サービス比較の記事一覧

AIで顧客対応・サポート業務を自動化したい

サービス比較の記事一覧

AIで顧客対応・サポート業務を自動化したい

その他の金融課題を解決したい

自動音声応答システム(IVR)
の関連情報


関連サービス資料を
無料で一括ダウンロード

,

IVR(自動音声応答システム)ランキング|応答方式・費用・機能で比較するおすすめ27選

IVRおすすめランキング 応答方式・費用・機能で比較のサムネイル画像
自動音声応答システム(IVR)比較表(2026年版)のプレビュー

主要25サービスの料金・機能を無料で一覧比較

自動音声応答システム(IVR)比較表(2026年版)

電話の一次対応に人手を取られ、あふれ呼や時間外の着信で機会を逃していませんか。IVR(自動音声応答システム)の導入・乗り換えを検討するとき、まず気になるのは「よく選ばれている・評価の高い製品はどれか」ではないでしょうか。製品数が多く、どれが定番なのかを手がかりに候補を絞りたいという声はよく聞かれます。

一方で、比較サイトのランキングは資料請求数順や独自スコア順で並んでいることが多く、その順位が自社の受電業務に合う製品を選ぶ根拠になるとは限りません。人気や評価をどう読み、どの事実で候補を絞ればよいのでしょうか。

本記事では、主要なIVR27サービスを応答方式の3タイプ(プッシュ操作型・音声認識/AI型・ビジュアル/連携特化型)に分けて比較・解説します。

資料請求数やレビュー満足度といったランキング指標が何を表すのかを整理したうえで、導入社数や料金など公式に公表された事実で候補を見比べられます。コールセンター・カスタマーサポート・情報システムの担当者が、自社に合うサービスを判断するための材料としてご活用ください。

また、自社の受電業務に合うサービスを最短で見つけられるよう、「30秒で終わる選定診断ツール」をご用意しています。ぜひこちらもご活用ください。

IVR(自動音声応答システム)とは|応答方式の3タイプ

IVR(Interactive Voice Response、自動音声応答システム)は、かかってきた電話に音声ガイダンスで自動応答し、発信者の操作や発話に応じて用件を振り分けたり、定型的な案内・受付を自動化したりする仕組みです。代表電話の一次受付、問い合わせの担当部署への振り分け、営業時間外のアナウンス、混雑時の折り返し受付などに使われます。

IVRの仕組みと基本機能

IVRの基本動作は、着信に対してあらかじめ用意した音声ガイダンスを再生し、発信者の入力(電話機のボタン操作、または発話)を受け取って、次の処理に分岐させることです。多くの製品が、問い合わせ内容の一次切り分け、担当窓口への着信振り分け、用件の録音・メッセージ受付、営業時間や混雑状況に応じたルーティングを備えています。

これらの機能は、電話がつながらない・待ち時間が長いといった課題への対応や、よくある問い合わせの一次対応を自動化して担当者の負荷を下げる目的で導入されます。近年はCRM(顧客管理)やSFA(営業支援)と連携して発信者を識別したり、あふれ呼をSMSやコールバック予約で拾ったりする製品も増えています。

応答方式の3タイプ

IVRは、発信者がどのように応答・入力するかという「応答方式」で大きく3つに分けられます。自社の受電業務にどの方式が合うかを、以下の概要から確認してください。

← 横にスクロールできます →
プッシュ操作型IVR(従来型)音声認識・AI型IVR(ボイスボット)ビジュアルIVR/連携特化型
特徴音声ガイダンスを流し、電話機のボタン操作(DTMF)で用件別に分岐・振り分ける定番の方式です。導入が手軽で動作が確実、費用も抑えやすいのが利点です。発信者の発話を認識し、AIが会話形式で応対します。ボタン操作では扱いにくい複雑な問い合わせの自動完結や、聞き取った内容の自動要約まで担う製品もあります。電話をSMSやWeb画面の選択誘導に切り替えて自己解決を促すビジュアルIVRや、CTI・CRM・CPaaSと連携して受発信を柔軟に制御するタイプです。
向いている企業代表電話の一次受付や担当部署への振り分け、営業時間外アナウンスを安価・確実に自動化したい企業。人手不足で、よくある問い合わせから複雑な要件までAIに一次対応させたい企業。Webでの自己解決を増やしたい企業や、コールセンター基盤・既存システムとの連携を重視する企業。
該当する主なサービストビラフォンCloud、DXでんわ、IVRy、fondesk IVR などDHK CANVAS、PKSHA VoiceAgent、AIコンシェルジュ、LINE WORKS AiCall などオーロラIVR by TeleForce、BIZTEL、CT-e1/SaaS、モバイルウェブ ビジュアルIVR など

※上記は各タイプの一般的な傾向です。個別のサービスの対応方式や機能の詳細は各社情報をご確認ください。

かつてはボタン操作のプッシュ操作型が主流でしたが、音声認識やAIの普及により、発話で応対する音声認識・AI型(ボイスボット)を選ぶ企業が増えています。1つの製品がプッシュ操作とAI応対の両方に対応するケースも多く、方式の境界は以前より緩やかになっています。

この背景には、コールセンター領域でAIを活用したサービスの市場が拡大していることがあります。矢野経済研究所の調査によると、コールセンターサービス事業者が提供するAIサービスの国内市場規模(事業者売上高ベース)は2024年度に前年度比150.0%の90億円へ拡大しました。同社は2029年度に313億円へ達すると予測しています(2026年5月発表時点)。

人手不足と生成AIの普及が成長の背景とされており、電話の一次対応をAIに任せる動きは今後も広がる見込みです。

出典・参考資料(1件)

IVRランキング・人気の見方(指標の意味と限界)

「IVR ランキング」で検索すると、資料請求数順やレビュー満足度順、独自スコア順など、さまざまな順位が目に入ります。候補を絞る手がかりにはなりますが、それぞれの指標が何を表し、何を表さないかを押さえておくと、順位に振り回されずに選べます。

IVRのランキング指標3種が示すものと限界を整理した図。資料請求数ランキングは関心の高さを示すが自社への適合度は保証せず、認知度や広告出稿の大きさ・有料枠で順位が動くことがある。レビュー満足度は実際の利用者の声を示すが、件数が少なかったり規模・用途が自社と異なる評価が混ざる。シェア・導入社数は導入実績の裏づけになるが、調査の対象範囲や集計時点で数字が変わる。最終的な絞り込みは公表された事実(応答方式・料金・外部連携・導入実績)と自社の受電業務への適合で判断するのが確実。

資料請求数ランキングは「関心の高さ」を表しますが、自社への適合度を保証するものではありません。資料請求が多い製品は認知度や広告出稿が大きいことの裏返しでもあり、掲載が有料枠で順位が決まる比較サイトも少なくありません。

レビュー満足度は実際の利用者の声を反映しますが、件数が少ない製品や、企業規模・用途が自社と異なる利用者の評価が混ざっている点に注意が必要です。シェアや導入社数は実績の裏づけになりますが、調査の対象範囲や集計時点によって数字が変わります。

そこで本記事では、書き手の総合評価や比較サイトの資料請求数順で順位を付けることはしません。代わりに、各社が公式に公表している事実(応答方式・料金・外部連携・導入実績)を並記したタイプ別の比較表を用意しました。

ただし、料金が個別見積もりで非公開の製品や、導入実績の示し方(導入社数・稼働席数・アカウント数など)が製品ごとに異なるため、一律の順位はつけていません。公表されている事実をそのまま並べているので、自社が重視する基準で読者自身が見比べられます。人気や評価は候補を見つける入口として使い、最終的な絞り込みは公表された事実と自社の受電業務への適合で判断するのが確実です。

