経理の記帳や請求書の処理に毎月追われ、本業に手が回らないと感じていませんか。かといって専任の経理担当を雇う余裕はなく、「できるだけ費用をかけずに経理の負担を減らしたい」「経理代行は無料で使えないだろうか」と考えて検索した方も多いはずです。
結論から言えば、記帳から月次決算までを完全に無料で任せられる経理代行はほぼ存在しません。ただし、無料相談や無料トライアルで試せるサービスや、月数千円から小さく始められる低価格のサービスは数多くあります。費用をかけずに経理の負担を減らすには、どの方法を選べばよいのでしょうか。
本記事では、無料・低価格で経理代行を始めたい中小企業・個人事業主に向けて、無料で試せる範囲と料金相場、費用を抑えて頼めるサービス14社の比較、そして経理代行に頼む場合と無料の会計ソフトで自社処理する場合の分かれ目まで整理しました。自社に合った始め方を選ぶための判断材料としてご活用ください。
また、自社の状況に合わせて費用を抑えられるサービスを最短で見つけられるよう、「30秒で終わる選定診断ツール」をご用意しています。ぜひこちらもご活用ください。
目次
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本記事の対象範囲(無料・低価格で経理代行を始めたい方へ)
本記事では、記帳など範囲を絞って月数千円から頼めるサービス、使った分だけ支払う従量・時間制のサービス、無料トライアルや無料相談で試せるサービスなど、無料・低価格で小さく始められる経理代行を中心に取り上げます。費用を抑えて始めたい中小企業や個人事業主が、自社の予算に合う選択肢を見つけられるようにすることが狙いです。
月次決算から税務申告まで本格的に丸ごと委託したい場合や、予算の制約を設けずに経理アウトソーシング全般を広く比較したい場合は、以下の記事もあわせてご覧ください。
経理代行は無料で使える?結論と無料で試せる範囲
ここからは、「経理代行は無料で使えるのか」という疑問に結論から答えます。完全無料で使えるわけではない理由と、無料で試せる範囲を整理します。
完全無料の経理代行が成立しにくい理由
記帳・仕訳入力から月次決算、請求・支払の処理までを継続的に代行するには、担当者の作業時間がそのまま費用になります。経理代行は人の手による業務の肩代わりであり、サーバー費用だけで提供できるソフトウェアとは原価の構造が異なります。そのため、業務そのものをずっと無料で引き受けるサービスは基本的に存在しません。
一方で、記帳や請求書作成といった作業を自社で行うための会計ソフト・請求書ツールには、無料プランや無料トライアルを備えたものがあります。経理の「作業を外部に任せる(代行)」のか、「自分で行う道具を無料で使う(自社処理)」のかで、無料の意味は大きく変わります。この違いは本記事後半の経理代行に頼む場合と無料の会計ソフトで自社処理する場合の分かれ目でくわしく整理します。
無料で試せる範囲(無料相談・無料トライアルと、少額で試す方法)
業務そのものは無料になりませんが、導入前に費用をかけずに試したり、少額から始めたりする手段はあります。費用をかけずに試せる入口と、無料ではないものの少額で始められる方法には、次のようなものがあります。
- 無料相談・無料見積もり:自社の業務量や課題を伝え、対応範囲と月額の見積もりを無料で受けられます。契約前の無料相談を用意するサービスがあり(どのサービスかは後述の比較表で確認できます)、費用感をすり合わせてから依頼できます。
- 無料トライアル:一定時間の作業を無料で試せるサービスもあります。実際の担当者の対応品質や進め方を、費用をかけずに確かめられます。
- 少額・従量で小さく始める(無料ではない):契約期間の縛りや基本料金なしで、使った分だけ・必要な月だけ依頼できる従量制のサービスなら、月数千円から小さく始められます。無料ではありませんが、いきなり年間契約を結ばずに相性を確かめられます。
本記事で取り上げる14社のうち、実際の作業を試せる無料トライアルを用意するのは i-STAFF(3時間)の1社にとどまります。ほかのサービスで費用をかけずにできるのは、契約前の無料相談・無料見積もりの範囲です。
どのサービスがどの入口を用意しているかは、記事後半の比較表の「無料で試せる範囲」の列と、各サービスの個別紹介で具体的に確認できます。無料トライアルで試せる作業範囲は限定的な場合が多く、月次決算や税務申告まで無料で確かめられるわけではない点には注意が必要です。
経理代行とは?依頼できる業務と任せる範囲の決め方
料金相場やサービスの選び方を理解する前提として、経理代行に依頼できる業務の範囲を整理します。どこまでを任せたいかによって、必要な費用も大きく変わります。
