自社のECサイトを新しく立ち上げたい、あるいは既存のサイトを作り直したいと考えたとき、どの制作会社に依頼すればよいか判断が難しいと感じていませんか。会社ごとに得意な領域や対応できる規模、費用感が異なり、公開後の集客や運用まで任せられるかどうかも見極めが必要です。
実績や得意分野、費用、サポート体制をどのように見比べれば、自社の目的と予算に合った依頼先を数社に絞り込めるのでしょうか。
この記事では、ECサイト制作会社を得意領域別に比較し、各社の実績・対応規模・費用・公開後のサポートを整理します。選び方の評価軸や規模別の費用相場、使える補助金、カートシステムを使って自分で作る場合との違いまで解説しますので、依頼先を検討する際の判断材料としてご活用ください。
また、自社に合う会社をすぐに知りたい場合は、目的・規模・予算から候補を絞り込める「30秒で終わる選定診断ツール」もご用意しています。
制作会社に委託すべきか、カートシステムで自作すべきかを迷っている場合は、先に「カートシステム(自作)と制作会社(委託)の違い」もあわせてご確認ください。
目次
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ECサイト制作会社の選び方|比較の評価軸とチェック項目
ここからは、ECサイト制作会社を比較・検討するうえで押さえておきたい評価軸を整理します。実績・得意領域・費用・公開後のサポートという4つの観点で、得意領域ごとに各社を比較します。重視する軸は会社の状況によって異なるため、自社が重視するポイントに沿って読み進め、候補を数社に絞り込んでください。
同じ業界・同じ規模での制作実績が豊富か
ECサイト制作では、同じ業界や近い事業規模での制作実績があるかどうかが、仕上がりの精度と進行のスムーズさを左右します。アパレル、食品、BtoB、定期購入(サブスクリプション)など、業種によって必要な機能や決済・配送の要件が異なるためです。
各社の公式サイトに掲載された制作事例を見て、自社と商材・販売形態・規模が近い実績があるかを確認することが重要です。実績が特定の業種に偏っている会社は、その領域では強みを発揮する一方、要件が大きく異なる商材では提案の幅が狭くなることがあります。
自社の目的と対応規模に合った得意領域を持っているか
制作会社にはそれぞれ得意とする領域があり、大規模なシステム開発に強い会社もあれば、デザインやブランディング、短期間・低コストでの立ち上げ、モール出店の支援を得意とする会社もあります。自社が実現したいこと(独自機能の開発なのか、ブランド体験の表現なのか、まず小さく始めることなのか)を先に言語化し、それに合う得意領域を持つ会社を選ぶと、提案と費用のミスマッチを避けられます。
対応できる事業規模や想定するアクセス数の上限も会社ごとに差があります。立ち上げ後に商品数や取引が増える見込みがあるなら、将来の拡大まで見据えて対応範囲を確認しておくと、短期間での作り直しを避けられます。
費用と追加コストが見合っているか
制作費は見積もりの総額だけでなく、何が含まれ、公開後に何が追加で発生するかまで含めて比較することが欠かせません。初期の制作費に加え、月額の保守・運用費、決済手数料、サーバー・ドメイン費用、公開後の改修費などが継続的にかかるためです。
見積もりの内訳を各社から同じ条件で取り、初期・月額・追加に分けて比べると、安く見えても後から費用がかさむケースを見分けられます。費用相場と追加コストの目安は、記事後半で詳しく解説します。
公開後の集客・運用まで伴走してくれるか
ECサイトは公開して終わりではなく、公開後に売上を伸ばす運用が本番です。制作だけを請け負う会社と、公開後のSEO・広告・顧客管理(CRM)・改善まで一体で支援する会社があり、自社に運用の体制やノウハウがどの程度あるかで必要なサポートの範囲が変わります。
社内で運用できる体制があれば構築中心の会社でも足りますが、運用まで任せたい場合は、改善提案や数値報告まで対応できる会社を選ぶと公開後のつまずきを減らせます。契約前に、公開後の支援メニューと費用の範囲を確認しておきましょう。
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得意領域別に見るECサイト制作会社の5つのタイプ
ECサイト制作会社は、得意とする領域によって大きく5つのタイプに分けられます。自社の目的に近いタイプを把握しておくと、数ある会社の中から候補を絞り込みやすくなります。

