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ネットショップ運営代行おすすめ21選|任せる業務範囲・費用・対応モールで比較

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ECサイト運用代行サービス比較表(2026年版)のプレビュー

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ECサイト運用代行サービス比較表(2026年版)

受注処理や出荷、問い合わせ対応に追われ、商品ページの改善や広告運用まで手が回っていないと感じていませんか。ネットショップの売上を伸ばしたくても、EC専任の担当者やノウハウが社内にないまま、日々の運営業務だけで一日が終わってしまう事業者は少なくありません。こうした状況を解決する手段が、EC運営の実務を外部の専門会社に任せる「ネットショップ運営代行」です。

運営代行会社は数多くありますが、任せられる業務の範囲や得意なモール、料金体系は会社ごとに大きく異なります。自社に合う委託先を選ぶには、どの会社に何を・いくらで任せられるのかを横並びで見比べる必要があります。

本記事では、ネットショップ運営代行の主要21社を「任せられる業務の範囲」「費用・料金体系」「得意なモール」で比較・解説します。会社ごとの特徴をタイプ別に整理し、成果報酬型・月額固定型といった料金体系の違いや、失敗しない委託先選びのポイントまでまとめました。自社に合う運営代行会社を絞り込む判断材料としてご活用ください。

また、自社の委託したい業務や使っているモールに合わせて最適なサービスを最短で見つけられるよう、「30秒で終わる選定診断ツール」をご用意しています。ぜひこちらもご活用ください。

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ネットショップ運営代行とは(「運営」と「運用」の違い)

ネットショップ運営代行とは、自社のECサイトやモール店舗の運営業務を、外部の専門会社に代わりに行ってもらうサービスです。商品登録やページ制作、受注処理、顧客対応、広告運用、物流まで、EC運営に必要な業務の全部または一部を委託できます。EC専任の担当者がいない企業や、業務量が増えて社内リソースが足りなくなった企業が、専門知識を持つ外部の体制を活用して売上拡大や業務効率化を図る目的で利用します。

経済産業省の調査によると、2024年の日本国内のBtoC-EC市場規模は26.1兆円(前年比5.1%増)に拡大しています。市場の拡大とともにEC運営にかかる業務負荷も増しており、社内だけで運営を回しきれない事業者が運営代行を活用する動きが広がっています。

出典・参考資料(1件)

似た言葉に「EC運用代行」があります。「運用」は広告運用・販促・アクセス解析・ページ改善といった売上を伸ばすための施策を指し、「運営」は商品登録・受注管理・在庫管理・顧客対応といった店舗を回すための日常業務を指して使い分けられることがあります。

ただし両者の線引きは会社によって異なり、実際には「運営代行」と掲げる会社の多くが運用(販促)までカバーします。言葉の違いにこだわるよりも、各社が実際にどの業務まで対応しているかを確認することが重要です。

運営代行に任せられる業務の範囲

ここからは、ネットショップ運営代行に委託できる業務を分野ごとに整理します。運営代行は「すべてを丸ごと任せる」か「手薄な業務だけを切り出して任せる」かを選べるため、自社のどの業務に手が回っていないかを把握したうえで、委託範囲を考えることが出発点になります。

構築・新規出店

楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングへの新規出店手続きや、自社ECサイト(ShopifyやBASEなど)の立ち上げを代行します。店舗デザイン、初期設定、各モールの出店審査への対応まで含むことが多く、これからECを始める事業者や、新しいモールへ販路を広げたい事業者が利用します。

商品登録・ページ制作

商品情報の登録・更新、商品ページや特集ページ・LP(ランディングページ)の制作、バナー作成を担います。商品点数が多い店舗や、頻繁に新商品を追加する店舗では、この作業だけでも大きな工数がかかるため、切り出して委託するニーズが高い分野です。商品撮影や採寸・原稿作成を含む「ささげ業務」まで対応する会社もあります。

広告運用・集客・販促

モール内広告(楽天のRPP広告など)や検索エンジン広告、SNS広告の運用、メールマガジンやクーポンの配信、セール・イベント対応といった集客・販促施策を代行します。売上を伸ばす施策は専門知識と継続的な改善が必要なため、社内にノウハウがない場合に委託効果が大きい分野です。SEO対策やモール内検索対策を含む会社もあります。

受注管理・顧客対応(カスタマーサポート)

注文の確認・処理、問い合わせへの返信、クレーム・返品対応、レビュー対応などを担います。受注件数が増えると対応が追いつかなくなりやすく、対応の遅れは店舗評価の低下に直結するため、安定した運営のために委託されることが多い業務です。

物流・出荷・在庫管理

入庫・在庫管理、ピッキング・検品・梱包・発送といった物流業務を代行します。自社倉庫やフルフィルメント拠点を持つ会社に委託すれば、保管から出荷までを一括で任せられます。出荷量の増減が大きい店舗や、物流に手を取られて本来の販売業務に集中できない事業者が利用します。

運営代行会社のタイプ別の見比べ方

運営代行会社は、任せられる業務の範囲の広さと得意なモール・領域によって、大きく4つのタイプに分けられます。自社が「運営をまるごと任せたい」のか「特定の業務や特定のモールだけ任せたい」のかを軸に、どのタイプが合うかを見極めると候補を絞り込みやすくなります。

運営代行会社の4タイプを委託したい範囲から選ぶ図解。運営をまるごと任せたいなら総合タイプ、集客・販促を強化したいなら集客・販促タイプ、主力モールが決まっているならモール特化タイプ、物流・受注だけ切り出したいなら特定業務タイプ。

