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モバイルオーダーシステムの無料10選|店内・テイクアウトの無料範囲と決済手数料で選ぶ

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モバイルオーダーシステム比較表(2026年版)のプレビュー

主要22サービスの料金・機能を無料で一覧比較

モバイルオーダーシステム比較表(2026年版)

モバイルオーダーを導入したいものの、月額料金や初期費用が負担で二の足を踏んでいませんか。小規模な飲食店では、まず費用をかけずに試して、効果を見てから本格導入を判断したいという声が少なくありません。実際、初期費用・月額0円で使えるモバイルオーダーは増えており、無料のまま日々の注文受付に使い続けている店舗もあります。

ただ、ひとくちに「無料」といっても、店内のテーブルオーダーまで無料なのか、テイクアウトの受付だけが無料なのかはサービスごとに異なります。月額0円でも決済手数料や端末代が別途かかることもあり、登録してから「実質は有料だった」と気づくケースも起こりがちです。

本記事では、初期費用・月額0円で始められるモバイルオーダーを中心に、10サービスを比較します。「どこまでが無料か」という無料の範囲と、月額0円でも残る決済手数料などの費用を整理しました。自店の使い方でずっと無料のまま運用できるサービスを見つけるための材料としてご活用ください。

また、自店の注文スタイルに合ったサービスを最短で見つけられるよう、「30秒で終わる選定診断ツール」をご用意しています。ぜひこちらもご活用ください。

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本記事の対象範囲

モバイルオーダーは、来店客が自分のスマートフォンや店内のタブレットからメニューを見て注文できる仕組みです。テーブルに置いたQRコードから注文する店内利用と、来店前にアプリやWebから注文・決済しておくテイクアウト・事前注文の利用があり、ホールの配膳・会計の手間や人手不足の負担をやわらげる目的で導入されます。

本記事では、初期費用・月額の固定費が0円で始められるサービスを対象にします。無料の中身はサービスによって幅があり、店内のテーブルオーダーまで無料のもの、テイクアウトの受付だけが無料のもの、基本料は無料でも注文ごとに手数料がかかるものが混在します。この違いは後半の比較表と個別紹介で1社ずつ示します。

一方で、フードコートやスタジアム、社員食堂・学食といった特定施設向けに作り込まれたモバイルオーダーは、無料で使える選択肢がほとんどありません。こうした用途では有料のサービスが中心になるため、本記事の無料サービスは主に個人経営から数店舗規模の飲食店を想定しています。

施設向けなどで無料の選択肢が見つからない場合や、無料にこだわらず店内・テイクアウトを問わず有料プランも含めて幅広く比べたい場合は、「無料」の絞り込みを外したモバイルオーダーシステム全般の比較が参考になります。

無料の型(課金構造)で選ぶ

無料で使えるモバイルオーダーは、「何が無料で、いつまで無料なのか」という課金構造で3つの型に分かれます。ずっと無料で使い続けたいのか、注文が入った月だけ払ってよいのか、まず試してから決めたいのか。この違いで、選ぶべき型が変わります。ここでは3つの型を順に見ていきます。

無料で使えるモバイルオーダーの3つの課金構造の型。固定費0円は初期費用も月額固定費も0円で無料プランのまま使い続けられる型、従量課金は月額基本料0円で注文や決済が発生した分だけ手数料を払う型、無料トライアルは恒常的な無料プランはなく一定期間や一部店舗で試してから有料契約を判断する型。

ずっと無料のまま使い続けられるサービス(固定費0円)

初期費用も月額の固定費もかからず、無料プランのまま継続して使い続けられる型です。予算をかけずに注文受付をデジタル化したい店舗に向きます。無料の理由は各社で異なり、広告表示で収益を得るモデルや、支援施策として無料提供しているケースがあります。この型に該当するサービスは、後半の比較表と個別紹介で具体的に紹介します。

ただし、固定費が0円でも無料で使える機能や注文形態には制限があることが多く、決済手数料が別途かかる場合もあります。「固定費0円」と「総額0円」は別物である点は、後半の残る費用の章で確認します。

基本料は無料で、注文が入った分だけ支払うサービス(従量課金)

月額の基本料は0円で、注文や決済が発生したときに手数料を支払う型です。売上がある月だけ費用が発生するため、繁閑の差が大きい店舗や、まずは小さく始めたい店舗に向きます。決済手数料は注文金額に対して数%程度が一般的で、注文が多いほど費用も増える点は理解しておく必要があります。この型に該当するサービスも、後半の比較表と個別紹介で紹介します。

