神奈川で自社のネットショップを新しく作ろうと動き始めると、Shopifyやカラーミーショップなどで自分で作る方法と、制作会社に外注する方法のどちらを選ぶべきかで、まず迷いやすいものです。横浜・川崎を中心に制作会社の候補も数多く見つかり、商材・予算・規模に合う会社の見分け方がつかめません。
ネットショップ作成の費用相場や制作期間の見当もつかず、予算を立てにくいという声もよく聞かれます。横浜・川崎・湘南・県央で対面相談できる会社がよいのか、全国対応のリモートでも足りるのかも判断に迷うところです。
この記事では、まず「自分で作る(ASP)か、制作会社に外注するか」の見極めから入り、神奈川で依頼できる制作会社を得意領域タイプ別に整理します。費用相場・構築方法別の目安・制作期間・失敗しない選び方・相見積もりの進め方・補助金の対象範囲までを解説するので、自社に合う進め方と候補を絞り込む材料としてご活用ください。
目次
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本記事の対象範囲
本記事は、神奈川でネットショップ作成(オンラインショップの構築)を依頼できる制作会社・構築支援の比較と選び方に焦点をあてています。対象は、Shopify・BASE・STORES・カラーミーショップ・EC-CUBEなどでのネットショップ構築に対応する会社で、神奈川で対面相談できる会社と、神奈川の事業者が全国対応で依頼できる会社の両方を扱います。
一方で、Shopifyやカラーミーショップといったネットショップ作成サービス(構築の手段そのもの)の製品比較や、神奈川に限らない全国の制作会社の比較は、本記事の主題からは外れます。構築方式そのものを比べたい場合や、地域を問わず制作会社を探したい場合は、それぞれを主題にした記事の方が向くため、本文の該当箇所で必要に応じて案内します。
ネットショップ作成は「自分で作る(ASP)」か「制作会社に外注する」かの見極め
ここではまず、ネットショップを何で作るかの選択肢を整理したうえで、ASPで自分で作れば足りるケースと、制作会社に外注すべきケースの境目を切り分けます。ここが決まると、以降の会社選びがぶれません。
何で作るか(Shopify・BASE・EC-CUBE など)の違いと向き不向き
ネットショップを作る手段は、大きく分けて自分で開設できるASP(クラウド型のネットショップ作成サービス)と、制作会社が構築するオープンソースやパッケージ、そして楽天市場・Amazonなどのモール出店に分かれます。「作成」で探す個人事業主や小規模事業者の多くは、まずASPが候補になります。
ASPのなかでも性格は分かれます。BASEやSTORESは初期費用をかけず最短で開設でき、少ない商品から試したい場合に向きます。カラーミーショップやMakeShopは機能やデザインの自由度が広く、Shopifyは拡張アプリや越境・多言語に強いのが特徴です。いずれも月額や販売手数料の形でサービス側に費用を払いながら運用します。
一方、独自の作り込みや基幹システムとの連携が必要なら、EC-CUBEのようなオープンソースやECパッケージを制作会社に構築してもらう形が合います。楽天市場・Amazonなどのモール出店は、集客力を借りられる反面、手数料負担とデザインの自由度の低さがトレードオフになります。自社ECとモールを併用し、入口を広げる進め方もあります。
どの手段で作るかによって、自分で完結できるか制作会社の手が要るかが変わります。構築方式そのものの違いや各サービスの機能をさらに詳しく比べたい場合は、構築方式を軸に整理した記事の方が向くため、迷う場合はそちらもあわせて確認してください。ASP・ECパッケージ・クラウドEC・オープンソース・フルスクラッチという5つの構築方式を、費用相場や代表的なサービスまで横並びで整理しています。
ASPで自分で作れば足りるケース/制作会社に外注すべきケースの境目

ASPで自分で作れば足りるのは、商品点数が少なく、既製のデザインテンプレートで十分で、決済や配送も標準機能の範囲で収まるケースです。費用を最小限に抑えて早く販売を始めたい、まず小さく試したいという段階なら、自作から始めて様子を見る選び方が現実的です。
反対に、制作会社への外注が向くのは次のような場合です。ブランドの世界観に合わせてデザインを作り込みたい、商品登録や撮影まで任せたい、在庫・顧客・基幹システムと連携したい、BtoBの掛け売りや会員別価格、越境販売など標準機能だけでは難しい要件がある、といった条件が強いほど、外注の価値が高まります。
判断に迷うときは、作ること自体より「作ったあとに誰が運用・更新するか」で考えると切り分けやすくなります。社内に手を動かせる人がいて更新を続けられるならASPでの自作、作って終わりにせず改善や集客まで伴走してほしいなら外注、という目安です。自作から始めても、事業が伸びて要件が増えた段階で制作会社に引き継ぐ進め方もあります。
外注を選ぶ場合は、この先の費用相場・選び方・会社の比較が候補選びの土台になります。ASPで自作する方向に傾いた場合も、どのサービスで作るかの比較は押さえておくと、あとで外注に切り替える際の判断がしやすくなります。
神奈川でネットショップ作成を依頼するメリットと、神奈川拠点か全国対応(東京含む)か
ここからは、外注を選んだ場合に、神奈川の制作会社に頼むメリットを確認したうえで、神奈川拠点の対面対応にこだわるべき要件と、全国対応のリモートで十分な要件を切り分けます。
横浜・川崎・湘南・県央のエリア特性と対面対応のメリット
神奈川で制作会社を選ぶ最大のメリットは、対面で打ち合わせしやすい点です。ネットショップ作成は、商品点数や決済・配送の要件、デザインの方向性など決めることが多く、画面を一緒に見ながらすり合わせられると、仕様の行き違いを減らせます。商品撮影や現物の確認を伴う場合も、近くに相談先があると負担が軽くなります。
神奈川は、横浜のみなとみらい・関内、川崎の武蔵小杉、湘南の藤沢・茅ヶ崎、県央の海老名・厚木と、商圏や事業者の集まる地域が分かれています。自社の近くに相談先を持てると、打ち合わせや撮影のたびに遠出せずに済みます。地域の実店舗と連動した販売や、地元の商習慣を踏まえた提案を期待できるのも利点です。
ただし、対面での打ち合わせや訪問に対応できるかは会社ごとに異なり、公式サイトに明記がないことも多いのが実情です。本記事で紹介する11社のうち、対面・訪問を公式に案内しているのは3社です。どの会社がどんな条件で対面に応じるかは、比較表の『拠点・神奈川での対面対応』列で確認できます。
対面を重視するなら、まずこの列で候補を見分けるのが確実です。訪問が保守運用時に限られたり、遠方は交通費が依頼者負担になったりと条件が付く会社もあるため、具体的な条件は各社の個別紹介でご確認ください。ほかの会社は対面可否を公式に明記していないため、神奈川拠点であっても打ち合わせの形式や対応エリアは、問い合わせの段階で確かめておくのが確実です。
