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決済代行の費用はいくら?初期費用・手数料の相場と料金体系の選び方を解説

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オンライン決済システム・代行サービス比較表(2026年版)のプレビュー

主要36サービスの料金・機能を無料で一覧比較

オンライン決済システム・代行サービス比較表(2026年版)

ECサイトやWebサービスにクレジットカード・コンビニ払いなどを導入するとき、多くの事業者が利用するのが決済代行サービスです。複数の決済手段の契約・審査・システム連携・入金管理をまとめて任せられる一方で、「導入すると毎月・毎回いくらかかるのか」が分かりにくく、予算を立てづらいと感じる担当者は少なくありません。

決済代行の費用は、初期費用・月額費用・決済手数料など複数の項目で構成され、料金体系もサービスによって異なります。費用項目の種類と相場、料金体系の違いを押さえておかないと、後から想定外のコストが発生したり、自社の取引規模に合わないプランを選んでしまったりしかねません。

本記事では、決済代行にかかる費用の内訳と相場・料金体系・総コストの計算方法を整理します。費用で損をしないための注意点や、費用の観点で選べる決済代行サービスもあわせて紹介します。

自社の取引規模に見合うサービスを見極める判断材料として、まずは「何に・いくらかかるのか」から確認していきましょう。

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決済代行にかかる費用の内訳と相場【一覧表】

決済代行の費用は、おおきく「導入時にかかる費用」「毎月かかる固定費」「取引のたびにかかる変動費」の3つに分けられます。具体的には、初期費用・月額費用・決済手数料・トランザクション費用・振込手数料・取消手数料の6項目で構成されるのが一般的です。まずは各項目が何にかかる費用で、相場がどのくらいかを一覧で整理します。

決済代行にかかる費用6項目を固定費と変動費に分けて示した図。固定費は取引件数に関わらず発生する初期費用(導入時に一度・無料〜数十万円)と月額費用(毎月・無料〜数万円)。変動費は取引・入金・取消のたびに発生する決済手数料(取引ごと・決済金額の2〜10%、カードは一般に3〜5%、総コストに最も影響)、トランザクション費用(数円〜数十円/件)、振込手数料(無料〜数百円)、取消手数料(1件5円程度)。
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費用項目初期費用月額費用決済手数料トランザクション費用振込手数料取消手数料
かかるタイミング導入時に一度毎月(固定)取引ごと(変動)取引ごと(変動)入金ごと取消・返金ごと
内容アカウント発行・審査・システム連携などの初期手続き費用システムの利用環境を維持する固定費。取引件数に関わらず発生決済金額に対して一定率でかかる費用。決済手段ごとに料率が異なる1件の決済処理ごとにかかる定額費用。少額決済が多いと負担になりやすい売上代金を事業者の口座へ振り込む際の手数料決済の取り消しや返金処理にかかる費用
相場の目安無料〜数十万円無料〜数万円決済金額の2〜10%程度(クレジットカードは一般に3〜5%)1件あたり数円〜数十円(無料のサービスもあり)無料〜数百円1件あたり5円程度(無料のサービスもあり)

※相場は各社が公開している料金をもとにした目安です(2026年10月時点)。実際の費用は各サービスの料金ページでご確認ください。

このうち、総コストに最も影響しやすいのが決済手数料です。手数料のみ型のサービスには、初期費用・月額費用が無料で、クレジットカード決済の手数料を一律3%台とするものもあります。固定費が小さいサービスでも、決済手数料は毎回の売上に比例して積み上がるため、自社の売上規模で試算しておくことが欠かせません。各社の実際の料率は、後半の比較表で確認できます。

初期費用・月額費用は、どちらも無料のサービスがある一方、独自の決済システムを構築する場合や高機能なプランでは、初期費用が数万円〜数十万円かかることもあります。費用の幅が広い項目ほど、自社が使うサービス・プランでの実額を確認することが大切です。

本記事で扱うのは、ECサイトやWebサービスなど、オンライン決済にかかる費用です。実店舗で対面決済も行う場合は、これらに加えて決済端末(カードリーダー)の本体費用(数千円〜数万円程度、無料貸与のサービスもあります)が別途かかります。

出典・参考資料(1件)

決済手段別に見る決済手数料の相場

決済手数料は、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済・コンビニ決済・銀行振込など、決済手段によって料率や課金の形が変わります。読者(利用者)がどの決済手段を使うかによって負担が変わるため、自社の客層が使う決済手段の相場を押さえておきましょう。