この型では、無料で使える注文形態がテイクアウトや店外の事前注文に限られることがあります。店内のテーブルオーダーを無料で使いたい場合は、後述の比較表で対応範囲を確認してください。

期間限定で無料で試せるサービス(無料トライアル)

恒常的な無料プランはないものの、導入前に一定期間や一部店舗で無料で試せる型です。使い勝手や効果を確かめてから有料契約に進みたい店舗に向きます。無料で使えるのはあくまで試用期間中に限られ、継続利用には料金がかかるため、本格運用の費用は見積もりで確認しておくことが欠かせません。この型に該当するサービスは、後半の比較表と個別紹介で紹介します。

「まず無料で試したい」というニーズには合いますが、ずっと無料で使い続けたい場合は、前述の固定費0円の型を検討するほうが目的に沿います。

3つの型のどれに当てはまるか迷う場合もあります。注文形態(店内かテイクアウトか)・注文の多さ・無料の使い方から自店に合うサービスを絞り込める「30秒で終わる選定診断ツール」を以下にご用意しています。ぜひご活用ください。

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【比較表】無料で使えるモバイルオーダー10サービス

ここからは、無料で使える範囲・月額0円でも残る費用・対応する注文形態・課金構造の型を、10サービスで横並びに比較します。自店の使い方で本当に無料に収まるかを確かめる材料としてご覧ください。

10サービスの中には、テイクアウトの受付だけが無料のものや、無料トライアルのみのものも含みます。ずっと無料のまま使えるかは、各社の「無料で使える範囲」と課金構造の型をあわせて確認してください。

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サービス名funfo(ファンフォ)L.B.B.CloudPutmenuEASY ORDERスマホdeMENUmabo(マボ)Square モバイルオーダーSTORES モバイルオーダーAirレジ オーダーテイクイーツ(TakeEats)
無料で使える範囲店内QR(TableCode)+テイクアウト予約。ハンディ1台まで無料店内飲食+テイクアウトのモバイルオーダー。注文管理・売上分析・対面レジまで(期限なし)事前注文・テイクアウト・イートイン(無料範囲の制限は公式に記載なし)QRセルフオーダーの全機能(注文画面に広告表示あり)セルフオーダー・POS会計・テーブル管理・多言語・売上レポート卓上QRの店内注文+メニュー登録代行(コロナ禍支援プロジェクト)テーブルQRオーダー+オンライン注文(テイクアウト予約等)テイクアウトオーダーのみ(店内テーブルオーダーは有料)店外版(テイクアウト事前注文サイト)のみ(店内版は有料)恒常無料プランなし。無料トライアルのみ(一部店舗・特定メニュー・時間限定)
店内注文●●●●●●●×有料(月7,700円〜)×有料(月17,600円〜)△無料は試用のみ
テイクアウト●●●△公式に記載なし×公式に記載なし×公式に記載なし●●●△無料は試用のみ
月額固定費0円(funfo Free)0円(STARTER)0円(ベーシックプラン)0円(ベーシックプラン)0円(基本機能)0円0円(フリープラン)0円(テイクアウト)/テーブルオーダーは7,700円〜0円(店外版)/店内版は17,600円〜要問い合わせ(公式非開示、恒常無料プランなし)
決済手数料(公式で分かる範囲)3.24〜3.59%(モバイル決済利用時)3.6%(LBBかんたん決済。STARTERでの発生有無は公式に記載なし)公式に記載なし(要問い合わせ)公式に記載なし(会計は既存レジ)なし(決済連携を持たない。会計は店舗が別途用意)公式に記載なしオンライン決済3.6%(無料プランでも必ず発生)/対面2.5%〜3.6%+10円(テイクアウト、注文ごと)/スタンダード併用時1.98%〜店外版は注文3%+オンライン決済3.24%/Airペイ2.48〜3.24%(下限は割引プログラム適用時)公式に記載なし(非開示)
端末・広告など残る費用・条件iPad等は店舗側で用意。ハンディ増設・LINE高度機能は有料(月4,950円〜)PC・プリンター等は店舗側で用意。複数店舗管理・在庫管理・事前決済は上位プラン(月11,000円〜)一部有料プランあり(詳細非公開)。端末費は公式に記載なし注文画面にバナー広告。非表示は月15,000円(税抜)。プリンター等は店舗負担iPad・プリンター等は店舗側の実費。ハンディ・LINE連携の料金区分は公式に記載なし。訪問サポートは実費支援対象を優先し申込を断る場合あり。今後オプション機能が有料になる可能性を公式明記セルフレジ「Squareキオスク」は端末29,980円+アプリ月5,000円/台。ハンディ・KDSは月13,000円(Plus)キッチン用タブレット端末が必要(費用は要問い合わせ)。店内テーブルオーダーは月7,700円〜の有料メニュー注文用端末は別途。店内版は2026年9月30日終了予定のキャンペーンで機器無償・初年度月0円(店外版は対象外)本格運用は個別見積もり。トライアル期間・終了後の課金は公式に記載なし
課金構造の型固定費0円固定費0円固定費0円固定費0円固定費0円固定費0円従量課金従量課金従量課金無料トライアル
詳細情報サービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見る公式サイト公式サイト公式サイトサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見る

