楽天市場に出店したものの、売上が思うように伸びず、楽天の広告やイベントのノウハウが社内にないまま手探りで運営していませんか。楽天市場は検索の仕組みやイベント設計、広告運用が独特で、自己流のままでは成果につながりにくい場面が少なくありません。そこで、楽天に精通した外部のコンサルティング会社に運営を支援してもらう選択肢が検討されます。
一方で、楽天コンサルは会社によって支援範囲も料金体系も大きく異なり、「成果報酬型と月額固定型のどちらが自社に合うのか」「本当に楽天に強い会社をどう見極めるのか」で迷う事業者が多いのが実情です。選び方を誤ると、費用に見合う成果が出ないまま契約期間だけが過ぎてしまいます。
本記事では、楽天市場の運営を支援するコンサルティング・運営代行会社26社を、支援範囲の3タイプに分けて比較・解説します。費用相場と料金体系に加え、成果報酬の「分母」の見極め方、月商フェーズ別の選び分け、楽天特化度を契約前に確認する方法まで整理しました。自社の課題と予算に合う依頼先を見つけるための検討材料としてご活用ください。
また、自社の課題や任せたい範囲に合わせて最適なタイプを最短で見つけられるよう、「30秒で終わる選定診断ツール」をご用意しています。ぜひこちらもご活用ください。
目次
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本記事の対象範囲
本記事は、楽天市場(楽天)に出店する店舗の売上づくりを、外部に相談・委託したい事業者に向けて、楽天の運営を支援するコンサルティング会社・運営代行会社を比較します。楽天専用の支援メニューや楽天での実績を公式に掲げている会社を対象にしています。
すでに比較検討が進んでいる方は、選定診断ツールや比較表から読み進めても構いません。また、楽天に限らず、Amazon・Yahoo!ショッピング・自社ECを含めたネットショップ全般の運営代行を幅広く比較したい場合は、以下の記事もあわせてご覧ください。
楽天コンサルとは|依頼できる業務と、運営代行・楽天公式ECCとの違い
楽天コンサル(楽天コンサルティング)とは、楽天市場での売上拡大を目的に、出店者に対して戦略立案から施策の助言・実行支援までを行う外部の専門サービスです。似た言葉に「楽天運営代行」や楽天公式の「ECC(ECコンサルタント)」があり、頼める範囲や費用が異なります。まずは3者の違いを押さえると、自社がどこに相談すべきかが見えてきます。
楽天コンサルに依頼できる業務
楽天コンサルに依頼できる業務は幅広く、会社によって得意領域が分かれます。代表的なものは次のとおりです。
- 売上戦略・事業計画の設計:売上目標の設定、商品構成や価格設計、年間の販促カレンダーづくり
- 楽天SEO(検索対策):楽天市場内の検索で商品が上位に表示されるよう、商品名・商品ページ・在庫や口コミの状態を整える施策
- 広告運用:RPP広告(楽天市場内の検索連動型広告)やクーポンアドバンス広告、TDA(ターゲティングディスプレイ広告)などの設計と運用
- イベント・販促設計:お買い物マラソンや楽天スーパーSALEといった楽天の大型セールに合わせたクーポン・ポイント施策の設計
- ページ制作・改善:商品ページや店舗トップページの制作、スマートフォン向けの見せ方の改善
- レビュー・CRM施策:レビュー獲得の促進、メルマガやクーポンによる再購入の働きかけ
これらを戦略の助言だけ受けるのか、実際の運用作業まで任せるのかで、依頼先のタイプと費用が変わります。
楽天運営代行との違い
楽天コンサルと楽天運営代行は、支援の重心が異なります。コンサルは「どう売るか」の戦略設計と助言が中心で、施策の実行は店舗側が担うことを前提にする場合が多く、社内にノウハウが残りやすいのが特徴です。運営代行は受注処理・在庫管理・ページ更新・広告運用といった実務作業そのものを引き受け、社内の手が足りない店舗の負担を肩代わりします。
実際には、戦略の助言と運用代行の両方を一括で提供する会社も多く、両者の境界は明確に分かれているわけではありません。重要なのは会社の呼称ではなく、自社が「考え方を教わって自走したい」のか「作業ごと任せたい」のかを整理し、依頼先の支援範囲がそれに合っているかを確認することです。
施策の実行まで含めて「作業ごと任せたい」なら、助言が中心のコンサルよりも、受注処理やページ更新といった実務を代行する運営代行が候補になります。楽天の運営代行会社を業務範囲・料金相場から比較して選びたい場合は、以下の記事で選び方を整理しています。
楽天公式ECC(無料)との違いと使い分け
楽天市場には、出店者を担当する楽天公式のECC(ECコンサルタント)がいます。ECCは楽天の出店プランに含まれる形で案内される無料のサポートで、楽天のデータや最新のイベント情報をもとにしたアドバイスを受けられます。費用をかけずに相談できるため、まずはECCを活用するのが基本です。
一方でECCは、一人で多数の店舗を担当するため個別の手厚い伴走までは期待しにくく、施策の実行作業は店舗側に委ねられます。外部コンサルに費用を払う価値があるのは、次のような場合です。
- 自社に楽天運営の専任担当やノウハウがなく、施策の実行まで手伝ってほしい
- 広告運用やページ改善など、特定の領域を深く任せて成果を伸ばしたい
- 楽天以外のモールや自社ECも含めて横断的に戦略を設計したい
無料のECCで足りるのか、費用を払って外部に委託すべきかは、社内のリソースと任せたい範囲で判断するのが基本です。ECCの位置づけは楽天市場の公式ページでも確認できます。
出典・参考資料(1件)
楽天コンサルの費用相場と料金体系|費用対効果の見極め方
楽天コンサルの費用は、料金体系の違いと自社の月商によって見方が変わります。多くの会社が「要お問い合わせ」で料金を明示しないため、相場観と、何に対して費用を払うのかの仕組みを押さえておくことが、見積もりを比較する土台になります。
料金体系3つ(月額固定・成果報酬・複合)の違いと向くケース
楽天コンサルの料金体系は、大きく3つに分かれます。各社が公開する料金や支援会社の情報を総合すると、おおよその目安は次のとおりです。いずれも自己申告の相場であり、確定額は各社の見積もりで確認してください。
- 月額固定型:毎月定額で助言や運用を受ける形式。目安は月額10万〜50万円程度で、支援範囲が広がるほど高くなります。費用が読めるため予算を固定したい場合や、継続的な伴走を受けたい場合に向きます
- 成果報酬型:売上や利益の伸びに応じて費用が決まる形式。目安は増加分や売上の5〜20%程度ですが、何に対する割合かで支払額は大きく変わります(詳細は次項)。初期の固定負担を抑えたい場合に向きます
- 複合型:月額固定に成果報酬や広告運用手数料を組み合わせる形式。広告運用の手数料は広告費の20%前後が目安です。安定した支援と成果連動の両立を狙えますが、総額が見えにくくなりやすい点に注意します
成果報酬の「分母」と月額に含まれない費用
成果報酬型を比べるときに最も重要なのが、報酬の「分母」です。同じ「成果報酬10%」でも、何に対する10%かで支払額は大きく変わります。確認すべき分母の例は次のとおりです。

