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IVRの費用はいくら?初期費用・月額・従量課金の相場とサービス別料金を解説

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自動音声応答システム(IVR)比較表(2026年版)のプレビュー

主要25サービスの料金・機能を無料で一覧比較

自動音声応答システム(IVR)比較表(2026年版)

電話の一次受付や用件の振り分けをIVR(電話自動音声応答システム)で自動化したいと考えたとき、まず気になるのが「導入すると結局いくらかかるのか」ではないでしょうか。料金が公開されていないサービスも多く、予算の見当がつかず検討を先に進めにくい、という声もよく聞きます。

IVRの費用は、クラウド型かオンプレミス型か、AIによる自動応答を使うかといった導入形態によって、初期費用で数万円から数百万円、月額で数千円から数十万円まで大きく開きます。さらに月額とは別に、着信や転送のたびに発生する通話料・従量課金が総額を左右します。

本記事では、導入形態別の費用相場と、主要サービスの初期費用・月額の実額を先に示したうえで、料金体系の内訳、規模別の総額モデルケース、費用を抑える方法、費用面での選び方までを整理します。各サービスの料金は公式の料金ページで確認した金額を時点付きで掲載し、自社の規模・用途に見合うかを判断する材料としてご活用いただけます。

【導入形態別】IVRの費用相場

同じ「IVR」でも、提供のかたちによって料金の構造は大きく変わります。小規模向けのクラウド型と、コールセンター向けの高機能なサービスとでは費用が一桁以上違うため、まずは自社がどの形態に当てはまりそうかの見当をつけてください。クラウド型・オンプレミス型・AI型・ビジュアルIVRの4つに分けて相場を見ていきます。

導入形態別のIVR費用相場を4つに分けた図。クラウド型は初期費用無料〜数万円・月額数千円から、オンプレミス型は初期費用数十万〜数百万円で多くは個別見積もり、AI型(ボイスボット)は月額十数万円からで初期費用が百万円を超える例もあり、ビジュアルIVRは月額に加えてSMS送信費が1通十数円程度の従量でかかる。

クラウド型IVRの費用相場

クラウド型は、提供事業者のサーバー上のIVRをインターネット経由で利用する形態で、自社に専用機器を持たないぶん初期費用を低く抑えられます。初期費用は無料〜数万円、月額は数千円から始められるサービスが中心で、小規模な店舗やオフィスの一次受付・振り分け用途に向きます。

たとえばIVRy(アイブリー)は初期費用0円・月額3,980円(税抜)から、fondesk IVRは月額2,980円(税抜)から、トビラフォンCloudは初期30,000円・月額3,000円(いずれも税抜)からといった水準です。これに後述の通話料・従量課金が加わります。各サービスの初期費用・月額の実額は、後述の一覧表にまとめています(料金はいずれも各社公式の2026年9〜10月時点のもの)。

オンプレミス型IVRの費用相場

オンプレミス型は、自社内にIVR用の専用機器やサーバーを設置して運用する形態です。機器の購入・構築費用がかかるため初期費用が数十万円から数百万円規模になりやすく、料金を公開せず個別見積もりとする製品が大半です。既存の電話設備との統合や自社運用の要件が強いケースで選ばれます。

公開料金が少ないため正確な金額は見積もりで確認する必要がありますが、クラウド型に比べて初期の負担が大きくなる点、保守費用が月々または年単位でかかる点は共通します。費用を抑えたい場合は、まずクラウド型で要件を満たせないかを検討するのが現実的です。

AI型(ボイスボット)IVRの費用相場

AI型は、プッシュ操作ではなく音声認識で用件を聞き取り、AIが自動で応答・振り分けを行う形態(ボイスボット)です。従来型より高機能なぶん費用帯は高く、月額十数万円から、本格的なものでは初期費用が百万円を超える例もあります。

たとえばDHK CANVASはAI電話対応を月額15万円から提供し、NTTテクノクロスのVoiceMallはボイスボット用途で初期費用200万円から・月額50万円から(税抜)という公式の費用例を示しています(いずれも2026年10月時点)。同じVoiceMallでも、問い合わせ振り分け中心の着信型なら初期30万円から・月額14万円からと、用途によって費用帯は大きく変わります。