※各社公式情報・2026年9月時点

無料のモバイルオーダー10社を個別に紹介

比較表で気になったサービスを、無料で使える範囲・残る費用・無料が続く仕組みまで踏み込んで1社ずつ紹介します。課金構造の3つの型ごとにまとめました。

ずっと無料のまま使い続けられるサービス(固定費0円)

初期費用・月額の固定費をかけずに使い続けられるサービスです。無料で使える機能の範囲や、無料を支える仕組みをあわせて確認していきます。

1. funfo(ファンフォ株式会社)

funfo(ファンフォ)の公式サイト

モバイルオーダーとPOSレジを1つのiPadアプリにまとめた、飲食店向けのサービスです。iPadアプリは無料でダウンロードでき、基本機能を月額0円の「funfo Free」プランから使い始められます。居酒屋・カフェ・学食・社食など、飲食店を中心に導入されています。

無料プランでも、QRコードを使った店内のテーブルオーダー(TableCode)とテイクアウト予約の両方に対応します。ただしfunfo Freeで使えるハンディ(スタッフの注文端末)は1台までで、2台以上に増やす場合は月額4,950円(年額一括払い時の月額換算・ハンディ3台まで)からの有料プランに移行します。

月額0円でも、スマートフォンからのモバイル決済を使うと注文金額に対して3.24〜3.59%の決済手数料がかかります。無料で使えるのは基本機能を開放したフリーミアム型の料金設計で、ハンディの増設やLINEを使った顧客管理の高度化といった上位機能が、有料プランの収益源になっています。

2. L.B.B.Cloud(株式会社LBB)

L.B.B.Cloudの公式サイト

来店客がスマートフォンでQRコードを読み取り、アプリを入れずにブラウザだけで注文から会計まで進められる、飲食店・イベント・リテール向けのモバイルオーダーです。テーブルオーダー・テイクアウト予約・フードコートといった複数の注文形態に対応します。

月額0円の「STARTER」プランは、店内飲食とテイクアウトのモバイルオーダーに対応し、基本的な注文管理・売上分析・対面レジ機能まで利用できます。利用期限の定めはありません。複数店舗管理・在庫管理・注文時の事前オンライン決済などは無料プランの対象外で、必要になった場合は月額11,000円からのBASIC以上に移行します。

決済手数料は「LBBかんたん決済」の利用時で3.6%ですが、STARTERでは事前オンライン決済の機能自体が制限対象のため、無料プランでこの手数料が実際に発生するかは公式には明記されていません。店内向けは店舗側で用意するパソコンやプリンターなどの端末が別途必要です。

3. Putmenu(プットメニュー株式会社)

Putmenu(プットメニュー)の公式サイト

来店前にアプリで料理を選び、事前決済まで済ませておく事前注文型を中心としたモバイルオーダーです。注文確認の待ち時間をなくすことを狙い、呼び出し用のコールベル機能も備えます。事前注文・テイクアウト・イートインに対応し、飲食のほか小売・サービス業でも利用できるとしています。

初期費用・月額費用が0円の「ベーシックプラン」で導入でき、最短で申し込みの翌営業日から使い始められます。ただし公式サイトには一部有料プランがある旨の注記があり、その名称・料金・機能差は公開されておらず要問い合わせです。通常の決済にかかる手数料率も、公式には明示されていません。

日本語で登録したメニューは12言語へ自動翻訳され、来店客は会員登録なしで注文できます。前払い金をチャージできる「Putmenuプリペイド」も用意され、導入事例ではチャージ時に1,000円あたり80円、利用時に1,000円あたり15円の手数料が案内されています。ただし、これが全店舗共通の料率かは公式のプラン説明では確認できていません。

