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ファクタリング業者の選び方|手数料・入金スピードを比較し悪質業者を見分ける

ファクタリング業者の 選び方と比較のサムネイル画像
ファクタリングサービス比較表(2026年版)のプレビュー

主要26サービスの料金・機能を無料で一覧比較

ファクタリングサービス比較表(2026年版)

売掛金の入金を待つ間の資金繰りに頭を悩ませ、ファクタリングでの早期資金化を検討していませんか。請求書は発行済みでも入金は先、という状況で手元資金を確保したいとき、ファクタリングは有力な選択肢になります。

一方で、ファクタリング業者は数が多く、手数料や入金スピード、買取可能額は業者によって大きく異なります。さらに金融庁は、ファクタリングを装った高金利の貸付けを行うヤミ金融業者への注意を呼びかけており、初めて利用する事業者にとっては「どの業者なら安心して任せられるのか」が分かりにくいのが実情です。

本記事では、ファクタリング業者を選ぶときに比較すべき条件を整理したうえで、独立系・銀行系・ノンバンク系という業者の系統の違い、手数料や入金スピードで比べる主要な業者、そして金融庁の注意喚起や裁判例をもとにした悪質業者の見分け方までを解説します。

比較する業者は、多くの事業者がオンラインで利用しやすい専業の業者を中心に取り上げます。自社に合う業者を数社に絞り込み、安心して申し込める状態をつくるための判断材料としてご活用ください。

また、自社の状況に合わせて最適な業者タイプを最短で見つけられるよう、「30秒で終わる選定診断ツール」もご用意しています。条件を選ぶだけで候補を絞り込めるため、ぜひこちらもご活用ください。

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ファクタリング業者とは|仕組みと2社間・3社間、メリット・デメリット

はじめに、業者を選ぶ前提として、ファクタリングの仕組みと契約方式、利用のメリット・デメリットを押さえておきましょう。

ファクタリングの仕組み

ファクタリングは、企業が保有する売掛債権(請求書などで確定した代金を受け取る権利)をファクタリング業者へ譲渡し、入金期日より前に現金化する資金調達の手段です。金融機関からの融資とは異なり、負債を増やさずに資金を確保できます。

金融庁も、ファクタリングを「事業者が保有している売掛債権等を期日前に一定の手数料を徴収して買い取るサービス」であり、法的には債権の売買(債権譲渡)契約であると説明しています。原則として担保や保証人を必要とせず、売掛先からの入金を待たずに資金を得られる点が、借入との大きな違いです。

一般に「ファクタリング」とは、事業者が保有している売掛債権等を期日前に一定の手数料を徴収して買い取るサービス(事業者の資金調達の一手段)であり、法的には債権の売買(債権譲渡)契約です。

出典:ファクタリングの利用に関する注意喚起|金融庁

2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの違い

ファクタリングには、利用者と業者だけで契約する「2社間ファクタリング」と、売掛先も加えた「3社間ファクタリング」があります。どちらを選べるかは業者によって異なり、手数料やスピード、売掛先への通知の有無に差が出ます。

2社間は、売掛先に知られずに利用でき、申し込みから入金までが早い一方、業者が負うリスクが大きいため手数料は高めになります。3社間は、売掛先の承諾を得る手続きが必要で入金までに時間がかかりますが、手数料を抑えやすいのが特徴です。売掛先との関係や急ぎ具合に応じて、対応している業者を選ぶとよいでしょう。

2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの違いを比較した図解。2社間は利用者と業者の2者で契約し、売掛先に知られず入金が早い一方で手数料は高め(相場8〜18%)。3社間は売掛先を加えた3者で、売掛先の承諾の手続きに時間がかかるが手数料を抑えやすい(相場2〜9%)。

ファクタリング業者を利用するメリット

最大のメリットは、売掛金を入金期日より前に現金化し、資金繰りを改善できる点です。業者によっては申し込みから最短即日で入金され、急な支払いにも対応できます。

また、審査では利用者本人の業績よりも売掛先の信用力が重視される傾向があるため、赤字や税金の未納がある場合でも利用できることがあります。返済義務のない契約(ノンリコース)であれば、売掛先が倒産して回収できなくなっても利用者が弁済を求められないため、貸倒れのリスクを業者に移せる点も利点です。

利用時のデメリット・注意点

一方で、ファクタリングには手数料がかかり、融資の金利と比べると負担が大きくなりやすい点に注意が必要です。調達できる金額は売掛金の額面が上限となるため、売掛金を超える資金を一度に確保することはできません。

さらに、ファクタリングを装いながら実態は高金利の貸付けである悪質な業者も存在します。手数料が極端に高い、契約内容があいまいといった業者を避けるための見分け方は、本記事後半の悪質業者・違法業者の見分け方で詳しく解説します。

ファクタリング業者の種類|独立系・銀行系・ノンバンク系の違い

選び方に入る前に、どのような業者が存在するのか、市場の全体像をつかんでおきましょう。ファクタリング業者は、運営する会社の系統によって、独立系・銀行系・ノンバンク系の3つに大きく分けられます。それぞれ手数料の水準・入金スピード・審査の傾向が異なり、自社がどの系統を軸に探すかを決めると候補を絞りやすくなります。

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系統独立系銀行系ノンバンク系
特徴ファクタリングを専業とする独立系の業者。オンライン完結・スピード重視で、審査が比較的柔軟銀行・銀行グループが提供。低手数料で大口に対応するが、審査は厳格で3社間が中心信販・リース・消費者金融系の会社が提供。独立系と銀行系の中間的な位置づけ
手数料の傾向やや高め(2社間中心)低め中程度
入金スピード最短即日〜数日数日〜即日〜数日
該当する主なサービス本記事で比較する専業の各社みずほファクター、三菱UFJファクター などオリックス、AGビジネスサポート(アイフルグループ)など

※上記は各系統における一般的な傾向です。実際の手数料・スピード・対応条件は各社の公式情報をご確認ください。

中小企業や個人事業主が、オンラインでスピーディーに売掛金を現金化したい場合は、独立系の専業業者が候補の中心になります。手数料をできるだけ抑えて大口の資金を調達したい場合は、審査期間に余裕を持ったうえで銀行系・ノンバンク系も検討するとよいでしょう。

本記事では、多くの事業者が候補にしやすい専業の業者を中心に比較します。銀行系は手数料が低い一方で審査が厳格で、中小企業や個人事業主には利用のハードルが高い傾向があります。系統を問わずカテゴリ全体を幅広く比較したい場合は、以下の記事もあわせてご覧ください。

ファクタリング業者の選び方|比較すべき条件

ここからは、ファクタリング業者を比較するときに確認したい条件を順に見ていきます。自社が何を優先するか(コストか、スピードか、調達額か)を決めると、候補を効率よく絞り込めます。

手数料と相場で比較する

手数料は、受け取れる金額を直接左右する比較軸です。手数料率は契約方式によって傾向が分かれ、一般に2社間ファクタリングは売掛金額の8〜18%程度、3社間ファクタリングは2〜9%程度が目安とされます。ただしこれは業界で言われるおおよその目安で、業者・売掛先の信用力・債権額によって幅があります。

各社が公式サイトで掲げる「1%〜」「2%〜」といった料率は、最もよい条件のときの下限です。実際に適用される率は売掛先の信用力や債権内容で決まり、上記の相場の範囲に収まることが多い点に注意しておきましょう。