経理代行(経理アウトソーシング)とは、企業の経理業務を外部の専門会社や会計事務所が代わりに行うサービスです。依頼できる業務は、日常的な記帳・仕訳入力、請求書の発行、入出金・売掛金/買掛金の管理、経費精算の処理から、月次決算、年次決算の補助、給与計算まで幅広くあります。
どこまでを頼むかは自由に選べます。記帳だけを切り出して任せれば費用は抑えられ、月次決算や税務申告まで一気通貫で任せれば費用は上がります。費用を抑えたい場合は、「自社でできる作業」と「外に出したい作業」を切り分け、依頼する範囲を絞るのが基本です。無料で頼める業務はありませんが、範囲を絞ることで費用そのものを下げられます。
記帳代行・税理士(顧問)との違い
経理代行と似た言葉に「記帳代行」と「税理士(顧問)」があります。費用を抑えたいときは、この3つの違いを押さえておくと依頼先を選びやすくなります。
- 記帳代行:仕訳入力・記帳に範囲を絞った代行です。対応範囲が狭いぶん費用が最も抑えやすく、仕訳数が少なければ月数千円から頼めます。
- 経理代行:記帳に加えて請求・支払・月次決算の補助など、経理業務全般を任せられます。記帳代行より対応範囲が広く、費用も上がります。
- 税理士(顧問):税務申告や税務相談など、税理士資格が必要な業務に対応します。決算・申告まで任せたい場合に必要ですが、顧問料は別にかかります。
記帳代行や経理代行の会社でも、提携する税理士を通じて決算・申告まで対応できる場合があります。決算・申告まで含めて費用を抑えたいなら、記帳から申告までをワンストップで低価格に請け負うサービスを選ぶ方法もあります。
記帳だけに絞って依頼先を比べたい方は、各社の料金を1仕訳あたりの単価にそろえて比べ、税理士に頼む場合との違いまで整理した以下の記事も参考になります。
経理代行の料金相場はいくら?業務範囲・仕訳数・依頼先別
「結局いくらかかるのか」は、依頼する業務範囲・仕訳の量・依頼先の種類で大きく変わります。ここでは、本記事で取り上げるサービスが公表している料金をもとに、費用の目安を整理します。実際の金額はサービスごとに異なるため、具体額は後半の比較表で確認してください。
業務範囲別の料金相場(記帳のみ/月次決算まで/決算・申告まで)
任せる範囲が広がるほど費用は上がります。費用を抑えたいなら、どこまで任せるかを先に決めるのが近道です。
- 記帳のみ(記帳代行):仕訳入力・記帳に絞れば、月数千円から数万円程度が目安です。仕訳数が少ないほど安くなります。
- 記帳+月次決算:記帳に月次の試算表作成などを加えると、月1万円台から数万円程度が目安になります。
- 決算・申告まで一気通貫:記帳から年次決算・税務申告まで任せる場合、低価格の定額サービスなら月3千円台〜3万円前後から対応するものもあります(決算料が月額とは別にかかる場合があります)。中〜大規模向けの本格的な経理アウトソーシングでは月10万円以上になることもあります。
費用を抑えたい予算重視の企業であれば、まずは記帳だけを切り出し、決算・申告は低価格でワンストップ対応するサービスや既存の顧問税理士と組み合わせる方法が現実的です。
仕訳数別の費用の目安
記帳代行の料金は、月あたりの仕訳数(取引の件数)で段階的に決まる形が一般的です。自社の毎月の取引件数をもとに、おおよその費用を見積もれます。
本記事で取り上げるサービスの公表料金を見ると、月50仕訳程度までなら月数千円、月100仕訳程度で月1万円前後が一つの目安です。取引件数が増えるほど料金は上がるため、領収書や請求書の枚数を数えておくと、見積もりの精度が上がります。従量制のサービスなら、仕訳数が月によって変動しても無駄なく依頼できます。
依頼先別の料金相場(記帳代行・経理代行会社・税理士・フリーランス)
同じ経理の外注でも、どこに頼むかで費用の傾向が変わります。費用を抑えたい順に、依頼先の特徴を整理します。
- 記帳代行の専門会社:記帳に特化するぶん最も低価格で、月数千円から頼めます。決算・申告は範囲外のことが多く、別途の対応が必要です。
- 経理代行会社:記帳から請求・支払・月次決算まで幅広く任せられます。費用は記帳代行より上がりますが、低価格の定額プランを用意する会社もあります。
- 税理士・会計事務所:決算・申告まで一貫して任せられます。記帳から申告までをまとめた低価格の定額プランを設ける事務所もあります。
- フリーランス・個人への依頼:単発や少量の記帳を低予算で頼めますが、品質や継続性、情報管理の体制は依頼先ごとに差があります。
費用を抑えて経理代行を始める方法とサービスのタイプ
相場を踏まえ、ここからは「費用をどう抑えるか」を、費用の抑え方別の3つのタイプで整理します。自社の状況に近いタイプを見つけると、候補を絞り込みやすくなります。

