来店客から「PayPayは使えますか」と聞かれる機会が増え、そろそろQRコード決済を導入しようと考えている店舗は少なくありません。経済産業省の調査では、2024年のコード決済はキャッシュレス決済全体の9.6%(13.5兆円)まで伸び、店舗側の対応が当たり前になりつつあります。
一方で、いざ導入しようとすると「どうやって入れるのか」「結局いくらかかるのか」が分かりにくく、最初の一歩で迷ってしまうケースも多いはずです。QRコード決済には、各社と個別に契約する方法と、複数をまとめて導入する方法があり、費用や手間が変わってきます。
本記事では、QRコード決済を店舗に導入する3つの手段と、PayPay・楽天ペイ・au PAY・d払いなど主要各社の決済手数料・初期費用・入金サイクルの実額、申込から運用開始までの手順を整理します。自店に合った導入方法を選べるよう、選び方のポイントまで解説します。
出典・参考資料(1件)
- 出典:2024年のキャッシュレス決済比率を算出しました|経済産業省(https://www.meti.go.jp/press/2024/03/20250331005/20250331005.html)
目次
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QRコード決済を導入する3つの手段
ここからは、店舗がQRコード決済を受け付けられるようにするための3つの手段を解説します。どの方法を選ぶかで、入れられるブランドの数・費用・手間が変わります。
QRコード決済の導入方法は、大きく①各QR事業者と直接契約する、②決済代行会社でまとめて導入する、③決済端末・POSレジ経由で導入する、の3つに分かれます。PayPayだけなど特定の1社を使いたい場合は、そのサービス会社に直接申し込みます。複数のQRコード決済を一括で導入したい場合は、決済代行会社や決済端末を使うと、1回の申込みで複数ブランドをまとめて導入できます。
決済代行会社を使うと、各社の決済手数料より割高になるケースがある一方で、複数の決済手段をまとめて導入でき、売上を1つの管理画面で確認できます。まずは3つの手段の違いを一覧で確認してみましょう。
| 導入手段 | ①各QR事業者と直接契約 | ②決済代行会社でまとめて導入 | ③決済端末・POSレジ経由 |
|---|---|---|---|
| 費用感 | 決済手数料を抑えやすい(各社に直接支払い) | 各社直接よりやや割高になるケースがある | 端末代・月額が別途かかる場合がある(端末0円プランもあり) |
| 手間 | 使いたいブランドごとに個別申込・審査が必要 | 1回の申込みで複数ブランドをまとめて導入・審査 | 端末の申込み・設定が必要。レジ連携まで一括 |
| 複数ブランドの一括導入 | 原則1社ごと(PayPay+d払いなど一部は1申込で複数可) | 可(QR+クレジット+電子マネーを一括) | 可(1台でQR+クレジット+電子マネー+タッチ) |
| 端末の要否 | 店側がQRを掲示して客が読む方式ならPOP掲示のみで可。スマホ/タブレットで運用 | 決済端末またはアプリ型。売上を一元管理できる | マルチ決済端末が必要。レシート印字まで1台で完結 |
| 向いている店舗 | 使うブランドを数社に絞れる小規模店・個人店 | 複数の決済手段をまとめて入れて管理を一本化したい店舗 | 対面会計があり、クレジットや電子マネーもまとめたい店舗 |
※費用感・手間は一般的な傾向です。実際の条件は導入方法・事業者により異なります。
②と③はどちらも複数の決済手段をまとめて導入できる手段で、端末の有無が主な違いです。対面会計のある店舗は、クレジットカードや電子マネーも1台で扱えるマルチ決済端末(③)を選ぶと、レジ周りをまとめて整えられます。
出典・参考資料(1件)
- 参考資料:QRコード決済の仕組み・手数料|アルファノート株式会社(https://www.alpha-note.co.jp/cashless/qr/fee)
QRコード決済の費用はいくらか(各社の実額と内訳)