ランキングや人気という切り口ではなく、IVRの仕組み・応答方式のタイプ・費用相場・選び方を基礎から押さえて製品を比較したい場合は、カテゴリ全体を網羅した以下の記事もご覧ください。

次のタイプ別比較表で、各サービスの応答方式・料金・導入実績を見比べてください。

自社にどのタイプ・どの製品が向くか迷う場合は、以下の診断で課題・受電規模・重視する条件を選ぶと、代表的な候補を絞り込めます。

あなたへのおすすめ
条件にマッチしたサービスを表示しています
本セクションにはプロモーションが含まれており、表示順は当社独自の基準や提携状況に基づいています。
料金や機能は各社の資料でまとめて比較できます 【無料】自動音声応答システム(IVR)の資料を
一括ダウンロードする

【比較表】応答方式タイプ別のおすすめIVRを比較

ここからは、主要なIVR27サービスを応答方式の3タイプに分けて比較します。各表では、応答方式・主な機能(通話録音・文字起こし・有人転送・コールバック予約など)・初期費用・月額費用・従量課金・外部連携・導入実績を、各社が公式に公表している事実で並記しており、サービス名から各社の詳細な紹介に移動できます。

料金が非公開の製品や、導入実績の単位(社数・席数・アカウント数など)が製品ごとに異なる点はそのまま示しているので、自社が重視する基準で見比べてください。

プッシュ操作型IVR(従来型)の比較

← 横にスクロールできます →
サービス名IVRy(アイブリー)トビラフォンCloudDXでんわfondesk IVRコールコール(CallCall-IVR)コールナビゲーターソクコムじゃんじゃんコールSUBLINE
応答方式プッシュ操作+AI音声対話プッシュ操作(DTMF振り分け)音声ガイダンスで用件別に振り分け+AI自動案内(発話聞き取り・約40言語)番号・営業時間で分岐(AI/録音読み上げ)プッシュ操作+AI音声認識(最大110言語)プッシュ操作キーワード分岐+ヒアリング(音声認識)プッシュ操作(DTMF)プッシュ操作(最大9転送先)
主な機能録音・文字起こし・AI要約(全プラン標準)/AI音声対話・音声認識Q&A/チャット通知(プラン別)通話録音・自動テキスト化(AI要約はオプション)/SMS自動送信/迷惑電話フィルタAI自動案内(約40言語)/文字起こし・AI要約/チャット通知(Slack・Teams・Chatwork)録音・自動文字起こし/9種チャットへ通知/生成AI「AIオペレーター」(ベータ)AI音声認識(最大110言語)/コールバック予約/6種チャット通知・CRM連携AI/収録ガイダンス/時間帯で自動切替・最大10転送/折り返し希望受付キーワード分岐・ヒアリング(音声認識)/SMS・自動架電/CTI統合通話録音(オプション)/あふれ呼・放棄呼の記録・折り返し運用テキスト読み上げ/最大9転送・時間帯分岐/SMS返信・留守録(録音をSlack/Chatwork共有)
初期費用0円30,000円(税抜)0円0円要お問い合わせ0円(予約機能プランのみ13,200円/税込)要お問い合わせ30,000円(税別)330円(番号取得料/税込)
月額費用0円〜(有料は3,980円〜/税抜)3,000円〜(税抜)10,000円〜(税別)2,980円〜(税別・番号込み)要お問い合わせ2,728円〜(税込)1,480円/ユーザー+2,000円/チャネル〜14,800円〜(税別)550円〜+IVRは+2,640円(税込)
従量課金プラン内(着電数で区分)要お問い合わせ着信超過 50〜100円/件着信3円/分・転送13円/分要お問い合わせ着信1.65円/分・転送7.7円/分要お問い合わせ転送 固定10円/3分・携帯18円/分要お問い合わせ
外部連携Slack・Teams等へ通知(プラン別)SMS自動送信Slack・Teams・ChatworkSlack・Teams・Chatwork・LINEなど9種Salesforce・kintone・楽楽販売、チャット6種—SMS・CTI統合—Slack・Chatwork
導入実績累計アカウント6万件超(2026年4月末)非公開非公開非公開導入14社(公式掲載)非公開累計13.5万ユーザー・1,300社非公開非公開
詳細情報サービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見る

音声認識・AI型IVR(ボイスボット)の比較

← 横にスクロールできます →
サービス名DHK CANVASPKSHA VoiceAgentLINE WORKS AiCallAI Messenger VoicebotAIコンシェルジュcommuboDaisybellミライAINamiTech
応答方式ボイスボット+生成AIボイスボット/AI-IVR(マルチターン)ボイスボット(発話認識)ボイスボット(バージイン対応)ボイスボット(専用認識エンジン)ボイスボット(シナリオ+生成AIハイブリッド)AI音声エージェント(生成AI)ボイスボット(代表電話の取次ぎ特化)会話型AI(LLM・声紋認証)
主な機能ボイスボット+生成AI/文字起こし・AI要約/有人転送・オートコール(カード情報は取得不可)マルチターンヒアリング/AI-IVR・自動応答/PBX・CTI連携(Avaya・BIZTEL等)発話認識・FAQ自動回答/有人転送/SMS連携/営業時間でシナリオ切替バージイン(割り込み発話)・発話誘導/有人転送/アウトバウンド対応本人認証(電話番号・生年月日・氏名)/オートコール・有人転送/SMS・Eメール送信シナリオ+生成AIハイブリッド/インバウンド・アウトバウンド/CTI・PBX連携(BIZTEL等)生成AI・感情を踏まえた応答/受電・架電/CRM・ERP連携代表電話の取次ぎ特化/文字起こし・要約をSlack・Teams通知/クラウドPBX会話型AI(LLM)・声紋認証・ノイズキャンセリング/多言語対応(日本語含む非英語圏)
初期費用要お問い合わせ要お問い合わせ要お問い合わせ(VOICEIVRは構築500万円〜)要お問い合わせ要お問い合わせ要お問い合わせ要お問い合わせ0円(BASIC)要お問い合わせ
月額費用15万円〜(1,000件分込み)要お問い合わせ要お問い合わせ(VOICEIVRは50万円〜)要お問い合わせ要お問い合わせ(運用サポート込み)要お問い合わせ要お問い合わせ4,980円〜(BASIC)要お問い合わせ
従量課金対応1件ごとに課金要お問い合わせなし(月額固定)要お問い合わせ要お問い合わせ従量課金制(使った分)要お問い合わせ要お問い合わせ要お問い合わせ
外部連携0120/0800/0570転送・有人転送・オートコールAvaya・BIZTEL・CT-e1/SaaS・GENESYS等既存0120/PBX前段・SMS連携有人転送・アウトバウンド対応SMS・Eメール送信・有人転送BIZTEL・Genesys Cloud・Zoom Phone・CT-e1/SaaS・TwilioCRM・ERP・コールセンターシステムSlack・Teams通知・クラウドPBX—
導入実績1,500社以上ボイスボット部門シェア24.7%(2024年度・富士キメラ総研)非公開(大手導入事例あり)シリーズ400社以上非公開導入400社以上(完了率94.5%)20社以上650社(2026年6月時点)非公開
詳細情報公式資料を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見る公式サイト公式サイト公式サイト