大規模・システム開発に強いタイプ
独自の機能開発や基幹システムとの連携、大量のアクセス・商品数に耐える設計を得意とするタイプです。Adobe Commerce(Magento)やECパッケージ、フルスクラッチでの開発に対応し、既存の在庫・会員・受発注の仕組みと連携した複雑な要件に応えます。中堅〜大企業の新規構築や、規模拡大に伴うリニューアルに向いています。
集客・運用まで伴走するマーケティング支援に強いタイプ
サイトを作るだけでなく、公開後のSEO・広告運用・顧客管理・改善施策まで一体で支援し、売上の成長に伴走するタイプです。構築と運用を切り分けず、データにもとづく改善を継続したい企業や、社内に運用の専任体制がまだ整っていない企業に向いています。
デザイン・ブランディングに強いタイプ
ブランドの世界観やユーザー体験(UI/UX)の表現力を強みとするタイプです。商品の魅力や世界観を丁寧に伝えたいアパレル・コスメ・ライフスタイル系の商材や、ブランドの立ち上げ・刷新に合わせてECを整えたい企業に向いています。
低コスト・小規模から始めやすいタイプ
初期費用を抑え、短期間でECを立ち上げることを得意とするタイプです。ASP・クラウド型のカートを活用した定額・低価格のプランを用意していることが多く、まず小さく始めて反応を見たい小規模事業者や、予算が限られる新規事業に向いています。
特定プラットフォーム・モール出店(Shopify・楽天など)に強いタイプ
Shopifyでの構築代行や、楽天市場・Amazonといったモールへの出店・運用に特化したタイプです。採用するプラットフォームが決まっている場合や、モールの集客力を活用しながら自社ECも並行して育てたい企業に向いています。
自社がどのタイプに適しているかの判断が難しいこともあります。そのような場合でも最適なサービスを最短で見つけられるよう、目的・規模・予算・重視する点から会社タイプと候補を絞り込める「30秒で終わる選定診断ツール」を以下にご用意しました。ぜひこちらもご活用ください。
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【比較表】ECサイト制作会社を得意領域・対応規模・費用・対応カートで比較
ここからは、自社の課題や要件に合わせて客観的に比較・選定できるよう、主要なECサイト制作会社を得意領域・対応規模・対応カート(構築方式)・費用の目安・公開後のサポートの観点で横並びに整理します。気になる会社は、続く個別紹介で詳しく確認してください。なお「公開後サポート」欄の ● は集客・運用まで一体で伴走すること、△ は保守・運用が中心で集客支援は限定的なことを表します。
| 会社名 | マルウェブ | ecbeing | GMOクラウドEC | ND&I | Crescent | G1 commerce(UZEN) | IBF | ガジェログ | メテオリレイ | いつも | GMOグローバルEC | ブランジスタソリューション | サヴァリ | アライバルクオリティー | スパイスファクトリー | アートピース | リワイア | LIG | かいな | アプリコットデザイン | askme | ハピプロ | ブレイントラスト | ハックルベリー | フルバランス | コマースメディア | これから | メルカート | アートトレーディング | プレイビット | スタジオカレン | ワンプルーフ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 得意領域 | 大規模・システム開発 | 大規模・システム開発 | 大規模・システム開発 | 大規模・システム開発 | 大規模・システム開発 | 大規模・システム開発 | 大規模・システム開発 | 大規模・システム開発 | 大規模・システム開発 | 集客・運用支援 | 集客・運用支援 | 集客・運用支援 | 集客・運用支援 | 集客・運用支援 | デザイン・ブランディング | デザイン・ブランディング | デザイン・ブランディング | デザイン・ブランディング | デザイン・ブランディング | デザイン・ブランディング | 低コスト・小規模 | 低コスト・小規模 | 低コスト・小規模 | 特定PF・モール出店 | 特定PF・モール出店 | 特定PF・モール出店 | 特定PF・モール出店 | 特定PF・モール出店 | 特定PF・モール出店 | 特定PF・モール出店 | 特定PF・モール出店 | 特定PF・モール出店 |
| 対応規模 | 中堅〜大規模 | 中堅〜大手 | 中〜大規模 | 小規模〜大規模 | 中〜大規模 | 中堅〜大規模 | 中堅〜大規模 | 要問い合わせ | 小規模〜大規模 | 中堅〜大手 | 中堅〜大手 | 中小〜中堅 | 小規模〜中堅 | 中小〜中堅 | 中小〜大規模(Shopify Plus) | 中小〜中堅 | 中小〜中堅 | 中堅〜大規模 | 中小〜中堅 | 小規模〜中小 | 小規模〜中小 | 小規模 | 小規模 | 中小〜中堅 | 中小〜大規模(Shopify Plus) | 中小〜大規模(Shopify Plus) | 中小〜中堅 | 中堅〜大手(年商1億〜10億円) | 小規模〜中堅(年商1億円規模) | 中小〜中堅 | 中小〜中堅 | 中小〜中堅 |
| 対応カート・構築方式 | Adobe Commerce(Magento) | 自社パッケージ(ecbeing) | ヘッドレス(クラウドEC)/MakeShop | EC-CUBE/Shopify/futureshop/MakeShop | モール/ASP/EC-CUBE・Magento/フルスクラッチ | 自社パッケージ(G1 commerce) | フルスクラッチ/カート選定から対応 | EC-CUBE/独自・フルスクラッチ | EC-CUBE/WordPress+Welcart/フルスクラッチ | futureshop/楽天(自社ECはfutureshop中心) | Shopify/Adobe Commerce/WooCommerce(越境中心) | futureshop(移行中心) | フルオーダーメイド(カート非公表) | ショップサーブ/楽天RMS | Shopify/Shopify Plus | Shopify/EC-CUBE/futureshop/MakeShop | Shopify | Shopify(EC-CUBE対応は未確認) | Shopify/futureshop/MakeShop/カラーミー/EC-CUBE | 要問い合わせ | Shopify/ecbeing/EC-CUBE+モール | MakeShop/カラーミー/ショップサーブ/STORES+モール | カラーミー/Shopify/BASE+モール | Shopify | Shopify/Shopify Plus | Shopify/Shopify Plus(EC-CUBEリプレイス) | Shopify/MakeShop/ecforce/futureshop | 自社クラウドEC(メルカート) | Shopify/Shopify Plus | Shopify | ecforce/W2/楽天RMS・GOLD/Shopify | ASP/EC-CUBE・WordPress/Adobe Commerce/フルスクラッチ |
| 費用目安 | 要問い合わせ (目安200万円〜) | 要問い合わせ | 初期1.1万円〜/月額5.5万円〜 (makeshopエンタープライズ) | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | デザイン構築300万〜800万円 フルスクラッチ1,000万円〜 | 要問い合わせ | EC-CUBE構築100万円〜 (小規模20万円〜) | 要問い合わせ (TOP制作25万円〜のページ単位料金) | 要問い合わせ | 移行60万円〜/リニューアル95万円〜 | 小規模71.5万円〜/標準330万円〜(税込) | 要問い合わせ | 300万円〜(ベーシック) ブランドEC500万/フルオリジナル1,000万円〜 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | Shopify構築120万円〜 フルカスタム600万円〜 | 要問い合わせ | 自社EC40万円〜/オリジナル100万円〜(+税) | 109,780円〜(税込・定額パッケージ) | 5万円〜(税別・ECスタートパック) | 要問い合わせ | 要問い合わせ (保守月額5万円〜) | Shopify Plus構築450万円〜 (標準は要問い合わせ) | 要問い合わせ | 初期19万円/月額4.9万円〜(3プラン) | 100万円〜(税抜) | 要問い合わせ | 要問い合わせ | ASP40万円〜/EC-CUBE50万円〜 Adobe Commerce100万円〜/フルスクラッチ200万円〜 |
| 公開後サポート | △保守・運用に対応 | ●運用・マーケ支援 | ●運用・マーケ支援 | ●運用代行・保守 | ●運営支援・プロモーション | ●運用支援 | ●広告運用・分析まで | △構築中心 | △保守・運用に対応 | ●集客・運用まで一気通貫 | ●越境EC運用まで | ●運用代行まで | ●運営代行・広告運用 | ●SEO・広告運用まで | ●運用改善・マーケ支援 | ●運用・広告まで | ●運用・CX支援 | △保守対応(集客は中心でない) | ●CRM・SNS運用まで | ●広告運用まで | ●SEO・広告・運営代行 | △保守は別途オプション | ●運営代行・サポート | ●集客・CRM・保守まで | ●保守・運用サポート | ●運営・グロース支援 | ●集客・ブランディング支援 | ●カスタマーサクセス伴走 | ●運営代行・物流まで | ●運用・グロース支援 | ●広告運用・コンテンツ制作 | ●広告運用・CS・物流まで |
| 詳細情報 | 公式資料を見る | サービス詳細を見る | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | サービス詳細を見る | サービス詳細を見る | サービス詳細を見る | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | サービス詳細を見る | サービス詳細を見る | サービス詳細を見る | サービス詳細を見る | サービス詳細を見る | サービス詳細を見る | サービス詳細を見る | 公式サイト | 公式サイト |
ECサイト制作会社おすすめ32選|得意領域別の実績・費用・サポート
比較表で気になった会社について、実績・得意領域・費用感・対応するプラットフォーム・公開後のサポートを、得意領域のタイプごとに紹介します。自社の目的に近いタイプから読み進めてください。
大規模・システム開発に強いECサイト制作会社
まずは、独自要件の開発や基幹システムとの連携、大規模なアクセスに対応できる会社です。
1. Magento / Adobe Commerce構築・リニューアル支援(株式会社マルウェブ)