ここからは、導入前に最も気になる費用について、各QR事業者と直接契約する場合の実額と、費用の内訳を解説します。決済代行やマルチ決済端末でまとめて導入する場合の費用は、後半の比較表であわせて確認できます。
主要QRコード決済の決済手数料・初期費用・入金サイクル
店舗が各QR事業者と直接契約する場合の費用は、以下のとおりです。決済手数料は売上のたびに差し引かれる費用で、店舗が負担します。商品やサービスに手数料を上乗せして顧客に支払わせることは、各社の規約で禁じられています。
| サービス名 | PayPay | 楽天ペイ(実店舗決済) | au PAY | d払い | メルペイ |
|---|---|---|---|---|---|
| 決済手数料 | 1.60%(マイストアライトプラン加入・税別) 1.98%(未加入・税別) | 2.95%〜(税抜) | 2.6%(税別) | 2.6% ※2023年12月1日以降の新規加盟店はキャンペーンで0円(終了日未定) | 2.6% |
| 初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
| 月額固定費 | ライトプラン1,980円(税別)/未加入は0円 | 0円(QR決済は固定費なし) | 0円(クーポン等オプションは別途) | 0円 | 0円 |
| 入金サイクル | 月1回(月末締め・最短翌日入金/早期振込は別途有料) | 初期は月1回。楽天銀行指定で365日最短翌日自動入金 | 月1回/月2回/早期振込から選択 | 初期は月1回(月2回に変更可) | 初期は月1回(月2回に変更可) |
| 入金・振込手数料 | 無料(早期振込は有料) | 楽天銀行指定で無料(他行は振込手数料あり) | 全銀行0円 | 入金額1万円以上で無料 | 入金額1万円以上で無料 |
※2026年10月7日時点の各社公式情報による。料率・条件は改定される場合があります。
決済手数料は、PayPayがライトプラン加入時に1.60%(税別)と抑えられている一方、楽天ペイ・au PAY・d払い・メルペイは2.6〜2.95%台が中心です。また、d払いとメルペイは1回の申込みで両方を導入でき、d払いは新規加盟店向けのキャンペーンで決済手数料が0円になる条件も用意されています。
訪日客向けのWeChat Pay(d払い・メルペイと同じ窓口)やAlipay+などの海外QRは、決済代行やマルチ決済端末を通じてあわせて導入できます。
出典・参考資料(4件)
- 出典:PayPayの導入費用・決済システム利用料|PayPay株式会社(https://paypay.ne.jp/store/cashless/lp-03/)
- 出典:楽天ペイ(実店舗決済)料金・サービス|楽天ペイメント株式会社(https://pay.rakuten.co.jp/business/service/app-payment/)
- 出典:au PAY導入検討中の店舗さまへ|KDDI株式会社(https://biz.aupay.wallet.auone.jp/)
- 出典:d払い・メルペイ加盟店の費用|株式会社NTTドコモ(https://service.smt.docomo.ne.jp/keitai_payment/corporation/shop/cost.html)
費用の内訳(初期費用・決済手数料・入金手数料・入金サイクル)
QRコード決済で店舗が負担する費用は、主に「初期費用」「決済手数料」「入金手数料」の3つです。それぞれ何にかかる費用かを押さえておくと、各社の条件を比べやすくなります。
- 初期費用:導入時にかかる費用。主要QR各社は0円のことが多く、決済端末を使う場合は端末代が別途かかる場合があります。
- 決済手数料:売上ごとに差し引かれる費用で、料率は各社・プランで異なります。利益率の薄い商材では負担が相対的に大きくなります。
- 入金手数料(振込手数料):売上金を店舗の口座へ振り込む際の費用。指定口座の利用や月1回の入金なら無料になる事業者が多く、月2回以上や指定外の口座では発生する場合があります。