神奈川拠点にこだわるべき要件/全国対応リモート(東京含む)で十分な要件
一方で、神奈川拠点にこだわらず、東京の会社や全国対応のリモートで十分なケースも増えています。神奈川は東京に隣接し、都内の制作会社も現実的な選択肢に入ります。
打ち合わせはオンライン会議で足り、連絡もメールやチャットで進められるケースは少なくありません。Shopifyなどのクラウド型で仕様がある程度固まっている場合は、所在地より実績や得意分野を優先した方が、自社に合う会社に出会いやすくなります。
目安として、商品撮影やデザインを対面で詰めたい、実店舗や倉庫を交えて相談したい、後述する地元の補助金を使いたい、といった要件が強いなら神奈川拠点が有利です。反対に、越境ECや大規模な開発、特定のプラットフォームに深い知見を求めるなど、神奈川の会社では見つけにくい得意分野を重視するなら、東京や全国対応まで候補を広げる方が選択肢が増えます。
自社がどちらに当てはまるかを先に決めておくと、以降の会社選びが絞りやすくなります。
神奈川にこだわらず全国対応まで候補を広げる場合は、地域を問わずECサイト制作会社を得意領域・費用相場で横並び比較した次の記事が、候補選びの土台になります。本記事の神奈川の会社と見比べながら、自社に合う依頼先を広く検討してみてください。
神奈川のネットショップ作成の費用相場・構築方法別の目安と制作期間
ここからは、予算と期間の見当をつけるために、ネットショップ作成の費用の考え方と構築方法別の目安、制作期間、補助金の使い方を整理します。
神奈川のネットショップ作成費用相場の考え方
まず費用の目安から見ると、本記事で紹介する神奈川の会社では、ASPやテンプレートを使った小規模な構築で40万〜55万円程度から、作り込みや大規模な構築で200万〜600万円台といった料金を公開している会社があります(各社の公表値。詳細は後掲の比較表と個別紹介でご確認ください)。
もっとも費用は、次に挙げる構築方法と、商品点数・決済や配送の設定・デザインの作り込み・商品登録や撮影の代行・公開後の運用支援の範囲によって決まります。
一方、公的機関や中立的な統計による平均額は公表されていません。制作会社や比較媒体が示す平均額は算定方法や対象が明らかでなく、媒体によって50万円前後から100万円超まで大きく開きがあるため、単一の平均額を相場として受け取るのは実態に合いません。
ただし料金を公開していない会社もあり、同じ会社でも要件によって金額は変わります。相見積もりで複数社の見積もりを並べると、自社の要件での実額がより正確につかめます。
構築方法別の費用内訳とスモールスタート帯の目安
ネットショップの構築方法は、本記事では小規模向けの視点から、ASP(クラウド型)・オープンソース・ECパッケージ・フルスクラッチの4種に、楽天市場などへのモール出店を加えて費用の目安を見ます。構築方式を主題にした別の記事(前掲のECサイト構築の比較)では、ASPとクラウドECを分けた5方式で整理しています。
安く小さく始めたいなら、上の方式から検討すると費用の見当がつきます。以下の金額はいずれも公式統計の裏づけがない目安で、要件によって幅がある点を前提にご覧ください。

- ASP・クラウド型(Shopify・BASE・STORES・カラーミーショップ・MakeShopなど):サービス側の初期費用が0円から数万円、月額が0円から数万円程度で、自分で開設すれば制作費はかかりません。制作会社にデザインや初期設定を依頼する場合は、別途で数十万円から100万円超の構築費が加わることもあります。スモールスタートの中心になる方式です。
- モール型(楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングなどへの出店):モール側に初期費用や月額出店料、販売手数料を支払う形が中心で、店舗ページの制作を外注すると数万円から数十万円程度が目安です。集客をモールに頼れる反面、手数料とデザインの自由度がトレードオフになります。
- オープンソース(EC-CUBE・WordPress+WooCommerceなど):ソフトウェア自体は無償ですが、サーバーの用意やカスタマイズに専門知識が要り、制作会社に構築を外注すると50万円から200万円程度が目安です。格安のASP構築では難しい独自要件を作り込みたい小規模事業者の次の選択肢になります。
- ECパッケージ・フルスクラッチ(中〜大規模向け):パッケージ導入は100万円台から、ゼロから開発するフルスクラッチは500万円以上が目安です。基幹連携や独自の業務フローを持つ中〜大規模向けで、小規模のスモールスタートには過剰になりがちです。方式ごとの詳細な費用レンジは、構築方式を主題にした前掲の記事(ECサイト構築の比較)でご確認ください。
個人事業主や小規模事業者がまず始めるなら、ASPで自作するか、ASP・テンプレートを使った格安プランを持つ制作会社に依頼する選び方が、費用を抑えやすい入口になります。独自の作り込みや拡張を重視する段階で、オープンソースやパッケージへ広げると、投資の見当がつけやすくなります。
制作期間の目安
制作期間も構築方法と要件しだいで幅があります。ASP・クラウド型でテンプレートを活用する小規模な構築なら1〜2か月程度、オープンソースやパッケージで要件を作り込む場合は3〜6か月程度、フルスクラッチや大規模開発では半年以上かかることもあります。
商品登録や原稿・写真の準備は依頼者側の作業になることが多く、ここが滞ると全体の公開が遅れます。希望の公開時期がある場合は、逆算していつまでに何を決めるかを最初の打ち合わせで確認しておくと安全です。
補助金で費用を抑える
ネットショップ作成の費用を抑える手段として補助金がありますが、制度ごとに対象経費が異なり、制作費そのものが対象になるとは限らない点に注意が必要です。
まず、IT導入補助金は令和7年度補正予算の事業から「デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)」に名称が変わりました。補助の対象は事務局に事前登録されたITツール(ソフトウェアの購入費やクラウド利用料など)で、IT導入支援事業者を通じて申請します。
したがって、制作会社に支払う一般的なネットショップ構築費そのものを賄う枠ではありません。自社が導入する内容が登録ITツールに当たるかは、公式情報で確認してください。
一方、小規模事業者であれば、小規模事業者持続化補助金の「ウェブサイト関連費」で、ネットショップの開発・構築費の一部を補える場合があります。ただしこの経費には上限があり、単独では申請できません。公募要領では次のように定められています。
③ウェブサイト関連費
出典:小規模事業者持続化補助金<一般型 通常枠>第20回公募 公募要領|全国商工会連合会・日本商工会議所(https://r6.jizokukahojokin.info/doc/r6_koubover8_ip20.pdf)
