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兵庫で使えるファクタリング会社を比較|手数料・入金スピード・2社間対応で選ぶ

兵庫で使える ファクタリング会社を比較のサムネイル画像
ファクタリングサービス比較表(2026年版)のプレビュー

主要26サービスの料金・機能を無料で一覧比較

ファクタリングサービス比較表(2026年版)

兵庫県で事業を営んでいると、売掛金の入金を待つあいだに仕入れや人件費の支払いが重なり、手元資金が細る場面は少なくありません。神戸港を中心とした港湾物流や、鉄鋼・造船・食品などの製造業、支払サイトの長い建設業では、請求は済んでいるのに入金は先という売掛金を抱えやすく、銀行融資の審査を待つ時間的な余裕がないこともあります。

ファクタリングは、こうした売掛金を期日前に売却して現金化する資金調達の手段です。ただ「兵庫 ファクタリング」で検索しても、上位に並ぶのは全国対応の会社や、兵庫県外に本社を置く会社が中心で、「結局、兵庫から使える会社はどれなのか」が見えにくいのが実情です。

本記事では、兵庫から無理なく利用できるファクタリング会社23社を、手数料率・入金スピード・買取可能額・2社間/3社間の対応・オンライン完結や対面の可否・個人事業主への対応という観点で横並びに比較します。自社の状況に合う数社を見つける材料としてご活用ください。

また、自社の状況に合うサービスを最短で見つけられるよう、「目的から選ぶ診断ツール」も用意しました。即日で資金が必要か、手数料を抑えたいか、個人事業主かといった条件からおすすめを絞り込めます。

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本記事の対象範囲

本記事で比較するのは、兵庫県の事業者が実際に利用できるファクタリング会社23社です。兵庫に本社や支店を置く会社に限定していません。全国対応でオンラインから使える会社や、大阪など近隣に拠点があり来店・対面相談ができる会社まで含めて、横並びに比較します。兵庫で所在地にこだわらず選ぶのが現実的な理由は、次の節で説明します。

取り上げるのは、売掛債権を買い取って資金化する買取型ファクタリングです。全国オンライン型を中心に、関西に拠点を持つ会社や建設業などの業種に強い会社まで幅広く比較します。兵庫という地域で絞り込まず、全国のファクタリング会社を選び方から幅広く比べたい場合は、カテゴリ全体をまとめた次の記事をご参照ください。

兵庫でファクタリング会社を探すときに知っておきたい実態

ここからは、兵庫でファクタリング会社を探す前に押さえておきたい実態を整理します。地域名で検索する際に誤解しやすい点を先に確認しておくと、会社選びがスムーズになります。

まず知っておきたいのは、兵庫県内に本社や専用拠点を構えるファクタリング専業の会社は多くないという点です。兵庫で検索したときに上位へ出てくる会社の多くは、全国を対象にオンラインで契約できる会社や、大阪の拠点から関西一円に対応する会社です。「兵庫の会社でないと使えない」わけではなく、所在地よりも、オンラインで完結できるか、来店や対面を希望するなら近隣に拠点があるか、という視点で選ぶのが現実的です。

オンライン完結型であれば、請求書や通帳のデータをアップロードし、面談もオンラインで済ませられるため、神戸・姫路・尼崎・西宮といった県内のどこからでも、移動せずに申し込めます。対面で相談しながら進めたい場合は、大阪に拠点を持つ会社や、出張・ビデオ面談に対応する会社を選ぶと、兵庫からでも対面に近い形で手続きを進められます。

兵庫県は中小企業の数が全国でも上位に入り、港湾物流・製造業・建設業など、売掛金の入金まで時間がかかりやすい業種が集まっています。こうした業種では、入金前の売掛金を現金化できるファクタリングが資金繰りの選択肢になりやすい一方、業者の数が多いぶん、手数料や契約条件の見極めも重要になります。次の診断ツールと比較表で、自社の条件に合う会社を絞り込んでみてください。

こうした業種とファクタリングの関係は、実際に相談を受ける事業者側からも語られています。あるファクタリング会社は、相談が多い業種とその背景を次のように説明しています。

木方氏
株式会社Mentor Capital 営業部長
木方氏
独自インタビューより

弊社で最も多いのは建設関係の企業様です。次に多いのが運送業のお客様で、この2つは突出して多いです。実はこの2つの業種は、どうしても自分の売上以上にかかる支払いが増えてしまう事情があるからです。運送業であれば燃料費が上がるだけでも追加で負担がかかりますし、建設業であれば下請け業者を雇うことや、材料費や工具類を先に確保しなくてはいけないため、工程が進む段階で一時的に入金額よりも支払いが増えてしまうことがあります。

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兵庫対応ファクタリング会社の比較表

ここからは、兵庫から利用できるファクタリング会社23社を一覧で比較します。手数料率・入金スピード・買取可能額・取引形態(2社間/3社間)・オンライン完結や対面の可否・個人事業主への対応を横並びに整理しました。気になる会社は、表の下のサービス個別紹介で詳しく確認できます。