ビジュアルIVR/連携特化型の比較

← 横にスクロールできます →
サービス名BIZTELCT-e1/SaaSMiiTel PhoneオーロラIVR by TeleForceVoiceMallZendesk TalkAmazon ConnectTwilioモバイルウェブ ビジュアルIVR
応答方式クラウドCTI(IVR+ACD)クラウドCTI(IVR標準搭載)クラウドIP電話(通話解析+IVR)受信IVR+発信IVR+SMS(48言語)クラウドIVR(音声認識・合成)統合CXの音声チャネル(AIルーティング)クラウドIVR基盤(自前構築)CPaaS(API+Studioで構築)ビジュアルIVR(Web画面誘導)
主な機能全通話録音・ACD・コールキューイング/CRM・SFA連携(Salesforce等)/折り返し呼管理ACD・通話録音・レポート標準/16種SFA・CRM連携・着信ポップアップ自動録音・全文文字起こし・トーク解析/CRM・SFA連携・API/Webhook受信+発信IVR(オートコール)/SMS(4キャリア・最大660字)/生成AI感情分析・48言語音声認識・音声合成/SMS・FAX連携/最大184ch同時着信・コールバック予約録音・ボイスメール/AIルーティング(意図・感情・言語)/Zendesk Suite統合自前構築(フローデザイナー)/会話型IVRはAmazon Lex/CRM連携はAWS LambdaAPI・Studioで自社構築/音声AIはDialogflow CX連携/SMS等マルチチャネルWeb画面誘導(SMSでURL送付)/FAQ・チャットボット・有人チャット・コールバック予約フォームへ誘導
初期費用50,000円/席〜(税抜)300,000円〜0円〜要お問い合わせ300,000円〜(着信型・税別)要お問い合わせ0円0円要お問い合わせ
月額費用15,000円/席〜(税抜)5,000円/ユニット〜(例: 月17万円)要お問い合わせ要お問い合わせ140,000円〜(着信型・税別)55米ドル/席〜(IVRは115米ドル〜)0円(最低利用料なし)0円(基本料なし)要お問い合わせ
従量課金要お問い合わせ(通話料)要お問い合わせ要お問い合わせSMS 1通10円〜通信料別途(NTTコム請求)番号・通話分の従量あり音声 0.038米ドル/分〜着信0.0100米ドル/分+番号 月4.75米ドル〜要お問い合わせ
外部連携Salesforce等CRM/SFA(オプション)Salesforce含む16種SFA/CRMSalesforce・HubSpot・kintone・Zoho、APISMS配信(4キャリア)空電プッシュ(SMS)・BizFAXZendesk Suite統合AWS Lambda・Amazon LexDialogflow CX等・APIFAQ・チャットボット・有人チャット
導入実績2,700社・54,000席(2025年11月)32,000席・1,825テナント(2025年6月)シリーズ3,000社(2025年5月)非公開約300サービス非公開非公開非公開非公開
詳細情報サービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見る公式サイト

主要なIVRサービスの紹介

比較表で挙げたサービスを、応答方式のタイプ別に個別に紹介します。各サービスの特徴・料金体系・外部連携・導入実績を確認し、資料請求の判断材料としてご活用ください。

プッシュ操作型IVR(従来型)

1. IVRy(アイブリー)(株式会社IVRy)

IVRy(アイブリー)の公式サイト

株式会社IVRyが提供する、電話の一次対応をAIと自動音声で引き受けるIVR・ボイスボットサービスです。音声ガイダンスによる着信振り分けに加え、2025年11月の基本プラン刷新でAI音声対話・音声認識Q&Aを全プランに標準搭載し、用件の録音・文字起こし・AI要約まで自動化します。

料金は月30着電まで0円のフリープランと、月額3,980円(税抜)から始まるスターター以上の有料プランで構成されます。通話の録音・文字起こし・AI要約は全プランで利用できますが、Slack・Teams などチャットツールへの通知連携はプランによって範囲が異なり、フリープランでは利用できません。

導入実績は累計アカウント数60,000件超(2026年4月末時点)、累計発着信数1億件突破(2026年6月時点)で、全国47都道府県・98業界以上で利用されています。情報セキュリティではISO/IEC 27001とISO/IEC 27017の2つの認証を取得しています。

2. トビラフォンCloud(トビラシステムズ株式会社)

トビラフォンCloudの公式サイト

トビラシステムズ株式会社が手がけるクラウドPBX(クラウド型ビジネスフォン)で、IVRはその構成機能の一つとして組み込まれています。物理的なPBX機器を設置せず、スマートフォンやPCのアプリから会社の電話番号で発着信でき、音声ガイダンスによる用件別の振り分けを行えます。

同社本業の迷惑電話フィルタリング技術(500万件以上の事業者データベース)を標準装備し、営業電話のブロックに対応する点が特徴です。IVRの番号選択に応じた担当者振り分けと、発信元へのSMS自動送信を組み合わせ、受電対応を半自動化できます。

料金は初期費用30,000円・月額3,000円(いずれも税抜)からで、基本セットに050番号1つ・内線2つ・同時通話2回線・通話録音約100時間を含みます。通話の自動テキスト化は基本料金に含まれ、AI自動要約はオプションです。5日間の無料トライアル(内線通話のみ)で試せます。

3. DXでんわ(メディアリンク株式会社)

DXでんわの公式サイト

「電話対応をゼロにする自動応答DX」を掲げるDXでんわは、メディアリンク株式会社が提供する電話自動応答(IVR)サービスです。音声ガイダンスによる一次受付と用件に応じた担当者への振り分けを基本に、発信者の自由な発話をキーワードとして聞き取って分岐・転送する「AI自動案内」も備え、約40言語に対応します。

料金は初期費用0円で、月額10,000円・無料着信100件のライトプランから、スタンダード(月額30,000円・500件)、プレミアム(月額50,000円・1,000件)、カスタムの4プラン制です(税別)。無料着信数を超えた分は1件あたり100円〜50円の従量課金で、着信規模に応じてプランを選べます。

自動応答後の有人対応まで含めて通話内容をテキスト化し、AIが要約を生成する機能や、Slack・Teams・Chatwork などへの通知連携を備えます。14日間の無料トライアルで全機能を試せます。導入事例として、医療法人城東整形外科で1日100件超の電話対応を最大70%削減した例が公表されています。

4. fondesk IVR(株式会社うるる)

fondesk IVRの公式サイト

株式会社うるるが2024年12月に提供を開始した電話自動応答サービスで、手持ちの電話番号から転送して着信に自動応答します。テキストで入力した案内文をAI音声または録音で読み上げ、発信者が選んだ番号や営業時間に応じてコールフローを分岐させる仕組みです。

初期費用・解約手数料はなく、専用電話番号込みで月額2,980円(税別)から利用できます。着信は3円/分、固定電話への転送は13円/分といった従量課金が別途かかる料金体系です。他社IVRからの乗り換えで基本料が6か月間無料になるキャンペーンもあります。

録音した通話は自動で文字起こしされ、Slack・Teams・Chatwork・LINE など9種類のツールへ通知できます。2026年6月には、生成AIが発信者と自然な会話で用件や連絡先を聞き取り、通話を要約して通知する「AIオペレーター」のベータ版(22円/分)の提供も始まりました。

5. コールコール(CallCall-IVR)(ルーシッド株式会社)

コールコール(CallCall-IVR)の公式サイト

コールコール(CallCall-IVR)は、ルーシッド株式会社が開発したクラウド型のIVR・ボイスボットサービスです。電話機のボタン操作による分岐に加え、AIの音声認識で発信者の自由な発話を聞き取って応答・振り分けができ、音声認識は最大110言語、音声ガイダンスは28言語に対応します。

つながらなかった着信への対策として、発信者が折り返しの希望日時を予約できるコールバック予約機能を備えます。通知はLINE WORKS・Teams・Slack など6種のビジネスチャットに対応し、Salesforce や kintone、楽楽販売といった業務システムとも連携できます。

