大阪でECサイトの新規構築やリニューアルを外注しようと制作会社を探し始めると、候補が数百社と見つかり、自社の商材・規模・目的に合う会社をどう見分ければよいか迷いやすいものです。会社ごとに得意分野が自社EC・モール出店・デザイン・集客運用・格安・越境ECと分かれ、比較の軸そのものが定まりません。大阪のEC制作費用の相場や制作期間の見当もつかず、予算を立てにくいという声もよく聞かれます。
さらに悩ましいのが、大阪拠点で対面打ち合わせできる会社にこだわるべきか、全国対応のリモートでも十分かという判断です。相見積もりで何を確認し、公開後の運用や集客まで誰に頼めるのかまで見通せないと、発注先を数社に絞り込めません。
本記事では、大阪で依頼できるECサイト制作会社・構築支援を得意領域タイプ別に整理し、費用相場・構築方法別の目安・制作期間・失敗しない選び方・相見積もりの進め方・補助金の最新の対象範囲までを解説します。大阪で頼むメリットと全国対応との切り分けも具体的に示すので、自社に合う候補を絞り込む判断材料としてご活用ください。
また、自社の商材や規模に合うサービスを短時間で見つけられるよう、「30秒で終わる選定診断ツール」をご用意しています。ぜひこちらもあわせてお役立てください。
目次
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大阪でECサイト制作を外注するメリットと、大阪拠点か全国対応かの見極め
ここでは、大阪の制作会社に頼むメリットを確認したうえで、大阪拠点の対面対応にこだわるべき要件と、全国対応のリモートで十分な要件を切り分けます。
大阪で制作会社を選ぶ最大のメリットは、対面での打ち合わせがしやすい点です。EC構築は商品点数や決済・物流の要件、デザインの方向性など決めることが多く、画面を一緒に見ながら認識をすり合わせられると、仕様の行き違いを減らせます。梅田・本町・心斎橋といった商圏の事情や、関西の実店舗と連動した販売に詳しい会社なら、地域の商習慣を踏まえた提案も期待できます。
もう一つの利点が、後述する自治体の補助金との相性です。大阪府内の市区町村には、地元の登録事業者への発注を条件とするホームページ・EC制作の補助制度があり、該当すれば大阪の会社に頼む方が使いやすくなります。
一方で、大阪拠点にこだわらず全国対応のリモートで十分なケースも増えています。打ち合わせはオンライン会議で足り、連絡は主にメールやチャットで進められる場合や、Shopifyなどのクラウド型ECで仕様がある程度固まっている場合は、拠点の所在地より実績や得意分野を優先した方が自社に合う会社に出会いやすくなります。
目安として、実店舗や倉庫を交えた打ち合わせが必要、商品撮影やデザインを対面で詰めたい、地元の補助金を使いたい、といった要件が強いなら大阪拠点が有利です。反対に、越境ECや大規模なシステム開発、特定プラットフォームの深い知見など、求める得意分野が大阪の会社では見つけにくい場合は、全国対応の会社まで候補を広げる方が選択肢が増えます。
自社がどちらに当てはまるかを先に決めておくと、以降の会社選びがぶれません。

大阪拠点にこだわらず全国対応の会社まで候補を広げるなら、全国のECサイト制作会社を得意領域・費用相場別に比較した以下の記事もあわせてご覧ください。拠点を問わず幅広い選択肢から絞り込みたい場合の出発点になります。
大阪のECサイト制作の費用相場と制作期間
ここからは、予算と期間の見当をつけるために、大阪のEC制作費用の考え方と構築方法別の目安、制作期間を整理します。
大阪のEC制作費用相場の考え方
大阪のEC制作費用について、公的機関や中立的な統計による平均額は公表されていません。制作会社や比較媒体が示す平均額は算定方法や対象が明らかでなく、媒体によって数十万円から200万円超まで大きく開きがあります。そのため、単一の平均額を相場として受け取るのは実態に合いません。
現実的には、費用は後述する構築方法と、商品点数・決済や物流の連携・デザインの作り込み・公開後の運用支援の範囲によって決まります。各社の実際の提示額は、後掲の比較表と個別紹介でご確認ください。相見積もりで複数社の見積もりを並べると、自社の要件での実額がより正確につかめます。
構築方法4種(+モール型)別の費用内訳
自社ECの構築方法は、大きくASP(クラウド型EC)・オープンソース・ECパッケージ・フルスクラッチの4種に分かれ、これに楽天市場などへの出店を指すモール型が加わります。以下の金額はいずれも公式統計の裏づけがない一般的な目安で、要件によって幅がある点を前提にご覧ください。

- モール型(楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングなどへの出店):モール側に初期費用や月額出店料、販売手数料を支払う形が中心で、店舗ページの制作を外注すると数万円から数十万円程度が目安です。集客をモールに依存できる反面、手数料負担とデザインの自由度の低さがトレードオフになります。
- ASP・クラウド型EC(Shopify・MakeShop・futureshop・カラーミーショップなど):サービス側の初期費用が0円から数万円、月額が数千円から数万円程度です。制作会社にデザインや初期設定を依頼する場合は、別途で数十万円から100万円超の構築費がかかることもあります。
- オープンソース(EC-CUBEなど):ライセンス費用はかからない一方、構築やカスタマイズを外注すると50万円から200万円程度が目安です。機能拡張の自由度が高く、独自要件のある中小〜中堅の事業者に向きます。
- ECパッケージ:中〜大規模向けの製品を導入する方式で、100万円から500万円程度が目安です。会員管理や受注・在庫管理などの機能が標準で揃い、基幹システムとの連携もしやすい傾向があります。
- フルスクラッチ:ゼロから独自に開発する方式で、500万円から数千万円規模になります。大規模ECや特殊な業務要件、越境ECやBtoB特有の仕様に対応しやすい反面、費用と期間の負担は最も大きくなります。
