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決済サービスの費用を解説|初期費用・月額・決済手数料の相場と内訳

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オンライン決済システム・代行サービス比較表(2026年版)のプレビュー

主要36サービスの料金・機能を無料で一覧比較

オンライン決済システム・代行サービス比較表(2026年版)

ECサイトや実店舗にクレジットカードやQRコード決済などを導入するとき、多くの事業者が利用するのが決済サービス(決済代行や店頭キャッシュレスのしくみ)です。複数の決済手段をまとめて導入できて便利な一方、「結局いくらかかるのか」が分かりにくく、予算を立てづらいと感じる担当者は少なくありません。

決済サービスの費用は、初期費用・月額費用・決済手数料だけでなく、取引のたびにかかるトランザクション費用や入金時の振込手数料など複数の項目で構成されます。費用の種類と相場、料金体系の違いを押さえておかないと、決済手数料の安さだけで選んで後から割高になったり、自社の取引規模に合わないプランを選んでしまったりしかねません。

本記事では、決済サービスにかかる費用の全種類と相場に加えて、決済手段別の手数料・料金体系の違い・総コストの考え方を整理します。EC(ネット)と店頭、BtoB取引で費用構造がどう違うかや、費用の観点で選べる決済サービスもあわせて紹介します。

自社の取引規模に見合うサービスを見極める判断材料として、まずは「何に・いくらかかるのか」から確認していきましょう。

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決済サービスの費用は何に・いくらかかる?費用の全6種類と相場一覧

決済サービスの費用は、おおきく「導入時にかかる費用」「毎月かかる固定費」「取引のたびにかかる変動費」の3つに分けられます。具体的には、初期費用・月額費用・決済手数料・トランザクション費用・振込手数料・取り消し手数料の6項目で構成されるのが一般的です。まずは各項目が何にかかる費用で、相場がどのくらいかを一覧で整理します。

決済サービスの費用6種類を発生タイミングで3グループに整理した図。導入時に一度かかる費用は初期費用。毎月かかる固定費は月額費用。取引・入金のたびにかかる変動費は決済手数料・トランザクション費用・振込手数料・取り消し手数料で、なかでも決済手数料が総コストに最も影響しやすい。
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費用項目初期費用月額費用決済手数料トランザクション費用振込手数料取り消し手数料
かかるタイミング導入時に一度毎月(固定)取引ごと(変動)取引ごと(変動)入金ごと取消・返金ごと
内容アカウント発行・審査・システム連携などの初期手続きにかかる費用システムの利用環境を維持する固定費。取引件数に関わらず発生する決済金額に対して一定率でかかる費用。決済手段ごとに料率が異なる1件の決済処理ごとにかかる定額費用。少額決済が多いと負担になりやすい売上代金を事業者の口座へ振り込む際にかかる手数料決済の取り消しや返金処理にかかる費用
相場の目安無料〜数十万円無料〜数万円決済金額の2〜10%程度(クレジットカードは一般に3〜5%)1件あたり数円〜数十円(無料のサービスもあり)無料〜数百円1件あたり5円程度(無料のサービスもあり)

※相場は各社が公開している料金をもとにした目安です(2026年10月時点)。実際の費用は各サービスの料金ページでご確認ください。

まず押さえる3つの費用(初期費用・月額費用・決済手数料)

導入を検討するとき、最初に把握したいのが初期費用・月額費用・決済手数料の3つです。初期費用と月額費用はどちらも無料のサービスがある一方、独自の決済システムを構築する場合や高機能なプランでは、初期費用が数万円〜数十万円かかることもあります。サービスごとの初期費用・月額費用の実額は、記事後半の費用スペック比較表で横並びに確認できます。

このうち、総コストに最も影響しやすいのが決済手数料です。決済金額に対して一定率でかかり、売上が伸びるほど積み上がります。クレジットカードの場合は一般に3〜5%が目安で、固定費を抑えた料金プランでは料率がやや高めに、固定費のあるプランでは料率が低めに設定される傾向があります。固定費の安さだけで選ばず、自社の売上規模で手数料まで含めた総額を試算しておくことが欠かせません。

見落としがちな費用(トランザクション費用・振込手数料・取り消し手数料)