記帳を中心に範囲を絞って低価格で頼む記帳代行
仕訳入力・記帳に範囲を絞り、月数千円から頼めるタイプです。決算・申告は自社や顧問税理士で対応し、手間のかかる記帳だけを外に出したい企業に向きます。費用を最も抑えやすく、初期費用や最低契約期間がないサービスも多いため、小さく始めたい個人事業主・小規模企業の入口になります。
記帳から決算・申告まで低価格の定額で任せる経理代行
記帳から月次処理、年次決算・税務申告までを、月数千円〜3万円台の定額で一気通貫に任せられるタイプです。経理の専任担当を置けない中小企業やスタートアップが、申告まで含めて丸ごと低価格で任せたい場合に向きます。無料相談で対応範囲と月額を確かめてから始められるサービスもあります。
変動費・時間制で小口から始める経理代行
使った時間や作業量に応じて費用が変わる、変動費・時間制のタイプです。毎月の業務量が一定でない企業や、経理に限らずノンコア業務をまとめて少しずつ外に出したい企業に向きます。無料トライアルで対応品質を試せるサービスや、使わなかった分を翌月に繰り越せるサービスもあり、小口から無駄なく始められます。
自社がどのタイプに合うか判断が難しい場合もあります。そのような場合でも、自社の状況に合わせて費用を抑えられるサービスを最短で見つけられるよう、「30秒で終わる選定診断ツール」を以下にご用意しています。ぜひこちらもご活用ください。
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【比較表】費用を抑えて頼める経理代行14社の料金・対応範囲比較
ここからは、無料・低価格で始められる経理代行14社を、料金の目安・料金体系・対応範囲・無料で試せる範囲・最低契約期間・対象(法人/個人)で比較します。予算と任せたい範囲に合わせて、候補を見つける材料としてご活用ください。
料金の前提(仕訳数・作業時間・プラン)はサービスごとに異なります。金額だけを横並びにせず、自社の業務量に当てはめて見てください。費用を最優先するなら、記帳に絞った上段のタイプが最安帯です。また価格だけでなく、後述の失敗しない選び方で挙げる対応業務範囲・実績・セキュリティ・サポートの4点もあわせて確認すると、安さだけで選んで後悔せずに済みます。
| サービス名 | 記帳代行ドットコム | TOP ONE 経理代行センター | TOTAL経理代行センター | KANBEI(カンベイ) | はたらく記帳代行 | 経理入力PRO | Tenbook(テンブック) | Wheat Accounting | ゼロ経理 | 経理宅配便(辻・本郷) | 税務会計サポート(ミネルバ) | ロコアシ | i-STAFF(アイスタッフ) | Bricks&UK アウトソーシング |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 料金目安 | 月5,500円〜 (50仕訳・税込) | 月11,000円〜 (100仕訳・入力サポート・税込) | 月10,000円〜 (100仕訳・税抜) | 月1,100円〜 (個人・仕訳なしのライト。記帳ありは個人30仕訳6,600円〜/法人50仕訳16,500円〜。税込) | 月2,980円〜 (約50仕訳・税抜) | 1,200円〜 (アプリ送信1〜30件・税抜) | 月29,500円〜 (免税事業者・税別) | 月30,000円〜 (スモール・初年度価格) | 月3,980円〜 (設立・開業初年度の割引価格、税抜。決算料別途) | 月30,000円〜 (年商1,000万円まで・税抜) | 月7,000円〜 (個人・記帳チェック。決算料別途) | 月45,000円〜 (10時間・税別) | 月81,000円〜 (30時間・12ヶ月・税抜) | 10,000円〜 (サービス単位・件数別・税込) |
| 料金体系 | 仕訳数別の定額 | 仕訳数別の定額 | 仕訳数別の定額 | 仕訳数別の定額 | 従量(仕訳数別) | 従量(件数別) | 定額 | 定額(従量も可) | 定額 | 定額(サブスク) | 仕訳数別の定額 +決算料別途 | 時間制(変動費) | 時間制 | 従量(件数別) |
| 対応範囲 | 記帳(試算表まで) 決算・申告は提携税理士 | 記帳(入力サポート/丸投げ) 申告は提携税理士 | 記帳(振込・請求等も) 決算・申告はグループ税理士法人(別) | 記帳・月次決算 決算・申告は提携税理士 | 記帳(帳簿作成まで) 決算・申告は非対応(税理士紹介) | 入力・仕訳データ化まで (帳簿確定・試算表は範囲外) | 記帳〜決算・申告 | 記帳〜月次決算(給与計算含む) 税務申告は連携税理士 | 記帳〜決算・申告 (決算料別途) | 記帳〜決算・申告(ワンストップ) | 記帳〜決算・申告 | 請求書管理・経理データ処理等 (記帳・決算の可否は要確認) | 記帳・請求・支払・経費精算 (決算・申告は要確認) | 記帳・請求・売掛買掛・振込等 決算・税務はグループ税理士法人 |
| 無料で試せる範囲 | なし | 無料相談あり | 無料相談あり | なし | なし | なし | なし | 無料相談あり | 無料相談あり | なし | 無料相談あり | なし | 無料トライアルあり(3時間) | なし |
| 最低契約期間・初期費用 | 初期費用0円 最低契約期間なし | 初期費用 記載なし 最低契約期間 記載なし | 初期費用 記載なし 最低契約期間 記載なし | 初期費用 記載なし 最低6ヶ月(自動更新) | 初期費用0円 最低契約期間なし | 初期費用 記載なし 最低契約期間なし(都度利用) | 初期費用 公式未記載 最低契約期間 記載なし | 初期費用あり(初月のみ・見積) 最低契約期間 記載なし | 初期費用 記載なし 最低契約期間 記載なし | 初期費用 記載なし 最低契約期間 記載なし | 初期費用 記載なし 最低契約期間 記載なし | 初期費用0円 最低契約期間 要確認 | 初期費用 記載なし 最低3ヶ月〜 | 初期費用 記載なし 最低契約期間なし(後払い) |
| 対象 | 法人・個人事業主 | 法人・個人事業主 (公式に明記なし・個人は要問い合わせ) | 法人・個人事業主 (公式に明記なし・個人は要問い合わせ) | 法人・個人事業主 | 法人・個人事業主 | 法人・個人事業主 | 法人(個人向けの記載なし) | 法人のみ | 法人・個人事業主 | 法人・個人事業主(小規模) | 法人・個人事業主 | 法人 | 法人 | 法人(中小・〜150名中心) |
| 詳細情報 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式資料を見る | 公式資料を見る | サービス詳細を見る | 公式サイト | 公式サイト | 公式資料を見る | サービス詳細を見る | サービス詳細を見る |
※上記は2026年10月時点の各社公式情報等をもとにした料金・対応範囲の目安です。税込・税抜の別や最新の金額・条件は各社の公式情報をご確認ください。
費用を抑えて頼める経理代行サービスの個別紹介
ここからは、費用を抑えて頼める経理代行を、前述の3つのタイプ別に個別に紹介します。各サービスの料金・対応範囲・無料で試せる範囲を具体的に確認できます。
記帳を中心に範囲を絞って低価格で頼む記帳代行
1. 記帳代行ドットコム(株式会社ビジョン)