株式会社マルウェブは、Adobe CommerceとMagento Open Sourceを用いたECサイトの新規構築・リニューアル・保守運用を一貫して手がける制作会社です。要件定義から設計・開発、デザイン調整、基幹システムとの連携までを、社内のディレクター・エンジニア・デザインコーダーが担当します。
Adobe Commerce認定パートナー(ブロンズ、2021年3月加盟)で、取引先別価格・見積依頼・承認フローなどのBtoB受発注機能や、多言語・多通貨・国別サイトを使った越境EC構築にも対応します。日本側が要件整理と進行管理を担い、ベトナムの開発チームと連携する体制をとっています。
標準的なECパッケージでは対応しにくい、多言語・多通貨や複数ブランド、BtoB取引などの独自要件を持つ企業に向いています。公式サイトに料金表はなく、費用は要問い合わせです。同社の自社メディアでは、標準的な構成で200万円〜(約3カ月〜)、基幹連携や多言語対応を含む中規模案件で850万円〜(6カ月以上)という目安を示しています。
BtoB向けのEC構築を検討する企業にとっては、社内のどの部署を巻き込むかも準備段階の論点になります。同社はカタログのインタビューで、BtoB機能を導入する企業の社内体制について次のように述べています。
見積依頼や承認フロー、顧客別価格設定といったBtoB機能を使う企業では、EC・デジタル部門だけでなく、営業企画、営業管理、情報システム部門などが関わるケースが多いです。
BtoBの場合は単なるECサイト構築ではなく、既存の受注業務や営業フローそのものを見直すプロジェクトになります。そのため、実際に受発注業務を担当している部門とシステム部門が連携して進めることが重要になります。
2. ecbeing(株式会社ecbeing)

ecbeingは、1999年の提供開始以来続くECサイト構築パッケージで、同名の株式会社ecbeingがパッケージの開発から構築・運用までを担います。中堅〜大手企業向けのフルカスタマイズ型で、戦略立案からデザイン制作、システム構築、公開後の運用・マーケティング支援までを一貫して提供します。
ビームス、ANA X、東急、ワークマンなど大手・中堅企業を中心に1,600サイト超の構築実績があり、開発体制700名以上・マーケティング支援体制300名以上という人員規模を公式サイトで掲げています。公式サイトでは、標準機能で要件の約90%をカバーできると説明しています。
BtoB専用の「ecbeing BtoB/ecWorks」や越境EC向けの「ecbeing越境フルサポート」も自社で展開しています。構築費用は非公開で、要問い合わせとなっています。月額は運用・クラウド・ライセンスなど複数項目の合算で、BtoBプランの最低契約期間は2年です。
3. GMOクラウドEC(GMOメイクショップ株式会社)

GMOクラウドECは、GMOメイクショップ株式会社が提供するECサイト構築サービスです。画面と管理システムを分離したヘッドレスコマース構成を採用し、フルカスタマイズ型の「クラウドECプラン」と、ASPカートMakeShopをベースにカスタマイズする「makeshopエンタープライズ」などのメニューで構成されています。
会員数千万人規模の高トラフィックサイトや複数ブランドのマルチサイト、基幹システム連携を伴う中〜大規模の案件を主な対象としています。導入事例では、ゴディバジャパンで受注業務の作業時間を30%削減し作業人員を8名から4名に、メアシスで新規顧客獲得数が2.5倍になったことが公表されています。
「makeshopエンタープライズ」の標準プランは初期費用11,000円(税抜10,000円)〜・月額55,000円(税抜50,000円)〜、専用サーバープランは初期220,000円(税抜200,000円)〜・月額110,000円(税抜100,000円)〜です。ヘッドレス型の「クラウドECプラン」の費用は個別見積もりとなっています。
4. 株式会社ND&I

株式会社ND&Iは、EC-CUBE・Shopify・futureshop・MakeShopなど複数のプラットフォームに対応するECサイト制作会社で、大阪本社と東京オフィスの2拠点体制です。EC-CUBEの公式パートナー一覧にも掲載されています。
大規模案件では、株式会社ユニットコム(パソコン工房)の継続的な支援や、会員50万人規模の株式会社ワールドツール(ASTRO PRODUCTS)のリニューアルを手がけています。自動見積書発行・掛け率設定・掛け払い決済・基幹システム連携といったBtoB ECの開発実績もあります。
構築後のEC運用代行・保守やカート乗り換え・リニューアル、越境EC構築、AWS導入支援までを対応範囲としています。構築費用は公式サイトで公開されておらず、見積もりは問い合わせが必要です。
5. 株式会社Crescent(クレセント)

株式会社Crescent(クレセント)は、ECコンサルティングを主軸に、サイト構築・運営支援・プロモーションまでを一体で提供する会社です。公式サイトでは、構築やシステム開発、運用、広告のいずれかを単体で請け負うのではなく、コンサルティングと組み合わせて提供するとしています。
対応する構築方式は、楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazonなどのモール型、futureshop・ショップサーブ・MakeShopのASP型、EC-CUBEやMagentoを用いたカスタム開発におよびます。大規模なECサイトでは、オリジナルカートをスクラッチで開発することも可能としています。
文化シヤッターやテイツーなどの導入事例を公開し、公式サイトでは年間300社以上の実績を掲げています。構築費用は公開されておらず、見積もりは電話または問い合わせフォームからの案内となります。
6. G1 commerce(株式会社UZEN)

G1 commerceは、株式会社UZENが自社開発するECプラットフォームです。ASPカートやオープンソースをベースにせず独自に開発されており、ヘッドレスコマースに対応し、API方式で基幹システムやERP、POS、決済、WMSと連携します。
テナント型ECモール、BtoB取引、オムニチャネル、越境ECなど複数のビジネスモデルを単一のプラットフォームで扱える点を特徴としています。2017年には、株式会社パルコのファッションブランド直営ECサイトの基盤として採用されました。
韓国・中国・マレーシア・フィリピンの海外4拠点を活用した多言語・多通貨対応を備え、2016年にISO/IEC 27001を取得しています。複数ブランド・複数店舗の展開や基幹システム連携を伴う中堅〜大規模の事業者に向いており、構築費用は非公開で、問い合わせによる個別見積もりです。
7. インターネット・ビジネス・フロンティア株式会社(IBF)