同じ売掛金でも、手数料率が数%違うだけで手取り額は大きく変わります。たとえば100万円の売掛金なら、手数料10%で手取りは90万円、15%なら85万円と、5万円の差が生じます。複数の業者から見積もりを取り、適用される手数料率と、そのほかに差し引かれる費用(登記費用・事務手数料など)の合計で比べることが大切です。

手数料が相場から外れて高い業者には注意が必要です。目安として、2社間で20%を超えるような料率を提示する業者は、契約内容を慎重に確認し、必要なら見送りましょう(詳細は後述の悪質業者・違法業者の見分け方を参照)。

入金スピードで比較する

急ぎで資金が必要な場合は、申し込みから入金までのスピードが決め手になります。オンライン完結型の業者では、必要書類をアップロードして最短即日で入金されるサービスもあります。

一般に、売掛先の承諾が不要な2社間ファクタリングのほうが入金は早く、3社間ファクタリングは売掛先への通知・承諾の手続きがある分だけ時間がかかります。「最短即日」とうたっていても、書類の不備や申し込み時間帯によって翌営業日以降になることもあるため、入金までの条件を事前に確認しておきましょう。

入金スピードを最優先に業者を絞りたい場合は、即日入金に対応する業者だけを集め、入金までの締切時刻や必要書類の違いで比較した記事も参考になります。

買取可能額(下限・上限)で比較する

業者ごとに、買い取ってもらえる売掛金の下限と上限が設定されています。数万円程度の少額から対応する業者もあれば、数千万円〜数億円の大口を扱う業者もあります。

目安として、数万円〜数十万円の少額に対応する業者は個人事業主やフリーランス向け、数千万円〜数億円の大口に対応する業者は法人の運転資金向け、という傾向があります。

自社が現金化したい売掛金が、少額専門の業者の上限を超えていないか、逆に大口業者が設定する下限(下限が数十万円〜数百万円の業者もあります)を下回っていないかを確認しておくことが重要です。範囲が合わない業者は条件のよさに関わらず利用できないため、最初に候補から外すと絞り込みが効率的です。

2社間・3社間への対応で比較する

売掛先にファクタリングの利用を知られたくない場合は、2社間ファクタリングに対応している業者が候補になります。手数料を抑えることを優先し、売掛先の協力が得られる場合は、3社間ファクタリングに対応している業者が向いています。

判断の軸は、売掛先に知られない秘匿性を優先するか、手数料の低さを優先するかです。秘匿性を重視するなら2社間、手数料を抑えたく売掛先の協力が得られるなら3社間が向いています。業者によって2社間のみ・3社間のみ・両方対応と分かれるため、自社が希望する方式を扱っているかを確認しておきましょう。

あわせて確認したいのが「債権譲渡登記」です。これは、債権が譲渡された事実を業者が法務局に登録する手続きで、主に2社間ファクタリングで求められることがあります。登記には費用がかかり、登記情報から取引先に利用を知られる可能性もあるため、登記が不要・任意の業者もあわせて確認しておくと安心です。

法人・個人事業主の対応で比較する

利用できる対象も業者によって異なります。法人専門の業者もあれば、個人事業主やフリーランスの小口の請求書に対応する業者もあります。

個人事業主やフリーランスの場合は、対象として明記している業者や、少額から対応する業者を選ぶと手続きがスムーズです。法人で大口の調達を希望する場合は、法人向けで買取可能額の上限が高い業者を優先するとよいでしょう。

個人事業主・フリーランスは、対応可否や最低買取額、必要書類の要件が法人とは異なります。個人・フリーランス向けに絞って業者を比較し、信頼できる業者の選び方までまとめた記事を用意しているので、そちらもご確認ください。

必要書類の数で比較する

申し込みに必要な書類の数は、手続きの手間とスピードに直結します。請求書と入出金の確認できる通帳の写しなど、2〜3点の書類で申し込める業者もあれば、決算書や試算表まで求める業者もあります。

用意できる書類が少ない場合や、できるだけ早く資金化したい場合は、必要書類が少なくオンラインで完結する業者が向いています。一方で、ごく少ない情報だけで高額の買取を即決するような業者は、かえって注意が必要です。

信頼性・安全性で比較する

手数料やスピードと並んで重要なのが、業者の信頼性です。会社情報(所在地・代表者・設立年など)が公式サイトで明確に開示されているか、契約内容が書面で提示されるか、返済義務のない契約(ノンリコース)かどうかを確認することが重要です。

とくに、売掛金が回収できなかったときに利用者が買い戻しや弁済を求められる「償還請求権付き」の契約は、実質的に貸付けと見なされる可能性があり注意が必要です。信頼できる業者を見分けるための具体的なチェックポイントは、悪質業者・違法業者の見分け方で詳しく解説します。

自社がどのタイプの業者に向いているか判断が難しい場合でも、状況に合わせて最適なサービスを最短で見つけられるよう、「30秒で終わる選定診断ツール」を以下にご用意しています。ぜひこちらもご活用ください。

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【比較表】主要なファクタリング業者を手数料・入金スピード・買取可能額で比較

ここからは、主要なファクタリング業者を、手数料・入金スピード・買取可能額・契約方式・対象などの条件で横並びに比較します。自社が優先する条件で各社を見比べ、候補を絞り込む材料としてご活用ください。