運営をまるごと任せられる総合タイプ

商品登録から受注・顧客対応、広告・集客、物流まで、EC運営の広い工程を多モールにわたって一括で受託するタイプです。EC専任の担当者がいない企業や、運営全体を外部に委ねて自社は商品企画・仕入れに集中したい企業に向いています。本記事で紹介する会社の多くがこのタイプに該当します。

集客・販促の強化に強いタイプ

広告運用やSEO、CRM、ページ改善など、売上を伸ばすための施策に重点を置くタイプです。店舗の日常運営は社内で回せているが、広告やマーケティングの専門知識が不足していて売上が頭打ちになっている、という企業に向いています。D2Cブランドや単品通販のグロース支援を得意とする会社が多く含まれます。

特定のモールに特化したタイプ

楽天市場・Amazon・Qoo10など、特定のモールの運営に深く特化したタイプです。モールごとに検索の仕組みや広告メニュー、販促イベントが異なるため、主力にしたいモールが決まっている場合は、そのモールを専門にする会社のほうが施策の精度が高くなる傾向があります。

主力モールが固まっているなら、モール別に運用代行会社を比較した楽天運営代行・Amazon運用代行・Qoo10運用代行の各記事で、そのモールに強い会社をさらに絞り込めます。

物流・受注など特定業務を任せるタイプ

物流(入庫・保管・出荷)や受注処理といったバックエンド業務を専門に請け負うタイプです。販売やマーケティングは社内で行いつつ、人手と倉庫が必要な作業だけを切り出して委託したい企業に向いています。出荷量の変動に合わせて体制を柔軟に調整できる点が特徴です。

物流・発送だけを切り出して任せたい場合は、EC物流代行の会社を費用相場や規模・商材別に比較したEC物流代行の比較記事で、より具体的に委託先を検討できます。

以下に、4タイプの特徴と向いている企業、該当する主なサービスを整理します。

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タイプ運営をまるごと任せられる総合タイプ集客・販促の強化に強いタイプ特定のモールに特化したタイプ物流・受注など特定業務を任せるタイプ
特徴商品登録・受注/CS・広告集客・物流まで広い工程を多モールで一括受託広告運用・SEO・CRM・ページ改善など売上を伸ばす施策に重点楽天・Amazon・Qoo10など特定モールの運営に深く特化物流・受注処理などバックエンド業務を専門に受託
向いている企業EC専任者がおらず運営全体を任せたい企業日常運営は社内で回せるが集客・販促を強化したい企業主力にしたいモールが決まっている企業販売は社内で行い人手が必要な作業だけ委託したい企業
該当する主なサービスコマースメディア、いつも、Roseau Pensant などそばに、しるし、ECマーケティング などLimelight(Qoo10)、イーラ(楽天) など関通、スクロール360 など

※上記は各タイプの一般的な傾向です。個別のサービスの対応範囲や得意領域は各社情報をご確認ください。

費用相場と料金体系

ここからは、ネットショップ運営代行の費用相場と料金体系について解説します。運営代行の料金は委託する業務範囲によって大きく変わり、料金体系も「成果報酬型」「月額固定型」「複合型」の3つに分かれます。体系ごとに費用のかかり方と向き不向きが異なるため、自社の売上規模や委託範囲に合うものを選ぶことが重要です。

ネットショップ運営代行の料金体系3タイプの違いを示した図解。成果報酬型は売上の数%〜10%程度を支払い初期投資を抑えたい企業向け。月額固定型は一部委託で月5万円前後から全体委託で月20〜50万円程度で業務範囲が明確な企業向け。複合型は月額固定に成果報酬を上乗せし総コストの事前試算が必要。

成果報酬型

売上に対して一定の料率を支払う体系です。本記事で紹介するサービスの公表料金では売上の数%〜10%程度が見られ、売上が発生しなければ費用を抑えられる一方、売上が伸びるほど支払額も増えます。初期投資を抑えて始めたい事業者に向きますが、完全成果報酬には売上規模などの事前審査を設けている会社や、初期構築費・固定費が別途かかる会社もあるため、条件の確認が必要です。

月額固定型

委託する業務範囲に応じて毎月定額を支払う体系です。本記事で紹介するサービスの公表料金では、一部業務の委託で月額5万円前後から、運営全体の委託で月額20〜50万円程度までの幅が見られます。費用が一定で予算を立てやすい反面、売上が出なくても費用が発生します。業務範囲が明確で、安定して委託したい事業者に向いています。

複合型(月額固定+成果報酬)

基本料金として月額固定費を支払い、これに売上連動の成果報酬を上乗せする体系です。固定費で最低限の運営体制を確保しつつ、売上拡大のインセンティブを運営代行会社と共有できます。売上が伸びるほど総額は大きくなりやすいため、想定売上に対する総コストを事前に試算しておくとよいでしょう。

初期費用・月額費用の目安とコストの抑え方

初期費用は無料の会社から数十万円規模の会社まで幅があり、サイト構築を伴う場合は高くなる傾向があります。多くの会社が料金を「要お問い合わせ」としているため、複数社から見積もりを取り、同じ委託範囲で比較することが大切です。費用を抑えたい場合は、すべてを丸ごと委託するのではなく、社内で対応が難しい業務だけに範囲を絞って委託する方法も有効です。各社の具体的な料金は後述の比較表で確認できます。

自社に合う運営代行会社の選び方

ここからは、運営代行会社を2〜3社に絞り込むための選び方のポイントを解説します。以下の観点を自社の状況に当てはめて確認することで、相性の良い委託先を見極めやすくなります。