- 店舗売上全体の○%:もともと売れていた分にも報酬が発生するため、支払額が大きくなりやすい
- 前年同月からの売上増加分の○%:コンサル後に伸びた分だけが対象で、店舗側の負担感と成果が結びつきやすい
- 広告経由売上の○%:広告運用を任せる場合に用いられ、広告の貢献分に限定される
- 粗利の○%:売上ではなく利益を分母にする形式で、利益率の低い商材では売上基準より負担が軽くなることがある
あわせて、月額費用に広告費やページ制作費が含まれるのか、別途発生するのかも確認が必要です。広告費は実費として店舗側が負担するのが一般的で、提示された月額とは別に数十万円規模の予算が必要になる場合があります。見積もりでは「分母・算定期間・最低契約期間・広告費の扱い・最低保証の有無」をセットで確認すると、会社ごとの総額を同じ土俵で比べられます。
価格帯別にできることの目安
月額の予算帯によって、任せられる支援の範囲が変わります。予算から逆算して、どこまでを外部に任せるかを決める目安にしてください。
- 月数万〜10万円程度:月1回程度のアドバイス、広告運用のみの代行、スポットでの店舗診断など、領域を絞った支援
- 月10万〜20万円程度:広告運用に加え、ページ改善や月次の改善提案など、運用の一部を継続的に任せる支援
- 月20万〜50万円程度:戦略設計から運営代行・広告・イベント設計・ページ制作までを一気通貫で任せる、伴走型の支援
月商規模・フェーズ別の選び分け
同じ費用でも、店舗の月商フェーズによって優先すべき支援は変わります。自社がどの段階にあるかで、任せる範囲を判断してください。