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サービス名PAYTODAY入金前払いシステム(JTC)ビートレーディングMentor CapitalOLTA クラウドファクタリングQuQuMoペイトナーlabol(ラボル)フリーナンス即日払いマネーフォワード早期入金GMO BtoB早払い電子請求書早払いAGビジネスサポートみんなのファクタリングトップ・マネジメントNo.1アクセルファクターベストファクターPMGファクタリングのTRYFACTOR⁺U(日本中小企業金融サポート機構)MSFJうりかけ堂ジャパンマネジメントえんナビネクストワン資金調達QUICKGoodPlus(グッドプラス)アクシアプラスZIST(ジスト)買速(かいそく)
手数料(2社間/3社間)2社間:1〜9.5%2社間:1.2〜10%2社間:4%〜
3社間:2%〜
2%〜2〜9%1%〜一律10%要お問い合わせ3〜10%0.5%〜1〜10%
(注文書は2〜12%)
1〜6%2〜9.9%要お問い合わせ2社間:3.5%〜
3社間:0.5%〜
0.5〜15%2社間:5〜15%
3社間:1〜10%
2社間・3社間:2%〜要お問い合わせ2社間:3%〜
3社間:1.2%〜
1.5%〜1.8〜9.8%要お問い合わせ要お問い合わせ要お問い合わせ2社間:5〜10%
3社間:1.5〜4%
1%〜5〜15%4%〜2社間:3〜15%
3社間:2〜7%
1〜10%
入金スピード(最短)最短30分最短即日最短即日最短即日最短即日最短2時間最短即日要お問い合わせ最短即日最短1〜2営業日
(初回5〜10営業日)
最短2営業日最短2営業日
(初回最短5営業日)
最短即日要お問い合わせ最短即日最短30分最短即日最短即日最短即日最短2時間最短40分最短30分最短2時間最短翌日最短1日最短即日最短2時間最短90分最短即日最短即日最短30分
買取可能額10万円〜上限なし100万円〜上限なし1万円〜7億円〜1億円下限・上限なし要お問い合わせ1万円〜300万円要お問い合わせ1万円〜1,000万円数万円〜数億円100万円〜5,000万円10万円〜1億円1万円〜要お問い合わせ要お問い合わせ50万円〜3億円要お問い合わせ30万円〜1億円上限なし〜1億円1万円〜2億円10万円〜3億円30万円〜5,000万円〜5,000万円50万円〜5,000万円30万円〜上限なし要お問い合わせ要お問い合わせ〜2,000万円30万円〜5,000万円10万円〜
契約方式2社間2社間・3社間2社間・3社間2社間・3社間2社間2社間2社間2社間2社間2社間2社間要お問い合わせ2社間・3社間要お問い合わせ2社間・3社間2社間・3社間2社間・3社間2社間・3社間2社間・3社間2社間・3社間要お問い合わせ2社間2社間・3社間2社間・3社間2社間2社間・3社間2社間要お問い合わせ2社間・3社間2社間・3社間2社間
対象法人・個人事業主法人中心
(個人事業主は3社間)
法人・個人事業主法人・個人事業主法人・個人事業主法人・個人事業主個人事業主・フリーランス中心個人事業主・フリーランス中心個人事業主・フリーランス中心法人のみ法人のみ法人のみ法人・個人事業主個人事業主・フリーランス中心法人・個人事業主法人中心法人・個人事業主要お問い合わせ法人・個人事業主法人・個人事業主法人・個人事業主法人・個人事業主法人・個人事業主法人・個人事業主法人・個人事業主法人のみ法人・個人事業主法人・個人事業主要お問い合わせ法人・個人事業主法人・個人事業主
必要書類・オンライン完結請求書・入出金明細・本人確認書類ほか
オンライン完結
請求書・通帳など
オンライン対応(LINE提出可)
入出金明細・売掛金書類の2点
オンライン完結
オンライン対応(クラウド契約)オンライン完結請求書・通帳の2点
オンライン完結
請求書・入出金明細
オンライン完結
本人確認書類・請求書ほか
オンライン対応
オンライン完結オンライン完結オンライン・対面対応オンライン完結オンライン完結要お問い合わせオンライン完結決算書・請求書・通帳など
オンライン対応
請求書・通帳・確定申告書・本人確認書類本人確認書類・通帳・請求書
オンライン完結
オンライン対応オンライン完結入出金履歴・売掛金書類の2点
オンライン完結
請求書・本人確認書類・通帳
オンライン完結
オンライン対応要お問い合わせオンライン対応オンライン完結本人確認書類・請求書
オンライン完結
オンライン完結要お問い合わせ通帳・請求書・発注書など本人確認書類・請求書・通帳
オンライン完結
詳細情報公式資料を見る公式資料を見る公式資料を見る公式資料を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見る公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト

主要なファクタリング業者の特徴

ここからは、オンライン申し込みやスピードを重視する事業者が候補にしやすい専業の業者を中心に、ノンバンク系も含めた31社の特徴を順に紹介します。手数料・入金スピード・買取可能額・対象といった条件を、各社の公式情報にもとづいて整理しています。掲載の順番は、優劣やおすすめ度を示すものではありません。

1. PAYTODAY(Dual Life Partners株式会社)

PAYTODAYの公式サイト

PAYTODAYは、Dual Life Partners株式会社が運営するオンライン完結型のファクタリングサービスです。AI審査により面談・来店が不要で、法人のほか個人事業主・フリーランスも利用できます。公式に取り扱いを確認できる契約方式は2社間です。

手数料は1%から上限9.5%までと公式に明示されており、初期費用・月額費用はかかりません。買取金額は10万円から上限なしで、少額の売掛金にも対応します。

債権譲渡登記を行わない方針で、売掛先が倒産しても利用者に支払義務は生じません(ノンリコース)。累計の買取申込金額は、2026年2月時点で300億円を突破しています。

2. 入金前払いシステム(株式会社JTC)

入金前払いシステム(株式会社JTC)の公式サイト

株式会社JTCが提供する「入金前払いシステム」は、取引先に知らせずに売掛金を資金化する2社間方式を中心としたファクタリングです。名古屋・東京・大阪に拠点を置き、3社間方式にも対応します。

手数料は取引先に通知しない契約の場合1.2%〜10%で、買取金額は100万円以上が対象です。法人の利用が中心で、個人事業主は取引先への通知(3社間)が前提となります。

本審査の必要書類は請求書(直近3回分)と通帳(3か月分)が基本で、LINEでの提出にも対応します。売掛先が倒産しても買い戻しの不要なノンリコース契約で、情報セキュリティの国際規格ISO/IEC 27001の認証を取得しています。累計取扱額は500億円を超えています。

3. ビートレーディング(株式会社ビートレーディング)

ビートレーディングの公式サイト

ビートレーディングは、2012年創業のファクタリング専業会社が運営する買取サービスです。東京本社と仙台・名古屋・大阪・福岡の全国5拠点体制で、2社間・3社間のほか、注文書や医療・介護報酬を対象とした買取にも対応します。

手数料は2社間が4%から、3社間が2%からと公式に下限を示しています。必要書類は入出金明細と売掛金に関する書類の2点で、審査結果は最短10〜30分で提示されます。買取金額は1万円から7億円までの実績があります。

売掛先が倒産しても返還義務を負わないノンリコース契約で、300万円未満の申し込みはオンラインで完結します。取引社数は9.1万社以上、累計買取額は1,824億円(いずれも2026年3月時点)です。

4. Mentor Capital(株式会社Mentor Capital)

Mentor Capitalの公式サイト

株式会社Mentor Capitalは、売掛金の早期現金化による資金調達を支援するファクタリング会社です。2社間・3社間の両方式に対応し、赤字や債務超過、税金滞納中、創業1年未満の事業者も対象としています。

手数料は2%からで、買取金額は最大1億円まで対応します。査定結果は最短30分、入金は最短当日で、契約方法はクラウド・来社・訪問から選べます。

売掛先が倒産しても返済義務が生じないノンリコース契約です。取引実績は年間3,000件以上、買取率は最大98%(いずれも2024年実績)としています。

5. OLTA クラウドファクタリング(OLTA株式会社)

OLTA クラウドファクタリングの公式サイト

OLTA クラウドファクタリングは、2017年設立のOLTA株式会社が手がけるオンライン完結型のサービスです。書類の提出から契約まですべてオンラインで行え、個人事業主・法人のいずれも利用できます。取引方式は2社間です。

手数料は2%〜9%で、買取金額に上限・下限を設けていません。銀行と共同開発したAI審査を用い、見積もりの回答は原則24時間以内、契約後は即日から翌営業日に振り込まれます。

地域金融機関とのホワイトラベル提携を進めており、2026年3月時点で銀行33行・信用金庫13金庫・信用組合1組合の計47機関と提携しています。

6. QuQuMo(株式会社アクティブサポート)

QuQuMoの公式サイト

株式会社アクティブサポートが運営するQuQuMoは、オンラインで完結する2社間ファクタリングです。法人のほか、売掛金を持つ個人事業主も利用できます。

申し込みは請求書と通帳の2点のみででき、入金までは最短2時間とされています。手数料は1%からで、上限は公表されていません。2社間に特化しているため、取引先への通知や債権譲渡登記は不要です。

7. ペイトナー(ペイトナー株式会社)

ペイトナーの公式サイト

個人事業主・フリーランス・一人法人を主な対象とするのが、ペイトナー株式会社のファクタリングサービスです。面談のない完全オンラインで申し込め、取引先への通知が不要な2社間方式です。

