条件にマッチしたサービスを表示しています
本セクションにはプロモーションが含まれており、表示順は当社独自の基準や提携状況に基づいています。
料金や機能は各社の資料でまとめて比較できます 【無料】GRCツールの資料を
一括ダウンロードする

【比較表】内部監査ツールを比較

ここからは、自社の課題や要件に合わせた客観的な比較・選定ができるよう、主要な内部監査ツール12サービスを、内部監査特化型ツールと総合型GRCツールのタイプ別に分類してご紹介します。監査業務の工程・料金・提供形態・J-SOX対応を軸に整理しました。

内部監査特化型ツールの比較

← 横にスクロールできます →
サービス名NAIKANPentana Auditsmoove J-SOXQAIVAQPR J-SOX・TAMIC
提供形態クラウドクラウドクラウドクラウドパッケージ(要確認)
主な監査機能監査計画〜調書〜指摘フォロー〜品質評価まで一貫対応監査計画・統制テスト・調書・報告に対応内部統制の3点セット作成〜整備・運用評価を一元化Excel統合・AI異常値検出・監査報告書の自動生成3点セット作成〜整備・運用評価・監査支援まで対応
J-SOX・内部統制対応△内部監査業務が主体△海外の監査・SOX中心(国内J-SOX対応は要確認)◎J-SOX対応に特化△内部監査が主体◎J-SOX対応に特化
料金の目安月額83,000円〜
(初期費用不要)
要問い合わせ要問い合わせ
(無料トライアルあり)
月額55,000円〜
(Starterプラン)
要問い合わせ
日本語サポート●国産・日本語対応△国内提供体制は要確認●国産・日本語対応●国産・日本語対応●国産系・日本語対応
詳細情報公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト

「J-SOX・内部統制対応」の記号 ◎=J-SOX(日本の内部統制報告制度)対応に用途を特化 / ●=内部統制・SOX管理に対応(海外SOX中心の製品を含み、日本のJ-SOX固有対応は要確認の場合あり) / △=限定的・監査業務が主体 / ×=非対応。※上記は2026年9月時点の各社公開情報をもとに作成しています。機能の対応状況や提供形態は変動する場合があるため、最新の内容や詳細は各社の公式情報・資料でご確認ください。

総合型GRCツールの比較

← 横にスクロールできます →
サービス名Oracle NetSuite GRCArcherSAP GRCIBM OpenPagesDiligentMetricStreamWorkiva GRC
提供形態クラウド
(NetSuite ERP付帯)
クラウド/オンプレオンプレ/クラウド
(SAP ERP連携前提)
クラウド/オンプレクラウドクラウドクラウド
主な監査機能アクセス管理・監査証跡・承認ワークフロー(ERP一体型)監査管理モジュール(監査計画・調書・指摘管理)監査管理モジュール(計画・実施・報告)+内部統制内部監査モジュール(IAM)+財務統制(FCM)監査管理モジュール(継続監査・モニタリング)監査管理モジュール(内部監査・SOX)監査ワークフロー・コントロール/リスク管理
J-SOX・内部統制対応●内部統制機能を標準装備●コンプライアンス管理に対応●内部統制・職務分掌に対応●財務統制(FCM)でJ-SOX対応可●リスク・コンプライアンス管理に対応●SOX・内部統制管理に対応×日本の法定報告は未対応
料金の目安要問い合わせ
(ERPライセンスに付帯)
要問い合わせ要問い合わせ月3,300ドル〜
(SaaS最小構成)
要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ
日本語サポート●日本オラクルが対応●日本法人・SIパートナーが対応●SAPジャパン・認定パートナーが対応●日本IBM・SIerが対応●日本法人・Protivitiが対応△日本法人なし(多言語対応)●日本法人・日本語対応
詳細情報公式資料を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見る