これに加えて、売上金が実際に口座へ入るまでの「入金サイクル」も確認しておきたい項目です。月1回のところもあれば、条件を満たせば最短翌日に入金される事業者もあり、資金繰りに影響します。
出典・参考資料(1件)
- 参考資料:QRコード決済の手数料|アルファノート株式会社(https://www.alpha-note.co.jp/cashless/qr/fee)
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QRコード決済導入の手順(申込〜審査〜運用開始)
ここからは、実際にQRコード決済を導入する手順を、申込から運用開始までの流れで解説します。直接契約でも決済代行経由でも、大きな流れは共通しています。

- 導入するサービス・導入方法を選ぶ:使いたいブランドと、直接契約・決済代行・決済端末のどれで入れるかを決めます。
- 加盟店を申し込み、必要書類を提出する:申込フォームから申請し、本人確認書類・店舗情報・売上金の入金口座などを提出します。必要書類は事業者により異なるため、申込時に確認します。
- 加盟店審査を受ける:事業者側で加盟店審査が行われます。審査期間は事業者や申込内容で変わります。
- 決済環境を整え、運用を開始する:審査通過後、QRコードのPOP掲示や決済端末の初期設定を行い、受付を開始します。
審査にかかる日数は事業者によって幅があります。たとえばPayPayに直接申し込む場合は審査が2営業日程度で、通過後にコードキットが届きます。決済代行会社を使う場合は、審査・契約・端末設定までをまとめて代行してもらえる一方、カード会社側の審査を含むため、一般には1週間程度かかることもあります。開店日が決まっている場合は、日程に余裕を持って申し込むと安心です。
審査にかかる期間は、決済代行会社が自社の審査をどのように進めるかによっても変わります。マルチ決済端末「アルファポータブル」を提供するアルファノート株式会社は、申込から端末が届くまでの審査期間について次のように述べています。

お申し込みに必要な書類が揃っていれば、当社の社内審査と、その後のカード会社側の審査を経て端末をお届けする流れになります。本来カード会社側の審査は早くても1週間程度かかるのですが、当社はこのプロセスをスピーディーにできるスキームを持っていますので、急ぎの案件はそのスキームを活用して翌日〜翌々日にはご利用いただける状態でお届けしています。
出典・参考資料(1件)
- 参考資料:QRコード決済の導入の流れ|アルファノート株式会社(https://www.alpha-note.co.jp/cashless/qr)
QRコード決済とは・2つの読み取り方式
ここでは、QRコード決済の基本的な仕組みと、店舗での2つの読み取り方式の違いを押さえておきます。方式によって必要な機器やセキュリティ上の注意が変わります。
QRコード決済とは、スマートフォンに表示したQRコードやバーコードを使って支払うキャッシュレス決済です。店舗での読み取り方式には、以下の2種類があります。
お客さまが専用アプリでQRコードを表示し事業者さまが読み込む「ストアスキャン方式」と、事業者さまがQRコードを表示してお客さまが読み込む「ユーザースキャン方式」の2種類に分かれます。
出典:QRコード決済の導入方法まとめ|SBペイメントサービス株式会社

ユーザースキャン方式(店舗提示型)は、店舗がレジ横などにQRコードのPOPを掲示し、客が自分のスマートフォンで読み取って支払います。読み取り用の端末が不要で、POPを置くだけで始められるのが特徴です。
ストアスキャン方式(消費者提示型)は、客がアプリに表示したコードを、店舗側の端末やスマートフォンで読み取ります。読み取る機器を店舗で用意する必要がありますが、会計が速く、レジ連携もしやすい方式です。
QRコード決済導入のメリットと注意点
ここからは、QRコード決済を導入する価値と、導入後につまずきやすい注意点を、判断材料として対で見ていきます。