手数料は審査結果にかかわらず一律10%で、消費税の上乗せはありません。買取可能額は1万円からで、利用実績を重ねると最大300万円まで広がります。最短10分で審査し即日入金に対応、土日祝を含む365日受け付けます。

申し込みには支払期日が確定した請求書と口座入出金明細(初回は顔写真付きの本人確認書類も)が必要です。累計申込件数は、2026年4月時点で70万件を突破しています。

8. labol(株式会社ラボル)

labolの公式サイト

labolは、東証プライム上場の株式会社セレスの100%子会社である株式会社ラボルが運営する2社間ファクタリングサービスです。フリーランス・個人事業主を主な対象としています。

審査には独自開発の機械学習モデルを活用しており、2024年6月には東京大学大学院工学系研究科の研究室との共同研究の開始が親会社から発表されました。取引先への通知が不要な2社間方式のため、手続きは申込者とラボルの間で完結します。手数料・買取可能額・入金スピードといった具体的な条件は公式サイト上で数値を確認できないため、申し込み前に提供元へ確認することをおすすめします。

9. フリーナンス即日払い(フリー株式会社)

フリーナンス即日払いの公式サイト

フリー株式会社が運営するフリーランス・個人事業主向けの金融支援サービス「FREENANCE(フリーナンス)」のうち、請求書を売却して資金化する機能が即日払いです。個人事業主・フリーランスを主な対象に設計されており、法人向けの案内も用意されています。

手数料は請求書額面の3.0%〜10.0%で、売掛金の受取先をフリーナンス専用口座に指定するほど手数料が下がる与信スコアの仕組みを採用しています。専用口座を指定しない場合は一律10%です。

買取可能額は1万円から1,000万円までで、当日16時30分までに承認された申し込みはその日のうちに振り込まれます。契約は取引先への通知が不要な2社間ファクタリングで、申し込みから入金までオンラインで完結します。

10. マネーフォワード早期入金(マネーフォワードケッサイ株式会社)

マネーフォワード早期入金の公式サイト

2025年12月に旧「MF KESSAIアーリーペイメント」と「SHIKIN+」を統合して誕生した、マネーフォワードケッサイ株式会社の法人向けオンラインファクタリングです。東証プライム上場の株式会社マネーフォワードグループが運営します。

申込情報を入力すると約5分で調達可能額の目安が提示されるAI仮審査を備え、マネーフォワード クラウド会計との連携にも対応します。手数料は0.5%から、買取可能額は数万円から数億円までと幅があります。

利用は法人に限られ、個人事業主は対象外です。入金までは初回審査で5〜10営業日、2回目以降は最短1〜2営業日で、取引先への通知が不要な2社間ファクタリングとして債権譲渡登記も不要です。

11. GMO BtoB早払い(GMOペイメントゲートウェイ株式会社)

GMO BtoB早払いの公式サイト

GMOペイメントゲートウェイ株式会社が手がける、企業間取引の売掛債権を買い取る法人向けの資金調達サービスです。決済事業を長年展開する東証プライム上場企業が運営します。

請求済みの売掛債権だけでなく、受注段階の注文書(発注書)を受注金額の最大50%まで買い取るオプションにも対応します。手数料は請求書買取が1%〜10%、注文書買取が2%〜12%で、いずれも審査により決まります。

1回あたりの買取は100万円〜5,000万円が目安で、審査完了後は最短2営業日で入金されます。申し込みは対面とオンラインのどちらにも対応し、取引先への通知は原則不要です。

12. 電子請求書早払い(株式会社インフォマート/GMOペイメントゲートウェイ株式会社)

電子請求書早払いの公式サイト

請求書の電子化サービス「BtoBプラットフォーム 請求書」の利用企業に向けて、株式会社インフォマートとGMOペイメントゲートウェイ株式会社が共同で提供する資金化オプションです。既存の請求書授受のフローから売掛債権を早期に資金化できます。

GMOペイメントゲートウェイが売掛債権を買い取り、手数料は審査のうえ1.0%〜6.0%で提示されます。買取可能額は10万円から1億円で、入金は最短2営業日(初回利用時は最短5営業日)です。

審査・契約・利用のすべてがオンラインで完結し、債権譲渡登記は原則不要で、手間や費用がかからないと案内されています。利用は法人に限られます。

13. AGビジネスサポート(AGビジネスサポート株式会社)

AGビジネスサポートのファクタリングサービス公式サイト

東証プライム上場のアイフル株式会社グループに属するAGビジネスサポート株式会社が提供する、事業者向けの売掛債権ファクタリングです。貸金業登録(関東財務局長(9)第01262号)を受けた事業者金融会社が運営します。

買取手数料は買取金額に対して2%〜9.9%で、買取対象は1万円からの小口にも対応します。売掛先が支払不能になっても利用者に弁済を求めない、償還請求権なし(ノンリコース)の完全買取型です。

2社間・3社間の両方式に対応し、オンライン申し込みで来店は不要、入金は最短即日です。対応対象は国内の法人と個人事業主で、買取金額によって法人のみとなる場合があります。

14. みんなのファクタリング(株式会社チェンジ)

みんなのファクタリングの公式サイト

株式会社チェンジが運営するファクタリングサービスです。同社は2023年1月に設立され、売掛金のファクタリングを主要な事業の一つとしています。

個人事業主・フリーランスの少額債権への対応を掲げるサービスですが、手数料率・買取可能額・入金スピードといった具体的な条件は公式サイト上で数値が公開されていないため、申し込み前に提供元へ直接確認することをおすすめします。

15. トップ・マネジメント(株式会社トップ・マネジメント)

トップ・マネジメントの公式サイト

2009年創業のファクタリング専業会社、株式会社トップ・マネジメントが運営します。2社間・3社間に加え、電子記録債権を使う2.5社間の「電ふぁく」や、見積書・受注書・発注書を対象とする将来債権のファクタリングなど、幅広い商品をそろえています。

手数料の下限は2社間が3.5%、3社間が0.5%、電子記録債権を使う電ふぁくが1.8%(上限8%)です。申し込みから契約までオンラインで完結し、2社間なら最短即日で資金化できます。

対応対象は法人のほか、個人事業主・フリーランス・新設法人まで幅広く、累計の取引社数は約45,000社とされています。

16. No.1(株式会社No.1)

No.1の公式サイト

法人向けの買取強化を掲げる、株式会社No.1のファクタリングサービスです。2社間・3社間の両方式に対応し、オンラインでの契約が可能です。

手数料は0.5%〜15%、買取可能額は50万円から3億円(3億円超は要相談)で、入金は最短30分と案内されています。申し込みには決算書(申告書)・請求書・通帳コピーが必要です。

売掛先が倒産した場合のリスクも含めて買い取る償還請求権なし(ノンリコース)の方式で、利用者に返済義務は生じないと公式に明記しています。

17. アクセルファクター(株式会社アクセルファクター)

アクセルファクターの公式サイト

株式会社アクセルファクターが運営するファクタリングサービスで、2社間・3社間の両方式に対応しています。ファクタリングに加えて、財務コンサルティングや金融機関対策支援、助成金紹介といった資金繰り全般の支援メニューを併設している点が特徴です。