「J-SOX・内部統制対応」の記号 ◎=J-SOX(日本の内部統制報告制度)対応に用途を特化 / ●=内部統制・SOX管理に対応(海外SOX中心の製品を含み、日本のJ-SOX固有対応は要確認の場合あり) / △=限定的・監査業務が主体 / ×=非対応。※上記は2026年9月時点の各社公開情報をもとに作成しています。機能の対応状況や提供形態は変動する場合があるため、最新の内容や詳細は各社の公式情報・資料でご確認ください。

料金の傾向として、国産の内部監査特化型ツールには月額数万円台から十数万円程度で料金を公開している製品があり、初期の概算を立てやすいのが特徴です。一方、海外の監査管理システムや総合型GRCツールは個別見積が中心で、利用規模やモジュール構成によって費用が大きく変わります。要問い合わせの製品が多いため、候補を数本に絞ったうえで資料請求や見積依頼を行うと、比較検討を進めやすくなります。

各内部監査ツールの特徴

比較表で気になったツールについて、それぞれの特徴を詳しく見ていきます。まずは監査業務に専用化した内部監査特化型ツールから紹介します。

内部監査特化型ツール

1. NAIKAN(フロンティア・アドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社)

NAIKANのウェブサイト

NAIKANは、内部監査のコンサルティングを手がけるフロンティア・アドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社が、専門家による伴走支援とクラウド型の監査管理製品を組み合わせて提供するサービスです。リスクアセスメントに基づく年度監査計画の策定から、個別監査の調書・発見事項・フォローアップ、品質評価、監査人材の管理までを一つの環境で扱えます。

初期費用は不要で、料金は月額83,000円のStandardプランと月額125,000円のAdvancedプラン(いずれも10ユーザー+50ゲストユーザー)が公式に示されています。海外大手の監査管理システムが個別見積で価格を非公開とするなか、料金を明示している点が特徴です。金融庁・証券取引等監視委員会の主任検査官経験者を含む金融当局出身者が監修に関与するとしています。

2. Pentana Audit(Ideagen)

Pentana Auditのウェブサイト

英国のIdeagenが提供する監査管理システムで、公式サイト上では現在「Ideagen Internal Audit」へと製品名が改められています(国内の比較記事では旧称のPentana Auditで紹介されることが多いツールです)。リスクベースの監査計画から統制テスト、調書作成、取締役会向けレポートまでを一つのプラットフォームで扱います。

監査件数の制限や追加モジュール費用がない点を公式が特徴として掲げ、IIAのグローバル基準やSOX、ESG、ISOの各フレームワークへの対応をうたいます。既存のExcelファイルと連携できる点も示されています。2018年時点の公式発表では450社以上での導入が示されていました。

日本法人や国内の正規代理店、日本語UI・日本語サポートの有無は公式に確認できませんでした。導入を検討する際は、料金とあわせて公式のデモ窓口へ問い合わせる形になります。

3. smoove J-SOX(株式会社WARC)

smoove J-SOXのウェブサイト

株式会社WARCが提供する、J-SOX(内部統制報告制度)対応の業務をクラウド化するSaaSです。公認会計士の監修のもとで設計され、業務フロー・業務記述書・RCMのいわゆる3点セットの作成から、証憑データの管理、整備状況・運用状況の評価、ロールフォワード評価までを年間を通じて一元管理します。

業務フローの変更をRCMへ自動で反映する連動機能や、生成AIが業務記述から見落としリスクを検知するリスクスキャンを備えます。プライバシーマークとISMS(ISO/IEC 27001)を取得し、2026年3月にはSSO・多要素認証にも対応しました。導入実績は各業種で400社以上とされ、無料トライアルが用意されているため、IPO準備段階から試しやすい構成です。

料金は組織規模やユーザー数に応じた個別提示です。

4. QAIVA(株式会社ハイファイ)

QAIVAのウェブサイト

内部統制・内部監査・J-SOX支援を本業とする株式会社ハイファイが開発した、公式サイトで「内部監査特化型BIツール」と称する製品です。部署ごとに散在するExcelファイルをドラッグ&ドロップで取り込んで統合し、業種・企業規模別の監査テンプレートを使って監査を進められます。