料金は公式サイトで公開されておらず、初期費用・月額とも問い合わせによる見積もりとなります(無料トライアルは14日間、最低利用期間は6か月)。クラウド型で専用機器が不要なため、コールフロー確定後は最短1週間での導入が可能です。公式サイトには導入企業として14社のロゴが掲載されています。

6. コールナビゲーター(コスモバリュー株式会社)

コールナビゲーターの公式サイト

電話番号をそのまま使えるコールナビゲーターは、コスモバリュー株式会社が提供するクラウド型IVRです。専用機器なしで導入でき、月額2,728円(税込)のシンプルプランから、ライト(4,378円)、スタンダード(7,678円)、予約業態向けの予約機能プランまで、用途に応じて選べる料金体系です。

初期費用はシンプル・ライト・スタンダードの各プランが無料で、予約機能プランのみ12,000円(税込13,200円)です。自動応答の着信料は1.65円/分、固定電話への転送は7.7円/分などの従量課金が加わります。音声ガイダンスはAI音声・自社収録・プロナレーター収録の3種類から選べます。

営業時間内と時間外でのガイダンス自動切り替え、プッシュ操作による振り分け、最大第10転送先までの順次転送に対応します。留守電メッセージを確認して必要な用件のみを折り返す「折り返し希望受付」も利用できます。電話サポートは平日10時〜18時で、設定代行サービスも用意されています。

7. ソクコム(Foonz株式会社)

ソクコムの公式サイト

Foonz株式会社が「コミュニケーションAIエージェント」として提供する、電話業務を1つのクラウド基盤に統合するサービスです。IVR・クラウドPBX・CTI・自動架電・SMSなどを組み合わせ、受電(一次受付)から架電(リマインド・営業)まで一元的に自動化できます。

IVRはプッシュ番号による分岐に加え、発話内容を認識して分岐させるキーワード分岐や、設問を音声で投げかけて回答を得るヒアリング機能を備えます。現在使用中の電話番号を引き継ぐか、050・0120番号を新規に取得するかを選べます。

料金は1ユーザー月額1,480円・1チャネル月額2,000円を基本に、サーバー利用料やAIエージェント料金を機能ごとに組み合わせる方式です。初期費用や通話の従量単価は公開されておらず、問い合わせによる確認が必要です。公式サイトでは累計13.5万ユーザー・導入企業1,300社と表示されています。

8. じゃんじゃんコール(株式会社メテム)

じゃんじゃんコールの公式サイト

株式会社メテムのじゃんじゃんコールは、電話とインターネット接続のPCがあれば専用機材なしで使えるクラウド型IVRシステムです。音声ガイダンスの再生とプッシュ番号(DTMF)の取得を組み合わせてコールフローを作り、電話の受付・応答・転送を自動化します。

料金は初期費用30,000円・月額14,800円(税別)からで、基本構成に着信番号1つ・回線1つ・音声フロー基本セットを含みます。回線追加や通話録音、電話転送などは1機能あたり月額10,000円程度のオプションで拡張できます。転送料は固定電話宛が3分ごと10円、携帯電話宛が1分ごと18円です。

電話の振り分けや注文受付、留守番電話に加え、あふれ呼・放棄呼の履歴を記録し、オペレーターが後から折り返す運用にも対応します。1990年の設立以来CTI・IVR領域に携わり、サービス開始後の微調整は無償で対応するとしています。電話サポートは平日10時〜18時です。

9. SUBLINE(株式会社インターパーク)

SUBLINEの公式サイト

株式会社インターパークが提供するSUBLINEは、スマートフォンに専用アプリを入れるだけで仕事用の050番号を持てるビジネスフォンアプリです。IVR(電話自動応答)は、このアプリのビズプラン(ベーシック以上)向けオプション機能として提供されます。

IVRオプションでは、音声ファイルやテキスト読み上げによる自動応答メッセージ、最大9つの転送先への振り分け、期間・時間帯・曜日ごとの営業時間別分岐、SMS返信、留守録を、画面上のコールフロー設定で構成できます。録音データはSlackやChatworkへ共有できます。

料金は番号取得料330円と月額基本料で、ビズベーシックは月額550円、番号利用料が1番号あたり550円(いずれも税込)です。IVRを使う場合は月額2,640円(税込)のオプションが別途必要で、パーソナルプランでは利用できません。7日間の無料トライアルが用意されています。

音声認識・AI型IVR(ボイスボット)

10. DHK CANVAS(株式会社電話放送局)

DHK CANVASの公式サイト

DHK CANVASは、株式会社電話放送局が提供する、ボイスボット・IVR・生成AIを1つにまとめたAI電話サービスです。かかってきた電話にAIが応対して用件を聞き取り、よくある質問への回答から担当者への転送までを自動で振り分けます。電話放送局の電話自動応答サービスとしての導入実績は1,500社以上です。

管理画面でノード(部品)をドラッグ&ドロップでつなぐノーコード設計を採用し、定型業務向けの「シナリオプラン」と、生成AIで非定型の問い合わせにも対応する「エージェントプラン」の2プランを用意しています。既存の0120・0800・0570番号からの転送で導入でき、通話の文字起こし・AI要約や有人転送、オートコール(自動発信)にも対応します。

料金は月額15万円から(1,000件分のコール込み)で、通話時間ではなく対応1件ごとに課金する方式です。初期費用は要問い合わせで、商用利用も可能な無料トライアルと無料のAI音声デモを用意しています。なおDHK CANVAS自体はPCI DSS非準拠のため、クレジットカード情報は取得できません。

11. PKSHA VoiceAgent(株式会社PKSHA Technology)

PKSHA VoiceAgentの公式サイト

コールセンターの電話対応をAIで自動化するボイスボット/AI-IVRです。提供元は株式会社PKSHA Technology(PKSHA Communicationカンパニー)で、旧称は「PKSHA Voicebot」でした。日本語に特化した音声認識の補正技術と生成AIを使い、用件の把握から適切な窓口への振り分け、定型業務の自動完結までを行います。

一問一答ではなく、確度が低ければ質問を重ねて用件を特定する「マルチターンヒアリング」を2026年8月から一般提供しています。入電を振り分ける「AI-IVRプラン」と、定型業務を完全自動化する「自動応答プラン」の2つがあり、Avaya・BIZTEL・CT-e1/SaaS・GENESYSなどのPBX/CTIと連携できます。料金はいずれも公開されておらず、要問い合わせです。

富士キメラ総研の2026年調査では、ボイスボット部門の2024年度実績シェアが24.7%と報告されています。導入事例では、三井住友海上火災保険が解約受付などで完結率を約30%から60%まで高め、みずほ銀行が2026年にAI-IVRとマルチターンヒアリングを導入しています。

出典・参考資料(1件)

12. LINE WORKS AiCall(LINE WORKS株式会社)

LINE WORKS AiCallの公式サイト

LINE WORKS AiCallは、LINEのAI技術(旧CLOVA系)を基盤としたボイスボット(AI電話自動応答)サービスです。提供元はLINE WORKS株式会社(旧ワークスモバイルジャパン)で、顧客が自由に話した内容を音声認識して用件を把握し、AIで完結できる問い合わせと有人対応が必要な問い合わせを自動で振り分けます。

既存の0120番号やPBXをそのまま使い、AiCallを前段に置いて運用できます。FAQへの自動回答、やり取りを引き継いだオペレーター転送、WEB手続き用のURLを送るSMS連携、営業時間に応じたシナリオ切り替えに対応します。提供形態は、個社向けにつくり込む本体(フルカスタム)と、一次対応に特化したパッケージ型「VOICEIVR」の2系統です。

料金面では、通話量に応じた従量課金がなく月額固定である点を公式が明示しています(本体は要問い合わせ、VOICEIVRは構築費用500万円〜・月額50万円〜)。ヤマト運輸では集荷依頼の受付で月100万件の対応とAI完了率80%、クレディセゾンではオペレーター着信件数を前年比約30%削減した実績が公表されています。