自社が使うモール・チャネルに対応しているか

楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・自社EC・Qoo10など、モールごとに運営のノウハウは異なります。主力にしたいモールでの支援実績が豊富な会社を選ぶと、施策の精度が高まります。複数モールを横断して運営したい場合は、多モールに対応できる体制があるかを確認しましょう。

任せたい業務の範囲をカバーしているか

運営全体を丸ごと任せたいのか、商品登録や物流など特定業務だけを切り出したいのかによって、選ぶべき会社は変わります。自社で手が回らない業務を洗い出し、その範囲をカバーしていて、かつ将来的に委託範囲を広げられる柔軟性があるかを確認するとよいでしょう。

自社の商材・業界での支援実績があるか

アパレル、食品、化粧品、家電など、商材のジャンルによってEC運営の勘所は異なります。自社と近い商材や業界での支援実績がある会社は、商品特性に合った施策を提案しやすく、立ち上がりも早くなる傾向があります。事例の商材・モール・取り組み内容を確認しましょう。

料金体系が自社の売上規模に合っているか

成果報酬型・月額固定型・複合型のどれが自社に合うかは、現在の売上規模と今後の見通しによって変わります。売上が小さい立ち上げ期は成果報酬型や低価格の月額固定型が負担を抑えやすく、売上が安定している場合は月額固定型で費用を見通しやすくなります。想定売上に対する総コストを試算して比較しましょう。

報告体制・契約条件が明確か

運用状況のレポートの頻度・内容や、担当者とのコミュニケーション手段が明確かを確認しましょう。あわせて契約期間の縛りや解約条件も、契約前に把握しておくと安心です。契約条件の確認は委託後のトラブルを避けるうえで重要なため、踏み込んだ注意点は記事後半の「委託先選びで失敗しないための注意点」でも解説します。

なお、運用業務を外部の代行会社に任せるか、自社で運用できるシステム(ツール)を導入するかという選択肢まで含めて、EC運用の委託方法を一段広い視点で整理したい場合は、以下の記事が参考になります。一括・特定業務・システム型それぞれの違いと費用相場、選定軸を解説しています。

自社に合うタイプや委託範囲を判断しづらい場合もあります。そのような場合でも、委託したい業務や使っているモールに合わせて最適なサービスを最短で見つけられるよう、「30秒で終わる選定診断ツール」を以下にご用意しています。ぜひこちらもご活用ください。

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【比較表】任せる業務範囲×得意モール×料金で比較

ここからは、本記事で紹介するネットショップ運営代行21社を、対応モール・任せられる業務の範囲・料金体系・費用の目安で比較します。運営代行は委託する業務範囲や得意なモール、扱う商材によって自社に合う会社が変わるため、本記事では一律の総合順位は付けていません。

表の並び順は、料金を公表している会社を先に、「要お問い合わせ」の会社を後半にまとめたもので、優劣の順位ではありません。表中の記号は、●=対応、△=一部・条件付き対応、×=非対応を表します。気になる会社名をクリックすると、各社の詳しい紹介にジャンプできます。

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サービス名Roseau PensantアートトレーディングサヴァリジャグートゥルーコンサルティングSemuisベイクロスマーケティングそばにLimelightスクロール360コマースメディア飛躍いつもワンプルーフEC運営代行 byGMOEC運営代行・コンサルティング(NE株式会社)しるしECマーケティングこれから楽天運営代行(イーラ)関通
対応モール自社EC・楽天・Amazon・ZOZOTOWN・Yahoo!・Qoo10楽天・Amazon・Yahoo!・Shopify・自社EC楽天・Amazon・Yahoo!・au PAYマーケット・自社EC・越境EC楽天・Amazon・Yahoo!・Qoo10・TikTok Shop・自社EC自社EC・楽天・Amazon・Yahoo!・au PAY・越境EC楽天・Amazon・Qoo10・Yahoo!・自社EC楽天・Yahoo!・Amazon・自社EC(ほかQoo10・au PAY・TikTok Shop)Amazon中心(越境対応)・楽天・TikTok ShopQoo10特化楽天・Amazon・Yahoo!・au PAY・Qoo10・BUYMA等(多数)楽天・Amazon・Yahoo!・ZOZOTOWN・au PAY・Shopee・自社EC(Shopify)Shopify(自社EC)・楽天・Amazon・Yahoo!・越境EC楽天・Amazon・Yahoo!・自社EC・TikTok Shop・越境ほか楽天中心・Yahoo!・Amazon・au PAY・Qoo10各種モール・カート(個別名は非公表)楽天・Amazon・Yahoo!・自社EC・TikTok ShopAmazon中心・楽天(Yahoo!・Qoo10は対応記載のみ)各種モール・自社EC(集客・制作支援が中心)自社EC・D2C中心(Shopify等)・TikTok Shop楽天市場・Yahoo!ショッピング楽天・Amazon・Yahoo!ショッピング等(物流・受注対応)
サイト構築●●●●●△●△●●●●●●●●×●●●×
商品登録●●●●●●●●●●●△●●●●△△△●×
集客・販促●●●●●●●●●△●●●●●●●●●●×
受注・CS●●●●●●●△△●●×●●●●××××●
物流●●△●×△●××●●×●●●×××××●
料金体系月額固定型月額固定型(複合型プランもあり)月額固定型複合型(月額固定+広告は成果報酬も可)複合型(月額固定+広告費連動)月額固定型月額固定型成果報酬型複合型(月額固定/成果報酬を選択可)月額固定型/従量制要問い合わせ(非公開)要問い合わせ(非公開)要問い合わせ(非公開)要問い合わせ(非公開)成果報酬型(事前審査あり)要問い合わせ(見積制)要問い合わせ(固定/成果報酬を選択可)要問い合わせ(非公開)要問い合わせ(非公開)要問い合わせ(非公開)要問い合わせ(非公開)
初期費用要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ0円0円0円0円要問い合わせ3万円〜(物流プラン)要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ
月額費用の目安10万円〜(運用代行プラン)20万〜50万円(プラン別)15万〜50万円(プラン別)20万〜50万円(モール・プラン別)18万円〜10万円〜10万円〜(スタートアップは5万円〜)20万円〜(成果報酬/売上の1〜6%)25万円〜(立ち上げは5万円〜)商品登録9.5万円〜/物流は出荷料金制要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ
詳細情報サービス詳細を見る公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式資料を見る公式サイトサービス詳細を見るサービス詳細を見る公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト

※上記は各社公式サイトの公表情報にもとづく2026年10月時点の整理です。最新の料金・対応範囲は各社にご確認ください。

運営代行会社の個別紹介

ここからは、本記事で紹介する運営代行会社21社を、先に示した4つのタイプ別に紹介します。各社の提供会社・対応業務・対応モール・料金体系・支援実績を順に見ていきます。見出しの番号は紹介の順番であり、優劣の順位ではありません。

運営をまるごと任せられる総合タイプ

EC運営の広い工程を多モールで一括受託できる会社です。運営全体を外部に委ねたい事業者に向いています。

1. コマースメディア(コマースメディア株式会社)

コマースメディアのEC運営代行サービスのサイト画面

コマースメディア株式会社は、モール運営代行とShopifyを中心とした自社EC構築の両方をワンストップで手がける会社です。2016年の創業以来EC支援を手がけ、楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングなどの主要モールから自社ECまで横断して運営を代行しています。

商品ページ制作・商品登録から、RPP広告の運用、メルマガ配信、在庫管理、注文対応・レビュー対応、月次レポートまでをカバーします。Shopifyでは2017年に国内3社目のShopify Expertsに認定され、2025年にはShopify Premier Partnerに認定されています。モール依存からの脱却を見据えて自社EC化を進めたい事業者にも対応できる体制です。

楽天市場ではANA公式のギフトショップ楽天市場店などの支援実績があります。料金は委託範囲に応じた個別見積もりで、公式サイトでは公表していません。

2. Roseau Pensant(株式会社Roseau Pensant)

Roseau PensantのEC運用代行サービスのサイト画面

ファッション・アパレル領域での撮影・デザインの経験を強みに、EC・SNSの運用を代行するのが株式会社Roseau Pensantです。デジタルマーケティングのコンサルティング会社として、戦略立案からモール出店支援、商品撮影・採寸・原稿作成までを一つのチームで担います。

対応範囲は自社EC・楽天市場・Amazon・ZOZOTOWNなど幅広く、ささげ業務から受発注・物流、集客・販促、カスタマーサポートまで一気通貫で任せられます。料金は運用代行プランが月額10万円から(月16時間の稼働を想定)、運用改善プランとフルフィルメントプランが月額5万円から公表されています。

商品登録1型500円から、バナーデザイン1枚1万5,000円からといったスポット対応も選べます。アパレル系モールの運用に人手を割けない事業者に向いています。

3. 飛躍(株式会社飛躍)

飛躍のEC構築・運営代行サービスのサイト画面

株式会社飛躍は、Shopify Plusパートナーとして、Shopifyを軸にしたECサイトの構築・カスタマイズから国内・越境ECの運営代行までを手がける会社です。2017年の設立以降、Shopify APIを使ったバックエンド開発や独自アプリの提供にも力を入れています。

運用代行ではサイト改善提案やコンテンツ更新、キャンペーン企画のほか、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングへの出店・運営やebayでの海外出店にも対応します。100を超える多言語の越境ECサイト制作実績があり、貿易実務や輸入許可申請の支援まで提供する点も特徴です。

EC運営代行の料金は公表しておらず、要問い合わせとなります。なお同社は、実店舗のPOS「スマレジ」とShopifyの在庫・顧客情報を同期する自社開発アプリも別途提供しており、こちらは無料のInventoryプランから月額995ドルのPremiumプランまで4段階(別途初期費用30万円から)の料金です。

4. いつも(株式会社いつも)

いつものEC運営代行サービスのサイト画面

EC・D2C支援を本業とする東証グロース上場企業が運営するのが、株式会社いつものEC運営代行です。戦略立案からサイト制作、運用、広告、受注・物流・カスタマーサポートまでを社内体制で一気通貫に支援します。

楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・自社ECに加え、TikTok Shopやふるさと納税サイトにも対応します。委託範囲を運営全体から「商品登録・メルマガ配信だけ」といった部分委託まで柔軟に調整できる点が特徴で、EC運営代行の延べ契約件数は14,000件以上(2026年5月時点)と公表しています。

本体の料金は目標売上や委託範囲に応じた個別見積もりで、公式サイトでは公表していません。河淳のKEYUKA楽天市場店の月商が3年で約3倍になるなど、数値を伴う導入事例を複数公開しています。

5. アートトレーディング(アートトレーディング株式会社)

アートトレーディングのEC運営代行サービスのサイト画面

1996年設立のアートトレーディング株式会社は、ShopifyによるECサイト制作から運営代行、物流、カスタマーサポートまでを一連で提供する会社です。埼玉県所沢市に自社のフルフィルメント倉庫を持ち、受注から出荷までを自社でカバーできる体制を特徴としています。

対応範囲は楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・Shopify・自社ECで、MakeShopの認定パートナーでもあります。料金は正式サービスで公表されており、制作と運営をセットにしたプランが月額20万円から、コンサルティング・運営代行が月額30万円(税抜)からです。