販路開拓等を行うためのウェブサイトやECサイト、システム(オフライン含む)等の開発、構築、更新、改修、運用をするために要する経費
○ウェブサイト関連費のみによる申請はできません。必ず、ほかの経費と一緒に申請してください。
○当経費の補助金交付申請額の上限は30万円(税込)です。
現行の第20回公募では、通常枠の補助上限は50万円・補助率は3分の2です。補助額や上限・要件は公募回ごとに変わるため、申請前に最新の公募要領で対象範囲を確認してください。
このほか、神奈川県・横浜市・川崎市などの自治体が、デジタル化や小規模事業者向けの補助を年度ごとに設けることがあります。EC構築に特化した恒常的な制度は確認できず、対象経費・募集時期・市内事業者への発注条件などは毎年変わるため、各自治体の産業振興を所管する部署の公式サイトで最新の募集状況を確認するのが確実です。
地元事業者への発注を条件とする制度に該当する場合は、神奈川拠点の会社に頼む方が使いやすくなることもあります。
出典・参考資料(2件)
- 出典:小規模事業者持続化補助金<一般型 通常枠>第20回公募 公募要領|全国商工会連合会・日本商工会議所(https://r6.jizokukahojokin.info/doc/r6_koubover8_ip20.pdf)
- 出典:中小企業デジタル化・AI導入支援事業「デジタル化・AI導入補助金2026」の概要(令和7年度補正)|中小企業庁(https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/r8/digital_ai_summary.pdf)
失敗しない神奈川のネットショップ作成・制作会社の選び方
ここからは、神奈川で自社に合う制作会社を絞り込むための判断軸を整理します。どの軸も「自社の要件に当てはめてどう見極めるか」という視点で確認してください。
まず自社が求める得意領域を見極めているか
制作会社はそれぞれ得意分野が異なります。本記事では神奈川で依頼できる会社を格安・スモールスタート向け/実績豊富・総合力/集客・運用支援/越境EC・大規模の4タイプに分けて紹介します。
低予算で小さく始めたいなら格安・スモールスタート向け、要件がまだ固まっていないなら実績・総合力型、公開後の売上づくりまで任せたいなら集客・運用支援型、海外販売や大規模なシステムを狙うなら越境EC・大規模型が候補になります。
自社が最優先する得意領域を先に決めると、候補を絞り込めます。該当する会社は後半の得意領域タイプ別の紹介と比較表、後掲の診断ツールで確認できます。また、ブランドの世界観づくりやデザイン性を最優先する場合は、神奈川のデザイン専業の制作会社は限られるため、全国対応の専門会社まで候補を広げた方が合う会社に出会いやすくなります。
自社に合う対応プラットフォームで選べているか
会社によって得意なプラットフォームは異なり、Shopify・BASE・EC-CUBE など、扱うカートが分かれます。すでに使いたいカートが決まっているなら、そのプラットフォームの構築実績が豊富な会社を選ぶと、公開後の運用や更新もスムーズです。
まだ決まっていない場合は、複数のカートを中立に扱い、自社の規模や要件に合わせて選定から相談できる会社が向きます。Shopifyのようなクラウド型は公開後に自社で更新しやすく、EC-CUBEのようなオープンソースは独自要件を作り込みやすいなど、プラットフォームごとに運用の性格が違います。公開後に誰がどこまで更新するかも想定して選ぶと、ミスマッチを避けられます。
実績・神奈川での対面対応・公開後の運用範囲を確認できているか
前半で見極めた「神奈川拠点か全国対応か」を、ここで候補会社を絞る具体的な軸に落とし込みます。自社と同じ商材・規模のネットショップ構築実績があるか、神奈川のどのエリアで対面対応できるか、公開後の運用・保守・集客までどこまで引き受けるかを確認しましょう。実績は、自社サイトやインタビューで具体的な社名・成果まで示されているほど信頼できます。
公式サイトに同業種の事例が載っていない場合でも、見積もりや問い合わせの際に「自社と同じ業種・同じ商材の制作実績はあるか」を具体的にたずねると、業種フィットを判断する材料になります。アパレル・食品・ハンドメイド・BtoBなど、商材ごとに勘所は変わるためです。
対面を重視するなら、自社の近く(横浜・川崎・湘南・県央)に拠点があり訪問対応できるかを確かめましょう。公開後の運用は会社によって「作って納品まで」「更新代行まで」「集客・広告運用まで」と範囲が分かれます。作って終わりにしたくない場合は、運用まで頼めるかを事前に確認し、契約時に対応範囲を明文化しておくと安心です。
同じ得意領域タイプの中での選び分け基準を持てているか
同じ得意領域のなかでどの会社を選ぶかは、より細かい条件で分かれます。扱う商材(アパレル・食品・ハンドメイド・BtoBなど)との相性、既存プラットフォームの引き継ぎ可否、BtoBや越境への対応要否、自社内での運用体制の有無、神奈川での対面打ち合わせの頻度、そしてASPで自作する部分をどこまで残すかといった条件を並べると、候補がさらに絞れます。
これらの条件を自社の優先順位で並べ替えておくと、比較表や診断ツールで候補を見比べたときに、迷わず数社に絞り込めます。
神奈川で依頼できるネットショップ作成・制作会社を得意領域タイプ別に紹介
ここからは、前半で見極めた得意領域ごとに、各タイプの特徴と向いている事業者を整理します。「作成」で探す小規模事業者の多数派に合わせ、格安・スモールスタート向けから順に見ていきます。該当する会社の詳細は、この後の比較表とサービス個別紹介でご確認ください。
格安・スモールスタート向けの会社(ASP・Shopify・BASEで安く始める)
格安・スモールスタート向けは、低予算でまず小さく始めたい個人事業主や小規模事業者に向くタイプです。このタイプには、アイキャル・コンパス・cantik・エリアドライブ・ママダカラが当てはまります。
また、本当に数万円から最小限で始めたいなら、ShopifyやBASEなどのASPで自作するのが近道です(前述の自作か外注かを参照)。ここで挙げるのは、小規模・低予算から対応する制作会社で、公開プランは概ね数十万円台からが中心です。各社の料金や対応カート、拠点は、この後の比較表とサービス個別紹介でご確認ください。
実績豊富・総合力で選ぶ会社(自社EC・モール両対応)
実績・総合力型は、自社ECの構築とモール出店支援の両方に対応し、構築から運用・保守まで幅広く引き受けるタイプです。横浜・川崎に拠点を置くアートフレア・YTC・PLUS・ウェブモがこのタイプで、使いたいカートや方向性がまだ固まっていない事業者が、相談しながら要件を詰めていくのに向きます。
