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ECサイト運営代行おすすめ22選を比較|委託範囲・費用相場・会社の選び方

ECサイト運営代行 おすすめ22選を比較のサムネイル画像
ECサイト運用代行サービス比較表(2026年版)のプレビュー

主要19サービスの料金・機能を無料で一覧比較

ECサイト運用代行サービス比較表(2026年版)

受注処理や商品登録、問い合わせ対応に追われて、販促や商品開発にまで手が回らない。EC専任の担当者がいない、または採用してもEC経験者が集まらない。こうした悩みから、ECサイトの運営業務そのものを外部の会社に任せる「運営代行」を検討する事業者が増えています。

運営代行と一口にいっても、戦略設計から受注・物流まで丸ごと任せられる会社もあれば、商品登録や広告運用といった特定の業務だけを引き受ける会社もあります。費用の幅も広く、「どこまで任せられて、月いくらかかり、自社に合うのはどのタイプか」を見極めないまま問い合わせると、想定と違う提案に戸惑いがちです。

本記事では、ECサイト運営代行サービス22社を5つのタイプに分けて比較・解説します。委託できる業務範囲や料金体系別の費用相場に加え、「まるごと委託」と「部分委託」の選び分けや、委託して後悔しないための注意点まで整理しました。自社に合う委託先を絞り込むための判断材料としてご活用ください。

総合型・構築対応型・運用強化型・特定モール特化型・部分委託型のタイプ別に整理し、委託範囲・対応モール・費用で横並びに比較できる構成です。

また、自社の状況に合わせて最適なサービスを最短で見つけられるよう、「30秒でわかるEC運営代行タイプ診断」をご用意しています。ぜひこちらもご活用ください。

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ECサイト運営代行とは|任せられる範囲の全体像

ECサイト運営代行とは、ネットショップの運営に関わる業務を、事業者に代わって継続的に担う法人向けサービスです。対象は自社ECサイトだけでなく、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・Qoo10などのモールにも及びます。委託できる範囲は、出店・サイト構築から、商品登録・ページ制作、広告運用・集客、受注処理・顧客対応、物流・発送まで広がります。

自社で人を採用して運営体制を整えるのに比べ、EC運営の経験を持つチームにすぐ業務を引き継げる点が特徴です。人手が足りない、ノウハウがない、繁忙期だけ手が回らないといった状態を、採用や教育のリードタイムを挟まずに解消できます。

運用代行との違いとまるごと委託・部分委託の選び分け

「運営代行」とよく似た言葉に「運用代行」があります。一般に、運営代行は商品登録・在庫管理・受発注・顧客対応など日々の業務を幅広く支える意味で、運用代行は広告運用やページ改善など売上に直結する施策を指して使われる傾向があります。ただし会社ごとに使い分けはまちまちなので、呼び名よりも「実際にどの業務を引き受けるか」で判断するのが確実です。

委託の仕方は大きく2通りです。運営全体を任せる「まるごと委託」と、商品登録や広告運用、発送など手薄な業務だけを切り出す「部分委託」があります。EC専任がおらず運営を回しきれないならまるごと委託、特定業務だけがボトルネックなら部分委託が向きます。自社のどの業務に手が足りていないかを棚卸しすると、必要な委託範囲が見えてきます。

まるごと委託と部分委託のどちらが自社に合うかに加え、人の手による代行とシステム導入による自動化まで視野に入れて選び分けたい場合は、EC運用代行を一括・特定業務・システム型の違いから整理した次の記事が、選定軸と費用相場の全体像をつかむ手がかりになります。

運営代行に委託できる業務範囲|まるごと委託と部分委託

ここからは、運営代行に委託できる業務を領域ごとに整理します。自社のどこを任せたいかを当てはめながら読み進めてください。会社によって対応範囲は異なり、すべてに対応する総合型から、特定領域に特化した会社まで分かれます。

EC運営代行に委託できる業務範囲を5つの領域(構築・新規出店、商品登録・ページ制作、集客・販促、受注処理・顧客対応、物流・ささげ業務)で示した図解。全領域をまとめて任せるまるごと委託と、手薄な領域だけ切り出す部分委託から選べることを示す。

構築・新規出店

モールへの新規出店や、Shopify・BASEなどを使った自社ECサイトの構築・リニューアルを代行します。出店申請やストア設計、デザイン制作まで含めて任せられる会社が多く、これからECを始める事業者や、既存サイトを作り直したい事業者が対象です。構築から運用まで一貫して同じ会社に任せられると、立ち上げ後の引き継ぎがスムーズになります。

商品登録・ページ制作

商品情報の登録、商品ページやバナーの制作、特集・キャンペーンページの作成を担います。モールごとに異なる登録仕様への対応や、画像加工・原稿作成までまとめて引き受ける会社もあります。商品点数が多い、新商品の投入頻度が高い事業者ほど、この領域の負荷は大きくなりがちです。

商品登録だけを切り出して任せたい場合は、依頼先タイプ別の費用相場や選び方を整理した商品登録代行おすすめ7選で、さらに詳しく比較できます。

集客・販促(広告運用・SEO・SNS・CRM)

モール内広告やリスティング広告の運用、モール内SEO対策、SNS運用、メルマガ・LINEによるCRM施策を代行します。売上に直結する領域で、データ分析にもとづく改善提案まで含む会社もあります。広告費の使い方や費用対効果を自社だけで判断しきれないときに、専門チームの知見が生きます。

集客・販促の部分だけを任せたい場合は、代行会社とフリーランスの選び分けや費用相場をまとめたECマーケティングの委託先の選び方もあわせて参考になります。

受注処理・問い合わせ対応(CS)

注文データの処理、在庫の引き当て、配送伝票の発行、顧客からの問い合わせ・クレーム対応、返品・キャンセル処理までを引き受けます。日々発生し続ける定型業務で、対応が遅れると顧客満足度やレビュー評価に直結します。注文件数の増加に社内の人員が追いつかないときに切り出しやすい領域です。