問い合わせ件数が多く、人手での一次対応の削減効果が大きい業務でないと、本格的なAI型は費用に見合いにくい価格帯です。

AI型(ボイスボット)を本格的に検討する場合は、料金の実額や従来型IVRとの違い、タイプ別の選び方まで踏み込んで比較しておくと、費用に見合うかの判断がしやすくなります。

ビジュアルIVRの費用の特徴

ビジュアルIVRは、音声ガイダンスの代わりにSMSやWeb画面でメニューを提示し、発信者に画面上で用件を選んでもらう形態です。費用の特徴は、月額費用に加えて、電話をかけてきた相手に送るSMSの送信費が1通あたり十数円程度の従量でかかる点にあります。

音声で待たせずWebでの自己解決へ誘導したい場合に向きますが、月額だけでなく、想定される月間の送信件数×SMS単価を見込んで総額を試算しておく必要があります。

IVR主要サービスの初期費用・月額【実額一覧】

料金を公開している主要なIVRサービスの初期費用・月額を一覧にまとめました。各サービスの公式料金ページで確認した金額です。「導入形態・向く規模」の列を目印に、自社に近い規模の行から見てください。月額の安さだけでなく、通話料・従量課金の有無もあわせて確認することが大切です。

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サービス名DHK CANVASIVRy(アイブリー)fondesk IVRコールナビゲーターDXでんわトビラフォンCloudVoiceMall(ボイスモール)BIZTEL コールセンターCT-e1/SaaS
導入形態・向く規模AI型/
コールセンター・多拠点
クラウド型/
小〜中規模
クラウド型/
小規模
クラウド型/
小規模
クラウド型(AI対応)/
小〜中規模
クラウドPBX/
小〜中規模
クラウド型/
コールセンター・大規模
コールセンター/
中〜大規模
コールセンター(CTI)/
中〜大規模
初期費用要問い合わせ(非公開)0円0円0円
(予約機能プランのみ13,200円・税込)
0円30,000円
(税抜・基本セット)
300,000円〜
(着信型、税抜)
50,000円/席〜(座席課金)/ライト200,000円(税抜)300,000円〜
月額費用150,000円〜
(1,000コール込み)
フリー0円/スターター3,980円〜
(税抜・月払い)
2,980円
(税抜・専用番号込み)
2,728円〜
(シンプル、税込)
10,000円〜
(ライト・月100件込み、税抜)
3,000円〜+通話料
(税抜・基本セット)
140,000円〜
(着信型、税抜)
15,000円/席〜(座席課金)/ライト81,000円(税抜)5,000円〜/ライセンス
(例: 外線10ch・シート20席・管理4席で月170,000円)
主な従量課金件課金(1件150円換算)自動応答3.3円/分・固定転送14.3円/分・SMS13.2円/通ほか
+電話番号維持費
着信3円/分・録音3円/分・固定転送13円/分・携帯転送28円/分・SMS13円/通
(AIオペレーター22円/分)
自動応答着信1.65円/分・固定転送7.7円/分・携帯19.8円/分・SMS13.2円/通(税込)無料件数の超過分
1件100円(ライト)〜50円(プレミアム)
通話料 固定7.5円/3分・携帯16円/分・SMS10円/通(税抜)
番号/回線追加 月500〜1,000円
SMS配信50円/通ほか・通信料は別途(NTTコム請求)
※用途により大きく異なる
通話料・各種オプションは別途外線・シート・管理者 各5,000円/ユニット・通話料は実費
無料プラン・トライアル無料プランなし
(無料トライアル・デモあり)
無料プランあり
(月30着電まで)
設定・テストは無料
(乗り換えで基本料6か月無料)
無料トライアルあり
(7日間)
無料トライアルあり
(14日間)
無料トライアルあり
(5日間・内線通話のみ)
公式に記載なし(個別見積もり)公式に記載なし無料トライアルあり
(サービス料金無料・通話料実費)
詳細情報公式資料を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見る

料金はいずれも各社公式サイトの2026年8〜10月時点の掲載値です。税区分・プラン名は各セルに記載しています。表示のほか、別途通話料・従量課金がかかります。

出典・参考資料(9件)

IVRの費用の内訳(料金体系)|初期費用・月額・従量課金

IVRの費用は大きく「初期費用」「月額費用」「通話料・従量課金」の3つで構成されます。このうち見落とされやすいのが3つ目の通話料・従量課金で、ここを把握しないと総額が想定を上回る原因になります。3つの費目を順に見ていきます。

