予算管理システムの導入を検討し始めると、製品の数の多さに戸惑うのではないでしょうか。機能や料金を並べた比較ページを見ても、「カタログ上はよさそうだが、実際に使うとどうなのか」が読み取れず、候補を絞りきれないまま時間だけが過ぎてしまいがちです。
Excelでの予算編成・予実管理に限界を感じ、集計ミスや版の取り違え、担当者への属人化をなくしたい。そう考えて検索したとき、頼りになるのが実際に使っている企業の口コミ・評判です。利用者の評判や公式の導入事例は、仕様表には出てこない「導入後の使い勝手・定着のしやすさ・サポートの質」を映し出します。
本記事では、予算管理(予実管理)システムを利用者の口コミ・評判・満足度を手がかりに選ぶことに絞って解説します。各製品の特徴と評判、運用タイプ別の向き不向きを整理し、診断ツール・横断比較表で、自社に合う2〜3製品へ絞り込める構成にしました。資料請求やサービス詳細の確認に進むときの判断材料としてご活用ください。
機能・料金を軸にした網羅的な製品比較は予算管理システムの比較まとめ記事にゆずり、ここでは口コミ・評判という切り口に徹します。
また、企業規模・Excel運用・連携要件・重視点に答えるだけで、自社の条件に合う製品を提案する選定診断ツールも用意しました。あわせてご活用ください。
目次
一括ダウンロードする
口コミ・評判で予算管理システムを選ぶときの視点
ここからは、口コミ・評判を自社の選定にどう生かすかという視点を整理します。満足度スコアの高さをそのまま順位として受け取るのではなく、自社の状況に引き寄せて読むことが、導入後の後悔を防ぐ近道です。
Excel運用からスムーズに移行できるか
予算管理システムの口コミで最も多く語られるのが、Excelからの移行にまつわる声です。多くの企業は長年Excelで予算編成・予実管理を回しており、現場が慣れたExcelの操作感を手放せるかどうかが定着を左右します。
口コミを読むときは、「Excelライクな画面で入力できた」「既存のExcelシートを取り込めた」といった移行のしやすさに関する評価に注目します。逆に「独自の操作に慣れるまで時間がかかった」という改善要望が多い製品は、現場の反発が起きやすいサインです。自社の現場がどこまでシステム的な操作を受け入れられるかで、重視すべき評価が変わります。
自社の企業規模に口コミ評価が合っているか
同じ製品でも、評価する企業の規模が違えば口コミの意味は変わります。大企業の連結予算を前提にした高評価と、数十名規模の会社が求める手軽さへの高評価は、別のものを指しています。
口コミを見るときは、レビュー投稿者の業種・従業員規模・役職といった属性を確認し、自社に近い立場の評価を重く見ます。中堅・中小企業なら同じ規模の企業の導入事例や評判を、大企業なら連結・多拠点対応への言及を手がかりにすると、規模のミスマッチを避けられます。
導入後のサポート・運用定着・使い勝手はどうか
カタログの機能一覧では読み取れないのが、導入してからの運用のしやすさです。予算管理システムは年度の予算編成サイクルに組み込んで初めて価値が出るため、導入時の設定支援や、運用に乗せるまでの伴走の手厚さが満足度を大きく左右します。
口コミでは「導入時のサポートが丁寧だった」「設定を任せられた」といったサポート品質への評価や、「月次の予実レポート作成が短縮された」という運用定着後の効果に注目します。これらは仕様表に出ない情報であり、口コミならではの判断材料です。
口コミ・評判の読み方をおさえているか
口コミや評判は便利な手がかりですが、読み方を誤ると判断を誤ります。評価の点数そのものより、何件の声にもとづくか、どんな立場の人が投稿しているかを確認することが大切です。
レビューの件数が少ない製品の評価は、たまたま投稿した数名の印象に左右されやすいため、参考程度にとどめます。件数がある程度そろった製品同士を比べたり、公式サイトが公表する導入事例の具体的な効果とあわせて読んだりすると、数字だけに振り回されずに実態をつかめます。
特定のレビューサイトの点数だけを頼りにせず、複数の情報源と公式の一次情報を突き合わせて判断することが、導入後の後悔を避ける近道です。
予算管理システムの運用タイプと向いている企業
ここからは、主要な予算管理システムを運用スタイル別に4つのタイプへ整理します。製品名だけで迷ったときは、まず自社がどのタイプを求めているかを見極めると、候補をぐっと絞り込めます。各タイプに該当する製品は、後述の比較表の運用タイプ列とタイプ別の個別紹介で確認できます。

