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大阪のEC物流代行会社を比較|通販の保管・発送を任せる選び方と料金の目安

大阪のEC物流代行会社を比較 通販の保管・発送を任せる選び方のサムネイル画像
ECサイト運用代行サービス比較表(2026年版)のプレビュー

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ECサイト運用代行サービス比較表(2026年版)

ECの注文が増えて自社の出荷が追いつかなくなると、保管や発送を外部の物流会社に任せたいと考えます。大阪で事業を営む通販事業者や、関西に在庫を置いて西日本へ早く届けたい事業者にとっては、「大阪・関西で任せられるEC物流代行会社はどこか」「何を基準に選べばよいか」が最初の疑問になります。

経済産業省の調査では、2024年の国内BtoC-EC(消費者向け電子商取引)の市場規模は26.1兆円、物販分野のEC化率は9.8%まで伸びました。注文が増えるほど、保管・梱包・発送の作業量と人手の負担は大きくなり、物流を専門会社に委託する判断が現実的になります。

この記事では、大阪・関西に物流拠点を持ち、通販の保管から発送までを受託できるEC物流代行会社を取り上げ、対応できる出荷規模・得意な取扱商材・配送エリア・料金の考え方・倉庫見学の可否といった選定材料を横並びで整理します。自社に合う委託先を2〜3社に絞り込める状態を目指します。

出典・参考資料(1件)
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本記事の対象範囲(大阪・関西で保管・発送を委託したい方へ)

この記事は、大阪・関西に自社または固定の物流拠点を持ち、その拠点で通販のフルフィルメント(保管・受注処理・梱包・発送)を受託できる会社を対象にしています。関西に在庫を置いて近畿・中四国へ早く届けたい事業者や、大阪近郊で倉庫を見学してから委託先を決めたい事業者に向いた内容です。

拠点の立地にはこだわらず、全国のEC物流代行・発送代行を地域を限定せず幅広く比べたい場合は、規模・商材別の選び方と費用相場をまとめた次の記事が参考になります。

また、物流だけでなく受注処理・カスタマーサポート・サイト制作まで含めてEC運用全体を委託したい場合は、一括・特定業務・システム型といった委託タイプの違いや費用相場、選定軸を整理した次の記事をご覧ください。

大阪のEC物流代行とは|委託できる業務の範囲

ここからは、EC物流代行(通販の発送代行・フルフィルメント)に委託できる業務の範囲を整理します。どこまで任せられるかを押さえると、各社を比べるときの基準がはっきりします。

EC物流代行は、ネットショップの注文品を預かって届けるまでの一連の作業を代行するサービスです。自社の倉庫や人員を持たずに、出荷の実務をまとめて外部に任せられます。

  • 入庫・保管:メーカーや仕入先から届いた商品を倉庫で受け入れ、在庫として保管します。
  • 在庫管理・受注連携:倉庫管理システム(WMS)で在庫数を管理し、モールや自社カートの注文データと連携します。
  • ピッキング・検品:注文ごとに商品を棚から集め、数量や状態を確認します。
  • 梱包・発送:緩衝材や箱を使って梱包し、配送会社へ引き渡します。
  • 流通加工:値札付け・ラッピング・セット組み・ノベルティ同梱など、商材に応じた加工を行います。
  • 返品・交換対応:返送された商品の検品・再入庫・補修を行う会社もあります。

アパレルの「ささげ業務」(採寸・撮影・原稿作成)や、食品の温度帯管理、化粧品の品質管理など、商材特有の作業に対応できるかは会社によって差があります。委託したい業務が自社の商材に合うかどうかが、最初の見極めになります。

ささげ業務の具体的な中身や料金相場、どこまでを外注すべきかの判断の目安は、次の記事で詳しく解説しています。アパレル商材で物流とあわせて撮影・採寸・原稿作成も任せたいか迷う場合の参考になります。

自社出荷からEC物流代行へ切り替える判断の目安

ここからは、自社出荷を続けるか、物流代行へ切り替えるかの判断材料を整理します。委託は固定費と変動費の構造が変わるため、出荷の量と波を基準に考えると判断しやすくなります。