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サービス名PAYTODAY入金前払いシステム(JTC)ビートレーディングメンターキャピタルFACTOR⁺UQuQuMoOLTA クラウドファクタリングベストファクターアクセルファクターPMGペイトナーlabolNo.1トップ・マネジメントAGビジネスサポートGMO BtoB早払いフリーナンス即日払いマネーフォワード早期入金電子請求書早払いけんせつくんうりかけ堂西日本ファクター資金調達QUICK
手数料率1%〜9.5%1.2%〜10%
(取引先非通知の場合)
2社間4%〜/3社間2%〜2%〜1.5%〜1%〜2%〜9%2社間2〜20%/3社間2〜15%2社間5〜15%/3社間1〜10%個別査定
(最良ケースで2%)
一律10%要問い合わせ
(公式に記載なし)
0.5%〜15%2社間3.5%〜/3社間0.5%〜2%〜9.9%請求書1%〜10%/注文書2%〜12%3%〜10%0.5%〜1〜6%2%〜要問い合わせ
(公式に記載なし)
要問い合わせ
(公式に記載なし)
1%〜
入金スピード(最短)最短30分最短即日最短50分最短即日最短40分最短2時間最短当日(契約後)最短6時間
(3社間は数日〜1週間)
最短即日最短2時間最短即日要問い合わせ最短30分最短即日最短即日最短2営業日最短5分最短即日最短2営業日
(初回は最短5営業日)
最短2時間最短2時間最短即日最短10分
買取可能額10万円〜上限なし100万円〜上限なし1万円〜7億円〜1億円上限・下限なし
(1万円〜2億円の実績)
上限なし上限・下限なし10万円〜1億円超公式に記載なし50万円〜
(上限は要問い合わせ)
1万円〜
(初回上限50万円・最大300万円)
公式に記載なし50万円〜3億円
(3億円超は個別相談)
公式に記載なし1万円〜100万円〜5,000万円1万円〜数万円〜数億円10万円〜1億円公式に記載なし30万円〜5,000万円上限3,000万円
(即日は1,000万円まで)
公式に記載なし
取引形態2社間2社間・3社間2社間・3社間2社間・3社間
(2社間を推奨)
2社間・3社間2社間2社間2社間・3社間2社間・3社間2社間・3社間2社間2社間2社間・3社間2社間・3社間
(2.5社間「電ふぁく」も)
2社間・3社間2社間2社間2社間公式に記載なし
(取引先通知は原則不要)
公式に記載なし2社間・3社間2社間・3社間2社間
オンライン完結・対面オンライン完結
(対面は出張対応・別途費用)
初回は原則対面
(オンライン契約も可・大阪営業所あり)
オンライン完結
(大阪支店で対面も可)
オンライン完結
(対面・訪問も可)
オンライン完結オンライン完結オンライン完結オンライン完結
(大阪支社あり・来店可否は要確認)
要問い合わせオンライン完結
(大阪支店で対面も可)
オンライン完結オンライン完結オンライン完結
(対面は東京・名古屋・福岡)
オンライン完結オンライン完結対面・オンライン両対応オンライン完結オンライン完結オンライン完結オンライン完結オンライン完結オンライン完結
(対面の可否は公式に記載なし)
オンライン完結
個人事業主・フリーランス●△法人中心(個人事業主は3社間が前提)●●●(売掛先が法人であれば可)●●●●●●●△主に法人(個人事業主も申込可)●●(金額により法人のみの場合あり)×(法人のみ)●×(法人のみ)×(法人のみ)●(建設業の個人事業主・法人)●●●
詳細情報公式資料を見る公式資料を見る公式資料を見る公式資料を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見る公式サイト公式サイト

※2026年10月時点の各社公式情報にもとづく。最新の手数料・入金スピード・買取可能額・条件は各社の公式サイトでご確認ください。

兵庫で使えるファクタリング会社を紹介

ここからは、兵庫から利用できるファクタリング会社を1社ずつ紹介します。各社の特徴・手数料・対応範囲を順に解説します。自社の売掛金の規模や、急ぎ具合、取引先に知られたくないかどうかと照らし合わせながら読み進めてください。

1. PAYTODAY(Dual Life Partners株式会社)

PAYTODAYのウェブサイト

Dual Life Partners株式会社が運営する、AI審査で申し込みから契約まで完結するオンライン型のファクタリングサービスです。面談・来店は原則不要で、必要書類をアップロードすれば審査結果は最短15分で通知され、入金は最短30分で完了します。契約形態は2社間で、取引先に知られずに利用できます。

手数料は1%〜9.5%と上限を公式に明示しており、見積もりの前におおよその負担感をつかめます。買取金額は10万円から上限なし、個人事業主・フリーランスからの申し込みも受け付けています。

2. 入金前払いシステム(株式会社JTC)

入金前払いシステム(JTC)のウェブサイト

名古屋・東京・大阪に拠点を持つ株式会社JTCが、2社間方式を「入金前払いシステム」と名づけて提供しています。取引先に通知せず売掛金を早期資金化でき、取引先非通知の契約の手数料は1.2%〜10%です。

買取金額は100万円からで、数千万円から数億円規模の相談にも上限を設けず対応します。法人が中心で、個人事業主は取引先への通知(3社間)が前提となる点は、申し込み前に確認しておきたいところです。

初回契約は原則として対面を推奨する運営方針のため、兵庫から対面で相談したい場合は大阪営業所(大阪市西区)が利用できます。時間が取れない場合はオンライン契約にも対応します。