対応範囲が広いぶん、どこまで任せられるか・対面でどこまで詰められるかは会社ごとに差があります。各社の実績・対応カート・拠点と対面対応の可否を、この後の比較表とサービス個別紹介でご確認ください。
集客・運用支援まで頼める会社
集客・運用支援型は、公開後の広告運用や改善、受注・顧客対応といった運営まで一括で任せられるタイプです。横浜のアイ・ティ・エー(ITA)が、制作から集客・運用までを同じ窓口で引き受けます。格安枠のcantikは公開後の集客・運用改善まで、ママダカラはSNSの運用代行や公開後の引き継ぎに対応するため、任せたい運用の範囲で選び分けると合う会社が見つかります。
任せたい運用の範囲(広告運用・改善・受注対応・モール出店の支援など)は会社ごとに異なります。各社がどこまで手がけるかと拠点を、この後の比較表とサービス個別紹介でご確認ください。
制作ではなく、公開後の運用・集客そのものを専門の会社に任せたい場合は、EC運用代行の選び方をまとめた次の記事もあわせてご確認ください。
越境EC・海外向け/大規模(Magento・Shopify)に強い会社
越境ECや大規模開発を扱うには、多言語・多通貨・海外決済や基幹システム連携といった専門的な実装力が要ります。このタイプは、Magento/Adobe CommerceでBtoBや大規模ECを構築するマルウェブと、Shopify専門で北米⇔日本の越境を手がけるGO RIDEが中心で、独自要件の構築から公開後の保守まで引き受けられます。
求める知見が神奈川の会社だけでは見つけにくい領域のため、全国対応まで候補を広げると選択肢が増えます。対応プラットフォームや越境・BtoBの実装範囲は会社ごとに大きく異なるため、この後の比較表とサービス個別紹介でご確認ください。
ここまでタイプの特徴と選び方を見てきましたが、自社がどのタイプに適しているか判断が難しいケースもあります。そのような場合でも自社の状況に合わせて最適なサービスを短時間で見つけられるよう、「30秒で終わる選定診断ツール」を以下にご用意しています。ぜひご活用ください。
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神奈川で依頼できるネットショップ作成・制作会社の比較
ここからは、神奈川で依頼できる制作会社・構築支援を得意領域タイプ別に比較します。得意領域・対応プラットフォーム・費用の目安・拠点と神奈川での対面対応・公開後の運用範囲を同じ切り口で並べているので、気になる会社を見比べて候補を絞り込んでください。
タイプをまたいで比べたい場合や、自社に合うタイプを決めかねる場合は、前掲の選定診断ツールもあわせてご利用ください。各社の詳細はこの後のサービス個別紹介で確認できます。
格安・スモールスタート向けの会社の比較
| サービス名 | アイキャル | コンパス | cantik | エリアドライブ | ママダカラ |
|---|---|---|---|---|---|
| 得意領域 | 格安・スモールスタート (個人・小規模小売店向け) | 格安・スモールスタート (ASP/CMSの2方式) | 格安・スモールスタート (スモールEC〜B2B・卸) | 格安・スモールスタート (Shopify中心の総合Web制作) | 格安・スモールスタート (撮影〜運用まで一社対応) |
| 対応プラットフォーム | EC-CUBE Welcart(WordPress) | カラーミーショップPro(ASP) WordPress・EC-CUBE(CMS) | Shopify WordPress(WooCommerce) 既製カート | 公開プランはShopify EC実績はMakeShop・カラーミー等(Shopify実績は要確認) | Shopify・BASE 楽天市場・Yahoo!・STORES(実績) |
| 費用目安 | 初期導入費55万円〜 (EC-CUBE・商品50点・税込) | ASP 44万円〜/CMS 55万円〜 (税込・テンプレート・商品10点) | スモールEC 50万円〜/自社EC 90万円〜 B2B・卸 150万円〜(税別・買い切り) | スタンダード 50万円+税〜/プレミアム 80万円+税〜 エンタープライズ 150万円+税〜 | 要お問い合わせ (制作全般55,000〜330万円・税込の幅のみ公開) |
| 拠点・神奈川での対面対応 | 横浜市神奈川区 対面可否は要確認 | 厚木市(県央) 遠方への訪問は可能な場合あり(交通費依頼者負担) | 相模原市南区 全国オンライン対応(来社・訪問は要確認) | 横浜市中区 オンライン相談中心(対面可否は要確認) | 藤沢市湘南台(湘南) 対面可否は要確認(オンライン相談のみ明記) |
| 公開後の運用・集客の範囲 | 運用サポート・リニューアル (集客支援の記載なし) | 保守(Web安心サポートEC 月額1.1万円〜) 広告運用・SNS設定は別メニュー | 運用保守(月9,800円〜) SEO/MEO/AIO・SNS運用代行 | 運用保守・SEO・広告運用 商品撮影・登録代行 | 商品登録・運用引き継ぎマニュアル 運用代行の範囲は要確認 |
実績豊富・総合力で選ぶ会社の比較
| サービス名 | アートフレア | YTC・PLUS | ウェブモ |
|---|---|---|---|
| 得意領域 | 実績豊富・総合力 (オリジナルデザインの自社EC) | 実績豊富・総合力 (EC-CUBE認定パートナー) | 実績豊富・総合力 (リニューアル・作り直しに強い) |
| 対応プラットフォーム | Welcart(正式パートナー) | EC-CUBE(認定パートナー) | 現行ページに構築基盤の明記なし (旧ページにEC-CUBE・MakeShop等、要確認) |
| 費用目安 | 要お問い合わせ(非公開) 小〜中規模の自社EC向け | 標準型 約50万円〜/プラグイン型 約200万円〜 独自機能型 約600万円〜(月額は非公表) | テンプレート 80万円〜/改修 150万円〜 オリジナル 250万円〜(公開後1年保守無償) |
| 拠点・神奈川での対面対応 | 横浜市西区みなとみらい・中区 対面可否は要確認 | 横浜市栄区・金沢区 営業担当の訪問相談あり(対面可) | 川崎市高津区 対面可否は要確認(打ち合わせ方法は依頼時に決定) |
| 公開後の運用・集客の範囲 | 電話・遠隔での更新案内(回数制限なし) SEO・広告運用は別サービス | SEO・広告運用・サーバ運用保守・システム開発を同一社内で提供 | 多店舗連携(楽天・Amazon在庫連動) 広告運用・カゴ落ちメール等 |
集客・運用支援まで頼める会社の比較
| サービス名 | アイ・ティ・エー(ITA) | cantik | エリアドライブ | ママダカラ |
|---|---|---|---|---|