Excelの操作感を活かしたいタイプ
Excelライクな画面や既存シートとの連携を重視し、現場の操作負担を抑えながら脱Excelを進めたい企業に向くタイプです。使い慣れた操作感を保ったまま集計の自動化や版管理の一元化ができる点が、選定時に評価されやすい観点です。
データ分析・経営管理まで広げたいタイプ
予実の集計にとどまらず、KPI管理や経営分析、経営判断の支援まで広げたい企業に向くタイプです。分析のしやすさや経営の可視化が選定時の重視点になりやすく、中堅企業を中心に導入が広がっています。
データの一元管理・効率化を重視するタイプ
部門・拠点に散在する予算データを一元管理し、予算編成業務そのもののスピードを上げたい企業に向くタイプです。収集・集計の手間を減らし、予実のフィードバックを速く回せる点が、選定時に評価されやすい領域です。
大企業・グローバル対応タイプ
連結・多通貨・多拠点など大規模な要件に応えるタイプで、グローバル展開や複雑な経営管理を抱える大企業に向きます。
国内のレビュー件数は中堅向け製品より少ない傾向があるため、口コミは件数を踏まえて参考にしつつ、自社の規模・要件との適合を重視して判断します。
ERP・会計ソフトと連携して使う予算管理システムの選び方
ここからは、予算管理システムをERPや会計ソフトと連携して使う前提での選び方を整理します。予算管理は実績データを会計側から取り込んで初めて予実管理が回るため、連携のしやすさは口コミでも繰り返し話題になる論点です。
連携の形は大きく分けて、会計ソフトやERPから実績データを取り込むパターンと、予算・実績を予算管理システム側で一元化して分析するパターンがあります。口コミでは、「使っている会計ソフトとそのまま連携できた」「CSVの取り込みで実績を反映できた」といった連携の手間に関する評価が、導入の決め手として語られることが少なくありません。
選ぶときは、自社が現在使っているERP・会計ソフトとの接続方法(API連携・CSV取込・専用コネクタなど)を具体的に確認します。連携が自動化されていれば二重入力や転記ミスを防げますが、手作業のCSV取込が前提だと運用負担が残ります。口コミで連携のつまずきが挙がっていないか、自社と同じ会計基盤を使う企業の声があるかを手がかりにすると、導入後のギャップを減らせます。
自社の規模・Excel運用・連携要件・重視点を入力すると、自社の条件に合う製品を提案する診断ツールを用意しました。候補の当たりを付けるのにご活用ください。
一括ダウンロードする
【比較表】主要な予算管理システムをタイプ・特徴で比較
ここまでの視点をふまえ、主要な予算管理システムを運用タイプ・特徴・料金形態・ERP/会計ソフト連携・向いている企業規模で横断的に比較します。各製品の詳しい評判や導入後の声は、次のタイプ別の個別紹介で解説します。
| サービス名 | BizForecast | fusion place | Sactona | iFUSION | DivaSystem FBX | X-KPI | Scale Cloud | Loglass 経営管理 | bixid | kpiee | Amoeba Pro | ヨジツティクス | Finovo | DIGGLE | Manageboard | AVANT Cruise | Workday Adaptive Planning | Anaplan | CCH Tagetik | Oracle Cloud EPM | Jedox |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 運用タイプ | Excelの操作感を活かしたい | Excelの操作感を活かしたい | Excelの操作感を活かしたい | Excelの操作感を活かしたい | Excelの操作感を活かしたい | データ分析・経営管理まで広げたい | データ分析・経営管理まで広げたい | データ分析・経営管理まで広げたい | データ分析・経営管理まで広げたい | データ分析・経営管理まで広げたい | データ分析・経営管理まで広げたい | データ分析・経営管理まで広げたい | データ分析・経営管理まで広げたい | データの一元管理・効率化を重視 | データの一元管理・効率化を重視 | データの一元管理・効率化を重視 | 大企業・グローバル対応 | 大企業・グローバル対応 | 大企業・グローバル対応 | 大企業・グローバル対応 | 大企業・グローバル対応 |
| 主な特徴 | 「活Excel」でExcelの操作感を残したまま集計・版管理を自動化 | Excelシートを入力画面にし多次元DBでリアルタイム集計。無料版あり | Excel操作で多拠点・グループの予実を集約(1,000社以上の利用実績) | 既存Excelフォーマットのまま収集・集計を自動化、承認フローで統制 | グループ各社から財務・非財務データをExcelで収集・集計 | 複数部門・拠点のKPIと予実を集約、異常値を自動検知・通知 | KPIを積み上げて予算を作成、PLとKPIを統合して管理 | 予実差異をドリルダウン、対話型AI分析を追加費用なしで利用 | 会計データから月次決算・予算・資金繰りを自動で可視化 | 会計・勤怠等をDWHに集約、伴走型の運用支援(BPaaS) | アメーバ経営由来。最大6セグメントでマトリックス分析 | ユーザー数無制限の定額制で全社の予実を共有 | ファイルをアップロードし配賦・為替換算まで自動加工(ノーコード) | 会計API連携で予実突合を自動化、予実管理に特化 | 財務三表とKPIを連動、主要クラウド会計とAPI連携 | 財務+非財務を統合、連結対応で最短1週間導入 | 財務・人員・オペレーション計画を一体で管理 | 全社計画を同一基盤で扱うコネクテッドプランニング | 予算・連結・開示を単一基盤に統合(IFRS対応テンプレート) | 予算・連結・分析をモジュールで段階導入、Oracle ERPと統合 | 予算〜レポーティング・分析を一体化(Excelライク/ノーコードETL) |
| 料金形態 | 要お問い合わせ (連結版は月額10万円〜) | 無料プランあり (有償は要お問い合わせ) | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 月額15万円〜 | 要お問い合わせ | 月額0円〜 (有料は月1万円〜) | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ |
| ERP・会計ソフト連携 | Excel・CSV取込/会計システムとAPI連携 | Excel・CSV取込(多次元DBで一元管理) | 会計システム等とデータ連携(SuperStream連携あり) | 個別会計・連結会計・ERP・iCASと連携 | 既存Excelフォーマットでグループ各社のデータを収集 | 会計ソフト・グループウェアとAPI連携/Excel・CSV取込 | 勘定奉行クラウド・freee・Salesforce・CSVと連携 | Excel・会計ソフト等のデータを収集・統合 | freee・勘定奉行クラウド・マネーフォワード等とAPI/他はCSV(80種類以上) | 会計・勤怠・販売管理等をAPI/RPA/SFTPで連携 | Excel・会計/販売管理とファイル連携(勘定奉行クラウド連携オプション) | 会計システムの実績データをアップロードで取込 | システム出力・表計算ファイルをアップロードで取込 | freee・マネーフォワード・勘定奉行クラウド・弥生等とAPI/CSV連携 | マネーフォワード・freee・勘定奉行クラウドとAPI連携 | 個別会計システム等と連携(ノーコードETL) | あらゆるERP・GLと連携(API対応) | 複数データソースを統合・API連携 | SAP S/4HANA等のERP・会計と連携 | Oracle Fusion Cloud ERPと統合 | ERP・CRM等とノーコードETLで連携(Excel 365アドイン) |
| 向いている企業規模 | 中堅〜上場企業 | 小規模〜大企業・グループ | 中堅〜大企業 | 中堅〜大企業(100名以上) | グループ経営企業 | 中堅〜大企業 | 中堅企業 | 中堅〜大企業 | 中小企業 | 中堅企業(複数事業・拠点) | 中堅〜大企業 | 中堅〜大企業 | 中堅〜大企業 | 中堅〜大企業 | 中小〜中堅企業 | 成長企業〜大企業 | 大企業・グローバル | 大企業・グローバル | 大企業・グループ経営 | 大企業・グローバル | 中堅〜大企業 |
| 詳細情報 | サービス詳細を見る | サービス詳細を見る | サービス詳細を見る | サービス詳細を見る | サービス詳細を見る | 公式資料を見る | オンライン相談を予約 | サービス詳細を見る | サービス詳細を見る | サービス詳細を見る | サービス詳細を見る | サービス詳細を見る | サービス詳細を見る | 公式資料を見る | サービス詳細を見る | サービス詳細を見る | サービス詳細を見る | サービス詳細を見る | サービス詳細を見る | サービス詳細を見る | サービス詳細を見る |
各製品の特徴や評判からわかる強み・向いている企業は、次のタイプ別の個別紹介で詳しく解説します。
この比較表は、口コミからわかる運用タイプと特徴を中心にまとめています。各製品の機能や料金そのものを、より多くの項目で横並びに詳しく比べたい場合は、下記のまとめ記事が役立ちます。タイプ別の選び方とあわせて、機能・料金を細かく確認できます。
予算管理システムおすすめ19選を比較|タイプ別の選び方と料金・機能
部門や拠点が増えるにつれて、予算編成や予実の集計に使うExcelファイルが複雑になり、更新の手間や属人化に限界を感じていませんか。担当者しか触れない巨大なファイル、収集に何日もかかる実績データ、精度の上がらない着地見込み――こうした「守りの…
主要な予算管理システムを運用タイプ別に紹介
ここからは、主要な予算管理システムを運用タイプ別に個別に紹介します。各製品の概要・特徴に加え、評判や公式の導入事例からわかる強み・向いている企業、事前に確かめたい点を整理しました。国内の第三者レビューは製品によって件数差が大きいため、件数の少ない製品は特徴と導入事例を中心に整理しています。
Excelの操作感を活かしたいタイプ
1. BizForecast(プライマル株式会社)