IVRの費用を構成する3つの費目を示した図。初期費用(開設・番号発行・音声ガイダンスの初期設定、クラウド型は無料〜数万円)、月額費用(回線数・番号数・機能の範囲でプランが変動、小規模なら数千円から)、通話料・従量課金(使った分だけ発生、着信課金・転送料・SMS送信料・AI応答)の3つの合計が総額となり、特に3つ目の通話料・従量課金が見落とされやすい。

初期費用(何にかかるか・相場)

初期費用は、アカウントの開設・電話番号の発行・音声ガイダンス(シナリオ)の初期設定などにかかる費用です。クラウド型では無料〜数万円が中心で、設定を事業者に依頼する場合や特殊なシナリオを組む場合に加算されることがあります。オンプレミス型や大規模なコールセンター向けでは、機器やシステム構築のぶん数十万円以上になります。

月額費用(プランで何が変わるか)

月額費用は、IVRを使い続けるための基本料金です。多くのクラウド型サービスは、同時に受けられる通話回線(チャネル)の数、利用できる電話番号の数、AI応答や文字起こしといった機能の範囲でプランが分かれます。小規模なら月額数千円、複数拠点やコールセンター規模になると月額数万円〜数十万円が目安です。

注意したいのは、月額に含まれる着信件数や通話時間に上限が設けられている場合があることです。上限を超えた分は従量課金になるため、月額の安さだけで選ぶと、実際の運用では割高になることがあります。

通話料・従量課金(着信課金・転送料・SMS・AI応答単価)

月額とは別に、使った分だけかかるのが通話料・従量課金です。IVRでは主に次のような費目が、1分あたり・1件あたり・1通あたりの単価で発生します。これらは運用の規模が大きいほど総額に効いてくるため、月額と並べて必ず確認してください。

  • 着信課金:IVRが電話を受けるたびにかかる料金。1分単位・1件単位など事業者によって異なり、月額に一定件数まで含まれる場合もあります。
  • 転送料:IVRで受けた電話をオペレーターや携帯電話へ転送する際の料金。固定電話宛てより携帯電話宛てのほうが高くなるのが一般的です。
  • SMS送信料:ビジュアルIVRやSMSでの折り返し案内を使う場合に、1通あたりで発生します。
  • AI応答・文字起こし料:AI型で音声認識による応答や通話内容の文字起こしを使う場合に、1回・1分あたりで発生します。

IVRの一次応答は1通あたり1〜2分程度が目安で、この通話分数に月の入電件数と転送の割合を掛け合わせると、通話料・従量のおおよその金額が見積もれます。サービスによっては転送料・録音・文字起こしが月額に含まれる場合もあり、従量の単価と含有範囲はサービスごとに大きく異なります。月額が同程度でも従量を含めた総額では差がつくため、次の総額モデルケースで具体的な金額に落として見ていきます。

【規模別】IVR費用の総額モデルケース試算

初期費用・月額・従量を合算すると、実際の総額はいくらになるのでしょうか。小規模店舗とコールセンターの2つの規模で、公開料金をもとに概算します。実際の金額は利用件数やプランによって変わるため、自社に近いほうを目安にしてください。

小規模店舗・一般オフィスのモデルケース

電話の一次受付と用件の振り分けを自動化したい小規模な店舗・オフィスでは、クラウド型の低価格プランで始めるのが現実的です。たとえば月額3,000〜4,000円程度のプランを選ぶと、初期費用(無料〜3万円程度)と年間の月額(約3.6万〜4.8万円)で、初年度はおおよそ4万〜8万円前後が目安になります。

ここに着信や転送に応じた従量課金が加わります。たとえばfondesk IVR(着信3円/分・固定電話への転送13円/分)で、月100件・1通あたり平均1.5分・うち2割を固定電話へ転送すると仮定すると、着信が約450円、転送が約390円で、従量は月900円弱です。

月額2,980円と合わせても月およそ3,900円、初年度は年間約4.6万円に収まります。入電が月数十件程度なら従量の影響はさらに小さく、まずは無料・低価格プランで試し、入電量を見ながらプランを調整するとムダがありません。

入電の多いコールセンターのモデルケース

入電が多く、複数回線で同時に受ける必要があるコールセンターでは、費用の桁が変わります。コールセンター向けの高機能なサービスでは、初期費用が数十万円、月額が十数万円から数十万円になるのが一般的です。たとえばNTTテクノクロスのVoiceMallは、着信型で初期費用30万円から・月額14万円から(税抜・2026年10月時点の公式費用例)という水準を示しています。