QRコード決済を導入するメリット
店舗がQRコード決済を導入する主なメリットは、次のとおりです。
- 機会損失を防げる:「QRコードで払いたい」という客を取りこぼさず、キャッシュレス派の来店につながります。
- 会計がスムーズになる:現金のやり取りが減り、レジ締めや釣り銭の準備といった現金管理の手間が軽くなります。
- インバウンド需要に対応できる:WeChat PayやAlipay+などに対応すれば、海外からの観光客の支払いも受けられます。
- 売上データを活用できる:決済が記録として残り、管理画面で売上の推移を確認できます。
導入前に押さえる注意点・デメリット
一方で、導入後に気をつけたい点もあります。
- 決済手数料がかかる:売上ごとに2〜3%程度の手数料が差し引かれます。利益率の薄い商材では影響が大きくなります。
- 入金までにタイムラグがある:売上金がすぐに現金化されるわけではなく、入金サイクルによっては手元資金が一時的に減ります。
- 安定した通信環境が必要:決済には通信が必要で、電波が不安定だと会計が止まる場合があります。
- 静的QRコードの差し替えに注意:POP掲示型(ユーザースキャン方式)では、掲示したQRコードの上に偽造コードを貼り、代金を別口座へ送らせる手口が報告されています。掲示コードを定期的に確認し、支払い後に客のスマートフォンの決済完了画面を確認するといった対策が有効です。
出典・参考資料(1件)
- 参考資料:QRコード決済のセキュリティ上の注意|アルファノート株式会社(https://www.alpha-note.co.jp/cashless/qr)
自店に合うQRコード決済の選び方
ここからは、数ある選択肢の中から自店に合うQRコード決済を選ぶための判断軸と、店舗規模・業態ごとの考え方を解説します。
何を基準に選べばよいか
QRコード決済を選ぶときは、決済手数料だけでなく、次の観点を合わせて見ると自店に合うものを絞り込めます。
- 決済手数料と入金手数料:売上の規模が大きいほど、わずかな料率差が利益に効きます。入金手数料の有無も合わせて確認します。
- 入金サイクル:資金繰りを重視するなら、最短翌日入金など入金の早い事業者が向きます。
- 利用者数・客層との相性:自店の客層がよく使うブランドを押さえると、導入効果が出やすくなります。インバウンド客が多いなら海外のQR決済への対応も確認します。
- クレジットカード・電子マネーもまとめて導入できるか:QRだけでなくカードやタッチ決済も必要なら、1台・1申込でまとめられる手段を選ぶと運用が楽になります。
店舗規模・業態別の考え方
選ぶ軸は同じでも、重視すべき点は店舗の規模や業態で変わります。
個人店・小規模店では、使うブランドを数社に絞り、初期費用のかからない直接契約で始めるのも一案です。まずはよく使われるブランドを入れ、必要に応じて増やしていくと、固定費を抑えながら運用できます。
中規模のチェーンや多店舗展開では、QR・クレジット・電子マネーをまとめて扱える決済代行やマルチ決済端末が向きます。各店舗の売上を1つの管理画面で把握でき、ブランドごとの契約・入金管理の手間を減らせます。飲食や小売など対面会計が中心の業態では、レシート印字やレジ連携まで1台で完結する端末が使いやすいでしょう。
複数のコード決済をまとめて導入する手段
ここからは、複数のQRコード決済を1回の申込みでまとめて導入したい店舗に向けて、QR・クレジット・電子マネーを1台で扱えるマルチ決済端末を紹介します。
マルチ決済端末は、複数のQRコード決済に加えてクレジットカード・電子マネー・タッチ決済を1台で受け付けられる端末です。ブランドごとに個別契約する手間がなく、1回の申込みでまとめて導入でき、売上も一元管理できます。
店舗に端末を置きたくない場合は、スマホやタブレットのアプリで複数ブランドをまとめて導入できる決済代行サービスもあります。対面会計が中心の店舗では、レシート印字やレジ連携まで1台で完結するマルチ決済端末が使いやすいため、ここでは代表的なマルチ決済端末を取り上げます。以下は、その比較です。