13. AI Messenger Voicebot(株式会社AI Shift)

AI Messenger Voicebot(AI Worker VoiceAgent)の公式サイト

2016年提供の「AI Messenger」シリーズを源流とし、2025年12月に「AI Worker VoiceAgent」へ名称を変えたボイスボットです。提供元は、サイバーエージェントの100%子会社である株式会社AI Shiftです。予約・注文受付・問い合わせ対応・サブスクリプション変更など、コールセンターや窓口の電話業務の自動化に特化しています。

ユーザーの発話中にAIが割り込んで応答する「割り込み発話(バージイン)」や、沈黙したユーザーに発話を促す「発話誘導」など、対話を途切れさせない制御機能を備えます。有人オペレーターへの転送や、発信業務(アウトバウンド)にも対応します。料金は公開されておらず、要問い合わせです。

導入実績は「AI Messenger」シリーズとして400社以上で、焼肉きんぐ(物語コーポレーション)では全国230店舗の電話窓口で月間約15万件の対応を自動化しています。神戸市税務部ではパートナー経由の試験導入で自動回答率65%以上、北陸銀行でも試験導入が進んでいます。

14. AIコンシェルジュ(株式会社TACT)

AIコンシェルジュの公式サイト

U-NEXTグループでコールセンター運営を手がける株式会社TACTが、2016年9月から提供しているボイスボット(AI音声自動応答)サービスです。住所や専門用語にも対応する専用認識エンジンと専用辞書を使い、電話窓口の定型的な問い合わせを自動化します。

フロー分岐やFAQ回答に加え、電話番号・生年月日・氏名による本人認証、再配達受付や督促などのアウトバウンド発信(オートコール)、有人オペレーターへの転送、SMS・Eメール送信に対応します。月額費用には、毎月の稼働レポーティングや精度チューニングといった運用サポートが追加費用なしで含まれます(初期費用・月額とも要問い合わせ)。

プライバシーマークのほか、ISO/IEC 27001とISO/IEC 27017(クラウドセキュリティ)の認証を取得しています。導入事例では、ニッセンが返品受付の70%以上を自動化、コープこうべがIVRからの切り替えで完了率を35%改善したほか、国税庁の確定申告電話相談センターの時間外対応にも採用されています。

15. commubo(株式会社ソフトフロントジャパン)

commubo(コミュボ)の公式サイト

commubo(コミュボ)は、自社開発の音声認識エンジンで人と連続的な会話を行うクラウド型のAIボイスボットです。提供元は、東証グロース上場のソフトフロントホールディングスを親会社に持つ株式会社ソフトフロントジャパンです。コンタクトセンター業務やあふれ呼対策、注文・予約受付、督促などを自動化します。

定型業務はシナリオ型、複雑な問い合わせは生成AI(LLM×RAG)型と、業務に応じて使い分けるハイブリッド運用が特徴です。インバウンド・アウトバウンドの両方に対応し、契約中の電話番号をそのまま流用できます。

BIZTEL・Genesys Cloud・Zoom Phone・CT-e1/SaaS・Twilioなど、連携できるCTI/PBXの具体名を公式に公開している点も、既存環境との接続を事前に確認しやすい特徴です。

料金は使った分だけを支払う従量課金制で、初期費用・月額とも個別見積り(要問い合わせ)です。公式が公表する実績値は、導入400社以上、業務完了率94.5%、契約継続率98.1%となっています。導入事例では、モノタロウが200席規模のコールセンターで納期回答のリードタイムを約5割短縮しています。

16. Daisybell(Daisybell Japan株式会社)

Daisybellの公式サイト

Daisybell(旧 AION Call/VoxAI)は、Daisybell Japan株式会社が提供するAI音声エージェントです。自然言語処理・音声認識・生成AIを組み合わせ、受電・架電やカスタマーサポート、予約受付、問い合わせ対応などの電話業務を自動化します。

話し手の感情も踏まえて応答するリスニング機能や、CRM・ERP・コールセンターシステムとの連携を訴求しています。美容室の予約対応、保険の見直し相談、引越し見積もり、銀行のカスタマーサポートなど、業種別のAIエージェント例を公式サイトで示している点が特徴です。

2026年6月にはリソースワーカー株式会社がグループに参画し、技術提供にとどまらず、業務設計から運用定着までを含めた支援体制へ広げる方針を示しています。導入実績は20社以上と公式サイトに記載があり、料金は要問い合わせです。

17. ミライAI(株式会社ソフツー)

ミライAIの公式サイト

ミライAIは、代表電話の一次応対と取次ぎに特化したボイスボットです。提供元は株式会社ソフツーで、かかってきた電話にAIが応対して指名された担当者へ取り次ぎ、不在時には会社名・氏名・用件・折り返し先を聞き取って通知します。

通話内容の文字起こし・要約をSlackやMicrosoft Teamsなどのチャットへ通知でき、従業員のスマートフォンを会社の電話番号として使えるクラウドPBX機能も備えます。電話取次ぎの「無人化」技術では、同姓の担当者が複数いても部署名や役職から本人を特定する仕組みで特許(特許第7730511号)を取得しています。

料金プランは公開されており、初期費用0円・月額4,980円のBASICから、PRO(初期・月額とも30,000円)、ENTERPRISE(初期・月額とも200,000円〜)までの3段階です。導入実績は650社(2026年6月時点)で、NDS株式会社では応答率が85%から93%へ向上しています。

18. NamiTech(Nami Technology JSC)

NamiTechの公式サイト

NamiTechは、ベトナムのNami Technology社(2022年にFPT Corporationからスピンオフ)が開発し、日本では株式会社コミュニケーションビジネスアヴェニューが総代理店として提供する音声AIソリューション群です。電話自動応答(ボイスボット)を担うのは、LLMを活用した会話型AI「NamiGen」です。

音声認識・音声合成に声紋認証やノイズキャンセリングを組み合わせ、日本語を含む非英語圏の言語や、ノイズの多い環境・複数話者の環境での音声処理に強みを訴求しています。金融・保険業界の規制要件に合わせた設計も掲げています。

導入事例では、ベトナムのVietinBankがベトナム語・英語・日本語の3言語に対応するAIボイスボットを24時間稼働させています。日本法人のNamiTech Japanを2025年6月に設立しており、料金は要問い合わせです。

ビジュアルIVR/連携特化型

19. BIZTEL(株式会社リンク)

BIZTELの公式サイト

株式会社リンクが運営するBIZTELは、PBX(構内交換機)の物理設置が不要なクラウド型のコールセンター/CTIシステムです。IVR(音声ナビ)はその構成機能の一つで、ACD(着信振り分け)・着信ルーティング・コールキューイング・全通話録音などとあわせて、ブラウザの管理画面から設定できます。

SalesforceをはじめとするCRM/SFAとの連携(オプション)に対応し、着信時の顧客情報のポップアップ表示や通話履歴の連携が行えます。待ち呼の人数アナウンスや折り返し呼の管理も備え、着信の振り分けからあふれ呼のフォローまでを一つの基盤で設計できます。

料金は1席から始められる座席課金(初期費用50,000円/席、月額15,000円/席、いずれも税抜)と、回線課金のライトプラン・スタンダードプランがあり、契約は1か月単位です。

公式発表によると、導入企業数は2,700社、稼働席数は54,000席(いずれも2025年11月時点)に達します。IVRは単機能ではなくコールセンター基盤の一機能として提供されるため、着信振り分けだけでなく、CRM連携やレポートまで含めて検討したい企業に向きます。