| 得意領域 | 集客・運用支援 (制作〜集客を同一窓口) | 集客・運用支援も対応 (スモールEC〜B2B・卸/個別紹介は格安枠) | 集客・運用支援も対応 (Shopify中心の総合Web制作/個別紹介は格安枠) | 集客・運用支援も対応 (撮影〜運用まで一社対応/個別紹介は格安枠) |
| 対応プラットフォーム | 既存ショッピングカート(製品名非公開) 楽天市場・Yahoo!ショッピング・WordPress | Shopify WordPress(WooCommerce) 既製カート | 公開プランはShopify EC実績はMakeShop・カラーミー等(Shopify実績は要確認) | Shopify・BASE 楽天市場・Yahoo!・STORES(実績) |
| 費用目安 | 要お問い合わせ(非公開) 予算に合わせた提案(低価格プランの案内あり) | スモールEC 50万円〜/自社EC 90万円〜 B2B・卸 150万円〜(税別・買い切り) | スタンダード 50万円+税〜/プレミアム 80万円+税〜 エンタープライズ 150万円+税〜 | 要お問い合わせ (制作全般55,000〜330万円・税込の幅のみ公開) |
| 拠点・神奈川での対面対応 | 横浜市中区・厚木営業所 保守運用で訪問対応の場合あり | 相模原市南区 全国オンライン対応(来社・訪問は要確認) | 横浜市中区 オンライン相談中心(対面可否は要確認) | 藤沢市湘南台(湘南) 対面可否は要確認(オンライン相談のみ明記) |
| 公開後の運用・集客の範囲 | 商品掲載定例化・メルマガ・広告運用 GA解析レポート・WEB顧問サービス | 運用保守(月9,800円〜) SEO/MEO/AIO・SNS運用代行 | 運用保守・SEO・広告運用 商品撮影・登録代行 | 商品登録・運用引き継ぎマニュアル 運用代行の範囲は要確認 |
越境EC・海外向け/大規模に強い会社の比較
| サービス名 | マルウェブ | GO RIDE |
|---|---|---|
| 得意領域 | 越境EC・大規模 (Magento/Adobe Commerce・BtoB) | 越境EC・大規模 (Shopify専門・北米⇔日本) |
| 対応プラットフォーム | Magento/Adobe Commerce (Adobe Commerce認定パートナー) | Shopify(Shopify Plus Partner) |
| 費用目安 | 標準構成 200万円〜/中規模 850万円〜 (自社メディア掲載の目安。要問い合わせ) | 要お問い合わせ(非公開) 越境・大規模向け |
| 拠点・神奈川での対面対応 | 東京都港区(全国オンライン対応) 神奈川からも依頼可(対面はオンライン中心) | 横浜市西区みなとみらい 対面可否は要確認 |
| 公開後の運用・集客の範囲 | 保守運用・機能追加・UI改善 外部システム連携・バージョンアップ | Klaviyo・Google/各モール広告運用 メール施策まで一括 |
| 詳細情報 | 公式資料を見る | サービス詳細を見る |
神奈川で依頼できるネットショップ作成・制作会社のサービス個別紹介
ここからは、得意領域タイプ別に各社・各構築支援の特徴を個別に紹介します。神奈川に拠点を置き対面対応できる会社を中心に、神奈川の事業者が全国対応で依頼できる構築支援もあわせて取り上げます。
格安・スモールスタート向けの会社(ASP・Shopify・BASEで安く始める)
低予算で小さく始めたい事業者に向く、神奈川の格安・スモールスタート向けの会社を紹介します。
1. アイキャルのECサイト制作(株式会社アイキャル)

横浜市神奈川区に拠点を置く株式会社アイキャルは、個人事業主や個人経営の小売店を主な対象に、ECサイトの制作を手がけています。2005年設立・従業員48名(2026年4月時点)で、ヒアリングから企画・制作・運用サポート・リニューアルまでを担います。
構築にはWordPress用ECプラグインのWelcartとEC-CUBEを予算に応じて使い分けます。公式サイトでは、EC-CUBEで商品50点・テンプレートデザインの構成を初期導入費550,000円(税込)、商品100点・カスタマイズ込みを1,100,000円(税込)とする料金例を公開しています。いずれも別途サイト管理費として初期導入費の2%(年11,000円〜)がかかります。
情報セキュリティの国際規格であるISMS(ISO/IEC 27001)認証を本体で取得しています。一方、対面での打ち合わせ可否や導入事例は公式ページに掲載がありません。横浜・神奈川区の拠点に足を運べるかは、問い合わせの際に直接たずねておくと安心です。
2. コンパスのECサイト制作(株式会社コンパス)

神奈川県厚木市の株式会社コンパスは、ECサイト制作を2つの方式から選べる形で提供しています。既存のネットショップASP(カラーミーショップProなど)を使うASPプランと、WordPressやEC-CUBEで構築するCMSプランです。
公式のEC制作ページでは、ASPプランがテンプレートデザインで440,000円(税込)から、CMSプランが550,000円(税込)からという料金を公開しています(いずれも商品10点登録まで、ドメイン・サーバー・決済費用は別)。オーダーメイドデザインはそれぞれ660,000円・770,000円からです。ただし料金ページ上は「お見積り」表記のため、最新額は問い合わせで確認してください。
公開後は、ドメイン・サーバー・バックアップ込みの保守「Web安心サポート®EC」を月額11,000円(税込)からの任意オプションで用意しています。サービス提供エリアの案内では、遠方への訪問も可能な場合があり、交通費は依頼者負担とする旨が明記されており、厚木・県央で対面を交えて進めたい事業者の相談先になります。
3. cantikのECサイト制作(株式会社cantik)

相模原市南区の株式会社cantikは、商品点数と要件に応じた3つの公開プランでECサイト制作を提供しています。2022年設立で、業務委託を含め21名が在籍します。対応プラットフォームはShopify・WordPress(WooCommerce)・既製カートです。
料金は、Shopifyまたは既製カートで商品50点までのスモールECが50万円から、WooCommerceで商品300点までの自社ECが90万円から、会員別卸価格や掛け売りに対応するB2B・卸対応が150万円から(いずれも税別・買い切り)という構成です。商品撮影や商品登録の代行にも対応し、公開までの期間は約8〜12週間が目安とされています。
楽天・Amazonへの出店と並行して自社ECを進める形も提案しています。公開後は月額9,800円(税別・1年契約)からの運用保守などを用意しています。打ち合わせはZOOM・電話・メールの全国オンライン対応が基本で、来社・訪問に応じるかは公式に示されていないため、対面を交えたい場合は相談時に確かめてください。