入力データの数値をAIが分析して異常値を検出し、監査報告書を自動生成する機能を備えます。業務監査やIT監査など複数の監査タイプに対応したテンプレートを標準搭載します。料金は月額55,000円のStarterプランが公式に示されており(コンサルティング支援が付くPro・Customizeプランは要問い合わせ)、個別見積が中心の海外大手監査管理システムと異なり、最小構成の月額が明示されています。

5. QPR J-SOX・TAMIC(アドワー株式会社)

QPR J-SOX・TAMICのウェブサイト

QPR J-SOX・TAMICは、文書化を担う「QPR J-SOX」と、整備状況・運用状況の評価や監査支援を担う「TAMIC(タミック)」の2製品からなる、J-SOX対応の国産系ツール群です。フィンランドのQPR Software社の製品を基盤に、日本版SOX法向けの機能を追加したパッケージで、アドワー株式会社(テクノホライゾン株式会社グループ)が提供します。

QPR J-SOXで業務フロー・業務記述書・RCMの3点セットを作成し、そのRCMをTAMICへ取り込んで、整備・運用評価のテスト計画、サンプリング抽出、不備の是正管理、監査支援まで連続して扱えます。文書化から評価・監査支援までを2製品の連携で一気通貫に管理できる点が構成上の特徴です。Excelや他社の業務プロセス可視化ツール(Visioなど)からのデータ移行にも対応します。

料金は公式に非公開で、問い合わせが必要です。

総合型GRCツール

続いて、ガバナンス全体を統合的に扱うなかで内部監査モジュールを備える総合型GRCツールを紹介します。

6. Oracle NetSuite GRC(日本オラクル株式会社)

Oracle NetSuite GRCのウェブサイト

クラウドERP「NetSuite」のプラットフォームに組み込まれた、ガバナンス・リスク・コンプライアンス機能群です。日本オラクル株式会社が提供し、会計や受発注といった日々の業務データと内部統制を同じ基盤の上で動かせる点が土台になっています。GRC機能を単独で購入することはできず、NetSuite ERPの導入が前提となります。

職務分掌に基づくアクセス権限設定、多要素認証、常時有効な監査証跡、ワークフローによる承認プロセスの自動化などを標準で備えます。監査対応の面では、取引が発生した時点のデータをそのまま統制の対象にできるため、業務システムからデータをエクスポートして突き合わせる照合作業を減らせる設計です。

料金はNetSuiteプラットフォームライセンスに含まれ、GRC機能だけを切り出した価格は公開されていないため、要問い合わせとなります。

業務データと内部統制を同じ基盤で扱うことが現場の運用にどう効くのかについて、日本オラクルの担当者は、統制のためのツールを業務システムと別に持つ場合と比較しながら次のように述べています。

福宮氏
日本オラクル株式会社 理事 NetSuite事業統括 営業統括本部長
福宮氏
独自インタビューより

これは単体のGRC製品と比べたときに、現場で一番効いてくる部分だと思っています。統制のためのツールを別で持っていると、業務システム側のデータをエクスポートして、突き合わせて、チェックして、という作業がどうしても発生します。ここがかなり労働集約的で、ミスも起きやすいんです。

NetSuiteの場合は、取引が発生したその瞬間のデータがそのまま統制の対象になります。ワークフローによる承認や、不正につながりかねない操作の検知も、業務の流れの中で自動的に回っていきます。あとから人手で照合する作業そのものを減らせるので、内部監査や経理の方の負担を大きく軽くできるという声をよくいただきます。

7. Archer(Archer Technologies Japan合同会社)

Archerのウェブサイト

旧「RSA Archer」を源流とする、エンタープライズ向けの統合リスク管理(IRM)/GRCプラットフォームです。2020年にRSA Securityから分社化してArcher Technologies LLCとなり、日本では2023年設立のArcher Technologies Japan合同会社が窓口を担っています。

監査管理・業務回復性・エンタープライズリスク管理・ESG管理・ITセキュリティリスク管理・サードパーティガバナンスなど、9つのソリューション領域を単一プラットフォームで扱います。内部監査はこのうち監査管理(Audit Management)モジュールが担い、リスクベースの監査計画・調書・指摘管理に対応します。