3. ビートレーディング(株式会社ビートレーディング)

ビートレーディングのウェブサイト

2012年創業の株式会社ビートレーディングは、取引社数9.1万社以上・累計買取額1,824億円(2026年3月時点)の実績を公表するファクタリング専業会社です。2社間・3社間のほか、注文書や医療・介護報酬の買取にも対応します。

手数料は2社間4%〜・3社間2%〜(いずれも下限で、公式開示の平均は2社間9〜10%台・3社間6%台)、買取実績は1万円から7億円までと幅広く、少額の資金化から高額債権まで相談できます。個人事業主も利用できます。

契約はクラウドサインによるオンラインで進められますが、仙台・名古屋・大阪・福岡の支店では対面契約にも対応しており、兵庫からは大阪支店(大阪市北区)で相談できます。

4. メンターキャピタル(株式会社Mentor Capital)

メンターキャピタルのウェブサイト

株式会社Mentor Capitalは、中小企業や個人事業主の売掛債権を買い取るファクタリング会社で、2社間を基本としつつ希望に応じて3社間にも対応します。審査では売掛先の支払い実績や取引の継続性を重視し、赤字・債務超過や税金滞納中でも相談を受け付けています。

手数料は2%〜、買取可能額は1億円までで、償還請求権のないノンリコース契約です。相談が多いのは入金サイトの長い建設業・運送業で、兵庫に集まるこうした業種の資金繰りと重なります。契約はオンライン・対面・訪問から選べます。

5. FACTOR⁺U(一般社団法人日本中小企業金融サポート機構)

FACTOR⁺Uのウェブサイト

運営元は株式会社ではなく、一般社団法人日本中小企業金融サポート機構です。非営利型の一般社団法人として中立的な立場でのサービス提供を掲げ、経営革新等支援機関の認定も受けています。FACTOR⁺Uは全工程がWebで完結し、契約はクラウドサインで締結します。

手数料は1.5%〜で、買取金額に下限・上限を設けていない(1万円〜2億円の買取実績)ため、小口から大口まで相談できます。必要書類は入出金履歴と売掛金の資料の2点、申請から入金まで最短40分と案内しています。個人事業主は売掛先が法人であれば利用できます。

6. QuQuMo(株式会社アクティブサポート)

QuQuMoのウェブサイト

株式会社アクティブサポートが運営するオンライン完結型の2社間ファクタリングです。必要書類は請求書と通帳の2点のみで、取引先に通知せずに申し込めます。

書類がそろっていれば申し込みから入金まで最速2時間、手数料は1%からと案内しています。ただし手数料の上限は公式に示されていないため、実際の負担は見積もりで確認するのが確実です。法人・個人事業主のいずれも対象です。

7. OLTA クラウドファクタリング(OLTA株式会社)

OLTA クラウドファクタリングのウェブサイト

2017年設立のフィンテック企業OLTA株式会社が運営する、オンライン完結型のクラウドファクタリングです。銀行と共同開発した審査モデルを用い、地域金融機関などへのOEM提供も行っています。

手数料は売却する請求書額面の2%〜9%で、諸経費を含めた料率として公式に示されている点が目安になります。買取金額に上限・下限はなく、1〜50万円の少額利用にも対応します。見積りは書類がそろってから24時間以内、個人事業主も利用できます。

8. ベストファクター(株式会社アレシア)

ベストファクターのウェブサイト

株式会社アレシアのベストファクターは、2社間・3社間に対応する買取型ファクタリングです。取り扱うのは償還請求権のないノンリコース型のみで、審査・契約はオンラインで完結します。

手数料は買取金額に応じて2社間2〜20%・3社間2〜15%と段階的に設定され、買取可能額は10万円から1億円超です。入金は2社間で最短6時間、3社間は数日〜1週間が目安です。法人・個人事業主・フリーランスが対象です。

本社の東京・新宿のほか、大阪支社(大阪市中央区)と福岡支社があり、兵庫からは大阪が近隣の窓口になります。来店での相談ができるかは、申し込み時に確認してください。

9. アクセルファクター(株式会社アクセルファクター)

アクセルファクターのウェブサイト

株式会社アクセルファクターは、ファクタリングに加えて財務コンサルティングや金融機関対策支援、助成金紹介など資金繰り全般の支援メニューを併設しています。中小企業庁の経営革新等支援機関にも認定されています。

2社間・3社間に対応し、手数料は公式サービスページで2社間5〜15%・3社間1〜10%と示されています。3社間では債権譲渡登記が不要です。入金は最短即日で、買取可能額は公式に明示がないため、具体的な金額は申し込み時に確認してください。

10. PMG(ピーエムジー株式会社)

PMGのウェブサイト

ピーエムジー株式会社は、ファクタリングに加え財務コンサルティングや販路拡大支援・税理士マッチングなどの本業支援も手がける会社です。2社間・3社間に対応し、即日・オンライン・土日それぞれのメニューを用意しています。

手数料は取引先の状況や売掛金の条件に応じた個別査定で、償還請求権のないノンリコース型です。買取可能額の上限は公式内で表記が分かれるため申し込み時に確認するのが確実で、入金は最短2時間と案内しています。対象は法人・個人事業主です。