4. エリアドライブのShopify・EC制作(株式会社エリアドライブ)

株式会社エリアドライブは、横浜市中区を拠点に、ホームページ制作・Web広告・SEO・システム開発までを手がける総合Web制作会社です。2008年設立で、公共機関や地元企業のWeb案件を多く扱うなかで、Shopifyを使ったEC制作を公開プランで案内しています。
EC制作ページでは、約10ページ・商品50点までのスタンダードショップが50万円(税別)から、約20ページ・商品100点までのプレミアムショップが80万円(税別)から、基幹システム連携や多言語対応を含むエンタープライズショップが150万円(税別)からという3プランを公開しています。Shopify本体の月額費用は別途必要です。
制作実績の総数は251件と多いものの、その大半は公共案件を含むWeb制作で、EC関連の案件は数件にとどまります。EC構築の実績規模や対面・訪問対応の可否は公式サイトでは確認できないため、自社の商材に近い実績があるかは問い合わせで確かめるのが確実です。
5. ママダカラのネットショップ制作(ママダカラ株式会社)

商品撮影からページ制作、公開後の運用までを一社で扱うのが、神奈川県藤沢市湘南台のママダカラ株式会社です。2017年の創業以来EC運営の現場で制作・運用に携わり、必要な工程だけの依頼にも応じています。
対応プラットフォームはShopify・BASE・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで、実績一覧ではShopifyでの構築事例を中心に、楽天市場やSTORESでの構築事例も公開しています。商品登録や撮影の手配、運用の引き継ぎマニュアル作成までを任せられるのが特徴です。
ネットショップ制作の料金は公式では「お見積り」とされ、プラットフォーム別の価格表は公開されていません(特定商取引法に基づく表記では制作全般を55,000円〜3,300,000円・税込とする幅広いレンジのみ記載)。拠点は藤沢市湘南台にありますが、来社・訪問での打ち合わせに応じるかは公式サイトでは触れられていません。湘南エリアでの対面を望むなら、無料相談の際に可否を確認しておきましょう。
実績豊富・総合力で選ぶ会社(自社EC・モール両対応)
自社ECとモール出店の双方に対応し、幅広く相談できる神奈川の実績・総合力型の会社を紹介します。
6. アートフレア(アートフレア株式会社)

横浜・みなとみらいに本社を置くアートフレア株式会社が、ホームページ制作の一環として手がけるECサイト制作です。2009年設立で、国産EC構築システム「ウェルカート(Welcart)」の正式パートナーとして、商材や表現したい雰囲気に合わせたオリジナルデザインの自社EC構築に対応します。
公式サイトでは制作実績を15,000社超と公表していますが、これはホームページ制作を含む全体の数で、EC単独の件数や集計時点は公表されていません。公開後は電話と遠隔での画面共有により、更新方法を回数制限なく案内する体制を設けています。
ECサイト制作の料金は公式サイトに掲載がなく、要お問い合わせです。本社・関東営業所はいずれも横浜市内ですが、来訪・訪問による対面相談ができるかは公式に示されていません。対面を重視するなら、問い合わせの段階で対応可否を押さえておくとよいでしょう。
7. YTC・PLUS(株式会社YTC・PLUS)

株式会社YTC・PLUSは、横浜市に本社と事業所を構え、ECサイト構築からシステム開発まで手がける制作会社です。EC-CUBEの認定パートナーで、EC-CUBEでの構築を中心に据えています(2026年5月28日時点の表示)。
問い合わせ後は営業担当が訪問して相談に応じる対面対応を公式に案内しており、横浜エリアで対面で進めたい事業者の相談先になります。制作に加えて、SEO・広告運用・サーバ運用保守・システム開発を同一社内で提供する点も特徴です。
ECサイト構築の予算例として、標準型が約50万円から、プラグイン活用型が約200万円から、独自機能・シミュレーター型が約600万円からを、カスタマイズ量に応じた目安として公開しています(2026年5月28日時点のページ記載)。月額費用は公表されていません。
8. ウェブモ(ウェブモ株式会社)

ウェブモ株式会社は、川崎市高津区を拠点に2008年から続くWeb・EC制作会社です。テンプレートの活用から独自デザインのカスタマイズまで、料金目安と制作期間をプラン別に公開しているのが特徴です。
料金目安は、テンプレートプランが80万円から(制作期間2〜3か月)、テンプレート改修プランが150万円から(同3か月)、オリジナルプランが250万円から(同4か月〜)で、いずれも税込・税抜の表記はありません。各プランに公開後1年間の無償保守保証が付き、1年経過後の保守費用は公式に記載がなく要お問い合わせです。
楽天市場・Amazonとの在庫・商品連動(多店舗連携)や、BtoBの価格設定・地域別送料といった拡張にも対応します。打ち合わせの方法は依頼時に決める流れで、来社・訪問による対面対応の可否までは公式に明記されていません。川崎・高津で直接会って進めたい場合は、問い合わせで確認してください。
集客・運用支援まで頼める会社
公開後の集客・運用まで一括で任せたい事業者に向く、神奈川の集客・運用支援型の会社を紹介します。
9. 株式会社アイ・ティ・エー(ITA)

2000年設立、横浜市中区に本社を置く総合IT会社です。Web制作・ECサイト制作・Webマーケティングを扱うITコンサルティング事業に加え、通信機器の販売・施工も手がけており、神奈川県内には横浜本社と厚木営業所の2拠点があります。
ECサイトの立ち上げでは、サイト制作に加えてドメイン・サーバー契約の代行まで対応します。既存のショッピングカートを使うプランや、楽天市場・Yahoo!ショッピングへの出店プラン、既存ネットショップの運用・売上支援まで用意されています。料金は公式には公開されておらず、予算に合わせた提案となるため個別の問い合わせが必要です。
公開後は、商品掲載の定例化やメルマガ運用、広告運用、Google Analyticsを用いたアクセス解析レポートの作成・配信まで任せられます。制作だけでなく集客・運用まで同じ窓口で続けて相談できる点が、運用まで含めて外注したい事業者に向きます。更新方法の相談や表示崩れへの対応を無料で受けられる「WEB顧問サービス」もあります。
越境EC・海外向け/大規模(Magento・Shopify)に強い会社
越境ECや大規模な構築に対応する、神奈川拠点および神奈川から依頼できる全国対応の会社・構築支援を紹介します。
10. Magento / Adobe Commerce 構築・リニューアル支援(株式会社マルウェブ)