- 月商100万円まで(出店初期):商品ページの作り込み、楽天SEO、レビュー獲得といった基礎固めが優先です。高額なフル代行は費用を回収しにくいため、スポット診断や広告運用のみの支援、または助言を受けて自走する内製化支援が合いやすい段階です
- 月商100万〜500万円(成長期):RPP広告やイベント設計で露出を広げ、売上を伸ばす段階です。広告運用と運用の一部代行を組み合わせる支援が効果を出しやすくなります
- 月商500万〜3,000万円(拡大期):戦略から実務までを一体で最適化する段階です。戦略・実行一体型の支援や、成果報酬・複合型の料金が見合いやすくなります
- 月商3,000万円超(多店舗・ブランド運営):複数モールやブランドの横断管理、専任体制による上位戦略が中心になります。実績豊富な会社の専任チームを確保できるかが論点です
費用対効果の考え方(限界利益と回収の見立て)
コンサル費用は毎月発生する固定費なので、支払う費用を上回る利益の増加が見込めるかを、契約前に見立てておくことが欠かせません。考え方はシンプルで、コンサルによって増える粗利(限界利益)が、コンサル費用を上回るかどうかで判断するのが基本です。
たとえば月商500万円・粗利率30%の店舗なら、粗利は月150万円です。ここで月30万円のコンサルを依頼する場合、費用を回収するには粗利を30万円以上増やす必要があります。粗利率30%で換算すると、売上を月100万円(約2割)増やせるかが目安になります。この水準の改善が現実的かを、依頼先の提案と実績に照らして確かめることが大切です。
成果報酬や広告運用手数料など売上に連動する費用がある場合は、その分だけ必要な売上増が大きくなるため、回収ラインは固定費だけで見るより高めに見込んでおくことが大切です。
成果報酬型は売上の伸びに連動するため、持ち出しのリスクは固定型より抑えられます。ただし分母の取り方によっては固定型より割高になることもあるため、契約期間(多くは6か月〜1年)のうちに回収できるシナリオを、見積もりの条件で具体的に試算しておくと安心です。
失敗しない楽天コンサルの選び方|契約前に確認すべき軸
楽天コンサルは「楽天に強い」と掲げる会社が多い一方で、実際の支援力には差があります。ここでは、契約前に自社で検証できる選定軸を整理します。相見積もりの段階で各社に同じ質問を投げかけると、実力の差が見えてきます。
楽天特化度をどう見極めるか
楽天市場は、検索・広告・イベントの仕組みが他モールと大きく異なります。「ネットショップ全般に対応」とだけ掲げる会社よりも、楽天固有の実務にどこまで踏み込めるかが成果を左右します。次の観点を候補にどう確認するかが、楽天特化度を見極める軸になります。
- 楽天の広告運用:RPP広告・クーポンアドバンス広告・TDAの運用経験があるか。広告効果を測るTACOS(広告費が売上に占める割合)やROAS(広告の費用対効果)をどう設計・改善するかを具体的に説明できるか
- イベント設計:お買い物マラソンや楽天スーパーSALEに向けて、クーポンやポイント倍率をどう組み立てるか、過去にどんな設計で成果を出したかを語れるか
- 楽天SEO(サーチ順位):楽天市場内の検索で上位に表示させるために、商品名・ページ・在庫・レビューをどう整えるかの方針を持っているか
- ショップ評価・レビュー対策:レビュー獲得や低評価への対応をどう進めるか。ショップの評価が検索や購入に与える影響を理解しているか
- ページ改修の反映と効果判定:施策を実施してから効果を判断するまでに、どのくらいの期間を見込むか。短期の数値だけで判断しない運用設計になっているか
- RMS運用:楽天の店舗管理システム(RMS)の操作にどこまで対応するか。担当者が実際にRMSを触って運用できるか
これらを「できます」という回答で終わらせず、過去の具体的な進め方や数値の変化まで聞くと、実務経験の深さが判断できます。元々楽天で働いていた担当者が在籍しているか、楽天公式のパートナー制度に認定されているかも、特化度を測る手がかりになります。
支援範囲と内製化支援の有無
依頼先が「作業を代行するだけ」なのか、「自社にノウハウを残す形で支援する」のかは、長期の費用対効果を左右します。作業を丸ごと任せると短期的には楽ですが、委託をやめた途端に売上が戻ってしまうこともあります。
社内に運用ノウハウを蓄積したい場合は、施策の意図を共有してくれるか、レポートで学べる内容があるか、将来的な内製化を見据えた研修や引き継ぎに対応するかを確認しておきたい点です。逆に社内に手が足りず実務ごと任せたい場合は、作業範囲の広さと対応の速さが選定のポイントになります。
月商が大きい店舗でも、戦略から実務まで任せられる会社の中に社内への落とし込み(内製化支援)を併せて提供するところがあり、規模が大きいからといって伴走型の支援を諦める必要はありません。
担当者の体制・専任担当制・相性
楽天コンサルの成果は、実際に担当する人の力量に大きく左右されます。契約前に、専任担当がつくのか複数店舗を掛け持ちするのか、担当者の楽天運営の経験年数・実績、連絡手段と対応頻度を確認しておきたい点です。
打ち合わせの場で、自社の商材や課題を踏まえた具体的な提案が出てくるかは、相性と実力を測る判断材料になります。会社の看板よりも、担当者個人の経験が成果に直結します。
契約期間・解約条件・RMS権限
契約の条件も事前に確認しておきます。最低契約期間が長すぎると、成果が出なくても解約できずに費用だけがかさみます。解約の予告期間や中途解約の可否、成果が出ない場合の見直し条件を把握しておきます。
あわせて、運用を任せる際にはRMS(店舗管理システム)の操作権限をどこまで渡すかを決めます。必要以上に広い権限を渡すと、退任時のリスクや情報管理の面で問題が生じるため、業務に必要な範囲に絞って付与するのが安全です。
成果の出ない委託・悪質な業者を避けるチェック
残念ながら、費用に見合う成果が出ない委託や、避けたい業者も存在します。次のような兆候がある場合は慎重に判断する必要があります。
- 売上保証や短期間での急成長を断定的に約束する(楽天市場の成果は施策と市場環境に左右され、確約できるものではありません)
- 楽天固有の施策について質問しても、一般的なEC論に終始して具体策が出てこない
- レビューの不正操作や、楽天の規約に反する手法を提案する
- レポートや打ち合わせがなく、施策の内容や成果が見えないまま費用だけが発生する
契約前の提案段階で、具体性・透明性・楽天規約への理解があるかを見ておくと、こうした委託を避けやすくなります。
【タイプ別】楽天コンサルの選び方|3つのタイプと向いている企業
楽天コンサルは、任せたい支援範囲と抱える課題によって、大きく3つのタイプに分かれます。自社がどのタイプを必要としているかを把握すると、候補を効率よく絞り込めます。