EC利用の広がりで出荷量そのものが増え続けており、自社の出荷体制が事業の成長に追いつかなくなる場面は珍しくありません。

次のような状況が重なってきたら、委託を検討する目安になります。

  • 出荷件数:月間の出荷が数百件を超え、梱包・発送に専任の手が必要になってきた。
  • 人件費と機会損失:出荷作業に時間を取られ、商品企画や販促といった売上に直結する業務に手が回らない。
  • 誤出荷・品質:出荷ミスやクレームが増え、在庫差異が把握しきれなくなってきた。
  • 繁忙期の波動:セールや新商品投入で注文が急増する時期に、自社の人員だけでは対応しきれない。

委託すると、出荷量に応じた従量課金に変わり、繁忙期の人員確保を自社で抱え込まずに済みます。一方で、保管料や最低利用料が発生するため、出荷が少ない段階では自社出荷のほうが安く済む場合もあります。自社の出荷量と今後の見込みを踏まえて、切り替えのタイミングを判断します。

大阪・関西に物流拠点を置くメリット

ここからは、委託先の拠点を大阪・関西に置く意味を整理します。拠点の立地は配送の到達日数と送料に直結する観点ですが、各社が公開する配送エリア・到達日数の情報は限られるため、具体的な速さは候補社に直接確認するのが前提になります。

近畿圏は首都圏に次ぐ大消費地で、関西に在庫を置けば近畿の購入者へ短い距離で届けられます。加えて、大阪は西日本の物流の結節点にあたり、中国・四国方面への中継地としても機能します。

東日本に顧客が多い事業者にとっては、関東の拠点と使い分ける「東西2拠点化」で、全国への到達日数を縮めつつ送料を抑える選択肢もあります。大阪拠点を軸にすると、関西・西日本向けの配送で優位になりやすい一方、具体的な翌日配送エリアや締め時間は会社と利用する配送会社によって変わります。各社の対応エリアは、後述の個別紹介で公式情報をもとに確認します。

大阪でEC物流を委託する費用の構成と決まり方

ここからは、EC物流代行の料金がどう決まるかを整理します。多くの会社が料金を公開しておらず「要問い合わせ」としているため、まずは料金を構成する要素を押さえ、見積もりを比べられるようにします。

EC物流代行の費用は、主に次の3つで構成されます。

  • 初期費用:システム連携や倉庫への在庫移管、作業マニュアル作成などの立ち上げ費用。無料の会社もあれば、規模に応じて発生する会社もあります。
  • 保管料:預ける在庫の量(坪数・パレット数・棚数)に応じた月額。保管スペースの単位は会社ごとに異なります。
  • 発送代行料(作業料):入庫・ピッキング・検品・梱包・出荷など、作業ごとの従量課金。1出荷あたり・1点あたりで積算されます。

料金は、月間の出荷件数・保管する在庫の容積・商材(サイズや温度帯)・流通加工の有無で変わります。たとえばアパレルの検品やラッピングを頼むと作業料が上がり、小型・軽量の商品を大量に出荷する場合は1件あたりの単価が下がりやすくなります。

公開されている料金は会社によって粒度が異なります。具体額を公開している会社もあり、実額は比較表で確認できます。

実際の費用は、自社の出荷データを渡して各社から見積もりを取り、同じ条件で比べるのが確実です。

大阪でEC物流代行会社を選ぶポイント

ここからは、委託先を2〜3社に絞り込むための観点を整理します。費用の決まり方は前の章、配送エリアと到達日数は「大阪に拠点を置くメリット」で扱ったため、ここではそれ以外の観点を取り上げます。

対応できる出荷規模に合っているか

会社によって、得意とする出荷規模は大きく異なります。1個・1日1件から受ける小ロット対応の会社もあれば、月間数万件規模や繁忙期の急な波動を前提にした大規模対応の会社もあります。自社の現在の出荷量と、1〜2年後に見込む出荷量の両方に対応できるかを確認すると、短期間での乗り換えを避けられます。

取扱商材・流通加工に対応できるか

アパレルの検品・値札付け・ささげ業務、食品の温度帯管理(冷蔵・冷凍)、化粧品や医療機器の品質管理など、商材特有の作業への対応可否は会社ごとに差があります。自社の商材で必要な加工を標準で扱っているか、オプションで対応できるかを確かめます。ギフト対応やノベルティ同梱の可否も、販促の自由度に関わります。

モール・自社カートとシステム連携できるか

複数のモール(楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングなど)や自社カート(Shopify・ecforceなど)に出店している場合、注文データが倉庫管理システムへ自動で連携されるかが運用の手間を左右します。手動でCSVを取り込む運用だと出荷の遅れやミスにつながるため、自社が使うカート・モールと標準で連携できるかを確認します。