手数料は公式のサービス紹介ページで、2社間が5〜15%、3社間が1〜10%と示されています。入金は最短即日に対応し、申込には請求書などの売掛金確認書類・預金通帳・確定申告書・身分証明書が必要です。買取可能額の範囲は公式サイトで公開されていないため、希望額が対象になるかは問い合わせで確認するとよいでしょう。

運営会社は中小企業庁の認定経営革新等支援機関(認定第79号)で、プライバシーマークも取得しています。3社間方式では債権譲渡登記が不要で、法人・個人事業主のいずれも利用できます。

18. ベストファクター(株式会社アレシア)

ベストファクターの公式サイト

ベストファクターは、「即日振込専門」を掲げ、オンライン完結の審査・契約に対応する買取型のファクタリングサービスです。運営は株式会社アレシアで、公式サイトは bestfactor.jp です。2社間・3社間の両方式を扱います。

手数料は2社間・3社間とも2%〜と下限が公式サイトに示されており、上限は個別審査によるため問い合わせで確認します。買取可能額は売掛先1社あたり30万円〜1億円で、それを超える場合は相談に応じるとしています。

売掛先が倒産しても利用企業が弁済を求められない償還請求権なし(ノンリコース)の完全買取を明記しています。申込に必要なのは身分証明書・入出金通帳・請求書などで、Web・メールの問い合わせは24時間365日受け付けています。

19. PMG(ピーエムジー株式会社)

PMGの公式サイト

売掛金の早期資金化に加え、財務コンサルティングや販路拡大支援、税理士マッチングといった本業支援まで手がける中堅のファクタリング会社です。運営はピーエムジー株式会社で、本社の新宿を含め全国9拠点を構えます。

2社間・3社間の両方式に対応し、即日・オンライン・土日の各ファクタリングメニューを用意しています。手数料は取引先の状況や売掛金の条件に応じた個別査定で、固定のレンジは公開されていないため、適用率は見積もりで確認します。買取可能額は公式のよくある質問で上限なしとされ、法人・個人事業主が利用できます。

契約は償還請求権なし(ノンリコース型)の完全売買で、保証人や手形などの担保は不要としています。債権譲渡登記は原則必要ですが、資金繰りや業務に支障が出る場合は登記を留保しての契約も選べます。

20. ファクタリングのTRY(株式会社SKO)

ファクタリングのTRYの公式サイト

Zoomでのオンライン面談とクラウドサインによる電子契約で、来店せずに売掛債権を現金化できるファクタリングサービスです。運営は株式会社SKOで、法人・個人事業主のいずれも利用できます。

手数料は2社間が3%〜、3社間が1.2%〜と公式サイトに明記されています。買取可能額は上限1億円まで、入金は最短2時間で、2社間方式でも債権譲渡登記なしで契約できる点が特徴です。

公式サイトでは、事業全体の累計値として累計買取額528億円、累計相談件数76,800件という実績を開示しています。

21. FACTOR⁺U(一般社団法人日本中小企業金融サポート機構)

日本中小企業金融サポート機構の公式サイト

一般社団法人日本中小企業金融サポート機構が運営する非営利型のサービスで、ファクタリング業界では珍しい法人形態です。中小企業経営力強化支援法に基づく経営革新等支援機関として、関東財務局長および関東経済産業局長の認定を受けています。

対面・伴走型のファクタリング相談に加え、2024年10月にオンライン完結型の「FACTOR⁺U(ファクトル)」を開始しました。FACTOR⁺Uは申込から契約までをWeb上で完結でき、入金は最短40分(審査は最短10分)、機構全体の相談でも最短3時間で入金するとしています。

手数料は1.5%〜と公式に示され、買取金額は下限・上限とも定めず、1万円から2億円までの対応事例があります。申込に必要なのは口座の入出金履歴と売掛金関連書類の2点のみで、売掛先が法人であれば個人事業主も利用できます。取扱実績は支援総額543億円、取引社数24,670社です(2026年3月時点)。

22. MSFJ(MSFJ株式会社)

MSFJの公式サイト

法人だけでなく個人事業主やフリーランスも対象に、対象者別の申込窓口を用意するファクタリングサービスです。運営はMSFJ株式会社で、個人事業主専門・フリーランス専門・法人専門・乗り換え専門の各メニューや、建設業向けの専門メニューを設けています。

買取手数料は1.8%〜9.8%、買取可能額は10万円〜3億円と、具体的なレンジを公式サイトで示しています。申込から審査・契約・振込までオンラインで完結し、クラウドサインによる電子契約とAI審査を活用して、最短30分での即日振込に対応します。

2社間ファクタリングでも債権譲渡登記が不要である点を公式に明記しています。必要書類は請求書・本人確認書類・通帳コピーが基本です。

23. うりかけ堂(株式会社hs1)

うりかけ堂の公式サイト

一部離島を除く全国を対象に、2社間・3社間の両方式でファクタリングを提供するサービスです。運営は株式会社hs1で、クラウドサインを用いたオンライン契約に対応します。

買取可能額は30万円〜5,000万円で、入金は最短2時間です。手数料の具体的なレンジは公式サイトに明示がなく(買取率は平均90%以上と案内)、適用率は見積もりで確認するとよいでしょう。

対象は法人・個人事業主で、個人向けの給与ファクタリングは扱っていません。電話受付は平日9:00〜19:30です。

24. ジャパンマネジメント(株式会社ラインオフィスサービス)

ジャパンマネジメントの公式サイト

福岡・東京の2拠点を構え、銀行融資までのつなぎ資金としての活用を想定したファクタリングサービスです。運営は株式会社ラインオフィスサービスで、2社間・3社間の両方式に対応しています。

買取可能額は最高5,000万円で、入金は最短即日に審査が完了し翌日の資金調達が可能とされています。手数料の具体的なレンジは公式サイトに掲載がないため、適用率は問い合わせで確認します。契約は償還請求権なし(ノンリコース)と公式に明記しています。

通常の売掛債権に加え、診療報酬債権・介護報酬債権の買取にも対応しており、社会保険・国民健康保険への請求額の80〜90%を買い取るとしています。対象は法人・個人事業主です。

25. えんナビ(株式会社インターテック)

えんナビの公式サイト

2社間ファクタリングに特化し、建設業・運送業・人材派遣業・製造業などの事業者を主な対象とするサービスです。運営は株式会社インターテックで、法人・個人事業主の双方に対応しています。

買取可能額は50万円〜5,000万円、入金は最短1日です。売掛先が倒産しても返済義務を負わないノンリコース契約を公式に明記しています。電話受付やオンラインの簡易査定フォームを24時間365日用意し、夜間・土日祝日の審査・入金対応を訴求しています。

一方で、手数料は公式サイトに具体的な料率の記載がなく、申し込み時に見積もりを取って確認する必要があります。他社と比べるときは、適用される手数料を問い合わせたうえで判断するとよいでしょう。

26. ネクストワン(株式会社ネクストワン)

ネクストワンの公式サイト

東京・神田を拠点とする株式会社ネクストワンが提供するファクタリングサービスです。個人事業主は対象外で、法人専門としている点が特徴です。

一般的な売掛金に加え、介護報酬・診療報酬債権や輸出債権のファクタリングにも対応します。手数料は公式FAQで2社間が平均5〜10%、3社間が平均1.5〜4%と示され、買取金額は30万円から上限なし(5,000万円超は審査に日数を要する場合あり)です。

入金は2社間で最短即日、電子契約サービス「クラウドサイン」を用いて書類提出から契約までオンラインで完結できます。担保・保証人は不要で、売掛先が倒産しても返済義務を負わないノンリコース契約です。