東京・新宿の本社に加えて全国に支店・営業所があり、大阪支店で対面相談ができます。兵庫から対面で進めたい場合の選択肢になります。

11. ペイトナー(ペイトナー株式会社)

ペイトナーのウェブサイト

ペイトナー株式会社が提供する、個人事業主・一人法人を主な対象としたスマホ完結型の2社間ファクタリングです。面談は不要で、取引先に知られずに利用できます。

手数料は申請額の一律10%で、審査で変動しないため負担を見積もりやすいのが使い方の目安です。利用できるのは1万円からで、初回の申請上限は50万円、利用実績に応じて最大300万円まで広がります。入金は審査完了後、最短即日です。

12. labol(株式会社ラボル)

labolのウェブサイト

株式会社ラボルが運営する、フリーランス・個人事業主向けの2社間ファクタリングです。東証プライム上場の株式会社セレスの子会社で、独自の機械学習モデルを審査や債権回収に活用しています。

少額の売掛債権にも対応し、オンラインで面談なく手続きできます。ただし買取可能額・手数料率・入金までの時間は公式サイトで明示されていないため、申し込み時に確認してください。

13. No.1(株式会社No.1)

No.1のウェブサイト

株式会社No.1は、2社間・3社間の両方に対応し、電子契約でのオンライン契約もできるファクタリング会社です。東京・名古屋・福岡の3拠点では対面相談にも応じています。

手数料は0.5%〜15%と幅があり、適用率は個別審査で決まります。買取可能額は50万円から3億円(超える場合は個別相談)、入金は最短30分、償還請求権のないノンリコース契約です。主に法人向けですが、申込フォームでは個人事業主も選べます。

14. トップ・マネジメント(株式会社トップ・マネジメント)

トップ・マネジメントのウェブサイト

2009年創業の株式会社トップ・マネジメントは、2社間・3社間に加え、電子記録債権を使う2.5社間「電ふぁく」や、見積書・受注書・発注書を対象とする将来債権ファクタリングなど、商品の幅が広いのが特徴です。

手数料は商品ごとに下限が示され、2社間3.5%〜・3社間0.5%〜・電ふぁく1.8〜8%です。入金は最短即日で、法人・個人事業主・新設法人まで対象ですが、見積書・受注書・発注書の買取は設立半年以上・月商500万円以上の法人に限られます。買取可能額は公式に明示がないため申し込み時に確認してください。

15. AGビジネスサポート(AGビジネスサポート株式会社)

AGビジネスサポートのウェブサイト

アイフルグループのAGビジネスサポート株式会社が、事業者向けビジネスローンなどと並行して提供するファクタリングです。請求書1枚・1万円から申し込め、小口の資金化に向きます。

手数料は買取金額の2%〜9.9%で、取引先への通知が基本的に不要な2社間と、承諾を得て手数料を抑える3社間のいずれにも対応します。売掛先の破綻リスクを同社が負担する完全買取型で、債権譲渡登記は原則不要、入金は最短即日です。買取金額によっては法人のみの扱いになる場合があります。

16. GMO BtoB早払い(GMOペイメントゲートウェイ株式会社)

GMO BtoB早払いのウェブサイト

東証プライム上場のGMOペイメントゲートウェイ株式会社が運営する、法人間取引の売掛債権を買い取るサービスです。請求書に加え、受注段階の注文書(発注書)も買取対象にできます。

手数料は請求書買取1%〜10%・注文書買取2%〜12%、1回あたりの買取金額は100万円から5,000万円が目安です。入金は審査完了後、最短2営業日です。対象は法人のみで、個人事業主は利用できません。申し込みは対面・オンラインのどちらにも対応します。

17. フリーナンス即日払い(フリー株式会社)

フリーナンス即日払いのウェブサイト

クラウド会計のfreeeを提供するフリー株式会社が運営する、フリーランス・個人事業主向けの2社間ファクタリングです。2018年に提供を開始し、借入ではないため信用情報に影響しないと案内しています。

手数料は請求書額面の3%〜10%で、入金は最短5分とスピードを前面に出しています。買取は1万円から利用でき、手数料が無料の振込専用口座とあわせて使えます。

18. マネーフォワード早期入金(マネーフォワードケッサイ株式会社)

マネーフォワード早期入金のウェブサイト

東証プライム上場の株式会社マネーフォワードのグループ会社、マネーフォワードケッサイ株式会社が運営する法人向けオンラインファクタリングです。AI仮審査では、口座連携により約5分で調達可能額と手数料率の目安を確認できます。

手数料は0.5%〜で、そのほかの費用は発生しないと案内しています。買取可能額は数万円から数億円、入金は書類提出後最短即日です。個人事業主は対象外で、法人専用です。

19. 電子請求書早払い(株式会社インフォマート・GMOペイメントゲートウェイ株式会社)

電子請求書早払いのウェブサイト

請求書電子化サービスを手がける株式会社インフォマートと、売掛債権を買い取るGMOペイメントゲートウェイ株式会社が共同で提供する、法人向けの資金化サービスです。両社とも東証プライムに上場しています。

手数料は1〜6%、初期費用・月額費用はいずれも0円で、買取可能額は10万円から1億円です。入金は2回目以降が最短2営業日、初回は最短5営業日です。取引先への通知や債権譲渡登記は原則不要ですが、個人事業主は利用できず法人専用です。