決済手数料に注目しがちですが、取引や入金のたびに少額ずつかかる費用も、件数が多いと無視できません。トランザクション費用は1件の決済処理ごとにかかる定額費用で、1件あたり数円〜数十円が目安です。平均単価が低く決済件数が多いビジネスほど、料率よりこの定額費用が効いてきます。

振込手数料は売上を自社の口座へ入金する際にかかり、無料のサービスもあれば1回あたり数百円かかるものもあります。取り消し手数料は返金・キャンセル時に1件5円程度かかるのが一般的です。これらは1件あたりは小さくても、入金サイクルを短くしたり取引件数が増えたりすると積み上がるため、決済手数料と合わせて確認しておきましょう。

出典・参考資料(3件)

決済手段別の手数料相場と主要サービスの実料率を比較

決済手数料は、クレジットカード・QRコード決済・電子マネー・コンビニ決済・口座振替など、決済手段によって料率や課金の形が変わります。利用者がどの決済手段を使うかによって負担が変わるため、まずは決済手段ごとの相場を押さえましょう。

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決済手段クレジットカードQRコード・スマホ決済電子マネーコンビニ決済口座振替
手数料の相場決済金額の3〜10%程度(一般に3〜5%)決済金額の2〜4%台(店頭では1〜3%のケースもあり)決済金額の2〜4%程度1件あたり100〜600円程度、または決済金額の数%1件あたり数十円〜数百円程度
補足利用者の多い手段。料率は業種・取扱高・平均単価で変わり、高リスク業種や少額・高頻度の取引では上限寄りになることもあるPayPay・楽天ペイ・d払いなど。ブランドや契約形態で料率が異なる交通系IC・iD・QUICPayなど定額制と料率制がある。少額決済では定額の負担感が大きい継続課金・定期請求で使われる。1件あたりの定額が中心

※相場は各社が公開している料金をもとにした目安です(2026年10月時点)。実際の料率は各サービスの料金ページでご確認ください。

相場の幅だけでは、自社が実際にいくら払うのかまではつかめません。そこで、費用体系を公開している主要な決済サービスについて、決済手段別の実際の料率を横並びで比較したのが以下の表です。相場と見比べながら、自社の客層が使う決済手段で料率を確認してください。

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サービス名Square(スクエア)STORES 決済StripePayPal(ペイパル)KOMOJU(コモジュ)fincode byGMOゼウス(ZEUS)アルファノート
提供会社Square株式会社STORES 株式会社ストライプジャパン株式会社PayPal Pte. Ltd.株式会社KOMOJUGMOイプシロン株式会社株式会社ゼウスアルファノート株式会社
取引形態対面中心対面オンラインオンラインオンラインオンライン両対応両対応
クレジットカード対面3.25%〜(条件付2.5%)1.98%〜(Visa/MC・スタンダード)3.6%3.60%+40円/件3.25%3.6%〜3.5%3.24%〜(条件付2.48%)
QRコード3.25%3.24%PayPay 3.98%〜非対応3.5%〜(PayPay等)PayPay 3.6%〜要お問い合わせ要お問い合わせ
電子マネー3.25%3.24%非対応非対応非対応非対応要お問い合わせ要お問い合わせ
補足対面決済の料率。オンライン決済は3.6%対面決済の料率。フリープランのVisa/MCは2.48%オンライン決済の料率。対面(Terminal)は3.24%オンライン決済。国内QR・電子マネーの取り扱いなしオンライン決済。コンビニ2.75%・銀行振込1.4%も対応オンライン決済。コンビニ・口座振替も3.6%オンラインは別途売上処理料30円/件。QR・電子マネーは端末決済で対応(料率は要問い合わせ)クレカ率のみ公開。QR(PayPay)・コンビニ等は要お問い合わせ
詳細情報サービス詳細を見るサービス詳細を見る公式サイトサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見る
各社の実料率の出典(8件)

ECと店頭、BtoB取引で費用構造はどう違うか(自社のケース別の費用項目)

同じ「決済サービスの費用」でも、ネット販売か、実店舗での対面決済か、企業間の掛け取引かによって、乗ってくる費用項目は変わります。自社がどのケースにあたるかで、注意すべきコストを押さえておきましょう。