内製化・伴走型(助言を受けつつ社内にノウハウを残したい)
戦略や施策の助言を受けながら、実行は社内で進めることで、運用ノウハウを自社に蓄積していくタイプです。作業の代行を主な収益源とせず、店舗が自走できる状態を目指す会社がこれにあたります。将来的に外部依存を減らしたい事業者や、社内に担当者はいるが楽天の知見が不足している店舗に向いています。
戦略・実行一体型(戦略から実務まで幅広く任せたい)
戦略設計から広告運用・ページ制作・イベント対応・受注管理まで、運営全体を幅広く任せられるタイプです。社内に専任の担当者やノウハウがなく、運営そのものを委託したい事業者や、売上を本格的に伸ばす段階の店舗に向いています。支援範囲が広いぶん費用も高くなりやすいため、費用対効果の見立てが重要です。
広告・スポット改善型(特定の施策に絞って改善したい)
RPP広告などの広告運用や、ページ改善といった特定の領域に絞って支援を受けるタイプです。運営の大枠は社内で回せているが、広告の採算改善やイベント対策など一部を専門家に任せたい事業者に向いています。領域を絞るぶん費用を抑えやすく、まず一点の課題を解決したい場合の入り口にもなります。
ここまでの選び方を踏まえても、自社がどのタイプに当てはまるかの判断が難しいこともあります。そのような場合でも、自社の状況に合わせて最適なタイプと候補を最短で見つけられるよう、「30秒で終わる選定診断ツール」を以下にご用意しています。ぜひこちらもご活用ください。
楽天コンサル選定診断ツール
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楽天コンサル・運営代行の比較表
ここからは、自社の課題や任せたい範囲に合わせて比較・選定できるよう、楽天の運営を支援する主要な会社を3つのタイプ別に分類してご紹介します。料金体系・費用感・支援範囲・楽天固有の対応(広告・イベント・楽天SEO)を一覧で確認できます。
掲載している料金は2026年11月時点の各社公式情報にもとづく目安です。最新・確定額は各社の見積もりでご確認ください。
内製化・伴走型の比較表
| サービス名 | ALL WEB CONSULTING | ベイクロスマーケティング | ロルエージェント | JERICHO TOKYO | コマースデザイン | Finner |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 料金体系 | 月額固定 | 月額固定 | 要問い合わせ | 月額固定+成果報酬 | 月額固定 | 月額固定 |
| 料金の目安 | 月額20万円〜(広告運用は広告費の20%) | 月額10万円〜(初期費用0円) | 運営代行は要問い合わせ(研修22万円/人、お試し1DAYコンサル2〜7万円) | 月額10万円〜(初期費用0円) | 月額10万円〜(税込11万円〜、初期費用無料) | 月額15万円〜(初期費用0円) |
| 主な支援範囲 | コンサル・運営代行・広告運用 | コンサル・運営代行・広告運用 | コンサル・運営代行・研修 | コンサル・運営代行・広告運用 | コンサル(助言中心) | コンサル・運営代行・広告運用 |
| 楽天固有の対応 | ●元楽天ECC在籍 | ●楽天RMS掲載企業 | ●楽天市場特化 | △楽天・Yahoo!共通記載 | △助言中心 | △モール横断記載 |
| 内製化支援 | ● | ● | ◎研修・育成が主軸 | × | ◎内製化が方針の中核 | △新規出店時のオプション |
| 詳細情報 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
戦略・実行一体型の比較表
| サービス名 | コマースメディア | いつも | Navy Consulting | LINK | ec vision | しるし | ジャグー | YUGETA ECコンサルティング | トゥルーコンサルティング | サヴァリ | FORCE-R | PureFlat | Proteinum | サイバーレコード | アートトレーディング | Venture Ocean |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 料金体系 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 月額固定+成果報酬 | 月額固定+成果報酬 | 月額固定 | 月額固定/成果報酬(選択可) | 月額固定(成果報酬も相談可) | 月額固定(契約者が金額設定) | 月額固定 | 月額固定 | 要問い合わせ | 月額固定 | 月額固定 | 月額固定(制作中心プラン) | 要問い合わせ(自社サイトは成果報酬型と記載) | 要問い合わせ |
| 料金の目安 | 要問い合わせ(初期費用・月額とも非公開) | 要問い合わせ(委託範囲に応じた個別見積もり) | 月額10万円〜(運営代行15万円〜) | 月額15万円〜(広告運用のみは広告費の20%) | 月額20万〜30万円(ハンズオン支援は30万〜50万円) | 要問い合わせ(個別見積もり) | 月額30万円〜(運営代行50万円〜) | 月額10万円〜(平均約30万円) | 月額15万円〜(初期費用0円) | 月額15万円〜(フルサポートは50万円〜) | 要問い合わせ(支援内容・規模に応じて個別設計) | 月額10万円〜(初期費用6万円、税別) | 月額20万円〜(運用代行30万円〜) | 月額15万円〜(制作中心プラン、税抜) | 要問い合わせ(楽天向けの料金は非公開) | 要問い合わせ |
| 主な支援範囲 | コンサル・運営代行・広告運用 | コンサル・運営代行・広告運用 | コンサル・運営代行・広告運用 | コンサル・運営代行・広告運用 | コンサル・運営代行 | コンサル・運営代行・広告運用 | コンサル・運営代行・広告運用 | コンサル・運営代行・広告運用 | コンサル・運営代行・広告運用 | コンサル・運営代行・広告運用 | 運営代行・広告運用 | コンサル・運営代行・広告運用 | コンサル・運営代行・広告運用 | 運営代行・制作中心 | 運営代行・制作・物流/CS | コンサル・運営代行・LP制作 |
| 楽天固有の対応 | ●代表が楽天出身 | ● | ●楽天グループと提携 | ●元楽天ECC在籍 | ● | ● | ●代表が楽天ECC出身 | ●楽天が主戦場 | ●元楽天ECC在籍 | ● | ●楽天特化 | ●楽天出身者中心 | △モール横断対応 | △制作プラン中心 | △楽天専用ページなし | △事例ベース |
| 内製化支援 | × | × | × | × | △社内落とし込み支援 | × | × | × | × | × | × | × | ● | × | △自社EC向けメニュー | ● |
| 詳細情報 | サービス詳細を見る | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
広告・スポット改善型の比較表
楽天コンサル・運営代行各社の紹介
先ほどの3タイプごとに、楽天の運営を支援する各社を紹介します。支援範囲や料金体系、楽天での実績はそれぞれ異なるため、自社の課題に合う会社を見つける参考にしてください。
内製化・伴走型の会社
助言を受けながら社内にノウハウを残したい店舗に向く会社です。
1. JERICHO TOKYO(ジェリコトーキョー)

EC事業会社で楽天市場とYahoo!ショッピングの店舗運営責任者を務めた担当者が2021年に立ち上げた、両モール向けの運営代行・コンサルティングです。楽天市場のみ、Yahoo!のみの依頼にも対応します。
販売戦略の設計から商品ページ制作・商品撮影、広告運用までを担い、毎月の打ち合わせで施策結果の報告と翌月の改善提案を行う伴走型の支援が中心です。
料金は1店舗の運営代行が月額10万円、2店舗が月額15万円で、初期費用はかかりません。基本料金に月商連動のインセンティブが加わる仕組みで、率や条件は問い合わせで確認できます。契約前には、広告データを解析して改善策を示す無料の店舗診断(毎月3社限定・Zoom30分)を利用できます。
2. コマースデザイン(コマースデザイン株式会社)

「作業代行を収益源としない」方針を公式に掲げ、楽天市場店を中心に売上・利益・生産性の改善を助言と伴走で支援するECコンサルティングです。2008年設立で、Amazonや自社ECも対象とします。
定例のZoom会議とチャットで相談を受け、議事録や会議の録画、運用に使うテンプレートや教材動画を提供します。実作業は店舗側のスタッフが担う前提のため、支援を通じて社内にノウハウが残りやすい設計です。
料金は初期費用が無料で、月額10万円(税込11万円)からです。最低契約期間は3か月で、以降は1か月単位で継続できます。やり取りが途絶えた月も月額制のため料金が発生する点は、公式に案内されています。
3. ALL WEB CONSULTING(株式会社ALL WEB CONSULTING)