東証プライム上場の株式会社ビジョンが運営する記帳代行サービスです。領収書や請求書、通帳などの証憑をデータまたは郵送で送ると、仕訳・帳簿作成を代行します。2025年10月にはマネーフォワードとの協業も発表しています。
料金は仕訳数とプランで決まり、最安はシンプルプランの50仕訳で月5,500円(税込、2026年10月時点)です。初期費用は0円、最低契約期間・解約金もなく、小さく始めやすい料金体系になっています。月平均201仕訳以上は個別相談です。
対応範囲は証憑の仕訳・記帳が中心で、試算表や出納帳を出せる状態までを引き受けます。月次チェックはバリュー以上、紙書類のスキャン・データ化や部門・品目付けの仕訳はプレミアムで対応します。決算・確定申告は自社では行わず、提携税理士を無料で紹介する形です。
2. TOP ONE 経理代行センター(株式会社TOP ONE)

記帳代行を「入力サポート」と「丸投げパック」の2コースで提供するサービスで、株式会社TOP ONEが運営しています。月間仕訳数の区分ごとに料金が公開されており、依頼前に費用を把握しやすい構成です。
料金は税込・月額で、入力サポートは100仕訳まで11,000円から、顧客の作業が一切不要な丸投げパックは100仕訳まで16,500円からです(2026年10月時点)。700仕訳を超える場合は別途見積もりとなります。初期費用や最低契約期間は公式に明記がないため、無料相談で確認するとよいでしょう。
申込前の初回相談は無料で、電話窓口(平日9:00〜19:00)も設けています。申告書の作成はこのサービスの範囲外で、顧客指定の税理士または提携税理士(紹介料無料)が担います。5営業日・10営業日で仕上げる特急納品のオプションも選べます。
3. TOTAL経理代行センター(株式会社TOTALマネジメント)

株式会社TOTALマネジメントが全国19拠点・完全オンライン対応で手がける経理アウトソーシングで、記帳代行を仕訳数別の定額で頼めます。領収書・請求書を送れば、会計ソフトへの取引入力を代行する形です。
記帳代行の料金は税抜・月額で、100仕訳まで10,000円から始まり、700仕訳を超えると100仕訳ごとに5,000円ずつ加算されます(2026年10月時点)。資料提供後、入力完了まではおおむね3週間が目安です。ただし、ネットバンキングが未契約の場合は追加料金がかかります。
初期費用や最低契約期間は料金ページに記載がなく、税務顧問契約も必須ではありません。決算・申告が必要な場合は、グループの税理士法人が別サービスとして対応します。導入前の面談は電話・WEBで無料予約できます。
4. KANBEI(株式会社Wiz)