物流・ささげ業務(撮影・採寸・原稿/入出荷)

商品の入庫・保管・ピッキング・梱包・発送といった物流(フルフィルメント)や、商品撮影・採寸・原稿作成をまとめた「ささげ業務」を代行します。自社倉庫を持つ会社なら、保管から出荷までを一括で委託できます。出荷量が増えて社内の作業スペースや人手が限界に近いときは、物流だけを切り出すのも有効です。

物流やささげ業務だけを任せたい場合は、規模・商材別の選び方や費用相場を掘り下げたEC物流代行の比較やささげ業務代行の比較で、具体的な委託先を見比べられます。

ECサイト運営代行の費用相場|料金体系別の目安

ここからは、運営代行の費用を整理します。料金は委託範囲と会社の規模で大きく開き、公開されている料金でみると月額5万〜10万円前後から始められる会社もあれば、運営をフルに任せると月額100万円規模になる会社もあります。業界共通の公的な相場データは存在しないため、以下は各社が公表している目安として、実際の費用は見積もりで確認する前提で読み進めてください。

料金体系は、大きく次の3つに分かれます。月額固定型は、委託範囲に応じて毎月定額を支払う形で、予算を管理しやすいのが特徴です。成果報酬型は、売上に対して一定割合を支払う形で、売上が小さいうちは費用を抑えやすい一方、売上が伸びると負担が増えます。複合型は、月額固定費に成果報酬を組み合わせた形です。

EC運営代行の3つの料金体系を比較した図解。月額固定型は委託範囲に応じて毎月定額を支払い予算を管理しやすい。成果報酬型は売上に対して一定割合を支払い、売上が小さいうちは抑えやすいが伸びると負担が増える。複合型は月額固定費に成果報酬を組み合わせた形。

料金体系別の目安として、EC一元管理システムを提供するネクストエンジン(NE株式会社)は、月額固定型を月数万円〜30万円程度、成果報酬型を売上の5〜10%程度と説明しています。

委託範囲でみると、公開料金では一部委託を月額10万円前後から請け負う会社もあります。本格的にフル委託する場合は、EC支援大手の株式会社いつもが示すように、一部を任せる場合で月額40万円〜、運営全体をまるごと任せる場合で月額100万円前後〜という上位レンジまで幅があります。いずれも広告費や初期費用は別途です。

出典・参考資料(2件)

中小・小規模の事業者でも、月額10万円前後から運営代行を始められる会社や、Qoo10など特定モールに特化して立ち上げ5万円前後から請け負う会社があります。各社の具体的な料金は、後述の比較表とサービス個別紹介で確認してください。

費用を抑えるポイント

費用を抑えたい場合は、委託範囲を必要な業務だけに絞るのが基本です。運営全体をまるごと任せると費用は大きくなるため、社内で回せる業務は残し、手薄な業務だけを部分委託すると総額を抑えられます。

複数社から相見積もりを取り、同じ委託範囲で料金と提案内容を比べるのも有効です。また、売上規模が小さいうちは成果報酬型、売上が安定してきたら月額固定型といったように、自社の売上フェーズに合う料金体系を選ぶと、費用対効果が高まります。

ECサイト運営代行会社のタイプと特徴

運営代行会社は、委託範囲の広さと得意領域によって、大きく5つのタイプに分けられます。自社が「どこまで任せたいか」「何を強化したいか」を基準に、当てはまるタイプから候補を絞り込んでください。

EC運営代行会社の5つのタイプを示した図解。総合型はEC専任がいない企業向け、構築対応型はこれからECを始める・刷新したい企業向け、運用強化型は売上成長を強化したい企業向け、特定モール特化型は主力モールで伸ばしたい企業向け、部分委託型は一部業務だけ切り出したい企業向け。

運営をまるごと任せられる総合型

戦略設計から商品登録・集客・顧客対応まで、幅広い工程をまとめて任せられるタイプです。EC専任の担当者がおらず、運営そのものを任せたい事業者に向きます。ただし受注処理や物流まで含むかは会社によって分かれるため、丸ごと任せたい場合は各社の対応範囲を確認しましょう。

該当する主なサービスは、いつも・サヴァリ・ジャグー・Roseau Pensant・ワンプルーフなどです。

出店・サイト構築から相談できる構築対応型

モール出店や自社EC(Shopify等)の構築・リニューアルから相談でき、立ち上げ後の運用まで続けて任せられるタイプです。これからECを始める、あるいはサイトを作り直したい事業者に向きます。該当する主なサービスは、コマースメディア・アートトレーディング・EC運営代行 by GMO・飛躍などです。

販促・売上成長に強い運用強化型

広告運用・SEO・CRM・ページ改善など、売上を伸ばす施策に重心を置くタイプです。運営の土台はできており、売上成長のための施策を強化したい事業者に向きます。該当する主なサービスは、そばに・しるし・これから・ECマーケティングなどです。

特定モール特化型(楽天・Amazon・Qoo10 等)

楽天市場・Amazon・Qoo10など、特定モールの運用ノウハウに特化したタイプです。主力モールが決まっていて、そのモールでの売上を伸ばしたい事業者に向きます。該当する主なサービスは、Limelight(Qoo10)・イーラ(楽天)・アマブースト(Amazon)です。Amazonを中心に強化したい場合は、運用強化型のそばに・しるしも候補になります。

主力モールが固まっている場合は、そのモール専門の代行会社をより多く比較した楽天運営代行の比較・Amazon運用代行の比較・Qoo10運用代行の比較もあわせてご覧ください。

手薄な業務だけ切り出せる部分委託型

商品登録・物流・受注処理・顧客対応など、特定の業務だけをスポットや月額で引き受けるタイプです。運営は自社で回せているが、一部の業務だけ負荷が大きい事業者に向きます。該当する主なサービスは、関通・スクロール360・ネクストエンジンの運営代行などです。