インターネット・ビジネス・フロンティア株式会社(IBF)は、戦略立案から構築、公開後の運用までを一気通貫で支援する会社です。コンサルティング・広告運用・クリエイティブ・システム開発の4つの専門セクションを社内に置き、事業計画の策定やカート選定の段階から対応します。
ECサイトのデザイン構築は300万円〜800万円で、品質維持のため新規の受注を年間5社までに制限しています。ゼロから開発するフルスクラッチのECシステム構築は1,000万円〜で、こちらは年間1社限定として公式サイトに明示されています。
構築後は、広告運用やABテスト、データ分析までを同じ社内体制で担います。公式サイトでは、20年間で400社以上の支援実績と、平均で約9年という継続支援期間を掲げています。
8. 株式会社ガジェログ

UI/UXデザインを軸にWeb制作やシステム開発を手がける株式会社ガジェログは、ECサイト制作もその一領域として提供しています。EC構築では、モール出店支援・クラウド型・オリジナル型の3つの区分を掲げ、独自パッケージ開発からオープンソースまで対応するとしています。
EC-CUBEの公式インテグレートパートナーに掲載されており、EC-CUBE 3系・4系の構築やカスタマイズの実績を持ちます。デザイン・制作・システム開発を社内で一貫して対応できる体制をとり、プライバシーマーク(第21000790号)を取得しています。
構築対象の業種や事業規模、代表的な導入企業名は、公式サイトで個別には公表されていません。構築費用も非公開で、見積もりは問い合わせが必要です。
9. 株式会社メテオリレイ

株式会社メテオリレイは、EC-CUBEを主力に、WordPress+WelcartやZenCartなどのオープンソース、自社独自パッケージ、フルスクラッチまで対応するECサイト構築会社です。Amazon・Yahoo!ショッピングとのモール連携にも対応します。
システム開発事業部のEC-CUBE構築はプラン制で、ECベーシックが初期費用100万円〜、ECプレミアムが200万円〜、ECエンタープライズが400万円〜、エンタープライズプラスが800万円〜です。運用費はレンタルサーバーが月額3,000円〜、専用サーバーが月額24,000円〜となっています。
一方のWebサイト制作事業部では、ネットショップ・EC-CUBE制作を20万円〜とする小規模向けのメニューも用意しています(決済代行接続は別途10万円〜)。公式サイトでは3,832社の導入実績を掲げています(集計時点の記載はなし)。
集客・運用まで伴走するマーケティング支援に強いECサイト制作会社
続いて、構築後の集客・運用・改善まで一体で支援し、売上の成長に伴走する会社です。
10. 株式会社いつも

株式会社いつもは、EC・D2C支援を主力とする東証グロース上場企業(証券コード7694)で、制作は「売れるECサイト立ち上げサービス」として提供されています。構築の中心は楽天市場店舗のデザイン・ページ制作と、クラウドECのfutureshop(コマースクリエイター)への乗り換え・初期制作の支援です。
自社EC向けの構築はfutureshopに限定されており、Shopify・EC-CUBEなど他カートを横断した新規構築は公式サイトに明記されていません。楽天市場店舗の制作費は、TOPページ制作25万円、ディレクション費30万円といったプロジェクト総額ではなくページ・パーツ単位の個別料金です。
制作に加えて、広告運用・メルマガ制作・月額定額の継続更新(SUGOUDE)まで対応し、EC事業全体を一気通貫で支援する体制を掲げています。月額料金は要問い合わせです。
11. GMOグローバルEC株式会社(旧ジェイグラブ株式会社)

GMOグローバルEC株式会社(旧ジェイグラブ株式会社)は、越境EC(海外向けEC)を主軸とするEC支援会社で、国内向けの自社EC構築は親会社との連携が前提となる点に留意が必要です。2026年1月にGMOメイクショップの連結子会社となり、現在の社名に変更しました。
ECサイト構築はShopify・Adobe Commerce(Magento)・WooCommerceに対応しますが、いずれも越境EC向けの構築が中心です。国内向けの自社EC構築は親会社GMOメイクショップの「makeshop byGMO」との連携で提供する体制で、同社が単独で国内ECを一から構築するサービスは公式に打ち出されていません。
Shopify社の認定パートナー(Shopify Experts)で、越境ECの累計支援実績は公式サイトのトップページで3,000社以上と記載されています。サイト構築や運用の費用は非公開で、要問い合わせです。
12. 株式会社ブランジスタソリューション

株式会社ブランジスタソリューションは、受注処理・物流・CS・広告運用などEC運営の業務を請け負うEC運営支援を主軸とし、東証スタンダード上場の株式会社ブランジスタのグループ会社です。
ECサイト構築に当たるのは、クラウドECのfutureshopへの移行・リニューアルを扱う「futureshopプラン」で、futureshop認定マイスターが担当します。Shopify・EC-CUBEなど他カートの新規構築は公式に記載がなく、構築の対象はfutureshopへの移行が中心です。
料金は、既存カートからの移行プランが60万円〜、デザインリニューアルを含むプランが95万円〜、運用代行まで含むプランが初期費用20万円+月額40万円〜(1年契約)です。物流・CS・広告運用までグループ内でまとめて任せられます。
13. サヴァリ株式会社

サヴァリ株式会社は、2007年創業のEC/D2Cマーケティング総合支援会社で、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングなどのモール運営代行を主力としています。ECサイト制作は、この運営代行で培ったノウハウを活かすメニューの一つという位置づけです。
WEB・ECサイト制作は新規構築・リニューアルの両方に対応し、テンプレートを使わないフルオーダーメイドを掲げています。ECサイト構築の費用は、小規模が71.5万円(税込)〜、標準が330万円(税込)〜で、対応するカートの具体名は公式サイトに記載がありません。
構築後は、運営代行・コンサルティング・広告運用まで一体で引き継げるほか、新商品のテストマーケティングを支援する「テスト販売プラン®」も用意しています。公開後の運用改善まで任せたい事業者に向きます。
14. 株式会社アライバルクオリティー

株式会社アライバルクオリティーは、クリエイティブとマーケティングの2領域を軸に、ECサイトの企画・制作・運用を支援するエージェンシーです。新規ECの立ち上げから運用までを「E-CCL(ECチャネル立上)」として一体で扱います。
公式サイトでは対応カートの具体名を列挙しておらず、確認できるのはショップサーブ(Eストアー)のPlatinum Partner認定と、楽天市場のRMS Service Squareへのページ制作・リニューアルプランの登録です。制作費は公開されておらず、個別見積もりとなります。
デザイン・UI/UX・LPO(ランディングページ最適化)・SEO・広告運用・アクセス解析・撮影・多言語対応までを伴走型で提供する体制を掲げ、制作後の運用改善まで支援します。
デザイン・ブランディングに強いECサイト制作会社
次に、ブランドの世界観やユーザー体験の表現力を強みとする会社です。
15. スパイスファクトリー株式会社