EC(ネット決済)の費用構造

ECサイトやWebサービスでオンライン決済を導入する場合は、初期費用・月額費用・決済手数料に加えて、1件ごとのトランザクション費用がかかるのが特徴です。クレジットカード・コンビニ決済・口座振替など複数の決済手段をまとめて導入でき、カート連携や継続課金といったシステム面の費用が中心になります。少額・多頻度の決済が多いサービスほど、料率よりもトランザクション費用の積み上がりに注意が必要です。

ECでの導入では決済代行サービスを利用するのが一般的で、費用の内訳や手数料の相場は決済代行に絞って見ると、より具体的につかめます。EC(ネット)の決済代行にかかる費用だけを詳しく確認したい場合は、以下の記事で費用項目ごとの相場と主要サービスの料金を整理しています。

店頭キャッシュレスの費用構造

実店舗で対面決済を行う場合は、オンラインの費用項目に加えて決済端末(カードリーダー)の費用が別途かかります。端末は数千円〜数万円程度で、無料貸与や実質無料のキャンペーンを設けるサービスもあります。据え置き型の端末や通信工事が必要な場合は、さらに費用が上乗せされることがあります。初期費用・月額費用を0円としつつ端末代は別、という料金設計も多いため、本体価格まで含めて比べるとよいでしょう。

BtoB取引特有の費用(掛売り・請求代行・口座振替・コンビニ収納)

企業間取引では、クレジットカード決済だけでなく、掛け払い(後払い)・請求代行・口座振替・コンビニ収納といった手段が使われ、費用の形も変わります。口座振替やコンビニ収納は料率ではなく1件あたりの定額が中心で、口座振替は1件数十円〜数百円、コンビニ収納は1件100〜600円程度が目安です。

掛け払いや請求代行を利用する場合は、与信・請求書発行・入金消込・未回収リスクの保証までを含めたサービス料がかかります。料金は月額と請求件数に応じた従量課金を組み合わせた見積もり制が多く、決済手数料のように一律の料率では示されないことが一般的です。継続課金や請求業務を効率化したい事業者は、決済手数料だけでなく、こうした請求・集金まわりの費用まで含めて見積もりを取ると実態に近づきます。

請求・集金まで視野に入れて選ぶとなると、手数料や決済種別を並べるだけでは判断しきれない場面が出てきます。自社の請求・回収フローの棚卸しの進め方や、単発請求か継続請求かで変わる決済手段の選び方、導入後に請求データの手入力や入金確認の別管理が残ってしまう失敗の防ぎ方は、以下の資料で整理されています。

決済サービスの料金体系2パターンと、自社の規模だとどちらが得か

決済サービスの料金は、固定費のかけ方によって大きく2つの体系に分かれます。どちらが得かは、自社の売上規模や決済件数によって変わります。それぞれの特徴を押さえ、自社の数字を当てはめて考えてみましょう。

決済手数料のみ型と、初期・月額込み型の違い

決済手数料のみ型は、初期費用・月額費用が0円で、決済手数料だけがかかる体系です。固定費がないため、売上がまだ安定しない時期でも負担を抑えて始められます。そのぶん決済手数料はやや高めに設定される傾向があり、クレジットカードを一律3%台とするサービスが代表的です。

一方の初期・月額込み型は、初期費用や月額固定費がかかるかわりに、決済手数料の料率が低めに抑えられる体系です。取引件数が多く、売上規模が大きい事業者ほど、固定費を払っても料率の差で総額が下がりやすくなります。取扱高を伝えて個別に見積もりを取ると、公開料率より低い条件が出ることもあります。

規模別の年間総額の考え方(試算)

どちらの体系が得かは、固定費と手数料率のどちらが効くかで決まります。考え方をつかむために、平均決済単価を5,000円とし、次の2つの体系を比べた試算例を見てみましょう。前提を変えれば結果も変わるため、ここは自社の数字に置き換えて考えるための目安です。

  • 体系A(初期・月額込み型):月額固定費5,000円+決済手数料3.0%
  • 体系B(決済手数料のみ型):月額固定費0円+決済手数料3.6%

月間の決済件数が50件(月商25万円)なら、体系Aは月12,500円、体系Bは月9,000円で、固定費のない体系Bのほうが安くなります。これが月1,000件(月商500万円)になると、体系Aは月155,000円、体系Bは月180,000円で、料率の低い体系Aが逆転して有利です。この前提では、月商およそ83万円が損益の分かれ目になります。