品質と信頼性を確かめられるか

出荷の正確さは、顧客満足とクレーム対応の手間に直結します。倉庫管理システムの仕組み、誤出荷を防ぐ検品体制、営業倉庫の許認可、プライバシーマークなどの認証、導入実績の有無を確認します。契約前に倉庫を見学できる会社なら、現場の運用や保管環境を自分の目で確かめられます。

出荷規模・取扱商材で選ぶEC物流代行のタイプ

ここからは、大阪・関西のEC物流代行会社を、読者が自社の状況から見当をつけやすいように3つのタイプに整理します。実際には複数のタイプにまたがる会社もあるため、下の表は「どの会社から検討を始めるか」の入口として使ってください。

タイプ向いている事業者主な会社
小ロット・個人事業主から小さく始められるタイプ出荷が月数十〜数百件で、1個単位から低コストで委託を始めたいエスグロー/Shirologi/EC倉庫.COM(フリーセル)
出荷量の多さ・繁忙期の波動に総合対応するタイプ月数千〜数万件規模で、受注管理やBPOも含めて任せたい関通/スクロール360/EC物流お任せくん(SBS)/イー・ロジット
アパレル・食品など商材特有の加工・管理に強いタイプ検品・ささげ・温度帯管理など商材固有の作業を任せたいトミーズコーポレーション(BEELOGI)/浪速運送(ピタロジ)/三協/関西急送/物研

自社の出荷規模・取扱商材・重視する点を入力すると、適したタイプと会社の候補を絞り込めます。下の診断を使って、まず方向性を見当づけてみてください。

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【比較表】大阪・関西のEC物流代行会社を料金・出荷規模・配送で比較

ここからは、大阪・関西に拠点を持つEC物流代行会社を横並びで比較します。所在地・対応できる出荷規模・得意な取扱商材・配送エリア・WMS/モール連携・料金の目安・倉庫見学の可否を一覧にしました。料金や対応規模は変動するため、各社の最新情報は公式サイトや見積もりで確認してください。