各タイプにどのサービスが当てはまるかは、次の診断ツールでも確認できます。自社の状況に近い選択肢を選ぶと、候補を絞り込めます。

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【比較表】ECサイト運営代行サービス比較

ここからは、紹介する22サービスを、委託範囲・対応モール・料金体系・物流対応などの軸で横並びに比較します。気になるサービスは、表の下のサービス個別紹介で詳しく確認してください。

← 横にスクロールできます →
サービス名いつもサヴァリジャグーRoseau PensantワンプルーフトゥルーコンサルティングベイクロスマーケティングSemuisコマースメディアアートトレーディングEC運営代行 by GMO飛躍そばにしるしこれからECマーケティングLimelightイーラ(楽天運営代行)アマブースト関通スクロール360ネクストエンジンの運営代行
委託範囲まるごと〜一部まるごと〜一部まるごと〜一部まるごと〜一部まるごと〜一部まるごと〜一部まるごとまるごと〜一部まるごとまるごとまるごと〜一部まるごと一部(運用・販促)一部(運用・販促)一部(制作・販促)一部(販促中心)まるごと〜一部一部(楽天運営作業)まるごと〜一部一部(物流・受注)一部(BPO選択式)一部(登録・受注・CS)
主な対応モール楽天・Amazon・Yahoo!・自社EC・TikTok Shop楽天・Amazon・Yahoo!・Shopify(越境)楽天・Amazon・Yahoo!・Qoo10・TikTok Shop・自社EC自社EC・楽天・Amazon・ZOZO・Yahoo!・Qoo10楽天・Yahoo!・Amazon・au PAY・Qoo10自社EC・楽天・Amazon・Yahoo!・越境楽天・Yahoo!・Amazon・自社EC(Qoo10・TikTok Shopも)楽天・Amazon・Qoo10・Yahoo!・自社EC楽天・Amazon・Yahoo!・ZOZO・au PAY・自社EC(Shopify)楽天・Amazon・Yahoo!・Shopify・独自カート自社EC・楽天・Amazon・Yahoo!自社EC(Shopify)・越境Amazon・楽天・TikTok ShopAmazon・楽天自社EC(Shopify中心)自社EC・各モール(販促支援)Qoo10楽天Amazon多モール(楽天・Amazon・Yahoo!ほか)多モール(楽天・Amazon・Yahoo!・Qoo10ほか)楽天・Amazon・Yahoo!・Qoo10・Shopify(10モール以上)
料金体系・月額目安要お問い合わせ月額15万〜50万円(3プラン)月額20万円〜(モール別)月額5万円〜(運用代行は10万円〜)要お問い合わせ月額18万円〜(TEMUは成果報酬5%)月額10万円〜(初期0円)月額10万円〜(初期0円)要お問い合わせ月額20万円〜要お問い合わせ(スポット33万円〜)要お問い合わせ成果報酬 売上1〜6%(最低月20万円)月額30万円〜(成果報酬も可)要お問い合わせ要お問い合わせ月額25万円〜(成果報酬型も有)要お問い合わせ成果報酬型(初期5万円・広告手数料無料)要お問い合わせ月額9万5千円〜(1SKU88〜330円の従量制も)要お問い合わせ
物流・ささげ対応●×△(物流支援・設計)●●×●△(設計・連携のみ)●●×××××××××●●×
強み・特徴上場企業が戦略〜物流まで内製で一気通貫関与度を3プランから選べるモール別に料金を明示した実行伴走型アパレルのささげ〜物流まで一気通貫楽天を課題別メニューで細かく対応中小向け価格帯で越境まで広く対応1店舗に専任チーム(楽天中心)最短2週間で運用開始・内製化支援モール運営と自社EC構築を一社で(Shopify Premier Partner)自社倉庫で受注〜出荷まで内製GMOグループのEC運営代行・スポット利用も可Shopify Plus Partner・越境とAPI開発に強いAmazon中心の成果報酬型運用Amazon運用+特許取得の不正転売対策自社EC売上アップに特化(Shopify Plus Partner)広告・SEO・CRMの販促に特化Qoo10専業・料金を公開楽天運営作業に特化・部分依頼も可Amazon専門・広告手数料無料の成果報酬上場物流会社のEC物流・受注代行70種以上のBPOを料金公開で選べる多モール一括の商品登録・受注代行
詳細情報公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイトサービス詳細を見る公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式資料を見る公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト

ECサイト運営代行サービスのタイプ別紹介

ここからは、各サービスの特徴を、先に示した5つのタイプ別に紹介します。委託範囲・対応モール・料金の考え方を手がかりに、自社の候補を具体化してください。

運営をまるごと任せられる総合型

1. いつも EC運営代行(株式会社いつも)

いつも EC運営代行の公式サイト(株式会社いつも)

EC・D2C支援を本業とする東証グロース上場の株式会社いつもが運営する運営代行サービスです。戦略立案からサイト構築・運営、デジタルマーケティング、フルフィルメントまでを内製の体制で一気通貫に引き受けます。

対応モールは楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・自社EC・TikTok Shopなどに及びます。委託範囲は、幅広い運営代行から、商品登録・メルマガ配信のみといった一部業務まで要望に応じて調整でき、まるごと委託と部分委託のどちらにも対応します。

料金は委託範囲に応じた個別見積もりで、公式サイトに料金表の掲載はありません。実績として、延べ契約件数14,000件以上(2026年5月18日時点)を公式サイトで公表しています。

2. サヴァリ EC運営代行(サヴァリ株式会社)

サヴァリ EC運営代行の公式サイト(サヴァリ株式会社)

商品登録・在庫管理といったバックエンド業務の代行を起点に、コンサルティング・広告運用・サイト制作まで広げられるEC支援会社です。楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングの三大モールを中心に、Wowma!やShopify(越境EC)にも対応します。

料金は、アドバイス中心のコンサルティングプラン(月額15万円〜)、実務の一部まで代行するプレミアムプラン(月額30万円〜)、フロント業務をほぼ全て代行するフルサポートプラン(月額50万円〜)の3段階で、契約は年間契約です。