freee会計とマネーフォワード クラウド会計に対応を絞った記帳代行で、株式会社Wizが「KANBEI」として提供しています。証憑のスキャンから会計ソフトへの入力までを一括で代行し、月次決算にも対応します。
料金はすべて税込で、個人事業主向けは仕訳のない「ライト」プランが月1,100円から、30仕訳で月6,600円など、法人向けは50仕訳の月16,500円から用意されています(2026年10月時点)。対応ソフトを2種類に絞ることで低価格を実現している構成です。
最低利用期間は6ヶ月ごとの自動更新で、6ヶ月以内に解約すると15,000円(非課税)がかかります。前期分のデータ投入は無料です。記帳に加えて給与計算や経理財務・人事労務まで段階的にオプション追加でき、決算・確定申告は提携税理士が対応します。
5. はたらく記帳代行(Move for People株式会社)

経理担当者が不在・退職した中小企業などを対象に、資料の会計ソフト入力から帳簿作成までを引き受ける記帳代行です。運営はMove for People株式会社で、freee会計向けのプランを公開しています。
初期費用はなく、料金は仕訳数に応じた従量制です。約50仕訳までが月2,980円(税抜)で、50仕訳を超えるごとに3,000円(税抜)ずつ加算されます(2026年10月時点)。最低契約期間もないため、少量の記帳から低額で始められます。
成果物は総勘定元帳・仕訳日記帳・損益計算書・貸借対照表などで、仕訳データは米国公認会計士(USCPA)がチェックします。全資料がそろってから最短3営業日で納品します。決算整理や確定申告書の作成は対応しておらず、必要な場合は提携税理士法人を紹介します。
6. 経理入力PRO(株式会社シスプロ)

領収書・レシートの入力を切り出して頼める従量制のサービスで、株式会社シスプロが運営しています。2名のオペレーターが別々に入力し、システムで不一致を検出する「ベリファイ入力」方式を採用しています。
基本料金や契約期間の縛りはなく、送付方法ごとに料金が決まります。最も安いアプリ送信は30件まで1,200円(税抜)で、メール送信は50件まで1,980円、郵送は50件まで2,980円です(いずれも税抜、2026年7月時点)。件数が増えるほど1件あたりの追加単価は下がります。
領収書・レシートをデータ化し、指定した会計ソフトに合わせた形式で仕訳データを納品するところまでが対応範囲です。記帳代行が通常含む帳簿の最終確定や月次試算表の作成は公式に案内がなく、入力・データ化を切り出して依頼するサービスと位置づけられます。決算・申告まで任せたい場合は、ほかの選択肢と組み合わせる必要があります。
記帳から決算・申告まで低価格の定額で任せる経理代行
7. Tenbook(シンアカウンティングサービス株式会社)

公認会計士・税理士の上田昌宏氏が代表を務めるシンアカウンティングサービス株式会社が運営する経理代行サービスです。自社開発のクラウド会計ソフト「10book」を使い、記帳から決算書作成、法人税・消費税などの申告までをオンラインで代行します。
料金は免税事業者で月額29,500円、課税事業者で月額43,500円から(いずれも税別、2026年10月時点の公式サイト)です。記帳から申告書の作成までが月額に含まれ、決算料は0円とされています。給与計算や年末調整は別途のオプション扱いです。
経理の専任者を置かない中小企業やスタートアップを主な対象とし、原則3名の体制で対応します。記帳と税務申告をまとめて低価格の定額で任せたい事業者の選択肢になります。
8. Wheat Accounting(株式会社Wheat)

スタートアップや中小企業のバックオフィスを対象に、株式会社Wheatが提供する経理アウトソーシングサービスです。記帳・請求書作成・経費精算・給与計算・月次決算など日々の経理業務を代行し、税務申告は連携する税理士が担います。
料金は月額30,000円からの定額制(2026年10月時点)で、初期費用は初月のみ発生します(金額は見積時に提示)。契約前には45分の無料オンライン相談を受けられ、対応範囲と月額を確かめてから始められます。
ただし利用できるのは法人のみで、個人事業主は対象外です。決算・確定申告だけの単発依頼は原則受け付けておらず、月次での継続利用が前提となります。
9. ゼロ経理(ゼロ税理士法人)

月額3,980円からの低価格を掲げる記帳代行・経理代行サービスで、公認会計士でもある代表の税理士が管理する体制を取ります。小規模な事業者に特化し、記帳から決算、法人税・消費税の申告までをオンラインで全国対応します。
月額料金は記帳代行と税務顧問を含み、年間の売上または経費の大きい方で決まります(税抜、2026年10月時点)。表示の3,980円は法人の設立初年度(個人事業主は開業初年度)の割引価格で、決算料は別途かかります。
会計ソフトはfreee・マネーフォワード・弥生から選べ、同社の弥生会計を使う場合は無料です。契約前に無料のオンライン相談を用意しています。
10. 経理宅配便(辻・本郷税理士法人)