| サービス名 | アルファポータブル | Square(スクエア) | Airペイ | stera pack(ステラパック) | 楽天ペイ(実店舗決済) |
|---|---|---|---|---|---|
| 端末形態 | 持ち運び型マルチ決済端末 (レシートプリンター内蔵) | カードリーダー型+オールインワン型 (リーダー/ターミナル/スタンド/ハンディ/レジスターなど) | カードリーダー型 (iPad/iPhone+専用リーダー。据置型なし) | 据置オールインワン型 (stera terminal。ダブルスクリーン・プリンター内蔵) | 一体型端末/カードリーダー/アプリ決済(端末不要)の3形態 |
| 初期費用 | 0円〜(業種・プランによる) | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
| 端末費用 | 業種により0円プランあり (通常74,800円) | 0円〜(スマホでタッチ決済) リーダー4,980円/ターミナル39,980円ほか(税込) | 0円〜(条件付き0円スタートプログラム) 通常27,720円(税込) | 端末レンタル込み・購入不要 (月額利用料 1年目0円/2年目以降3,300円・税込) | 0円(アプリ決済は端末不要) ターミナル・カードリーダーは購入制 |
| 決済手数料(クレジット) | 3.24%〜 (導入応援プログラム適用で2.48%) | 対面3.25%〜 (SMBプログラム適用で2.5%) | 3.24% (ディスカウントプログラムで2.48%) | Visa/Mastercard 1.98%〜(スモールビジネスプラン) 2.70%(スタンダード) | 2.95%〜(税抜) |
| 決済手数料(QR) | 3.5%〜(ブランド・業種により変動) | 3.25% | 2.95%(COIN+は0.99%) | 3.24% | 2.95%〜(税抜) |
| 対応決済ブランド | 70種類以上 (クレジット・電子マネー・QR・タッチ決済。PayPay・楽天ペイ・d払い・au PAY・メルペイ・WeChat Pay・Alipay+など) | 全43種以上 (クレジット7ブランド・電子マネー〔iD/QUICPay/交通系IC〕・QR7種〔PayPay・d払い・楽天ペイ・au PAY・メルペイ・WeChat Pay・Alipay+〕) | 92種(2026年9月時点) (クレジット7ブランド・タッチ決済・交通系IC・主要QR10種・各種ポイント) | 30種類以上 (クレジット6ブランド・電子マネー・QR〔Alipay・WeChat Pay・楽天ペイ・d払い・au PAYなど〕) | QR(楽天ペイ・PayPay・au PAY・d払い・Smart Codeなど)・クレジット6ブランド(タッチ決済)・電子マネー(楽天Edy・交通系IC・nanaco・WAONなど) |
| 入金サイクル | 月1回〜月8回から選択 | 三井住友・みずほは翌営業日 他行は週1回(水曜締め・金曜振込)。振込手数料無料 | 月6回(みずほ/三菱UFJ/三井住友) 月3回(その他)。振込手数料0円(ゆうちょ除く) | 毎日〜月2回締めの4パターンから選択 振込手数料は三井住友銀行0円/他行220円(税込) | 楽天銀行指定で365日最短翌日自動入金・振込手数料無料 他行は振込手数料別途 |
| 詳細情報 | 公式資料を見る | サービス詳細を見る | サービス詳細を見る | サービス詳細を見る | サービス詳細を見る |
※2026年10月7日時点の各社公式情報による。料金・条件は改定される場合があります。
出典・参考資料(5件)
- 参考資料:アルファポータブル|アルファノート株式会社(https://www.alpha-note.co.jp/cashless/terminal/alpha-portable)
- 参考資料:Square|Block, Inc.(https://squareup.com/jp/ja)