グローバル1,200社超が導入し、Fortune 500の50%以上を顧客に持つとされます。

料金は非公開で、従業員数ベースの8段階の階層制ライセンスとなっています。導入は認定パートナーによる設計・構築が前提とされ、金融機関をはじめとする大規模組織を主な対象とした製品です。

8. SAP GRC(SAPジャパン株式会社)

SAP GRCのウェブサイト

SAPジャパン株式会社が提供する、SAP ERPと密接に連携する大規模企業向けのGRCソリューション群です。単一製品ではなく、Access Control(アクセス管理・職務分掌)、Process Control(内部統制)、Risk Management、Audit Management(監査管理)といった複数モジュールで構成されています。

内部監査は監査管理モジュールが担当し、監査計画・実施・報告を統合的に管理します。SAP ECC/S/4HANAのトランザクションデータを直接参照し、権限・プロセス・リスクを同じデータ基盤で扱えるため、SAP環境を基幹に持つ企業にとっては業務と統制を一体で回せる点が導入の判断材料になります。料金は要お問い合わせで、デロイト トーマツやEYなどSAP認定パートナー経由の導入が標準です。

9. IBM OpenPages(日本アイ・ビー・エム株式会社)

IBM OpenPagesのウェブサイト

日本アイ・ビー・エム株式会社が提供する統合型GRCプラットフォームです。オペレーショナルリスク、規制コンプライアンス、財務統制、内部監査、モデルリスクなど11のモジュールで構成され、必要な領域をライセンス契約して利用する形をとります。

内部監査はInternal Audit Management(IAM)モジュールが担い、財務統制管理(FCM)モジュールはJ-SOX対応にも利用できます。最新版ではWatson連携や生成AIによるリスク分類・文書要約の自動化に対応し、Citi(米シティバンク)が内部監査プロセスの自動化に採用するなど金融機関での実績があります。

内部監査(IAM)モジュール単体からのスモールスタートも国内SIerから提案されています。

SaaS版はAWS Marketplace経由で最小構成が月3,300ドルから提供されており、これより大きな構成やオンプレミスは要問い合わせです。国内ではTDI(情報技術開発)などIBMビジネスパートナー経由の契約が一般的で、TDIは標準利用モデル・カスタマイズモデル・フルオーダーモデルの3段階プランを提供しています。

10. Diligent(Diligent Japan合同会社)

Diligentのウェブサイト

取締役会運営のSaaSから出発し、統合GRCプラットフォーム「Diligent One Platform」へと領域を広げたグローバルベンダーです。日本ではDiligent Japan合同会社(旧ACL Japan合同会社)が窓口となり、Protiviti Japanが販売・導入支援を行っています。

Board(取締役会運営)/ERM/Audit/Compliance/ESGを単一プラットフォームで横断運用できる構成です。内部監査はAudit Managementモジュールが担い、継続監査やリアルタイムのモニタリング・レポートに対応します。2019年に買収した監査ソフトウェアACLの系譜を引く領域で、グローバルでは25,000社超・130カ国以上の導入実績を公表しています。

料金は非公開で、要問い合わせとなります。上場企業やグローバル大企業のガバナンス部門・内部監査部門を主な対象とし、導入はProtivitiなどのコンサルティング経由で進むケースが中心です。

11. MetricStream(MetricStream, Inc.)

MetricStreamのウェブサイト

1999年に米国で創業した、統合リスクマネジメント(IRM)/GRCのSaaSプラットフォーム「ConnectedGRC」を提供するベンダーです。リスク管理・コンプライアンス・監査・サイバーGRC・サードパーティリスクなどを単一プラットフォームで統合します。

内部監査はAudit & Controls(内部監査・SOXコンプライアンス)が担う領域です。AI機能「MetricStream AiSPIRE」により、重複する課題の自動検出やアクションプランの提案といった支援も提供します。UBS、Pfizer、Philips、Procter & Gambleなどグローバル大企業を主要顧客として公表しています。