4. EASY ORDER(テンフィールズファクトリー株式会社)

EASY ORDERの公式サイト

テンフィールズファクトリー株式会社が運営する、飲食店向けのセルフオーダーシステムです。来店客が自分のスマートフォンでQRコードを読み取って注文するため、店舗側で顧客用のタブレットを用意する必要がありません。累計導入店舗は1,000店以上とされています。

初期費用・月額費用ともに0円の「ベーシックプラン」は、期間限定のお試しではなく縛りなく使い続けられ、全機能を利用できます。無料プランの収益は注文画面に表示されるバナー広告でまかなわれており、広告を消したい場合は月額15,000円(税抜)のプレミアムプランへの切り替えが必要です。

プレミアムプランには、広告非表示に加えてメニュー登録の代行とコンサルティングが付きます。会計はキャッシュドロワーや既存のレジで行う想定で、オンライン決済機能や決済手数料については公式サイトに記載がありません。店舗側で使うプリンターなどの周辺機器は自己負担です。

5. スマホdeMENU(JC Connect株式会社)

スマホdeMENUの公式サイト

Wi-Fi環境とiPad1台があれば始められる、飲食店向けのQRコード読み取り式セルフオーダーです。来店客はアプリのダウンロード不要で、QRコードを読み込むだけで注文できます。運営はJC Connect株式会社で、日本語・英語・中国語の3言語に対応し、インバウンド需要への対応を訴求しています。

セルフオーダー・商品管理・会計(POS)・テーブル管理・売上レポートといった基本機能は、初期費用・月額利用料ともに無料で提供されると公式に案内されています。一方で、ハンディ機能やLINE連携が無料の範囲に含まれるのか、別途有料になるのかは公式に明記されておらず、料金は要問い合わせとなっています。

このサービス自体は決済サービスと連携しないため、スマホdeMENU側の決済手数料は発生しませんが、会計や決済は店舗が別途用意するレジ・決済端末で行う必要があります。iPad本体やレシートプリンターなどの周辺機器は無料でも店舗側の実費で、訪問によるサポートも別途実費がかかります。

6. mabo(マインドフリー株式会社)

mabo(マボ)の公式サイト

新型コロナウイルス下で経営が厳しくなった中小飲食店への支援策として、マインドフリー株式会社が2020年に立ち上げたモバイルオーダー・セルフオーダーシステムです。卓上のQRコードをスマートフォンで読み取る店内注文を主眼とし、専用アプリのダウンロードやログインは不要です。

初期費用・月額費用がともに0円で、店舗がメニュー写真を送るだけで初期登録を代行する作業も無償です。問い合わせから最短3日で利用を始められる導入スピードを掲げています。

ただし、この無料は広告や決済手数料による収益モデルではなく、支援プロジェクトとして提供されている点に注意が必要です。公式サイトには、今後オプション機能が有料になる場合があることが明記されています。支援が必要な事業者を優先するため申し込みを断る場合があるとも案内されており、全機能が恒久的に無料であることを保証するものではありません。決済手数料の有無は公式サイトでは確認できませんでした。

基本料無料で、使った分だけ支払うサービス(従量課金)

月額の基本料は0円で、注文や決済が発生した分だけ手数料を支払うサービスです。無料で使える注文形態と、注文ごとにかかる手数料の実額をあわせて見ていきます。

7. Square モバイルオーダー(Square株式会社)

Square モバイルオーダーのレストランPOS紹介ページ

Squareは決済・POSを中核とするプラットフォームで、そのレストラン向け機能としてテーブルのQRコードから注文するテーブルオーダーと、テイクアウト予約などのオンライン注文を提供します。Squareアカウントの無料登録だけで、初期費用・月額0円のフリープランから使い始められます。

無料で使えるのはテーブルQRオーダーとオンライン注文で、専用端末や追加のアプリ課金は不要です。ただし顧客がオンラインで支払うたびに決済手数料3.6%がかかり、この決済手数料は月額0円のフリープランでも必ず発生します。

店舗が対面決済端末も併用する場合は、対面決済に2.5%〜(年間キャッシュレス決済額3,000万円未満のVisa・Mastercard・JCBなど。それ以外は3.25%〜)が別途適用されます。

タッチパネルで注文から会計まで完結するセルフレジ「Square キオスク」は無料の範囲に含まれず、端末29,980円(買い切り)とアプリ月額5,000円が1台ごとに必要です。ハンディやキッチンディスプレイなどの機能を使う場合は、月額13,000円(店舗ごと・端末無制限)のプラスプランになります。