AI・デザイン・アジャイル開発を軸にデジタルトランスフォーメーション(DX)支援を手がけるスパイスファクトリー株式会社は、事業の一つとしてShopifyを用いたECサイト構築を提供しています。2021年1月にShopifyの公式認定「Shopify Experts」を取得し、中小規模から大規模(Shopify Plus)までの構築に対応しています。
構築費用はベーシック(300万円〜)、ブランドEC(500万円〜)、フルオリジナル(1,000万円〜)の3プランが公式に示されています。このうちブランドECプランは、ブランドの世界観を表現するオリジナルデザイン制作を中心に据え、ブランディングコンサルティングを含む場合もあります(月額の運用費用は非公開)。
支援範囲はRFP前の相談から要件定義・UI/UX設計・実装、リリース後の運用改善・マーケティング支援までで、構築だけで区切らず一気通貫で請け負う体制を示しています。D2Cブランドのオンラインストア構築事例を公開しています。
16. 株式会社アートピース

ファッション業界に特化したEC構築を主力とするのが、東京・恵比寿に拠点を置く株式会社アートピースです。ブランディング戦略の立案からサイト構築、商品撮影、公開後の運用・広告までを一貫して手がけるEC特化の制作会社です。
対応するカートはShopify・EC-CUBE・futureshop・MakeShopで、ShopifyのExperts認定とfutureshopの認定マイスターの双方を保有しています。デザイン・構築に加え、商品撮影や画像加工、決済代行の手配、SNS・リスティング広告の運用まで含めて任せられます。
アパレルブランドのリニューアル事例では、公開後にEC売上が約150%へ伸長したと公表しています。構築費用は公開されていないため、見積もりは問い合わせが必要です。なお、Shopify構築では公開後1ヶ月間のサポートが付きます。
17. 株式会社リワイア

株式会社リワイアは、Shopifyに特化したEC支援会社です。フィードフォースグループの子会社として、Shopifyを用いたサイト設計から運用までをワンストップで支援し、ブランドの世界観を損なわずに顧客体験(CX)を高めるサイト構築を強みとしています。EC構築・開発に加えて、自社開発のアプリと顧客データ統合サービスも展開しています。
ポイント・会員ランク・購入後フォローといった顧客体験(CX)向けのShopifyアプリを自社で開発している点が特徴です。EC・コミュニティ・実店舗に分散した顧客情報をShopifyに集約する顧客データ統合サービス(App Unity)も手がけ、構築後の顧客体験の向上まで一体で設計できる体制を持ちます。
2026年4月にはShopifyの上位認定「Shopify Premier Partner」を取得しています。要件定義・デザイン・アプリ開発・外部システム連携に対応し、新規構築だけでなく既存ストアの改善・機能拡張にも応じます。構築費用は非公開のため、費用は問い合わせが必要です。
18. 株式会社LIG

コーポレートサイトやメディアサイトの受託制作を主軸とするWeb制作会社が、株式会社LIGです。ECサイト制作はサービスの一つという位置づけで、自社のECパッケージは持たず、Shopifyなどのプラットフォームを使った構築やリニューアルを請け負います。
自社のWeb制作で培ったデザイン力を強みとし、Awwwards・FWA・CSS Design Awardsといった国際的なデザインアワードの受賞歴を公式ブログで示しています。UI/UXの専門チームを置き、デザイン性を重視するECサイトの構築に対応します。
Shopifyへの移行実績では、商品特有の情報処理に合わせたカスタムアプリや在庫・税計算の外部連携を実装しています。フィリピンにオフショア開発拠点を持ち、大規模アパレルECの基幹システム保守も手がけます。EC構築向けの料金は公開されていないため、費用は問い合わせが必要です。
19. 株式会社かいな

名古屋市に本社を置く株式会社かいなは、「ブランディング会社」を掲げてEC・Webサイト制作を手がけています。市場調査やコンセプト開発といった上流から、ECサイトの構築・運用、商品撮影までを社内で一貫して担います。
対応カートはShopify・futureshop・MakeShop・カラーミーショップ・EC-CUBEなどと幅広く、プランごとに料金を公開しています。Shopify構築プランは初期120万円〜・月額5万円〜、フルカスタムの共創ECパッケージ「tri-co」は初期600万円〜・月額15万円〜です。
独自の統合プラットフォーム「HAKOB」でブランドサイトとECサイトを一体化できるほか、構築後はCRM・MAツール運用やアクセス解析、SNS運用まで対応します。食品・工芸品・アパレルなど、消費者向けブランドの制作実績を公開しています。
20. 株式会社アプリコットデザイン

Web制作とブランディングを手がける株式会社アプリコットデザインは、長野市を拠点に東京・金沢にも展開しています。「戦略」「デザイン」「運用」の3領域で事業を構成し、ECサイト制作はこのうちデザイン領域のサービスの一つです。
ブランド設計からWebデザイン・広告運用までを一貫して提供する体制を掲げ、ECサイトの制作実績として27件を公式サイトで公開しています。実績には地域の食品・飲料や工芸品、飲食店などの事業者が並びます。
構築費用は公開されていないため、見積もりは問い合わせが必要です(受付は平日10:00〜18:00、電話0120-622835)。対応するカートなどの詳細も、問い合わせ時にあわせて確認するとよいでしょう。
低コスト・小規模から始めやすいECサイト制作会社
初期費用を抑え、小規模から短期間で立ち上げたい場合に向く会社です。
21. askme(株式会社askme)

大阪と東京に拠点を置く株式会社askmeが、2004年から手がけるECサイト制作・運用代行サービスです。楽天市場・Yahoo!ショッピング・au PAYマーケットへのモール出店支援と、Shopify・ecbeing・EC-CUBEなどを使った自社ECサイト構築の両方に対応しています。
企画・デザインから商品登録、SEO、広告運用、メールマガジン配信、運営代行までを一体で請け負う体制をとり、累計1,500店舗以上(2004年〜、時点表記なし)の制作実績を公式サイトで掲げています。
自社ECサイト構築の費用は、既存店舗のデザインを流用するコピー出店プランが40万円+税〜、ゼロから作るオリジナル制作プランが100万円+税〜です。楽天市場向けの制作は18万円+税〜から用意されています。モール出店と自社EC構築のどちらも相談できるため、販路を横断して検討したい事業者に向きます。
22. ハピプロ(株式会社ハピプロ)