このように、売上が小さいうちは固定費のない体系、売上が育ってきたら固定費を払って料率を下げる体系、という乗り換えどきがあります。自社の見込みの月商・決済件数を上の式に当てはめれば、どのあたりで損得が逆転するかの目安をつかめます。

決済サービスの費用を抑える・比較するときのポイント

ここからは、費用で損をしないために押さえておきたい比較・コスト削減のポイントを整理します。決済手数料の数字だけで決めず、総額と自社の取引実態から見ていくのがコツです。

決済手数料だけでなく総額で比べる

決済手数料の料率が低くても、初期費用・月額費用・トランザクション費用まで含めると総額では高くつくことがあります。見込みの月商・決済件数を料率に当てはめて、固定費と変動費を合算した年間総額で比べましょう。料率だけを横並びにした比較では、少額・多頻度の決済で効くトランザクション費用を見落としがちです。

複数社から同じ条件で見積もりを取る

公開料率が「要お問い合わせ」のサービスも、取扱高・業種・平均単価を伝えれば個別に条件が出ます。とくに取扱高が一定規模を超えると、料率の個別調整に応じてもらえる場合があります。候補を2〜4社に絞り、同じ取引条件で見積もりを取り寄せて総額で比べると、公開料率より低い条件を引き出せることがあります。

入金サイクルと振込手数料を確認する

入金サイクルは資金繰りに直結します。入金の回数を増やすほど振込手数料が積み上がるため、資金繰りと手数料のバランスで選びましょう。提携銀行を入金先に指定すると振込手数料が無料になるサービスや、月1回などの標準設定で無料になるサービスもあるため、契約前に条件を確認しておくと安心です。

不正対策などオプション費用との付き合い方

不正対策などのセキュリティ機能はオプション費用がかかる場合がありますが、チャージバック(不正利用による売上の取り消し)による損失を防ぐ役割があります。取扱高が大きいほど、費用対効果を見て導入を検討する価値があります。導入時は、必要な対策とオプション費用のバランスを見て選ぶとよいでしょう。

ここまでの費用の見方をふまえ、費用体系が分かりやすく、取引の形態に合わせて選びやすい決済サービスを紹介します。先ほどの表が決済手段別の料率を並べたものだったのに対し、以下は初期費用・月額費用まで含めた費用スペックの一覧です。

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サービス名Paysys(ペイシス)サブスクペイKOMOJU(コモジュ)Square(スクエア)PayPal(ペイパル)fincode byGMOゼウス(ZEUS)アルファノート
提供会社株式会社ペイメントフォー株式会社ROBOT PAYMENT株式会社KOMOJUSquare株式会社PayPal Pte. Ltd.GMOイプシロン株式会社株式会社ゼウスアルファノート株式会社
料金体系タイプ手数料のみ型(BtoB)/見積型(BtoC)見積型手数料のみ型手数料のみ型手数料のみ型手数料のみ型初期・月額+手数料型見積型
初期費用0円(BtoB限定プラン)要お問い合わせ0円0円0円0円0円要お問い合わせ
月額費用要お問い合わせ要お問い合わせ0円0円0円0円3,000円(クレカBtoCプラン)要お問い合わせ
決済手数料(クレジットカード)1.99%(BtoB限定プラン)2.5%〜+7円/件3.25%対面3.25%〜(条件付2.5%)3.60%+40円/件3.6%〜3.5%+売上処理料30円/件3.24%〜(条件付2.48%)
詳細情報公式資料を見る公式資料を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見るサービス詳細を見る
料金の出典(2件)

費用の面で候補を絞り込んだら、次は対応する決済手段や機能、導入のしやすさまで含めて全体を見比べたくなります。以下の記事では、実店舗・EC・サブスクといった取引形態別に主要なオンライン決済システムを選び方とあわせて比較しているので、費用以外の観点で候補を絞り込む際の判断材料になります。

以下では、費用体系を公開していて、取引の形態に合わせて選びやすいサービスを個別に紹介します。オンラインの都度決済から、継続課金・請求代行といったBtoB取引まで、自社の取引に近いものを中心に確認してください。

Paysys(ペイシス)/株式会社ペイメントフォー

Paysys(ペイシス)のウェブサイト

Paysysは、システム開発をせずにURL型・フォーム型で導入できるオンライン決済サービスです。請求URLを発行して管理画面からそのまま送付し、入金の突き合わせまで一元管理できるため、請求書の発行・郵送に手間をかけている企業の業務負担を軽くできます。