フルサポートプランでも受注・発送業務は代行の対象外で、物流まで任せたい場合は別途確認が必要です。契約前には、ヒアリングから年間売上シミュレーションまでを行う無償の「戦略会議」を実施しています。

3. ジャグー EC運営代行(ジャグー株式会社)

ジャグー EC運営代行の公式サイト(ジャグー株式会社)

楽天市場のECコンサルタント出身の代表が2020年に設立した、実行伴走型のECコンサルティング・運営支援会社です。戦略立案から広告運用・ページ制作・店舗運営までを一貫して代行します。

対応モールは楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・Qoo10・TikTok Shopと自社ECです。2025年12月のサービス刷新で、モール別に料金体系を整理しました。Qoo10はコンサルティング月額20万円〜・店舗運営代行月額40万円〜、楽天市場はコンサルティング月額30万円〜・店舗運営代行月額50万円〜と、モールごとにプランと料金が分かれています。

広告運用代行は月額5万円〜または運用広告費の15%〜、ページ制作は1ページ10万円〜です。初回相談は無料で、月商百万円未満の規模から数億円規模まで支援実績があるとしています。

4. Roseau Pensant EC運用代行(株式会社Roseau Pensant)

Roseau Pensant EC運用代行の公式サイト(株式会社Roseau Pensant)

ファッション・アパレル領域での撮影・デザイン経験を軸に、EC・SNSオペレーションの専門チームが運用代行を担うデジタルマーケティング会社です。ZOZOTOWNを含むアパレル系モールの運用に対応します。

自社EC・楽天市場・Amazon・ZOZOTOWN・Yahoo!ショッピング・Qoo10などを対象に、戦略策定からささげ業務(撮影・採寸・原稿)、商品登録、受発注・物流、集客、カスタマーサポートまで一気通貫で引き受けます。

料金は、簡易分析と月1回のミーティングによる運用改善プランが月額5万円〜、実務を代行する運用代行プランが月額10万円〜(月16時間の稼働を想定)です。商品登録1件500円〜といったスポット対応にも応じます。

5. ワンプルーフ EC運営代行(株式会社ワンプルーフ)

ワンプルーフ EC運営代行の公式サイト(株式会社ワンプルーフ)

2008年創業で、EC運営代行・コンサルティング・サイト制作・カスタマーサポートを手がける株式会社ワンプルーフのサービスです。楽天市場向けの支援メニューを細かく分けて提供し、Yahoo!ショッピング・Amazon・au PAYマーケット・Qoo10にも対応します。

楽天市場では、広告運用・コンサルティング・セール強化・新規出店・商品ページ制作・運営代行+CSなど、課題別のプランを用意しています。コンサルティングと実務作業を一括で委託でき、ディレクターが窓口となるワンストップ体制です。元楽天市場社員やEC事業者側の店長経験者が在籍するとしています。

料金は公式サイトでは非公開で、委託範囲に応じた個別提案となります。具体的な費用や最低契約期間は問い合わせで確認してください。

6. トゥルーコンサルティング EC運営代行(トゥルーコンサルティング株式会社)

トゥルーコンサルティング EC運営代行の公式サイト(トゥルーコンサルティング株式会社)

EC・通販領域に特化した経営コンサルティング会社で、中小メーカー・中小企業向けの価格帯を掲げています。自社EC・楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・au PAYマーケットといった国内モールに加え、BtoB ECや越境EC(アメリカAmazon・東南アジア・中国・TEMU)まで対応チャネルが広いのが特徴です。

料金は、EC運用代行が初期費用0円・月額18万円〜、Amazonのコンサルティング・運用代行が月額5万円〜、Yahoo!ショッピングが月額10万円〜です。2026年2月開始のTEMU運営代行は、初期費用・月額固定費0円で売上の5%のみの完全成果報酬型として提供しています。

電話対応は平日9:00〜18:00で、月1回の訪問と月2回の打ち合わせによる伴走型の運用体制を掲げています。

7. ベイクロスマーケティング EC運営代行(ベイクロスマーケティング株式会社)

ベイクロスマーケティング EC運営代行の公式サイト(ベイクロスマーケティング株式会社)

運用・デザイン制作を含む作業を社内スタッフが担い、1店舗あたりディレクター2名・デザイナー2名・セールス1名の専任チームで対応するEC運営代行です。楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazon・自社ECに対応し、Qoo10・au PAYマーケット・TikTok Shopも扱います。

楽天市場運営代行の料金は、初期費用0円・月額運用費10万円〜です。法人設立直後や出店1年未満の企業向けには、契約開始から6か月間、月額5万円〜のスタートアップ特別プランを用意しています。

独自の分析ツール「LOGBOOK」でカテゴリ分類やトレンド分析を行い、商品登録から広告運用、倉庫でのピッキング・梱包・出荷までを業務範囲に含みます。薬機法・景表法のチェックは社内の担当者が複数回行うとしています。

8. Semuis ECモール運営代行(Semuis株式会社)

Semuis ECモール運営代行の公式サイト(Semuis株式会社)

社内にEC専任がいない企業や、一人でEC運営を担う担当者に向けた戦略設計・運営代行サービスです。無料の店舗診断とKPI設計から日々の実務までを一つのチームで担当します。2023年設立のSemuis株式会社が、BtoBマーケティング支援などと並ぶ事業の一つとして提供しています。

対応モールは楽天市場・Amazon・Qoo10・Yahoo!ショッピングと自社ECです。料金は初期費用0円・月額10万円〜(税別)で、対象モール数や商品点数、任せる範囲に応じて見積もる形です。1モールのみ、広告運用のみといった部分依頼にも対応します。

運営の型を引き継いで自社で回せる体制をつくる内製化支援を最終ゴールに設定でき、最短で契約から2週間での本格運用開始をうたっています。

出店・サイト構築から相談できる構築対応型

9. コマースメディア(コマースメディア株式会社)