初期費用を抑えた定額パッケージでECサイトを制作する会社です。株式会社ハピプロが2008年の設立以来、楽天市場・Yahoo!ショッピングへのモール出店と、MakeShop・カラーミーショップ・ショップサーブ・STORESといったASPカートでの自社EC構築を手がけています。
料金は、モール出店向けのスタンダードPACKが109,780円(税込)、スマホ対応を含む自社ECカート向けのレスポンシブPACKが164,780円(税込)と、いずれも10万円台の定額制です。デザイン修正3往復までを標準に含み、パッケージの範囲を超えなければ追加費用が生じない「定額保証」を掲げています。
商品ページの制作や商品登録代行は標準範囲に含まれる一方、集客・広告運用やCRM、納品後の継続保守は基本パッケージには含まれません。保守は月額1万円の更新代行オプションで対応します。まず小さく始めたい小規模事業者や、予算を抑えたい新規事業に向きます。
23. ブレイントラスト(有限会社ブレイントラスト)

小規模事業者や地方の事業者に向けて、低価格でのECサイト新規構築を主軸とする制作会社です。運営元は有限会社ブレイントラストで、楽天市場・Yahoo!ショッピングのモール出店や、カラーミーショップ・Shopify・BASEでの自社EC構築に対応しています。
主力の「ECスタートパック」は、TOPページと5商品分の商品ページ制作、決済・配送などの基本設定を含むEC新規構築を一式5万円(税別)で提供します(2025年5月のリニューアル時点)。月額1万円〜の運営サポートプランや、初期費用ゼロの成果報酬型運営代行「ECエージェント」もそろえています。
初期費用を抑えてECを立ち上げたい、EC運営が初めての小規模・地方事業者に向きます。なお成果報酬型プランの料率は公式サイトで非公開のため、適用条件は問い合わせで確認する必要があります。
特定プラットフォーム・モール出店に強いECサイト制作会社
最後に、Shopifyでの構築代行やモール出店・運用に強い会社です。
すでにShopifyでの構築を前提に依頼先を探している場合は、Shopify構築に特化した制作会社だけを集めて比較した記事もあります。公式パートナーの認定ランク(Plus・Platinum など)の見方や、構築費用の内訳の読み方まで整理しているので、Shopifyでの依頼先をさらに絞り込む際に役立ちます。
24. 株式会社ハックルベリー

Shopifyアプリの開発・提供と、Shopify専門のECストア構築・運用支援という2つの事業を展開しています。定期購買アプリをはじめとする自社アプリの開発力を、構築案件のカスタマイズにも生かせる点が特徴です。
構築では、要件定義・デザイン・開発に加え、広告・SNS・SEOによる集客、CRM、LINE連携、公開後の月次保守までを一気通貫で支援します。ecforce・カラーミーショップ・BASE・ecbeingからShopifyへの移行にも対応します。
国内の公式パートナー最上位にあたるShopify Platinum Partners認定を保有し、ストア構築実績は200店舗以上(公式サイト)です。定期購入・サブスク型のビジネスやファンクラブ運営との統合に強みがあり、構築費用は非公開のため見積もりは個別の問い合わせが必要です。
25. 株式会社フルバランス

2017年のShopifyの日本市場本格参入を機に事業ドメインをShopifyへ集中させ、以降一貫してShopify専業で構築・運用支援を行ってきました。2026年7月には株式会社アピリッツの100%子会社となり、同グループの開発・インフラ基盤と組み合わせた支援体制を取っています。
2024年新設の「Shopify Partner of the Year 2024 – Japan」でMarket Expansion Partner of the Yearを受賞し、2025年には国内公式パートナー最上位のShopify Platinum Partnerへ昇格しました。
ERP・WMS・POS・CRM・会計システムとのAPI連携やB2B構築、多言語・多通貨対応など、Shopify Plusの大規模要件に対応します。
STORES・BASE・EC-CUBE・Magentoなど14種以上のカートからの移行実績があります。新規構築の費用は要問い合わせですが、保守・運用サポートは月額5万円(Starter)〜80万円(Enterprise)の4段階で公開されています。
26. コマースメディア株式会社

2017年に国内3社目のShopify Experts認定を受け、現在は最上位区分の一つであるShopify Premier Partnerに認定されている、Shopify構築を専門とする会社です(2025年4月発表)。
Shopify・Shopify Plusでの新規構築に加え、EC-CUBEからのリプレイスを現状診断・要件定義/設計・ミニマム移行・本格移行の4フェーズに体系化し、各段階の予算目安を公開しています。構築後の運営・グロース支援まで継続して伴走する方針を掲げています。
費用はShopify Plus構築が450万円〜(期間3ヶ月〜)、EC-CUBEリプレイスの現状診断が25〜100万円などで、標準的なShopify構築は要問い合わせです。ちいかわマーケットやオリオンビール公式通販サイトなど、知名度のあるブランドの自社EC構築を手がけています。
27. 株式会社これから

ECサイトの制作・構築に、広告運用による集客やコンサルティング、自動集客ツールの提供まで組み合わせて支援してきました。現在は公式サイトで、食品企業向けのEC支援を前面に打ち出しています。
対応カートはShopify・MakeShop・ecforce・futureshopなどの主要カートで、制作後の集客やブランディング、ギフト・定期購入の戦略まで支援します。自社EC支援の累計実績は3,000社以上、うち食品企業は800社以上です(2026年10月時点、公式サイト)。
構築費用の料金表は公開されておらず、相談と概算見積もりは無料と案内されています。費用や期間は要件の範囲によって変わるため、具体的な内容は個別の問い合わせで確認が必要です。
28. メルカート(株式会社メルカート)

ecbeingグループの構築ノウハウを継承したクラウド型(SaaS)のECプラットフォーム「メルカート」を基盤に、ECサイトの構築を受託するサービスです。2025年10月に分社化して独立し、ソフトクリエイトホールディングスグループの連結子会社となっています。
料金は3プランで公開されており、立ち上げプランが初期190,000円・月額49,000円、おすすめプランが初期190,000円・月額99,000円、DXプランが初期690,000円・月額199,000円です。商品点数や注文数による従量課金はなく、月間20万PVまでは追加料金が発生しません。
中堅・大手企業向けで、年商1億〜10億円規模を主な対象とし、最短2ヶ月での立ち上げに対応します。導入企業にはキリンやアサヒ飲料、井村屋、KFCなどがあり、全プランに専任のカスタマーサクセスチームによる伴走支援が含まれます。
29. アートトレーディング株式会社

東京・池袋を拠点に、Shopifyを主軸としたECサイトの新規構築・リニューアルから、公開後の運営代行・物流・カスタマーサポートまでを自社で請け負っています。Shopify ExpertsとGMO Make Shopの認定パートナーを保有しています。
埼玉・所沢に自社フルフィルメントセンターを持ち、構築後の出荷や運用まで内製できる体制が特徴です。小規模向けには最短3週間でのリリース、年商1億円規模にはShopify Plusでの構築と、事業規模を横断して対応します。
構築にあたる通常プランの初期費用は100万円(税抜)〜と公式に明示されており、構築後の運営代行プランは月額30万円(税抜)〜(契約6ヶ月〜)です。制作の支援社数は200社以上です。
30. 株式会社プレイビット