小規模なスタートや限られた予算ならモール型やASPから、独自のデザイン・機能や将来の拡張を重視するならオープンソースやパッケージ、大規模・越境・BtoBならパッケージやフルスクラッチへと、構築方法の選択が費用帯を大きく左右します。
構築方式ごとの違いや費用相場、方式別のおすすめサービスまで、大阪に限定せずECサイト構築全体を見渡して検討したい場合は、5つの構築方式を横断比較した以下の記事が参考になります。自社に合う構築方式の見当をつけてから会社選びに進めます。
制作期間の目安
制作期間も構築方法によって変わります。ASPやモール型でテンプレートを活用する場合は1〜2ヶ月程度、オープンソースやパッケージでデザインと機能をある程度作り込む場合は3〜6ヶ月程度が一般的な目安です。
フルスクラッチや大規模なリニューアル、越境EC対応などでは6ヶ月から1年以上かかることもあります。既存サイトからのカート載せ替え(リニューアル)では、商品データや会員情報の移行、既存URLのリダイレクト設計に追加の工数が必要になるため、公開希望日から逆算して余裕を持った計画を立てましょう。
失敗しない大阪のECサイト制作会社の選び方
ここでは、自社に合う会社を絞り込むための判断軸を整理します。どの軸も発注後の成否に直結するため、自社の要件に当てはめながら確認してください。
まず自社が求める得意領域を見極める
制作会社は、実績・総合力、デザイン、集客・運用支援、格安・小規模、越境ECといった得意領域で性格が大きく異なります。最初に自社が最も重視する領域を定めると、候補を効率よく絞り込めます。
自社ECとモール出店の両方を見据え、要件がまだ固まっていないなら、幅広く相談できる実績・総合力型が無難です。ブランドの世界観やUI/UX(画面の使いやすさ・見やすさ)で差をつけたいD2C・ブランドECなら、デザインの設計力を持つ会社が候補になります。
ただし、デザイン・ブランドEC専業の会社を大阪拠点だけで探すと選択肢が限られます。記事前半で紹介した全国のEC制作会社比較もあわせて見て、全国対応まで含めて探すのが現実的です。
公開後の広告運用や改善まで一括で任せ、売上を伸ばしたい場合は集客・運用支援に強い会社が向きます。低予算でまず小さく始めたい個人事業主・小規模事業者はテンプレートやASPを活用する格安・小規模型、多言語・多通貨・海外決済が必要なら越境ECに強い会社が適します。
自社が求める得意領域が定まったら、その領域に該当する会社を後半の得意領域タイプ別の紹介で確認できます。
対応プラットフォームで選ぶ
制作会社ごとに得意なECプラットフォームは異なります。Shopify・EC-CUBE・MakeShop・futureshopなど、自社が使いたい、あるいは移行したいプラットフォームでの構築実績があるかを確認しましょう。
すでに使っているカートからの載せ替えを考えている場合は、移行元・移行先の双方での実績があるかが重要です。認定パートナーやマイスターの資格を公開している会社なら、そのプラットフォームの運用ノウハウを持っている目安になります。自社の商材規模や拡張の見通しに照らし、プラットフォームの選定から相談できるかもあわせて見ておくとよいでしょう。
実績・大阪での対面対応可否・公開後の運用範囲で選ぶ
自社と近い業種・商材・規模のEC構築実績があるかは、提案の精度を左右します。公開されている制作事例や取引先の業種を確認し、自社の課題に近い事例を持つ会社を優先すると、仕様の認識合わせがスムーズになります。
記事前半で整理した「大阪拠点か全国対応か」の見極めは、ここで候補を絞る具体的な軸になります。対面打ち合わせを重視するなら大阪に拠点・支店があり訪問対応できる会社か、全国対応でよいならオンラインでの進め方や連絡体制が自社に合うかを確認します。
あわせて、公開後の運用・保守・集客までどこまで頼めるかも見ておきましょう。作って終わりではなく、更新代行や広告運用、改善提案まで対応する会社なら、公開後に社内の運用負荷を抑えられます。
同じ得意領域タイプの中での選び分け基準
同じ得意領域の会社が複数残ったら、次の観点で選び分けると判断しやすくなります。自社が扱う商材の特性(点数の多さ、定期購入やサブスク、BtoB取引の有無)に対応した実績があるか、現在使っている、または使いたいプラットフォームと合うかは、はじめに突き合わせたい点です。
越境ECや多言語対応が必要なら、その実装経験の有無で候補は絞られます。社内にEC運用の担当者がいるかどうかで、運用を内製するか外注するかの前提も変わり、求める支援範囲が決まります。大阪で対面打ち合わせをどの程度の頻度で行いたいかも、拠点の近さと訪問対応の可否で見比べられます。これらを満たすかを1社ずつ照らし合わせると、最終候補を数社に絞り込めます。
大阪で依頼できるECサイト制作会社・構築支援を得意領域タイプ別に紹介
ここからは、前半で見極めた得意領域ごとに、各タイプの特徴と向いている事業者を整理します。該当する会社・構築支援の詳細は、この後の比較表とサービス個別紹介でご確認ください。
実績豊富・総合力で選ぶ会社(自社EC・モール両対応)
総合力型は、自社ECの構築とモール出店支援の両方に対応し、複数のカートを扱いながら構築から運用・保守、基幹システム連携まで幅広く引き受けるタイプです。使いたいカートや自社EC・モールの方向性がまだ固まっていない事業者が、相談しながら要件を詰めていくのに向きます。
対面で詰めたいか全国対応で十分かは、扱う商材や打ち合わせの頻度しだいで選び分けられます。該当する会社は、下記の比較表とサービス個別紹介でご確認ください。
集客・運用支援まで頼める会社
公開後の広告運用や改善、受注・物流・顧客対応といった運営まで一括で任せられるのが、集客・運用支援型です。サイトを作って終わりにせず、売上を伸ばす運用まで外部に預けたい事業者に向きます。特定のカートに精通し運用代行まで手がける会社が多く、任せたい運用の範囲で選び分けると合う会社が見つかります。