コマースメディア 公式サイト

コマースメディア株式会社は、2016年の設立以来、ECコンサルティングからサイト構築、運営代行、配送代行までを手がけるネットショップ総合支援の会社です。楽天市場などモールの運営代行と、Shopifyを中心とした自社ECサイトの構築を、ひとつの窓口でまとめて相談できます。

Shopifyの認定では、2017年に国内3社目でShopify Expertsを取得し、2025年にはShopify Premier Partnerに認定されています(公式会社概要の沿革)。対応モールは楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・ZOZOTOWN・au PAYマーケットなど幅広く、モール出店から自社EC化までを一社で相談できます。

運営代行の初期費用・月額費用は公開されておらず、見積もりでの確認が前提です。公式サイトでは、初回相談から契約までの目安を2〜4週間としています。公式に示されるShopifyサイト構築費用の目安(小〜中規模で100〜500万円程度)は自社EC構築の制作費用で、運営代行の月額とは別枠です。

10. アートトレーディング(アートトレーディング株式会社)

アートトレーディング 公式サイト

1996年設立のアートトレーディング株式会社は、ShopifyによるECサイト制作を起点に、運営代行からフルフィルメント(物流)までを一社で引き受ける池袋拠点のEC支援会社です。Shopifyエキスパート認定を保有しています。

埼玉県所沢市に自社のフルフィルメントセンターを持ち、受注から出荷、カスタマーサポートまでを内製でカバーできる点が特徴です。対応するのは楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・Shopify・独自カートなどで、サイトの新規制作やリニューアルから、その後の運用・物流まで続けて任せられます。

料金は委託範囲に応じた見積もり方式です。公式サイトには、Shopify・Futureshop向けの制作×運営プランで月額20万円から、ECコンサルティング・EC運営代行で月額30万円(税抜)から・6カ月ごと更新といった固定費型のプランが示されています。

11. EC運営代行 by GMO(GMOメイクショップ株式会社)

EC運営代行 by GMO 公式サイト

EC運営代行 by GMO(フルアウトソーシング for Fashion)は、GMOメイクショップ株式会社が運営するEC運営代行ブランドです。GMOインターネットグループの一社で、戦略構築・ブランディング・サイト制作・運用・マーケティングまでを一貫して支援するメニュー構成をとっています。

ECカート構築サービス「makeshop」を手がける同社の知見を背景に、売上改善のコンサルティングを単体で切り出したメニューも用意されています。担当者はECサイトの店長経験者で、アクセス解析の専門資格を持つスタッフが支援にあたると案内しています。

運営代行本体の料金は委託範囲に応じた見積もりです。切り出して利用できるメニューとして、現状分析・改善提案を単発で受けるスポットコンサルティングが33万円(税込)、SEOの初期設定などを行う集客設定代行が11万円(税込)と公表されています。無料の相談・見積もりにも対応します。

12. 飛躍(株式会社飛躍)

飛躍 公式サイト

Shopify Plusパートナーの株式会社飛躍は、Shopifyを軸にしたECサイトの構築・カスタマイズから運営代行までをワンストップで手がけます。2017年設立で、東京・六本木と京都に拠点を構えています。

越境ECの構築実績が豊富で、公式サイトでは100を超える多言語越境ECサイトの制作実績を掲げています。あわせて、実店舗のPOS「スマレジ」とShopifyの在庫・顧客情報を同期する連携アプリや、複数の出品者が同じストアに出品するマーケットプレイス型に対応したアプリなど、Shopify APIを活用した自社開発ツールを提供する点も特徴です。

EC構築・運営代行の料金は公式サイトに記載がなく、問い合わせでの確認が前提です。公開されているのはスマレジ連携アプリの料金で、月額39ドルのLightから995ドルのPremiumまでの段階制に、初期費用30万円〜(別途スマレジ側の月額1,100円)が設定されています。

販促・売上成長に強い運用強化型

13. そばに(株式会社そばに)

そばに(株式会社そばに)の公式サイト

そばには、Amazonの運用代行とコンサルティングを中核に、商品ページ制作から広告運用、Amazon内SEO対策までを一貫して引き受けるサービスです。楽天市場やTikTok Shop向けの支援メニューも用意しています。

アカウント運用代行は初期費用0円・12ヶ月契約で、料金は売上の1〜6%(最低運用手数料は月20万円)という成果報酬型です。広告運用代行は広告費の20%、コンサルティングは月額10万円〜で、いずれも税別です。

14. しるし(しるし株式会社)

しるし(しるし株式会社)の公式サイト

しるし株式会社は、ECモール運用代行を主軸に、売上目標の設定から戦略立案・実行までを一気通貫で支援する会社です。Amazonを中心に楽天市場にも対応し、D2Cや広告運用のノウハウを組み込んだ運用代行を特徴としています。

特許を取得した検知システムを使った不正転売対策をプランとして用意し、運用マネージャーが伴走する体制をとります。Amazon向けの料金は運用代行が月額30万円〜、広告運用が月額10万円〜、転売対策が月額5万円〜(いずれも税別)で、完全成果報酬での契約にも対応します。

15. これから(株式会社これから)

これから(株式会社これから)の公式サイト

自社ECサイトの売上アップに照準を合わせた支援を手がけるのが、株式会社これからです。ネットショップの制作から広告運用、CRMまでをカバーし、Shopifyをはじめ幅広いCMSでの構築に対応します。集客ツール「BuzzEC」「AdSIST」を組み合わせたWebマーケティング代行も手がけます。

料金は公式サイトで公開されておらず、問い合わせ・資料請求での見積もりとなります。2012年設立で、公式プレスリリースでは2022年7月時点で2,000社を超えるEC事業者への売上拡大支援を公表しているほか、Shopify Plus Partnersの認定も受けています。

16. ECマーケティング(ECマーケティング株式会社)

ECマーケティング(ECマーケティング株式会社)の公式サイト

ECマーケティング株式会社は、集客・接客・追客・制作の各工程をカバーする、販促・マーケティング寄りの運用代行会社です。広告運用やSEO、生成AI最適化(LLMO)、CRMコンサルティングを通じて、ECサイトの売上向上に向けたWebプロモーションの最適化に重心を置きます。