東京・台東区を拠点に、Shopifyに特化したECサイトの構築・運用支援とECグロース支援を手がけています。戦略立案からサイト構築、公開後の運用までをまとめて請け負う体制を取っています。
新規構築に加え、WixやWordPress(WooCommerce)といった他プラットフォームからShopifyへの移行にも対応します。Shopify公式のパートナーディレクトリではShopify Select Partnerとして登録されています。
構築後も継続的なサポートプランを用意し、自社でECナレッジメディア「PLAYBIT MAGAZINE」も運営しています。構築費用は公開されておらず、無料相談や見積もりを経ての発注となるため、個別の問い合わせが必要です。
31. 株式会社スタジオカレン

2005年に楽天市場の出店者向け制作代行サービスとして創業し、現在はコーポレートサイトやECサイトの制作、広告運用、コンテンツ制作まで幅広く手がけています。
ecforce・W2 Unified・楽天RMS/GOLD・Shopifyと、ASPカート・クラウドEC・ECモールにまたがる対応実績を持ちます。楽天ビジネスAWARDで複数年にわたり上位を受賞するなど、楽天市場出店ECの制作・運営支援で長年の実績があります。
2015年にはGMOメイクショップの認定パートナーに選出されています。雪印メグミルクやペリカン石鹸などの通販サイトを手がけており、構築費用は非公開のため、見積もりは個別の問い合わせが必要です。
32. 株式会社ワンプルーフ

自社ドメインでのEC構築と、楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazon・au PAYマーケットなどへのモール出店支援を手がける会社です。特定のシステムに限定しない構築を掲げ、ASP型・パッケージ型・フルスクラッチのいずれにも対応します。
構築だけでなく、販売戦略の立案、広告運用、カスタマーサポート、受注処理、配送指示、倉庫WMSの運用までをワンストップで請け負う体制です。ECサイト制作の支援実績は1,000社以上、モール運営支援は300社以上とされています。
構築費用の目安をシステム種別ごとに公開しており、ASP型が40万円〜、EC-CUBEやWordPressが50万円〜、Adobe Commerceが100万円〜、フルスクラッチが200万円〜です。モール出店の構築費用は要問い合わせとなります。
ECサイト制作の費用相場|規模別の目安と追加費用
ECサイト制作にかかる費用は、サイトの規模や求める機能、デザインの作り込み、構築方式によって幅があります。ここでは規模別の目安と、初期費用以外にかかる追加コスト、制作に使える補助金を整理します。
規模別の費用相場の目安
以下は市場で一般的に語られる費用の目安で、公的機関が定めた基準ではありません。実際の金額は要件によって変わるため、各社から同じ条件で見積もりを取って比較することが前提となります。
小規模なECサイトは、ASP・クラウド型のカートを活用した構築でおおむね数十万円〜300万円程度、中規模で独自のデザインや一定のカスタマイズを伴う場合は300万円〜800万円程度、大規模なシステム開発やフルスクラッチでの構築では1,000万円以上になることもあります。各社の具体的な費用は、前掲の比較表と個別紹介で確認できます。
初期費用以外にかかる追加費用
初期の制作費に加えて、公開後も継続的に費用が発生します。代表的なものに、月額の保守・運用費、クレジットカードなどの決済手数料、サーバー・ドメインの利用料、カートシステム(ASP)の月額利用料、公開後のデザイン変更や機能追加にかかる改修費があります。
初期費用が安く見えても、これらの継続費用やオプション費用を含めると総額が変わります。見積もりは初期費用・月額費用・追加費用の内訳まで分けて比較し、数年単位で運用したときの総額で判断すると、費用の妥当性を見極めやすくなります。
ECサイト制作に使える補助金
ECサイトの制作には、国の補助金を活用できる場合があります。ただし、制度によって対象となる経費の範囲が異なり、サイト制作費そのものが対象になるかどうかは制度ごとに確認が必要です。
ECサイトの制作費そのものを対象にできる代表的な制度が、小規模事業者持続化補助金です。同補助金の「ウェブサイト関連費」は、販路開拓のためのECサイトの開発・構築が対象経費として明記されています。
③ウェブサイト関連費
販路開拓等を行うためのウェブサイトや EC サイト、システム(オフライン含む)等の開発、構築、更新、改修、運用をするために要する経費○ウェブサイト関連費のみによる申請はできません。必ず、ほかの経費と一緒に申請してください。
出典:小規模事業者持続化補助金<一般型 通常枠>第17回公募 公募要領|全国商工会連合会
○ウェブサイト関連費は、補助金交付申請額の1/4(最大 50 万円)が、当経費の申請額の上限です。
ただし、ウェブサイト関連費だけでは申請できず、ほかの経費と合わせて申請する必要があり、この経費の申請上限は交付申請額の4分の1(最大50万円)です。通常枠の補助率は3分の2(賃金引上げ特例のうち赤字事業者は4分の3)、補助上限額は50万円です。制度の回次によって金額や要件が改定されることがあるため、申請前に最新の公募要領で確認してください。
業務のデジタル化を支援する「デジタル化・AI導入補助金」(旧IT導入補助金。2026年1月に改称)も、ECに関連する補助金として挙げられることがあります。ただしこの制度の対象は、受発注・在庫・顧客管理・決済など、EC運営に使う業務プロセス向けのソフトウェア導入であり、顧客が買い物をする店舗側の画面(ECサイト本体)の新規制作は対象外とされています。
顧客側画面を新規制作する費用は、スクラッチ開発に該当するため対象外とする。
出典:デジタル化・AI導入補助金2026 通常枠 公募要領|中小企業基盤整備機構
このため、ECサイトの制作費そのものに補助金を充てたい場合は小規模事業者持続化補助金が、EC運営に使う受発注・在庫・決済などの業務ソフトの導入にはデジタル化・AI導入補助金が、それぞれ対象になると整理できます。
カートシステム(自作)と制作会社(委託)の違い|どちらを選ぶべきか
ECサイトを用意する方法は、大きく分けて「カートシステムを使って自社で構築・運用する」方法と、「制作会社に委託して構築してもらう」方法があります。それぞれの役割と向き不向きを整理します。