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サービス名関通三協トミーズコーポレーション浪速運送(ピタロジ)スクロール360EC物流お任せくん物研EC倉庫.COMエスグローShirologi関西急送イー・ロジット
大阪・関西の拠点兵庫県尼崎市(本社)/関西・関東に複数拠点大阪府東大阪市大阪府泉大津市(本社)ほか府内9拠点大阪市西区(本社)/EC稼働拠点は公式明示なし関西に物流センター(全国4地区の一つ)/大阪支店物流センター大阪東(大阪府八尾市)/大阪茨木営業所大阪府堺市・和泉市(本社は堺市中区)大阪府東大阪市(本社)/倉庫4拠点(本社以外の所在地は未公表)神戸市内3拠点(常温)。大阪府内の拠点は公式記載なし大阪市大正区(1拠点)京都市伏見区(本社)/大阪支店 高槻市(ほか兵庫)大阪第2フルフィルメントセンター(大阪市西淀川区・9,400坪)。ほか関東4拠点
対応できる出荷規模年間1,000万個規模の出荷実績(最低ロットの公式記載なし)1日15万ピース出荷の実績(事例)。最低ロットの公式記載なし1日数千件・月5万件以上/月1,000件程度から委託が目安(法人のみ)最低出荷件数の公表なし小ロットのライトプランから大量出荷・波動まで対応(60,000SKU超のロングテール実績)多品種極小ロット〜大量出荷(月間出荷事例2,500〜130,000件)個人事業主・少量から対応(小ロット・バラ出荷が強み)小ロットから対応(最低出荷件数の記載なし)、多品種少量発送1SKU・1個から(出荷件数の上限なしと案内)1坪・1日1件から(出荷制限なしと記載)最低出荷件数の記載なし(委託が初めての顧客も対象)大規模・繁忙期の波動に対応(365日出荷体制、累計1,700社超の支援実績)
得意な取扱商材・流通加工冷凍・冷蔵食品に対応/熨斗・ギフトラッピング・名入れ化粧品・アパレル・医療機器・食品・家電など幅広い商材/越境EC対応アパレル(公式の強み)/撮影・流通加工・プリント対応アパレル・ファッション系/ささげ・QC・お直し・ギフトラッピング健康食品・化粧品・アパレル・雑貨・食品など/ささげ・流通加工、許認可対応多品種・ギフト対応(取扱商材の制限は公式記載なし)化粧品・サプリ・食品など/4温度帯(冷凍・冷蔵・定温・常温)、撮影・ラッピング・流通加工雑貨・精密機器・部品・衣料など/精密機器向け梱包、FBA納品、返品再販アパレル・化粧品・健康食品・雑貨・文具など(常温)/越境EC、ギフトラッピング取扱商材の公式記載なし/FBA納品・越境発送・流通加工・ギフトに対応冷凍・冷蔵・常温の3温度帯(食品・衣料・化粧品・生花など)/賞味期限管理・ギフト・BtoB出荷サプリ・化粧品・雑貨・食品・カー用品など/ギフト・組立・ラベリング
配送エリア・リードタイム公式記載なし公式記載なし大阪発で南関東・中部・関西・四国・中国へ翌日配送(公式訴求、締め時間の記載なし)公式記載なし公式記載なし(物流ライトプランは最短14日で導入)配送エリアの明示なし(近畿・中部・北陸・中四国へのアクセス良好と記載)/導入は最短2〜3週間公式記載なし配送業者はヤマト・佐川・西濃から選択(締め時間・リードタイムの記載なし)14時までの依頼で即日出荷・最短翌日配送(エリア別の記載なし)当日入庫・当日出荷も可能(配送エリア・キャリアの記載なし)EC物流の配送エリア・締め時間の記載なし(近畿一円をカバーと記載)365日稼働の出荷体制(配送エリア・締め時間の具体記載なし)
WMS・モール/カート連携自社開発WMS「クラウドトーマス」/楽天・Amazon等モール連携、ネクストエンジンともAPI連携独自WMS(在庫一元管理)/NeXt Engine連携、Amazon FBA等への納品対応自社WMS「BEELOGI」(単体導入も可)/楽天・Yahoo!・Amazon等と連携自社開発WMS(詳細非公開)/モール連携の公式記載なし楽天・Amazon・Yahoo!等の多モール/MakeShop・futureshop・NEXT ENGINE等カート連携EC専用ノーコードWMS(製品名非公表)/Shopify・ecforce標準連携クラウドWMS(製品名非公表)/API連携(対応カート名の公式記載なし)自社開発WMS(在庫・出荷をリアルタイム可視化)/ECカート連携(CSV対応)クラウドWMS「W3 mimosa」(自社運用)/Shopify・カート自動連携、API/CSV、FBA納品クラウド型WMS(全商品バーコード・フリーロケーション)/大手モールはシッピーノ経由で連携WMS「ロジザードZERO」/ネクストエンジン・クロスモール・速販・特攻店長と連携自社WMS「EL5」/Shopify・楽楽リピート・アシスト店長とAPI連携
料金の目安(初期・保管・発送)要お問い合わせ(公式記載なし)。委託型は個別見積(固定費+変動費)要お問い合わせ(公式記載なし)要お問い合わせ(公式記載なし)要お問い合わせ(公式記載なし)初期費用30,000円〜(物流ライトプラン・税別)/出荷料はポストイン399円〜、60サイズ580円〜(税別)固定費+従量課金(具体額は要お問い合わせ)要お問い合わせ(公式記載なし)要お問い合わせ(公式記載なし)初期費用は要お問い合わせ/発送代行は1個405円〜(60サイズ、公式トップ記載)要お問い合わせ(公式記載なし)要お問い合わせ(公式記載なし)要お問い合わせ(公式記載なし)
倉庫見学公式記載なし公式記載なし●(要予約・所要約3時間)公式記載なし●(物流倉庫見学を随時開催)公式記載なし●(事前申込制・業務委託検討者のみ)●(同業・競合他社は不可)●(公式サイトに「倉庫見学できます」と記載)△(実施する場合あり)公式記載なし公式記載なし
詳細情報公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト

※上記は2026年10月時点の各社公式情報に基づきます。料金・対応規模・配送条件は変動し、非公開の項目も多いため、最新の内容と実際の費用は各社の公式サイト・見積もりでご確認ください。公式で確認できない項目は「要お問い合わせ」「公式記載なし」と記載しています。

大阪・関西のEC物流代行会社の個別紹介

ここからは、比較表で取り上げた会社を、タイプ別に個別紹介します。所在地・対応できる出荷規模・取扱商材・倉庫管理システム・倉庫見学の可否などを、各社の公式情報をもとにまとめます。