該当する会社の対応範囲や拠点は、下記の比較表とサービス個別紹介でご確認ください。
格安・小規模・地域密着で頼める会社
低予算でまず小さく始めたい個人事業主や小規模事業者に向くのが、格安・小規模型です。テンプレートや定額パックで費用を抑え、必要な機能にしぼって短期間で公開する作り方が中心になります。地域密着で小回りの利く会社が多く、近くに相談先を持ちたい場合の選択肢になります。
各社の料金や対応範囲、拠点は、下記の比較表とサービス個別紹介でご確認ください。
越境EC・海外向け/大規模開発に強い会社
越境ECや大規模開発を扱うには、多言語・多通貨・海外決済や基幹システム連携といった専門的な実装力が要ります。このタイプは特定のECプラットフォームに深く精通し、独自要件の構築から公開後の保守まで引き受けられる会社が中心です。
求める知見が大阪の会社だけでは見つけにくい領域のため、全国対応まで候補を広げると選択肢が増えます。該当する会社は、下記の比較表とサービス個別紹介でご確認ください。
越境ECを検討している場合は、会社選びの前に越境ECサイトそのものの構築方法(プラットフォームの選び方・費用相場・公開までの5ステップ)を押さえておくと、各社への要件の伝え方が具体的になります。詳しくは以下の記事で解説しています。
ここまでタイプの特徴と選び方を見てきましたが、自社がどのタイプに適しているか判断が難しいケースもあります。そのような場合でも自社の状況に合わせて最適なサービスを短時間で見つけられるよう、「30秒で終わる選定診断ツール」を以下にご用意しています。ぜひご活用ください。
気になる会社やサービスが見つかったら、複数社の資料を取り寄せて費用や対応範囲を具体的に比べると、検討がはやく進みます。
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【比較表】大阪で依頼できるECサイト制作会社・構築支援の比較
ここからは、大阪で依頼できる制作会社・構築支援を得意領域タイプ別の比較表で整理します。得意領域・対応プラットフォーム・費用の目安・拠点と大阪での対面対応・公開後の運用範囲を見比べ、気になる会社は個別紹介で詳細をご確認ください。
【タイプ別比較表】実績豊富・総合力で選ぶ会社
| サービス名 | 株式会社ND&I | 株式会社askme | 株式会社クレセント |
|---|---|---|---|
| 得意領域・強み | 複数カート対応の総合力 大規模〜個店まで構築実績 基幹連携・BtoB ECに対応 | モール+自社EC両対応 累計1,500店舗以上 企画〜運営代行まで一括 | ECコンサル一体型(構築単体は不可) 年間300社・累計700社対応 中〜大規模に対応 |
| 対応プラットフォーム・カート | EC-CUBE・Shopify・futureshop・makeshop・ecforce・SHOPLINE | 楽天市場・Yahoo!ショッピング・au PAYマーケット・Shopify・MakeShop・futureshop・EC-CUBE ほか | 楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazon・フューチャーショップ2・ショップサーブ・MakeShop・EC-CUBE・Magento ほか |
| 費用目安 | 要問い合わせ(公式非公開) | 自社EC 40万円+税〜(コピー出店) オリジナル100万円+税〜 楽天市場 18万円+税〜 | 要問い合わせ(公式非公開) |
| 拠点・大阪での対面対応 | 大阪本社(西区阿波座) 対面可否は要問い合わせ | 大阪本社(西区阿波座) 対面可否は要問い合わせ | 大阪支店(北区西天満・梅田) 対面可否は要問い合わせ |
| 公開後の運用・保守・集客支援 | ●運用代行・保守に対応 | ●広告運用・運営代行まで対応 | ●コンサル・運営支援・SEOに対応 |
| 詳細情報 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
※費用・対応範囲は2026年10月時点の各社公式サイトの公表値に基づく整理です。非公開の項目は「要問い合わせ」としています。最新情報は各社公式でご確認ください。
【タイプ別比較表】集客・運用支援まで頼める会社
| サービス名 | 株式会社これから | 株式会社ブランジスタソリューション | 株式会社デザインファミリー |
|---|---|---|---|
| 得意領域・強み | 構築+広告運用の一気通貫 食品EC支援800社以上 自社EC支援 累計3,000社以上 | EC運営代行・支援が主軸 futureshopへの移行・構築 受注・物流・CS・広告運用まで代行 | futureshop構築+SEO・広告運用を一社で 制作段階からSEO設計 制作実績40件・futureshopパートナー歴12年 |
| 対応プラットフォーム・カート | Shopify・makeshop・ecforce・futureshop ほか主要カート | futureshop(認定マイスター)中心 | futureshop(コマースクリエイター)中心 Shopify・makeshop・楽天・Yahoo!も相談可 |
| 費用目安 | 要問い合わせ(相談・概算見積は無料) | 移行60万円〜/リニューアル含む95万円〜 移行&運用代行 初期20万円+月額40万円〜(1年契約) | 構築 ライト80万円〜/スタンダード180万円〜(税別) 運用サポート 月額10万円〜(契約縛りなし) |
| 拠点・大阪での対面対応 | 大阪拠点は現行公式サイトで未確認 対面可否は要問い合わせ | 大阪拠点(西区阿波座) 対面可否は要問い合わせ | 大阪拠点(中央区伏見町) 対面可否は要問い合わせ |
| 公開後の運用・保守・集客支援 | ●広告運用・集客支援に対応 | ●運用代行・広告運用まで対応 | ●SEO・広告運用・運用サポートに対応 |