27. 資金調達QUICK(株式会社MIRIZE)

資金調達QUICKの公式サイト

請求書をオンラインで売却し、資金化までの短さを掲げる2社間ファクタリングサービスです。運営は株式会社MIRIZEで、法人のほか個人事業主・フリーランスも対象としています。

手数料は公式サイトで下限1%〜と示され(上限は非公開)、申し込みから資金調達の実行まで最短2時間、審査後の振込完了まで最短10分と訴求しています。必要書類は身分証明書と売掛先の請求書データで、来店不要のオンライン契約に対応します。

公式サイトには累計申込件数10万件突破との記載があり、電話・LINE・メール・オンラインフォームで24時間365日申し込みを受け付けています。買取可能額は具体的な金額の記載がなく、見積りシミュレーターで概算を確認する方式です。

28. GoodPlus(グッドプラス)

GoodPlus(グッドプラス)の公式サイト

GoodPlus(グッドプラス)株式会社が手がけるファクタリングサービスで、完全オンライン・非対面での手続きと、申し込みから最短90分での資金化を公式に掲げています。

手数料は5〜15%で、事務手数料や交通費はかからず売掛債権の売買手数料のみと案内しています。債権譲渡登記は任意選択制で、希望しなければ登記なしで契約でき、保証人・担保も不要です。

法人・個人事業主に対応し(売掛先が個人の場合は対象外)、赤字決算・債務超過・税金滞納や設立直後でも、売掛債権と取引先の信用力を基準に審査するとしています。土日・祝日の対応が可能である点も公式に示しています。

29. アクシアプラス(株式会社アクシアプラス)

アクシアプラスの公式サイト

審査スピードと手数料水準の異なる3つのプラン(スピード・ノーマル・リーズナブル)を用意するのが、株式会社アクシアプラスのファクタリングサービスです。2社間・3社間の両方式に対応しています。

スピードプラン(2社間)は買取額の上限2,000万円で審査スピードが最短即日、ノーマルプラン(3社間)は同じ上限で1〜3日、リーズナブルプラン(3社間)は上限50万円で最短1週間と、公式のプラン紹介ページに示されています。手数料は下限4%〜で、上限やプラン別の料率は公開されていません。

公式サイトは審査通過率90%以上(公表値)を掲げ、相談を24時間受け付けるとしています。申し込み企業自身の信用情報や借入状況ではなく、売掛先企業の信用力を基準に審査する方針をFAQで示しています。

30. ZIST(ジスト)(株式会社ZIST)

ZIST(ジスト)の公式サイト

ファクタリングに加えて経営改善支援や融資成約支援も手がける、株式会社ZISTのサービスです。2社間・3社間の両方式に対応しています。

買取可能額は30万円から5,000万円以上で、必要書類は通帳のコピー・請求書(契約書)・発注書や納品書です。資金化までの日数は即日〜2日間、審査時間は最短2時間としています。個人事業主も、売掛先が法人であれば利用できます。

手数料と審査通過率は公式サイト内のページによって表記に幅があり、手数料は2社間で3〜15%、3社間で2〜7%、審査通過率は93〜95%の範囲で示されています。確定した条件は問い合わせて確認するとよいでしょう。事務手数料はかかりません。

31. 買速(かいそく)(株式会社アドプランニング)

買速(かいそく)の公式サイト

最短30分での審査・入金を掲げる、オンライン完結型のファクタリングサービスです。運営は株式会社アドプランニングで、法人のほか個人事業主・フリーランスを対象とし、2社間ファクタリングを主に提供しています。

必要書類は身分証明書・請求書・通帳のコピーの3点で、zoomやクラウドサインを使ったオンライン契約に対応します。審査では売掛先企業の信用力を重視し、申込者自身の赤字決算や税金滞納は審査に大きく影響しないとしています。入金は最短30分で、午前中の申し込みなら当日着金が可能と案内しています。

手数料・買取可能額・審査通過率は公式サイト内のページによって表記に幅があり、手数料は1〜10%、買取可能額は10万円から(上限は5,000万円〜1億円と幅あり)、審査通過率は最新の掲載で92%以上と示されています。個人事業主・フリーランス向けの小額買取プランも用意しています(給与ファクタリングは対象外)。

悪質業者・違法業者の見分け方|金融庁の注意喚起と安全な業者の条件

ファクタリングは法的には債権の売買(債権譲渡)ですが、近年、これを装った高金利の貸付けを行うヤミ金融業者の存在が確認されています。金融庁も、ファクタリングとして行われる取引であっても、経済的に貸付けと同じ機能を持つものは貸金業に該当するおそれがあるとして、注意を呼びかけています。

しかし、近時、ファクタリングを装った高金利の貸付けを行うヤミ金融業者の存在が確認されています。また、ファクタリングとして行われる取引であっても、経済的に貸付けと同様の機能を有していると思われるようなものは、貸金業に該当するおそれがあります。

出典:ファクタリングの利用に関する注意喚起|金融庁

安心して任せられる業者を見分けるために、契約条項のレベルで確認すべきポイントを順に解説します。

正規のファクタリングと偽装ファクタリングの見分け方を示した図解。正規は債権の売買で、ノンリコース・契約書の書面交付・相場内の手数料が特徴。偽装は契約書が売買でも実態は貸付けで、買戻し特約や償還請求権付き、著しく高い手数料、契約書を渡さないなどが見分けのサイン。

偽装ファクタリング(買戻し特約・償還請求権付き)に注意する

最も注意したいのが、契約書に「債権譲渡契約(売買契約)」と書かれていても、実態は貸付けである「偽装ファクタリング」です。金融庁は、売主が債権を買い戻すことになっている場合や、売主自身の資金で業者に支払わなければならない場合などは、貸金業に該当するおそれがあるとしています。

ファクタリングとして行われ、契約書に「債権譲渡契約(売買契約)」であることが定められた取引であっても、経済的に貸付けと同様の機能を有していると思われるようなものについては、貸金業に該当するおそれがあります。

例えば、譲渡した債権の回収(集金)がファクタリング業者から売主に委託されており、売主が集金できなかった場合に、

  • 売主が債権を買い戻すこととされている
  • 売主自身の資金によりファクタリング業者に支払をしなければならないこととされている

などといったようなものについては、貸金業に該当するおそれがあります。

出典:ファクタリングの利用に関する注意喚起|金融庁

売掛金が回収できなかったときに利用者が買い戻しや弁済を迫られる「償還請求権付き(リコース)」の契約は、ファクタリングの形を取っていても実質は貸付けと評価されうる点に注意が必要です。契約書に買戻し特約や償還請求権の定めがないか、必ず確認しましょう。

金融庁は、契約書にノンリコース(返済義務が生じないこと)の規定があるかといった形式的な要素だけでなく、取引の経済的な実態に照らして貸金業該当性が判断されるとしています。「契約書にノンリコースと書いてあるから安全」と早合点しない姿勢が必要です。

また、ファクタリングが貸金業に該当するかについては、契約書にノンリコース(売却した売掛債権等が返済不能になっても売却した事業者に返済義務は生じないこと)の規定があるかなどの形式的な要素だけでなく、経済的側面や実態に照らして判断されるものですので、注意が必要です。

出典:ファクタリングの利用に関する注意喚起|金融庁

給与ファクタリングは利用しない(違法性)