座席数で課金するタイプで試算すると規模感がつかめます。たとえばBIZTELコールセンター(初期5万円/席・月額1.5万円/席、税抜)を10席で導入すると、初期費用50万円・月額15万円で、初年度は年間約180万円に初期費用を加えた水準です。これに着信課金や転送料などの従量が入電量に比例して上乗せされます。

一方で、オペレーターの一次対応をIVRで削減できれば人件費の削減効果も大きいため、費用だけでなく、削減できる工数と合わせて投資対効果を見積もることが重要です。

IVRを安く抑える・無料で始める方法

IVRの費用を抑える基本は、機能を欲張らず、自社の入電量に合った最小構成から始めることです。無料・低価格プランの使い方と、電話環境ごと見直す場合の考え方の2つに分けて説明します。

無料プラン・最小構成で始める

一部のクラウド型IVRには、無料または低価格の最小プランが用意されています。たとえばIVRy(アイブリー)には月30着電までの無料プランがあり(2026年10月時点の公式料金)、まずは機能や運用イメージを試してから有料プランへ移行できます。

無料・低価格プランは、同時通話数や使える機能、月あたりの着信件数に制限があるのが一般的です。何を削って安くしているのかを確認し、自社の入電量で足りるかを見極めたうえで選ぶと、導入後に「結局上位プランが必要だった」という手戻りを防げます。

IVR単体かIVR機能付きクラウドPBXか

電話の受発信の仕組み(クラウドPBX=クラウド型のビジネスフォン)を新しく入れる、または入れ替える予定がある場合は、IVR単体で契約するより、IVR機能を含むクラウドPBXをまとめて導入したほうが割安になることがあります。別々に契約すると二重でかかる基本料金や連携の手間を省けるためです。

一方、既存の電話環境をそのまま使いたい場合や、必要なのは一次受付の自動化だけという場合は、IVR単体のクラウドサービスのほうがシンプルで安く済みます。電話環境ごと見直す予定があるかどうかで、どちらが得かを判断してください。

費用面で見るIVRの選び方

月額の安さだけでIVRを決めると、従量や運用の手間で結果的に割高になることがあります。費用対効果の観点で、総額と運用のしやすさを含めて比較するために確認したいポイントを整理します。

月額だけでなく従量を含めた総額で比べているか

月額が安くても、着信課金や転送料が高ければ、入電の多い業務では総額が逆転することがあります。自社の月あたりの入電件数・転送件数を見積もり、その件数で各サービスの月額+従量を試算して比べると、実態に近い費用で判断できます。

必要な同時通話数・機能に対して過不足ないか

同時に受けられる回線数(チャネル数)が足りないと、繁忙時に取りこぼしが発生します。逆に、使わないAI応答や高度な分析機能まで含む上位プランを選ぶと費用がムダになります。ピーク時の同時入電数と、本当に必要な機能を洗い出し、それを満たす最小のプランを基準にすると過不足がありません。

初期設定やシナリオ変更の手間・費用はどうか

IVRは、運用しながら音声ガイダンス(シナリオ)を見直す場面が必ず出てきます。管理画面から自社で手軽に変更できるサービスなら追加費用がかかりませんが、変更のたびに事業者への依頼と費用が発生するサービスもあります。導入後の運用負荷と、その際にかかる費用まで含めて確認しておくと安心です。

外部システム連携やサポート体制が自社に合うか

顧客管理(CRM)や既存の電話設備との連携が必要な場合は、連携に対応しているか、その際に追加費用がかかるかを確認します。また、トラブル時のサポート窓口や対応時間も、電話対応という止められない業務では重要です。費用と同じ基準で、連携とサポートが自社の体制に合うかを見ておきましょう。

料金や機能は各社の資料でまとめて比較できます 【無料】自動音声応答システム(IVR)の資料を
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主要IVRサービスの費用と特徴

ここまで実額一覧で比較した主要なIVRサービスを、それぞれの費用の特徴とあわせて個別に紹介します。料金体系や得意な規模はサービスごとに異なるため、自社の用途に近いものから資料を取り寄せて比較してください。

費用の見当がついたら、次は機能やタイプ、選び方まで含めて各サービスを横並びで検討したいところです。以下の記事では主要なIVRをタイプ・費用・選び方の観点から徹底比較しているので、導入を具体的に検討する段階であわせてご覧ください。