プライマル株式会社が「脱Excel」ではなく「活Excel」を掲げて提供する経営管理システムです。Excelの入力画面や集計機能を残したまま、データをデータベースで一元管理する設計で、予算編成・予実管理・着地見込みから連結までを同じシステム上で扱えます。
Excel・CSVのインポートに対応し、使い慣れた操作感を保ったまま集計や版管理を自動化できる点が中心です。料金は、連結機能にあたるFC Standard版が月額100,000円〜(税抜・年払い、連結対象グループは親会社を除き5社まで)と公式に公開されています。一方、予実管理・管理会計のモジュールは金額が非掲載のため、具体的な料金は資料請求・問い合わせで確認する必要があります。
公開されている口コミの件数は確認できず、口コミからの評価傾向は示せません。Excel資産を活かしながら予実管理を仕組み化したい中堅〜上場企業が、デモで操作感を確かめたうえで検討するのに向くタイプです。
2. fusion place(株式会社フュージョンズ)

ユーザーが設計したExcelシートをそのまま入力画面として使い、独自の高速な多次元データベースで集計する、株式会社フュージョンズのクラウド経営管理システムです。Excelのセルとデータベースのセルを双方向に連携し、どちらを直しても集計結果へ即時に反映されます。
最大3ユーザーまで主要機能を期限なく使える恒久無料プラン(Standard)が用意され、コストをかけずに操作感を試せます。有償プランはEnterpriseで約1,000ユーザー、24時間稼働のEnterprise Non-Stopで数千〜数万ユーザーまで対応し、無料で始めて規模に応じて拡張できる点が選びやすさにつながります。有償プランの料金は年間利用料で要問い合わせです。
公開レビューの件数は確認できず口コミ傾向は示せませんが、無料版で現場のExcel運用との相性を検証できるのは、脱Excelに踏み切れずにいる企業にとって試しやすい入口です。少人数での試用から始め、全社やグループへ広げたい企業に向きます。
3. Sactona(アウトルックコンサルティング株式会社)