- 参考資料:Airペイ|株式会社リクルート(https://airregi.jp/payment/)
- 参考資料:stera pack|三井住友カード株式会社(https://www.smbc-gp.co.jp/stera/)
- 参考資料:楽天ペイ(実店舗決済)|楽天ペイメント株式会社(https://pay.rakuten.co.jp/business/)
ここで取り上げた端末以外も含め、主要なマルチ決済端末を決済手数料・初期費用・入金サイクルで横並びに比較したい場合は、以下の記事で詳しく整理しています。自店に合う1台を絞り込む際の判断材料としてご活用ください。
QR・バーコード決済端末おすすめ比較14選|手数料・初期費用・入金サイクルで選ぶ
来店したお客様から「PayPayは使えますか」と聞かれて、対応できずに会計を諦められた経験はありませんか。スマートフォンをかざすだけで支払えるQRコード決済は急速に普及し、現金やカードと並ぶ定番の決済手段になりました。導入が遅れるほど、機会…
ここでは、決済代行会社が提供するマルチ決済端末の一例として、アルファポータブルを詳しく見ていきます。
アルファポータブル(アルファノート株式会社)

アルファノート株式会社が提供する持ち運び型のマルチ決済端末です。決済代行会社として、各ブランドの審査・契約・入金をまとめて引き受けるため、店舗は1回の申込みで複数の決済手段を導入できます。PayPay・楽天ペイ・d払い・au PAY・メルペイなどの国内QRや、WeChat Pay・Alipay+といった海外QRを含め、70種類以上の決済ブランドに対応します。
Android搭載でレシートプリンターを内蔵し、クレジットカード・電子マネー・QRコードを1台で受け付けて領収書の発行まで端末で完結します。Wi-Fi・4G回線に対応しているため、客席での会計や屋外イベントでも使えます。
QRコード決済の手数料は3.5%〜で、ブランドや業種によって変わります。導入は問い合わせから書類提出・加盟店審査・端末発送を経て開始する流れで、急ぎの場合は最短即日で利用できる体制も用意されています。
出典・参考資料(1件)
- 参考資料:アルファポータブル|アルファノート株式会社(https://www.alpha-note.co.jp/cashless/terminal/alpha-portable)
まとめ
QRコード決済の導入方法は、各QR事業者との直接契約・決済代行・決済端末の3つに分かれ、使いたいブランドの数や管理の手間で選ぶのが基本です。費用は決済手数料・初期費用・入金手数料・入金サイクルの4点で比べ、各社の最新の公式情報を確認して決めると失敗がありません。
使うブランドを絞れる小規模店は直接契約から、複数の決済手段をまとめて入れたい店舗は決済代行やマルチ決済端末から検討すると、自店に合った進め方が見えてきます。まずは候補となるサービスの資料を取り寄せ、費用と条件を見比べてみましょう。
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よくある質問(FAQ)
Q. QRコード決済とは何ですか?
A. QRコード決済とは、スマートフォンに表示・掲示したQRコードやバーコードを読み取って支払うキャッシュレス決済です。店舗側は、レジ横にQRコードのPOPを掲示して客に読み取ってもらう方式か、客のアプリ画面を店舗の端末で読み取る方式のいずれかで受け付けます。PayPay・楽天ペイ・au PAY・d払い・メルペイなどが代表的なサービスです。
Q. QRコード決済の導入に専用の機器や端末は必要ですか?
A. QRコード決済は、店舗がQRコードのPOPを掲示するユーザースキャン方式なら専用端末は不要で、スマートフォンやタブレットがあれば始められます。一方、客のコードを読み取るストアスキャン方式や、クレジットカード・電子マネーも1台でまとめて扱いたい場合は、読み取り用の決済端末が必要になります。対面会計が中心の店舗は、マルチ決済端末を選ぶとレジ周りを一本化できます。