費用面では、企業間取引向けのプランで初期費用0円・クレジットカード決済手数料1.99%としている点が特徴です。BtoC事業者向けは売上規模に応じた個別見積もりとなります。審査を完了してからサービスを開始する方針を取っており、取引の安定性を重視する事業者に向いています。資料で料金や対象事業者の詳細を確認できます。

決済サービスの乗り換えによる費用削減がどの程度の規模になり得るかについて、同社はインタビューで次のように述べています。

仙名氏
株式会社ペイメントフォー ペイメントソリューション部WEB決済グループマネージャー
仙名氏
独自インタビューより

コスト圧縮の面では、他社からPaysysに決済サービスを切り替えていただいた大手企業様で、年間600万円以上の手数料削減を達成したケースがあります。

サブスクペイ/株式会社ROBOT PAYMENT

サブスクペイのウェブサイト

継続課金(サブスクリプション)や定期請求の自動化に特化した決済サービスが、サブスクペイです。クレジットカード決済だけでなく口座振替にも対応し、再請求メールの配信まで含めて集金業務を効率化できます。会員ビジネスや定額サービスを運営する事業者に向いています。

料金は、クレジットカード決済手数料2.5%〜に加えて、取引ごとのトランザクション費用7円/件・口座振替手数料85円/件〜まで公開している点が特徴です。初期費用・月額費用は利用するプランに応じた個別見積もりです。取引件数が多く、1件あたりのコストまで見積もりたい事業者は、資料で費用の内訳を確認するとよいでしょう。

出典・参考資料(1件)

Square(スクエア)/Square株式会社

Square(スクエア)のウェブサイト

Square(スクエア)は、Square株式会社が提供する、実店舗の対面決済とオンライン決済を1つのアカウントでまかなえる決済サービスです。カードリーダーをスマートフォンやタブレットにつなぐだけで店頭のキャッシュレスに対応でき、ECサイトやオンライン請求にも同じ仕組みで広げられます。小規模店舗から多店舗まで、固定費をかけずにキャッシュレスを導入したい事業者に向いています。

コスト面では、初期費用・月額費用が0円で、対面のクレジットカード決済手数料は3.25%〜(所定の条件を満たすと2.5%)です。店頭で使うカードリーダー「Square リーダー」は4,980円(税込)からと、端末費用も抑えやすい水準です。固定費をかけずに店頭とネットの両方で小さく始めたい場合に、候補にしやすいサービスです。

出典・参考資料(1件)

KOMOJU(コモジュ)/株式会社KOMOJU

KOMOJU(コモジュ)のウェブサイト

KOMOJUは、ECサイト向けにクレジットカード・コンビニ決済・銀行振込・QRコードなど65種類以上の決済手段をまとめて導入できるオンライン決済サービスです。個人や小規模のネットショップでも導入しやすく、スモールスタートしたいネットショップや越境ECを運営する事業者に向いています。

費用は、初期費用・月額費用が0円で、クレジットカード決済手数料は一律3.25%と公開しています。コンビニ決済は2.75%、銀行振込は1.4%と、決済手段ごとの料率も明示されているため、どの決済手段をいくらで導入できるか事前に把握しやすいサービスです。固定費なしで費用が読みやすい決済を探している事業者に適しています。

出典・参考資料(1件)

まとめ

決済サービスの費用は、初期費用・月額費用・決済手数料・トランザクション費用・振込手数料・取り消し手数料の6項目で構成されます。なかでも総コストに最も影響するのは決済手数料で、クレジットカードは一般に3〜5%が目安です。決済手数料はクレカ・QR・電子マネーなど決済手段によっても変わるため、自社の客層が使う手段で確認しましょう。

料金体系は「決済手数料のみ型」と「初期・月額込み型」に分かれ、どちらが得かは売上規模によって変わります。見込みの月商・決済件数を計算式に当てはめて総コストを概算し、固定費と手数料率のバランスで選ぶのが近道です。公開料率が「要お問い合わせ」のサービスも、取扱高を伝えれば個別に条件が出ます。候補を2〜4社に絞り、同じ取引条件で見積もりを取り寄せて総額で比べてください。

決済サービスの費用に関するよくある質問(FAQ)