メンズインナーウェアのレナウンインクスでリピート率が65%向上するなど、業種ごとの支援実績を公開しています。社歴は公式サイトで「20年以上・200社以上」と表記されています。

6. サヴァリ(サヴァリ株式会社)

サヴァリのEC運営代行サービスのサイト画面

商品登録や在庫管理といったバックエンド業務を起点に、EC・D2Cのモール運用を代行するのがサヴァリ株式会社です。2007年の設立以来、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングの三大モールを中心に運用代行を提供しています。

支援は関与の度合いで3段階に分かれます。アドバイス中心のコンサルティングプランが月額15万円から、実務の一部を代行するプレミアムプランが月額30万円から、受注・発送以外のフロント業務をほぼ全て代行するフルサポートプランが月額50万円から選べます。契約前には、年間売上シミュレーションなどを行う「戦略会議」を無償で実施します。

元大手ECモール出身者やネットショップ店長の経験者が運営を担当すると公表しており、累計支援3,000社・継続率92.2%を公式サイトで掲げています。

7. ジャグー(ジャグー株式会社)

ジャグーのEC運用代行サービスのサイト画面

ジャグー株式会社は、楽天市場・Amazon・Qoo10・TikTok Shopなどの主要モールと自社ECを横断し、戦略立案から運用実務までを代行する会社です。提案にとどまらず運用を実際に回す「実行伴走型」の支援を掲げています。

代表は楽天のECコンサルタント出身で、楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazonで累計200店舗以上のコンサルティングを担当した経歴を公表しています。料金はモール別に公開されており、楽天市場向けはコンサルティングが月額30万円から、店舗運営代行が月額50万円から、広告運用代行は月額5万円から(または運用広告費の15%から)です。

美容家電のユーライクジャパンの楽天市場店で、支援開始後にマーケットシェアが約7倍に拡大した事例などを公開しています。

8. ワンプルーフ(株式会社ワンプルーフ)

ワンプルーフの楽天市場運営代行サービスのサイト画面

2008年設立の株式会社ワンプルーフは、楽天市場向けの支援メニューを細かくそろえた運営代行会社です。新規出店やセール対策、商品ページ制作、広告運用、コンサルティング、運営代行+カスタマーサポートまで、課題に応じて必要な支援だけを切り出して依頼できます。

楽天市場のほか、Yahoo!ショッピング・Amazon・au PAYマーケットにも対応します。コンサルティングと実務作業を一括で委託でき、ディレクターが窓口となってワンストップで対応する体制で、元楽天市場の社員やEC事業の店長経験者が在籍すると公表しています。料金は委託範囲に応じた個別提案で、公式サイトでは公表していません。

Amazfit公式ストアの楽天市場店では、支援開始から1年でアクセス数が前年比305%、売上が前年比208%に伸び、年商1億円を突破した事例を公開しています。

9. トゥルーコンサルティング(トゥルーコンサルティング株式会社)

トゥルーコンサルティングのEC運営代行サービスのサイト画面

EC・通販領域に特化した経営コンサルティング会社が、トゥルーコンサルティング株式会社です。中小メーカーや中小企業が取り組みやすい価格帯を掲げ、自社ECや楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングから、アメリカAmazonや東南アジア向けの越境ECまでを支援対象としています。

商品撮影・登録、サイト制作、検索対策、広告運用、受発注、売上分析、コンサルティングまで幅広く代行します。「ECサイトまるごと運用支援」は初期費用0円・月額18万円から(広告運用費は広告費の0〜20%)で、申し込みから1か月間の期間限定お試しプラン(月額25万円から)も用意されています。

累計クライアント数3,000社以上、継続率91.2%を公式サイトで公表しています。代表は船井総合研究所でWEBグループの立ち上げ・拡大を主導した経歴を持ちます。

10. Semuis(Semuis株式会社)

SemuisのECモール運営代行サービスのサイト画面

社内にEC専任者がいない企業や、一人でEC運営を担う担当者に向けて、戦略設計から日々の運営までを一つのチームで担うのがSemuis株式会社です。無料の店舗診断で売上を分解し、KPIの設計から実務の代行までを続けて支援します。

対応は楽天市場・Amazon・Qoo10・Yahoo!ショッピングと、Shopifyなどの自社ECです。商品ページの改善、モール内広告の運用、CRMの設計・配信、週次・月次の振り返りまでを担い、1モールのみ・広告運用のみといった部分依頼にも応じます。料金は初期費用0円・月額10万円から(税別)です。

運営の型を引き継いで自走できる体制づくりを最終ゴールに設定でき、契約から最短2週間での運用開始を掲げています。

11. ベイクロスマーケティング(ベイクロスマーケティング株式会社)

ベイクロスマーケティングのEC運営代行サービスのサイト画面

ベイクロスマーケティング株式会社は、楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazon・自社ECの運営代行を提供する会社です。運用やデザイン制作を外注せず社内スタッフで対応し、1店舗あたりディレクター2名・デザイナー2名・セールス1名の専任チームを組む体制を掲げています。

商品登録やページ改善、広告運用、受注処理、出荷・在庫管理、薬機法・景表法のチェックまで幅広く代行します。料金は初期費用0円・月額10万円からで、出店1年未満の企業などを対象にした月額5万円からのスタートアップ特別プラン(契約開始から6か月間)も用意されています。

カテゴリ分析や粗利シミュレーションを行う独自ツール「LOGBOOK」を使い、月次の戦略ミーティングで改善を進めます。大手食品メーカーの楽天市場店で、6か月で売上が約2.2倍になった事例を公開しています。