8. STORES モバイルオーダー(STORES 株式会社)

STORES モバイルオーダーのサービス紹介ページ

STORES モバイルオーダーは、店内のテーブルオーダーと店外のテイクアウト注文を1つのシステムで受けられる飲食店向けサービスです。STORESが提供するEC・決済・レジなどのサービス群と連携して使えます。

このうち初期費用・月額0円で使えるのは、Webやスマホから事前注文を受けるテイクアウトオーダーです。店内のテーブルオーダーは月額7,700円〜(年間契約・税込・1店舗あたり。月契約は11,000円)の有料メニューで、無料の対象はテイクアウトに限られます。

テイクアウトオーダーは事前決済(クレジットカード・PayPay)で運用し、月額0円でも注文ごとに決済手数料3.6%+10円がかかります。決済・レジ・データ管理をまとめたスタンダードプラン(月額11,000円〜)を併用すると、決済手数料は1.98%〜の優遇レートになります。

9. Airレジ オーダー(株式会社リクルート)

Airレジ オーダーのサービス紹介ページ

株式会社リクルートが提供する飲食店向けオーダーシステムで、顧客のスマホから注文する店内版(セルフオーダー)と、来店前に事前注文・決済する店外版があります。無料のクラウドPOS「Airレジ」、決済「Airペイ」と同じ環境でまとめて導入できる点が訴求されています。

このうち初期費用・月額固定費0円で始められるのは、テイクアウトの事前注文サイトを開設できる店外版です。ただし固定費が0円でも、売上が確定した注文には注文手数料3%+オンライン決済手数料3.24%がかかり、注文用の端末費用は別途必要になります。

一方で、店内版(テーブルオーダー)には恒常的な無料プランがなく、月額17,600円〜(ハンディ1台込み)が基本です。2026年9月30日終了予定の新規導入支援キャンペーンでは、対象プランで機器の無償提供と初年度の月額0円が受けられますが、店外版は対象外です。決済に使うAirペイは初期費用・月額0円で、決済のたびに2.48%〜3.24%の手数料がかかります。

まず無料で試せるサービス(無料トライアル)

恒常的な無料プランはありませんが、導入前に無料で試せるサービスです。試用の条件と、本格運用に進んだ場合の費用感をあわせて確認します。

10. テイクイーツ(TakeEats)(株式会社ランプ)

テイクイーツ(TakeEats)公式サイトのトップページ

テイクイーツ(TakeEats)は、株式会社ランプがテイクアウトの事前予約受付に特化して開発した注文管理SaaSです。店舗ごとに専用の注文ページを作成し、管理画面で商品登録から受注管理までを一元化します。現在はLINE連携によるイートイン向けモバイルオーダー、自社デリバリー、ギフト対応のECカートへと対応形態を広げています。

導入店舗数は全国3,500以上(集計時点は公式に記載なし)で、キルフェボン、HARBS、ヨックモックなどスイーツ・ベーカリー領域のブランドや、商業施設ラゾーナ川崎プラザでの導入事例が公式に公開されています。テイクアウト中心の店舗や、スイーツ・ベーカリー業態と相性のよいサービスです。

料金は恒常的な無料プランがなく、初期費用・月額とも金額は公式非開示の個別見積もりです。無料で使えるのは、一部店舗・特定メニュー・時間限定でスモールスタートして効果を検証する無料トライアルの範囲に限られます。トライアルの期間や終了後の課金の扱いは公式に明記がないため、本格運用の費用は見積もりで確認しましょう。

「月額0円」でも本当に無料か

「月額0円」は、必ずしも「総額0円」を意味しません。ここでは、月額0円でも残りがちな費用と、その無料がいつまで続くのかという2つの観点から、実際の負担を見極めます。

「月額0円」でも残る費用(決済手数料・端末費・広告非表示オプション)

月額の固定費が0円でも残ることがある3つの費用。決済手数料はスマホの事前決済やキャッシュレス決済を使うと注文金額の数%かかり売上が増えるほど負担も増える、端末費は決済用カードリーダーや店内のタブレット・Wi-Fi環境など店舗側で用意する実費、広告非表示オプションは広告表示で無料を実現するサービスで広告を消すと有料になることがある。

月額の固定費が0円でも、実際の運用では別の費用が発生することがあります。代表的なのが決済手数料です。スマホからの事前決済やキャッシュレス決済を使うと、注文金額に対して数%の手数料がかかります。