楽天市場からAmazon・Yahoo!ショッピング・自社ECまで横断して支援するEC運営支援会社で、楽天向けには「楽天コンサルティング」を専門メニューとして設けています。
楽天SEO・RPP広告・イベント設計から内製化支援までを一気通貫で対応すると掲げ、RMSの流入データをもとにした商品名のキーワード設計や、ディレクトリID・タグIDの最適化など楽天固有の施策に踏み込みます。料金ページには、元楽天ECC在籍のコンサルタントが担当する旨が記載されています。
料金は楽天コンサルティングが月額20万円から、Web広告の運用は広告予算の20%が目安です。いずれも内容や規模に応じた見積もりとなるため、確定額は問い合わせで確認できます。SEO対策は記事制作1本からの依頼にも対応します。
4. Finner(Finner株式会社)

楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・Qoo10の各モールと自社ECの運営を支援する会社で、2024年に中小企業基盤整備機構の「EC活用支援パートナー」に認定されています。
商品ページ制作や広告運用、メルマガ・LINE運用、検索・ランキング対策などをプランに応じて担います。新規出店サポートでは、出店時の作業を1か月程度かけて社内に移す内製化支援をオプションで用意し、自社にノウハウを蓄積したい店舗にも対応します。
ECモール運営サポートの料金は月額15万円からで、上位プランは35万〜50万円です。初期費用はかからず、広告費に応じた成果報酬も取らない固定報酬制としています。
5. ベイクロスマーケティング(ベイクロスマーケティング株式会社)

2007年設立のEC運営代行会社で、楽天市場の運営代行には専用ページを設け、楽天公式の「RMSサービススクエア」掲載企業と記載しています。1店舗をディレクター・デザイナー・セールスの専任5名が社内で担当する体制です。
分析・戦略から広告運用、ページ制作、受注処理までを代行しつつ、独自の分析ツール「LOGBOOK」や月次の戦略ミーティングで運用状況を可視化します。運営代行メニューには内製化支援も挙げており、薬機法・景表法のチェック体制も備えます。
料金は初期費用0円・月額10万円からです。出店1年未満などを対象とするスタートアップ特別プランでは、契約開始から6か月間は月額5万円から利用できます。バナー制作やSEO対策といった単品での依頼にも対応します。
6. ロルエージェント(株式会社ロルエージェント)

楽天市場に特化し、運営代行や商品ページ制作に加えて、担当者を育てる研修・eラーニングを軸に据えた支援会社です。楽天ECCとの交渉やRMSの操作まで、楽天固有の実務に沿って支援します。
オンラインのeラーニング研修は全21講座・合計11時間20分で、受講期間は6か月、料金は1人あたり22万円(税込)です。代表が店舗を訪問して1日で課題整理と実行計画づくりを行う「お試し1DAYコンサルティング」は、店舗の売上規模に応じて2〜7万円で利用できます。
運営代行や制作の料金は非公開のため、問い合わせで確認できます。研修を通じて担当者が自分で店舗を運営できる状態を目指す方針で、社内に運用ノウハウを残したい店舗が入り口として使いやすい構成です。
戦略・実行一体型の会社
戦略から実務まで幅広く任せたい店舗に向く会社です。該当する会社が多いため、料金体系(固定か成果報酬か)・楽天特化度・実績の規模といった、自社が特に重視する軸から絞り込むと選びやすくなります。
7. コマースメディア(コマースメディア株式会社)

楽天市場に加え、Amazon・Yahoo!ショッピング・ZOZOTOWNなどのモールと自社EC(Shopify)まで横断して運営を支援する会社です。代表の井澤孝宏氏は、新卒で楽天に入社してECモール運営のノウハウを培った経歴を公式に掲げています。
楽天市場向けには、商品ページ・LP(ランディングページ)の制作、RPP広告運用代行、大型イベント広告、特集ページ制作、競合分析、注文管理・カスタマーサポート・レビュー対応までを提供します。初期費用・月額とも料金は公開されておらず、相談内容に応じた個別見積もりとなっています。
8. いつも(株式会社いつも)

EC・D2C(メーカー直販)支援を本業とする東証グロース上場企業(証券コード7694)です。楽天市場向けには専用の支援ページと広告運用ページを設け、戦略立案からページ制作、在庫・顧客対応までを社内で一貫して引き受ける体制を敷いています。
楽天固有の施策では、RPP広告・クーポンアドバンス広告・TDA広告の運用代行と楽天SEO(検索対策)に対応します。河淳のKEYUKA楽天市場店で月商が3年で約3倍になるなど、楽天市場での数値付きの導入事例を複数公開しています。
料金は委託する範囲に応じた個別見積もりで、公式サイトに料金表の掲載はありません。
9. Proteinum(株式会社Proteinum)

代表の米沢洋平氏が楽天グループ出身で、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・Qoo10・TikTok Shopなど複数モールを横断して支援するECコンサルティング会社です。戦略構築・集客と販売・データ分析・制作と運用代行の4領域を一体で提供します。
料金はコンサルティングが月額20万円〜、制作・運用を含むコンサルティング運用代行が1アカウントあたり月額30万円〜です。最低契約期間は広告運用代行が2か月、運営代行が3か月からとされ、将来的な内製化支援や他社からの乗り換え相談にも対応すると明記しています。
10. Navy Consulting(株式会社ネイビーグループ)

楽天・Amazon・Yahoo!ショッピングなど複数モールを横断して一括委託できる総合型のEC支援会社です。代表の岡田駿之氏は楽天に約8年在籍し、楽天市場出店企業を累計約1,500社担当した経歴を掲げ、2021年9月には楽天グループと広告領域で業務提携を結んだ実績も公開しています。
コンサルティング・運営代行・広告運用・制作までをワンストップで提供し、料金はコンサルティングが月額10万円〜、運営代行が月額15万円〜で、成果報酬を組み合わせる形が中心です。公式サイト内で成果報酬率や広告運用手数料の表記にばらつきがあるため、最新の条件は見積もりで確認する必要があります。
11. LINK(LINK株式会社)