12. EC運営代行 byGMO(GMOメイクショップ株式会社)

EC運営代行 byGMOのウェブサイト

ECサイト構築サービス「MakeShop」を提供するGMOメイクショップ株式会社が、ネットショップの運営業務を人手で請け負うのが「EC運営代行 byGMO」です。販売戦略の立案から日々の運営までをまとめて任せられます。

業務範囲は、販売戦略・コンサルティング、デザインや商品撮影・登録、顧客対応、SNSやコンテンツを使った集客、商品の保管・出荷までの物流を含みます。全業務の代行だけでなく、一部の業務だけを切り出して依頼することもできます。

料金は成果報酬型を軸としており、完全成果報酬で利用するには売上規模などの事前審査があります。審査結果や委託する業務範囲によっては初期構築費や固定費が発生する場合があり、料率を含む詳細は要問い合わせとなります。

13. EC運営代行・コンサルティング(NE株式会社)

NE株式会社のECコンサルティング・運営代行サービスのサイト画面

EC一元管理システム「ネクストエンジン」を提供するNE株式会社は、システム運用で蓄積したデータやノウハウを生かしたECコンサルティング・運営代行も展開しています。市場分析や販売戦略の立案から、広告運用、施策の実行、運営代行までを有人で支援します。

楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazon・自社ECに加え、認定パートナーを務めるTikTok Shopの運営支援にも対応します。コンサルティング・運営代行・商品ページ制作・受注処理やカスタマー対応の代行、複数モールへの商品登録代行まで、必要なメニューを単独でも依頼できる構成です。

広告運用代行は月額5万円から、コンサルティングや運営代行の料金は委託内容に応じた個別見積もりです。2,000店舗を超えるコンサルティング実績を公式サイトで公表しています。

集客・販促の強化に強いタイプ

広告運用やマーケティング施策に強みを持ち、売上拡大を主眼に支援する会社です。日常運営は社内で回せている事業者の売上強化に向いています。

14. そばに(株式会社そばに)

そばに(Amazon運用代行)の公式サイト

株式会社そばには、Amazon運用代行を中核に、商品ページのSEO対策から広告運用、レビュー対策までを一貫して手がけています。近年は楽天市場の運用代行やTikTok Shop支援、海外Amazonへの越境EC支援も公式メニューに加えています。

アカウント運用代行は初期費用0円・売上の1〜6%の成果報酬型(最低運用手数料は月20万円、いずれも税別・12カ月契約)で利用できます。商品ページの作成代行は1商品7万円から、最低契約期間なしのスポットでも依頼できます。

2022年にAmazon Service Provider Network(SPN)の認定を受け、2024年7月にはAmazonプラチナム・パートナー・エージェンシーのバッジを取得しています。本社は大阪・吹田にあり、東京と福岡にも支社を構えています。

15. しるし(しるし株式会社)

しるし株式会社のEC運用代行サービスの公式サイト

しるし株式会社は、ECモール運用代行を主軸に、目標設定から戦略立案・実行までを運用マネージャーの伴走で支援します。D2Cや広告のノウハウを運用に組み込み、ブランドの成長を後押しする体制を掲げています。

特許を取得した検知システムによる不正転売対策を提供している点が特徴です。支援はAmazonが中心で、楽天市場向けにも専用ページと実名の導入事例を公開しています。Yahoo!やQoo10は対応モールとして名称が挙がるにとどまります。

料金は公式サイトでは公開しておらず、売上規模や課題に応じた個別見積もりで、固定費型と成果報酬型のいずれにも対応するとしています。詳しい条件は問い合わせで確認する必要があります。

16. ECマーケティング(ECマーケティング株式会社)

ECマーケティングの公式サイト

広告運用やSEO、CRMコンサルティングで売上拡大を支援するのが、販促・マーケティング寄りのECマーケティング株式会社です。集客・接客・追客からサイト制作・モール運用までをカバーし、物流などのバックオフィス業務ではなくWeb上の販促最適化を主軸にしています。

ダイナミック広告向けのデータフィードを自動生成する自社ツール「ECMフィード」を提供しています。商品点数10万点未満のサイトなら、初期費用5万円・1媒体あたり月額4万円から導入できます。総合的な運用代行やコンサルの料金は非公開で、個別見積もりです。

公式の導入事例では、検索訪問数が支援開始から2年2カ月で10.5倍に伸びたメガネブランドの例などが公開されています。2026年1月には大和ハウスグループの企業と共同で、生成AI上での露出度を分析するLLMO対策サービスを始めました。

17. これから(株式会社これから)

株式会社これからの公式サイト

株式会社これからが強みとするのは、自社ECサイトの売上アップに向けた集客・販促の支援です。広告運用やマーケティング分析の代行、幅広いCMSに対応したネットショップ制作、CRM設計などを通じて、D2C・EC事業者の売上拡大を支援します。

自社開発の集客ツール「BuzzEC」「AdSIST」を運用に組み込んでいるほか、ShopifyのパートナープログラムであるShopify Plus Partnersの認定を受けています。2012年設立で、従業員は218名(2025年4月時点)です。

公式のプレスリリースによると、2022年7月時点で2,000社を超えるEC事業者の売上拡大を支援した実績があります。料金は公式サイトでは公開されておらず、資料請求・問い合わせによる個別対応となります。

特定のモールに特化したタイプ

特定のモールの運営に深く特化し、そのモールならではの施策に精通した会社です。主力モールが決まっている事業者に向いています。

18. Limelight(Limelight株式会社)

Limelightの公式サイト

ECモール「Qoo10」の運営に専業特化した運営代行サービスです。運営会社のLimelight株式会社は2024年にQoo10支援を軸に設立され、アカウント開設・商品登録といった新規出店から、運用代行・広告運用、インフルエンサーやSNSを使ったモール外集客までを単一の窓口で引き受けます。