小ロット・個人事業主から小さく始められるタイプ

少量の出荷から低コストで委託を始めたい事業者に向いた会社です。1個単位・1日数件からの受託や、初期費用・固定費を抑えた料金体系が特徴です。

1. EC倉庫.COM(株式会社フリーセル)

フリーセル(EC倉庫.COM)のEC物流・発送代行サービス公式サイト

「EC倉庫.COM」は、大阪府東大阪市に本社を置く株式会社フリーセルが運営するEC物流・通販物流の発送代行サービスです。入荷・検品・保管・在庫管理・梱包・出荷までを請け負い、小ロット・多品種少量の発送に対応します。

倉庫は400〜1,000坪規模を4拠点に構え(本社以外の所在地は非公表)、物量が増えた場合は拠点間の連携で対応するとしています。雑貨・精密機器・部品のほか、衣料・ファッション・アクセサリーも取り扱います。

精密機器向けの梱包やAmazon FBAへの納品代行、返品検品・再販処理といった付帯作業に対応し、在庫・出荷状況は自社開発のWMSでリアルタイムに確認できます。配送業者はヤマト運輸・佐川急便・西濃運輸から選べます。個人事業主でも契約でき、契約前の倉庫見学も受け付けています(同業・競合他社を除く)。料金は公開されておらず、要お問い合わせです。

2. エスグロー(株式会社エスグロー)

エスグローのEC物流代行サービス公式サイト

1SKU・1個から発送代行を依頼でき、発送代行料は60サイズで1個405円からと案内されています(公式トップ記載)。運営するのは神戸市に本社を置く株式会社エスグローで、EC物流代行サービスの名称は「ロジグロ」です。

拠点は神戸市内に常温の3拠点(公式の坪数を合算すると約1,400坪)を構え、国内発送と海外発送を同じ倉庫で扱います。アパレル・化粧品・健康食品・雑貨・文具・伝統工芸品などの常温商材に対応し、越境ECやAmazon FBAへの納品にも対応します。

クラウド型WMS「W3 mimosa」を自社で運用し、Shopifyやカートとの自動連携、API・CSV連携に対応します。14時までに出荷を依頼すれば即日出荷・最短翌日配送が可能で、ギフトラッピングやノベルティ同梱も扱います。初期費用は要お問い合わせで、倉庫見学も受け付けています。

3. Shirologi(株式会社Shirologi)

Shirologi(シロロジ)のEC物流サービス公式サイト

1坪・1日1件の出荷から利用できる点を公式に掲げる、大阪市大正区のEC物流アウトソーシングサービスです。運営する株式会社Shirologiは2007年設立で、保管・配送・荷役・輸出入・物流コンサルティングを個別にも一括でも受託します。

倉庫運営はクラウド型WMSで行い、全商品のバーコード管理とフリーロケーション管理、ハンディ検品を組み合わせています。楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングなど大手モールの注文は、シッピーノを経由して連携します(利用には自社側でのシッピーノ契約が必要です)。

付帯業務として、セット組・アッセンブル、定期通販の同梱物管理、ギフトラッピング、返品対応、Amazon FBAへの納品代行、120カ国への海外発送に対応します。当日入庫・当日出荷も可能です。料金は公開されておらず要お問い合わせで、契約前の倉庫見学は実施する場合があるとしています。

出荷量の多さ・繁忙期の波動に総合対応するタイプ

月数千〜数万件規模の出荷や、受注管理・カスタマーサポートまで含めた運用を任せたい事業者に向いた会社です。大規模な倉庫やシステム基盤、繁忙期の人員確保に強みがあります。

4. 関通(株式会社関通)

関通のEC物流サービス公式サイト

株式会社関通は、東証グロース市場に上場する関通ホールディングス(証券コード9326)傘下で、物流を専業とする会社です。兵庫県尼崎市に本社を置き、関西・関東を中心に20拠点以上の倉庫を運営しています。

EC物流(発送)代行に加え、受注処理・配送振り分け・熨斗やギフト対応を含むEC受注管理代行を手がけており、受注業務と倉庫内物流をまとめて1社に委託できます。受注管理代行では月間10万件以上の処理実績があります。

在庫は自社開発の倉庫管理システム「クラウドトーマス」で一元管理し、賞味期限に基づく出荷期限管理にも対応します。チェックリストシステム「アニー」により受注処理のミス率0.008%を公表しており、冷凍・冷蔵食品向けの専用サービスや365日の対応体制も用意しています。