カートシステム(自作・SaaS)と制作会社(委託)の役割の違いと向き不向き
カートシステム(ASP・SaaS型のネットショップ作成サービス)は、用意されたテンプレートや管理画面を使って、専門知識が少なくても比較的短期間・低コストでECを開設できます。月額利用料で始められ、サイトの更新や商品登録を自社で手軽に行えるのが特徴です。一方で、デザインや機能の自由度には制約があり、独自の要件や他システムとの複雑な連携には向きません。
制作会社への委託は、デザインや機能を自社の要件に合わせて作り込めるのが強みです。独自のブランド表現、基幹システムとの連携、大規模なアクセスへの対応など、カートシステムだけでは実現しにくい要件に応えられますが、その分、費用と制作期間はかかります。
社内にEC構築の知見やリソースが限られ、作り込みよりもスピードとコストを優先したい場合は自社でのカート構築が向きます。独自要件やブランド体験、将来の拡張性を重視する場合は制作会社への委託が向いています。制作会社の多くはShopifyやfutureshopなどのカートシステムを土台にした構築も手がけているため、「カートか委託か」は二者択一ではなく、組み合わせて考えられます。
構築方式の基礎(ASP・パッケージ・オープンソース・スクラッチ)と費用・自由度の違い
ECサイトの構築方式には、主にASP、ECパッケージ、オープンソース、フルスクラッチの4つがあります。ASPは月額制のクラウドサービスで、低コスト・短期間で始めやすい反面、カスタマイズの自由度は限られます。ECパッケージは必要な機能がそろった製品を導入する方式で、中〜大規模向けにカスタマイズの幅があります。
オープンソースは無償のソフトウェア(EC-CUBEなど)を土台に構築する方式で、自由度が高い一方、保守やセキュリティ対応を自社または委託先で担う必要があります。フルスクラッチはゼロから独自開発する方式で、自由度が最も高い反面、費用と期間が大きくなります。
自由度が高い方式ほど費用と期間がかかり、手軽な方式ほど制約が増える、というトレードオフが基本の関係です。構築方式ごとの費用や自由度の違い、自社に合う方式の選び方をさらに詳しく比較したい場合は、構築方式そのものを軸にした解説もあわせて確認すると、依頼先の検討がより進めやすくなります。
よくある質問(FAQ)
Q. ECサイト制作会社とは何ですか?
A. ECサイト制作会社とは、企業に代わってネットショップ(ECサイト)の企画・デザイン・構築から公開後の運用までを請け負う受託の専門会社です。自社でカートシステム(ASP・SaaS)を契約して作る場合と違い、デザインや機能を自社の要件に合わせて作り込める点が特徴です。
大規模なシステム開発に強い会社、デザイン・ブランディングに強い会社、公開後の集客・運用まで伴走する会社など、会社ごとに得意とする領域が分かれます。
Q. ECサイト制作会社に依頼してから公開まで、制作期間はどのくらいかかりますか?
A. ECサイト制作会社に依頼した場合の制作期間は、サイトの規模や要件によって幅があり、小規模なら1〜2ヶ月、中規模で数ヶ月、大規模なシステム開発やフルスクラッチでは半年以上かかることもあります。要件定義やデザインの作り込みに時間をかけるほど期間は延び、ASP・クラウド型のカートを使った小規模な構築ほど短く済みます。
公開したい時期から逆算し、見積もりの段階で各社に想定スケジュールを確認しておくと、進行のずれを防げます。
Q. ECサイト制作会社の費用が「要問い合わせ」で、会社によって大きく違うのはなぜですか?
A. ECサイト制作の費用が会社ごとに違うのは、対応する構築方式(ASP・パッケージ・オープンソース・フルスクラッチ)やデザインの作り込み、搭載する機能、基幹システムとの連携の有無によって作業量が大きく変わるためです。同じ「ECサイト制作」でも前提条件が一社ごとに異なるため、多くの会社が定価を示さず個別見積もりとしています。
比較するときは、同じ要件を各社に伝えて見積もりを取り、初期費用・月額費用・追加費用の内訳まで分けて見比べると、金額差の理由を把握できます。
Q. ECサイトの制作は大手の制作会社に依頼したほうが良いのですか?
A. ECサイトの制作は、必ずしも大手が最適とは限らず、自社の目的・規模・予算に合った得意領域を持つ会社を選ぶことが重要です。大手や実績の多い会社は、大規模なシステム開発・基幹連携への対応力や、豊富な導入実績による安心感が強みですが、その分、費用や制作期間が大きくなりやすい傾向があります。
小規模から低コストで始めたい場合や、デザイン・モール出店など特定分野の強みを求める場合は、その領域を得意とする中小規模の会社のほうが合うこともあります。
Q. 自社と同じ業種での制作実績がない会社に、ECサイト制作を依頼しても大丈夫ですか?
A. 同業種での実績がない会社でも、近い販売形態(定期購入・BtoB・越境ECなど)や同程度の事業規模での実績があれば、依頼先の候補として十分に検討できます。業種そのものよりも、自社が必要とする機能や決済・配送の要件に対応した経験があるかどうかが、仕上がりの精度を左右するためです。
問い合わせの際に、自社の商材・販売形態に近い事例や、想定する機能の開発経験を具体的に確認すると、ミスマッチを避けられます。
Q. ECサイトは公開後に、別の制作会社へ乗り換えたりリニューアルしたりできますか?
A. ECサイトは公開後でも、別の制作会社へ乗り換えたり、カートシステムを移行してリニューアルしたりできます。実際に、他社が構築したサイトのリニューアルやカートの乗り換えを専門に手がける制作会社も多くあります。ただし、使っている構築方式やカートによって移行の手間や費用は変わるため、将来の乗り換えや機能拡張のしやすさも、最初の依頼先を選ぶ段階であわせて確認しておくと安心です。
Q. ECサイト制作会社は、何社くらいに見積もりを依頼して比較すればよいですか?
A. ECサイト制作会社の選定では、得意領域や費用感の異なる3社前後に、同じ条件で見積もりを依頼して提案内容を比較するのが一つの目安です。1社だけでは費用や提案の妥当性を判断しにくく、多すぎると比較や調整の負担が大きくなります。この記事の比較表や診断で自社の目的に近いタイプをあらかじめ絞り込んでから、候補となる数社に相談すると、効率よく依頼先を決められます。
まとめ
この記事では、ECサイト制作会社を得意領域別に比較し、選び方の評価軸・規模別の費用相場・使える補助金・カートシステムと制作会社の違いを整理しました。
会社選びでまず大切なのは、自社の目的(独自の機能開発・ブランド表現・低コストでの立ち上げ・モール出店など)と事業規模、公開後に運用を任せたい範囲を先に言語化することです。そのうえで、同業種・同規模での実績、費用と追加コスト、公開後のサポート体制を同じ条件で見比べると、依頼先を数社まで無理なく絞り込めます。
気になる会社が見つかったら、資料を取り寄せて具体的な費用や提案内容を比較してみてください。
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マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト
松嶋真倫
監修の範囲は記事の一般的な解説部分であり、比較表および各製品・サービスの紹介内容は監修の対象外です。
