1,000社以上の利用実績を公表する、アウトルックコンサルティング株式会社の経営管理・予算管理システムです。入力・操作はMicrosoft Excel(Googleスプレッドシートにも対応)で行い、データは多次元データベースで一元管理する構成で、10ユーザーの小規模から1,000ユーザー超の大規模まで対応します。
予算編成・予実管理・見込管理に加え、連結・グループ会社管理やマルチレート換算、ダッシュボードでのドリルダウン分析まで備えます。日本語・英語・中国語に対応し、クラウド・オンプレミスのどちらでも導入できます。料金は公式・第三者とも非公開で、具体的な費用は要問い合わせです。
Excelの操作感を保ったまま、多拠点やグループ全体で予実を集約したい企業に向くタイプです。料金は公開されていないため、導入前にデモや見積もりで操作感と費用を確かめると安心です。
4. iFUSION(株式会社インプレス)

現場で運用中のExcelフォーマットをそのまま入力画面として登録できる、株式会社インプレスの「Excel運用サポートシステム」です。各部門のExcelデータをエラーチェックしながら収集し、ワンクリックで全社の予算集計シートを作成できます。連結決算システムの情報収集エンジンを基盤としています。
既存のExcelを変えずに収集・集計・レポート作成を自動化でき、提出状況の進捗管理や提出後のデータロック、承認ワークフロー・権限設定を備えます。個別会計・連結会計システムやERP、連結決算システムiCASと連携できます。料金は要問い合わせで、無償体験版が用意されています。
承認フローや権限管理による統制のしやすさが特徴で、Excel運用の属人化を解消したい企業に向きます。料金は公開されていないため、見積もりで確認するとよいでしょう。
5. DivaSystem FBX(株式会社ディーバ)

アバントグループで連結会計を担う株式会社ディーバが提供する、財務・非財務情報の収集・統合の仕組みです。グループ会社・子会社から予算編成・予実・着地見込みのデータを収集してレポーティングするWebベースのアプリケーションで、ESGなどの非財務情報の収集にも対応するとされています。
既存のExcelフォーマットを使って子会社・グループ会社のデータを収集し、集計とエラーチェックを自動化する設計です。料金は公式・第三者とも非公開で、要問い合わせとなります。機能の範囲や自社要件との適合は、資料請求やデモで具体的に確認するとよいでしょう。
公開されている口コミの件数は確認できず、口コミからの評価傾向は示せません。グループ各社のデータ収集を既存のExcelベースで統一し、非財務情報も含めて本社へ集約したい企業が検討対象とするタイプです。
データ分析・経営管理まで広げたいタイプ
6. X-KPI(株式会社パブリックアイデンティティ)

日経グループの株式会社パブリックアイデンティティが開発する、クラウド型のKPI・予実管理ツールです。複数の部門・拠点のKPIと予実データをクラウド上で集約し、リアルタイムに可視化します。会計ソフトやグループウェアとはAPI連携でつなげます。
予実のズレや異常値を自動で検知し、原因とともにチャットツールへ通知する仕組みを備えます。KPI項目やダッシュボードはノーコードで設計でき、Excelでの集計が属人化・非効率になっている状態の解消を訴求しています。
導入実績はカタログ掲載情報で匿名5社(大手のメディア・金融・小売・IT・制作会社)です。複数の部門・拠点のKPIと予実をまとめて一元把握したい中堅〜大企業に向いています。料金は要お問い合わせのため、見積もりで確認します。
7. Scale Cloud(株式会社Scale Cloud)

Scale Cloud(スケールクラウド)は、財務数値(PL・BS・CF)と非財務指標であるKPIを関連づけて一元管理する経営管理クラウドです。公認会計士である代表のコンサルティング知見を背景に、株式会社Scale Cloudが開発しています。
商談数×成約率などKPIを積み上げて予算を作成できる点が特徴で、予算用と実績用の関数を同じ構造に組めます。勘定奉行クラウド・freee会計・Salesforce(API)・CSVなどと連携し、経営用・管理部用・事業部用のダッシュボードを使い分けられます。月額は公式サイトで15万円からと案内されています(詳細は要お問い合わせ)。
公式の導入事例では、他システムからの乗り換えで工数が約40%、Excel・スプレッドシートからの移行で約6分の1に削減されたと公表されています。PL管理だけでなくKPIも統合して管理したい中堅企業に向いています。
出典・参考資料(1件)
- 出典:導入事例|株式会社Scale Cloud(https://scalecloud.jp/case/)
導入後のサポートや運用への定着は、口コミでも重視される視点です。Scale Cloudを提供する株式会社Scale Cloudの広瀬氏は、MCB FinTechカタログの取材で、導入後の支援体制について次のように語っています。
初期導入後も、定期的にミーティングをさせていただいて、運用状況や課題感をお伺いしています。いつでもご連絡いただける状況ですので、たとえば「新しい事業ができたからKPI設計をしたい」といったご相談にも随時対応しています。ツールだけお渡しして終わりではなく、継続的に伴走するスタイルです。
8. Loglass 経営管理(株式会社ログラス)