5. スクロール360(株式会社スクロール360)

スクロール360のEC運営・物流代行サービス公式サイト

通販事業を60年以上手がけるスクロールグループの一員で、EC・通販事業者向けの業務代行を担うのが株式会社スクロール360です。北海道・関東・東海・関西の全国4地区に物流センターを構えています。

物流(発送)代行・受注代行/コールセンター・EC運営代行を「360度トータルサポート」として1社にまとめられる点が特徴で、提供する業務範囲は70種類以上に及びます。受注代行やコールセンターは自社で内製しています。

物流のライトプランは初期費用30,000円〜(税別)、出荷料金はポストイン399円〜と料金を公開しており、費用感を事前につかみやすくなっています。ライトプランなら最短14日で導入でき、健康食品・化粧品などの許認可が必要な商材にも対応します。

6. EC物流お任せくん(SBSグループ)

EC物流お任せくん(SBS)の公式サイト

「EC物流お任せくん」は、国内外に700拠点以上を持つSBSグループが提供するEC物流サービスです。保管・入出荷・流通加工・配送までのEC物流業務を受託します。

関西では、大阪府八尾市に延床面積約7,990坪の「物流センター大阪東」を2024年に開設しました。同グループが関西エリア初のEC戦略拠点と位置づける大型センターで、関東の野田瀬戸物流センターと合わせた東西2拠点での運用ができます。

拠点は365日稼働に対応し、定期通販の出荷やAmazon・楽天のセール時の大量出荷も想定した体制を取っています。倉庫管理には、グループが開発したEC専用のノーコード倉庫管理システムを用います。

7. イー・ロジット(株式会社イー・ロジット)

イー・ロジット(E-LogiT)のEC物流サービス公式サイト

2000年の創業以来、EC物流の運用代行を専業としてきたのが株式会社イー・ロジット(東証スタンダード上場、証券コード9327)です。累計1,700社を超える支援実績があります。

関東4拠点・関西1拠点の計5拠点、総延床34,894坪のフルフィルメントセンターを自社運営しており、関西では大阪市西淀川区に9,400坪の大阪第2フルフィルメントセンター(2022年11月開設)を構えています。土日祝日や繁忙期を含む365日稼働の出荷体制です。

物流代行だけでなく、事業戦略の策定やEC物流の人材育成までを同じ社内で手がけます。自社開発の倉庫管理システム「EL5」を軸に、Shopifyや楽楽リピート、アシスト店長などとAPIで連携します。

アパレル・食品など商材特有の加工・管理に強いタイプ

アパレルの検品・値札付け・ささげ業務、食品の温度帯管理など、商材に固有の作業を任せたい事業者に向いた会社です。専用の設備や加工ノウハウを持つ点が特徴です。

8. トミーズコーポレーション(株式会社トミーズコーポレーション)

トミーズコーポレーションのEC物流・発送代行サービス公式サイト

大阪府泉大津市に本社を置き、府内9拠点で通販物流を手がける会社です。入庫から検品・保管・梱包・出荷までの発送代行に加え、商品撮影・流通加工・プリントを自社で担い、アパレル物流を強みとして掲げています。契約対象は法人のみです。

自社開発のクラウド型WMS「BEELOGI」を使い、楽天・Yahoo!・Amazonなどのモールと連携します。出荷能力は1日数千件・月5万件以上で、委託の目安は月1,000件程度からとしています。配送面では、大阪発で南関東・中部・関西・四国・中国への翌日配送をうたいます(締め時間の記載なし)。

契約前の倉庫見学は要予約で受け付けており、全セクションを回ると約3時間かかります。BEELOGIは物流委託とは別に、ソフトウェア単体での導入もできます。料金は公開されておらず、初期費用・月額費用とも要お問い合わせです。

9. 浪速運送(ピタロジ)

浪速運送 ピタロジのEC物流サービス公式サイト

アパレル・ファッション物流を主力とする浪速運送株式会社が、EC・通販事業者向けに提供する発送代行サービスです。大阪市西区に本社を置き、入庫・在庫管理から個配発送までを基本に、ささげ(商品撮影・採寸・原稿作成)、QC・お直し、ギフトラッピングをオプションとして選べます。

検品や撮影を行う「ささげ・QCスタジオ」を併設し、アパレル特有の検品や裾上げといったお直しに対応します。在庫管理には自社開発のWMSを使い、最短1ヶ月での立ち上げをうたっています。