全国に拠点を持つ辻・本郷税理士法人が、小規模事業者・個人事業主向けに運営する記帳代行から決算・申告までのワンストップサービスです。会計記帳から決算書作成、法人税・所得税・消費税などの申告までを代行します。
料金は開業から年間売上高1,000万円までが月額30,000円(年額360,000円、税抜、2025年6月時点)です。決算申告料は月額に含まれ、別途の決算料はかかりません。適格請求書発行事業者は月額に10,000円が加算されます。
記帳代行は月200件まで対応し、超えた分は1件100円です。独自のクラウド会計ソフトが無償提供され、入力を同法人に任せることも自社で行うこともできます。
11. 税務会計サポート(ミネルバ税理士法人)

東京・五反田のミネルバ税理士法人が、記帳代行から決算・申告までを担う税務会計サポートです。記帳を丸ごと任せる「記帳代行プラン」と、自社で記帳して税理士が確認する「記帳チェックプラン」の2つから選べます。
法人の月額は記帳チェックプランが10,000円から、記帳代行プランが15,000円からで、設立年数や記帳件数で段階的に上がります(2026年10月時点)。毎月の料金とは別に、決算・申告料が年額で加算されます(税込・税抜の別は要問い合わせ)。
個人事業主向けには月額7,000円からのプランがあり、確定申告は80,000円からです。初回相談は無料で、会計ソフトはfreee・マネーフォワードクラウド・弥生会計に対応します。
変動費・時間制で小口から始める経理代行
12. ロコアシ(株式会社ロコタビ)

株式会社ロコタビが運営するロコアシは、専任の「生成AIディレクター」が窓口となり、生成AIと専門人材を組み合わせて経理をはじめとするノンコア業務を代行するオンライン秘書・AI BPOサービスです。
初期費用は0円で、月10時間45,000円から始められ、業務量に応じて30時間(100,000円)・50時間(160,000円)へ広げられます(いずれも税別、2026年9月時点)。使わなかった時間は翌月へ繰り越せるため、毎月の業務量が一定でない企業でも小口から無駄なく依頼できます。
経理面では請求書管理や経理データ処理などに対応しますが、記帳・仕訳や決算・申告まで任せられるかは依頼内容により異なるため、個別の確認が必要です。契約から平均1週間程度で稼働を開始できます。
自社で経理担当を採用する場合と変動費で外注する場合のコスト面の違いについて、運営元の株式会社ロコタビはインタビューで次のように説明しています。

ロコアシは変動費として利用できます。自社採用の場合は給与だけでなく社会保険料や各種税金など固定費がかかりますし、繁閑に応じた増減もできません。ロコアシであれば依頼内容に応じて月額が変わる柔軟なパッケージになっていますので、経営面でのメリットがあります。
13. i-STAFF(アイスタッフ)(株式会社ビープラスト)

記帳代行から請求書作成、振込・支払いの代行、経費精算まで、経理の日常業務を実働時間制で任せられるのがi-STAFFです。運営元は、オンラインアシスタント事業を手がける株式会社ビープラストです。
料金は実働30時間/月を基準とした月額制で、契約期間が長いほど単価が下がります。ライト(3ヶ月)114,000円、ベーシック(6ヶ月)93,000円、プレミアム(12ヶ月)81,000円で、いずれも税抜・2026年6月時点の料金です。
契約前に3時間分のオンライン秘書を無料で試せるトライアルを用意し、満足できなかった場合の返金保証も設けています。対応時間は平日9〜18時で、品質を確かめてから始めたい企業が小さく導入しやすいサービスです。
14. Bricks&UKアウトソーシング(株式会社Bricks&UK Outsourcing)

Bricks&UKアウトソーシングは、税理士法人Bricks&UKを母体とする株式会社Bricks&UK Outsourcingが提供する経理代行サービスです。従業員150名以下の中小企業・ベンチャーを主な対象としています。
料金は業務ごとの件数に応じた段階制で、必要なサービスだけを都度見積もりで依頼できます。たとえば請求書作成(Excel)や振込代行は10件までが各10,000円、ファームバンキングを使う給与振込は一律5,000円です(いずれも税込)。記帳代行は仕訳数などに応じた個別見積もりとなります(2026年6月時点)。
支払いは後払い制で、最低契約期間は設けていません。記帳や請求書発行、売掛・買掛管理、振込代行、資金繰り表の作成など幅広い経理業務に対応し、必要な業務だけを小口から依頼できます。ただし、決算・税務申告は母体の税理士法人が担う領域のため、どこまで任せられるかは事前に確認しておくと安心です。
経理代行に頼むか、無料の会計ソフトで自社処理するか|分かれ目
費用を抑えたい場合、経理代行に頼むほかに「無料の会計ソフトで自社処理する」という選択肢もあります。どちらが得かは、経理にかけられる時間と業務量で分かれます。