| 詳細情報 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
※費用・対応範囲は2026年10月時点の各社公式サイトの公表値に基づく整理です。非公開の項目は「要問い合わせ」としています。最新情報は各社公式でご確認ください。
【タイプ別比較表】格安・小規模・地域密着で頼める会社
| サービス名 | 有限会社ブレイントラスト | 株式会社アップポイント |
|---|---|---|
| 得意領域・強み | 低価格のEC新規構築 小規模・地方事業者に特化 成果報酬型の運営代行も用意 | 総合Web制作会社 EC-CUBE構築・他カートからの移行に対応 EC実績は数件(詳細は要問い合わせ) |
| 対応プラットフォーム・カート | 楽天市場・Yahoo!ショッピング・カラーミーショップ・Shopify・BASE | EC-CUBE(公式記載のみ) |
| 費用目安 | ECスタートパック 一式5万円+税〜(2025年5月案内) 最新料金は要問い合わせ | 要問い合わせ(個別見積もり) |
| 拠点・大阪での対面対応 | 大阪本社(中央区南船場) 対面可否は要問い合わせ | 大阪本社(中央区谷町) 大阪府内は訪問無償・全国はオンライン対応 |
| 公開後の運用・保守・集客支援 | ●更新・広告運用・ブランディング(成果報酬型) | △EC向けの運用範囲は要問い合わせ |
| 詳細情報 | 公式サイト | 公式サイト |
※費用・対応範囲は2026年10月時点の各社公式サイトの公表値に基づく整理です。非公開の項目は「要問い合わせ」としています。最新情報は各社公式でご確認ください。
【タイプ別比較表】越境EC・大規模開発に強い会社
| サービス名 | マルウェブ(Magento/Adobe Commerce) | digrart(ディグラート) |
|---|---|---|
| 得意領域・強み | Magento/Adobe Commerce専門 越境EC・多言語多通貨・BtoBに対応 Adobe Commerce認定パートナー | 自社EC構築+越境EC(多言語・海外決済・通貨表示・国際配送設定)を明示 累計1,000件以上の制作実績 |
| 対応プラットフォーム・カート | Magento/Adobe Commerce | EC-CUBE・Shopify・makeshop〜独自開発 楽天・Yahoo!・Amazon出店サポート |
| 費用目安 | 要問い合わせ(自社メディアの目安: 標準200万円〜/中規模850万円〜) | EC(TOP+10ページ)137.5万円〜(税込・参考価格) 大規模リニューアル 283.25万円 |
| 拠点・大阪での対面対応 | 本社・東京(大阪拠点なし) 全国対応・相談はフォーム | 大阪拠点(中央区久太郎町) 1時間半程度は訪問無料・全国対応 |
| 公開後の運用・保守・集客支援 | ●保守・改修・バージョンアップに対応 | ●運営代行・保守(有料)・SEO/広告運用 |
| 詳細情報 | 公式資料を見る | 公式サイト |
※費用・対応範囲は2026年10月時点の各社公式サイトの公表値に基づく整理です。非公開の項目は「要問い合わせ」としています。最新情報は各社公式でご確認ください。
大阪で依頼できるECサイト制作会社・構築支援のサービス個別紹介
ここからは、比較表で取り上げた会社・構築支援を得意領域タイプ別に個別紹介します。各社の得意分野・対応プラットフォーム・大阪での対応可否を確認し、相見積もりの候補選びにお役立てください。
実績豊富・総合力で選ぶ会社
自社ECとモール出店の双方に対応できる総合力型で、大阪に拠点を置く会社を中心に紹介します。
1. 株式会社ND&I(ECサイト制作・構築)

大阪市西区阿波座に本社を置く株式会社ND&Iは、2004年設立のEC構築・Webシステム開発会社です。EC-CUBE・Shopify・futureshop・makeshop・ecforce・SHOPLINEと複数のカートに対応し、自社ECからモール連携、越境ECまで幅広く手がけています。
新規構築だけでなく、カートの乗り換え・リニューアル、EC運用代行・保守、BtoB ECの基幹システム連携までを支援範囲に含みます。実績面では、パソコン工房(株式会社ユニットコム)の大規模ECの継続支援や、会員50万人規模のASTRO PRODUCTS(株式会社ワールドツール)のリニューアルといった大型案件を手がけてきました。こうした大型案件から個店規模のEC構築まで、幅広い規模の取引があります。
大阪市内に本社があるため関西の事業者は近くで相談先を確保しやすい一方、構築費用は公式サイトでは公開されておらず、見積もりは問い合わせて確認する形です。対面打ち合わせの可否は公式サイトに明記されていないため、相談時に確認するとよいでしょう。
2. 株式会社askme(ECサイト制作・構築)

モール出店と自社EC構築の両方をワンストップで請け負うのが株式会社askme(アスクミー)です。大阪市西区阿波座に本社、東京にオフィスを構え、2004年からEC制作・運用代行を手がけています。
楽天市場・Yahoo!ショッピング・au PAYマーケットへの出店支援に加え、Shopify・MakeShop・futureshop・EC-CUBEなどでの自社EC構築に対応します。企画・デザインから商品登録、SEO、広告運用、メールマガジン配信、運営代行までを一体で提供し、2004年からの累計で1,500店舗以上の制作実績を掲げています。
構築費用は公式サイトに掲載があり、自社ECはコピー出店プランが40万円+税〜、オリジナル制作プランが100万円+税〜、楽天市場向けはスタートプランが18万円+税〜です。大阪本社で電話・メールの相談を受け付けていますが、対面打ち合わせの可否は公式サイトに明記されていません。
3. 株式会社クレセント(ECサイト制作・構築)