Loglass 経営管理は、散在するExcel・会計ソフトなどの予算・見込・実績・KPIデータを収集・統合し、予算策定から予実管理、多軸分析、レポーティングまでを支援する経営管理クラウドです。提供元は株式会社ログラスです。
予実差異はドリルダウンで仕訳・摘要レベルまで遡って確認でき、各部門のコメントも同じ基盤に集約できます。チャットで問いを入力すると差異検知から要因分析・報告サマリ作成まで行う対話型のAI分析機能を、追加費用なしで利用できます。2026年8月には株式会社三菱UFJ銀行が同サービスを導入しています。
公式の導入事例では、味の素株式会社で月次集計が1週間から2日に短縮されるなど、集計工数の削減が公表されています。連結にも対応し、中堅〜大企業の予実管理に向いています。
出典・参考資料(2件)
- 出典:導入事例|株式会社ログラス(https://loglass.jp/case-study)
- 出典:三菱UFJ銀行の導入ニュース(2026年8月31日)|株式会社ログラス(https://www.loglass.co.jp/news)
9. bixid(株式会社YKプランニング)

会計ソフトの仕訳データを起点に、月次決算・予算管理・キャッシュフローなどの経営数字を自動で可視化するのが、株式会社YKプランニングのbixid(ビサイド)です。中小企業向けの経営支援クラウドで、会計事務所を経由した導入も多いサービスです。
freee会計・勘定奉行クラウド・ジョブカン会計・マネーフォワード クラウド会計とはAPIで連携し、そのほかはCSVで取り込むなど、40メーカー80種類以上の会計ソフトに対応します。月額0円のフリープランがあり、有料プランは月額10,000円(税抜)から、アカウント数は無制限です。
登録事業者数は2026年2月時点で35,000社を突破しています。部門別の予算作成・予実管理はプロフェッショナルプラン(月額50,000円・税抜)以上で利用できます。会計データを起点に、予算や資金繰りまで低コストで可視化したい中小企業に向いています。
10. kpiee(株式会社データX)

会計・勤怠・販売管理などのデータを自動集計し、経営管理向けのデータ基盤「MDP」に一元管理するのが、株式会社データXのkpiee(ケーピー)です。経営企画・財務部門向けの経営管理SaaSで、ダッシュボードに会計指標と事業KPIを並べて表示します。
予算策定・予実管理・着地見込みを一元化し、ChatGPTやClaudeなど外部の生成AIからMCP(外部AIと接続する手順を標準化した仕組み)経由で利用できる点を訴求しています。データ定義やKPI設計、集計代行まで担う伴走型の運用支援(BPaaS)も提供します。
伴走型の運用支援や集計の自動化、複数拠点のPL・KPIの一元管理を特徴とする製品です。導入時の設定から運用の定着までサポートを受けながら、複数事業・拠点のデータを統合して経営管理を高度化したい企業に向いています。
11. Amoeba Pro 管理会計クラウド(京セラコミュニケーションシステム株式会社)

京セラのアメーバ経営を背景に、京セラコミュニケーションシステム株式会社が提供するクラウド型の管理会計システムが、Amoeba Pro 管理会計クラウドです。予算の作成から集計、実績の連携までを自動化し、部門別・商品別・プロジェクト別などの切り口で分析します。
部門・事業・商品・プロジェクトなど最大6つのセグメントを設定し、組み合わせたマトリックス分析ができます。配賦や徴収といった管理会計の運用ルールに合わせた処理に対応し、一人当たり売上高などの非財務指標も四則演算で設定できます。アメーバ経営を導入していない企業でも、一般的な予実管理ツールとして使えると案内されています。
導入事例では、株式会社アイエスエフネットで月次決算後のExcel集計が10数日から2〜3日に短縮されたと公表されています。アメーバ経営のコンサルティング(1989年開始)と組み合わせ、運用設計まで一気通貫で支援する体制です。部門別の採算を多軸で把握したい企業に向き、料金は個別見積もり、最低利用期間は12か月です。
出典・参考資料(1件)
- 出典:Amoeba Pro 導入事例(アイエスエフネット)|京セラコミュニケーションシステム株式会社(https://biz.kccs.co.jp/case/amoebapro1/)
12. ヨジツティクス(株式会社カオナビ)

タレントマネジメントシステム「カオナビ」で知られる株式会社カオナビが開発する、予実管理に特化したクラウドがヨジツティクスです。売上高や販管費などP/Lの勘定科目と非財務データを一元化し、複数部門の予算・見込み・実績を自動で集計・可視化します。
ユーザー数無制限の定額制を採用し、経営陣から現場部門まで全社での利用を前提としています。表計算ソフトのデータをアップロードして始められ、会計システムから出力した実績データは、勘定科目と管理項目が異なっても条件設定で自動的に仕分けられます。階層に合わせて経営データの開示範囲を変える権限設定にも対応します。
ローリングフォーキャスト管理や、設定した乖離幅でアラート表示する乖離レポートも備えます。Excelの配布・回収・集計から脱却して全社で予実を共有したい企業に向き、料金は要お問い合わせです。
13. Finovo(株式会社Finovo)

Finovo(フィノボ)は、散在する財務・非財務データの回収から加工、分析までをノーコードで自動化する管理会計プラットフォームです。提供元は株式会社Finovoで、2023年11月に提供を開始しました。
システムの出力ファイルや表計算ファイルを前処理なしでアップロードし、配賦や為替換算まで含めて事前設定どおりに自動で加工できます。対応業務として予実管理・原価管理・連結業績管理・KPI管理・監査対応を挙げています。公認会計士や経理財務・経営企画の経験者による支援サービスも提供します。
公式サイトでは、さまざまな業種・規模の企業に導入されていると案内されています。連結業績管理や原価管理まで含めて管理会計を自動化したい企業に向き、料金は要お問い合わせです。
データの一元管理・効率化を重視するタイプ
14. DIGGLE(ディグル株式会社)