記帳や請求書作成を自社で行う会計ソフト・請求書ツールには、無料で使い始められるものがあります。たとえばマネーフォワード クラウド会計は1か月、freee会計は30日間の無料お試しを用意しています(いずれもクレジットカード登録不要)。請求書サービスのINVOYは、請求書の作成・発行を無料のFreeプランで利用できます。ソフトの利用料を抑えれば、経理の作業を自分で行うぶん、外注費はかかりません。
ただし同じ「無料」でも、ずっと無料で使い続けられるのか期間限定のお試しなのか、どの書類まで無料で作れるのかは製品ごとに異なります。無料で使える会計ソフトを法人・個人事業主別に見比べたい場合は、以下の記事もあわせてご覧ください。
自社処理が向くのは、取引件数が少なく、経理に充てる時間を確保できる場合です。無料〜低価格のソフトで記帳から申告まで自力でこなせれば、費用は最小限に抑えられます。一方で、取引件数が多い、経理にかける時間がない、記帳や決算のミスが不安といった場合は、経理代行に頼む方が結果的に時間と手間の節約になります。
分かれ目は、自社処理にかかる時間を人件費に換算して料金と比べると見えてきます。たとえば月の経理作業に10時間かかっているなら、時給2,000円で換算して月20,000円分の時間コストです。
月100仕訳程度の記帳を低価格の記帳代行に出せば月1万円前後で済むため、空いた時間を売上につながる仕事に回せるなら、外注した方が得になりやすい計算です。逆に、取引が少なく月数時間で終わるなら、無料〜低価格のソフトで自社処理する方が費用を抑えられます。
記帳だけを低価格の記帳代行に出し、会計ソフトでの確認や申告は自社で行うなど、両者を組み合わせて費用を抑える方法もあります。
出典・参考資料(3件)
経理代行を利用するメリット・デメリット(費用対効果の観点)
費用を払って経理代行に頼むことには、コスト面でのメリットと、注意すべきデメリットの両方があります。費用対効果の観点から整理します。
経理代行を利用するメリット
最大のメリットは、経理の専任担当を雇うよりも費用を抑えられる点です。採用・教育のコストや、社会保険料を含む人件費と比べると、必要な範囲だけを外注する方が総額を抑えられる場合が多くあります。経理担当の急な退職で業務が止まるリスクや、特定の人しか処理できない属人化も避けられます。
専任担当を採用した場合の負担について、経理代行を手がけるWheat Accounting(株式会社Wheat)の代表はインタビューで次のように述べています。