保管・出荷を担う具体的な拠点や料金、最低出荷件数は公式サイトに明示がないため、委託の可否や費用は問い合わせで確認します。食品や化粧品などアパレル以外の商材への対応可否も、あわせて確かめるのが確実です。

10. 三協(株式会社三協)

SANKYO ECのEC物流サービス公式サイト

化粧品・アパレル・医療機器・食品・家電まで幅広い商材の物流を扱う、大阪府東大阪市の会社です。複数のネットショップ・モールへの出荷を一元的に受託するEC物流アウトソーシング(SANKYO EC)を掲げ、越境ECサイトとの連携にも対応します。

独自開発のWMS(倉庫管理システム)で複数店舗の在庫を一元管理し、Amazon FBAやZOZOTOWNなどへの納品にも対応します。公式サイトの事例では、1日15万ピースの出荷で誤出荷ゼロを実現したと紹介しています。

受注管理・コールセンター代行や独自の返品システムも備え、入荷・検品・保管・梱包・出荷から返品対応までをまとめて任せられます。料金は公式サイトに公開されておらず、要お問い合わせです。

11. 関西急送(関西急送株式会社)

関西急送のEC物流サービス公式サイト

冷凍・冷蔵・常温の3温度帯に対応し、低温食品物流を主力とする会社です。京都市伏見区の本社と高槻市の大阪支店を拠点に、保管・流通加工・梱包・発送をワンストップで請け負います。EC物流は主軸の一事業という位置づけです。

ハム・ソーセージやアイスクリーム、冷凍食品、銘菓といった食品のほか、衣料・化粧品・生花なども扱います。賞味期限シールの貼付や温度帯変更、ギフトのラッピング・熨斗、店舗・量販店・百貨店へのBtoB出荷にも対応します。

在庫管理にはWMS「ロジザードZERO」を採用し、顧客は遠隔で在庫を確認できます。ネクストエンジン・クロスモール・速販・特攻店長と連携し、3PL管理士8名が在籍します。料金は公開されておらず、要お問い合わせです。

12. 物研(株式会社物研)

物研(ロジデザイン)のEC物流サービス公式サイト

大阪府堺市に本社を置く株式会社物研は、1983年創業の物流会社です。EC物流は「ロジデザイン(Logi-Design)」の名称で提供しています。

堺市・和泉市に5つの物流センターを構え、冷凍・冷蔵・定温・常温の4温度帯に対応します。倉庫業登録(第8047号)や化粧品製造業の許可を持ち、化粧品・サプリメントから食品、アパレルまで幅広い商材を扱います。少量・個人事業主からの委託にも対応します。

入荷から出荷・返品処理までの一連の作業に加え、商品撮影・ラッピングや、定期購入での購入履歴に応じた同梱物の出し分けにも対応します。在庫はクラウド型の倉庫管理システムでリアルタイムに共有し、各種カートとのAPI連携もできます。

まとめ

大阪・関西でEC物流を委託するときは、まず自社の出荷規模と取扱商材を起点に、対応できる会社のタイプを見当づけます。そのうえで、配送エリアと到達日数、システム連携、品質・信頼性、料金の構成を同じ条件で比べ、候補を2〜3社に絞ります。

料金を公開していない会社が多いため、最終的には自社の出荷データを渡して見積もりを取り、倉庫見学で現場を確かめたうえで決めるのが確実です。気になる会社の資料は、まとめて請求して比べると判断が早まります。

料金や機能は各社の資料でまとめて比較できます 【無料】ECサイト運用代行サービスの資料を
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よくある質問(FAQ)

Q. EC物流代行とは何ですか?

EC物流代行とは、ネットショップの注文品の入庫・保管・在庫管理・ピッキング・検品・梱包・発送までを一括して代行するサービスです。自社で倉庫や人員を持たずに出荷の実務を外部に任せられ、会社によっては値札付け・ラッピング・ギフト対応・アパレルのささげ業務といった流通加工にも対応します。注文が増えて自社出荷が回らなくなった通販事業者が、出荷量に応じた従量課金で物流を委託できる仕組みです。

Q. 大阪のEC物流代行は、個人事業主や小ロットでも委託できますか?

大阪・関西のEC物流代行で個人事業主や小ロットを委託できるかは、会社によって異なります。1個・1日1件から個人事業主も受け付ける会社がある一方、法人のみを契約対象とする会社もあります。対応できる最低ロットや個人事業主の可否は、比較表と各社の個別紹介で確認できます。