Qoo10の大型セール「メガ割」をはじめとする定期イベントへの対応を業務範囲に明記している点が特徴です。Qoo10を運営するeBay Japan合同会社の公式学習サービス「Qoo10大学」の販売支援サービス紹介ページにも掲載されており、レポーティングは月2回、Slackやチャットワークでのやり取りに対応します。

料金は公式サイトで公開されており、店舗立ち上げプランが月額5万円から、運用代行は月額固定型が25万円から、成果報酬型が月額15万円から+売上の10%です(いずれも下限額で、支援範囲により変動します)。運用代行は月額固定型と成果報酬型のどちらかを選べるため、売上規模や予算に合わせて委託方法を決められます。

19. 楽天運営代行(イーラ株式会社)

イーラの楽天運営代行の公式サイト

静岡県沼津市を拠点とするイーラ株式会社が運営する、楽天市場の運営代行に特化したサービスです。2014年設立の同社はEC支援やWeb制作を手がけており、楽天市場向けには広告運用やページ制作、モール内のSEO対策までを代行します。

代行できる業務は、RPP広告などの広告運用、モール内SEO対策、商品ページの更新・新規作成、メルマガ配信、楽天ECCとの連絡代行、販促企画への対応など幅広く対応します。一方で、受注管理は基本的に対象外としています。店舗の立ち上げ前の相談や、作業部分だけの部分的な依頼にも応じます。

Yahoo!JAPAN公式コマースパートナー認定(2015年)やIT導入補助金の認定支援事業者(2017年)などの認定を受けています。料金は公式サイトに金額の記載がなく個別見積もりとなるため、具体的な費用は問い合わせが必要です。

物流・受注など特定業務を任せるタイプ

物流や受注処理といったバックエンド業務を専門に受託する会社です。人手と倉庫が必要な作業だけを切り出して委託したい事業者に向いています。

20. 関通(株式会社関通)

関通(EC物流・受注管理代行)の公式サイト

株式会社関通は、30年以上の物流実務を基盤に、EC物流(発送)代行と受注管理代行を手がける会社です。持株会社の関通ホールディングスは東京証券取引所グロース市場に上場しています(証券コード9326)。広告運用や集客といった販促の領域は扱わず、受注処理と倉庫内オペレーションの実務を引き受ける点が位置づけの中心です。

受注処理(配送日数の設定や容量判定、商品追加)や倉庫への振り分け、ギフト・熨斗対応から、倉庫内のピッキング・検品・梱包・発送まで、受注業務と物流を一括で任せられます。年間1,000万個規模の出荷実績を持ち、関西・関東を中心に20拠点を超える倉庫網と365日対応体制を備えています。

受注処理のミス率0.008%を品質指標として掲げ、独自開発のチェックリストシステム「アニー」で処理を管理しています。2025年4月には、最短2週間で導入できるパッケージ型の物流サービス「GAOW(ガオウ)」も提供を開始しました。料金はいずれも公開されておらず、要問い合わせです。

21. スクロール360(株式会社スクロール360)

スクロール360の公式サイト

物流(発送)代行を主軸に、受注代行やコールセンター、商品登録や在庫管理などのBPOまで、業務範囲70種類以上を受託するのがスクロール360です。運営元の株式会社スクロール360は、通販事業を60年以上続けるスクロールグループの一員で、物流代行を手がけて20年になります。

商品の撮影・採寸・原稿作成(ささげ業務)や画像加工、受発注処理、在庫管理までを通販のワンストップで一元化できます。物流センターは北海道・関東・東海・関西の全国4地区にあり、健康食品や化粧品など許認可が必要な商材にも対応します。

物流代行は出荷料金をポストイン399円〜、60サイズ580円〜(いずれも税別)と公開しており、初期費用は30,000円〜(税別)、ライトプランなら最短14日で導入できます。誤出荷率0.0016%以下を品質指標として掲げています。受注代行やBPO(商品登録代行など)はプランごとに料金体系が分かれています。

委託先選びで失敗しないための注意点

運営代行は使い方を誤ると、期待した効果が得られないまま費用だけがかさむことがあります。契約前に次の点を確認しておくと、委託後の後悔を避けやすくなります。

「丸投げ」で社内にノウハウが残らないリスク

すべてを委託すると日々の運営負担は軽くなりますが、社内にEC運営のノウハウが蓄積されにくくなります。将来的に内製化を考えている場合は、運用状況を共有してもらえるか、ノウハウの引き継ぎや相談に応じてもらえるかを確認しておくとよいでしょう。委託しながらも自社で運営の全体像を把握できる状態を保つことが大切です。

作業代行にとどまらず戦略提案があるか

運営代行を利用しても売上が伸びないケースでは、依頼内容が指示された作業の代行にとどまり、競合分析や販促戦略、改善提案まで踏み込んでいないことがあります。売上拡大を期待するなら、言われた作業をこなすだけでなく、データにもとづく改善提案や戦略設計まで担ってくれるかを、契約前の提案内容で見極めましょう。

契約期間の縛りと解約条件を確認する

最低契約期間が設けられている場合、短期間での解約に違約金が発生することがあります。成果が出なかった場合に見直しができるか、契約更新の条件はどうなっているかを、契約前に書面で確認しておくと安心です。料金に含まれる業務範囲と、追加費用が発生する業務の線引きもあわせて確認しましょう。