たとえばオンライン決済ではおおむね3.6%、テイクアウトの事前決済では決済ごとに3.6%に加えて1件あたり十数円といった手数料がかかります(2026年9月時点。各社の実額は比較表で確認できます)。手数料率は注文金額に比例するため、売上が大きくなるほど負担も増えます。

比較表で決済手数料が「公式で分かる範囲」にとどまるサービスは、料率が公式サイトで公開されておらず、正確な負担は問い合わせで確認する必要があります。一方、オンライン決済の機能を持たず会計を店舗の既存レジや現金で行うサービスでは、そのサービス起因の決済手数料は発生しません。

次に、端末やネットワーク周りの費用です。来店客が自分のスマホから注文する方式なら店舗側の専用端末は不要なことが多いものの、決済用のカードリーダーや、店内に置くタブレット、Wi-Fi環境などは店舗側で用意する必要があります。これらは無料プランの対象外で、実費がかかります。

広告表示で無料を実現しているサービスでは、注文画面に広告が出ることがあります。広告を非表示にしたい場合は有料オプションになるケースがあり、この点も「月額0円」の外側で発生しうる費用です。無料で始める前に、決済手数料・端末費・広告非表示オプションの3点を、各社の公式料金ページで確認しておくと、総額のイメージを持ったうえで選べます。

無料モデルの持続性(なぜ無料か・いつまで無料か)

無料で使い続けられるかどうかは、そのサービスがなぜ無料なのかによって変わります。無料を支える仕組みは主に2つあります。ひとつは、注文画面などに広告を表示して収益を得る広告モデルで、店舗は無料のまま使える代わりに広告が表示されます。もうひとつは、業界支援やキャンペーンの一環として無料提供しているケースで、こちらは提供の前提が変われば有料化される可能性があります。

特に支援施策として無料提供されているサービスでは、申込多数の場合に対象を絞って提供されたり、将来的に有料プランへ移行する可能性が公式に示されていたりすることがあります。無料であること自体が魅力でも、それが恒常的な無料プランなのか、条件つき・期間つきの無料なのかは、公式サイトの料金ページや利用規約で確認しておくと安心です。

長く使う前提なら、広告モデルのように無料の根拠がはっきりしているサービスのほうが、見通しを立てやすい面があります。

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無料のモバイルオーダーの選び方

無料のモバイルオーダーは、料金の有無だけでなく「自店の使い方で無料に収まるか」で選ぶことが大切です。ここでは、無料で始める際に特に確認したい4つのポイントを解説します。

店内かテイクアウトか(注文形態)を先に決める

無料の範囲は注文形態によって分かれることが多いため、まず自店が「店内のテーブルオーダー」と「テイクアウト・事前注文」のどちらを無料で使いたいのかを、先に決めておきましょう。サービスによっては、テイクアウトの受付は無料でも、店内のテーブルオーダーは有料という料金設計になっているためです。

たとえば店内の配膳・会計を効率化したいのか、来店前の事前注文で待ち時間を減らしたいのかで、無料で足りるサービスは変わります。使いたい注文形態を先に固めておくと、無料の範囲でサービスを絞り込みやすくなります。

無料版の端末台数・機能・広告表示の制限を確認する

無料プランには、使える機能や規模に制限が設けられていることがあります。登録できるメニュー数や、同時に使えるタブレットの台数、売上レポートや在庫管理などの機能が有料プラン限定になっていないかを確認しましょう。自店の席数やメニュー数で無料の範囲に収まるかどうかが、継続して無料で使えるかの分かれ目になります。

広告表示で無料を実現しているサービスでは、注文画面に広告が出ることを許容できるかも確認しておきましょう。ブランドイメージを重視する店舗では、広告の有無や非表示オプションの料金が選定の判断材料になります。

POSレジ・キャッシュレス決済との連携を確認する

注文データをレジや会計とどうつなぐかは、日々の運用効率に直結します。すでに使っているPOSレジがある場合は、そのレジと連携できるサービスを選ぶと、注文から会計までの二重入力を避けられます。同じ提供元のレジ・決済とセットで使うと無料や割安になるケースもあるため、既存の環境との相性を確認しましょう。

スマホからの事前決済を使いたい場合は、対応する決済手段と手数料率もあわせて見ておきましょう。決済手数料は無料プランでも発生するため、注文形態と決済方法の組み合わせで実際の負担を把握しておくことが欠かせません。