Q. 大阪のEC物流代行は、月何件くらいの出荷から委託するのが目安ですか?

委託の目安は会社や商材によって異なりますが、月間の出荷が数百件を超え、梱包・発送に専任の手が必要になってきたあたりが一つの目安です。月1,000件程度を委託開始の目安とする会社もあります。出荷の件数だけでなく、繁忙期の波や人件費・出荷ミスの増加も含めて判断すると、切り替えのタイミングを見極めやすくなります。

Q. 大阪府外や全国の事業者でも、大阪のEC物流代行に委託できますか?

大阪府外や全国の事業者でも、多くのEC物流代行会社が委託を受け付けています。在庫を大阪・関西の拠点に預ける形になるため、本社の所在地は問われないのが一般的です。関西に在庫を置けば近畿の購入者に短い距離で届けられ、中国・四国方面への中継地としても機能するため、東日本に顧客が多い場合は関東の拠点と使い分ける「東西2拠点化」を選べる会社もあります。

Q. 大阪・関西に倉庫を置くと、西日本への配送はどのくらい早くなりますか?

大阪・関西に在庫を置くと、近畿の購入者へは短い距離で届けられ、中国・四国方面へも中継地として届けやすくなります。大阪発で西日本の広い範囲への翌日配送をうたう会社もあります。ただし具体的な到達日数・翌日配送エリア・締め時間は、委託先の会社と利用する配送会社によって変わるため、自社の主要な配送先を前提に各社へ確認してください。

Q. 大阪のEC物流代行は、楽天・Amazon・Shopifyなど複数のモールやカートと連携できますか?

大阪のEC物流代行は、多くの会社が主要なモール・カートとの連携に対応していますが、連携の方式や対応サービスは会社によって異なります。

楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングや、Shopify・ecforceといった自社カートの注文データを倉庫管理システム(WMS)へ自動連携する会社もあれば、シッピーノなどの中継サービスやCSV取り込みで対応する会社もあります。自社が使っているモール・カートと標準で連携できるかを確認すると、出荷の遅れやミスを防げます。

Q. 契約前に大阪の物流倉庫を見学できますか?

倉庫を見学できるかは会社によって異なり、見学会や事前予約制の見学を受け付ける会社もあれば、公式に案内のない会社もあります。所要時間を設けて対応する会社や、同業・競合の見学は不可とする会社もあります。見学の可否と条件は比較表・各社の個別紹介で確認できるので、現場を確かめたい場合は候補社へ問い合わせてください。

Q. 大阪のEC物流代行の費用はどう決まり、見積もりは無料ですか?

大阪のEC物流代行の費用は初期費用・保管料・発送代行料(作業料)の3つで構成され、見積もりは無料としている会社が多いです。料金は月間の出荷件数・保管する在庫の容積・商材のサイズや温度帯・流通加工の有無で変わります。料金を公開せず「要問い合わせ」とする会社が多いため、自社の出荷データを渡して複数社から同じ条件で見積もりを取り、比べるのが確実です。

Q. アパレルの検品や食品の温度帯管理など、商材特有の加工にも対応できますか?

商材特有の加工・管理に対応できるかは会社ごとに差があり、自社の商材に強い会社を選ぶのが確実です。アパレルの採寸・撮影・検品(ささげ業務)に強い会社や、食品を冷凍・冷蔵・定温・常温など複数の温度帯で扱える会社があります。どの会社がどの加工に対応するかは比較表・各社の個別紹介にまとめているので、必要な加工を標準で扱うかオプションかを委託前に確認してください。

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監修者

マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト

松嶋真倫

都市銀行にて金融実務を経験後、暗号資産関連スタートアップの創業期に参画し、市場分析・業界調査に従事。2018年にマネックスグループ入社。以降、ビットコインをはじめとするデジタルアセットからマクロ経済環境まで、金融市場を横断した調査・分析および情報発信を担う。FinTech・次世代金融領域のリサーチ統括、各種レポートや書籍の執筆、日本経済新聞など国内主要メディアへのコメント・寄稿、イベント登壇などを行う。2021年3月より現職。
記事内でご紹介している製品・サービスは監修者が選定したものではなく、編集部が独自に選定したものです。
監修の範囲は記事の一般的な解説部分であり、比較表および各製品・サービスの紹介内容は監修の対象外です。

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