予実管理に特化したクラウドサービスで、予算策定・予実突合・着地見込み管理・レポーティングを1つの画面で扱えます。会計システムとのAPI連携で実績データの取り込みと予実突合を自動化し、Excel中心の予実管理で起こりがちな集計の手間と属人化を解消することを狙っています。
部門や拠点に散らばった予算データを一元化し、多段階の配賦や複数システムからのデータ取り込みにも対応します。収集・集計の工数を抑えながら予算と実績の差異を早期に把握できる点が、効率化を重視する企業に向きます。
富士キメラ総研の調査では、予実管理ソフトウェア(SaaS/PaaS)のベンダーシェアで1位(2024年度実績)に挙げられています。導入企業からは、着地見込みの更新工数が減り、差異分析から対応策を準備できる期間が3日から2週間へ広がったという声も公表されています。
出典・参考資料(2件)
- 出典:プレスリリース(富士キメラ総研シェア・2026年1月21日)|ディグル株式会社(https://diggle.jp/news/pressrelease/20260121/)
- 出典:テクバン株式会社 導入事例(2026年3月19日)|ディグル株式会社(https://diggle.jp/news/pressrelease/20260319/)
15. Manageboard(マネーフォワードコンサルティング株式会社)

マネーフォワードグループが提供するクラウド型の予算管理・経営管理プラットフォームです。予算編成・予実管理・着地見込み・財務分析・業績シミュレーションを1つのクラウド上で扱えます。
マネーフォワード クラウド会計・freee・勘定奉行クラウドといった主要なクラウド会計とAPI連携して実績データの取り込みを自動化します。最大10階層の部門グルーピングと共通費配賦に対応し、散在するデータの一元管理を進めたい企業に向きます。
財務三表とKPIを連動させ、PLから配下のKPIへドリルダウンして差異の背景を追える点も特徴です。導入実績はリリース以降の累計で10,000社を突破しており(2025年11月時点)、導入事例に挙がる企業規模は60名から1,500名です。料金はプレミアム・スタンダード・エッセンシャルの3プラン制で、金額は要問い合わせです。
16. AVANT Cruise(株式会社アバント)

連結会計パッケージ「DivaSystem」を主力としてきた株式会社アバントが提供する、クラウド型の経営管理システムです。財務情報に加え、PSI(生産・販売・在庫)や人事・営業などの非財務情報も統合して管理できます。
予実管理・差異分析・ローリングフォーキャスト・多段階配賦に加え、会社間・セグメント間の取引消去を含む連結処理に標準対応します。経営管理レポート90種や連結処理を設定のみで使え、最短1週間で利用を開始できる「導入レスパッケージ」として提供されます。
為替差・原料差・原価差といった差異分析を標準で備え、製造業の原価管理や連結・グローバル対応を求める成長企業から大規模企業に向きます。なお公式が示す「1,200社超」はアバントの経営管理支援実績であり、AVANT Cruise単体の導入社数ではない点に注意が必要です。料金は要問い合わせです。
大企業・グローバル対応タイプ
17. Workday Adaptive Planning(ワークデイ株式会社)

ワークデイ株式会社が国内で提供する、クラウド型のEPM(経営管理)ソフトウェアです。予算編成・予測・財務計画を自動化し、財務計画に人員計画やオペレーション計画を連携させて、計画系の業務を横断的に扱える設計になっています。
共有できるWhat-ifシナリオと個人用のサンドボックスを使い分け、ベースの計画に影響を与えずに複数の前提を比較できる点が特徴です。会計システムやERP・GLと連携してデータを取り込め、コア機能を試せる30日間の無料トライアルも用意されています。
大企業・グローバル向けのため国内のレビュー件数は少なく、口コミから傾向を読み取るのは難しいのが実情です。財務計画だけでなく人員計画・オペレーション計画まで一体で回したい企業や、既存のERPと連携して計画を集約したい企業が、適合を確かめる候補になります。
18. Anaplan(Anaplan Japan株式会社)

財務・営業・サプライチェーン・人事など全社の計画を同一基盤で扱う「コネクテッドプランニング」を中核に据えたクラウド型のプラットフォームです。開発元は米Anaplan, Inc.で、国内はAnaplan Japan株式会社が営業・サポートを担います。
強気・保守的・what-ifといった複数のシナリオを構築して比較でき、役割別のAIエージェントが予測や計画変更を支援します。公式サイトでは世界2,800社以上、Fortune 50企業の48%が導入と記載しています。料金は公開されておらず、利用にはデモ依頼・問い合わせが必要です。
財務にとどまらず営業やサプライチェーンまで含めた全社計画を一つの基盤に集約したい、グローバル展開中の大企業に向くタイプです。大規模向けのため、小規模な予実管理には機能が過剰になりやすい点は念頭に置くとよいでしょう。
19. CCH Tagetik(Wolters Kluwer)