20. けんせつくん(株式会社ウィット)

けんせつくんのウェブサイト

けんせつくんは、株式会社ウィットが運営する建設業界に特化したファクタリングです。工事代金の請求書だけでなく、受注段階の注文書も買取対象とし、支払いサイトが長くなりやすい建設業の資金繰りを支えます。

手数料は2%〜(上限は非公表)、審査開始から最短2時間での振込を掲げます。建設業であれば個人事業主・法人を問わず利用でき、建設業経験のあるスタッフが相談に応じます。買取金額は公式に明示がないため、申し込み時に確認してください。

21. うりかけ堂(株式会社hs1)

うりかけ堂のウェブサイト

株式会社hs1が屋号「うりかけ堂」として運営する、法人・個人事業主向けのファクタリングです。2社間・3社間に対応し、契約は電子契約サービスのクラウドサインで進められます。

買取可能額は30万円から5,000万円と公式に示され、入金は最短2時間と案内しています。手数料は具体的なレンジが公式に明示されていないため、見積もりで確認するのが確実です。

22. 西日本ファクター(株式会社西日本ファクター)

西日本ファクターのウェブサイト

福岡市に本社を置く株式会社西日本ファクターは、2社間・3社間に対応するファクタリング会社です。対応エリアとして九州各県や中国地方に加え、関西(大阪・兵庫)を公式に挙げており、兵庫の事業者も対象範囲に含まれます。

契約はクラウド契約で非対面でも締結でき、入金は最短即日と案内しています。買取可能額は上限3,000万円で、条件が合えば最短即日で1,000万円まで資金化できるとしています。売掛先が法人であれば個人事業主も利用でき、手数料は公式に明示がないため問い合わせで確認してください。

大阪・熊本に営業所があり、兵庫からは大阪営業所(大阪市北区)が近隣の窓口になります。

23. 資金調達QUICK(株式会社MIRIZE)

資金調達QUICKのウェブサイト

株式会社MIRIZEが運営する、オンライン完結型の2社間ファクタリングです。法人・個人事業主・フリーランスを対象に、売掛金を来店不要で資金化できます。累計申込件数は10万件を突破したと公表しています。

手数料は1%から(上限は非公表)で、審査後の振込は最短10分、申し込みから資金化まで最短2時間と案内しています。買取可能額は公式に数値の明示がないため、見積りシミュレーターや問い合わせで確認してください。

ファクタリングの基本的な仕組みと2社間・3社間の違い

ここからは、会社を比較する前提として、ファクタリングの仕組みと取引形態の違いを押さえます。この後の「選び方」や「注意点」を読むうえでの土台になります。

ファクタリングは、自社が持つ売掛債権をファクタリング会社に売却し、入金期日より前に現金を受け取る資金調達の手段です。金融庁は、ファクタリングを次のように説明しています。

一般に「ファクタリング」とは、事業者が保有している売掛債権等を期日前に一定の手数料を徴収して買い取るサービス(事業者の資金調達の一手段)であり、法的には債権の売買(債権譲渡)契約です。

出典:ファクタリングの利用に関する注意喚起|金融庁

ポイントは、ファクタリングが借入ではなく売掛債権の売買だという点です。融資ではないため、担保や保証人を求められることは基本的になく、審査でも自社の信用力より売掛先の信用力が重視されます。借入ではないので、融資のように信用情報機関へ債務として登録されることも基本的にありません。

2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの違い

ファクタリングの契約形態は、大きく2社間と3社間に分かれます。どちらを選ぶかで、取引先に知られるかどうかと、手数料の水準が変わります。

2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの違いを並べた図解。2社間は自社とファクタリング会社の2社で契約し、売掛先への通知・承諾が不要で取引先に知られずに利用でき入金も早い傾向だが手数料は高め。3社間は自社・ファクタリング会社・売掛先の3社で契約し、売掛先への債権譲渡の通知・承諾が必要で取引先に知られるが会社のリスクが下がり手数料は低め。

2社間ファクタリングは、自社とファクタリング会社の2社だけで契約する形態です。売掛先への通知や承諾が不要なため、取引先に資金調達の事実を知られずに利用できます。入金も早い傾向がありますが、ファクタリング会社が売掛先の支払い状況を直接確認できないぶんリスクが高く、手数料は3社間より高めになりがちです。

3社間ファクタリングは、自社・ファクタリング会社・売掛先の3社で契約する形態です。売掛先への債権譲渡の通知と承諾が必要になるため取引先に知られますが、そのぶんファクタリング会社のリスクが下がり、手数料は低めに抑えられる傾向があります。取引先との関係上、資金調達を知られても問題ない場合は、コストを抑えやすい3社間が選択肢になります。

兵庫でファクタリング会社を選ぶときに確認したいポイント

ここからは、兵庫の事業者が自社に合うファクタリング会社を見分けるための確認ポイントを整理します。上の比較表と照らし合わせながら、どの軸を優先するかを決める材料にしてください。

手数料率が相場の範囲に収まっているか

ファクタリングの手数料は、取引形態によって水準が異なります。一般に、取引先に知られない2社間は手数料が高め、売掛先の承諾を得る3社間は低めになる傾向があります。手数料は売掛先の信用力や債権額、取引実績によって変わるため、複数社から見積もりを取り、同じ条件で比べることが大切です。相場から大きく外れて高い手数料を提示する業者には注意が必要で、極端に高い場合は後述する違法な取引の可能性もあります。