Magento(Adobe Commerce / Magento Open Source)を用いたECサイトの新規構築・リニューアル・保守運用までを一貫して手がける、株式会社マルウェブの構築支援サービスです。要件定義から設計・開発・デザイン調整・外部システム連携までを一社で担い、標準的なECパッケージでは要件を満たしにくい事業者を主な対象としています。
Adobe Experience Cloud のソリューションパートナー(ブロンズ、2021年3月加盟)で、取引先別価格・見積依頼・承認フロー・再注文などのBtoB機能や、基幹・在庫・決済・配送システムとの連携に対応します。多言語・多通貨や国別サイト、WeChat Pay・Alipay・銀聯決済を設定する中国向け越境ECパッケージも用意しています。
本社は東京都港区で、要件整理や進行管理を日本側が担い開発を海外チームと連携するオンライン中心の体制のため、神奈川からも依頼できます。料金はサービスページでは要問い合わせですが、自社メディアでは標準構成で200万円〜(3ヶ月〜)、基幹連携や多言語対応を含む中規模で850万円〜(6ヶ月以上)という構築費用の目安を示しています。
どのような事業者がこうした大規模・越境向けの構築に向くのかについて、同社代表取締役の前山和範氏は、MCB FinTechカタログの独自インタビューで次のように述べています。
標準的なECパッケージでは要件を満たしにくい企業に、特に向いています。たとえば、多言語・多通貨、複数ブランドや複数ストア、BtoB取引、顧客別価格、外部システム連携など、事業独自の要件をお持ちの企業です。導入時点ですべてを作り込むのではなく、事業計画に合わせて優先順位を整理し、公開後も継続して機能追加や改善を行っていく企業ほど、Magentoの拡張性を活かしやすいと考えています。
11. 株式会社GO RIDE(Shopify専門のEC制作・運用支援)

横浜・みなとみらいに本社を置き、Shopify に特化してECサイトの構築からリリース後の運用・デジタルマーケティングまでを手がける制作会社です。日本法人は2015年設立で、横浜と米国カリフォルニアの2拠点から越境ECの支援を行っています。
公式サイトでは、Shopify の上位代理店認定であるShopify Plus Partner(2024年時点で日本21社のみと記載)を掲げ、北米と日本を行き来するクロスボーダー展開やカート移行を重点領域としています。Shopify Commerce Day 2021 では越境分野の「Cross Border Agency Partner of the Year」を受賞しています。
構築後も Klaviyo や Google・各モールの広告運用、メール施策などの集客・運用まで一括して任せられる点が特徴で、海外向けに本格展開したい事業者に向きます。制作費・月額は要問い合わせで、横浜拠点のため神奈川の事業者からも相談しやすい会社です。
相見積もり・依頼の流れと、依頼前に準備すること
ここからは、発注の準備を整え、公開後まで見通せるように、相見積もりの取り方・依頼から公開までの流れ・よくある失敗と対策を整理します。
相見積もり・RFPの取り方と確認ポイント
相見積もりは、2〜3社にしぼって同じ条件で依頼するのが基本です。各社に別々の内容を伝えると、見積もりを横並びで比べられません。商品点数・使いたいカート・必要な機能(決済・会員・定期購入など)・公開希望時期・公開後の運用範囲・予算の上限を、簡単な依頼書(RFP)にまとめて共有すると精度が上がります。小さく始める場合でも、この最低限の情報はそろえておくと見積もりがぶれません。
見積もりを受け取ったら、初期費用だけでなく、月額の保守費・運用費、追加作業の単価、商品登録や原稿・写真の作成が含まれるかまで確認しましょう。安さだけで選ぶと、公開後の運用や追加費用で差がつくことがあるため、総額と範囲で比べることが大切です。
依頼〜公開までの流れと役割分担
一般的な流れは、問い合わせ・ヒアリング→企画・要件定義→デザイン→構築・システム設定→商品登録・テスト→公開・運用開始、という順に進みます。このうち商品登録や原稿・写真の準備は依頼者側が担うことが多く、どこまでを制作会社に任せ、どこからを自社で行うかを最初に決めておくと、スケジュールの遅れを防げます。
公開後の更新・保守・集客も、制作会社に任せるか自社で行うかで依頼内容が変わります。商品撮影や登録まで代行してもらえるかも会社によって異なるため、どこまで頼めるかを事前に確認し、契約時に対応範囲を明文化しておくと安心です。
よくある失敗と対策
よくある失敗の一つが、要件を固めないまま発注し、制作途中で仕様変更が重なって費用と期間が膨らむケースです。最初に商材・規模・必要な機能・公開時期を言語化し、相見積もりで複数社の提案を比べることで防げます。
もう一つが、公開後の運用を想定せずに制作だけを依頼し、更新や集客を自社で抱えきれなくなるケースです。公開後に誰が何をするかを依頼前に決め、必要なら運用まで頼める会社を選ぶことで、作ったあとに放置される事態を避けられます。ASPで自作した店舗を制作会社に引き継いでもらう場合は、商品・顧客データの移行で手間が生じるため、移行の進め方も事前に相談しておくと安全です。
まとめ
神奈川でネットショップを作るときは、まず「ASPで自分で作るか、制作会社に外注するか」を見極めることが出発点になります。小さく早く始めたいならASPでの自作、デザインの作り込みや連携・越境など標準機能で足りない要件があるなら外注、という切り分けが目安です。
外注を選ぶ場合は、神奈川拠点の対面対応にこだわるか全国対応で十分かを決めたうえで、求める得意領域(格安・スモールスタート/実績・総合力/集客・運用支援/越境EC・大規模)と対応プラットフォーム、公開後の運用範囲を軸に候補を絞り込みます。
費用は構築方法と要件で変わるため、単一の平均額で判断せず、相見積もりで実額を比べるのが確実です。本記事の比較表と診断ツールで気になる会社を数社に絞り、資料請求や相談で要件を具体化していくと、発注先の決定まで迷わず進められます。
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よくある質問(FAQ)
Q. ネットショップ作成は自分で作る(ASP)のと制作会社に外注するのとどちらがよいですか?
A. ネットショップ作成は、商品点数が少なく既製テンプレートで足りるならASPでの自作、デザインの作り込みや商品登録・撮影の代行、在庫・基幹システム連携、BtoBや越境といった要件が強いなら制作会社への外注が向きます。
迷うときは「作ったあとに誰が運用・更新するか」で考えると切り分けやすく、社内で更新を続けられるならASP、改善や集客まで伴走してほしいなら外注が目安です。小さく自作で始めて、事業が伸びた段階で制作会社に引き継ぐ進め方もありますが、その際は商品・顧客データの移行で手間が生じやすいため、移行の進め方を引き継ぎ先に早めに相談しておくと安全です。