1. DHK CANVAS(株式会社電話放送局)

DHK CANVASのウェブサイト

DHK CANVASは、ボイスボット・IVR・生成AIを一つにまとめたAI電話サービスです。提供元の株式会社電話放送局は約7,000回線の通信基盤を自社で運用し、かかってきた電話にAIが応対して用件を聞き取り、必要な通話だけを担当者へ転送します。

料金は月額15万円からで、この金額に1,000件分のコール(1件あたり150円の計算)と、設計・回線・運用サポートが含まれます(公式サービスページ、2026年10月時点)。通話時間ではなく1件ごとに課金する件課金のため、1本の対話が長引いても1件あたりの費用は変わりません。

初期費用はかかるものの金額は公開されておらず、業務内容と件数に応じた見積もりが必要です。商用利用も可能な無料トライアルと、AI音声をその場で確かめられる無料デモが用意されています。

2. IVRy(アイブリー)(株式会社IVRy)

IVRy(アイブリー)のウェブサイト

IVRy(アイブリー)は、固定電話番号での自動応答にAI音声対話を組み合わせた電話AI・IVRサービスです。株式会社IVRyが提供し、累計アカウント6万件超・全国47都道府県98業界以上という、中小企業を中心とした幅広い導入層を持ちます。

費用は初期費用0円で、月30着電まで無料のフリープランから始められます。有料は月額3,980円のスターター、6,480円のスタンダード、10,480円のアドバンスと続きます(いずれも税抜・月払い、公式料金ページ2026年9月時点)。

基本料とは別に、電話番号維持費と従量利用料がかかる点に注意が必要です。従量は自動応答3.3円/分、固定電話への転送14.3円/分、SMS13.2円/通などで、着信や転送が増えるほど月額へ上乗せされる構造です(公式コラム、2026年9月時点)。

3. fondesk IVR(株式会社うるる)

fondesk IVRのウェブサイト

fondesk IVRは、電話代行サービスで知られる株式会社うるるが、電話の自動応答に特化して提供するIVRサービスです。手持ちの番号から転送し、設定したシナリオに沿って着信へ自動で応答・分岐し、録音を文字起こししてSlackやLINEへ通知します。

費用は初期費用なし・解約手数料なしで、月額基本料2,980円(税抜、専用番号込み)の単一プランです(公式料金ページ、2026年9月時点)。これに着信3円/分の従量課金が加わり、月額に含まれる件数の枠は設けられていません。

従量は録音3円/分、固定電話への転送13円/分、携帯電話への転送28円/分、SMS13円/通で、生成AIが会話で用件を聞き取るAIオペレーター(ベータ)は22円/分です。他社IVRからの乗り換えなら、基本料が6か月間無料になります。

4. コールナビゲーター(コスモバリュー株式会社)

コールナビゲーターのウェブサイト

コールナビゲーターは、電話番号をそのまま使え専用機器もいらないクラウド型IVRです。運営はコスモバリュー株式会社で、営業時間内外の自動切り替えやプッシュ操作による振り分け・転送をそろえ、クリニックや飲食店向けの電話予約受付にも対応します。

月額基本料はシンプル2,728円、ライト4,378円、スタンダード7,678円です(いずれも税込、公式各プランページ2026年9月時点)。初期費用はこの3プランが無料で、予約機能プランのみ13,200円(税込)がかかります。

従量課金は自動応答着信料1.65円/分、転送料が固定電話7.7円/分・携帯電話19.8円/分、SMS13.2円/通です(いずれも税込)。050番号の発行・維持費は無料で、7日間の無料トライアルも利用できます。

5. DXでんわ(メディアリンク株式会社)

DXでんわのウェブサイト

「電話対応をゼロにする自動応答DX」を掲げるのが、メディアリンク株式会社のDXでんわです。音声ガイダンスでの一次受付と担当者への振り分けに加え、ボタン操作のいらない自由発話にAIが応じるAI自動案内を備え、約40言語に対応します。

初期費用は全プラン0円です。月額は件数込みのプラン制で、ライト10,000円(100件まで)、スタンダード30,000円(500件まで)、プレミアム50,000円(1,000件まで)、カスタムは要相談となります(いずれも税抜、公式料金ページ2026年9月時点)。