株式会社クレセント(正式社名・株式会社Crescent)は、ECコンサルティングを主軸に据える制作会社です。戦略立案からサイト構築・運営支援までを一体で提供し、構築やシステム開発だけの単体依頼は受け付けていない運営方針を公式サイトで示しています。
対応範囲は、楽天市場・Yahoo!ショッピング・AmazonのモールからフューチャーショップやMakeShopなどのASP型、EC-CUBE・Magentoのカスタム開発やオリジナルカートのスクラッチ開発まで広く、大規模ECにも対応します。公式サイトでは年間300社以上の対応と、累計700社以上の対応企業数を掲げています。
東京・千代田区の本社に加え、大阪市北区西天満(梅田エリア)に大阪支店を構えています。ただし支店での対面相談の可否は公式サイトに明記されていません。構築費用も公開されておらず、見積もりは電話または問い合わせフォームから確認します。
集客・運用支援まで頼める会社
構築後の集客・広告運用・改善まで伴走し、売上を伸ばす運用を一括で任せたい事業者に向く会社です。
4. 株式会社これから(ECサイト制作・構築)

株式会社これからは、ECサイトの構築に加え、公開後の広告運用などの集客支援までを手がける会社です。現在の公式サイトは食品企業向けのEC支援を前面に出しており、食品の販促に強みを置いています。
対応カートはShopify・makeshop・ecforce・futureshopなど主要なクラウド型ECで、自社EC支援の累計実績は3,000社以上(2026年10月時点の公式サイト記載)、うち食品企業は800社以上としています。サイト制作だけでなく、広告運用や定期購入・ギフト戦略まで含めた売上づくりの支援を掲げる点が、集客・運用まで任せたい事業者に向きます。
構築費用は公式サイトで非公開で、相談・概算見積は無料とされています。かつて会社概要に大阪(心斎橋)オフィスの記載がありましたが現在の公式サイトでは確認できないため、大阪での対面相談を希望する場合は問い合わせ時に確認するのが確実です。
5. 株式会社ブランジスタソリューション(ECサイト制作・構築)

東京・札幌・大阪・福岡と台湾に拠点を持つ株式会社ブランジスタソリューションは、受注処理・物流・顧客対応・広告運用といったEC運営の代行・支援を主軸とする会社です。新規のサイト制作だけを専業とするのではなく、EC運営を幅広く請け負う中で構築にも対応します。
サイト構築で中心となるのはクラウドEC「futureshop」で、futureshop認定マイスターによる他カートからの移行・リニューアルを請け負います。構築後は商品登録・ページ制作・広告運用・メルマガ配信まで運用を代行するプランも用意し、作った後の運営まで一括で任せられる体制が特徴です。
料金は、既存カートからの移行プランが60万円〜、デザインリニューアルを含むプランが95万円〜、移行&運用代行プランが初期費用20万円+月額40万円〜(1年契約)です。大阪市西区阿波座に拠点がありますが、来社・対面対応の可否は公式サイトに記載がないため、問い合わせ時に確認するとよいでしょう。
6. 株式会社デザインファミリー(ECサイト制作・構築)

futureshopを使った自社ECの構築を中心に、SEOや広告運用などの集客・運用支援までを一社で担うのが株式会社デザインファミリーです。大阪市中央区伏見町に拠点を置く、2009年設立のWeb制作・マーケティング会社です。
EC構築ではfutureshop(コマースクリエイター)を軸に、Shopify・makeshop・楽天市場・Yahoo!ショッピングの制作や改修も相談できるとしています。商品・カテゴリ設計や購入導線の設計から、公開後のSEO・広告運用、バナー作成や商品登録といった運用サポートまで対応し、制作段階からSEOを設計する点を公式サイトで掲げています。
料金は公開されており、コマースクリエイターでの構築がライト80万円〜、スタンダード180万円〜(いずれも税別・公式特設ページ表記)、運用サポートが月額10万円〜(契約期間の縛りなし)です。大阪市内に拠点があるものの、公式のECページには対面打ち合わせの記載がないため、来社相談を希望する場合は問い合わせて確認してください。
格安・小規模・地域密着で頼める会社
低予算で小さく始めたい個人事業主・小規模事業者に向くタイプです。低価格の定額プランを明示する会社と、大阪に拠点を置き地域密着で小回りの利く会社が含まれます。
7. 有限会社ブレイントラスト

「小さな会社のためのECサイトプロデュース」を掲げ、小規模・地方の事業者向けに低価格でのEC新規構築を主軸とするのが、大阪市中央区南船場の有限会社ブレイントラストです。1990年設立の、EC制作とデザインを手がける会社です。
主力の「ECスタートパック」は、TOPページと5商品ぶんの商品ページ制作、決済・配送などの基本設定までをまとめた新規構築パッケージです。楽天市場・Yahoo!ショッピング・カラーミーショップ・Shopify・BASEに対応し、プレスリリース(2025年5月)では一式5万円(税別)からと案内しています。ただし公式サイトで現行の料金表を直接確認できないため、最新の価格は問い合わせて確かめてください。
このほか、初期費用・基本料金ゼロの完全成果報酬型「ECエージェント」として、構築後の更新・広告運用・ブランディングまで継続支援するメニューもあります(料率は非公開)。大阪に拠点はありますが、対面相談の可否は公式サイトで確認できなかったため、来社や訪問を希望する場合は問い合わせて確認するとよいでしょう。
8. 株式会社アップポイント

大阪市中央区谷町の株式会社アップポイントは、Webサイト制作・システム開発・Webマーケティングを手がける総合制作会社で、ECサイト制作はその事業メニューの一つです。2009年創業・2014年法人設立の会社です。