Q. 神奈川でネットショップ作成を依頼するメリットは何ですか?
A. 神奈川の制作会社に依頼する最大のメリットは、横浜・川崎・湘南・県央で対面打ち合わせがしやすい点です。商品撮影や現物の確認、仕様のすり合わせを顔を合わせて進められます。決めることが多いネットショップ作成では、画面を一緒に見ながら詰められると仕様の行き違いを減らせます。
地域の実店舗と連動した販売や、地元の商習慣を踏まえた提案を期待できるのも利点です。ただし、その対面対応が公式に確約されている会社は限られます。対面・訪問を明記しているのは3社(比較表の対面対応列で確認できます)で、ほかは神奈川拠点でも打ち合わせ形式や対応エリアが公式未記載のため、問い合わせで確かめるのが確実です。
Q. ネットショップ作成は神奈川拠点の会社と全国対応(東京含む)の会社のどちらに頼むべきですか?
A. 商品撮影やデザインを対面で詰めたい、実店舗や倉庫を交えて相談したい、地元の補助金を使いたいといった要件が強いなら神奈川拠点が有利です。越境ECや大規模開発など神奈川では見つけにくい得意分野を重視するなら、東京や全国対応まで候補を広げるのが得策です。
神奈川は東京に隣接するため都内の会社も現実的な選択肢に入ります。打ち合わせがオンライン会議で足り、仕様がある程度固まっている場合は、所在地より実績や得意分野を優先した方が自社に合う会社に出会いやすくなります。
Q. 神奈川のネットショップ作成の費用相場はどのくらいですか?
A. ネットショップ作成の費用は構築方法と要件で大きく変わり、公的機関や中立的な統計による平均額は公表されていないため、単一の平均額を相場として受け取るのは実態に合いません。
本記事で紹介する神奈川の会社では、ASPやテンプレートの小規模な構築で40万円台から、作り込みや大規模な構築で200万円超まで料金に幅があります。構築方法別の内訳は、本文の費用相場の章で整理しています。
いずれも公式統計の裏づけがない目安のため、相見積もりで複数社の見積もりを並べ、自社の要件での実額をつかむのが確実です。
Q. ネットショップ作成はShopify・BASE・STORES・楽天市場のどれで作ればよいですか?
A. 費用をかけず最短で始めるならBASEやSTORES、デザインや機能の自由度を求めるならカラーミーショップやMakeShop、拡張アプリや越境・多言語に強いのがShopify、集客力を借りたいなら楽天市場・Amazonなどのモール出店が向きます。
モール出店は手数料とデザインの自由度がトレードオフになるため、自社ECとモールを併用して入口を広げる進め方もあります。すでに使いたいカートが決まっていればその構築実績が豊富な会社を、まだ決まっていなければ複数のカートを中立に扱い選定から相談できる会社を選ぶと、公開後の運用もスムーズになります。
Q. 神奈川の制作会社は得意領域タイプでどう選び分ければよいですか?
A. 本記事では神奈川で依頼できる会社を、格安・スモールスタート向け/実績豊富・総合力/集客・運用支援/越境EC・大規模の4タイプに分けています。
低予算で小さく始めるなら格安枠(アイキャル・コンパスなど)、方向性を相談しながら固めるなら実績・総合力型、公開後の集客まで任せるなら集客・運用支援型、海外販売や大規模なら越境EC・大規模型が目安です。
同じタイプ内では、扱う商材との相性や対応カートで選び分けます。対面で相談したい場合は、営業担当の訪問や保守時の訪問、遠方訪問の可否を公式サイトに記載している3社(比較表の対面対応列で確認できます)かどうかが、見分けの手がかりになります。
Q. ネットショップ作成で商品登録や商品撮影まで依頼できますか?
A. 商品登録や商品撮影の代行に対応する制作会社は神奈川にもありますが、対応範囲は会社ごとに異なり、依頼者側の作業として残る場合もあります。商品登録や原稿・写真の準備は依頼者が担うことが多く、ここが滞ると全体の公開が遅れます。
撮影・商品登録から運用の引き継ぎマニュアル作成までを引き受ける会社もあるため、どこまで任せられるかを見積もり時に確認し、自社で行う範囲と合わせてスケジュールを組んでおくと安全です。
Q. ネットショップは公開したら終わりですか、公開後の運用・集客まで頼めますか?
A. 公開後の更新・保守・広告運用・改善・受注対応まで一括で任せられる制作会社があり、作って終わりにせず売上を伸ばす運用まで外注できます。ただし対応範囲は「作って納品まで」「更新代行まで」「集客・広告運用まで」と会社ごとに分かれます。作って終わりにしたくない場合は、公開後に誰が何をするかを依頼前に決め、運用まで頼めるかを確認したうえで、契約時に対応範囲を明文化しておくと安心です。
Q. 神奈川のネットショップ作成に使える補助金はありますか?
A. 小規模事業者であれば、小規模事業者持続化補助金の「ウェブサイト関連費」でネットショップの開発・構築費の一部を補える場合がありますが、この経費は補助金交付申請額の上限が30万円(税込)で、単独では申請できず必ずほかの経費と一緒に申請する必要があります。
また、IT導入補助金から名称が変わったデジタル化・AI導入補助金は、事務局に登録されたITツール(ソフトウェア購入費やクラウド利用料など)が対象で、制作会社に支払う一般的なネットショップ構築費そのものを賄う枠ではありません。
補助額や対象範囲は公募回ごとに変わるため、申請前に各制度の公式情報で最新の対象範囲を確認してください。このほか、神奈川県・横浜市・川崎市などの自治体が独自の補助を年度ごとに設けることもあります。
Q. 神奈川でネットショップを作るのにどのくらいの期間がかかりますか?
A. 制作期間は構築方法と要件しだいで、ASP・クラウド型でテンプレートを使う小規模な構築なら1〜2か月程度、オープンソースやパッケージで要件を作り込む場合は3〜6か月程度、フルスクラッチや大規模開発では半年以上かかることもあります。
期間を縮める鍵は、依頼者側の準備です。商品データや原稿・写真の用意が遅れると、構築が終わっていても公開できません。公開希望日があるなら、そこから逆算して「いつまでに何を渡すか」を最初の打ち合わせで決めておくと、後ろ倒しを防げます。
ネットショップ作成サービスの料金・資料をまとめてチェック
MCB FinTechカタログでは、ネットショップ作成・EC構築に対応する掲載サービスの資料を無料で一括請求できます。対応プラットフォーム・費用・公開後の運用範囲を比べて、自社に合うサービスを効率的に探せます。神奈川の制作会社は本記事のサービス個別紹介から各社の公式情報をご確認ください。
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マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト
松嶋真倫
監修の範囲は記事の一般的な解説部分であり、比較表および各製品・サービスの紹介内容は監修の対象外です。