データフィード自動生成ツール「ECMフィード」は初期費用5万円・月額4万円〜/媒体(商品点数10万点未満の場合)で、ユーザーインタビュー調査「TraceHack」も提供します。総合的な運用代行・コンサルの料金は公開されておらず、物流や受注処理の代行は主軸としていません。

特定モール特化型(楽天・Amazon・Qoo10 等)

17. Limelight(Limelight株式会社)

Limelightの公式サイト

Limelight株式会社は、ECモール「Qoo10」に特化した出店・運用代行の専業会社です。2024年5月の設立で、Qoo10のアカウント開設・商品登録といった出店代行から、運用代行・広告運用、インフルエンサーやSNSを使ったモール外集客までを単一の窓口で引き受けます。

セールの「メガ割」をはじめとするQoo10の定期イベント対策を業務範囲に明記し、月2回のレポーティングとSlack・ChatWorkでのやり取りで運用を進めます。料金は公開されており、店舗立ち上げが月額5万円〜、運用代行は月額25万円〜の固定プランと、月額15万円〜+売上の10%の成果報酬プランから選べます。

Qoo10を運営するeBay Japan合同会社の公式オンライン学習サービス「Qoo10大学」の販売支援サービス紹介ページに掲載されているほか、公式プレスリリースでは累計100ブランド以上のQoo10売上拡大支援を公表しています。

18. 楽天運営代行(イーラ株式会社)

イーラ 楽天運営代行の公式サイト

静岡県沼津市に拠点を置くイーラ株式会社が運営する、楽天市場向けの運営代行サービスです。2014年の設立以来、ネットショップの制作・運営代行・コンサルティングを手がけており、本サービスは楽天市場の運営作業を対象とします(Yahoo!ショッピングは別ページで提供)。

楽天市場での広告運用(RPP・ディスプレイ・ニュース広告)やモール内SEO対策、商品ページの作成・更新、メルマガ配信、セール・マラソンなど販促企画への対応、楽天ECCとの連絡代行までを担います。店舗の立ち上げ前の相談や、手を動かす作業だけの部分依頼にも対応する一方、受注管理は基本的に対象外としています。

Yahoo!JAPAN公式コマースパートナー認定やIT導入補助金認定支援事業者などの認定を受けています。料金は公式サイトに金額の記載がなく、問い合わせて見積もりを取る形です(縦長商品ページは別途料金が発生します)。

19. アマブースト(ZonExpert株式会社)

アマブースト(AMABOOST)の公式サイト

Amazon専門の運用代行として、ZonExpert株式会社が「アマブースト(AMABOOST)」ブランドで提供するサービスです。2019年12月設立の同社が、楽天市場やYahoo!ショッピングには対応せず、Amazonの売上拡大に絞って支援します。

料金は成果報酬型で、Amazonの月商に対する成果報酬のみを課金し、広告運用手数料はかかりません(2023年10月に広告運用手数料の永久無料化を開始)。初期費用は50,000円で、キャンペーン時は無料になります。

Amazon内のSEO対策・商品ページ最適化・広告運用から、レビュー対策・転売対策・カート取得対策までを追加費用なしで対応し、Amazon専門コンサルタントを含む3名以上の体制で運用します。Amazonパートナー・エージェンシーのGoldパートナーなどの認定を保有し、300社以上の売上拡大支援実績を公表しています。

手薄な業務だけ切り出せる部分委託型

20. 関通(株式会社関通)

関通のEC物流代行・受注管理代行のサービスサイト

関通は、物流業務を30年以上手がけてきた株式会社関通(東証グロース上場の関通ホールディングス傘下)が運営する、EC物流代行と受注管理代行です。倉庫内の入出荷オペレーションと受注処理を切り出して引き受けるのが中心で、広告・集客などの販促領域は対象外としています。

受注処理では、配送日数の設定や倉庫への振り分け、ギフト・熨斗対応までを代行し、月間10万件以上の受注処理に対応します。倉庫内のピッキング・検品・梱包・発送と組み合わせれば、受注から出荷までを一社に任せられます。

2025年4月に始めたパッケージ物流「GAOW」では、固定費0円・最短2週間での導入を掲げています。受注管理代行・物流代行とも月額や初期費用は公開されておらず、具体的な費用は問い合わせで確認する必要があります。

21. スクロール360(株式会社スクロール360)

スクロール360のEC運営代行・物流代行のサービスサイト

通販事業を60年以上続けるスクロールグループのノウハウを基盤に、株式会社スクロール360が物流代行・受注代行・EC運営代行(BPO=業務の外部委託)を提供しています。商品データ作成や商品登録、在庫管理、メルマガ・バナー制作など70種類以上の業務から、必要なものだけを切り出して委託できます。

商品登録代行(BPO)は、1日4時間対応で月16万円、40時間対応で月9万5千円などの固定プランと、1SKUあたり88〜330円の従量制(いずれも税込)を公開しています。物流代行の出荷料金もポストイン399円〜(税別)と示されており、委託前に費用感をつかみやすい点が特徴です。

物流センターの流通加工として、商品撮影・採寸・原稿作成(ささげ業務)にも対応します。商品登録から出荷までを一社に集約でき、健康食品や化粧品など許認可が必要な商材も扱えます。ささげ単体の料金は非公開のため、要問い合わせです。

22. ネクストエンジンの運営代行(NE株式会社)

ネクストエンジンの運営代行(NE株式会社)のサービスサイト

EC一元管理システム「ネクストエンジン」を提供するNE株式会社は、同システムの運用で培ったノウハウを生かし、有人のEC運営代行を手がけています。ここで紹介するのは一元管理システム本体ではなく、商品登録や受注処理・カスタマー対応といった実務を代行するサービスです。