課金構造の型(固定費0円/従量課金/無料トライアル)で選ぶ

最後に、記事の冒頭で見た課金構造の型(固定費0円/従量課金/無料トライアル)に自店を当てはめて考えましょう。ここでの決め手は注文件数の見込みです。注文が多い店舗では従量課金の決済手数料が積み上がり、固定費のある有料プランより高くつくこともあります。逆に注文が少なければ、従量課金のほうが無駄なく使えます。

自店の注文件数の見込みと型を照らし合わせると、無理なく無料を続けられるサービスを選べます。

無料で始める前に確認したい注意点

無料で手軽に始められる一方で、運用に入ってから気づく落とし穴もあります。導入前に押さえておきたい3つの注意点を紹介します。

1つ目は、スマホ操作に慣れていない来店客への対応です。モバイルオーダーは客が自分で注文する仕組みのため、高齢の客や不慣れな客が戸惑う場面が出てきます。従来どおり口頭やタブレットでも注文を受けられるようにしておくと、客層を選ばずに運用できます。

2つ目は、通信環境への備えです。モバイルオーダーはインターネット接続を前提とするため、店内のWi-Fiや通信が不安定だと注文や会計が止まります。通信障害時に紙の注文票やレジで代替できる手順を決めておくと、トラブル時も営業を続けられます。

3つ目は、無料条件や料金の定期的な確認です。無料プランの範囲や決済手数料は、提供元の方針変更で見直されることがあります。契約時に無料だった機能が有料に変わる可能性もあるため、公式の料金ページや通知を定期的に確認し、条件が変わっていないかを見ておくと安心です。

無料で足りなくなったら(有料に切り替える目安)

無料で使い始めても、店舗の成長や使い方の変化で無料の範囲では足りなくなることがあります。ここでは、有料プランや他のサービスへの切り替えを検討する目安を整理します。

典型的なのは、無料では対応していない注文形態や機能が必要になったときです。テイクアウトだけ無料のサービスで店内のテーブルオーダーも使いたくなった場合や、複数店舗の一元管理・在庫管理・詳細な売上分析といった機能が求められるようになった場合は、有料プランへの切り替えが視野に入ります。

また、注文件数が増えて従量課金の決済手数料が積み上がり、固定費のある有料プランのほうが割安になることもあります。無料にこだわりすぎず、総額で比べて判断することが大切です。店内・テイクアウトの両方に対応する有料プランも含めて全体を比較したい場合は、モバイルオーダーシステム全般の比較記事もあわせてご覧ください。

まとめ

初期費用・月額0円で始められるモバイルオーダーは増えていますが、無料の中身はサービスごとに大きく異なります。店内のテーブルオーダーまで無料なのか、テイクアウトだけが無料なのか、月額0円でも決済手数料や端末費が残らないかを、自店の使い方に照らして確認することが、無料を無理なく続けるうえで重要です。

まずは、ずっと無料で使いたいのか・注文が入った分だけ払ってよいのか・試してから決めたいのかで課金構造の型を選び、そのうえで無料の範囲と残る費用を比較すると、自店に合うサービスにたどり着きやすくなります。比較表と診断ツールを、無料で始める最初の一歩の材料としてご活用ください。

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よくある質問(FAQ)

Q. 無料のモバイルオーダーは、この先もずっと無料のまま使えますか?

広告表示で収益を得ているサービスは、その仕組みが続く限り無料のまま使える見込みが立てやすいです。一方、業界支援やキャンペーンとして無料提供しているサービスは、提供の前提が変わると有料に切り替わる可能性が公式に示されていることもあります。長く無料で使う前提なら、無料の根拠(広告モデルか支援施策か)と料金改定の告知を、公式の料金ページで定期的に確認しておくと安心です。

Q. 初期費用・月額0円で使い続けられるモバイルオーダーはありますか?

モバイルオーダーには、初期費用も月額の固定費もかからず、無料プランのまま使い続けられるサービスがあります。広告表示で収益を得るモデルや、業界支援の一環として無料提供しているサービスなどが該当します。

ただし「固定費0円」と「総額0円」は別で、決済手数料や端末費が残る場合があり、無料で使える機能・注文形態・端末台数にも制限があることが多いため、自店の使い方が無料の範囲に収まるかを公式の料金ページで確認しておくことが大切です。

Q. 無料のモバイルオーダーでも決済手数料はかかりますか?

無料のモバイルオーダーでも、スマホからの事前決済やキャッシュレス決済を使うと、注文金額に対して数%程度の決済手数料がかかるのが一般的です。この手数料は月額0円のプランでも発生し、注文金額に比例するため売上が増えるほど負担も大きくなります。