まとめ

ネットショップ運営代行は、任せられる業務の範囲・得意なモール・料金体系が会社ごとに異なります。自社のどの業務に手が回っていないかを整理し、「運営をまるごと任せたい」のか「特定の業務やモールだけ任せたい」のかを軸にタイプを絞り込むと、相性の良い委託先を見つけやすくなります。

料金は委託範囲によって大きく変わり、成果報酬型・月額固定型・複合型で費用のかかり方も異なります。複数社から同じ委託範囲で見積もりを取り、対応業務・支援実績・契約条件を比較したうえで、2〜3社に絞って相談することをおすすめします。自社に合うサービスを診断ツールで確認し、気になる会社の資料をまとめて取り寄せて検討を進めてください。

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よくある質問(FAQ)

Q. ネットショップ運営代行とは何ですか?

A. ネットショップ運営代行とは、自社のECサイトやモール店舗の運営業務を、外部の専門会社に代わりに行ってもらうサービスです。商品登録・ページ制作、受注処理、顧客対応、広告運用、物流まで、EC運営に必要な業務の全部または一部を委託できます。EC専任の担当者やノウハウが社内にない事業者が、売上拡大や業務効率化のために利用します。

Q. ネットショップ運営代行にはどんな業務を任せられますか?

A. ネットショップ運営代行には、構築・新規出店、商品登録・ページ制作、広告運用・集客、受注管理・顧客対応、物流・出荷まで、EC運営に関わる幅広い業務を任せられます。運営全体をまるごと委託することも、社内で手が回らない特定の業務だけを切り出して委託することもできます。自社のどの業務に手が回っていないかを整理したうえで、委託する範囲を決めるとよいでしょう。

Q. ネットショップ運営代行の費用相場はどのくらいですか?

A. ネットショップ運営代行の費用は料金体系によって異なり、本記事で紹介するサービスの公表料金では、月額固定型で一部業務の委託が月5万円前後から、運営全体の委託が月20〜50万円程度、成果報酬型で売上の数%〜10%程度が見られます。

ただし多くの会社が料金を「要お問い合わせ」としており、費用は委託する業務範囲によって大きく変わります。同じ委託範囲の条件で複数社から見積もりを取り、比較することが大切です。

Q. ネットショップ運営代行の初期費用はかかりますか?

A. ネットショップ運営代行の初期費用は、無料の会社から数十万円規模の会社まで幅があります。運営代行のみを委託する場合は初期費用0円とする会社が多い一方、サイト構築や新規出店を伴う場合は初期費用が高くなる傾向があります。見積もりを取る際は、初期費用の有無とあわせて、料金に含まれる業務範囲と追加費用が発生する業務の線引きも確認しておきましょう。

Q. ネットショップ運営代行はどのモールに対応していますか?

A. ネットショップ運営代行の多くは、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングの主要モールと、ShopifyやBASEなどの自社ECに対応しています。会社によってはQoo10・TikTok Shop・au PAYマーケットや、海外向けの越境ECに対応するところもあります。モールごとに運営のノウハウは異なるため、主力にしたいモールでの支援実績が豊富な会社を選ぶと、施策の精度が高まります。

Q. 自社に合うネットショップ運営代行はどう選べばよいですか?

A. 自社に合うネットショップ運営代行は、自社が使うモールへの対応・支援実績、任せたい業務範囲のカバー、料金体系が自社の売上規模に合うか、報告体制や契約条件の明確さを基準に選びます。候補を2〜3社に絞ったら、同じ委託範囲で各社に見積もりや提案を依頼し、対応業務・費用・支援実績を横並びで比較すると、相性の良い委託先を見極めやすくなります。本記事の比較表や選定診断ツールもあわせてご活用ください。

Q. ネットショップ運営代行に依頼しても売上が伸びないことはありますか?

A. あります。作業の代行だけを請け負い、競合分析・広告運用・改善提案といった売上を伸ばす施策が契約範囲に含まれていない場合に起こりがちです。契約前の提案で、戦略設計や定期的な改善提案まで担う会社かどうかを確認すると防ぎやすくなります。

Q. ネットショップ運営代行とフリーランスへの依頼はどちらがよいですか?

A. どちらがよいかは委託したい業務の範囲と規模によって変わり、運営全体を安定した体制で任せたいなら運営代行会社、特定の業務を小さく低コストで切り出したいならフリーランスが向いています。フリーランスは費用を抑えやすい反面、対応できる業務範囲が個人のスキルに左右され、稼働が止まるリスクもあります。運営代行会社は幅広い業務をチームで継続的にカバーできる一方、費用は高くなる傾向があります。

Q. ネットショップ運営代行に丸投げすると、社内にノウハウが残らないのではないですか?

A. 委託の仕方によります。運用レポートの共有や定例ミーティングでノウハウを可視化・引き継ぎできる会社を選べば、丸投げによるノウハウ喪失は緩和できます。将来の内製化を見据えるなら、契約時に運用状況の共有や引き継ぎへの対応可否を確認しておくとよいでしょう。

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監修者

マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト

松嶋真倫

都市銀行にて金融実務を経験後、暗号資産関連スタートアップの創業期に参画し、市場分析・業界調査に従事。2018年にマネックスグループ入社。以降、ビットコインをはじめとするデジタルアセットからマクロ経済環境まで、金融市場を横断した調査・分析および情報発信を担う。FinTech・次世代金融領域のリサーチ統括、各種レポートや書籍の執筆、日本経済新聞など国内主要メディアへのコメント・寄稿、イベント登壇などを行う。2021年3月より現職。
記事内でご紹介している製品・サービスは監修者が選定したものではなく、編集部が独自に選定したものです。
監修の範囲は記事の一般的な解説部分であり、比較表および各製品・サービスの紹介内容は監修の対象外です。

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