ECでは自社ドメインでのEC-CUBE構築を案内し、他のカートシステムからEC-CUBEへの移行にも対応するとしています。ディレクター・デザイナー・コーダー・プログラマーが社内に在籍する体制ですが、公開されているEC制作の実績は振袖・袴レンタルサイトなど数件で、EC専業ではなく総合的なWeb制作のなかでEC-CUBE構築に対応する位置づけです。
決済連携や運用代行などEC向けの具体的な対応範囲・料金は公式サイトに明記がないため、依頼前に問い合わせて確認する必要があります。打ち合わせは大阪府内なら訪問無償で、府外は交通費実費とスタッフ1名あたり3,000円(税抜)の出張費がかかる場合があり、ZoomやGoogle Meetでの全国対応も案内しています。
越境EC・海外向け/大規模開発に強い会社
多言語・多通貨・海外決済や大規模なシステム開発が必要な事業者に向く会社・構築支援で、全国対応で大阪からも依頼できるサービスを含みます。
9. マルウェブ Magento/Adobe Commerce 構築・リニューアル支援

MagentoとAdobe Commerceを用いたECサイトの構築・リニューアルを手がけるのが、株式会社マルウェブ(本社・東京)です。要件定義から設計・開発、デザイン調整、公開後の保守運用までを一社で請け負い、国内ECだけでなく越境EC・多言語多通貨・BtoB ECにも対応するとしています。
同社はAdobe Experience Cloudのソリューションパートナー(ブロンズ、2021年加盟)に認定されており、公式サイトでは「Magentoに15年以上携わってきた」実績を掲げています。多言語・多通貨や国別サイト、取引先別価格・見積依頼・承認フローといったBtoB機能、基幹・在庫・決済システムとの連携まで手がけ、中国向けを含む越境展開にも対応するとしています。
料金は非公開で、構築内容や連携範囲に応じた個別見積もりです(自社メディアでは標準構成200万円〜、基幹連携・多言語を含む中規模案件850万円〜という目安を示しています)。本社は東京ですが全国対応のため、大阪の事業者も依頼できます。
越境ECでは、構築したサイトが公開後どのくらいの期間で成果に結びつくのかも、発注前に見通しておきたい点です。この点について、同社の前山氏はMCB FinTechカタログの取材で次のように述べています。
台湾向けや中国向けなど越境ECの場合、一律に「何カ月で成果が出る」とは言えません。既存のブランド認知や顧客基盤、広告・SNSなどの集客施策、現地での運用体制によって大きく変わるためです。
システム面では、公開直後から運用効率化などの効果が出るケースもあります。一方で売上や集客については、公開後のデータを見ながら継続的に改善していくことが重要だと考えています。
10. digrart(ディグラート)

ECサイト制作に加え、CMS構築や多言語サイト、SEO・運用支援までを手がけるのが、大阪市中央区久太郎町のdigrart(ディグラート)です。2010年創立の制作会社で、EC-CUBE・Shopify・makeshopなどから独自開発まで、要件に合わせてプラットフォームを選定するとしています。
越境ECでは、公式のEC制作ページで多言語対応・海外決済の導入・通貨表示・国際配送設定への対応を挙げています。ただし公式に明記されているのは通貨の「表示」までで多通貨決済の記載はなく、越境ECの対応件数や導入した決済・配送サービス名も公開されていません。
料金は参考価格を税込で公開しており、ECサイト(TOPページ+10ページ)で1,375,000円〜(納期4ヶ月程度)、大規模なECリニューアルで2,832,500円を示しています。固定パッケージはなく正式見積もりはヒアリング後で、大阪市中央区の事務所から1時間半程度の範囲なら対面打ち合わせを無料、遠方はWeb会議を基本に全国対応するとしています。
相見積もり・依頼の流れと、依頼前に準備すること
ここでは、発注の準備を整え、公開後まで見通せるよう、相見積もりの取り方から依頼の流れ、よくある失敗、補助金の活用までを解説します。
相見積もり・RFPの取り方と確認ポイント
複数社から見積もりを取る相見積もりでは、各社に同じ条件を伝えることが前提になります。扱う商品数、必要な機能(会員管理・定期購入・各種決済・外部システム連携など)、希望するデザインの方向性、公開希望日、想定予算をまとめたRFP(提案依頼書)を用意し、各社に渡して提案してもらいましょう。
見積もりを比べる際は、総額だけでなく内訳を確認します。初期構築費に何が含まれるか、デザインや商品登録、撮影やライティングが別料金か、公開後の保守・運用費が月額でいくらかかるかを並べると、同じ条件での実質的な費用差が見えてきます。安さだけで選ばず、対応範囲と実績を合わせて判断することが失敗を避ける近道です。
依頼〜公開までの流れと役割分担
一般的なEC制作は、問い合わせ・ヒアリングから始まり、企画・要件定義、デザイン制作、システム構築、商品登録とテスト、公開という流れで進みます。各工程で、どこまでを制作会社が担い、どこからが自社の作業かを早い段階で取り決めておくと、後の手戻りを防げます。
特に、商品写真の撮影・商品説明文の作成・初期の商品データ登録は、自社で行うか外注するかで費用と期間が変わる部分です。公開後の運用・保守・集客についても、更新代行や広告運用を依頼するのか、自社で内製するのかを契約前に確認し、役割分担を明確にしておきましょう。
よくある失敗と対策
EC制作でよくある失敗の一つが、要件を固めないまま発注し、制作途中で仕様変更が重なって費用と期間が膨らむケースです。RFPで要件を言語化し、優先順位をつけてから相見積もりを取ると防ぎやすくなります。
公開後の運用を想定せずに構築を進め、更新や集客を誰も担えずサイトが放置される失敗も少なくありません。公開はゴールではなくスタートと捉え、運用体制を発注時から設計しておくことが重要です。リニューアルでは、既存の商品データや会員情報の移行、URLの引き継ぎを軽視すると検索流入や既存顧客を失うため、移行計画を見積もり段階で確認しておきましょう。