一方、会計を店舗の既存レジや現金で行いオンライン決済を使わないサービスなら、そのサービス側の決済手数料は発生しません。各社の手数料の実額は本記事の比較表で確認できます。

Q. 無料のモバイルオーダーで店内のテーブルオーダーも使えますか?

モバイルオーダーで店内のテーブルオーダーまで無料で使えるかは、サービスによって分かれます。テイクアウトの事前注文だけを月額0円にして店内のテーブルオーダーは有料プランにしている設計もあれば、店内注文まで無料の範囲に含むサービスもあります。「無料」と書かれていても対象が店外の注文に限られることがあるため、店内で使いたい場合は、無料の範囲に店内テーブルオーダーが含まれるかを先に確認しましょう。

Q. 個人経営や小規模な飲食店でも無料のモバイルオーダーは使えますか?

個人経営や数店舗規模の小さな飲食店こそ、初期費用・月額0円のモバイルオーダーが向いています。来店客が自分のスマホでQRコードを読み取る方式なら、店舗側で顧客用のタブレットをそろえる必要がなく、少ない初期投資で始められます。

本記事で扱う無料サービスも、主に個人店から数店舗規模の飲食店を想定しています。ただしフードコートやスタジアム、社員食堂・学食など特定施設向けの用途は無料の選択肢がほとんどないため、有料も含めた比較が必要になります。

Q. 無料のモバイルオーダーのデメリットや注意点は何ですか?

無料のモバイルオーダーには、使える機能・端末台数・注文形態の制限や、決済手数料・端末費で総額が0円にならない点、広告が表示される場合があるといった注意点があります。さらに、来店客のスマホ操作や店舗の通信環境に依存するため、操作に不慣れな客向けに口頭・タブレットでの注文を残す、通信障害時に紙の注文票やレジで代替する手順を決めておくといった備えも必要です。

無料の条件や料金は提供元の方針変更で見直されることがあるため、公式情報を定期的に確認しておくと安心です。

Q. LINE連携や多言語対応は無料の範囲で使えますか?

LINE連携や多言語対応が無料で使えるかは、サービスと機能の中身によって異なります。多言語対応はメニューの自動翻訳を無料の範囲に含むサービスがある一方、LINEは「友だち追加」「注文通知」「顧客管理・自動配信」で対象プランが分かれ、高度な顧客管理は有料プランになることが多くあります。

「LINE連携対応」と表示されていても中身が異なるため、無料で使いたい機能を具体的に決めてから、それが無料プランの対象かを確認しましょう。

Q. 無料プランと有料プランは何が違い、いつ有料に切り替えればいいですか?

無料プランと有料プランは、使える注文形態(店内/テイクアウト)・機能(複数店舗管理・在庫管理・詳細な売上分析など)・端末台数・サポートの範囲で違います。テイクアウトだけ無料のサービスで店内注文も使いたくなったときや、複数店舗の一元管理などの機能が必要になったときが、有料への切り替えの目安です。

また、注文件数が増えて従量課金の決済手数料が積み上がり、固定費のある有料プランのほうが割安になることもあるため、総額で比べて判断しましょう。

Q. 使っているPOSレジと無料のモバイルオーダーを連携できますか?

モバイルオーダーと連携できるPOSレジはサービスごとに異なるため、導入前に自店のレジと連携できるかを必ず確認する必要があります。同じ提供元のレジ・決済とセットで使うと、注文から会計までの二重入力を避けられ、無料や割安になるケースもあります。すでに使っているレジがある場合は、そのレジに対応したモバイルオーダーを選ぶと運用がスムーズです。

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監修者

マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト

松嶋真倫

都市銀行にて金融実務を経験後、暗号資産関連スタートアップの創業期に参画し、市場分析・業界調査に従事。2018年にマネックスグループ入社。以降、ビットコインをはじめとするデジタルアセットからマクロ経済環境まで、金融市場を横断した調査・分析および情報発信を担う。FinTech・次世代金融領域のリサーチ統括、各種レポートや書籍の執筆、日本経済新聞など国内主要メディアへのコメント・寄稿、イベント登壇などを行う。2021年3月より現職。
記事内でご紹介している製品・サービスは監修者が選定したものではなく、編集部が独自に選定したものです。
監修の範囲は記事の一般的な解説部分であり、比較表および各製品・サービスの紹介内容は監修の対象外です。

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