Q. 決済サービスの決済手数料とは何ですか?相場はどのくらいですか?

A. 決済サービスの決済手数料とは、クレジットカードやQRコードなどで決済するたびに、決済金額に対して一定率でかかる費用です。相場は決済手段によって異なり、クレジットカードは一般に3〜5%、QRコード・電子マネーは2〜4%程度が目安です。初期費用・月額費用と違って売上に連動して積み上がるため、総コストに最も影響しやすい費用で、料率の差が売上規模が大きいほど効いてきます。

Q. 決済サービスの決済手数料は、お客さま(利用者)に上乗せ・転嫁できますか?

A. 決済サービスのクレジットカード決済手数料は、お客さまに上乗せ(転嫁)することが原則できません。法律が直接禁じているわけではありませんが、カード会社の加盟店規約で「現金で取引を行う顧客と異なる代金の請求」が原則禁止されており、違反すると加盟店契約の解除などのリスクがあります。

実際に、GMOあおぞらネット銀行をはじめ複数社の加盟店規約で同趣旨の禁止が定められています。決済手数料は販売価格や事業コストのなかで吸収する前提で費用計画を立てるのが基本です。

この取り扱いはクレジットカードに限ったものです。コンビニ収納のように手数料を購入者負担として設計できる決済手段もあるため、上乗せの可否は決済手段ごとに確認してください。

出典・参考資料(1件)

Q. 決済サービスの決済手数料は経費に計上できますか?勘定科目は何ですか?

A. 決済サービスの決済手数料は、事業に必要な支出として経費に計上でき、一般に「支払手数料」の勘定科目で処理されることが多い費用です。ただし勘定科目の扱いは会計方針や事業形態によって幅があり、法令で一義に定まるものではありません。具体的な仕訳や自社での処理方法は、顧問税理士に確認することをおすすめします。

Q. 決済サービスの決済手数料は消費税の課税対象ですか?

A. 加盟店(事業者)が支払う決済サービスの決済手数料は、消費税の非課税取引として扱われるのが一般的です。これは、加盟店がカード会社に売上代金の債権(金銭債権)を譲渡し、その手数料が金銭債権の譲受けの対価にあたるためで、消費税法施行令や国税庁の質疑応答事例で非課税と整理されています。

一方、初期費用・月額費用・システム利用料などは課税対象となるのが通例で、費用の種類によって課税・非課税が分かれます。消費者が支払う分割払い手数料などとは根拠が異なるため、混同しないようにし、個別の取引は税務署や税理士に確認してください。

出典・参考資料(1件)

Q. 個人事業主や小規模な店舗でも決済サービスを導入できますか?

A. 個人事業主や小規模な店舗でも、決済サービスは問題なく導入できます。初期費用・月額費用が0円で、決済手数料だけで始められる「決済手数料のみ型」のサービスが多く、個人事業主向けのプランを用意している決済事業者も少なくありません。売上がまだ安定しない立ち上げ期は固定費のない体系から始め、取引が増えてきたら料率の低い体系へ切り替える、という進め方が無理なく導入しやすいでしょう。

Q. 決済サービスの費用(決済手数料)は交渉で下げられますか?

A. 決済サービスの費用は、契約内容によっては交渉やボリュームディスカウントの余地があります。とくに初期費用・月額費用がかかる体系では、取扱高・業種・平均単価を伝えることで、公開料率より低い条件が提示されることがあります。

一方、初期・月額0円で決済手数料のみの体系は料率が一律で、個別の値下げ交渉は難しいのが一般的です。交渉の余地を重視する場合は、固定費のかかる体系も候補に入れて見積もりを取ると、下げ幅を引き出しやすくなります。

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監修者

マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト

松嶋真倫

都市銀行にて金融実務を経験後、暗号資産関連スタートアップの創業期に参画し、市場分析・業界調査に従事。2018年にマネックスグループ入社。以降、ビットコインをはじめとするデジタルアセットからマクロ経済環境まで、金融市場を横断した調査・分析および情報発信を担う。FinTech・次世代金融領域のリサーチ統括、各種レポートや書籍の執筆、日本経済新聞など国内主要メディアへのコメント・寄稿、イベント登壇などを行う。2021年3月より現職。
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監修の範囲は記事の一般的な解説部分であり、比較表および各製品・サービスの紹介内容は監修の対象外です。

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