入金までのスピードは資金繰りに間に合うか

売掛金の現金化を急ぐ場合は、申し込みから入金までのスピードが重要です。オンライン完結型のサービスには、最短数時間から即日での入金に対応する会社もあります。ただし「最短即日」はあくまで最短のケースで、必要書類がそろっているか、申込時間が営業時間内かによって変わります。急ぎの場合は、即日対応の条件(受付時間・必要書類・審査の流れ)を事前に確認しておくと、見込み違いを防げます。

そもそもファクタリングが選ばれる場面の多くは、入金スピードが資金繰りに直結する局面です。あるファクタリング会社は、申し込みが寄せられる典型的なタイミングを次のように述べています。

株式会社JTC
池田氏
独自インタビューより

多いのは、「このままだと2〜3週間後の支払いに間に合わない」という局面です。銀行融資は申込みから1ヶ月〜2か月ぐらいかかることもあるので、時間が間に合わないとなったときに、ファクタリングを選ばれることが多いです。資金繰りなどで「1ヶ月後に足りない」と分かっていて、1〜2週間前からお問い合わせをいただくケースが多くあります。

取引実績と運営会社の信頼性を確認できるか

安心して任せられるかを見るうえで、運営会社の実態と取引実績は欠かせない確認項目です。運営会社の所在地・設立年・累計取引実績が公式サイトで開示されているか、問い合わせ窓口が明確かを確認しましょう。情報開示が乏しい、会社概要が見当たらないといった業者は避けるのが無難です。兵庫から対面で相談したい場合は、大阪など近隣の拠点の有無や、出張・オンライン面談への対応状況もあわせて確認しておきましょう。

取引先に知られたくないか(2社間・3社間のどちらを選ぶか)

取引先との関係を考えると、資金調達の事実を知られたくないケースは多いものです。その場合は、売掛先への通知が不要な2社間ファクタリングに対応しているかを確認しましょう。一方で、手数料をできるだけ抑えたい、売掛先に知られても問題ないという場合は、3社間を選べる会社のほうがコスト面で有利になりえます。自社にとって「秘密保持」と「手数料」のどちらを優先するかで、対応すべき取引形態が変わります。

2社間なら本当に取引先に知られないのか、どんな経路で知られる可能性があるのかまで確かめておきたい場合は、2社間・3社間の違いと知られずに使える会社の選び方を整理した次の記事が参考になります。

個人事業主・フリーランスでも利用できるか

ファクタリング会社によっては、法人のみを対象とし、個人事業主やフリーランスは利用できない場合があります。少額の売掛債権に対応するオンライン型には個人事業主を積極的に受け入れる会社がある一方、法人向けに特化した会社もあります。個人事業主の場合は、申し込み前に対応可否と、利用できる売掛債権の下限額を確認しておくことが大切です。次に述べる債権譲渡登記の要否も、個人事業主が利用できるかどうかに関わります。

債権譲渡登記の要否はどうか

2社間ファクタリングでは、ファクタリング会社が債権譲渡登記を求める場合があります。債権譲渡登記は、債権を譲り受けたことを第三者に示すための制度で、法務省は譲渡人の範囲を次のように説明しています。

譲渡人は,法人のみに限定されています。

出典:第1 債権譲渡登記制度とは?|法務省

このように、債権譲渡登記を利用できるのは譲渡人が法人の場合に限られ、個人事業主は債権譲渡登記を利用できません。そのため、登記を必須とする会社は個人事業主が利用できないことがあります。

また、登記は取引先そのものへの通知とは別の手続きですが、登記簿は誰でも確認できるため、登記を避けたい場合は登記不要で利用できる会社を選ぶ方法もあります。登記費用が別途かかることもあるため、登記の要否と費用負担は事前に確認しておきましょう。

出典・参考資料(2件)

悪質業者・違法なファクタリングを避けるための注意点

ここからは、ファクタリングを装った違法な取引や悪質な業者を避けるための注意点を整理します。手数料の安さや入金の速さだけで選ぶと、思わぬトラブルに巻き込まれることがあるため、契約前に必ず確認してください。

給与・偽装ファクタリングはなぜ違法か

金融庁は、ファクタリングを装った高金利の貸付けを行うヤミ金融業者の存在に注意を呼びかけています。

しかし、近時、ファクタリングを装った高金利の貸付けを行うヤミ金融業者の存在が確認されています。また、ファクタリングとして行われる取引であっても、経済的に貸付けと同様の機能を有していると思われるようなものは、貸金業に該当するおそれがあります。

出典:ファクタリングの利用に関する注意喚起|金融庁

特に注意したいのが、契約書に「債権譲渡契約(売買契約)」と書かれていても、実態が貸付けと変わらないケースです。金融庁は、売掛金を回収できなかったときに売主(利用者)が債権を買い戻す、あるいは自分の資金で支払わなければならない取り決めがある場合は、貸金業に該当するおそれがあると説明しています。

ファクタリングは本来、売掛先が支払わなくても利用者に返済義務が生じない(ノンリコース)取引ですが、償還請求権や買戻し特約が付く契約は、実質的な貸付けにあたる可能性があります。