オランダのWolters Kluwerが開発する統合型の経営管理(CPM)プラットフォームで、国内ではSCSKなどのパートナーが導入から保守・運用までを担います。グループ会社・子会社・事業部門を横断して、予算管理・連結管理・レポーティング・分析を1つの基盤でカバーします。
Excel互換のインターフェースを備え、IFRSなどの会計要求や業種別のテンプレートが用意されています。プランニング用のアプリでは、ドライバーを変えると損益計算書・貸借対照表・キャッシュフローへの影響を確認できるシミュレーションにも対応します。導入事例のトヨタファイナンスでは、決算業務全体のリードタイムが約20営業日から約10営業日へ短縮されたと報告されています。
国内の口コミ件数は限られますが、第三者調査機関BARCの「Financial Performance Management」評価では2026年に9年連続でマーケットリーダーに選ばれています。予算管理・連結・開示を単一のプラットフォームに一本化したい、グループ経営を担う大企業に適した選択肢です。
出典・参考資料(2件)
- 出典:トヨタファイナンス 導入事例|株式会社アバント(https://www.avantcorp.com/case-study/toyota-finance/)
- 出典:BARC Score「Financial Performance Management」2026|Wolters Kluwer(https://www.wolterskluwer.com/en/expert-insights/barc-score-fpm-dach)
20. Oracle Cloud EPM(日本オラクル株式会社)

予算編成・実績管理から連結会計・決算、原価・収益性分析、税務報告までを共通基盤で扱うクラウド型の経営管理(EPM)サービスです。米Oracleが開発し、日本オラクル株式会社が国内で提供します。業務ごとにモジュールが分かれ、必要なものから段階的に導入できます。
予算管理はPlanningモジュールが担い、各拠点・部門が共通基盤に入力したデータを本社が集約できます。連結ではLocal GAAPとIFRSを並行して報告でき、Oracle Fusion Cloud ERPの実績データと計画・連結・分析を統合する設計です。キヤノンはグループ会社約330社を対象に、連結決算モジュールを含むOracle Fusion Cloud EPMを採用しています。
出典・参考資料(1件)
- 出典:キヤノンの採用発表(2024年4月11日)|日本オラクル株式会社(https://www.oracle.com/jp/news/announcement/canon-epm-financial-consolidation-and-close-2024-04-11/)
旧Hyperion Planningの流れをくむ機能をSaaSで利用でき、Excelを通じて非エンジニアでも数値を更新できる点が特徴です。導入や運用の規模が大きいため、Oracle ERPと経営管理を同じ基盤に統合したい大企業が検討対象となります。
21. Jedox(Jedox GmbH)