最近特に多いご相談は、「急な退職で経理が止まってしまった」「担当者にしかやり方がわからない」といった、退職と属人化にまつわる切実な課題です。自走できる経理人材を新たに採用する場合、年収600万〜700万円程度の費用負担が生じるだけでなく、採用後の教育や管理負担も決して軽くはありません。中小企業にとって、これほどの人件費を「固定費」として抱え続けることは、経営上の大きなリスクになりかねません。
記帳や請求処理を外に出せば、経営者や従業員が本業に集中できる時間も生まれます。浮いた時間を売上につながる業務に充てられることも、費用に見合う効果の一つです。
デメリット・注意点
一方で、経理を外部に任せると社内に経理のノウハウが蓄積されにくくなります。将来的に経理を内製化したい場合は、業務の進め方を把握できる体制を残しておく必要があります。
請求書や通帳など機密性の高い情報を外部に渡すため、情報漏えいのリスクにも注意が必要です。秘密保持契約の有無やセキュリティ体制を契約前に確認しましょう。費用の安さだけで選ぶと、対応範囲が想定より狭かったり、連絡が取りにくかったりして、かえって手間が増えることもあります。
安さだけで選ばない:失敗しない経理代行の選び方
費用を抑えることは大切ですが、安さだけで選ぶと対応範囲や品質で後悔することがあります。費用対効果で選ぶための4つの観点を押さえましょう。
自社に必要な対応業務範囲をカバーしているか
最も重要なのは、任せたい業務をそのサービスが引き受けられるかです。記帳だけで足りるのか、月次決算や税務申告まで必要なのかで、選ぶべきサービスは変わります。料金が安くても、記帳のみで決算・申告は範囲外というケースは多く、不足分を別途依頼すると割高になることもあります。まず自社が外に出したい業務を洗い出し、その範囲を低価格でカバーできるかで判断しましょう。
導入実績・信頼性は十分か
経理は会社のお金を扱う業務のため、依頼先の実績と信頼性は欠かせません。導入社数や運営会社の事業規模、提携税理士の有無などから、継続的に任せられる体制かを確認しましょう。低価格でも、母体が会計事務所や上場企業であれば安心材料になります。料金体系が明朗で、追加費用の条件が事前に示されているかも、信頼性を見るうえでの判断材料です。
セキュリティ体制は整っているか
請求書・通帳・取引先情報など、機密情報を預けることになります。秘密保持契約を結べるか、情報の受け渡しや保管の方法が安全か、プライバシーマークやISMS認証などの第三者認証を取得しているかを確認しましょう。オンライン完結型のサービスでは、データのやり取りに使うツールのセキュリティも見ておくと安心です。
サポート・コミュニケーションの取りやすさ
低価格のサービスでは、やり取りの手段や頻度が限られることがあります。質問への回答が遅い、連絡手段がメールのみといった体制だと、月次の締めや決算期に支障が出かねません。チャットや電話での相談ができるか、担当者が固定されるか、対応時間はいつかを確認し、自社の運用に合うかを見極めましょう。無料相談の段階で、レスポンスの速さや説明の分かりやすさを確かめておくとよいでしょう。
まとめ
記帳から決算までを完全に無料で任せられる経理代行はほぼありませんが、無料相談や無料トライアルで試せるサービスや、月数千円から小さく始められる低価格のサービスは数多くあります。費用を抑えるには、任せたい業務範囲を絞り、記帳代行・定額型・変動費型のうち自社に合うタイプから候補を探すのが近道です。
取引件数が少なく経理に時間を割けるなら、無料の会計ソフトで自社処理する選択肢も検討に値します。自社の業務量と、かけられる時間・費用を照らし合わせ、安さだけでなく対応範囲・信頼性・セキュリティ・サポートも含めて、費用対効果の高い始め方を選びましょう。
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経理代行の無料・費用に関するよくある質問
Q. 経理代行とは何ですか?
A. 経理代行とは、記帳・請求処理・月次決算などの経理業務を、外部の専門会社や会計事務所に代わりに行ってもらうサービスです。日常的な記帳から請求・支払の処理、月次決算、年次決算や申告の補助まで依頼範囲を自由に選べ、任せる範囲を絞るほど費用を抑えられます。
Q. 完全無料で使える経理代行はありますか?
A. 経理代行は、記帳から月次決算までを継続して完全に無料で任せられるサービスは基本的に存在しません。担当者の作業時間がそのまま費用になるためです。無料で使えるのは、無料相談・無料トライアルといった導入前のお試しや、記帳などの作業を自分で行うための会計ソフトの無料プランに限られます。
Q. 経理代行の無料相談では何が分かりますか?
A. 経理代行の無料相談では、自社の業務量に対する対応範囲と月額の見積もり、外注でどの程度コストを抑えられるかを費用をかけずに確かめられます。契約前に担当者のレスポンスの速さや説明の分かりやすさも確認でき、費用感と相性をすり合わせる入口になります。
Q. 経理代行を最も安く頼むにはどうすればよいですか?
A. 経理代行の費用を抑えるには、自社でできる作業と外に出したい作業を切り分け、記帳など範囲を絞って依頼するのが基本です。記帳だけなら月数千円から頼め、決算・申告は低価格の定額サービスや既存の顧問税理士と組み合わせると、総額を抑えられます。
Q. 経理代行の料金は仕訳数でどう変わりますか?
A. 記帳代行の料金は、月あたりの仕訳数(取引件数)で段階的に上がる形が一般的です。本記事で取り上げるサービスの公表料金では、月50仕訳程度までなら月数千円、月100仕訳程度で月1万円前後が一つの目安です。毎月の件数が変動する場合は、使った分だけ支払う従量制を選ぶと無駄がありません。
Q. 経理代行に決算・申告まで安く頼めますか?
A. 決算・申告まで含めても、記帳から税務申告までをワンストップで請け負う低価格の定額サービスなら、月3千円台〜3万円前後から任せられます。ただし記帳代行の多くは決算・申告が範囲外のため、申告まで必要な場合は提携税理士の有無や定額プランの対象範囲を事前に確認しましょう。
Q. 無料の会計ソフトで自分でやるのと経理代行はどう違いますか?
A. 無料の会計ソフトでの自社処理と経理代行の分かれ目は、経理にかけられる時間と毎月の取引件数です。取引が少なく時間を割けるなら、無料〜低価格のソフトで自力処理すれば外注費はかかりません。一方で取引が多い、経理に時間を割けない、記帳や決算のミスが不安という場合は、経理代行に頼む方が結果的に時間と手間の節約になります。
Q. 個人事業主でも経理代行を使えますか?
A. 個人事業主でも、開業初年度の割引や月1,000円台の少額プランなど、個人向けの料金を用意した経理代行・記帳代行があります。ただしサービスによっては法人のみを対象としている場合もあるため、申し込み前に個人事業主が利用できるかを確認しておくと安心です。
Q. 顧問税理士がいても経理代行を頼めますか?
A. 顧問税理士がいても経理代行は利用でき、税理士には申告を、代行会社には日々の記帳・実務を分担させることで、コストを抑えつつ品質を高められます。顧問料の中で記帳まで依頼すると割高になる場合は、記帳だけを低価格の記帳代行に切り出す方が総額を抑えられることもあります。
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マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 暗号資産アナリスト
松嶋真倫
監修の範囲は記事の一般的な解説部分であり、比較表および各製品・サービスの紹介内容は監修の対象外です。


