また、個人が勤務先に対して持つ給与(賃金債権)を買い取る「給与ファクタリング」は、事業者向けの売掛債権ファクタリングとは別物で、金融庁が明確に貸金業に該当すると示しています。

「給与ファクタリング」などと称して、業として、個人(労働者)が使用者に対して有する賃金債権を買い取って金銭を交付し、当該個人を通じて当該債権に係る資金の回収を行うことは、貸金業に該当します。

出典:ファクタリングの利用に関する注意喚起|金融庁

この点について、最高裁判所も給与ファクタリングを貸金業法上の「貸付け」にあたると判断しています。金融庁が注意喚起のなかで転載した決定の抜粋では、次のように述べられています。

このような事情の下では、本件取引に基づく金銭の交付は、貸金業法2条1項と出資法5条3項にいう「貸付け」に当たる。(最高裁令和5年2月20日第三小法廷決定)

出典:ファクタリングの利用に関する注意喚起(給与ファクタリングに関する最高裁決定の抜粋)|金融庁

悪質業者を見分けるチェックポイント

違法・悪質な業者を避けるために、契約前に次の点を確認しましょう。いずれも、まっとうなファクタリング会社であれば明確に答えられる内容です。

  • 買取代金が債権額に比べて著しく低くないか。金融庁は、買取代金が債権額に比べて著しく低額なケースは偽装ファクタリングの疑いがあると注意を促しています。
  • 償還請求権や買戻しの特約が付いていないか。売掛先が支払わなかったときに利用者が負担する契約は、実質的な貸付けにあたる可能性があります。
  • 契約書の控えを受け取れるか、会社情報が開示されているか。契約書を渡さない、所在地や会社概要が不明確な業者は避けます。
  • 手数料が貸金業の上限金利を大きく超える水準でないか。実態が貸付けであれば、上限金利を超える手数料は違法です。

また、貸金業を営むには財務局または都道府県への登録が必要で、無登録営業は刑事罰の対象です。業者が貸金業登録をしているかは、金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」で確認できます。ファクタリングを装いながら実態が貸付けの業者に当たってしまわないよう、少しでも不審な点があれば契約を急がず確認することが大切です。

どのような場合に違法となるのか、合法なファクタリングとの線引きをさらに詳しく確認したい場合は、仕組みと悪質業者の見分け方を整理した次の記事もあわせてご覧ください。

出典・参考資料(1件)

まとめ:兵庫から使えるファクタリング会社の選び方

兵庫でファクタリング会社を選ぶときは、所在地にこだわるより、オンライン完結で兵庫からでも使えるか、対面を希望するなら近隣に拠点があるかを軸にすると、選択肢が広がります。そのうえで、手数料率・入金スピード・買取可能額・2社間/3社間の対応・個人事業主への対応・債権譲渡登記の要否を比べ、自社の状況に合う数社を見つけるのが近道です。

手数料や入金の速さだけで決めず、償還請求権や買戻しの有無、運営会社の情報開示、貸金業登録の有無まで確認すれば、違法・悪質な業者を避けられます。気になる会社が複数見つかったら、同じ条件で見積もりを取り、手数料と入金スピードを見比べて判断してください。各社の資料は、以下からまとめて請求できます。

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よくある質問(FAQ)

Q. ファクタリングとは何ですか?

A. ファクタリングとは、企業や個人事業主が持つ売掛金(売掛債権)を期日前にファクタリング会社へ売却し、手数料を差し引いた金額を早期に受け取る資金調達の手段です。法的には借入ではなく債権の売買(債権譲渡)にあたり、担保や保証人は基本的に不要です。仕組みや2社間・3社間の違いはファクタリングの基本的な仕組みと2社間・3社間の違いの節で詳しく解説しています。

Q. 兵庫に店舗や拠点がないファクタリング会社でも利用できますか?

A. 兵庫に店舗や拠点がないファクタリング会社でも、オンライン完結型であれば兵庫から問題なく利用できます。現在は請求書や通帳のデータをアップロードし、面談もオンラインで済ませられる会社が増えており、所在地が兵庫県外でも神戸・姫路・尼崎・西宮など県内のどこからでも申し込めます。

兵庫に専用拠点を置くファクタリング専業の会社は多くないため、所在地より「オンラインで完結できるか」を基準に選ぶのが現実的です。

Q. 兵庫で売掛金を即日資金化できますか?

A. 兵庫でも、オンライン完結型のファクタリング会社を使えば最短数時間〜即日での資金化が可能です。本記事で紹介している会社にも、申込から入金まで最短2時間や最短即日をうたう会社があります。ただし「最短即日」は条件がそろった場合の最短で、必要書類が整っているか、申込が営業時間内かによって変わります。急ぐ場合は、受付時間・必要書類・審査の流れを事前に確認しておくと見込み違いを防げます。

Q. 兵庫で対面相談できるファクタリング会社はありますか?

A. 兵庫県内に専用の店舗を置く会社は多くありませんが、大阪など近隣に拠点を持つ会社や、出張・ビデオ面談に対応する会社を選べば、兵庫からでも対面に近い形で相談できます。本記事の比較でも、大阪支店で対面相談できる会社や、希望に応じて出張・オンライン面談に対応する会社があります。対面を重視する場合は、近隣拠点の有無と来店・出張の可否を申込前に確認しておきましょう。