予算編成・予測・レポーティングを1つのプラットフォームにまとめ、BI的な分析まで扱えるクラウド型のFP&A/EPMソフトウェアです。開発元はドイツのJedox GmbHで、国内は複数の販売代理店を通じて提供されています。
Excelに近い操作感とExcel 365アドインに加え、ノーコードのETLでERPやCRMなど多様なデータソースと連携できます。説明可能な予測やwhat-if分析を行うJedoxAIも備えます。公式サイトでは世界2,900社以上が利用し、1顧客で2,500ユーザーが使う例も挙げられています。
Excelの操作感を保ったまま予算からレポーティング・分析までを一体化したい企業が候補になります。国内の導入事例は限られるため、無料デモで操作感を直接確かめる前提で検討するとよいでしょう。
導入事例・評判からわかる導入後の実態:効果・使い勝手と注意点
ここからは、個別の製品を離れて、導入事例や利用者の評判から見えてくる導入後のリアルを整理します。得られた効果と、導入時につまずきやすい点の両方をおさえると、過度な期待も不安も避けられます。
導入事例・評判で語られる導入効果
導入効果として導入事例や利用者の評判で多く語られるのが、集計作業の削減と属人化の解消です。Excelで手集計していた各部門の予算データが自動で集まるようになり、月次の予実レポート作成にかかっていた工数が大きく減ったというケースが目立ちます。
加えて、予算と実績の差異をリアルタイムに近い形で把握できるようになり、経営の意思決定が速くなったという評価もあります。担当者しか中身を知らなかったExcelファイルから脱却し、複数人で予算を扱える体制になった点を、属人化リスクの解消として評価する声もあります。
導入時に注意したい点と改善要望
一方で、改善要望として多いのが、運用に乗せるまでの初期設定と習熟の負担です。自社の勘定科目や組織構造に合わせた初期設定に手間がかかった、現場が新しい操作に慣れるまで時間を要した、といった声は、どの製品でも一定数見られます。
費用面では、想定よりコストがかさんだという指摘もあります。導入を検討するときは、初期設定にかかる期間と社内の推進体制、サポートの範囲を事前に確認し、無料トライアルやデモで現場の操作感を確かめておくと、導入後のギャップを抑えられます。
導入事例で語られる効果や注意点を、より具体的に確かめたい場合は、業種・規模別に導入前の課題と改善効果をまとめた下記の記事が参考になります。自社に近い企業がどこでつまずき、何が改善したかを読み取れます。
予算管理システムの費用相場と「費用感」の口コミ
ここからは、予算管理システムの費用の目安を整理します。料金は製品ごとに幅が大きく、公開している製品と個別見積もりの製品が混在するため、単一の相場として断定せず、公式に公開されている料金の分布として押さえるのが実態に合います。
料金体系は大きく、月額固定の定額制、ユーザー数を問わない無制限の定額制、アカウント数に応じた課金制に分かれ、連結対応の製品は個別見積もりが中心です。
公開されている価格を目安にすると、無料プランやフリープランを持つ製品は月額0円から、中小企業向けの有料プランは月額1万円台から、中堅企業向けは月額10〜15万円程度からが一つの目安です。中堅〜大企業向けや連結対応の製品は料金を公開せず「要お問い合わせ」とするケースが大半のため、具体的な金額は後述の比較表や各社の公式料金ページでご確認ください。
口コミでは、金額そのものより「費用対効果に納得できたか」という費用感が語られます。予実管理の工数削減や意思決定の速さに見合うと評価する声がある一方、小規模な利用では割高に感じたという指摘もあります。料金プランは変動するため、資料請求や見積もりで最新の条件を確認することをおすすめします。
まとめ:口コミを手がかりに自社に合う予算管理システムを絞り込む
予算管理システムを口コミ・評判で選ぶときは、満足度スコアの数値だけでなく、Excelからの移行のしやすさ・自社規模との適合・導入後のサポート・ERPや会計ソフトとの連携という視点で読み解くことが大切です。スコアはレビュー件数と算出基準を踏まえて参考にし、自社に近い立場の声を重く見ると、導入後の後悔を避けられます。
運用スタイル別のタイプと口コミの傾向を手がかりに、まずは自社に合いそうなタイプを見極め、気になった2〜3製品の資料を取り寄せて具体的に比べてみてください。下記から複数製品の最新資料をまとめて請求できます。
一括ダウンロードする
よくある質問(FAQ)
Q. 予算管理システムとは何ですか?
予算管理システムとは、予算編成から予実管理・着地見込み・分析までを一つの基盤で行い、Excelの手集計や属人化を解消するためのシステムです。各部門に散らばった予算・実績データを自動で集約し、予算と実績の差異をリアルタイムに近い形で把握できます。会計ソフトやERPと連携して実績を取り込める製品が多く、月次の予実レポート作成の工数削減につながります。
Q. 予算管理システムの口コミ・評判はどう見極めればよいですか?
予算管理システムの口コミは、評価点数の高さより「レビュー件数」と「投稿者の企業規模・業種・役職」を確認し、自社に近い立場の声を重く見ることが大切です。件数が少ない評価は数名の印象に左右されやすいため参考程度にとどめ、公式サイトが公表する導入事例の具体的な効果とあわせて読むと実態をつかめます。特定のレビューだけに頼らず、複数の情報源と公式の一次情報を突き合わせて判断しましょう。
Q. Excelから移行しやすい予算管理システムはどれですか?
Excelからの移行では、Excelライクな入力画面や、既存のExcelシートをそのまま取り込める製品が移行しやすい傾向があります。こうした製品は、使い慣れた操作感を保ったまま集計の自動化や版管理の一元化ができます。該当する製品は比較表の運用タイプ列や診断ツールで確認できます。
現場がどこまで新しい操作を受け入れられるかで重視すべき点が変わるため、無料プランやデモで操作感を確かめてから選ぶと、現場の反発による定着の失敗を避けられます。
Q. 予算管理システムは中小企業でも導入できますか?
予算管理システムは、無料プランや月額数万円から始められる製品があり、中小企業でも導入できます。フリープランや低価格から始められる製品があり、具体的な料金は比較表の料金形態列で確認できます。
一方、連結や多拠点対応の製品は中堅・大企業向けで料金も高めになるため、自社の規模に近い企業の口コミや導入事例を手がかりに選ぶと、規模のミスマッチを防げます。
Q. 予算管理システムに無料トライアルや無料プランはありますか?
予算管理システムには、無料トライアルや無料プランを用意した製品があります。恒久的な無料プランを持つ製品、期間限定の無料トライアルを提供する製品、無償の体験版を用意する製品などがあります。該当する製品は比較表や各製品の個別紹介で確認できます。
口コミでも「本契約前に現場の操作感を試せた」ことが導入の決め手に挙がるため、実際の画面を確かめておくと導入後のギャップを抑えられます。
Q. 予算管理システムはERPや会計ソフトと連携できますか?
多くの予算管理システムは、ERPや会計ソフトとAPI連携やCSV取り込みで実績データを取り込めます。freee会計・マネーフォワード クラウド会計・勘定奉行クラウドなどの主要なクラウド会計と連携できる製品が多く、連携が自動化されていれば二重入力や転記ミスを防げます。
選ぶときは、自社が使っているERP・会計ソフトとの接続方法(API連携・CSV取込・専用コネクタ)を具体的に確認し、同じ会計基盤を使う企業の口コミがあるかを手がかりにすると、導入後のギャップを減らせます。
Q. 予算管理システムのコストを抑えて選ぶにはどうすればよいですか?
コストを抑えるなら、料金を公開している製品や無料プランから始め、必要な機能に絞って段階的に導入するのが有効です。料金体系を公開する製品もあれば、中堅・大企業向けや連結対応の製品は「要お問い合わせ」が大半のため、複数社の見積もりを取り寄せて比べるのが確実です。
口コミでは金額そのものより「費用対効果に納得できたか」が語られるため、工数削減の効果と料金が見合うかを導入事例とあわせて確認しましょう。
予算管理システムの料金・資料を一括チェック
MCB FinTechカタログでは、予算管理システムの最新資料を無料で一括請求できます。料金・機能・対応規模を資料で横並びに比べられます。
一括ダウンロードする
MCB FinTechカタログに掲載しませんか?
MCB FinTechカタログでは、掲載企業様を募集しています。マネックスグループの金融実務ノウハウを活かした独自の評価軸と検索設計により、導入検討者が最適なサービスを効率的に発見できる法人向け比較プラットフォームです。掲載後は管理画面から料金表や導入事例を随時更新でき、常に最新の情報を訴求可能。まずは下記フォームより、お気軽にお問い合わせください。

マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト
松嶋真倫
監修の範囲は記事の一般的な解説部分であり、比較表および各製品・サービスの紹介内容は監修の対象外です。


