Amazon・楽天市場・D2Cを扱うECコンサルティング会社で、楽天チームには元楽天ECCと元Amazon Japanのコンサルタントが在籍すると記載しています。楽天支援は、月1回の定例でKPIと施策を決め、チャットで随時相談できる進め方です。
料金を公開している点が特徴で、コンサルティングが月額15万円〜、運用を任せる「運用丸投げ」が月額25万円〜、広告運用のみは広告費の20%(最低月額20万円保証)です。契約終了時には広告アカウントや運用履歴を顧客の資産として引き継げる状態で返却すると明記しています。
12. ec vision(ec vision株式会社)

広告費や手数料、販促費を差し引いた「利益」を軸に施策を設計する点を掲げる、楽天市場の売上・利益改善コンサルティングです。自社開発ツール「利益Navi」で、施策の成果を利益ベースで検証します。
利益の可視化から赤字広告の止血、利益の出る商品への投資へと3段階で進めます。料金は月次コンサルティングが月額20万〜30万円、実行支援を加えたハンズオン支援が月額30万〜50万円です。累計320店舗以上を支援し、2025年のショップ・オブ・ザ・イヤー受賞8店舗をサポートしたと公表しています。
13. サイバーレコード(株式会社サイバーレコード)

2008年設立で、2010年にAmazon・Yahoo!ショッピングに先行して楽天運営代行を本格的に始めた会社です。従業員263名を抱え、2021年に株式会社CYホールディングスの子会社となりました。
楽天市場公式の店舗運営支援ディレクトリ「RMS Service Square」に、審査を経た掲載企業として参加しています。ここで公開しているのは商品ページ制作・商品登録・バナー作成などに対応する制作中心のプラン(月額15万円〜、税抜)で、広告運用やコンサルまで含むフルスコープの料金は公開されておらず、問い合わせが必要です。
14. しるし(しるし株式会社)

目標設定から戦略立案、実行までを運用マネージャーが伴走して支援するEC運用代行です。Amazonでの実績が中心ですが、楽天市場向けにも専用の案内ページを設け、TENTIALや犬猫生活株式会社などの運用実績を公開しています。
楽天市場では、楽天SEO対策・広告運用・ページ改善・レビュー管理に加え、特許を取得した検知システムを使った不正転売対策を業務に含みます。料金は楽天向けには定額を示さず、売上規模や課題に応じた個別見積もりで、完全成果報酬での運用も選べると記載しています。
15. ジャグー(ジャグー株式会社)

代表の米原広兼氏が楽天に新卒入社しECコンサルタント(ECC)を務めた経歴を持ち、出店から制作・運用・広告・受注対応・物流・分析までを一気通貫で引き受ける会社です。楽天市場向けの専用サービスページを設けています。
楽天固有の広告ではRPP広告・クーポンアドバンス広告・TDA広告などに対応し、RMS連携や楽天SEOも業務範囲に含みます。料金はモール別に公開され、楽天市場はコンサルティングが月額30万円〜、店舗運営代行が月額50万円〜で、広告運用代行は月額5万円〜または広告費の15%〜です。
ユーライクジャパン(Ulike)の楽天市場店でマーケットシェアが約7倍に拡大するなど、数値付きの導入事例を公開しています。
16. YUGETA ECコンサルティング(株式会社YUGETA ECコンサルティング)

楽天市場を主戦場に、コンサルティング・運営代行・広告運用・商品ページ制作・出店代行を提供する会社で、コンサルタントの多くが楽天市場の店舗運営経験を持つと訴求しています。
料金は、契約者が月額を自由に設定し、その金額に応じて支援量を調整する方式が特徴です(公式の参考価格帯は月額10万〜300万円、平均約30万円)。初期費用・解約金がなく、契約期間は1か月単位の自動更新で、2週間5万円(税別)のお試しコンサルティングも用意しています。
17. トゥルーコンサルティング(トゥルーコンサルティング株式会社)

EC・通販に特化した経営コンサルティング会社で、所属コンサルタントに元楽天ECCや元楽天SOY(ショップ・オブ・ザ・イヤー)店長が在籍すると記載しています。中小メーカー・中小企業向けに、月商の10%以下を目安とした価格帯を掲げています。
楽天市場運営代行は初期費用0円・月額15万円〜で、RPPなどの広告費に追加のマークアップを乗せない運用を掲げます。楽天市場運営代行ページには30日間の全額返金保証の記載もありますが、適用条件の詳細は示されておらず、契約前の確認が必要です。
18. サヴァリ(サヴァリ株式会社)

アドバイス中心から実務の全代行まで、関与度の異なる3つのプランを選べるEC運営代行です。商品登録・商品管理などのバックエンド業務を起点に、制作・広告・コンサルへ広げる構成を取ります。
楽天市場向けには商品ページ制作、楽天内の広告運用(RPP含む)・楽天SEO、月次の分析シート提出に対応します。料金はアドバイス中心のコンサルティングプランが月額15万円〜、実務代行を含むフルサポートプランが月額50万円〜で、契約は年間単位です。契約前には無償の「戦略会議」を実施します。
19. FORCE-R(FORCE-R株式会社)

楽天市場運営代行の専用ページを設け、表示回数・クリック率・購入率・客単価・リピート率・セール戦略の6つの領域を軸に支援する会社です。楽天市場に特化した専属スタッフが運用を担うと訴求しています。
RPP広告や店舗アプリ施策、お買い物マラソン・スーパーSALEへの対応、楽天SEO、RMS運用、商品登録・バナー更新までを業務に挙げています。料金は初期費用・月額とも公開されておらず、支援内容や規模に応じた個別設計で、広告運用のみからの依頼にも対応します。
20. アートトレーディング(アートトレーディング株式会社)

1996年設立で、Shopifyを使ったサイト制作から運営代行、自社倉庫(埼玉県所沢市)でのフルフィルメント、カスタマーサポートまでを一貫して担う会社です。制作だけで終わらない一気通貫の体制を掲げています。
楽天市場については、幸南食糧株式会社の楽天運営代行で前年比200%の売上成長を実現したなどの支援実績を公開しています。楽天専用の料金ページはなく、自社メディアでは成果報酬型・完全売上歩合制と紹介していますが、料率や成果の定義は公開されていないため、問い合わせでの確認が必要です。
21. PureFlat(株式会社ピュアフラット)