個人が勤務先に対して持つ給与(賃金)債権を買い取る「給与ファクタリング」は、事業者向けの売掛債権ファクタリングとは性質が異なり、貸金業に該当します。金融庁は、業として賃金債権を買い取って金銭を交付し、その個人を通じて資金を回収することは貸金業に該当すると明言しています。

「給与ファクタリング」などと称して、業として、個人(労働者)が使用者に対して有する賃金債権を買い取って金銭を交付し、当該個人を通じて当該債権に係る資金の回収を行うことは、貸金業に該当します。

貸金業登録を受けていないヤミ金融業者により、年率換算すると数百~千数百%になる手数料を支払わされたり、大声での恫喝や勤務先への連絡といった私生活の平穏を害するような悪質な取立ての被害を受けたりする危険性があります。

出典:ファクタリングの利用に関する注意喚起|金融庁

この点は、最高裁判所も給与ファクタリングについて判断を示しています。令和5年2月20日の最高裁判所第三小法廷決定(令和4年(あ)第288号)が、その代表的な判断です。

この決定は、賃金債権の譲渡の対価として金銭を交付する取引について、形式的には債権譲渡でも、実質的には返済合意のある金銭の交付と同様の機能を持つと判断しました。そのうえで、貸金業法第2条第1項と出資法(出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律)第5条第3項にいう「貸付け」に当たるとしています。

本件取引で譲渡されたのは賃金債権であるところ、労働基準法24条1項の趣旨に徴すれば、労働者が賃金の支払を受ける前に賃金債権を他に譲渡した場合においても、その支払についてはなお同項が適用され、使用者は直接労働者に対して賃金を支払わなければならず、その賃金債権の譲受人は、自ら使用者に対してその支払を求めることは許されないことから、被告人は、実際には、債権を買い戻させることなどにより顧客から資金を回収するほかなかったものと認められる。

(中略)そうすると、本件取引に基づく金銭の交付は、それが、形式的には、債権譲渡の対価としてされたものであり、また、使用者の不払の危険は被告人が負担するとされていたとしても、実質的には、被告人と顧客の二者間における、返済合意がある金銭の交付と同様の機能を有するものと認められる。このような事情の下では、本件取引に基づく金銭の交付は、貸金業法2条1項と出資法5条3項にいう「貸付け」に当たる。

出典:ファクタリングの利用に関する注意喚起(給与ファクタリングに関する最高裁決定の抜粋)|金融庁

給与ファクタリングは、貸金業登録のないヤミ金融業者による違法な高金利取引であることが多く、事業者の資金調達には用いません。賃金債権ではなく、事業の売掛債権を買い取る正規のファクタリングを利用しましょう。

高額手数料・ヤミ金のサインを見抜く

手数料が相場から大きく外れて高い業者には注意が必要です。金融庁は、受け取る買取代金が債権額に比べて著しく低額であるケースは偽装ファクタリングの疑いがあるとして、ヤミ金融を利用しないよう注意を呼びかけています。また、高額な手数料を支払うと、かえって資金繰りが悪化し多重債務に陥る危険があるとも指摘しています。

偽装ファクタリングのように取引が実質的に「貸付け」と評価される場合、出資法では、業として年20%を超える利息の契約には刑事罰が科され、年109.5%を超える場合はさらに重い罰則の対象となります。給与ファクタリングで問題となった「年率換算で数百〜千数百%」という水準は、この上限を大きく超える違法なものです。

正規のファクタリングの手数料そのものに金利規制が直接適用されるわけではありません。ただし、手数料を年率に引き直すと極端に高くなる業者は、貸付けと評価されうる危険な取引である可能性があります。

相場からかけ離れた手数料を提示する業者、手数料の内訳を明示しない業者は候補から外し、複数の業者から見積もりを取って比較することが、こうした被害を避けるうえで有効です。

契約書の交付・貸金業登録など確認すべきポイント

契約にあたっては、契約書が必ず書面(または電子データ)で交付され、手数料・支払条件・償還請求権の有無などの重要な条件が明記されているかを確認し、控えを保管しておきましょう。口頭だけで契約を進めようとする業者や、契約書を渡さない業者は避けるのが賢明です。

金融庁は、貸金業に該当するかどうかが、償還請求権の有無や不払いリスクが実質的に業者へ移転しているか、手数料の水準などの実態を総合的に考慮して判断されるとして、複数の裁判例を挙げています。契約方式が自社にとって不透明な場合は、安易に契約せず内容を確認することが大切です。

業者が貸金業登録を受けているかどうかは、金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」で確認できます。悪質な取立てなどの被害にあった場合は、金融庁の金融サービス利用者相談室や警察相談専用電話(#9110)などの相談窓口を利用しましょう。

紹介した業者の中から安心して任せられる一社に絞り込むために、実際に契約する際は、ここまでに挙げたチェックポイントを自分でも確認しておきましょう。契約前に次の5点を確かめると、偽装ファクタリングやヤミ金融業者を避けやすくなります。

  • 契約が「債権の売買(譲渡)」で、償還請求権なし(ノンリコース)か——買戻し特約や償還請求権付きは、実態が貸付けの偽装ファクタリングの疑いがある
  • 契約書が書面(または電子データ)で交付され、手数料・支払条件・償還請求権の有無が明記されているか——口頭だけで進める・契約書を渡さない業者は避ける
  • 手数料が相場の範囲内か——内訳を示さない業者や、2社間で20%を大きく超える料率を提示する業者は候補から外す
  • 事業の売掛債権を買い取る正規のサービスか——個人の賃金債権を扱う給与ファクタリングは貸金業に該当し利用しない
  • 業者が金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」で確認できるか——被害時は金融庁の相談室や警察相談専用電話(#9110)に相談する

特に、会社情報や契約条件の開示が限られる業者については、これらの点を念入りに確かめることをおすすめします。

そもそもどこまでが合法で、どのような取引が違法になるのかを体系的に整理しておきたい場合は、ファクタリングが合法となる仕組みと違法になるケースを分けて解説し、悪質業者の見分け方までまとめた記事が参考になります。

出典・参考資料(4件)

ファクタリングの審査|通りやすい業者の特徴と審査に落ちたときの対処

ファクタリングを初めて利用する事業者にとって、「自社の状況で審査に通るのか」は大きな不安です。ファクタリングの審査は、融資の審査とは見られるポイントが異なります。

融資では申込者自身の信用力や業績が重視されるのに対し、ファクタリングでは、買い取る売掛債権の売掛先(取引先)の信用力が主に審査されます。支払う側である売掛先が確実に代金を支払える相手かどうかが重要なため、自社が赤字であっても、売掛先の信用力が高ければ利用できることがあります。この構造から、税金の未納や赤字決算があっても利用可能とする業者も見られます。

審査に通りやすい傾向があるのは、売掛先の信用力を重視し、オンラインで少ない書類から申し込める業者です。審査通過率を公表している業者もあり、目安の一つになります。

もし審査に通らなかった場合は、別の売掛債権で申し込む、売掛先の承諾を得て手数料の低い3社間ファクタリングに切り替える、買取可能額や対象の条件が自社に合う別の業者に相談する、といった対処が考えられます。1社の結果だけで判断せず、条件の異なる複数の業者を比較することが、資金化への近道です。

審査で具体的に何が見られ、どのような場合に落ちるのかをもう一歩踏み込んで知りたい場合は、売掛先の信用力を軸にした通過条件と、審査に落ちる主な原因を解説した記事が参考になります。