料金は非公開で、要問い合わせのカスタム見積もりとなります。日本法人や日本語の公式サイトは確認できず、グローバル本社からの展開にとどまるため、日本語でのサポート体制は事前の確認が必要です。

12. Workiva GRC(ワーキーバジャパン合同会社)

Workiva GRCのウェブサイト

米国Workiva Inc.が提供する、財務報告・サステナビリティ(ESG)開示・GRCを単一のSaaSプラットフォームで統合するクラウドサービスです。日本では2023年に設立されたワーキーバジャパン合同会社が提供し、日立ソリューションズやあずさ監査法人経由で上場企業への導入が進んでいます。

GRC機能としては、コントロール・リスク登録・監査ワークフロー・リアルタイムダッシュボードを備え、財務・非財務データを相互にリンクさせる統合レポーティングが軸になっています。一方で、日本の法定報告(有価証券報告書・内部統制報告書等)には現在対応しておらず(日立ソリューションズ公式サイト記載、2026年時点)、米国SEC報告やESG開示が主なユースケースとなる点は押さえておきたいところです。

料金は非公開で、モジュール単位のライセンス制による個別見積もりとなります。導入検討にあたっては、まずは要問い合わせでの相談が起点になります。

失敗しない内部監査ツールの選び方

内部監査ツールを選ぶ際は、次の観点を自社の状況に照らして確認すると、導入後のミスマッチを防げます。

  • 導入目的の明確化:監査業務の効率化が主眼か、J-SOX対応やリスク管理まで含めるかで、特化型か総合型かの選択が変わります。
  • 必要な機能の範囲:監査計画・調書・指摘管理・品質評価のうち、自社が特に強化したい工程をカバーしているかを確認します。
  • 操作性とユーザビリティ:監査部門の担当者が無理なく使えるか、被監査部門とのやり取りが直感的に行えるかを見ます。
  • カスタマイズ性:自社の監査手続や調書の様式に合わせて設定を調整できるかを確認します。
  • 既存システムとの連携:会計システムや文書管理、ワークフロー基盤とデータを連携できるかを確認します。
  • セキュリティ:監査情報という機微なデータを扱うため、アクセス権限の管理やログ、認証取得の状況を確認します。
  • サポート体制:日本語での導入支援やサポートが受けられるか、海外製品の場合は国内の窓口があるかを確認します。

選定前に押さえておく注意点

ツールを導入すれば内部監査の品質が自動的に高まるわけではない、という点にも注意が必要です。監査の手続や調書の様式、リスク評価の考え方が自社で標準化されていないと、ツールに載せる中身が定まらず、効果を引き出せません。

まずは監査プロセスをある程度整理し、どの工程を効率化したいのかを見極めてから、それを支えるツールを選ぶ順序が現実的です。導入を機に業務を標準化する進め方もありますが、その場合はツール任せにせず、監査体制の整備とあわせて計画すると失敗を避けられます。

IPO準備・J-SOX対応のフェーズで選ぶ観点

上場準備や、上場後のJ-SOX対応初年度といった段階では、監査体制の成熟度に合わせた選び方が重要になります。監査部門を立ち上げたばかりの段階では、監査計画から調書・指摘管理までを一通りカバーし、短期間で運用を始められる特化型ツールが扱いやすいでしょう。

J-SOX対応が中心であれば、内部統制の文書化や整備・運用状況の評価を支援する機能を備えているかが判断の軸になります。上場後にリスク管理やコンプライアンスまで統合的に管理したい見通しがあるなら、監査以外の領域も同じ基盤に載せられる総合型を視野に入れると、将来の移行の手間を抑えられます。前述したグローバル内部監査基準が求める品質評価や独立性の確保を、記録として残せるかどうかも確認しておくと安心です。

Excel・属人運用から脱却する導入ステップ

最後に、Excelや属人運用からツール導入へ移行する際の現実的な進め方を整理します。いきなり全工程を切り替えるのではなく、段階的に広げるスモールスタートが定着しやすい方法です。