Q. QRコード決済の決済手数料はどのくらいかかりますか?
A. QRコード決済の決済手数料は、各QR事業者と直接契約する場合でおおむね1.6〜3%台が目安です。2026年10月時点では、PayPayがマイストアライトプラン加入で1.60%(税別)、楽天ペイ・au PAY・d払い・メルペイは2.6〜2.95%台が中心です。
決済代行会社やマルチ決済端末で複数ブランドをまとめて導入する場合は3.5%〜とやや高くなることがあります。料率は改定されるため、申込前に各社公式の最新条件を確認してください。
Q. QRコード決済の手数料を客に上乗せして請求できますか?
A. QRコード決済の手数料は店舗側が負担する費用で、商品やサービスに上乗せして客に支払わせることは各社の規約で禁止されています。QR決済のときだけ割高にしたり、現金払いと異なる価格を設定したりすることはできないため、決済手数料は店舗のコストとしてあらかじめ見込んでおく必要があります。
Q. 複数のQRコード決済を1回の申込みでまとめて導入できますか?
A. 複数のQRコード決済は、決済代行会社やマルチ決済端末を使えば1回の申込みでまとめて導入できます。PayPay・楽天ペイ・au PAYなどの国内QRに加え、クレジットカードや電子マネー、WeChat PayやAlipay+といった海外QRも一括で契約でき、売上を1つの管理画面で確認できます。ブランドごとに個別契約・個別審査を重ねる手間を省きたい店舗に向いています。
Q. QRコード決済の加盟店申込にはどんな書類が必要ですか?
A. QRコード決済の加盟店申込には、一般に本人確認書類・店舗情報・売上金の入金口座が必要です。必要書類は事業者や法人・個人の別によって異なり、オンラインの申込フォームだけで手続きが完結する事業者も増えています。申込時に各社の案内で最新の必要書類を確認しておくと、審査がスムーズに進みます。
Q. QRコード決済の売上はいつ入金されますか?
A. QRコード決済の入金サイクルは、事業者や設定によって月1回から最短翌日入金まで幅があります。たとえばPayPayは月末締めで最短翌日、楽天ペイは楽天銀行を指定すると365日最短翌日の自動入金、au PAYは月1回・月2回・早期振込から選べます。売上金が口座に入るまでのタイムラグは資金繰りに影響するため、入金の早さや振込手数料の条件も合わせて確認しましょう。
Q. QRコード決済は申込から何日で使えるようになりますか?
A. QRコード決済が使えるまでの期間は、導入方法によって最短2営業日程度から1週間ほどが目安です。PayPayに直接申し込む場合は審査が2営業日程度で、通過後にコードキットが届きます。決済代行会社を経由する場合はカード会社側の審査も含むため、1週間程度かかることもあります。開店日が決まっているときは、日程に余裕を持って申し込むと安心です。
Q. QRコード決済とクレジットカード決済は何が違いますか?
A. QRコード決済は、クレジットカード決済に比べて初期費用を抑えやすく、専用端末なしでも始められる点が異なります。クレジットカード決済は読み取り端末が必要になることが多い一方、QRコード決済はPOPの掲示とスマートフォンだけでも受け付けられます。どちらも客層によって必要になるため、両方を1台でまとめて扱えるマルチ決済端末を選ぶ店舗も増えています。
Q. 個人店や小規模店にはどの導入方法が向いていますか?
A. 個人店や小規模店には、使うブランドを数社に絞り、初期費用のかからない直接契約から始める方法が向いています。まずはPayPayなどよく使われるブランドを入れ、必要に応じて増やしていくと固定費を抑えられます。クレジットカードや電子マネーもまとめて扱いたい場合や、複数店舗で売上管理を一本化したい場合は、決済代行やマルチ決済端末を検討するとよいでしょう。
QRコード決済端末の料金・資料を一括チェック
MCB FinTechカタログでは、QRコード決済に対応したマルチ決済端末・決済代行サービスの最新資料を無料で一括請求できます。決済手数料・入金サイクル・対応ブランドをまとめて比べられます。
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マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト
松嶋真倫
監修の範囲は記事の一般的な解説部分であり、比較表および各製品・サービスの紹介内容は監修の対象外です。
