無料件数を超えた分は、1件あたりライト100円・スタンダード60円・プレミアム50円が加算されます。無料トライアルは14日間です。より安い月額2,980円のセルフプランは、2026年9月時点で公式の比較表から確認できず、現在の提供状況は要問い合わせです。

6. トビラフォンCloud(トビラシステムズ株式会社)

トビラフォンCloudのウェブサイト

トビラフォンCloudは、迷惑電話フィルタで知られるトビラシステムズが提供するクラウドPBX(クラウド型ビジネスフォン)です。スマホやPCのアプリで会社番号の発着信ができ、IVR(自動音声応答)はこのPBXに組み込まれた構成機能の一つという位置づけになります。

そのため費用は、IVR単体ではなくPBX全体の契約として考えます。初期費用は基本セット30,000円、月額は3,000円+通話料で、050番号1つ・内線2つ・同時通話2回線・通話録音約100時間を含みます(いずれも税抜、公式料金ページ2026年9月時点)。

番号や回線の追加は1つあたり月500〜1,000円程度で、通話料は050番号の利用時で固定電話宛7.5円/3分・携帯電話宛16円/分です(いずれも税抜)。無料トライアルは5日間ありますが、内線通話のみの利用に限られます。

7. VoiceMall(ボイスモール)(NTTテクノクロス株式会社)

VoiceMall(ボイスモール)のウェブサイト

VoiceMall(ボイスモール)は、NTTテクノクロスが提供するクラウド型IVRです。音声認識・音声合成やSMS・FAX連携を、使う機能に応じて1か月単位で組み合わせて利用でき、約300サービスの導入実績を持つエンタープライズ向けの選択肢です。

IVRとしては珍しく、公式の費用例ページに料金レンジが公開されています。着信型(インバウンド)は初期30万円〜・月額14万円〜、発信型(アウトバウンド)は初期50万円〜・月額14万円〜が目安です(いずれも税抜・下限値、公式費用例2026年10月時点)。

用途ごとの例も示されており、コールバック予約は初期15万円〜・月額30万円〜、SMS配信は初期25万円〜・月額30万円〜(+50円/通)、AIが応答するボイスボット用途は初期200万円〜・月額50万円〜と幅があります。いずれも下限の目安で、確定額は個別見積もりになります。

8. BIZTEL コールセンター(株式会社リンク)

BIZTEL コールセンターのウェブサイト

BIZTELコールセンターは、株式会社リンクが提供するクラウド型のコールセンター/CTI(電話とパソコンを連携させる仕組み)システムです。IVR(音声ナビ)単体のツールではなく、着信振り分けや全通話録音、待ち呼管理などをそろえたスイート製品で、IVRはその構成機能の一つにあたります。

費用は規模に応じて2系統あります。小規模向けの座席課金は初期5万円/席・月額1.5万円/席、回線課金はライトプランが初期20万円・月額8.1万円から始まります(いずれも税抜、公式料金ページ2026年8月時点)。

大規模センター向けのスタンダードプランは、初期45万円・月額14万円のスタンダード30から、最大で初期585万円・月額222.5万円のスタンダード300まで用意されます。席数や同時通話数に応じて選ぶ構成で、コールセンター規模の料金がそのまま目安になります。

9. CT-e1/SaaS(株式会社コムデザイン)

CT-e1/SaaSのウェブサイト

CT-e1/SaaSは、株式会社コムデザインが自社開発するクラウド型CTI基盤です。ACD(着信振り分け)・IVR・通話録音などをコンタクトセンター向けにまとめて提供し、小林製薬やニトリなどを含む32,000席・1,825テナントの導入実績があります(2025年6月時点)。

料金はライセンス課金で、初期費用30万円〜に加え、外線・シート・管理者の各ライセンスが1ユニット5,000円です。公式は外線10ch・シート20席・管理4席の構成で月額17万円という比較例を示しています(公式料金ページ、2026年8月時点)。

IVRは追加費用のかからない標準機能で、運用中の設定変更やカスタマイズも基本無料です。最低契約期間は1か月で、サービス料金のかからない無料トライアル(通話料は実費)も利用できます。

まとめ

IVRの費用は、クラウド型なら初期費用無料〜数万円・月額数千円から始められる一方、コールセンター向けの高機能なサービスやAI型では初期数十万〜数百万円・月額十数万円以上と、導入形態によって大きく開きます。月額だけでなく、着信課金・転送料・SMS・AI応答といった従量課金を含めた総額で比較することが、想定外の出費を防ぐ鍵です。