まとめ

ファクタリング業者を選ぶときは、手数料・入金スピード・買取可能額・契約方式・対象・必要書類といった条件を、自社の優先順位に照らして比較することが基本です。独立系・銀行系・ノンバンク系という系統の違いを押さえたうえで、複数の業者から見積もりを取り、条件を横並びで比べると、自社に合う業者を絞り込めます。

同時に、ファクタリングを装った違法な貸付けや、償還請求権付き・高額手数料といった悪質な契約を避けることも欠かせません。金融庁の注意喚起や裁判例を手がかりに、契約内容を書面で確認し、信頼できる業者を選びましょう。本記事の比較表と選定診断ツールを活用し、安心して任せられる業者を見つけてください。

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よくある質問(FAQ)

Q. ファクタリング業者とは何ですか?

A. ファクタリング業者とは、企業や個人事業主が保有する売掛債権(請求書)を買い取り、入金期日より前に現金化するサービスを提供する事業者です。

法的には融資ではなく債権の売買(債権譲渡)にあたるため、負債を増やさずに資金を調達できます。ファクタリング業者は運営する会社の系統によって独立系・銀行系・ノンバンク系に分かれ、手数料の水準・入金スピード・買取可能額・対応できる契約方式(2社間/3社間)などがそれぞれ異なります。

Q. ファクタリングは安全な資金調達方法ですか?

A. ファクタリングは、正規の業者を選べば法的に認められた安全な資金調達方法です。金融庁もファクタリングを債権の売買(債権譲渡)契約と位置づけており、原則として担保や保証人は不要で、返済義務のない契約(ノンリコース)であれば売掛先が倒産しても利用者が弁済を求められることはありません。

ただし、ファクタリングを装った高金利の貸付けを行うヤミ金融業者も存在します。安全に利用できるかどうかは業者選びで大きく変わるため、契約内容を確認したうえで信頼できる業者を選ぶことが重要です。見分け方は悪質業者・違法業者の見分け方で詳しく解説しています。

Q. 安全なファクタリング業者と悪質業者はどう見分ければよいですか?

A. 安全なファクタリング業者は、契約書を必ず交付し、償還請求権なし(ノンリコース)で、手数料の内訳が明確です。反対に、売掛金を回収できなかったときに利用者へ買い戻しや弁済を求める「償還請求権付き(偽装ファクタリング)」、相場から大きく外れた高額手数料、契約書を渡さないといった業者は避けましょう。

金融庁は、契約書にノンリコースと書かれているかといった形式だけでなく、取引の経済的な実態に照らして貸金業に該当するかを判断するとしています。契約方式が不透明な場合は安易に契約せず、複数の業者から見積もりを取って比較することが被害を避けるうえで有効です。

Q. 給与ファクタリングは利用しても大丈夫ですか?

A. 給与ファクタリングは、貸金業に該当し、貸金業登録のないヤミ金融業者による違法な高金利取引であることが多いため、利用すべきではありません。最高裁判所も令和5年2月20日の決定で、賃金債権の買取りを装った金銭の交付は貸金業法・出資法にいう「貸付け」に当たると判断しています。

給与ファクタリングは、個人が勤務先に対して持つ給与(賃金)債権を対象とするもので、事業者向けの売掛債権ファクタリングとは性質が異なります。事業の資金調達には、賃金債権ではなく事業上の売掛債権を買い取る正規のファクタリングを利用してください。

Q. ファクタリング業者は個人事業主やフリーランスでも利用できますか?

A. ファクタリング業者は、個人事業主やフリーランスでも、事業上の売掛債権があれば利用できます。ただし法人専門の業者も多いため、個人事業主・フリーランス対応を明記している業者や、少額から対応する業者を選ぶと手続きがスムーズです。

オンライン完結で必要書類が少ない業者は、個人事業主でも使いやすい傾向があります。一方で、売掛先が個人である場合や開業直後で取引実績が乏しい場合は、申し込みを断られることもあります。

Q. ファクタリングで現金化できない売掛金はありますか?

A. 支払期日を過ぎた債権や、売掛先の信用力が確認できない売掛金は、買い取ってもらえないことがあります。ファクタリングの審査では売掛先の支払能力が重視されるため、支払いが滞る可能性が高いと判断された売掛金は対象外になりやすいのです。

このほか、まだ請求が確定していない将来の債権や、売掛先が個人である債権を扱わない業者もあります。買い取ってもらえる売掛金の条件は業者ごとに異なるため、自社の売掛金が対象になるかを事前に確認しましょう。

Q. ファクタリングの利用が売掛先(取引先)に知られることはありますか?

A. 2社間ファクタリングを選べば、売掛先に知られずに利用できます。2社間は利用者とファクタリング業者だけで契約し、売掛先への通知や承諾が不要なためです。

一方、3社間ファクタリングは売掛先の承諾を得る手続きがあるため、利用が売掛先に伝わります。取引先との関係に配慮して利用を知られたくない場合は2社間に対応した業者を、手数料の低さを優先できる場合は3社間を選ぶとよいでしょう。

Q. ファクタリング業者への申し込みはオンラインだけで完結しますか?土日や夜間でも利用できますか?

A. オンライン完結型のファクタリング業者なら、来店や面談なしに申し込みから契約まで完結でき、土日・夜間の受付に対応する業者もあります。書類をアップロードして最短即日で入金されるサービスも増えています。

ただし、審査や入金を行う時間帯は業者によって異なり、申し込み自体は24時間可能でも入金は平日日中のみという業者もあります。急ぎで資金が必要な場合は、入金までの対応時間や締め切り時刻を事前に確認しておきましょう。

Q. 複数のファクタリング業者に同時に申し込んで比較してもよいですか?

A. 複数の業者から同時に見積もりを取って比較すること(相見積もり)は問題なく、むしろおすすめです。手数料率は業者や売掛先の信用力、債権額によって幅があるため、同じ売掛金でも手取り額に差が出るからです。

相見積もりは、相場からかけ離れた高手数料を提示する業者や悪質業者を見抜くうえでも有効です。適用される手数料率だけでなく、登記費用や事務手数料を含めた差引後の受取額の合計で比べると、実質的な負担を正確に判断できます。

Q. ファクタリングと銀行融資は、どちらを選べばよいですか?

A. 即日〜数日以内に資金が必要ならファクタリング、時間に余裕がありコストを抑えたいなら銀行融資が適します。緊急度と調達コストのバランスで判断するとよいでしょう。

ファクタリングは負債を増やさず、審査では売掛先の信用力が重視されるため、自社が赤字や税金滞納の状態でも利用できることがあります。一方で手数料は融資の金利と比べて高くなりやすいため、資金に余裕がある場面では低コストな銀行融資が向きます。両者を併用し、場面に応じて使い分ける方法もあります。

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監修者

マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト

松嶋真倫

都市銀行にて金融実務を経験後、暗号資産関連スタートアップの創業期に参画し、市場分析・業界調査に従事。2018年にマネックスグループ入社。以降、ビットコインをはじめとするデジタルアセットからマクロ経済環境まで、金融市場を横断した調査・分析および情報発信を担う。FinTech・次世代金融領域のリサーチ統括、各種レポートや書籍の執筆、日本経済新聞など国内主要メディアへのコメント・寄稿、イベント登壇などを行う。2021年3月より現職。
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