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決済手段クレジットカード電子マネーQRコード・スマホ決済コンビニ決済銀行振込(ネット決済)
手数料の相場決済金額の3〜10%程度(一般に3〜5%)決済金額の2〜4%程度決済金額の2〜4%台1件あたり100〜600円程度、または決済金額の数%決済金額の1%台〜、または定額
補足決済代行で最も利用される手段。業種・取扱高・平均単価で料率が変わる交通系IC・iD・QUICPayなどPayPay・楽天ペイ・d払いなど。ブランドにより料率が異なる場合がある定額制と料率制がある。少額決済では定額の負担感が大きい口座振替やペイジーなど、サービスにより扱いが異なる

※各社公開料金をもとにした目安です(2026年10月時点)。

多くのサービスは、クレジットカード・コンビニ決済・銀行振込・スマホ決済といった手段ごとに料率を分けて公開しています。なかでもクレジットカードの料率はおおむね3%前後が基準で、取扱高や業種によって変動する点は共通しています。各社の実際の料率は、後半の比較表で確認できます。

出典・参考資料(1件)

決済代行の料金体系2パターンと自社への向き不向き

決済代行の料金体系は、大きく2つのパターンに分けられます。「決済手数料のみ型(初期費用・月額費用が無料)」と、「初期費用・月額費用込み型」です。どちらが自社にとって得かは、売上規模によって変わります。

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料金体系初期費用・月額費用決済手数料向いている事業者メリットデメリット
決済手数料のみ型無料やや高めに設定される傾向(例:一律3.25%〜3.6%)取引件数・売上がまだ小さい小規模事業者、小さく始めたい事業者固定費ゼロで始められ、売上が少ない月の負担が小さい売上が増えると料率の高さが総コストに効いてくる
初期・月額込み型初期数万円+月額数千〜数万円低めに設定されることがある(取扱高に応じて交渉余地)取引件数・売上が多く、料率の低さが固定費を上回る中〜大規模事業者売上が大きいほど、低い料率による削減効果が大きい売上が少ない月でも固定費がかかる

※各社公開料金をもとにした一般的な傾向です(2026年10月時点)。

決済手数料のみ型は、初期費用・月額費用を無料とし、決済手数料だけで利用できるのが特徴です(振込手数料も無料のサービスがあります)。固定費がかからないため、売上がまだ安定しない時期でも負担を抑えて始められます。一方、取引量が多い事業者では、固定費を払ってでも決済手数料率を下げられる初期・月額込み型のほうが、総額を抑えられるケースがあります。

出典・参考資料(1件)

自社の費用はいくら?総コストの計算方法と月商別シミュレーション

相場や料金体系がわかっても、「結局うちだと毎月いくらになるのか」が見えないと判断できません。ここでは、費用項目から総コストを概算する計算式と、月商別の試算を示します。

総コストの計算式

決済代行の毎月の総コストは、固定費と変動費を足し合わせて概算できます。

月額の総コスト = 月額固定費 +(月商 × 決済手数料率)+(決済件数 × トランザクション費用)+ その他手数料

初期費用は導入時に一度だけかかるため、月額換算するなら利用予定の月数で割って上乗せします。この式に自社の月商・平均客単価・月間決済件数を当てはめれば、サービスごとの総コストを横並びで比べられます。多くの事業者にとって最も大きな割合を占めるのは「月商 × 決済手数料率」の部分です。

月商別シミュレーション(月商10万/100万/1,000万円)

料金体系の違いがどのくらい総コストに効くかを、2つのモデルで試算します。ここでは相場をもとに、決済手数料のみ型を「手数料3.25%・固定費0円」、初期・月額込み型を「決済手数料3.0%・月額5,000円(初期費用は除く)」と仮定しました。

料率はサービスによって異なるうえ、同じサービスでも顧客が使う決済手段の構成(クレジットカード・QRコード決済・コンビニ決済などの比率)によって、月あたりの平均料率が変わります。下の試算は単一の料率で単純化したモデルなので、金額の目安をつかんだら、自社の決済手段構成と各サービスの料率を当てはめて計算し直してください。

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月商10万円100万円1,000万円
決済手数料のみ型(手数料3.25%)約3,250円/月約32,500円/月約325,000円/月
初期・月額込み型(月額5,000円+手数料3.0%)約8,000円/月約35,000円/月約305,000円/月