元楽天市場メンバーを中心としたコンサルタントによる、楽天市場向けのコンサルティング・運用代行です。戦略立案と、商品ページ制作・バナー・広告運用などの実務を同じチームで提供します。
料金は初期費用60,000円(税別)、月額100,000円(税別)〜で、取り扱い商品や成果目標に応じて見積もる方式です。公式サイトに掲載された「売上アップ率平均372%」などの数値は楽天に限った実績ではなく、同社の全モール共通の実績として示されている点に注意が必要です。
22. Venture Ocean(株式会社Venture Ocean)

D2Cブランドの立ち上げコンサルティングと、Amazon・楽天市場の運用代行を手がける会社です。元事業会社のマーケターが、損益や投入リソースを踏まえた施策提案を行うと訴求しています。
健康食品や美容サプリのD2Cに実績があり、美容サプリブランドの楽天運用代行で月商10倍、スキンケアD2Cの楽天運用代行でランキング1位といった事例を数値付きで公開しています(算出根拠の詳細は非公開)。料金は要問い合わせで、初回無料相談は毎月5社限定です。
広告・スポット改善型の会社
広告運用や特定の施策に絞って改善を任せたい店舗に向く会社です。
23. コンサルロケッツ(コンサルロケッツ株式会社)

コンサルロケッツ株式会社(兵庫県神戸市、2017年設立)が運営する、楽天市場・Yahoo!ショッピング・AmazonなどのEC運営代行サービスです。楽天市場については、楽天が運営するパートナー掲載サービス「RMS Service Square」に「ほぼ丸投げプラン」が掲載されています。
運用を幅広く任せる「ほぼ丸投げプラン」は初期費用10万円・月額33万円〜(税別、6ヶ月ごとの更新)です。一方、RPP広告の運用だけに絞った「広告運用プラン」は初期費用0円・月額3万円〜(3ヶ月ごとの更新)で、広告の採算改善から小さく始められます。クリック単価の調整や売れ筋商品への予算配分、キーワードの調査・登録を代行します。
商品登録やセール特集ページの制作、楽天SEO対策まで対応しますが、受注処理・問い合わせ対応・発送は対象外です。神戸と横浜に拠点があり、関西近郊であれば訪問での打ち合わせにも応じています。
24. PIC(株式会社PIC)

株式会社PIC(東京都渋谷区)は、楽天市場向けに「楽天運営代行&コンサルティングプラン」と「楽天RPP広告運用代行プラン」の2つを提供しています。通販・EC事業のコンサルティングと運営代行を手がけ、Amazonや自社ECなど複数モールにも対応します。
広告運用に絞って依頼する場合、RPP広告運用代行の費用は広告費に応じた段階制です。月の広告費が10万円までなら5万円、20〜60万円なら10万円、60万円以上なら15万円が運用代行費の目安で、初期費用は0円です。運営代行とコンサルティングを合わせた標準プランは月額10万円〜で、契約は6ヶ月ごとの更新です。
楽天の検索アルゴリズムに沿ったSEO対策、商品ごとのキーワード選定による広告運用、売れるページ構成のディレクションを支援範囲に挙げています。まず1ヶ月単位で試せる15万円〜(期間限定5万円)のお試しプランも用意されています。
25. トゥエルブ(株式会社トゥエルブ)

社内に楽天の担当者がいなくても運用を任せられる体制を掲げるのが、株式会社トゥエルブ(東京都新宿区)の楽天市場運用代行です。SNS集客とモールEC支援を主軸とし、TikTokやInstagramから楽天への導線設計を組み合わせる支援を得意としています。
料金は決まった基本料金を設けず、支援範囲やショップ規模に応じて月額固定・成果報酬・スポットの3形態から選ぶ方式で、公式では1社あたり平均約30万円と記載しています。最低契約期間がなく翌月から変更・解約できるため、イベント前だけ・数ヶ月だけといった短期での利用にも対応します。
RPP広告は入札・予算・キーワードを週次で見直してROAS(広告の費用対効果)を改善し、楽天スーパーSALEに向けたクーポン設計や在庫調整、商品ページ改善、月次レポートまで扱います。連絡はChatworkで、月次レポートと定期ミーティングを通じて進捗を共有します。
26. S-CORE(株式会社S-CORE)

楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazon・WEBマーケティングの4領域を手がける株式会社S-CORE(福岡県福岡市、2025年設立)の、楽天市場コンサルティング・広告運用支援です。企画立案から作業実行まで一気通貫で対応すると説明しています。
楽天の広告運用では、RPP広告・クーポンアドバンス広告・TDA(ターゲティングディスプレイ広告)の運用に対応し、楽天スーパーセールなどのイベント時には広告戦略や予算配分まで踏み込むとしています。楽天SEOやレビュー獲得施策、競合分析も支援メニューに挙げています。
料金は役務範囲に応じた個別設定で、具体的な金額は問い合わせ・面談後の見積もりとなります。店舗ごとに専任担当者が付き、定期ミーティングとレポートで運用を進める体制で、契約から最短2週間でのサービス開始を掲げています。
楽天コンサルに依頼する流れ
楽天コンサルへの依頼は、相見積もりから始めるのが基本です。おおまかな流れは次のように進みます。
まず、自社の売上・課題・任せたい範囲・予算を整理します。現状の月商・広告費・社内の運用体制をまとめておくと、各社への相談がスムーズです。次に、支援範囲や料金体系の異なる会社を数社ピックアップし、問い合わせや無料相談を申し込みます。
その際、楽天特化度・内製化支援・担当者の体制・契約条件といった観点を各社に同じ質問として投げかけると、提案内容と見積もりを同じ基準で比べられます。依頼先を決めたら、契約時に支援範囲・料金の分母・契約期間・解約条件・RMS権限の範囲を書面で確認します。
契約後は、定例の打ち合わせやレポートで施策の進捗と成果を確認しながら、必要に応じて支援範囲を見直していきます。
まとめ
楽天コンサルは、楽天市場での売上づくりを外部の専門家に支援してもらう有力な選択肢です。ただし会社によって支援範囲も料金体系も異なるため、自社が「助言を受けて自走したいのか」「実務ごと任せたいのか」「特定の施策だけ改善したいのか」を整理したうえで、タイプに合った依頼先を選ぶことが成果への近道になります。
選定にあたっては、楽天特化度を具体的な実務で見極め、成果報酬の分母や契約条件まで含めて費用対効果を見立てることが欠かせません。無料の楽天公式ECCも活用しながら、自社の月商フェーズに合った支援を選んでください。まずは気になる会社の資料を取り寄せ、相見積もりで比較することから始めてください。
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よくある質問(FAQ)
Q. 楽天コンサルとは何ですか?
A. 楽天コンサルとは、楽天市場での売上拡大を目的に、戦略立案から楽天SEO・広告運用・イベント設計・ページ改善までを助言・支援する外部の専門サービスです。実作業そのものを引き受ける「楽天運営代行」や、楽天の出店プランに無料で付く公式の「ECC(ECコンサルタント)」とは支援の重心が異なり、どこまでを自社で担い、どこからを外部に任せるかで使い分けます。
Q. 楽天コンサルの費用相場はいくらですか?
A. 楽天コンサルの費用相場は料金体系によって異なり、月額固定型で月10万〜50万円程度、成果報酬型で売上や増加分の5〜20%程度、広告運用を任せる場合は広告費の20%前後が目安です。多くの会社が「要お問い合わせ」で金額を明示しないため、見積もりでは報酬の分母・算定期間・最低契約期間・広告費が別途かどうかをセットで確認し、同じ土俵で総額を比べることが欠かせません。
Q. 無料の楽天ECCがあれば、楽天コンサルに費用を払う必要はありませんか?
A. 無料の楽天ECCで足りるかは店舗の状況によりますが、社内に専任担当やノウハウがなく施策の実行まで手伝ってほしい場合や、広告・ページ改善など特定領域を深く任せたい場合は、費用を払って楽天コンサルに委託する価値があります。
ECCは一人で多数の店舗を担当するため個別の手厚い伴走や実行作業までは期待しにくく、まずは無料のECCを活用しつつ、足りない部分を外部の楽天コンサルで補うのが現実的な使い分けです。
Q. 楽天コンサルは成果報酬型と月額固定型のどちらを選ぶべきですか?
A. 楽天コンサルの料金体系は、費用を固定して予算を読みたい場合や継続的な伴走を受けたい場合は月額固定型、初期の固定負担を抑えて売上の伸びに連動させたい場合は成果報酬型が向きます。ただし成果報酬型は「何に対する何%か」という分母(店舗売上全体か/前年からの増加分か/広告経由売上か/粗利か)で支払額が大きく変わるため、契約前に分母と算定期間を必ず確認してください。
Q. 楽天コンサルは月商が小さい小規模店舗でも依頼できますか?
A. 楽天コンサルは小規模店舗でも依頼できますが、月商100万円程度までの出店初期は、高額なフル代行よりも、スポット診断・広告運用のみの支援や、助言を受けて自走する内製化支援のほうが費用に見合いやすいです。この段階は商品ページの作り込み・楽天SEO・レビュー獲得といった基礎固めが優先になるため、領域を絞った月数万〜10万円程度の支援から始める選び方も有効です。
Q. 楽天コンサルに依頼してから成果が出るまでどのくらいかかりますか?
A. 楽天コンサルの成果が出るまでの期間は施策や商材によりますが、ページ改善や楽天SEO、イベント対策が売上に反映されるには数か月単位の時間がかかるのが一般的で、多くの契約期間が6か月〜1年に設定されるのもこのためです。
短期の数値だけで判断せず、施策から効果判定までにどのくらいの期間を見込むかを契約前に確認しておくと、認識のずれを防げます。「短期間で急成長を確約する」といった断定的な説明は、むしろ慎重に判断すべき兆候です。
Q. 楽天コンサルの成果は何を指標に確認すればよいですか?
A. 楽天コンサルの成果は売上高だけでなく、支払う費用を上回る粗利(限界利益)が増えているか、広告の費用対効果(ROASやTACOS)が改善しているかで確認するのが適切です。売上が伸びても広告費や手数料で利益が残らなければ費用対効果は得られないため、契約時にどの指標をKPIに置くかを依頼先とすり合わせ、月次のレポートで利益ベースの変化を追える体制にしておきます。
Q. 楽天コンサルの最低契約期間はどのくらいで、途中で解約できますか?
A. 楽天コンサルの最低契約期間は会社によって異なり、3か月〜1年程度を設ける例が多く、解約の予告期間や中途解約の可否も契約ごとに違います。期間が長すぎると成果が出なくても解約できず費用だけがかさむため、契約前に最低契約期間・解約予告のルール・成果が出ない場合の見直し条件を書面で確認しておくことが大切です。
Q. 会社ではなく個人の楽天コンサルタントに依頼しても大丈夫ですか?
A. 個人の楽天コンサルタントへの依頼も選択肢になりますが、成果は担当する人の経験と力量に左右されるため、会社か個人かよりも「楽天の実務経験と実績があるか」「継続して支援できる体制か」で判断するのが重要です。
個人は費用を抑えやすく小回りが利く一方、担当者が対応できなくなったときの代替が利きにくい面があります。会社に依頼する場合も、実際に担当する人の楽天運営の経験年数や実績を確認すると、会社の看板に頼らず実力を見極められます。
Q. 楽天コンサルにAmazonや自社ECもまとめて相談できますか?
A. 楽天コンサルの多くは、Amazon・Yahoo!ショッピング・自社ECなど複数モールを横断して支援でき、楽天以外もまとめて相談できます。ただし会社ごとに得意なモールや楽天固有施策への踏み込みの深さは異なります。
楽天を主軸に伸ばしたいなら楽天特化度を、複数モールを一括で任せたいなら各モールの対応実績を確認しておくことが大切です。ネットショップ全般の運営代行を幅広く比較したい場合は、関連記事も参考になります。
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マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト
松嶋真倫
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