20. CT-e1/SaaS(株式会社コムデザイン)

CT-e1/SaaSの公式サイト

株式会社コムデザインが自社開発するCT-e1/SaaSは、クラウド型のCTI(コンピューター・テレフォニー・インテグレーション)プラットフォームです。ACD(着信自動振り分け)・IVR・通話録音・レポートなどのCTI機能を、追加ライセンス課金なしの標準機能として利用できます。

外部連携はSalesforceを含む16種類のSFA/CRMに対応し、着信時に発信者情報をポップアップ表示します。自社開発を背景に運用中のカスタマイズ・設定変更も基本無料で、専任エンジニアが対応する人的サポートを定額に含む提供形態をとります。

料金は外線・シート・管理者の3種のライセンスが各5,000円/ユニットで、初期費用は300,000円から。公式の例では外線10ch・シート20席・管理4席で月額17万円とされています。最低契約期間は1か月で、無料トライアル(サービス料金は無料・通話料は実費)も利用できます。導入実績は32,000席・1,825テナント(2025年6月時点)を公表しています。

21. MiiTel Phone(株式会社RevComm)

MiiTel Phoneの公式サイト

MiiTel Phoneは、通話解析を中核に据えたクラウド型のIP電話サービスです。株式会社RevCommが提供し、通話の自動録音・全文文字起こし・トーク解析によって応対内容の可視化を支援します。IVR(自動音声ガイダンス)は、着信を番号選択で部署・担当者へ振り分けるコールセンター機能として提供されます。

Salesforce・HubSpot・kintone・Zoho CRMなどのCRM/SFAと連携し、MiiTel Open APIやWebhookによる外部システム連携にも対応します。専用の電話機器は不要で、PC・スマートフォンから1ID単位で契約できます。

初期費用は公式サイトで「¥0〜」と案内されています。IVR・プレディクティブコールなどのコールセンター機能が標準か追加かを含め、月額料金は資料請求や問い合わせでの確認が必要です。導入実績は、MiiTelシリーズ全体の累計として導入社数3,000社・累計ユーザー11万人(2025年5月時点)を公表しています。

22. オーロラIVR by TeleForce(株式会社メディア4u)

オーロラIVR by TeleForceの公式サイト

オーロラIVR by TeleForceは、着信の自動振り分けを行う受信IVRと、督促・予約リマインドなどを自動架電する発信IVR(オートコール)の両方に対応するクラウド型サービスです。運営は株式会社メディア4uで、IVRとSMS配信を組み合わせられる点が特徴です。

電話口では伝えにくいURLやメールアドレスを、SMSで補完できます。SMSは4キャリア対応で最大660文字の長文送信・短縮URLの自動変換に対応し、送信は1通10円の従量課金です。営業時間外の着信には自動でSMSを送る運用もできます。48言語への対応も案内されています。

2025年11月のアップデートでは、生成AIによる通話内容・留守電メッセージの感情分析や、複数階層のシナリオ機能などが追加されました。初期費用・月額費用は公式サイトで非公開(見積もり対応)のため、無料トライアルの申し込みとあわせて個別の問い合わせで確認します。

23. VoiceMall(NTTテクノクロス株式会社)

VoiceMall(ボイスモール)の公式サイト

VoiceMall(ボイスモール)は、NTTテクノクロス株式会社が提供するクラウド型のIVR(音声自動応答)サービスです。クラウド型IVRはNTTコミュニケーションズの「Vポータルダイレクト」を基盤とし、音声認識・音声合成、SMS・FAX連携などを、利用する機能に応じて1か月単位で組み合わせて使えます。

着信(インバウンド)・発信(アウトバウンド)・外部転送に対応し、最大92chまたは184chの同時着信を処理できます。SMSはグループ会社の「空電プッシュ」、FAXは「BizFAX」と組み合わせて利用する構成で、約300サービスの導入実績を公表しています。

IVRサービスとしては珍しく、公式サイトに料金レンジが公開されています。着信型は初期費用300,000円〜・月額140,000円〜(ギャランティ型、いずれも税別)、コールバック予約の利用シーンでは初期150,000円〜・月額300,000円〜などの目安が示されています。フリーダイヤル等の通信料はNTTコミュニケーションズから別請求です。

24. Zendesk Talk(Zendesk, Inc.)

Zendesk Talkの公式サイト

Zendesk Talkは、メール・チャット・電話などの問い合わせを一元管理する統合CXプラットフォーム「Zendesk Suite」の音声チャネル機能です。提供はZendesk, Inc.で、IVR・着信ルーティング・通話録音・ボイスメールを管理画面内で扱えます。Talkは単体販売されず、Suiteの契約が前提になります。

従来のIVRメニューによる分岐に加え、問い合わせの意図・感情・言語に基づくAIルーティング(インテリジェントルーティング)を備えます。チケット管理や他チャネルと統合された状態で運用できる点が、IVR単体ツールとの違いです。

料金はSuiteのプラン料金に、電話番号と通話分の従量課金が加わる体系です。プランは年払いで1エージェントあたり月額55米ドルのSuite Teamからありますが、IVRメニュー・あふれ呼対応・コールバックを使うには、月額115米ドルのSuite Professional以上が必要です。14日間の無料トライアルが用意されています。

25. Amazon Connect(Amazon Web Services, Inc.)

Amazon Connectの公式サイト

Amazon Connectは、Amazon Web Services, Inc.が提供するクラウドコンタクトセンターサービスです。パッケージ型のIVRではなく、利用者がIVRフローやコールフローを自前で構築するクラウドIVR基盤に位置づけられます。アジアパシフィック(東京)リージョンで提供され、日本の電話番号も取得できます。

IVRは、GUIのフローデザイナー上でドラッグ&ドロップで構築します。音声認識・自然言語理解による会話型IVRはAmazon Lex、CRMや基幹システムとの連携はAWS Lambdaを組み合わせて実装できます。一方で、フロー設計や運用にはAWSの技術知見が必要で、社内に知見がなければAWSパートナーへの委託が前提になります。

料金は初期費用・最低利用料金・長期契約がない完全従量課金で、音声は1分あたり0.038米ドル(標準のテレフォニー料金が別途加算)です。導入事例では、株式会社オールコネクトが初期費用なしのスモールスタートから1,200席規模のコールセンターへ拡大したと公表されています。

26. Twilio(Twilio Inc.)

Twilioの公式サイト

Twilioは、音声・SMSなどの通信機能をWeb APIで組み込めるCPaaS(コミュニケーションのクラウドプラットフォーム)です。提供元はTwilio Inc.で、完成品のIVRではなく、音声API(Programmable Voice)とフロー構築ツール(Twilio Studio)を組み合わせて自社でIVRを構築する形態をとります。

IVRフローは、ドラッグ&ドロップのTwilio Studioによるノーコード構築と、TwiMLを使ったコードベースの制御の両方に対応します。Google Dialogflow CXなどとの連携で、音声AI・自然言語応答型のIVRも構築できます。電話番号やフロー設計を利用側で用意する前提のため、申し込んですぐ使えるパッケージ型とは性質が異なります。

料金は初期費用・月額基本料金がない従量課金で、日本向けの着信はローカル番号で1分あたり0.0100米ドル+番号レンタル月4.75米ドルから、Twilio Studioのフロー実行は月1,000回まで無料です。国内では2023年10月からソフトバンク株式会社が取り扱い、日本語による24時間365日の保守・運用サポート窓口を提供しています。

27. モバイルウェブ ビジュアルIVR(NTTドコモビジネスX株式会社)