Q. 個人事業主やフリーランスでも兵庫でファクタリングを利用できますか?

A. 個人事業主やフリーランスでも、対応している会社を選べば兵庫でファクタリングを利用できます。少額の売掛債権に対応するオンライン型には個人事業主・フリーランスを積極的に受け入れる会社がある一方、法人のみを対象とする会社もあります。また、2社間で債権譲渡登記を必須とする会社は個人事業主が利用できないことがあるため、申込前に対応可否と買取可能額の下限を確認するのが確実です。

Q. ファクタリングは取引先に知られずに利用できますか?

A. 2社間ファクタリングを選べば、売掛先への通知や承諾が不要なため、取引先に知られずに利用できます。自社とファクタリング会社の2社だけで契約するため、資金調達の事実が取引先に伝わりません。一方、売掛先の承諾を得る3社間は取引先に知られますが、手数料は低めになる傾向があります。

また、2社間でも債権譲渡登記を行うと登記簿に記録が残るため、登記簿からも知られたくない場合は登記不要で利用できる会社を選ぶ方法があります。

Q. 赤字決算や税金の滞納があってもファクタリングを利用できますか?

A. 赤字決算や税金の滞納があっても、ファクタリングを利用できる場合があります。ファクタリングの審査では自社の経営状況より売掛先の信用力が重視されるため、融資では難しいケースでも売掛債権があれば資金化できることがあります。実際に、赤字・債務超過・税金滞納中の事業者も対象として掲げる会社があります。ただし審査基準は会社ごとに異なるため、自社の状況を伝えたうえで対応可否を確認してください。

Q. ファクタリングの利用に債権譲渡登記は必要ですか?

A. 債権譲渡登記が必要かは会社と契約形態によって異なり、2社間で登記を求める会社もあれば、登記不要で利用できる会社もあります。債権譲渡登記は債権を譲り受けたことを第三者に示す制度で、法務省によると登記を利用できる譲渡人は法人のみに限られます。そのため個人事業主は債権譲渡登記を利用できず、登記を必須とする会社は個人事業主が使えないことがあります。

登記費用が別途かかる場合もあるため、要否と費用負担を事前に確認しましょう。

出典・参考資料(1件)

Q. 給与ファクタリングは利用できますか?

A. 「給与ファクタリング」は、本記事で扱う事業者向けの売掛債権ファクタリングとは別物で、金融庁は貸金業に該当すると明示しています。個人が勤務先に対して持つ給与(賃金債権)を買い取って金銭を交付する取引は貸金業にあたり、最高裁も貸金業法上の「貸付け」と判断しています。

無登録でこれを行う業者はヤミ金融であり、利用すべきではありません。事業資金の調達には、売掛先への請求にもとづく売掛債権ファクタリングを利用してください。

出典・参考資料(1件)

Q. 悪質なファクタリング業者を見分けるにはどうすればよいですか?

A. 買取代金が債権額に比べて著しく低くないか、償還請求権や買戻しの特約が付いていないか、会社情報や契約書の控えが開示されるかを確認すると、悪質業者を見分けられます。金融庁は、ファクタリングを装った高金利の貸付けを行うヤミ金融業者に注意を呼びかけており、売掛先が支払わなかったときに利用者が買い戻す・支払う取り決めがある契約は、実質的な貸付け(貸金業)に該当するおそれがあると説明しています。

少しでも不審な点があれば、契約を急がず確認することが大切です。

出典・参考資料(1件)

Q. ファクタリングの審査に必要な書類は何ですか?

A. 一般的には、売掛先への請求書・入出金が確認できる通帳のコピー・本人確認書類の3点が基本です。会社によっては決算書や確定申告書、商業登記簿謄本などが追加で求められることもあります。必要書類が少ない会社ほど手続きがスピーディーで、請求書と通帳の2点だけで申し込める会社もあります。急ぐ場合は、必要書類を事前にそろえておくと入金までの時間を短縮できます。

Q. 見積もりを取ったら必ず契約しなければなりませんか?

A. 見積もりを取っても契約の義務はなく、提示された手数料や条件を確認してから契約するかどうかを判断できます。ファクタリングは手数料が会社ごとに異なるため、複数社から同じ条件で見積もりを取り、手数料と入金スピードを見比べて選ぶのがおすすめです。気になる会社が複数あれば、まず資料をまとめて取り寄せて比較するとよいでしょう。

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監修者

マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト

松嶋真倫

都市銀行にて金融実務を経験後、暗号資産関連スタートアップの創業期に参画し、市場分析・業界調査に従事。2018年にマネックスグループ入社。以降、ビットコインをはじめとするデジタルアセットからマクロ経済環境まで、金融市場を横断した調査・分析および情報発信を担う。FinTech・次世代金融領域のリサーチ統括、各種レポートや書籍の執筆、日本経済新聞など国内主要メディアへのコメント・寄稿、イベント登壇などを行う。2021年3月より現職。
記事内でご紹介している製品・サービスは監修者が選定したものではなく、編集部が独自に選定したものです。
監修の範囲は記事の一般的な解説部分であり、比較表および各製品・サービスの紹介内容は監修の対象外です。

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