まず、現状の監査業務のうち、最も負担が大きい工程を見極めます。調書作成や指摘のフォローアップなど、効果が見えやすい領域から着手すると、部門内の理解を得やすくなります。次に、その工程の運用ルール(調書の様式、指摘の起票基準、レビューの流れ)をツール上で定義し、小規模な監査案件で試行します。

試行で得た改善点を反映しながら、対象範囲を計画・品質評価へと広げていきます。導入のタイミングとしては、監査計画を立てる期初や、J-SOXの評価サイクルの切り替え時期が、既存の運用と混在しにくく移行しやすい時期です。多くのツールがデモやトライアルを用意しているため、実際の監査データで使い勝手を確かめてから本格導入を決めると、ミスマッチを避けられます。

まとめ

内部監査ツールは、監査計画から調書・指摘管理・品質評価までをシステム上で一元化し、属人化した監査業務を効率化するためのツールです。監査業務そのものに専用化した内部監査特化型ツールと、ガバナンス全体を統合的に扱う総合型GRCツールがあり、自社の監査体制の成熟度や、J-SOX対応・IPO準備といった目的に応じて選び分けることが重要です。

グローバル内部監査基準の適用やJ-SOXの基準改訂により、内部監査に求められる水準は高まっています。まずは自社の監査プロセスを整理したうえで、本記事の比較表や診断ツールを活用し、必要な工程をカバーするツールを見極めてください。気になるサービスは資料を取り寄せ、機能や料金を具体的に確認することをおすすめします。

料金や機能は各社の資料でまとめて比較できます 【無料】GRCツールの資料を
一括ダウンロードする

よくある質問(FAQ)

Q. 内部監査ツールとは何ですか?

A. 内部監査ツールとは、監査計画の立案から調書の作成、指摘事項の管理・フォローアップ、品質評価までをシステム上で一元的に支援するITツールです。監査部門が担う一連の業務をデジタル化し、証跡を残しながら効率的に運用することを目的とします。ガバナンス・リスク・コンプライアンスを扱うGRCツールの一領域に位置づけられ、そのうち監査業務に軸足を置いた製品群を指します。

Q. 内部監査ツールとGRCツールはどう違いますか?

A. 内部監査ツールは監査業務に軸足を置いた製品群を指し、GRCツールはリスク管理・コンプライアンス・委託先管理・内部統制まで幅広い用途をカバーする点が違いです。両者は重なりが大きく、GRCツールの一機能として監査管理モジュールを備える総合型の製品と、監査業務に専用化した特化型の製品が市場に併存しています。

内部監査ツールは、このうち監査業務そのものを主目的とした製品を指す呼び方だと捉えると整理しやすくなります。

Q. 内部監査特化型ツールと総合型GRCツールは、どちらを選べばよいですか?

A. 監査業務の効率化そのものが目的なら特化型、リスク管理やコンプライアンスまで統合的に扱いたいなら総合型が向きます。監査部門を立ち上げたばかりの組織や、上場準備で監査体制を短期間に整えたい中堅企業は、運用を始めやすい特化型が扱いやすい傾向があります。一方、ガバナンス全体を一つの基盤に載せたい大企業や、監査以外のリスク管理も同じツールで回したい組織は総合型が候補になります。

迷う場合は、本記事の選定診断ツールで自社に合うタイプを確認できます。

Q. 内部監査ツールの料金相場はどのくらいですか?

A. 国産の内部監査特化型ツールには月額5万円台〜十数万円程度で料金を公開している製品がある一方、海外大手の監査管理システムや総合型GRCツールは料金非公開の個別見積が中心です。公開料金と要問い合わせの区別は、本記事の比較表で製品ごとに確認できます。