モバイルウェブ ビジュアルIVRの公式サイト

電話での問い合わせをWeb画面に置き換えるのが、NTTドコモビジネスX株式会社が提供するモバイルウェブ ビジュアルIVR(Web画面型)です。電話口で長い音声ガイダンスを聞かせる従来の音声IVRとは異なり、着信した顧客にSMSでURLを送ります。スマートフォンのWeb画面に表示したメニューをタップで選んでもらう仕組みです。

メニューからFAQ・チャットボット・有人チャット・コールバック予約フォームなどの最適なチャネルへ誘導し、顧客の自己解決を促します。画面のレイアウト・色・ロゴは管理画面から構築・即時更新でき、スマートフォンやPCなどのデバイスに応じた表示に対応します。

公式のプレスリリースでは、電話が集中して繋がりにくい状況や営業時間外にSMSでWebへ誘導した導入事例が複数公表されています。タカラスタンダードの事例では、誘導した顧客の約半数が再入電なく自己解決できたとされています。初期費用・月額費用は公式サイトで公開されておらず、導入時は問い合わせでの確認が必要です。

IVRの費用相場(初期費用・月額・従量課金)

候補を数本に絞ったら、実際にかかる費用が最終的な判断材料になります。IVRの料金は、初期費用・月額費用・通話や着信に応じた従量課金の3つで構成されるのが一般的です。以下は料金体系の傾向で、具体的な金額は各社の公式料金ページでご確認ください。

クラウド型のIVRは、初期費用が無料〜数万円、月額が数千円〜数万円程度から始められる製品が多く、小規模な受電や代表電話の自動化であれば低コストで導入できます。月額1,000円台から使える小規模向けの製品もあります。

一方で、着信数や通話時間に応じた従量課金が加わる料金体系では、問い合わせが増えるほど費用が膨らむため、想定する着信量に対して月額の前提条件(含まれる着信回数・通話時間・電話番号の取得有無)を確認しておく必要があります。最低利用期間(6か月〜1年程度)が設定される製品もあります。

大規模なコールセンター向けや、自社環境で構築・運用するオンプレミス型・CPaaS型では、初期費用が数十万円以上になることもあります。IVRの市場は、少人数の受電を手軽に自動化する軽量なクラウド型と、大量呼を捌く大規模基盤の二極に分かれる傾向があり、自社の受電規模に合った料金体系を選ぶことが、費用の無駄を避ける近道です。

ここで示したのは料金体系の傾向です。初期費用・月額・従量課金の内訳や、製品ごとの具体的な料金を一覧で確認して試算したい場合は、IVRの費用に絞って解説した以下の記事もご覧ください。

料金や機能は各社の資料でまとめて比較できます 【無料】自動音声応答システム(IVR)の資料を
一括ダウンロードする

IVR導入のメリットと注意点

IVRを導入するメリット

IVRを導入する最大のメリットは、電話対応の工数を削減し、担当者の負荷を下げられることです。よくある問い合わせを自動応答で処理し、担当部署へ正確に振り分けることで、取次ぎの手間や保留時間が減ります。

営業時間外や混雑時でも一次受付ができるため、つながらない電話による機会損失を防げます。あふれ呼をコールバック予約やSMSで拾う機能を使えば、取りこぼしをさらに減らせます。加えて、応対の内容や選択ログがデータとして残るため、問い合わせ傾向の分析や応対品質の均一化にもつながります。

IVR導入・運用の注意点(デメリット)

一方で、音声ガイダンスのメニューが複雑になりすぎると、発信者が目的の窓口にたどり着けず、かえって不満や離脱を招くことがあります。導入前には、どの用件をどう分岐させるかのシナリオ設計に手間がかかる点も押さえておく必要があります。

また、IVRだけでは複雑な要望や例外的な問い合わせを解決しきれないため、有人対応への切り替えをどこで行うかの設計が欠かせません。従量課金の料金体系では、着信が増えると費用が想定を超えることもあります。これらの注意点は、次の「選び方」で具体的な対策とあわせて確認してください。

自社に合うIVRの選び方

人気や評価で候補を見つけたら、次の観点で自社の受電業務に合うかを確かめることが大切です。応答方式・機能・料金体系に加え、導入後の失敗を避ける視点もあわせて確認しておくと安心です。

応答方式で選ぶ

まず押さえたいのが、自社の受電業務にどの応答方式が合うかという軸です。用件別の振り分けや定型案内が中心なら、安価で確実なプッシュ操作型で十分なことが多くあります。

問い合わせ内容が多様で、会話による自動応答まで任せたいなら音声認識・AI型(ボイスボット)が候補になります。電話をWeb画面での自己解決に誘導したい、あるいは既存のコールセンター基盤・CRMと深く連携したいなら、ビジュアルIVR・連携特化型が向きます。

機能・外部連携(CRM・SFA・通知連携)で選ぶ

必要な機能が過不足なくそろっているかも重要な観点です。あふれ呼対策のコールバック予約、用件の録音、多言語対応、通話内容の分析など、自社の業務に必要な機能を洗い出しておくとよいでしょう。既存の基幹システムやCRM・SFAと連携して発信者を識別したい場合は、API連携やデータ同期への対応と、連携先に自社が使うツールが含まれるかを確認しておきます。

料金体系・同時通話数・拡張性で選ぶ

料金は月額の安さだけでなく、従量課金の有無と単価、含まれる着信回数・通話時間もあわせて比較することが欠かせません。想定する着信量で試算し、繁忙期にも対応できるかを見極めます。同時に受けられる通話数(同時通話数)が自社のピーク時の着信に足りるか、事業の成長や繁忙期の増加に合わせて拡張できるかも、長く使ううえで重要な観点です。

導入後の失敗を避ける観点

前述の注意点を踏まえ、導入後につまずかないための設計をあらかじめ考えておきます。音声ガイダンスのメニュー階層は浅く保ち、発信者が選択肢に迷わない構成にします。選択肢は絞り込み、よくある用件を上位に置くと離脱を抑えられます。

IVRで処理する範囲と有人対応・ボイスボットに引き継ぐ範囲の役割分担を決めておくと、複雑な問い合わせで発信者を待たせずに済みます。あふれ呼や時間外の着信をコールバック予約・SMSで拾う運用まで設計しておけば、取りこぼしを防げます。シナリオを自社で編集できるか、ベンダーに依頼する必要があるか、サポート体制が導入後の運用に見合うかも、あわせて確認しておくと安心です。

音声認識・AI型(ボイスボット)での自動化まで視野に入れている場合は、導入後につまずきやすい点を先に把握しておくと、ここで挙げた役割分担やシナリオ設計の判断がしやすくなります。シナリオ型と生成AI型の特徴を5つの視点で比較した表や、予約受付・本人確認など業務別にどちらの型が適するかの一覧、スモールスタートから認識精度の調整・有人対応への切り替え設計までの運用5ステップをまとめた資料があります。

無料・小規模・多言語で探すときの観点

小規模な受電やまず試したい段階では、無料プランや低価格プランのある製品から始める選択肢があります。ただし無料枠では着信数・同時接続数・録音・外部連携などに制限があるのが一般的なので、制限の範囲が自社の使い方に収まるかを確認します。海外からの問い合わせに対応したい場合は、対応言語の数と品質、時差を考慮した24時間対応の可否を確認しておくとよいでしょう。

まとめ

IVRを「ランキング」で探すときは、資料請求数やレビュー満足度を候補を見つける入口として使い、最終的な絞り込みは導入社数や料金など公式に公表された事実と、自社の受電業務への適合で判断するのが確実です。応答方式の3タイプのうち自社に合う方式を決め、必要な機能・外部連携・料金体系・同時通話数を見比べれば、人気だけに左右されずに選べます。