商品登録代行は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング・Qoo10・Shopifyなど10モール以上への一括登録に対応し、独自の自動化ツールで大量登録を処理します。登録作業を代行するだけでなく、店舗側が自走できるよう運用の内製化支援もあわせて提供します。

受注処理・カスタマー対応も独立したメニューとして切り出して依頼できます。料金は見積制で、登録点数やモール数に応じて算出され、大量発注や継続契約での割引に対応します。具体的な金額は公式サイトに掲載がないため、問い合わせで確認してください。

失敗しない運営代行会社の選び方|比較ポイント

ここからは、運営代行会社を選ぶときに確認したい比較ポイントを解説します。自社の状況に当てはめながら、候補の見極めに使ってください。

任せたい業務の範囲に対応しているか

最初に確認したいのは、自社が任せたい業務にその会社が対応しているかです。総合型でも物流は外部倉庫との連携のみという場合があり、運用強化型は広告運用が中心で受注・CSは対象外ということもあります。契約前に、委託したい業務を一覧にして、どこまでを自社で持ち、どこからを任せるかの線引きをすり合わせておくと、契約後のミスマッチを防げます。

自社のモール・商材に対応・精通しているか

運営代行会社には、楽天市場に強い会社、Amazonに強い会社、Qoo10専業の会社など、得意なモールがあります。自社の主力モールでの支援実績があるか、同じ商材ジャンルを扱った経験があるかを確認しましょう。モールごとに広告メニューや検索の仕組み、販促イベントのルールが異なるため、精通した会社に任せるほど施策の精度が上がります。

料金体系が自社の売上フェーズに合うか

料金体系は、自社の売上フェーズと照らして選びます。売上がまだ小さい段階では、固定費の負担が重い月額固定型よりも成果報酬型のほうが始めやすい場合があります。反対に、売上が安定していて予算を固定したい場合は、月額固定型のほうがコストを見通せます。成果報酬型では報酬率の上限や対象となる売上の定義まで、契約前に確認しておくと安心です。

企画・提案力とレポート体制は十分か

言われた作業をこなすだけでなく、売上データを分析して次の施策を提案してくれるかは、成果を左右します。定例ミーティングの頻度、レポートの内容、担当者の専門性を確認しましょう。商談時に自社の現状を伝えたうえで、具体的な改善提案が出てくるかを見ると、企画力を見極めやすくなります。

情報共有体制とセキュリティ対策は整っているか

運営代行では、店舗の管理画面や顧客情報を外部に預けることになります。アクセス権限の管理、データの保管方法、担当者への教育といったセキュリティ対策が整っているかを確認しましょう。あわせて、連絡手段と頻度、緊急時の対応体制も、日々のやり取りのしやすさに直結するため、商談で具体的に聞いておくことをおすすめします。

自社にノウハウを残せる進め方か

運営を任せきりにすると、社内に運営ノウハウが蓄積されず、将来的に内製へ戻しにくくなります。将来は自社運用に戻す可能性がある場合は、施策の意図や結果を共有してくれるか、内製化支援に対応しているかを確認しておきましょう。レポートや定例を通じて運営の考え方を学べる進め方なら、委託しながら自社の力も高められます。

運営代行のメリットと委託前に押さえる注意点

運営代行には、負担の軽減や売上向上といったメリットがある一方、委託ならではの注意点もあります。両面を理解したうえで判断してください。

運営代行を活用するメリット

最大のメリットは、受注・物流・問い合わせ対応といった日々の定型業務から解放され、商品開発やブランドづくりなど自社にしかできないコア業務に集中できることです。採用や教育にかかる時間とコストを抑えつつ、EC運営の経験を持つチームにすぐ業務を引き継げます。

広告運用やページ改善を専門チームに任せることで、自社だけでは手が回らなかった施策が実行でき、売上の向上につながる可能性もあります。発送の迅速化や顧客対応の品質向上が、レビュー評価やリピート率に跳ね返る効果も期待できます。

委託前に押さえる注意点・デメリット

注意したいのは、運営を任せきりにすると社内にノウハウが蓄積されにくい点です。担当者が不在のときにトラブル対応が遅れたり、委託をやめて自社運用に戻そうとしたときに引き継ぎの手間とコストがかかったりします。施策の意図や結果を共有してもらう、定例で運営の考え方を学ぶなど、ノウハウを社内に残す工夫をしておくと、こうしたリスクを抑えられます。

費用面では、委託範囲を段階的に増やすうちに総額がふくらみ、費用対効果が下がることもあります。委託範囲と費用を定期的に見直し、自社で回せるようになった業務は戻すなど、委託の範囲をコントロールする意識が欠かせません。委託先に店舗の管理画面や顧客情報を預けるため、情報管理の取り決めも契約前に確認しておきましょう。

ECサイト運営代行の依頼から運用開始までの進め方

運営代行は、問い合わせから運用開始まで、おおむね次の流れで進みます。社内で委託を検討・説明する際の見取り図として参考にしてください。

まず、候補となる会社に問い合わせ、自社の課題や委託したい業務を伝えるところから始まります。多くの会社で、契約前の相談や見積もりは無料です。次に、ヒアリングをもとに委託範囲・料金・支援内容の提案を受け、複数社を同じ条件で比較するのが一般的です。この段階で、委託する業務と自社で持つ業務の線引き、料金体系、レポートや連絡の頻度をすり合わせておくと、契約後の認識のずれを防げます。

契約後は、店舗の管理画面や商品情報、運営ルールを共有し、委託先が現状を把握する立ち上げ期間を経て運用が始まります。運用開始後は、定例ミーティングやレポートで施策の結果を確認し、委託範囲や施策を見直しながら進めるのが一般的な流れです。会社によっては最短2週間ほどで運用を開始できます。

まとめ

ECサイト運営代行は、委託範囲(まるごと委託か部分委託か)と、会社のタイプ(総合型・構築対応型・運用強化型・特定モール特化型・部分委託型)を軸に選ぶと、自社に合う候補を絞り込めます。費用は料金体系と委託範囲で大きく変わるため、相場はあくまで目安としてとらえ、複数社から同じ条件で見積もりを取って比べることが大切です。