※相場をもとにした試算例です。初期費用は含めていないため、初期・月額込み型を選ぶ際は別途上乗せして比較してください。料率・固定費はサービスにより異なります。

この試算では、月商が小さいうちは固定費のない決済手数料のみ型が有利ですが、売上が増えるにつれて料率の差が効いてきます。仮定した条件(料率差0.25%、月額5,000円)では、月商200万円あたりが損益分岐点で、それを超えると初期・月額込み型のほうが総額を抑えられる計算になります。

自社の見込み月商がこの分岐点の上か下かを、まず当たりを付けましょう(料率差が大きいほど、込み型が有利になる月商ラインは下がります)。

ここまでの計算で自社のおおよその費用感はつかめますが、実際の選定では手数料や決済種別の比較だけで決めきれないことも少なくありません。自社の請求・回収・入金管理の流れを棚卸しして、取引形態(単発請求か継続請求か)に合う決済手段を見極める選定の考え方や、導入後に起こりやすい失敗とその防ぎ方は、以下の資料で確認できます。

費用で損しないための注意点とコストを抑えるコツ

決済代行の費用は、公開されている料率だけでは判断しきれない部分があります。見落とすと総コストや資金繰りに影響する3つのポイントを押さえておきましょう。

「初期・月額0円」の裏にある手数料・オプションの隠れコスト

「初期費用・月額費用0円」を掲げるサービスは始めやすい反面、その分だけ決済手数料が高めに設定されていることがあります。固定費の有無だけで判断せず、自社の売上規模で決済手数料まで含めた総額を比べることが大切です。また、振込手数料・取消手数料・トランザクション費用など、料率の表に載りにくい費用も確認しておきましょう。

オプション費用として見落としやすいのが、不正利用対策にかかる費用です。クレジットカード決済を導入するEC事業者には、本人認証の仕組みであるEMV 3-Dセキュアの導入が求められており、「クレジットカード・セキュリティガイドライン」でも次のように示されています。

イシュアーによる本人確認が適切に行われるための措置として、EC 加盟店は EMV 3-D セキュアを導入する。

出典:クレジットカード・セキュリティガイドライン【6.1版】|クレジット取引セキュリティ対策協議会(日本クレジット協会)

EMV 3-Dセキュアによる本人認証は、決済代行サービスに標準で含まれ、追加費用がかからないケースも増えています。一方、より高度な不正検知の仕組みをオプションで追加する場合は、別途費用がかかることがあります。クレジットカードを扱う前提であれば必要になる対応のため、標準でどこまで含まれ、どこからがオプション費用になるのかを見積もり時に確認しておくと安心です。

入金サイクルが資金繰りに与える影響

費用そのものではありませんが、売上代金がいつ入金されるか(入金サイクル)は資金繰りに直結します。決済が発生してから入金までの期間が長いと、仕入れや運転資金の立て替えが必要になります。「月末締め翌月末払い」が一つの目安ですが、サービスによっては翌営業日入金や週1回入金など幅があります。

サービスによっては、指定の銀行なら決済日の翌営業日、その他の金融機関なら週1回といったサイクルで、振込手数料無料で入金されるものもあります。入金を早めるオプションがあるサービスもありますが、別途手数料が発生することが多いため、スピードとコストのバランスで判断しましょう。

出典・参考資料(1件)

主要なオンライン決済サービスの締め日・入金日や、早期入金の仕組みを一覧で見比べたい場合は、入金サイクルを資金繰りの観点で整理した以下の記事をご覧ください。

取扱高が増えたら料率交渉でコストを下げる

決済手数料は、取扱高が一定規模を超えると、サービス側が個別に料率を調整できる場合があります。初期・月額込み型や、大手の個別見積もり型のサービスでは、取扱高・業種・平均単価を伝えて見積もりを取ることで、公開料率より低い条件を引き出せることがあります。

個別見積もりの料率が、実際にどのような要素で決まるのか。決済代行を提供する株式会社ペイメントフォーの担当者は、MCB FinTechカタログの取材に対し、料率の決め方を次のように説明しています。

仙名氏
株式会社ペイメントフォー ペイメントソリューション部WEB決済グループマネージャー
仙名氏
独自インタビューより

料金は個別見積もりとさせていただいています。変動する要素としては、まず「業態」があります。B2Bサービスであれば特別な条件で提供でき、1.99%という手数料をご提示させていただいています。B2C事業者様については「売上規模」に応じて手数料が変動します。売上が大きければ特別な条件が提供でき、少ない場合は予定の売上規模やご希望に応じて調整、ご提案をさせていただきます。