補助金で費用を抑える
EC制作費の一部は、国や自治体の補助金で抑えられる場合があります。ただし制度ごとに対象範囲が異なり、ECサイトの構築費そのものが対象になるとは限らないため、仕組みを正しく理解しておくことが大切です。
よく名前が挙がるIT導入補助金(2026年度から「デジタル化・AI導入補助金2026」に名称変更)は、補助対象が事務局に登録されたITツールの導入費用に限られます。制作会社に支払う一般的なECサイト構築費・ホームページ制作費そのものは対象ではなく、公募要領でも顧客側の画面を新規制作する費用はスクラッチ開発として対象外と明記されています。
補助対象経費は、IT導入支援事業者が提供し、あらかじめ事務局に登録されたITツールの導入費用とする。
出典:デジタル化・AI導入補助金2026 通常枠 公募要領 第2章「補助対象経費」|デジタル化・AI導入補助金2026事務局
そのうえで、顧客側(購入者側)の画面を新しく作る費用は、同じ公募要領の別紙にある予約受付台帳の注意点で、スクラッチ開発に当たるとして対象外に位置づけられています。
顧客側画面を新規制作する費用は、スクラッチ開発に該当するため対象外とする。
出典:デジタル化・AI導入補助金2026 通常枠 公募要領 別紙2「業種・プロセス一覧」共P-01「予約受付台帳」の注意点|デジタル化・AI導入補助金2026事務局
この点から、IT導入補助金はカートシステムなど登録済みのECツールの導入費に使える可能性がある一方、サイト制作費本体には使えないと理解しておくのが正確です。
EC制作費本体に効く国の制度としては、小規模事業者持続化補助金の「ウェブサイト関連費」があります。ECサイトの開発・構築が補助対象経費として明記されている一方、この費目だけでの単独申請はできず、補助金交付申請額の上限も30万円(税込)とされています。
販路開拓等を行うためのウェブサイトやECサイト、システム(オフライン含む)等の開発、構築、更新、改修、運用をするために要する経費
出典:小規模事業者持続化補助金(一般型 通常枠)第20回公募 公募要領(第8版)|日本商工会議所・中小企業庁
○ウェブサイト関連費のみによる申請はできません。必ず、ほかの経費と一緒に申請してください。
○当経費の補助金交付申請額の上限は30万円(税込)です。
この上限や申請条件は公募回ごとに変わるため、申請時は必ず最新の公募要領で対象範囲と上限額を確認してください。
自治体の制度としては、大阪府内の市区町村が設ける時限的なホームページ・EC制作の補助金があります。たとえば吹田市の中小企業WEBデザイン活用事業補助金では、補助の対象となる制作を受託できるのは市内の登録事業者に限られます。
市内中小企業者の吹田市中小企業WEBデザイン活用事業補助金に係る業務を受託することのできる市内事業者を募集します。
出典:令和8年度 吹田市中小企業WEBデザイン活用事業補助金に係る登録作成事業者 募集要項|吹田市
このように自治体の補助金は地元事業者への発注を条件とすることが多く、全国対応のリモート外注とは相性が悪い点に注意が必要です。これは記事前半の「大阪拠点か全国対応か」の見極めにも関わり、地元の補助金を活用したいなら大阪の登録事業者に頼む選択が有利に働きます。
大阪府・大阪市にEC制作に特化した恒常的な補助金があるとは限らないため、制度は年度ごとに変わる前提で、お住まいの市区町村や商工会議所で最新の対象・募集期間を確認しましょう。
出典・参考資料(3件)
まとめ
大阪でECサイト制作を外注する際は、まず大阪拠点で対面対応にこだわるか、全国対応のリモートでよいかを、自社の要件から見極めることが出発点になります。対面での打ち合わせや地元の補助金を重視するなら大阪拠点、求める得意分野が大阪では見つけにくいなら全国対応まで候補を広げるのが考え方です。
そのうえで、自社が求める得意領域を定め、対応プラットフォーム・実績・大阪での対面対応可否・公開後の運用範囲で候補を絞り込みます。要件が固まっていないなら実績・総合力型、売上を伸ばす運用まで任せたいなら集客・運用支援型、低予算なら格安・小規模型、多言語や大規模開発が必要なら越境EC・大規模開発型が目安です。費用は構築方法で大きく変わるため、相見積もりで複数社の内訳を並べて比べましょう。
気になる会社・サービスが絞れたら、資料を取り寄せて費用や対応範囲を具体的に比較するのが次の一歩です。
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大阪のECサイト制作でよくある質問(FAQ)
Q. 大阪のECサイト制作会社とは、どのような会社ですか?
A. 大阪のECサイト制作会社とは、大阪に拠点を置く、または大阪の事業者のネットショップの新規構築・リニューアルを請け負う、受託制作・構築支援の会社です。得意領域は自社EC・モール出店、デザイン、集客・運用支援、格安・小規模、越境ECなどに分かれ、自社の商材や目的に合う領域を得意とする会社を選ぶことが会社選びの出発点になります。
Q. 大阪でECサイト制作を依頼するメリットは何ですか?
A. 大阪でECサイト制作を依頼する最大のメリットは、対面で打ち合わせがしやすく、仕様の認識合わせや、関西の商習慣・実店舗連動を踏まえた提案を受けやすい点です。加えて、地元の登録事業者への発注を条件とする自治体の補助金を使える場合があるのも、大阪の会社に頼む利点です。
Q. 大阪のECサイト制作は、大阪拠点の会社と全国対応の会社のどちらに頼むべきですか?
A. 大阪のECサイト制作をどちらに頼むかは、対面打ち合わせや地元補助金の必要性が高いなら大阪拠点、特定プラットフォームの深い知見や越境・大規模開発が必要なら全国対応も候補に広げると判断しやすくなります。多くの会社はオンライン会議で全国の事業者に対応しており、大阪以外の会社でもリモートで依頼できます。実店舗や倉庫を交えた打ち合わせ、商品撮影を対面で詰めたい場合は大阪拠点が有利です。