まずは自社の入電量と必要な機能を見積もり、無料・低価格プランで試しながら、過不足のないプランを選ぶのがムダのない進め方です。各サービスの最新の料金や詳細な機能は、資料を取り寄せて比較してください。

料金や機能は各社の資料でまとめて比較できます 【無料】自動音声応答システム(IVR)の資料を
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よくある質問(FAQ)

Q. IVR(電話自動音声応答システム)とは何ですか?

A. IVRは、かかってきた電話に自動音声で応答し、プッシュ操作や音声認識で用件を振り分ける仕組みです。オペレーターにつなぐ前の一次受付・案内・振り分けを自動化し、電話対応の人手を減らせます。提供形態はクラウド型・オンプレミス型・AI型(ボイスボット)などに分かれ、どの形態かによって費用が大きく変わります。

Q. IVRの費用相場はいくらですか?最低いくらから始められますか?

A. IVRの費用相場は、クラウド型なら初期費用無料〜数万円・月額数千円から、コールセンター向けの高機能なサービスやAI型では初期数十万〜数百万円・月額十数万円以上と、導入形態によって大きく開きます。最も手軽なクラウド型は月額3,000円前後から始められ、無料プランを使えば月額0円で試すこともできます。いずれもこれに、後述の通話料・従量課金が加わります。

Q. IVRは月額のほかにどんな費用がかかりますか?

A. IVRは月額とは別に、電話を受けるたびの着信課金、オペレーターや携帯電話への転送料、SMS送信料、AI応答・文字起こしの利用料といった従量課金がかかります。転送料は固定電話宛てより携帯電話宛てのほうが高くなるのが一般的で、入電や転送が多いほど総額に効いてきます。月額の安さだけでなく、従量を含めた総額で比べることが大切です。

Q. 無料で使えるIVRはありますか?

A. 一部のクラウド型IVRには無料プランがあり、たとえばIVRy(アイブリー)は月30着電まで月額0円で利用できます(2026年10月時点の公式料金)。ただし無料・低価格プランは、同時通話数や使える機能、月あたりの着信件数に制限があるのが一般的です。何が制限されるかを確認し、自社の入電量で足りるかを見極めてから選ぶと、導入後の手戻りを防げます。

Q. クラウド型IVRとオンプレミス型IVRはどちらが安いですか?

A. 初期費用を抑えたいならクラウド型が安く、初期無料〜数万円・月額数千円から始められます。オンプレミス型は自社に専用機器を設置するため初期費用が数十万〜数百万円規模になりやすく、料金を公開せず個別見積もりとする製品が大半です。費用を抑えたい場合は、まずクラウド型で要件を満たせないかを検討するのが現実的です。

Q. AI型IVR(ボイスボット)の費用はどのくらいですか?

A. AI型IVR(ボイスボット)は高機能なぶん費用帯が高く、月額十数万円から、本格的なものは初期費用が百万円を超える例もあります。たとえばDHK CANVASは月額15万円から、VoiceMall(NTTテクノクロス)はボイスボット用途で初期200万円・月額50万円から(税抜、2026年10月時点)という水準で、一次対応を大きく減らせる業務向けの価格帯です。

Q. IVRの費用を安く抑えるにはどうすればよいですか?

A. 機能を欲張らず、自社の入電量に合った最小構成から始め、無料・低価格プランで試してプランを調整するのが基本です。電話の仕組み(クラウドPBX)ごと入れ替える予定があるならIVR機能付きクラウドPBXをまとめて導入したほうが割安なこともあり、既存環境のまま一次受付の自動化だけが目的ならIVR単体が安く済みます。

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監修者

マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト

松嶋真倫

都市銀行にて金融実務を経験後、暗号資産関連スタートアップの創業期に参画し、市場分析・業界調査に従事。2018年にマネックスグループ入社。以降、ビットコインをはじめとするデジタルアセットからマクロ経済環境まで、金融市場を横断した調査・分析および情報発信を担う。FinTech・次世代金融領域のリサーチ統括、各種レポートや書籍の執筆、日本経済新聞など国内主要メディアへのコメント・寄稿、イベント登壇などを行う。2021年3月より現職。
記事内でご紹介している製品・サービスは監修者が選定したものではなく、編集部が独自に選定したものです。
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