まずは気になったタイプのサービスから資料を取り寄せ、自社の受電業務でどこまで自動化できるかを具体的に確認してみてください。

料金や機能は各社の資料でまとめて比較できます 【無料】自動音声応答システム(IVR)の資料を
一括ダウンロードする

よくある質問(FAQ)

Q. IVR(自動音声応答システム)とは何ですか?

A. IVR(自動音声応答システム)とは、かかってきた電話に音声ガイダンスで自動応答し、発信者の操作や発話に応じて用件の振り分けや定型的な案内・受付を自動化する仕組みです。

代表電話の一次受付、問い合わせの担当部署への振り分け、営業時間外のアナウンス、混雑時の折り返し受付などに使われます。電話がつながらない・よくある問い合わせの一次対応に人手を取られる、といった課題の解決に役立ちます。

Q. IVRにはどんな種類(応答方式)がありますか?

A. IVRは応答方式で、電話機のボタン操作で分岐するプッシュ操作型(従来型)、発話を認識してAIが会話で応対する音声認識・AI型(ボイスボット)、電話をWeb画面の選択に誘導するビジュアルIVR/連携特化型の3つに大きく分かれます。

定型的な振り分けや案内が中心ならプッシュ操作型、複雑な問い合わせの自動応答まで任せたいならAI型、Webでの自己解決や既存のコールセンター基盤・CRMとの連携を重視するならビジュアル/連携特化型が向きます。1つの製品が複数の方式に対応することも増えているため、種類で絞るより自社の受電業務に合うかで選ぶのが基本です。

Q. IVRとAI電話(ボイスボット)の違いは何ですか?

A. 従来型IVRは音声ガイダンスとボタン操作(プッシュ)で用件を分岐させるのに対し、AI電話(ボイスボット)は発信者の発話を音声認識し、AIが会話形式で応対して複雑な問い合わせの自動完結まで担う点が違いです。

定型的な案内・振り分けが中心ならプッシュ操作型が安価で確実です。会話による自動応答まで任せたいならAI型が候補になりますが、費用は一般にプッシュ操作型のほうが抑えやすく、AI型は高くなる傾向があります。近年は1つの製品が両方の方式に対応するケースも多く、方式の境界は以前より緩やかになっています。

Q. IVRの費用相場・料金はいくらくらいですか?

A. クラウド型のIVRは初期費用が無料〜数万円、月額が数千円〜数万円程度から始められる製品が多く、月額1,000円台から使える小規模向けの製品もあります。

多くの製品は、これに着信数や通話時間に応じた従量課金が加わります。問い合わせが増えるほど費用が膨らむため、想定する着信量で試算し、月額に含まれる着信回数・通話時間・電話番号の取得有無を確認しておくと安心です。

最低利用期間(6か月〜1年程度)が設定される製品や、大規模コールセンター向け・オンプレミス型・CPaaS型で初期費用が数十万円以上になる製品もあります。具体的な金額は各社の公式料金ページでご確認ください。

Q. 無料で使えるIVRはありますか?

A. 月あたりの着信数の上限などの条件付きで、無料プランを用意する製品があります。どの製品が無料プランを持つかは、本記事の比較表・各サービスの紹介で確認できます。

ただし無料枠では、着信数・同時接続数・録音・外部連携などに制限があるのが一般的です。制限の範囲が自社の使い方に収まるか、上限を超えた分の従量課金を確認してください。本格導入の前に試したい場合は、期間限定の無料トライアルを用意している製品も多くあります。

Q. IVRは小規模な企業や少人数の受電でも導入できますか?

A. IVRは小規模な企業や少人数で代表電話を回す事業者でも導入でき、クラウド型の普及により専用機器なし・低コストで始められます。

月額数千円程度から、スマートフォンやPCのアプリで使える製品が多く、初期の負担を抑えて始められます。小規模な受電であれば、用件別の振り分けや営業時間外アナウンスを安価・確実に自動化できるプッシュ操作型から始めるのが手軽です。

Q. クラウド型とオンプレミス型のどちらを選べばよいですか?

A. 導入・運用が手軽で費用も抑えやすいクラウド型が基本的な選択肢で、現在のIVRはほとんどがクラウド型で提供されています。

自社環境で厳格にデータを管理したい大規模コールセンターや官公庁などではオンプレミス型が選ばれることもありますが、構築・保守の負担が大きく、初期費用も高くなります。多くの企業は、専用機器が不要で短期間に始められるクラウド型で十分に要件を満たせます。

Q. IVRの導入にはどれくらいの期間がかかりますか?

A. クラウド型IVRは専用機器が不要なため、コールフロー(シナリオ)が固まっていれば最短1週間程度で導入できる製品もあります。

導入期間は、音声ガイダンスのシナリオの複雑さや、CRM・基幹システムなど外部システムとの連携の有無で変わります。分岐が多い場合や大規模なコールセンターの構築を伴う場合はさらに時間がかかります。設定を代行するサービスを提供するベンダーもあるため、社内に知見がない場合は相談するとよいでしょう。

Q. 海外・多言語の問い合わせに対応できるIVRはありますか?

A. 多言語に対応するIVRはあります。製品によって対応言語数の幅は大きく、音声認識で100言語前後に対応するものから、数十言語の音声ガイダンスに対応するものまでさまざまです。具体的な対応言語数は比較表・各サービスの紹介でご確認ください。

海外からの問い合わせに対応したい場合は、対応言語の数だけでなく、音声認識の品質や、時差を考慮した24時間対応の可否もあわせて確認しておくと安心です。

Q. IVRとコールセンターシステムの違いは何ですか?

A. IVRは自動音声応答で着信を案内・振り分ける「仕組み」で、コールセンターシステムは着信の自動振り分け(ACD)・通話録音・オペレーター管理・レポートなどコールセンター運営全体を支える基盤である点が違いです。

多くのコールセンターシステムやクラウドPBX・CTIは、IVRを構成機能の一つとして内蔵しています。代表電話の自動応答や振り分けだけが目的なら単機能のIVR、オペレーターの運用まで含めて管理したいならコールセンターシステムが向きます。

IVR(自動音声応答システム)の料金・資料を一括チェック

MCB FinTechカタログでは、IVR(自動音声応答システム)の最新資料を無料で一括請求できます。応答方式・料金体系・外部連携・導入実績をまとめて見比べ、自社の受電業務に合うサービスを見比べて選べます。

料金や機能は各社の資料でまとめて比較できます 【無料】自動音声応答システム(IVR)の資料を
一括ダウンロードする

MCB FinTechカタログに掲載しませんか?

MCB FinTechカタログでは、掲載企業様を募集しています。マネックスグループの金融実務ノウハウを活かした独自の評価軸と検索設計により、導入検討者が最適なサービスを効率的に発見できる法人向け比較プラットフォームです。掲載後は管理画面から料金表や導入事例を随時更新でき、常に最新の情報を訴求可能。まずは下記フォームより、お気軽にお問い合わせください。

監修者

マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト

松嶋真倫

都市銀行にて金融実務を経験後、暗号資産関連スタートアップの創業期に参画し、市場分析・業界調査に従事。2018年にマネックスグループ入社。以降、ビットコインをはじめとするデジタルアセットからマクロ経済環境まで、金融市場を横断した調査・分析および情報発信を担う。FinTech・次世代金融領域のリサーチ統括、各種レポートや書籍の執筆、日本経済新聞など国内主要メディアへのコメント・寄稿、イベント登壇などを行う。2021年3月より現職。
記事内でご紹介している製品・サービスは監修者が選定したものではなく、編集部が独自に選定したものです。
監修の範囲は記事の一般的な解説部分であり、比較表および各製品・サービスの紹介内容は監修の対象外です。

関連記事

新着記事

自動音声応答システム(IVR)
おすすめの診断サービス