Q. 大阪のECサイト制作の費用相場はどのくらいですか?
A. 大阪のEC制作費用は、公的機関や中立的な統計による平均額は公表されておらず、構築方法と要件によって数十万円から数百万円以上まで大きく変わります。
目安として、モール出店やASP・クラウド型は数万円から100万円超、オープンソースは50万〜200万円、ECパッケージは100万〜500万円、フルスクラッチは500万円以上が一般的で、いずれも要件により幅があります。自社の要件での実額は、相見積もりで複数社の見積もりを並べて確認しましょう。
Q. 大阪でのECサイト制作にかかる期間はどのくらいですか?
A. 大阪でのEC制作期間は、構築方法によって変わり、ASPやモール型でテンプレートを使う場合は1〜2ヶ月、デザインや機能を作り込む場合は3〜6ヶ月が目安です。フルスクラッチや大規模なリニューアル、越境EC対応では6ヶ月から1年以上かかることもあるため、公開希望日から逆算して余裕を持った計画を立てましょう。
Q. 大阪のECサイト制作会社は、得意領域でどのように選び分ければよいですか?
A. 大阪のEC制作会社は、最初に自社が最も重視する得意領域を1つ定めると候補を効率よく絞り込めます。要件が固まっていないなら実績・総合力型、公開後の集客まで任せたいなら集客・運用支援型、低予算で小さく始めたいなら格安・小規模型、多言語や大規模開発が必要なら越境EC・大規模開発型が目安です。本記事の得意領域タイプ別の紹介と比較表で、各タイプに該当する会社を確認できます。
Q. 大阪でECサイト制作を頼むとき、ECプラットフォーム(カート)はどう選べばよいですか?
A. ECプラットフォームは、商品規模・予算・運用体制・将来の拡張の見通しに応じて中立に選ぶのが基本です。Shopify・EC-CUBE・MakeShop・futureshopなどは、月額費用・カスタマイズ性・運用の難易度が異なります。自分で選びきれない場合はプラットフォームの選定から相談できる会社を選び、カートの載せ替えを考えているなら移行元・移行先の双方で実績がある会社かを確認しましょう。
Q. 大阪でECを始めるとき、自社ECとモール出店(楽天・Amazon)はどちらを選ぶべきですか?
A. 自社ECとモール出店は、どちらか一方に絞るより、目的に応じて併用するのが有効なケースが多いです。モールは集客力が強い反面、手数料やデザインの自由度にトレードオフがあり、自社ECはブランドづくりや顧客データの活用に向きます。大阪の総合力型の制作会社は両方に対応できるところが多いため、迷う場合は双方を相談できる会社が候補になります。
Q. 大阪で他社が作ったECサイトのリニューアルやカート載せ替えも依頼できますか?
A. 大阪の多くの制作会社は、他社が構築したECサイトのリニューアルやカートの載せ替えにも対応しています。ただし商品データや会員情報の移行、既存URLのリダイレクト設計に追加の工数がかかるため、移行元・移行先の双方のプラットフォームで実績がある会社を選ぶと移行の失敗を避けやすくなります。
Q. 大阪でECサイトを制作した後、自社で更新・運用できますか?
A. 公開後に自社で更新できるかは、制作会社が更新しやすい仕組みを用意し、運用方法をレクチャーしてくれるかによります。専任の運用担当者は必須ではなく、他業務と兼任で運用できることが多い一方、更新代行や広告運用まで制作会社に任せる選択肢もあります。どこまで自社で運用し、どこから外注するかを発注前に整理しておきましょう。
Q. 大阪のECサイト制作では、制作費用以外に月々のコストはかかりますか?
A. 大阪のEC制作では、制作費用のほかにプラットフォームの月額利用料や保守・運用費がかかる場合があります。ASP・クラウド型は月額利用料が発生し、保守費用は原則実費のみの会社から月額制の会社までさまざまです。ランニングコストの有無と内訳は、相見積もりの段階で各社に確認しておくとよいでしょう。
Q. 大阪のECサイト制作会社に相見積もりを取るときは、何を確認すればよいですか?
A. 相見積もりでは、複数社に同じ要件を伝え、費用の内訳・対応範囲・制作期間・公開後の運用まで同一条件で比べるのがポイントです。目的・予算・公開希望日・商材・使いたいプラットフォームを整理した提案依頼書(RFP)に近い形で条件をそろえて渡すと、各社の提案を公平に比較できます。
Q. 大阪のECサイト制作に、補助金は使えますか?
A. 大阪のEC制作費に使える国の補助金は、主に小規模事業者持続化補助金のウェブサイト関連費(他の経費との同時申請が必要で、上限は30万円・税込)で、IT導入補助金(デジタル化・AI導入補助金2026)は事務局に登録されたITツールの導入費に限られ、制作会社に払うEC制作費そのものは補助対象外です。
大阪府・大阪市に共通のEC制作補助金は確認できず、吹田市など一部の市区町村の時限制度は地元の登録事業者への発注を条件とすることが多いため、全国対応のリモート外注とは相性に注意が必要です。金額や要件は回次・年度で変わるため、最新の公募要領や各自治体・商工会議所で必ず確認してください。
出典・参考資料(3件)
Q. 大阪でECサイトを公開した後、集客や運用は誰に任せればよいですか?
A. 公開後の集客や運用は、制作と集客・運用支援を一括で担える会社に任せると、広告運用や改善提案までまとめて相談でき、社内の運用負荷を抑えられます。作って終わりにせず売上を伸ばしたい場合は、公開後の広告運用・更新代行・改善提案まで対応する会社を選ぶか、運用に強い会社へ別途委託する方法もあります。
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マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト
松嶋真倫
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