大手の見積もり型のサービスは、初期費用・月額費用・決済手数料をすべて個別見積もりとしていることがあります。料率が公開されていないぶん「要お問い合わせ」に見えますが、これは取扱高や決済手段の組み合わせで条件が変わるためです。複数社から見積もりを取り、同じ取引条件で総額を比べることが、最もコストを抑える近道になります。

決済手数料(加盟店手数料)がどのような内訳で決まり、交渉や乗り換えでどこまで下げられるのかは、以下の記事で相場や具体的な進め方とあわせて解説しています。

費用で選ぶ決済代行サービスの比較と紹介

ここまで見てきた費用項目・料金体系をふまえ、費用の観点で比較しやすい決済代行サービスを紹介します。初期費用・月額費用・決済手数料の公開状況は、下記の比較表で確認してください。

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サービス名Paysys(ペイシス)サブスクペイKOMOJU(コモジュ)Square(スクエア)PayPal(ペイパル)GMOペイメントゲートウェイ
提供会社株式会社ペイメントフォー株式会社ROBOT PAYMENT株式会社KOMOJUSquare株式会社PayPal Pte. Ltd.GMOペイメントゲートウェイ株式会社
料金体系タイプ見積型見積型手数料のみ型手数料のみ型手数料のみ型見積型
初期費用0円(BtoB限定プラン)要お問い合わせ0円0円0円要お問い合わせ
月額費用要お問い合わせ要お問い合わせ0円0円0円要お問い合わせ
決済手数料(クレジットカード)1.99%(BtoB限定プラン)/BtoCは要お問い合わせ2.5%〜(+トランザクション費用7円/件)3.25%オンライン3.6%/対面2.5%〜3.60%+40円/件要お問い合わせ
詳細情報公式資料を見る公式資料を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見る

※料金は各社が公開している情報をもとにしています(2026年10月時点)。実額が公開されていない項目は「要お問い合わせ」と記載しています。Squareのクレジットカード手数料はオンライン決済と対面決済で料率が異なります。最新の料金・適用条件は各社の公式情報・資料でご確認ください。

出典・参考資料(4件)

この比較表は費用の観点で絞り込んだ一部のサービスです。初期費用・手数料だけでなく、対応する決済手段や導入形態まで含めて全体から比べて選びたい場合は、実店舗・EC・サブスクといった利用シーン別に36サービスを比較した以下の記事が参考になります。本記事で押さえた費用の見方を持って読むと、自社に合う候補を絞り込みやすくなります。

以下では、費用体系を公開していて、取引の形態に合わせて選びやすい2つのサービスを個別に紹介します。固定費をかけずに小さく始めたい場合は、上の比較表にある初期費用・月額費用が0円の「手数料のみ型」のサービスもあわせて検討してください。

Paysys(ペイシス)/株式会社ペイメントフォー

Paysys(ペイシス)のウェブサイト

Paysysは、システム開発をせずにURL型・フォーム型で導入できるオンライン決済サービスです。請求URLを発行し、管理画面からそのまま送付して入金の突き合わせまで一元管理できるため、請求書の発行・郵送に手間をかけている企業の業務負担を軽くできます。

費用面では、BtoB取引向けのプランで初期費用を0円、決済手数料を1.99%としている点が特徴です。BtoC事業者向けは売上規模に応じた個別見積もりとなります。審査を完了してからサービスを開始する方針を取っており、取引の安定性を重視する事業者に向いています。資料で料金や対象事業者の詳細を確認できます。

サブスクペイ/株式会社ROBOT PAYMENT

サブスクペイのウェブサイト

サブスクペイは、継続課金(サブスクリプション)や定期請求を自動化できる決済サービスです。クレジットカード決済だけでなく口座振替にも対応し、再請求メールの配信まで含めて集金業務を効率化できます。会員ビジネスや定額サービスを運営する事業者に向いています。

費用面では、クレジットカード決済手数料を2.5%〜、取引ごとのトランザクション費用を7円/件、口座振替手数料を85円/件〜と公開しています。初期費用・月額費用は利用するプランに応じた個別見積もりです。取引件数が多く、トランザクション単位のコストまで見積もりたい事業者は、資料で費用の内訳を確認するとよいでしょう。

出典・参考資料(1件)