任せたい業務の範囲・自社のモールや商材への対応・料金体系・企画提案力・情報管理体制、そして自社にノウハウを残せる進め方かを確認しながら、候補を2〜3社に絞って問い合わせてみてください。本記事の比較表と診断ツールを、その第一歩としてご活用ください。

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よくある質問(FAQ)

Q. ECサイト運営代行とは何ですか?

A. ECサイト運営代行とは、ネットショップの運営に関わる業務を、事業者に代わって外部の専門会社が継続的に担う法人向けサービスです。対象は自社ECサイトだけでなく、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・Qoo10などのモールにも及びます。

委託できる範囲は、出店・サイト構築から、商品登録・ページ制作、広告運用・集客、受注処理・顧客対応、物流・発送まで広がります。EC運営の経験を持つチームにすぐ業務を引き継げるため、採用や教育の時間をかけずに人手不足やノウハウ不足を補えます。

Q. ECサイト運営代行では何をどこまで任せられますか?

A. ECサイト運営代行は、運営全体を任せる「まるごと委託」と、手薄な業務だけを切り出す「部分委託」のどちらも選べます。EC専任がおらず運営そのものを回しきれない場合は、戦略設計から受注・物流・顧客対応まで任せるまるごと委託が向きます。

一方、運営は自社で回せているが、商品登録・広告運用・発送など特定の業務だけがボトルネックになっている場合は、その業務だけを任せる部分委託が適しています。自社のどの業務に手が足りていないかを棚卸しすると、必要な委託範囲が見えてきます。

Q. ECサイト運営代行の費用相場はどのくらいですか?

A. ECサイト運営代行の費用は委託範囲と料金体系で大きく変わり、一部の業務を任せる場合で月額40万円〜、運営全体をまるごと任せる場合で月額100万円前後〜が一つの目安です(EC支援を手がける株式会社いつもの公表値)。料金体系別では、月額固定型が月数万円〜30万円程度、成果報酬型が売上の5〜10%程度とされます(EC一元管理システムを提供するネクストエンジン=NE株式会社の説明)。

ただし、業界共通の公的な相場データは存在せず、広告費や初期費用は別途かかるのが一般的です。実際の費用は、複数社から同じ委託範囲で見積もりを取って比べて確認してください。

Q. ECサイト運営代行の契約で初期費用や最低契約期間はかかりますか?

A. ECサイト運営代行の初期費用や契約期間は会社ごとに異なり、初期費用0円の会社もあれば、年間契約など一定の契約期間を定める会社もあります。月額費用に加えて初期費用が発生する場合や、成果報酬型で最低手数料が設定される場合もあります。

契約前には、初期費用の有無・最低契約期間・成果報酬の報酬率や対象となる売上の定義まで確認しておくと、契約後の想定外の費用を防げます。

Q. ECサイト運営代行は依頼から運用開始までどのくらいかかりますか?

A. ECサイト運営代行は、問い合わせ・見積もりから委託内容のすり合わせ、立ち上げ期間を経て運用が始まり、会社によっては最短2週間ほどで運用を開始できます。まず候補の会社に課題や委託したい業務を伝え(多くは相談・見積もりが無料です)、提案を受けて複数社を同じ条件で比較します。

契約後は、店舗の管理画面や商品情報、運営ルールを共有し、委託先が現状を把握する立ち上げ期間を経て運用が始まります。社内で委託を検討・説明する際は、この流れを見取り図にするとスケジュールを組みやすくなります。

Q. ECサイト運営代行に任せると社内に運営ノウハウは残らなくなりますか?

A. ECサイト運営代行でも、施策の意図や結果を共有してもらい、内製化支援に対応する会社を選べば、委託しながら社内にノウハウを残せます。反対に、運営を任せきりにするとノウハウが蓄積されず、将来自社運用に戻したいときに引き継ぎの手間とコストがかかります。

将来の内製化を視野に入れる場合は、定例ミーティングやレポートで運営の考え方を学べる進め方か、内製化支援のメニューがあるかを契約前に確認しておきましょう。

Q. ECサイトの「運営代行」と「運用代行」はどう違いますか?

A. ECサイトの「運営代行」と「運用代行」に明確な定義の線引きはなく、一般には運営代行が商品登録・受発注・顧客対応など日々の業務を幅広く支える意味合い、運用代行が広告運用・アクセス解析・ページ改善など売上向上の施策を指す傾向があります。ただし会社によって使い分けはまちまちなので、呼び名で判断せず「実際にどの業務を引き受けてくれるか」で選ぶのが確実です。

Q. 小規模・個人のネットショップでもECサイト運営代行は依頼できますか?

A. 小規模・個人のネットショップでも、商品登録や広告運用などの部分委託や、特定モールの店舗立ち上げ支援から始められる会社があり、依頼は可能です。たとえば商品登録を1件単位のスポットで請け負う会社や、特定モールの店舗立ち上げを月額5万円前後から対応する会社もあります。

まずは手薄な業務だけを部分委託し、売上の伸びに応じて委託範囲を広げていくと、費用を抑えながら無理なく活用できます。

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監修者

マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト

松嶋真倫

都市銀行にて金融実務を経験後、暗号資産関連スタートアップの創業期に参画し、市場分析・業界調査に従事。2018年にマネックスグループ入社。以降、ビットコインをはじめとするデジタルアセットからマクロ経済環境まで、金融市場を横断した調査・分析および情報発信を担う。FinTech・次世代金融領域のリサーチ統括、各種レポートや書籍の執筆、日本経済新聞など国内主要メディアへのコメント・寄稿、イベント登壇などを行う。2021年3月より現職。
記事内でご紹介している製品・サービスは監修者が選定したものではなく、編集部が独自に選定したものです。
監修の範囲は記事の一般的な解説部分であり、比較表および各製品・サービスの紹介内容は監修の対象外です。

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