ユーザー数や必要なモジュール、導入支援の範囲によって費用が変わるため、候補を数本に絞ったうえで資料請求や見積もりで確認するのが確実です。

Q. 内部監査ツールはJ-SOX(内部統制報告制度)対応に使えますか?

A. J-SOX対応には、業務フロー図・業務記述書・RCM(リスクと統制の対応)のいわゆる3点セットの作成・更新と、整備状況・運用状況の評価を支援する機能を備えたツールが適しています。内部統制の文書化・評価に用途を絞った国産の特化型ツールや、総合型GRCの内部統制モジュールがこれにあたります。該当する製品は比較表の「J-SOX・内部統制対応」欄で確認できます。

J-SOXの評価・監査の基準は2023年に改訂され、令和6(2024)年4月1日以後に開始する事業年度から適用されている点も、機能要件を検討する前提として押さえておきましょう。

Q. IPO準備の段階で内部監査ツールは必要ですか?

A. 上場準備では内部監査体制の構築が求められるため、監査計画から調書・指摘管理までを短期間で運用に乗せられる内部監査ツールが有力な選択肢になります。ツールの導入そのものが法令で義務づけられているわけではありませんが、限られた人員で監査業務とJ-SOX対応を並行して整える負担を抑えられます。

無料トライアルを用意する製品もあるため、IPO準備の早い段階から試し、自社の運用に合うかを確かめる進め方が現実的です。

Q. 中小規模の企業や立ち上げたばかりの監査部門でも内部監査ツールを導入できますか?

A. 監査業務の一連の流れをカバーしつつ短期間で運用を始められる内部監査特化型ツールなら、小規模な監査体制でも導入しやすい製品があります。いきなり全工程を切り替えるのではなく、調書作成や指摘のフォローアップなど負担が大きく効果の見えやすい工程からスモールスタートする方法が定着しやすいでしょう。

多機能な総合型GRCツールは大企業向けで導入負荷も大きいため、自社の規模や監査体制の成熟度に見合ったツールを選ぶことが大切です。

Q. 2025年適用のグローバル内部監査基準に対応するには、ツール選定で何を確認すればよいですか?

A. 監査の品質評価や独立性、監査計画の根拠を記録として残せる機能を備えているかが、確認のポイントです。内部監査人協会(IIA)のグローバル内部監査基準は2025年1月から適用され、15の原則を通じて内部監査部門が備えるべき要件が整理されました。監査計画の記録・品質評価・フォローアップをシステム上で証跡として残せるツールは、こうした基準への準拠を実務面で支える手段になります。

内部監査ツールの料金・機能を一括チェック

MCB FinTechカタログでは、内部監査に使えるGRCツールの最新資料をまとめて請求できます。気になるサービスの機能や料金を比較し、自社の監査体制に合う一本を効率的に見つけるための材料としてご活用ください。

料金や機能は各社の資料でまとめて比較できます 【無料】GRCツールの資料を
一括ダウンロードする

MCB FinTechカタログに掲載しませんか?

MCB FinTechカタログでは、掲載企業様を募集しています。マネックスグループの金融実務ノウハウを活かした独自の評価軸と検索設計により、導入検討者が最適なサービスを効率的に発見できる法人向け比較プラットフォームです。掲載後は管理画面から料金表や導入事例を随時更新でき、常に最新の情報を訴求可能。まずは下記フォームより、お気軽にお問い合わせください。

監修者

マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト

松嶋真倫

都市銀行にて金融実務を経験後、暗号資産関連スタートアップの創業期に参画し、市場分析・業界調査に従事。2018年にマネックスグループ入社。以降、ビットコインをはじめとするデジタルアセットからマクロ経済環境まで、金融市場を横断した調査・分析および情報発信を担う。FinTech・次世代金融領域のリサーチ統括、各種レポートや書籍の執筆、日本経済新聞など国内主要メディアへのコメント・寄稿、イベント登壇などを行う。2021年3月より現職。
記事内でご紹介している製品・サービスは監修者が選定したものではなく、編集部が独自に選定したものです。
監修の範囲は記事の一般的な解説部分であり、比較表および各製品・サービスの紹介内容は監修の対象外です。

関連記事

新着記事

GRCツール
おすすめの診断サービス