まとめ

決済代行の費用は、初期費用・月額費用・決済手数料・トランザクション費用・振込手数料・取消手数料の6項目で構成されます。なかでも総コストに最も影響するのは決済手数料で、クレジットカードは一般に3〜5%が目安です。料金体系は「決済手数料のみ型」と「初期・月額込み型」に分かれ、どちらが得かは売上規模によって変わります。

自社に合うサービスを見極めるには、見込みの月商・決済件数を計算式に当てはめて総コストを概算し、固定費と手数料率のバランスから料金体系を選ぶのが近道です。公開料率が「要お問い合わせ」のサービスも、取扱高を伝えれば個別に条件が出ます。候補を2〜4社に絞り、同じ取引条件で見積もりを取り寄せて比べてください。

よくある質問(FAQ)

Q. 決済代行の費用にはどんな種類がありますか?

A. 決済代行の費用は、初期費用・月額費用・決済手数料・トランザクション費用・振込手数料・取消手数料の6項目で構成されるのが一般的です。導入時に一度かかる初期費用と毎月かかる月額費用が固定費、取引のたびに発生する決済手数料・トランザクション費用などが変動費にあたります。このうち総コストに最も影響しやすいのが、決済金額に対して一定率でかかる決済手数料です。

Q. 決済代行のクレジットカード決済手数料は何%が相場ですか?

A. 決済代行のクレジットカード決済手数料は、決済金額の3〜5%程度が一般的な相場です(業種や取扱高によっては3〜10%の幅があります)。初期費用・月額費用が無料の手数料のみ型では一律3%台、従量課金型では「3.6%+1件あたり数十円」といった形が見られます。料率は取扱高・業種・平均単価によって変わるため、自社の取引条件で見積もりを取って比べることが大切です。

出典・参考資料(1件)

Q. 決済代行は初期費用・月額費用が無料でも始められますか?

A. 決済代行は、初期費用・月額費用が無料の「決済手数料のみ型」を選べば、固定費をかけずに始められます。手数料のみ型が代表例で、売上がまだ安定しない時期でも負担を抑えてスタートできます。ただし固定費がないぶん決済手数料はやや高めに設定される傾向があるため、売上が増えてきたら、固定費を払って料率を下げる「初期・月額込み型」と総額を比べ直すとよいでしょう。

Q. 決済代行の手数料は交渉して下げられますか?

A. 決済代行の手数料は、取扱高が一定規模を超えると、個別の料率調整に応じてもらえる場合があります。とくに初期・月額込み型や大手の個別見積もり型のサービスでは、取扱高・業種・平均単価を伝えて見積もりを取ることで、公開料率より低い条件を引き出せることがあります。複数社から同じ取引条件で見積もりを取り寄せ、総額で比べるのがコストを下げる近道です。

Q. 決済代行の手数料は消費者に上乗せ(転嫁)できますか?

A. 決済代行のクレジットカード手数料を消費者に上乗せすることは、カード会社との加盟店契約(加盟店規約)によって原則禁止されていることがあります。法律で一律に禁止されているわけではありませんが、規約上認められないケースが多いため、手数料は販売価格や事業コストのなかで吸収するのが一般的です。実際の可否は、契約するカード会社・決済代行会社の規約で確認してください。

出典・参考資料(1件)

Q. 決済代行の手数料は経費として計上できますか?

A. 決済代行の手数料は、一般に「支払手数料」の勘定科目で経費として計上します。損益計算書では販売費及び一般管理費に区分し、売上は手数料を差し引く前の総額で計上するのが基本的な扱いです。ただし消費税の課税・非課税区分などは取引形態によって異なるため、具体的な仕訳や処理は顧問税理士に確認することをおすすめします。

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監修者

マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト

松嶋真倫

都市銀行にて金融実務を経験後、暗号資産関連スタートアップの創業期に参画し、市場分析・業界調査に従事。2018年にマネックスグループ入社。以降、ビットコインをはじめとするデジタルアセットからマクロ経済環境まで、金融市場を横断した調査・分析および情報発信を担う。FinTech・次世代金融領域のリサーチ統括、各種レポートや書籍の執筆、日本経済新聞など国内主要メディアへのコメント・寄稿、イベント登壇などを行う。2021年3月より現職。
記事内でご紹介している製品・サービスは監修者が選定したものではなく、編集部が独自に選定したものです。
監修の範囲は記事の一般的な解説部分であり、比較表および各製品・サービスの紹介内容は監修の対象外です。

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